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象 照応現 逆接

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Academic year: 2021

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(1)

‑ 「 し か し 」 の 用 法 を 中 心

加 藤 重 広

*

:

逆 接

,

接 続 詞

,

し か し」,

談 話 標 識

,

知 識 管

0

.

本稿

関 心

, 「 し か し

や 「

や 「 だ が

な ど

接 続 詞

,

《逆 接≫

接 続 詞

あ る と

説 明

れ る

ま た,

接 続

わ る

助 詞 類 も

, そ の

意 味 用 法

い て, や は り,

《逆 接》

な ど

用 語

ら れ ると が あ る

こ の

場 合

,

《逆 接》

,

《順 接≫

を な

す 概 念

と し

れ るのが

普 通

であ る が, あ えて, これ らの

用 語

ずに

説 明

す ること も

な く ない

.

ー 2 3

にな

し か し, ま だ

成 績 優 秀

し か し,

は そ れほど

優 等 生

は な

圭 介

はよ く

欠 席 す

し か し,

浩 志

毎 回 出 席

て い

こ の

「 し か し」 の

用 法

は,

《逆 接≫

わ れ るのが

普 通

あ る が,

関 係 上

は は た し

だ ろ う か

ま た,

逆 接

わ れ る

用 法

と し

記 述 す

ること が,

なのだ ろ う か

。 本 稿

で は,

《逆 接≫

がいか な る

概 念

と して

定 義

さ れて いる か, ま た,

《逆 接》

を 以 「 し か し

ご と き

接 続 詞

た ぐ

記 述

,

分 析

する こと が

妥 当

, さ らに,

妥 当

でないと す れ ば,

どの よ うに

記 述

し,

分 析

き な, に い て

順 次 検 討

て い と と

接 続

,

先 行 す

内 容

後 続

内 容

関 係

け る

機 能

して いるの であ れ ば, これは

統 語 論

う る もの で は な く,

論 的

分 析

必 要

る もの であ ると ば

十 分 考

え ら れ る

。 統 語 論

内 部 要 素

関 連

う もの で あ る が,

語 用 論

単 位

単 位

との

関 連

う もの であ り,

接 続 詞

が intr a

sente ntial な

要 素

は な く, inte r

*

katoh @ h mt.toya m a

u .a c.J p

(2)

LLl大 学 人 文 学 部 紀 要

s e nte ntial な, あ るいは inter

te xtu al な

要 素

あ る

以 上

,

接 続

現 象

,

語 用 論 的

観 点

か ら

分 析 す

め て

有 効

分 析

と な る と

え るきであ る

これ まで は,

文 章 論

観 点

文 章 読 解

観 点

か ら,

接 続

あ り

え る も

心で, そ のな かで は,

よ り

も 大

きい

単 位 ( 段 落

な ど

) 同士

, あ るいは

きい

単 位

接 続

が あ ると が

指 摘

さ れ

いる1

し か し, これ ら は あ く まで

か れ た

文 章

分 析

あ り,

複 数

言 語 使 用 者

が か か わ る

会 話

で の

用 法

に そ の ま ま

適 用

でき る

の で は ない

さ らに,

す る と

「 接 続

て い」 と

わ れ る よ う な

用 法

存 在 す

4

) 【窓

な が ら,

独 自 的

「 し か し,

だ な あ

2

こ の

用 例

い て ,

当 然

の こと な が ら,

《逆 接》

分 析

単 純

妥 当

し な

場 合

が あ り

る が, それ だ けでな く, 「 し か し」 が

《接 続≫

機 能

て いる と

き なのか,

そうで ない のかに い ても

分 析

要 す

あ わ せて, こ の

用 法

を ど う

う かに い て,

検 討

, そ の

用 法

い て,

語 用 論 的

分 析 す

き もの であ ると も

主 張

す る

1

.

先 行 研 究 瞥

本 語

い て,

接 続

機 能

もの は,

接 続 詞

接 続 助 詞

分 類

さ れるもの であ る が, こ の ほかに, いく かの

単 語

か ら な る

慣 用 的

接 続 詞

相 当

す る

機 能

あ る3

1.1.

詞 分 類 上

本 語

研 究

おい て,

接 続 詞

重 要

位 置

を し め き た と は

品 詞 論

,

接 続 詞

副 詞

非 常

関 係

あ る と か ら,

接 続 詞

品詞 範 暗

,

接 続 副 詞

と し

副 詞

と して

う とい う

立 場

ら れ る

。 接 続 詞

品詞

設 定

する こと

自 体

,

で に

大 槻 文 彦

本 文 典

』 な ど4

だ さ れ,

橋 本 進 吉

5 も ま た

接 続 詞

品 詞

と し

1佐 治 圭三(1 9 8 7), 多 門 確 答 (1 9 9 2), 坪 本 篤 朗 (1 9 9 8) な ど を参 照。

2本 稿は発話 状 況を説 明 する た め, 【 】を用るo 以 下例 文も同 様

3こ の句は, 接 続 詞 相 当句な ど と呼ば れ る ( 益 田 田窪 (1 9 9 22:5 7f))。 「と は言

も」 「 そ れ反し」 な ど, 様な もが考え ら れ る。

4 た と え ば, 『言 海』冒 頭付さ れ た 「 語 法 指 南 (本 文 典 摘 録)」 は, そ れ ま助 詞 ( 同 書は 「天 爾 遠 波」) と扱わ れ ると が多か

た もを区 別し別 途 「 接 続 詞」 とう品 詞を立た旨 注 記し あ る。 ( 大 槻 文 彦 (1 88 9:4 8 f))。

5橋 本 進 吉 (1 9 3 5) は, 副 詞は用言 体 言と明 確区 別 すあ ると な ど は強 調さ れて いる もの の, 揺 続 詞と副 詞区 別 い て は言 及さ れて い

48

(3)

め,

時 枝 誠 記

6

接 続 詞

設 定 す

立 場

を と

これに

,

孝 雄 (

1 90 85 35ff

)

で は,

接 続 副 詞

と し,

接 続 詞

独 立

さ せ

と を して い

。 山

(

19 08

)

,

接 続 副 詞

た だ し

と も」 の よ う な 「

媒 介

を な す も」 と,

ま た

や 「 か

るいは

「 す

な は ち

ご と き

「 語

ま た は

媒 介

を な

に 二

て い

。 接 続 詞

にあ る

先 行 要 素

,

あ る

後 続 要 素

性 質

, ま た,

関 係

重 要

ことで あ るの で, あ とでま た

上 げ

ることにす る

ま た,

松 下 大

同 様

,

副 詞

と しと ら え る と

立 場

であ る7

本 稿

,

品 詞 論

観 点

か ら

接 続 詞

な ど を

ず る もの で は ない

こ こ では,

接 続 詞

副 詞

連 続 的

あ ること, そ れ ゆ えに,

接 続 詞

独 立

品 詞

を た き か ど う か い て

十 分 議 論

余 地

が ある こ, こ の 二

確 認

し た 上,

接 続 詞

周 語

い る ことに

るが,

これ は,

接 続 詞

とい う

品 詞

設 定

支 持 す

る もの で は

,

便 宜 上

措 置

あ る

1.2.

意 味

用 法

の記

,

接 続 詞

接 続 助 詞

用 法

い ては,

前 件

後 件

関 係

か ら

分 類

が な さ れて い

本 稿

「 逆 接」

も, その

用 法

と さ れて いと が

な く な

こ こ では, 主 な

分 類

検 討

お く

,

橋 本 進 吉 (

19 35:30f

)

で は,

接 続 詞

意 味

4

分 類

き る と し,

① 「 付

わ る

(「 及

「 か

「 ま た

な ど

)

,

② 「

意」 (「 又

は」

「 或

は」

それ と も

な ど

)

,

③ 当 然

結 果

と し

こること を

す も

(「 随

れ だ か ら」

さ う

る と」 な ど

)

,

④ 「 当 然 予 想

結 果

し た

や,

たことに

反 す

く も

」 (

6時 枝 誠 記 (1 9 5 0:1 3 9 ff) は, 接 続 詞は 「 辞」 あ り, 「 詞」 と み る き用 法と区別きると を述て い

時 枝 (1 9 5 0) 挙 げる例は, 「づ れ ま た お う か が ひた し ます」 と 「 昨日 は お邪 魔し ま し た。 ま た そ節は 御 馳 走 様な り ま し た。」 (旧字 体は引 用 者が新 字 体改め た) ご と き例, 前 者を体 言副 詞 的な用 法

「 詞」 あ る と し, 後 者を接 続 詞用 法と し 「辞」 と見な して いる。 橋 本詞と辞ほ形 態 論 的な ル で 区 別あ る か ら, そ区分は お お よ そ機 械 的な区 分と な ると が多が, 時 枝そ れ は概 念 過 程を経る か 経なか とう基 準に よ るも めあ り, と きい であ る。 時 枝言 語 過 程 説は, 言 語そが対 象 化さ れ ると は なよ うあ る が, 言 語s a ch lich な性 質着 目し, 言 語そが客 体と しと ら え返せ る と考え れ ば, む し ろ, 接 続 詞を用る時 点対 象 化生じて いる と も考え ら れ るの で, 接 続 詞 あ ると が詞なく 辞と根 拠は な ら なと も言え る。 こ の こと は, こ こ で の議 論は直 接 関わ ら ない の で, 以上 指 摘と ど めお く。 な お, 阪 倉 篤 義 (1 9 8 62:2 3 8 ff) な ども, 時 枝 (1 9 5 0) 考え を も とお り, 副 詞 「 ま た」 を詞, 接 続 詞 「 ま た」 を辞と説 明して いる。

7 松 下 大三郎 (1 9 30 b:2 1 1 f) は, 「 花を観 又 月を賞 す」 「 又」 は 「月を賞 す」 を 修 飾て いの で 「 副 詞」 あ り, 副 詞が名詞を修 飾 するともあ るの で 「 英 語 及び備 語を学ぶ」 「及び」 も副 詞だ と して いる。 山 田孝 雄 「 接 続 副詞」 は, 文 頭い て

ぱ ら文と文を結び け る接 続 詞を念 頭い て いる が, 松 下 大 三郎場 合は, 語 句と語 句を結び け るもを念 頭 「 副 詞」 とすと を主 張して いの で, 接 続 詞は 置か ない で副 詞と見る とう結 論は同じも, そ れ 以前検 討セ スは異な

て いる と言え る。 松 下 大 三郎 (1 9 3 0 b:3 9f f) は, 「接 続 詞は, 接 続 性副 詞」 と さ れ, 実 質 的な副 詞と は異な る「 形 式 副 詞」 , 「 於

」 「以て」 な ど帰 著 副 詞 ( 後 置詞とも。 漢 文に由 来 する助 詞 的要 素) と と も, 所 属さ せ ら れて いるo

(4)

富 山 大 学 人 文 学 部幕己要

るに

」 「

け れ ど も」

「 但

尤 も」

な ど

)

と して い

接 続 助 詞

い て,

橋 本 (

19 35

)

で は,

格 助 詞

相 当 す

助 詞

く 「

助 詞」

わ れて いる

。 文 法 教 授

指 針

位 置

橋 本 (

19 35

)

,

格 助 詞

接 続 助 詞

助 詞

と し,

分 類 す

るにと ど ま

て いる が,

橋 本 (

19 69

)

,

格 助 詞

,

連 体 助 詞

,

間 投 助 詞

,

終 助 詞

,

係 助 詞

,

副 助 詞

,

続 助 詞

,

準 用 助 詞

,

並 立 助 詞

9

種 類

け ら

れて いる

そ して,

接 続 助 詞

は, 「

た り

た り

「 た り

な ど よ う,

対 等

関 係

接 続 す

る もと,

従 属

関 係

のとに

区 分

き る と さ れて い

永 野 賢 (

1 95 8:90ff

)

は,

接 続 詞

を 6

種 類

分 類

して いる

ま ず,

逆 接

9

相 当 す

る と

え ら れ

① 「 前

の こと が ら と ぐ わ ない, り あ わ な,

反 対

の こ

や 「

と あ と

対 比

」 を

表 す

もの, が あ

ら れて いる

。 続

い て,

前 件

原 因

,

後 件

結 果

結 末」

し た り,

「 き

か け」 や

「 前 置

意 味 す

る も,

③ 「 付

え る

あ るは 「

前 件

後 件

並 立

さ せ る」 もの,

前 件

対 す

説 明

補 足

」 を

う もの,

前 件

後 件

で の

選 択

,

題 を

え る」 ものな ど が

て い

接 続 助 詞

,

① 逆 接

,

② 順 接

,

③ 前 置

事 態

提 示

,

④ 並 存

移 行

, の4

種 類

分 類

さ れて いる が,

逆 接

順 接

, さ らに

既 定

仮 定

下 位 分 類

さ れて いるの で, これ ら を

め る と 6

類 型

区 分

さ れて いな る

本 文 法 大 辞 典

「 接 続 詞

,

① 累 加 ( 添 加)

,

② 並 立

,

③ 選 択

,

④ 転 換

,

⑤ 順 揺

,

⑥ 逆 接

,

⑦ 説 明

,

⑧ 補 説

8

種 類

用 法

,

『言 語 学 大 辞 典 術 語 編

』 では,

「 接 続」

で,

① 添 加 ( 単

な る

接 続

並 列)

,

② 選 択

,

③ 対 立

,

④ 譲 歩

,

⑤ 因 由 ( 原 因

由)

目 的

結 莱

,

⑥ 仮 定

条 件

,

⑦ 時

,

⑧ 説 明

,

⑨ 場 所

比 較

9

種 類

て い

国 語 学 大 辞 典

で は,

「 接 続 詞」

,

① 順 態 ( 順 接)

,

② 逆 態 ( 逆 接)

,

③ 時 間 的 継 起

,

④ 事

か け,

⑤ 累 加 ( 添 加)

,

⑥ 選 択

,

⑦ 並 列

,

⑧ 再 叙

,

⑨ 補 説

,

⑲ 転 換

の 10

種 類

掲 げ

て い

o

じ く,

接 続 助 詞」

,

意 味 的 分 頬

と して, ま

,

条 件

① 仮 定

② 確 定

け,

条 件

さ ない

③ 並 置

そ の

け,

(

塾 ③

は さ ら

順 接

逆 接

け ら れて い

中章 夫(

1984

)

,

大 区 分

と し ,

対 等 ( 並 立)

,

承 前 ( 条 件)

,

転 換

3

種 類

あ る が,

f 位 区 分

め る と1 4

種 類

あ り,

管 見

う ちで はも

と も

か な

分 類

と な

て い る

. 「 対 等

接 続

」 で は,

① 列 挙

,

② 累 加

,

,

④ 同

4

用 法

げ ら れ,

「 承 前

用 法

」 で は,

⑤ 経 過

,

⑥ 前 提

,

⑦ 仮 定

,

乱 ⑨ 説 呪 ⑲ 逆 接

1 0,

⑪ 例 示

,

⑫ 対 比

,

⑬ 限 定

8

用 法

げ ら れて いる

。 「 転 換」

,

下 位 区 分

は な

,

⑭ 転 換

用 法

あ る

阪 倉 (

198 62

)

は,

接 続 助 詞

い て も, お お よそ

橋 本 (

193 5

)

分 類

い で いる が,

8 こ こ で は, 原 著と は異な る方 式① ② ③ よ う に ナ グする。 れ は, 以下諸 説を整理する際

便 宜を考えて のの で, 原 則と し出 郷l割番 号 付け して いる。 橋 本 (1 9 3 5) 以下, 永 野 (1 9 5 8), 各 種 辞 書 類! 小 池 (1 9 9 7) も同じ よ う グ して いる。

9永 野 (1 9 5 8) は, 「 逆 説」 表 記を用い て いる が, 特 「 逆 接」 と区 別しい て い る よ うは ない の で,

こ こ では統

た め 「 逆 接」 表 記

10田中 (1 9 84) で は「 逆 説」 表 記あ る が, 註9 と同じ 理由, 「 逆 接」 と表 記 する。

5 0

(5)

意 味 用 法

と しては,

① 同 時 的

ま た は

継 起 的

関 係

,

② 順 態 接 続 的

因 果 関 係

,

③ 逆 態 接 続 的

因 果 関 係

, な ど が

て い

小 池 清 治(

19 97:2 43ff

)

,

接 続 詞

意 味

か ら

① 添 加

,

② 並 列

,

③ 選 択

,

④ 転 換

,

⑤ 順 接

,

⑥ 逆 接

,

⑦ 説 明

,

⑧ 補 説

, 8

種 類

分 類

き る と して い る

これ らの う ち,

① ② ③

接 続」

,

「 文

接 続

」 に

る と さ れ る もの であ る

。 同

,

小 池 (

1 99 7:31 2ff

)

は,

接 続 助 詞

意 味 用 法

い て は, ま

,

順 接

逆 接

け, それ ぞ れ を

仮 定

,

確 定

,

恒 常

下 位 分 類

て い

ま た,

順 接

確 定 用 法

い て の,

偶 然

必 然

け ら れて いる

こ の ほかに,

塚 原 (

19 6 8, 19 69

)

,

佐 治 圭

(

19 70, 19 87

, 1 9 91

)

,

橋 本

郎 (

1 9 67

)

,

湊 吉 正 (

196 8

)

,

永 山 勇(

19 68

)

,

佐 藤 孝 (

19 6 8

)

な ど が あ り,

適 宜 参 考

に し た が, こ こ で

個 別

げ ること ば し な か

1.3.

用 法

理 と

確 認

し た

各 用 法

は, お お よ そい

れの

分 類

でも

じ よ うに

わ れて いる ものと,

分 類

方 式

に よ

か さ

い の あ る

が あ る

,

瞥 見

し た もの のう ち,

橋 本(

19 35

)

,

「 順 接

」 の よ う な

用 語

ま と めて は い,

分 類

と そ ろ え る た めに

対 応

さ せ る と,

「 付 加」

や 「

添 加」

,

「 選 択

」 に,

「 順 接

」 に,

「 逆 接

」 に, そ れ ぞ れ

た る

え ら れ る

れ を,

る と 以

の よな る

順 接 逆 接 付 加

択 補

転 換

A

橋 本 (

19 3

5) ③ 順 接 ④ 逆 接 ① 付 加 ② 選 択

B

永 野 (

19 58

) ② 原 因

結 果

(

彰逆 接

.

対 比

③ 付 加

.

並 立

(

昏選 択 ④ 補 足 ⑥ 転 換

C 日

本 文 法 大 辞 典 ⑤ 順 接 ⑥ 逆 接 ① 累 加

② 並 立

③ 選 択 ⑦ 説 明⑧ 補 足

④ 転 換

D

言 語 学 大 辞 典 ⑤ 因 由

.

目 的

.

結 果

⑥ 仮 定

.

秦 件

③ 対 立

④ 譲 歩

① 添 加 ② 選 択 ⑧ 説 明 ⑦ 時

⑨ 場 所

.

比 較

E

国 語 学 大 辞 典 ① 順 接 ② 逆 接 ③ 時 間 的 継 起

④ 契 機

⑤ 添 加

⑦ 並 列

択 ⑧ 再 叙

⑨ 補 足

⑲ 転 換

F

小 池 (

19 97

)

(

訓一 員接 ⑥ 逆 接 ① 添 加

② 並 列

択 ⑦ 説 明

⑧ 補 説

④ 転 換

G

中 (

19 84

) ⑥ 前 提

⑦ 仮 定

⑩ 逆 接

⑫ 対

① 列 挙

② 累加

⑤ 経 過

③ 選 択 ④ 同

⑨ 説 明

⑪ 例 示

⑭ 転 換 ⑬ 限 定

(6)

富 山 大 学 人 文 学 部 紀 要

む ろん,

用 語

い て い て

も 同

概 念

あ る

保 証

は な, そ れ ぞ れ

先 行 研 究

例 示

さ れて いる

接 続 詞

参 考

分 類

して いく と, お およ そ こ の よう な

分 類

さ れ る と

わ れ る

こ こ で

た 6

種 類

分 類 案

,

完 全

共 通

て い

「 選 択

」 とい う

用 法

これ には, 「 あ るい は」 の ご と き

挙 げ

ら れて いる が,

用 語 自 体

して いる だ けで な く,

内 容 的

鮎 酷

ら れ な

ま た,

「 転 換」

ところで」 な ど,

話 題

転 換

う も

の を

して いる

。 「 転 換」

は,

て の

ま れて いる わ けで は ないが, や は り

用 語

して い るだ けで な く,

内 容 的

も お およ そ

て いる と

え る

で 「

補 足」

と ま と め た もの は, い

かの

用 法

にさ らに

け ら れて いる

,

ま り」 や 「

な わ ち

,

指 示 内 容

が お お

じ も い て

表 現

場 合

だ ろ う1 1

いわ ば, 「

換 言

」 の で ある

。 次

, 「

え ば

は,

具 体 例

い て

説 明

え る と き

の で,

意 味

「 説 明

」 に

ま れ る が,

え を

して 「

例 示」 す

る という

で は

かに

説 明

な る

例 示

と して

と が

可 能

だ ろ う12

,

「 例

え ば」 は,

し か し,

え ば

の ように

接 続 詞

先 行

さ せて

ること も あ り, その

え る と,

接 続 詞

分 類 す

き か

若 干 検 討

す る もの である ことは

お く き だ ろ う

「 な ぜ な ら

,

前 件

対 す

る 理

由 付

け を し た り,

根 拠

提 示

し た り す ることで,

前 件

によ り

説 得 力

た せ あ り, 「

補 足」

典 型 例

ように

挙 げ

ら れて い13

こ の ほ,

な ど は, さ ら

情 報

追 加

す る という

r 説 明

」 と は

えよう が, 理

由付

け を

う わ けは な く,

前 件

対 す

留 保

制 限

る も

の であ る

これ を

独 立

し た

項 目

と して て い

分 類 案

は な,

必 要

だ ろ う

「 付 加

」 という

項 目

し た もの は,

前 件

後 件

を ま さ

え る 「 その

よ う な ものが ま

あ り, これは

区 別

「 累 加」

「 添 加」

用 語

い て いる ものが

ら れ る

忠 司

そ し,

優 子

そ して」 な どは,

時 間 軸

沿

じ た

出 来 事

順 序

ある こと を

意 味

お り, 「

継 起 順 序

」 とで も

き もで あ る

。 時 間 的

前 後 関 係

解 釈

場 合

,

前 件

か ら

後 件

で の

時 間

経 過

が あ

か ら, 「

時 間

経 過」

本 質

え るきで は ないだ ろ う

。 「 並 立

」 あ るい は

「 並 列

」 と

ば れて いる は,

「 および」 な どであるが, これ らは 「

累 加

添 加

」 と

明 確

区 別

5

) 人 手

り ない

,

予 算

十 分

6

) 人 手

り ない

その

,

予 算

十 分

1 ]こ の換 言 当た るもは, C⑦, E⑧, F⑦, G ④あ るo

12れ を独 立さ せ た項 目と して いは G⑪ あ る が, D⑧は例と し 「 例え ばみ を あ げて いる。

B④, C⑧, F⑧な ど は 「 補 足」 な ど と括ら れて いる が, 「 例え ば」 もこ の含ま れて いる。

13

独 立し取り上 げて い は, C⑧ 「補 足」, E⑨ 「 補 足」, F⑧ 「 補 説」, G⑨ 「 説 明」 な どあ る が, B④ にも含ま れて いる。

5 2

(7)

こ の よう な

」 は,

その

」 に

,

意 味 内 容

わ ら な

「 か

場 合

は,

前 件

後 件

序 列

が な く,

順 不 同

列 挙

して いる

気 持

ち が あ り,

,

そ の

場 合

,

ず 人 手 不 足

が あ り, そ れに

,

予 算

不 十 分

だ とうことにな るの であ

て,

これ は, あ る

程 度 優 先 順 位

序 列

存 在

して いること が

想 定

さ れ る

。 「

それに」

ま た

な どは 「

累 加

添 加」

め ら れて い る こと が

, すて の

分 類 案

て いる わ けで は ない14

。 結 局

ところ, これ も,

序 列

を ど れ だ け

意 識

て い る か い て

濃 淡

が あ り

る と

え ざ る を

ず,

連 続 性

重 視

・‑

用 法

る か,

用 法

な り が あると

理 に でも

境 界 線

画 す

, という,

分 類 作 業

き ま と う

問 題

出 来 す

る わ け

o

1.4.

順 接

逆 接

「 順 接」

逆 接」

用 語

,

「 順 馨 接 続

」 「

逆 態 接 続」

株 語 形

る こと

あ るよう だ が,

「 順 態

「 逆 態」

見 出

と して い

辞 書

あ た ら な

た だ し,

般 的

な 理

と し , 「

前 件

して

後 件

順 当

結 果

さ れ れ ば

順 接

」 で, そうで な け れ ば

「 逆 接

」 と

て よあ る15

こ の

場 合

,

「 逆 接

」 は, 「

前 件

後 件

順 当

結 果

」 という ことにな る が, これ は, 「

予 期

し た

結 果

な ら ない」 ある い は

「 予 想 外

結 果

な る

趣 旨

わ ら な

も し も,

《順 接》

,

順 当

予 想 通

りで あ る こと を

意 味

し,

《逆 接〉

順 当

な く

予 想 外

であ ること を

意 味

して い る の であ れ ば,

順 接

逆 接

判 断

, む し ろ

語 用 論 的

の であ る

こ の こと ば,

順 接

逆 接

成 立 す

が あ る と か ら も

支 持

さ れる

ま り,

前 件

後 件

関 係

, そ れ らの

意 味 関 係

よ る

制 限

は あ る ちの の,

前 件

後 件

内 在 的

,

本 質 的

関 係

が あ ら か じ め

て いるの では な く,

両 者

を ど う

関 係

け る か という

話 者

認 識

反 映

し た もの で あ る とことであ る

7

)

こ の

商 品

よ い

だ か ら,

値 段

8

)

商 品

よ い

し か し,

値 段

14例え ば, 「ま た」 は, C① 「累 加」, G② 「 累 加」 挙が

て いる が, E⑦ 「 並 列」 も挙が

て いる。

1 5「 順 接」 は, 「二偶文ま た は文 節接 続仕 方, 前 項が後 項順 当な 理由、 原 因、 き

か け、 成 立 条 件 な ど

て い る も。」 ( 小 学 館 『国 語 大 辞 典』), 「 話箭が, 理屈順 序よ く な が ると。」 (三省 堂 『新 明 解 国語 辞 典 第五版』), 「あ る条 件対し予 期さ れ る と お り聖

墜 星空里 吐旦

と を示 す 表 現 形 式。」 (三省堂 『大 辞 林 第版』) と

た定 義が挙が

て いる (ずれ も下線 部引 用 者よ る)。 「逆 接」 は,

「二個文, ま た は連 文 節接 続仕 方

塾 壁 土 堕旦 里埋 ら

矛 盾 対 立 す要 素が あ ると し 結び付け る形 式。」 ( 小 学 館 『国 語 大 辞 典』), 「 前 件か ら予 測さ れ る事 柄が後 件い て実 現さ れ な関 係 あ る

」 (三省 堂 『新 明 解 国 語 辞 典 第五版』), 「あ る条 件対し て予 期さ れ る結 果現れ ない こと を示 す 表 現 形 式。 条 件と結 果と間に食い の あ ると を示 す も。」 (三省 堂 『大 辞 林 第版』) と

た 定 義

て いる (ずれも 下 線 部は引 用 者よ る)。

(8)

Lh 大 学 人 文 学 部 紀 要

前 者

,

「 質

」 こと か ら, 「

値 段

と が

予 想

さ れ る

の であ り, そ の

意 味

《順 接≫

説 明

は お お よ そ

妥 当 す

し か し,

「 値 段

」 こと が

「 質

」 こと の

順 当

「 結 果」

き か い て

検 討 す

き だ ろ う

というのは, こ の

先 行 す

事 態

き ご とに

対 す

結 果

と して

じ る

事 態

状 態

,

意 味

で の

因 果 関 係

るの が,

必 ず

し も

妥 当

と は

ら なか ら あ る

(

8

)

,

「 質

が よ

評 価

き る が,

「 値 段

」 とい う

評 価

し が たい という

関 係

し か し」 で

して いる わ けで あ る が,

これ は

後 件

前 件

か ら

予 想

き な は な く,

順 当

うことでも ない

こ の

で は,

《逆 接》

と は

し か し, これ は, 「

対 比」

あ るいは 「

対 立」

説 明

で あ れ ば,

妥 当 す

ま り,

前 件

後 件

対 比

さ れ る

関 係

な る と

え ると が

可 能

かの

分 類 実

,

《逆 接》 以 外

《対 立≫

説 明

を しお り1 6,

英 語

談 話 標 識

検 討

て いる S ch iffrin

(

19 8 7

)

で も, but の

機 能

《対 比≫ (

c o ntr a st

)

と し1 7, L 'H uillier

(

19 99

)

ン ス

m ais

機 能

《対 置》 (j

u xtapo sition

)

だ と して い

。 商 品

が よ

と ば

お う と

か ら

れ ば

ま し

性 質

あ る が,

「 値 段

と は

ま し か ら ざ る

性 質

, れ は

単 純

明 確

対 比

と な る

ま た,

たように

「 質

と か

「 値 段

と は,

十 分

推 測 可 能

であ り,

「 順 当

な,

予 想

さ れ る

結 果」

え る もの で あ る

ま り,

(

8

)

《対 比≫

は あ る が

《逆 接》

は なうことにな る

こ こ で

《対 比≫

《逆 接≫

け た も ,

確 定 条 件

な ど と

わ れ る もの であ る

「 確 定 条 件

」 は

「 仮 定 条 件」

対 立 す

概 念

と さ れ る

。 「

プ を

と し た け ど,

れ な か

特 定

の でき ご との

描 写

あ り,

逆 接

確 定 条 件

な る だ ろ う

れ を,

逆 接

仮 定 条 件

れ ば,

プ を

と し,

れ ない

(

だ ろ う

) 」

の ようにな る

こ の

,

接 続 助 詞

使

え ば

可 能

あ る が,

接 続 詞

使

仮 定 条 件

表 す

18

これ は,

仮 定

‑‑

従 属 節

,

帰 結

主 節

表 す

標 準 的

だ か ら だ ろ う

。 《逆 接≫

場 合

は,

確 定 条 件

仮 定 条 件

単 純

対 立

を な

る こと がき る が,

《対 比≫

場 合

,

単 純

対 立

を な

と は

くい

し か し,

《対

分 析 可 能

だ が, 「

*

それでも,

。 」

あ るい は, 「

*

そ う だ と し て も,

。 」

の よ

と がき な

これは,

接 続 助 詞

使

「 雨

弓 壷

1 6さ き検 討し た永 野 (1 9 5 8) は, 「 前事が ら と そ ぐ わ な, り あ わ な, 反 対の こと, 前と あ と対 比」 と しお り ( れ を本 稿は「 逆 接 対 比」 と略 記して いる), 逆 接と対 比両 方要 素が入

て いる。

ほ か 田中 (1 9 8 4) は, 逆 接と対 比を そ れ 項 目と して て いる。 『言 語 学 大 辞 典』 は, 対 立と譲 歩に分 ける が, 逆 接とう表 現は見ら れ な

他は, 逆 接とみ表 現して いる。

1 7sch iffrin (1 9 9 7:1 5 2f f) は, but の基 本 機 能をc o ntr a st と し, 対 比さ れ るも ( 例え ば, 概 念や動 作な ど)

分け分 析して い

18

プ を落と し た。 し か し, 割れ な か

」 は可 能あ る が, 「

プ を落とす

そ う しも, 割れ な だ ろ う。」 は認 容 度だ ろ う。 た だ し, 「

プ を落とすとする。 そ う しも, 割れ なだ ろ う。」 よ う に, 明 確仮 定 条 件あ ると を表 す 要 素を用れ ば可 能で あ る。 仮 定 条 件 も含め た逆 接論理関 係 整理 は, 前田直 子 (1 9 9 1, 1 9 9 3) を参 照さ れ た

5 4

参照

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Peakheight ll8×102 5.10×102 8.30×102 133×103 L14×103

 逆行代名詞化文には、先行詞(言語外の先行詞を含む)が先行文脈にない談話の冒頭

: Comparative study of influence on tensile bond strength of a composite to dentin using Er : YAG laser, air abrasion, or air turbine for preparation of cavities.. :