• 検索結果がありません。

(1) 自 立 相 談 支 援 事 業 生 活 困 窮 者 に 対 して 広 く 相 談 を 行 うとともに 生 活 困 窮 者 が 抱 えている 課 題 を 多 面 的 に 把 握 し 本 人 の 状 況 や 意 思 を 十 分 に 確 認 ( 以 下 アセスメント という )した 上 で 対 象

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "(1) 自 立 相 談 支 援 事 業 生 活 困 窮 者 に 対 して 広 く 相 談 を 行 うとともに 生 活 困 窮 者 が 抱 えている 課 題 を 多 面 的 に 把 握 し 本 人 の 状 況 や 意 思 を 十 分 に 確 認 ( 以 下 アセスメント という )した 上 で 対 象"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

1

平成27年度名護市生活困窮者自立支援事業委託仕様書

1.事業名 名護市生活困窮者自立支援事業 2.事業の目的 本事業は、生活困窮者自立支援法(平成 25 年法律第 105 号)に基づき、生活困窮者 が困窮状態から早期に脱却することを支援するため、本人の状況に応じた包括的な相 談支援等を実施することにより、経済的社会的自立に資することを目的に実施するも のである。 3. 事業の実施場所 名護市港一丁目1番1号 名護市役所内(相談窓口設置場所) 4. 委託期間 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで 5.事業の内容 受注者は、福祉事務所及び公共職業安定所等の関係機関や生活困窮者に係る関連事業 と連携の上、以下の(1)から(3)の業務を実施する。 なお、事業実施にあたっては、関連する法令、報告書及び実施要領の他、国が示すガ イドライン等に基づき事業を行うこと。 (関係法令等) ・生活困窮者自立支援法 ・生活困窮者自立支援法施行令 ・生活困窮者自立支援法施行規則 ・社会保障審議会 「生活困窮者の支援の在り方に関する特別部会報告書」(平成25 年 1 月 23 日) ・生活困窮者自立促進支援モデル事業実施要領(平成26年2月6日 厚生労働省社会・援護局) ・自立相談支援機関の設置運営の手引き ・帳票類 ・自立相談支援事業従事者養成研修テキスト ・就労準備支援事業の運営に関する手引き ・就労準備支援事業のモデル事業実施に関するガイドライン ・就労訓練事業のモデル事業実施に関するガイドライン ・家計相談支援事業の運営の手引き ・新たな生活困窮者自立支援制度に関する質疑応答集 ・その他関連するもの

(2)

2 (1)自立相談支援事業 ○生活困窮者に対して広く相談を行うとともに、生活困窮者が抱えている課題を多面的に 把握し、本人の状況や意思を十分に確認(以下「アセスメント」という。)した上で、対象 者ごとに適切な支援計画(以下「プラン」という。)を策定する。 ○プランに基づく様々な支援が始まった後も、それらの効果を適切に評価・確認しながら、 適切な就労支援も含め、本人の自立までを包括的かつ継続的に支援する。 ○来所が困難な者に対しては、関係機関や地域のネットワークを活用し、訪問支援(アウト リーチ)に努める。必要に応じて、任意の場所における出張相談も実施する。 ○複合的な課題を抱える生活困窮者を早期に把握し、効果的な支援を行うため、「名護市第 3 次地域保健福祉計画」に基づいて地域での見守り体制の構築や関係機関のネットワークづ くりを行うとともに、地域に不足する社会資源の開発及び地域づくりにも積極的に取り組 む。 (2)就労準備支援事業 ○対象者の状況に応じて、以下の支援を、部分的、段階的又は並行して行う。 ア)生活自立支援 社会参加に必要な生活習慣の形成や回復のため、定時に起床する習慣付け、食生活や運動習 慣などに関する助言を行うことで、自らの健康、生活管理を行う意識の醸成を図る。 イ)社会自立支援 生活習慣は確立しているものの、社会参加のために支援が必要な者に対し、挨拶や言葉遣い の訓練やボランティア活動、地域の事業所での職場見学など、就労の前段階として必要な社 会的能力を身につけるための支援を行う。 ウ)就労自立支援 一般就労に向けた実践的支援が必要な者に対し、継続的な就労経験の場を提供するととも に、模擬面接の実施や就職活動に向けた技法・知識の習得など、一般就労に向けた具体的な 準備支援を行う。 (3)家計相談支援事業 ○家計収支のバランスが崩れている生活困窮者に対して、プランに基づき、家計収支の改善 や家計管理能力を高めるため以下の支援を行う。 ア)家計が崩れた原因や家計再生の可能性を分析し、家計収支の改善や家計管理能力の向上 を図るため具体的な家計支援計画を策定し、継続的な指導及び相談への対応を行う。

(3)

3 イ)必要に応じて、債務整理や成年後見制度等を実施する支援機関、社会保障制度や公租公 課関する給付・減免窓口、貸付機関に同行するなど、他制度による適切な支援につながるよ う関係機関との連携を確保する。 6. 事業の実施方法 (1)対象者 現に経済的に困窮し、最低限度の生活を維持することができなくなるおそれのある者であ って、原則として市内に居住、就労又は就学している者とする。なお、対象者数等の見込み は、以下のとおり。 ア)自立相談支援事業での相談ケースのうち、スクリーニングの結果、自立相談支援におい て継続支援となるケース 月平均20件程度 イ)アのうち、計画を作成し、支援決定のうえ支援するケース 月平均10件程度 ウ)イのうち、就労準備支援における支援をするケース 月平均5件程度 エ)イのうち、家計相談支援における支援をするケース 月平均5件程度 ※ イ、ウは重複することもある。 (2)実施時間 業務実施時間は、土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日から翌年の1月3日ま で)と慰霊の日(6月23日)を除く、午前8時30分から午後5時15分までとする。 な お、相談者の状況によっては、上記時間外の対応が必要となる場合がある。 (4)人員体制及び役割等 以下に定める人員体制を整備すること。ただし、各支援員等の人数は最低基準であり、適切 な支援が実施できるよう十分な人員体制とすること。 ア)自立相談支援事業 ○主任相談支援員(1名:常勤) ・スーパーバイザーとして業務の統括、他の支援員に対する助言、指導及び育成の全体的な マネジメント ・高度な知識を要する相談や困難ケースの対応 ・関係機関との地域ネットワークの構築や地域における社会資源の開拓 ・相談支援員が作成したプラン内容の確認 ・制度の周知・広報活動 ※社会福祉士、精神保健福祉士、保健師として保健、医療、福祉、就労、教育等の分野にお ける業務に5年以上従事している者であり、かつ、生活困窮者への相談支援業務その他の相

(4)

4 談支援業務に3年以上従事した経験を有する者とする。 ○相談支援員兼就労支援員(1名:常時1名以上配置すること。) ・来所した相談者への対応、訪問による相談及び相談記録の作成 ・アセスメント、プランの作成 ・関係機関への同行による支援 ・就労支援 ・プランのモニタリング ※社会福祉士等の資格を有する者又は生活相談に関する業務に1年以上従事した経験を有 するものが望ましい。 イ)就労準備支援事業 ○就労準備支援担当者(1名:常時1名以上配置すること。) ・就労支援プログラムの作成 ・生活改善等の指導・助言 ・就労体験の場の開拓及び就労体験活動の指導 ・一般就労に向けた支援 ・就労準備支援事業の利用により一般就労についた者に対する職場定着支援 ※キャリアカウンセラー等の資格を有する者又は就労支援に関する業務に1年以上従事し た経験を有するものが望ましい。 ウ)家計相談支援事業 ○家計相談支援員(1名:常時1名以上配置すること。) ・家計支援計画の作成 ・家計収支の改善や家計管理能力の向上を図るための継続的な指導 ・関係機関への同行による支援 ※ファイナンシャルプランナーの資格を有する者又は家計相談に関する業務に1年以上従 事した経験を有する者が望ましい。 (5)事業の周知及び広報 受注者は、本事業における利用者の拡大及び関係機関への周知のため、パンフレット、ポス ター、ホームページ等による効果的な広報活動を積極的に行うこと。 なお、広報活動の方 法、時期及び内容は、本市と協議の上実施すること。 (6)職員の研修 受注者は、本事業に従事する職員に対する研修計画を作成し、実施後に内容を整理の上、本

(5)

5 市に報告すること。 また、本市が指示した研修に参加するよう努めるとともに、国が実施 する各支援員養成研修等については、受講可能な範囲で受講するものとする。なお、職員研 修は、基本的には受注者が行うものとする。 (7)事業報告等 受注者は、本市が別に指示する方法により、以下に掲げる支援実績や本事業の結果分析等に ついて報告すること。なお、報告及び相談支援の様式等は、電子データにより作成し、報告 すること。 ア)自立相談支援実施状況 イ)就労準備支援事業実施状況 ウ)家計相談支援事業実施状況 エ)その他厚生労働省及び本市が必要と認める報告書等 7. 事業実施における条件等(前提条件) ア)受注者は、本事業の実施にあたり対象者から利用料を徴収してはならない。 イ)本事業の実施に必要なパソコン及び周辺機器に関わる費用については、すべて本事業の 実施経費に盛り込むこと。 ウ)本事業を遂行するにあたり、発注者の信用を失墜する行為を行ってはならない。 エ)機器等の障害が発生した場合だけでなく様々な障害、事故、災害など緊急事態が発生し た場合においても、業務の遂行に支障をきたすことがないよう十分な対応策及び緊急時の 対応を整備すること。 オ)受注者は、上記(ア)から(エ)を含め、業務従事者が適切な支援を行うために必要な 教育を行うこと。 8. 個人情報の取扱 本事業の受注にあたっては、生活困窮者自立支援法(平成 25 年法律第 105 号)及び名護 市個人情報保護条例(平成17 年条例第 3 号)その他関係法令を遵守すること。また、受注 業務に関する情報を第三者に漏らすことのないよう従事職員に徹底するとともに、情報漏 えい等防止のための管理を徹底すること。 9. 受注者の責務(苦情処理) 受注者は、本事業に従事する職員に対して、指導、助言体制を整備し、円滑に業務が行える よう十分な体制をとること。また、本業務に関する問い合わせ等については、原則として受 注者が対応することとする。支援対象者と業務従事者間のトラブルへの対応は、原則として 受注者の責任において迅速かつ誠実な対応を行うとともに、本市に報告すること。受注者が 対応できないクレーム等が発生した場合は、迅速に本市へ報告し、対応を協議すること。

(6)

6 10. 業務の一括再委託の禁止 受注者は、本事業の全部又は一部を第三者に請け負わせ、又は委任してはならない。ただし、 あらかじめ書面により本市の承認を得た場合は、当該業務の一部を第三者に請け負わせ、又 は委任することができる。なお、一部委託は、委託総額の2分の1を超えてはならないこと。 11. 業務の引継ぎ この契約の履行期間が満了するとき又は契約書に基づく契約の解除があるときは、業務の 遂行に関する留意事項等を取りまとめた引継書を作成し、本市に引き渡すものとする。また、 支援継続中の案件については、支援対象者本人の状況を踏まえた引継ぎ等を行い、継続的な 支援に遺漏がないように留意すること。なお、本市が引継ぎ未完了と認めた場合は、委託期 間終了後であっても無償で引き継ぎを行うこと。 12.その他 本仕様書は、企画提案の内容及び今後発出される生活困窮者自立支援法施行令、施行規則又 は関係通知の内容により、変更することがある。また、本仕様書に明示なき事項又は業務遂 行上疑義が生じた場合は、市と協議の上、業務を進めるものとする。

参照

関連したドキュメント

いしかわ医療的 ケア 児支援 センターで たいせつにしていること.

 支援活動を行った学生に対し何らかの支援を行ったか(問 2-2)を尋ねた(図 8 参照)ところ, 「ボランティア保険への加入」が 42.3 % と最も多く,

具体的には、2018(平成 30)年 4 月に国から示された相談支援専門員が受け持つ標準件

(※1) 「社会保障審議会生活困窮者自立支援及び生活保護部会報告書」 (平成 29(2017)年 12 月 15 日)参照。.. (※2)

(2) 令和元年9月 10 日厚生労働省告示により、相談支援従事者現任研修の受講要件として、 受講 開始日前5年間に2年以上の相談支援

職員配置の状況 氏 名 職種等 資格等 小野 広久 相談支援専門員 介護福祉士. 原 健一 相談支援専門員 社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員 室岡

石川県相談支援従事者初任者研修 令和2年9月24日 社会福祉法人南陽園 能勢 三寛

主任相談支援 専門員 として配置 相談支援専門員