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1 平成21年9月27日 社会保険労務士 栗原 勝

遺族の年金について

◆遺族給付の種類 給付の種類 死亡した人の要件 遺族の範囲 遺族基礎年金 ※1①被保険者の死亡 ※1②被保険者であった方で日本国内に住 所を有する60歳以上65歳未満の 人の死亡 ③老齢基礎年金の受給権者の死亡 ④老齢基礎年金の受給に必要な加入期 間の要件を満たしている方の死亡 生計維持関係にあった 子(※2)のある妻 または子(※2) 遺族厚生年金 ※1①被保険者の死亡 ※1②被保険者であった方が加入中に初診 日のある病気・けが等で初診日から5 年以内に死亡 ③障害厚生年金1・2級の受給権者の死亡 ④老齢厚生年金の受給に必要な加入期 間の要件を満たしている方の死亡 生計維持関係にあった ※2 ※3 ※4 ①配偶者・子 ※3 ②父母 ※2 ③孫 ※3 ④祖父母 中高齢寡婦加算額 (※9)が加算され る場合(S31.4.1 以 前生まれの方は、65 歳から経過的寡婦加 算額(※10)となる。) ①厚生年金の被保険者期間が20年(中高 齢の特例15~19年を含む)以上ある 夫の死亡 ②遺族厚生年金の死亡した方の要件①②③ に該当する夫の死亡 生計維持関係にあった妻 (※5)が40歳以上65歳 未満の間加算される(但し、 遺族基礎年金受給中は加算 停止) 寡婦年金(※7) ①死亡日の属する月の前月までに国民年金 の第1号・任意加入被保険者としての保 険料納付期間と保険料免除期間を合算し て25年以上ある夫の死亡 ②夫は障害基礎年金を受ける権利を持って いたり老齢基礎年金を受給していなかっ たこと 生計維持関係にあり、10 年以上婚姻関係が継続して いた65歳未満の妻(※6) (受給できるのは60歳以 上65歳未満の間) 死亡一時金(※7) (※8) ①死亡日の属する月の前月までに国民年金 の第1号・任意加入被保険者としての被 保険者としての保険料納付済月数が36 カ月以上ある方の死亡 (1/4 免除は 3/4、半額免除は 1/2、3/4 免 除は1/4 として月数を合算) ②障害基礎年金・老齢基礎年金を受給した ことがないこと ③遺族基礎年金を受給できる遺族がいないこと 死亡した人と生計同一であ った(年齢は問わない) ①配偶者 ②子 ③父母 ④孫 ⑤祖父母 ⑥兄弟姉妹 ※1 保険料納付要件を満たしていること(納付状況は、死亡日の前日で確認)

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2 ①保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間がその被保険者期間の3分の2以 上あること ②死亡日が平成28年4月1日前の場合は、①の要件を満たなくても、死亡日に65歳未 満であり、死亡日の前日において死亡日の属する月の前々月までの1年のうち保険料の 未納の期間がないこと ※2 子・孫については、18歳に達した日以後の最初の3月31日までの間にあるか、20歳 未満の障害等級1・2級の障害状態にある、未婚の子・孫をいう。 ※3 夫・父母・祖父母については、死亡した方の死亡当時55歳以上の方で支給開始は60歳。 ※4 夫の死亡当時子のない30歳未満の妻に対する遺族厚生年金は、5年間の有期年金となる。 ※5 夫の死亡当時40歳以上の妻または、夫の死亡当時40歳未満であっても遺族基礎年金が 失権した当時において40歳以上である妻に限る。 ※6 老齢基礎年金の繰上げ受給をしている場合は、寡婦年金は受給できない。 ※7 死亡一時金と寡婦年金の両方の要件を満たしている場合は、どちらか一方を選択。 ※8 遺族基礎年金を受けられる遺族がいるときは、原則として死亡一時金は支給されない。 ※9 加算額は594,200円 ※10 経過的寡婦加算額早見表 生年月日 経過的寡婦加算額 生年月日 経過的寡婦加算額 大15.4.1 以前 594,200円 昭16.4.2~昭 17.4.1 297,200円 大15.4.2~昭2 . 4 . 1 594,200円 昭17.4.2~昭 18.4.1 277,400円 昭2 . 4 . 2~昭3 . 4 . 1 563,700円 昭18.4.2~昭 19.4.1 257,600円 昭3 . 4 . 2~昭4 . 4 . 1 535,500円 昭19.4.2~昭 20.4.1 237,800円 昭4 . 4 . 2~昭5 . 4 . 1 509,300円 昭20.4.2~昭 21.4.1 218,000円 昭5 . 4 . 2~昭6 . 4 . 1 484,900円 昭21.4.2~昭 22.4.1 198,200円 昭6 . 4 . 2~昭7 . 4 . 1 462,200円 昭22.4.2~昭 23.4.1 178,300円 昭7 . 4 . 2~昭8 . 4 . 1 440,900円 昭23.4.2~昭 24.4.1 158,500円 昭8 . 4 . 2~昭9 . 4 . 1 420,900円 昭24.4.2~昭 25.4.1 138,700円 昭9 . 4 . 2~昭 10.4.1 402,200円 昭25.4.2~昭 26.4.1 118,900円 昭10.4.2~昭 11.4.1 384,500円 昭26.4.2~昭 28.4.1 99,100円 昭11.4.2~昭 12.4.1 367,900円 昭27.4.2~昭 28.4.1 79,300円 昭12.4.2~昭 13.4.1 352,200円 昭28.4.2~昭 29.4.1 59,500円 昭13.4.2~昭 14.4.1 337,300円 昭29.4.2~昭 30.4.1 39,700円 昭14.4.2~昭 15.4.1 323,200円 昭30.4.2~昭 31.4.1 19,900円 昭15.4.2~昭 16.4.1 309,900円 昭31.4.2 以後 ―

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3 相談事例1 A 死亡した受給権者等の相続人の要件を必要としていません。 したがって、遺族給付、死亡一時金、未支給年金等は受給できます。 相談事例 2 A 死亡日の前々月以前の被保険者期間に未納期間がないので遺族基礎年金を受給できます。 相談事例3 A 姻族関係が終了しても、遺族厚生年金は失権しません。 法律上の「離縁」とは、養子縁組の解消をいい、民法第728条②による姻族関係の終了の 意思表示は、これに含まれません(昭和30年4月12日保文発第3441号厚生省保険局厚 生年金課長通知)。 相談事例4 A 奥様に万一のことがあった場合は、在職中の死亡ということになりますので、遺族厚生年金 が発生します。また、子供がいるので遺族基礎年金も発生します。ただし、遺族基礎年金は、 生計を同じくする父(相談者)がいる場合支給停止となります。 また、遺族厚生年金については、あなたは奥様の死亡当時55歳未満ですから、受給権はあ りませんので、2人の子供が受給権者となります。2人の子供が受給する場合、年金額は2分 の1ずつになります。上のお子さんは、18歳年度末になった時点で失権しますので、その後 下のお子さんが全額受給しますが、18歳年度末になると失権します。 相談事例5 Q 遺族厚生年金の請求時に年収が850万円以上であっても、おおむね5年以内に年収が 850万円未満になることが明らかな場合、それが確認できる書類を添付すれば生計維持 関係があると認められ、遺族厚生年金の対象とされるとのことです。 現在、850万円以上の収入がある場合、遺族厚生年金の請求は、年収が850万円未 満となった時点で行うのでしょうか?また、確認書類として何を用意すればよいのでしょう か? Q 相続放棄をしても未支給年金は受けられますか? Q 20歳になった翌日に夫が死亡した場合、遺族基礎年金を受けられますか? Q 姻族関係を終了した場合でも遺族厚生年金を受けられますか? Q 私は、42歳です。夫婦共働きで子供が2人(12歳・9歳)います。今、妻に万一のこ とがあった場合は、年金はどのようになるのでしょうか?

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4 A 遺族年金の請求は、死亡した人の死亡した年の前年において請求者の年収が850万円を 超えていても、おおむね5年以内に850万円となることが明らかな場合は、受給権が発生 した時に裁定請求を行います。 また、おおむね5年以内に年収が850万円未満となることが明らかな場合とは、5年以 内に定年退職を迎えること等を意味しており、それらが確認できる書類を添付することにな ります。具体的には、就業規則の定年退職の条項をコピーしたもの等を添付します。 なお、自己都合退職や商売の不振による収入の減収等はこれに該当しません。 相談事例6 A 国民年金法、厚生年金保険法では、配偶者について「事実上の婚姻関係にある人も含む」 と定めています。すなわち、内縁関係でも事実上の婚姻関係と同様の関係にあれば、配偶者 として遺族の年金を受給できる遺族に該当するということになります。 内縁関係とは、婚姻の届出をしていないけれども、社会通念上、夫婦としての共同生活が 認められる事実関係をいいます。内縁関係として認定されるためには、次の要件を備えなけ ればなりません。 ①当事者間に、社会通念上、夫婦の共同生活と認められる事実を成立させようとする合意 があること ②当事者間に、社会通念上、夫婦の共同生活と認められる事実関係が存在すること 具体的には、住民票上の住所が同一であることはもちろんですが、その他に認定されるた めに重要なポイントになるのは、 ・健康保険の被扶養者になっているか ・給与計算上、扶養手当の対象になっているか ・葬儀の喪主になっているか ・葬式費用の負担は誰がしたのか ・二人の氏名の並列された郵便物はあるか ・加給年金額の対象となっていたかどうか 等があげられます。 Q 私と夫は、婚姻届は出しておらず、10年間内縁関係でした。夫に万一のことがあった場 合には、私は、遺族年金が受け取れるのでしょうか?

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5 ◆遺族年金の流れ ≪例≫夫が厚生年金加入中に死亡し、妻と3人の子(A・B・C)が遺族のケース(平成21年度) 年金スタート A が 18 歳年度末 B が 18 歳年度末 C が 18 歳年度末 妻が 65 歳到達 遺族基礎年金 遺族基礎年金 遺族基礎年金 遺族基礎年金 1,323,800 円 1,247,900 円 1,020,000 円 0 円 ◆子のない30歳未満の妻に対する遺族厚生年金は5年の有期年金 ≪例≫Aさんは29歳です。会社員の夫が亡くなりました。子供はいません。この場合、Aさん には34歳まで遺族厚生年金が支給されますが、その後は失権します。 夫死亡 ◆寡婦年金・死亡一時金 ① 寡婦年金の額(年額) ※ 納付した付加保険料は、寡婦年金の額には反映されない。 相談事例7 A 繰下げ待機者は国年法上、老齢基礎年金受給権者となります。 この場合、65歳の翌月から死亡月までの支払未済額が未支給年金として、生計を同じくす る遺族に支給されます。したがって、寡婦年金は受けられません。 遺族厚生年金 遺族厚生年金 遺族厚生年金 遺族厚生年金 遺族厚生年金 基本額 792,100 円 基本額 792,100 円 基本額 792,100 円 子の加算 227,900 円 子の加算 227,900 円 子の加算 227,900 円 子の加算 227,900 円 子の加算(3人目以降) 75,900 円 子の加算 227,900 円 中高齢寡婦加算 594,200 円 経過的寡婦加算 老齢基礎年金 遺 族 基礎 年金 40 歳 65 歳 すべての子が18 歳 年度末に達すると 妻の遺族基礎年金 の受給権は消滅 遺族厚生年金 29 歳 34 歳 失 権 夫死亡後5 年間 夫の死亡月の前月までの第1号・ 任意加入被保険者期間に基づいて 計算した老齢基礎年金の額 3 4 × Q 老齢基礎年金の繰下げ希望者の夫が急死した場合、寡婦年金を受けられますか?

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6 ② 死亡一時金の額 第1号・任意加入被保険者としての保険料納付済月数 金 額 36月以上180月未満 120,000円 180月以上240月未満 145,000円 240月以上300月未満 170,000円 300月以上360月未満 220,000円 360月以上420月未満 270,000円 420月以上 320,000円 ※ 付加保険料を納付した月数が36月以上あれば、上記の額に8,500円を加算。 相談事例8 A 国年法の規定では、年金給付の請求権(時効消滅は5年)以外の時効は2年です。したが って、死亡一時金の請求権の消滅時効が完成しているので、受給できないこととなります。 ◆ねんきん定期便「老齢年金の見込額」でわかる遺族厚生年金の額 ① 長期の支給要件:「受給資格期間を満たしている場合」または「老齢厚生年金の受給権者」 である場合は老齢厚生年金(報酬比例部分)の3/4 年金を 受けられる年齢 60歳 63歳 65歳 国民年金 老齢基礎年金 792,100 円 厚生年金保険 特別支給の 老齢厚生年金 特別支給の 老齢厚生年金 老齢厚生年金 (報酬比例部分) 1,320,000 円 (報酬比例部分) 1,320,000 円 (報酬比例部分) 1,320,000 円 (定額部分) 792,413 円 (経過的加算部分) 313 円 年金額 (見込額) 1,320,000 円 1,320,000 円 2,112,400 円 ② 短期の支給要件:在職中の死亡の場合、300月未満の加入月数の場合は、300月加入して いたものとして、年金額を保障 年金の種類と 年金 額 (見込額) この金額の3/4が遺族厚生年金 さらに、要件を満たしていれば、中高齢寡婦加算額または経過的寡婦加算額を加算 死亡した時点までの厚生年金に加 入した月数で計算した老齢厚生年 金の額 厚生年金に 加入した月数 ÷ × 300 月 × 3 4 Q 死亡後2年を経過した場合でも死亡一時金を受給できますか? (期間比例年金) (期間みなし年金)

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7 ③ 両方の要件に該当する場合:受給権者が有利になる方で支給 相談事例9 A 遺族厚生年金の計算方法には「期間比例年金(長期要件)」と「期間みなし年金(短期要 件)」があり、死亡者の死亡時の状況によっていずれかの方法で裁定されることになってい ます。 あなたのご主人は、「老齢厚生年金の受給資格期間を満たした人の死亡」であったため、 厚生年金の実際の加入期間である24カ月をもとに計算が行われる「期間比例年金」で計 算されます。 【Aさんの年金額】 25 万円×7.72/100×24月×1.031×0.985×3/4=35,280 円 ≒35,300 円 一方、B さんのご主人は、「在職中の死亡」であったために、厚生年金の加入期間が30 0月未満の場合に300月とみなす「期間みなし年金」で計算されたため、このような年 金額が生じました。 【B さんの年金額】 25 万円×7.5/1000×300 月×1.031×0.985×3/4=428,429 円 ≒428,400 円 中高齢寡婦加算額(65歳に達するまでの間) 594,200 円 合 計 1,022,600 円 また、在職中の死亡の場合は、妻が65歳に達するまでの間は、中高齢の寡婦加算額が加 算され、65歳以後は経過的寡婦加算額として加算が継続しますので、さらに年金額に開き が生じてきます。 このように厚生年金の加入期間は同様に2年ということであっても、死亡当時夫が在職中 (=厚生年金の被保険者)であった場合、300月の最低保障や中高齢寡婦加算等によって 遺族厚生年金の受給額は違ってきます。 Q 私(Aさん)の夫は58歳で亡くなりました。若い頃、厚生年金の加入期間があったの で遺族厚生年金を受け取っていますが、年金額は約3万5,300円と低額です。友人(B さん)は、ご主人の加入期間が私の主人と同じ2年間だったのに約102万円も受け取っ ています。なぜこんなに金額が違うのでしょうか? 私(Aさん)の夫のデータ 生年月日 昭和19年5月2日生まれ 厚生年金 昭和38年4月~昭和40年3月 平均標準報酬月額 25万円 国民年金 昭和40年4月~平成14年9月 Bさんの夫のデータ 生年月日 昭和19年9月12日生まれ 国民年金 昭和39年9月~平成12年9月 厚生年金 平成12年10月~平成14年9月 (在職中の死亡) 平均標準報酬月額 25万円

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8 ◆併給調整 支給事由の異なる2つ以上の年金を同時に受給できるようになったときは、『年金受給選択 申出書』を提出し、いずれか1つを選択して受給する。 支給事由の同じものは、両方受け取ること(併給)ができる。 (1)繰上げ受給の老齢基礎年金と遺族厚生年金 ① 60歳~65歳未満 ② 65歳以後 (2)老齢基礎年金または障害基礎年金と老齢厚生年金と遺族厚生年金 ① 65歳未満 下記のうちいずれか有利なものをひとつ選択 ② 65歳以後 まず老齢厚生年金を受給し、遺族厚生年金は老齢厚生年金を上回る部分のみを受給 老齢基礎年金と障害基礎年金はいずれか有利なものを選択 A 老齢厚生年金≧遺族厚生年金:遺族厚生年金は支給停止 B 老齢厚生年金<遺族厚生年金 障害基礎年金 遺族厚生年金 特別支給の 老齢厚生年金 老齢厚生年金 遺族厚生年金 老齢基礎年金または障害基礎金 老齢厚生年金 遺族厚生年金 支給額 老齢基礎年金または障害基礎金 遺族厚生年金 繰上げ受給の 老齢基礎年金 選 択 併 給 遺族厚生年金 繰上げ受給の 老齢基礎年金

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9 C 老齢厚生年金<遺族厚生年金×2/3+老齢厚生年金×1/2 注1 老齢基礎年金を選択した場合は経過的寡婦加算額は加算されるが、障害基礎年金を選 択した場合は支給停止。 注2 平成19年4月1日前に遺族厚生年金が発生し、かつ、65歳に達していた人はA・ B・Cの3つの組合せのうちいずれか有利なものを選択。 注3 なお、Cは配偶者の死亡に基づく受給に限られる。 相談事例10 A(a)夫の老齢厚生年金が120万円、妻の老齢厚生年金が40万円の場合 ア.平成19年3月までは、夫の老齢厚生年金120万円×3/4=90万円が有利な ためこちらを選択。妻自身の老齢厚生年金40万円は受け取りません。 イ.平成19年4月からは、遺族厚生年金90万円の範囲内で、妻の老齢厚生年金の全 額40万円と遺族厚生年金の残りの50万円を受け取ります。 (b)夫の老齢厚生年金が80万円、妻の老齢厚生年金が50万円の場合 ア.平成19年3月までは、夫の遺族厚生年金の3分の2 80万円×3/4×2/3 =40万円 妻の老齢厚生年金の2分の1 50万円×1/2=25万円 合計6 5万円が最も有利なため、こちらを受け取ります。 イ.平成19年4月からは、アの合計65万円のうち、妻の老齢厚生年金の全額50万 円と、遺族厚生年金の残りの15万円を受け取ります。 (注)妻に支給する遺族厚生年金の3分の2は、経過的寡婦加算が加算されているときは、 その加算額も含めて3分の2となります。 老齢厚生年金 支給額 遺族厚生年金×2/3 老齢厚生年金×1/2 老齢基礎年金または障害基礎金 Q 次の場合、65歳以降の遺族厚生年金は、どのようになりますか? (a)夫の老齢厚生年金が120万円、妻の老齢厚生年金が40万円の場合 (b)夫の老齢厚生年金が80万円、妻の老齢厚生年金が50万円の場合

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10 ◆失権事由 (1)全受給権者の失権事由 ① 死亡したとき ② 婚姻したとき ③ 直系血族および直系姻族以外の方の養子となったとき ④ 離縁によって死亡した方との親族関係がなくなったとき (2)妻の失権事由 夫が亡くなったときに30歳未満で子のない妻が、遺族厚生年金を受ける権利を得てから5 年を経過したとき(夫が亡くなったときに胎児であった子が生まれ、遺族基礎年金を受けら れるようになった場合を除く) (3)子・孫だけの失権事由 ① 18歳到達年度末を過ぎたとき(障害等級の1級または2級の状態にあるときを除く) ② 障害の状態に該当しなくなったとき(18歳到達年度末までの間にあるときを除く) ③ 20歳に達したとき (4)父母・孫・祖父母だけの失権事由 死亡した方の死亡当時胎児であった子が生まれたとき

参照

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