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第 5 回 茅野市公共交通検討会議資料

【目 次】 資料1. 前回までの検討と素案作成に向けた検討 ... 1 1.1. 前提とする考え方と素案作成に向けた検討項目について ... 1 資料2. 通勤・通学関連 ... 2 2.1. 小中学生の通学支援に関する検討 ... 2 2.2. 高校生の通学バスの対応状況 ... 3 2.3. 高校生、保護者アンケート結果 速報値 ... 4 2.4. 通学行動及びアンケート結果に対応した変更案 ... 9 (1) 時刻変更案 ... 9 (2) 夕方の待合施設について ... 9 資料3. 生活関連 ... 10 3.1. 定時定路線、デマンド、福祉バスの利点について ... 10 3.2. 高齢者のバス利用目的について ... 10 3.3. 移動・接続の方法 ... 11 3.4. 既存公共交通の経路における問題点と改善例 ... 11 3.5. 生活路線のネットワーク形成の基本的なイメージ ... 13 (1) 需要に応じた運行方式導入の考え方 ... 14 資料4. 観光関連 ... 15 (1) 観光に係る現行路線 ... 15 (2) アンケートについて ... 15 資料5. 通勤・通学、生活、観光における連携について ... 16 (1) 運行車両規模と効率的な運用 ... 16

平成 26 年 7 月 3 日

資料1

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資料1.前回までの検討と素案作成に向けた検討

1.1.前提とする考え方と素案作成に向けた検討項目について 前回までの検討を踏まえた、前提とする考え方と素案作成に向けた検討 通学・通勤 ・小中学生を主なターゲットと考える。 ・高校生の通学については、部活等で遅くなる学生に合わせることは難しい。 定時での生活をしている学生を主として考える。 ・小中学生の通学におけるサービスレベルは、現状のサービスを維持。 ・高校生にとって、乗りたい時間帯に運行していないということがある。特に 夜遅い時間帯の便がないからバスは利用できない。終バスまで時間をつぶせ る場所を用意して、終バスを遅い時間に変更すれば、利用者が増える可能性 があるかもしれない。 ・高校生はバスを利用せず、家族の送迎が主となっている現状では、親が迎え に来るまでの時間を過ごす場所があれば良いという考え方もある。 ・自動車免許を持つ方が多く利便性が高い自動車に頼ってしまうのが実情。 ・通勤定期購入者は平成 25 年度の実績アルピコ交通関係 36 人程度、茅野バス 観光関係 5 人、アルピコタクシー関係 5 人、計 46 人。 ・通勤でバス利用してもらうよう企業への働きかけも必要ではないか。 生活 ・日中のバスの利用者は、ほとんどが高齢者であるので、日常生活ができる免 許を持たない高齢者を対象と考える。 ・障がい者や身体が不自由な高齢者に対しては、「茅野市タクシー利用料金助成 制度事業」、「茅野市社会福祉協議会が行う移送サービス」等の福祉施策があ るので、そちらで対応すべき。 ・定時定路線、デマンド、福祉バスの 3 つがあるが、それぞれの良い部分を抽 出し、必要最低限のレベルで交通弱者のための新しい形態を作る。 ・バス利用の主な目的である通院、買物に対応した経路を設定してはどうか。 ・運行は毎日でなく、週2日、週3日という運行で良いのでは。 ・ビーナちゃんバスの運行経路と回数を見直して運行してはどうか。 ・デマンド運行をドアtoドアで対応するのではなく、既存の定時定路線バス のバス停、ビーナちゃんのバス停での乗降により対応(到着時間が分かりや すくなる。)してはどうか。 ・目的地を決めた乗合タクシー地区別に曜日運行 ・ビーナちゃんバスは、市内に張り巡らされた路線となっている。 観光 ・極力、観光地直行便にして、運行時間を短くする。 ・生活利用は乗り換え、生活路線に接続。 ・運行便数は、オン・オフシーズで異なり、6~4 往復を確保。 ・観光事業者の連携による運行やスポンサー制度の導入、または運行委託。

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資料2.通勤・通学関連

2.1.小中学生の通学支援に関する検討 現在小中学生の通学に対しては、通学支援便・御狩野線、通学支援便・丸山線をはじめとする路線バスに よる対応(下表参照)と湖東小学校のスクールバスが運行されている。 このうち、白樺湖線は、永明小中学校、北山小学校、北部中学校の通学、北八ヶ岳ロープウェイ線は永明 小中学校の通学を支援している。 白樺湖線の通学に関する利用状況を下図に示したが、これによると、各学校に対応した運行も可能であり、 白樺湖線に限らず路線の分割・再編なども今後検討していくことも考えられる。 その際、小中学生の通学(部活動対応は除く)に必要なバスは維持していくものとするが、今の路線形態 にこだわらず検討していくことが必要であると考えられる。 また、小中高校生が学校行事等により、通常より早く帰る場合などを想定した対応が、日中における検 討として今後必要になると考えられる。 【参考】 白樺湖線の利用状況 (H26 年 5 月日平均) 参考:小中学生の利用がある路線・便(平成 25 年度春・冬通学実態調査結果より) 参考:茅野市立小学校及び中学校通学費補助金 補助金の対象は、右表の補助基準距離を超 える者であって、公共交通機関又は自動車を 利用して通学するものとする。 ただし、市営スクールバスを利用する者及 び通学区に特殊事情のある者については、こ の限りでない。 ※赤点線で囲んだエリアは、通学する小学校から 3km 以遠の範囲 図 2-1 小学校区と概ねの遠距離通学対象エリア 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 9 1 0 0 5 0 8 1 2 0 5 10 15 20 25 茅野 市外 車山 高原 大門峠 西白 樺湖 東白 樺湖 岩下 問屋川 グラン ド 前 南白 樺湖 白樺湖入口 山の 神 緑の村入口 柏原上 柏原車庫前 柏原公民館前 柏原 柏原 入口 湯川 湯川公民館前 北山小学校前 イン タ ー チ ェ ンジ 芹ヶ 沢 花蒔 入口 松原 北部中学校 … 堀 山寺上 山寺 菅沢 入口 南大塩入口 長倉 福沢 入口 鬼場 中央保育園前 粟沢橋 本町2 丁目 本町5 丁目 市役所入口 永明中学入口 ベル ビ ア 西口 茅野駅 (人) 区間利用者 乗車 降車 6:28発 表.平成 25 年度補助対象者数 学校 対象者数 (人) 永明小学校 18 宮川小学校 70 玉川小学校 6 金沢小学校 26 湖東小学校 12 泉野小学校 3 北山小学校 30 小計(小学校計) 165 永明中学校 95 長峰中学校 87 東部中学校 13 北部中学校 67 小計(中学校計) 262 合計 427 表.補助対象基準 夏期(4~11 月) 冬期(12~3 月) 児童 通学距離 4km 以上 通学距離 3km 以上 生徒 通学距離 4.5km 以上 通学距離 3.5km 以上 路線 ダイヤ 学校 春 冬 白樺湖線 6:27 永明小中学校 7.2 13.0 北山小学校 0.8 3.4 北部中学校 3.4 2.0 6:50 永明小中学校 7.8 北山小学校 14.4 8.0 北部中学校 7.0 3.8 15:00 永明小中学校 0.0 0.0 北山小学校 3.6 2.6 北部中学校 1.6 0.2 15:40 永明小中学校 0.6 0.0 北山小学校 3.6 7.2 北部中学校 2.4 2.2 17:00 永明小中学校 0.0 0.0 北山小学校 0.6 0.6 北部中学校 1.4 1.8 北八ヶ岳ロープウェイ線 6:51 永明小中学校 0.0 2.6 7:29 永明小中学校 0.2 0.8 15:50 永明小中学校 0.8 0.6 17:00 永明小中学校 0.2 0.4 通学支援便・御狩野線 長峰中学校 122.2 122.6 通学支援便・丸山線 宮川小学校 31.3 36.6 日平均利用者数(人)

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3 2.2.高校生の通学バスの対応状況 市外の高校への通学者を想定し、部活を行わない生徒の通学・帰宅が可能なJRダイヤを下図に示した。 対象とした 4 校のうち、岡谷工業高校を除く 3 校では、朝は 7 時 40 分台茅野駅発、夕方は 17 時前茅野 駅着での通学が可能と考えられる。岡谷工業高校については、岡谷駅から若干離れており、駅から学校間の 移動に時間がかかり、特に夕方はJR17:36 茅野駅着と他の 3 校に比べ遅くなるものと考えられる。 現行のバスダイヤより上記の状況を踏まえた通学に可能な便と、昨年度実施した通学者調査結果を右表に 示した。 これによると、市外の高校への通学に使用可能なバス(赤字で示したダイヤ)では、実際に高校生の利用 があり、最大日 4 人程度の利用がある便も存在している。 また、朝は対象とした 4 校への通学は可能であるが、夕方の便をみると白樺湖線、北八ヶ岳ロープウェ イ線については岡谷工業高校からの帰宅が困難であることが分かる。 図 2-2 通学実態調査(平成 25 年春・冬通学者調査結果) 表 2-1 通学者実態調査結果と通学利用に可能な現行バスダイヤ ※1:通学者数は、平成 25 年度、春・冬の各 1 週間調査結果より高校生の利用者を整理。 ※2:赤字は、通学・帰宅に利用可能な既存バスダイヤ。 ※3:網掛けは、通学可能時間外もしくは、市内への通学者等の逆方向での利用。 【参考】 白樺湖線の利用状況 (H26 年 5 月日平均) 北八ヶ岳ロープウェイ線 の利用状況 (H26 年 5 月日平均) 学校名 通学可能便 (茅野駅発) 通学可能便 (茅野駅着) 富士見高校 7:59 16:43 各校とも、始業・終業は以下 のとおり想定。 始業時間を 8:30 終業時間を 16:10(掃除含む) 最寄り駅~学校間は、基本、 徒歩(岡谷工業は自転車)で の移動時間を考慮。 運行 茅野駅 通学者数(人/日) 路線 方向 ダイヤ 到着時刻 春 冬 備考 白樺湖線 上り 6:27 7 : 2 0 1.2 0.4 市役所入口下車あり 6:50 7 : 5 3 1.2 1.4 粟沢橋等下車あり 下り 7:45 1.2 0.0 15:00 0.4 0.2 15:40 1.2 15:45 0.6 1 7 : 0 0 3.2 4.0 18:45 1.0 0.2 H26.4減便 北八ヶ岳ロープウェイ線 上り 6:51 7 : 1 7 0.8 2.4 市役所入口、永明中学入口下車あり 7:29 7:55 0.6 0.8 H26.4減便 下り 15:50 0.2 0.6 1 7 : 0 0 2.0 4.2 18:45 1.2 0.8 H26.4減便 穴山・原山線 上り 6:27 6 : 5 9 0.3 7:36 8:12 0.2 10:00 10:32 0.4 12:15 12:47 0.2 15:20 15:52 0.2 下り 13:55 0.8 1 7 : 1 0 0.4 1 9 : 0 5 0.3 0.0 乗合タクシー・丸山線 上り 6:38 7 : 0 7 0.4 0.2 乗合タクシー中沢線 上り 7:01 7 : 2 3 1.2 1.6 8:19 8:41 0.2 0.2 9:35 9:53 0.2 下り 1 7 : 0 0 0.8 1 8 : 2 5 0.3 0.2 上社・大熊線 7:47 8:05 1.6 上川橋下車 市街地循環バス 8:15 茅野高校前(8:24着) 2.0 2.4 1 0 0 4 4 1 3 0 1 0 2 1 4 0 6 0 5 10 15 20 25 北八ヶ 岳ロ ープウェ イ 三菱重 工・三 井化学保養所前 蓼科国 際ホ テル 村前 石臼台 別荘地 小三室 城の平入口 桜ヶ 丘 笹丸平 親湯入口 プー ル平 滝の湯入口 も ん がく平別荘地入口 リゾ ー ト ホテル 蓼科前 蓼科湖前 聖光寺前 ゴルフ 場入口 杜鵑峡上 栗平 インタ ー チ ェ ン ジ 花蒔公 園入口 塩沢口 北大塩口 中大塩 団地中 中大塩 保育園 中大塩 団地下 鋳物師屋口 埴原田口 本町城山 団地口 市役所入口 永明中 学入口 ベル ビ ア 西 口 茅野駅 (人) 区間利用者 乗車 降車 6:51発 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 9 1 0 0 5 0 8 1 2 0 5 10 15 20 25 茅野 市外 車山 高原 大門峠 西白 樺湖 東白 樺湖 岩下 問屋川 グラン ド 前 南白 樺湖 白樺湖入口 山の 神 緑の村入口 柏原上 柏原車庫前 柏原公民館前 柏原 柏原 入口 湯川 湯川公民館前 北山小学校前 イン タ ー チ ェ ンジ 芹ヶ沢 花蒔 入口 松原 北部中学校 … 堀 山寺上 山寺 菅沢 入口 南大塩入口 長倉 福沢 入口 鬼場 中央保育園前 粟沢橋 本町2 丁目 本町5 丁目 市役所入口 永明中学入口 ベル ビ ア 西口 茅野駅 (人) 区間利用者 乗車 降車 6:28発 4 2 3 0 3 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 0 0 1 7 1 3 0 0 0 0 1 0 0 3 0 2 0 5 10 15 20 25 茅野 市外 車山 高原 大門峠 西白 樺湖 東白 樺湖 岩下 問屋川 グラン ド 前 南白 樺湖 白樺湖入口 山の 神 緑の村入口 柏原上 柏原車庫前 柏原公民館前 柏原 柏原 入口 湯川 湯川公民館前 北山小学校前 イン タ ー チ ェ ンジ 芹ヶ沢 花蒔 入口 松原 北部中学校 … 堀 山寺上 山寺 菅沢 入口 南大塩入口 長倉 福沢 入口 鬼場 中央保育園前 粟沢橋 本町2 丁目 本町5 丁目 市役所入口 永明中学入口 ベル ビ ア 西口 茅野駅 (人) 区間利用者 乗車 降車 6:53発 学校名 通学可能便 (茅野駅発) 通学可能便 (茅野駅着) 岡谷工業高校 7:33 17:36 岡谷南高校 7:47 16:41 岡谷東高校 7:47 16:41

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4 2.3.高校生、保護者アンケート結果 速報値 高校生、保護者アンケートからの回答傾向は次のとおり。 ①部活を行っている生徒は 75%を占める。(図 2-2 参照) ②通学手段でバス利用者は全体の 1%。7 割は「送迎」が占め「送迎のためだけに往復している方がそ の半数を占める。(図 2-3、図 2-8 参照) ③バス利用者の選択理由は、「保護者が働いていて送迎してもらえない」が約半数、「駅まで距離があり、 徒歩や自転車でいけないから」が 2~3 割を占める。(図 2-4 参照) ④送迎に対する負担は、高校生・保護者ともに 80%近くが「負担は大きい」と考えている。その中で、 高校生は「安心である」、保護者は「経済的である」という意識が高い傾向がある。(図 2-5 参照) ⑤バスを利用しない理由は、高校生・保護者ともに、「朝・夕の通学時間帯にバスがない」、「運賃が高 い」という指摘が多い。また、「家族に送ってもらう(送迎した)ほうが楽だから」が、高校生・保 護者ともに 1 割強、「近くにバス停がない」と 1 割弱の方が回答。(図 2-6 参照) ⑥上記、⑤の問題が解消された場合、バスを利用する意思があるという回答は、高校生が約 5 割、保護 者は約 7 割におよぶ。(図 2-7 参照) ⑦1 か月の定期代の上限は、約半数程度が 5~6 千円と回答している。(図 2-9 参照) ⑧現在バスを利用する生徒保護者に対する「駅前に 19 時以降も子供が過ごすところ(待っているとこ ろ)があればバス利用から送迎に変更するか」との問いには「変更しない」が 100%(3 人)。 問.部活動をしていますか。 問.通学・帰宅時の主な茅野市内移動手段を教えてください。 図 2-3 部活の有無 図 2-4 通学手段 問.バスを使っている方にお聞きします。バスを使っている理由を 2 つまでお答えください。 【高校生】 【保護者】 図 2-5 バス利用者の選択理由 問.送迎してくれる方の負担の程度について教えてください。 【高校生】 【保護者】 図 2-6 送迎に対する負担 問.バスを使っていない方にお聞きします。バスを使わない、使えない理由を教えてください。 【高校生】 【保護者】 図 2-7 バスを使わない理由 問.使えない理由としてお答えいただいた問題点が改善されれば、バスを使って通学する意思はありますか。 【高校生】 【保護者】 図 2-8 問題解消後のバス利用意思 表 2-2 地区別、部活有無別の公共交通転換意思 N=97 負担が大きい 34.0% 負担が 大きいが、 経済的である 12.4% 負担は 大きいが、 安心である 26.8% 負担は大きい が、コミュニ ケーションの場 となって有用で ある 11.3% 大した負担 ではない 12.4% その他 3.1% N=87 負担が大きそう 32.2% 負担が 大きそうだが、 経済的である 9.2% 負担は 大きそうだが、 安心である 33.3% 負担は大きそう だが、コミュニ ケーションの場 となって有用で ある 8.0% 大した負担では なさそう 12.6% わからない 4.6% N=10 駅まで距離が あり、徒歩や自 転車ではいけ ないから 30.0% 働いていて送 迎できないから 40.0% 安全だから 雨や雪の日 は、徒歩や自 転車で行けな いから 10.0% その他 20.0% N=9 駅まで距離が あり、徒歩や自 転車では行け ないから 22.2% 家族が働いて いて送迎しても らえないから 55.6% 友達と一緒に 通学できるから 安全だから 雨や雪の日 は、徒歩や自 転車で行けな いから 11.1% その他 11.1% N=111 徒歩 9.0% 自転車 19.8% 送迎 67.6% バス 0.9% 電車 2.7% タクシー N=113 部活動を している 74.3% 部活動を していない 23.9% 無回答 1.8% N=191 徒歩や自転車 でいける 距離だから 13.6% 時間がかかる から 4.7% 自宅の近くに バス停がない から 6.8% 送迎する方が 楽だから 13.1% 朝の通学に 間に合うバスが ないから 17.8% 帰りの時間帯 にバスが ないから 18.8% 運賃が 高いから 19.4% 駅前で安全に バスを待つ場 所がないから その他 5.8% N=165 徒歩や自転車 でいける距離だ から 15.2% 時間がかかる から 5.5% 自宅の近くにバ ス停がないから 7.9% 家族に送っても らう方が楽だか ら 13.3% 朝の通学に間 に合うバスがな いから 16.4% 帰りの時間帯 にバスがない から 17.0% 運賃が 高いから 17.6% 駅前で安全に バスを待つ場 所がないから 0.6% その他 6.7% N=101 ある 64.4% ない 35.6% N=87 ある 51.7% ない 48.3% 部活動 バス通 学意思 宮川 地区 米沢 地区 豊平 地区 玉川 地区 泉野 地区 金沢 地区 湖東 地区 北山 地区 中大塩 地区 合計 あり 11 7 6 14 0 2 2 4 5 51 なし 6 3 2 7 0 3 1 0 2 24 あり 5 3 1 2 1 0 0 1 0 13 なし 1 0 5 1 1 2 0 0 1 11 合計 23 13 14 24 2 7 3 5 8 99 部活動 あり 部活動 なし バス利用者は 1 人 (帰りは送迎) 時々使っている方 からの意見も存在

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5 0 5 10 15 20 25 30 5:0 0 15 30 45 6:0 0 15 30 45 7:0 0 15 30 45 8:0 0 15 30 45 9:0 0 15 30 45 10 :0 0 15 30 45 11 :0 0 15 30 45 12 :0 0 15 30 45 13 :0 0 15 30 45 14 :0 0 15 30 45 15 :0 0 15 30 45 16 :0 0 15 30 45 17 :0 0 15 30 45 18 :0 0 15 30 45 19 :0 0 15 30 45 20 :0 0 15 30 45 21 :0 0 15 30 45 22 :0 0 回答者数 ( 人) 時間帯 部活動あり 部活動なし 0 5 10 15 20 25 30 5: 0 0 15 30 45 6: 0 0 15 30 45 7: 0 0 15 30 45 8: 0 0 15 30 45 9: 0 0 15 30 45 10: 0 0 15 30 45 11: 0 0 15 30 45 12: 0 0 15 30 45 13: 0 0 15 30 45 14: 0 0 15 30 45 15: 0 0 15 30 45 16: 0 0 15 30 45 17: 0 0 15 30 45 18: 0 0 15 30 45 19: 0 0 15 30 45 20: 0 0 15 30 45 21: 0 0 15 30 45 22: 0 0 回答者 数 ( 人) 時間帯 部活動あり 部活動なし 問.お子様を送迎している方にお聞きします。送迎の方法について教えてください。 図 2-9 送迎の方法 問.バス通学を考える際の1ヶ月通学定期券代の上限額を教えてください。 図 2-10 1 か月の定期代上限額 【登下校で手段を変更する生徒の状況】 登校時 下校時 人数 送迎 徒歩 5 人 徒歩 送迎 2 人 バス 送迎 1 人 自転車 送迎 2 人 回答者:朝 108 人、夕方 102 人 ※集計は 15 分単位。 図 2-11 朝家を出発する時間、夕方学校を出発する時間 回答者:朝 83 人、夕方 79 人 ※集計は 15 分単位。 図 2-12 朝夕の使用電車時間帯(茅野駅発・着) N=100 通勤のついで に送迎している 21.0% 送迎の時間に 合わせて 通勤している 15.0% 送迎の ためだけに 往復している 55.0% 祖父母に 送迎して もらっている その他 9.0% N=57 2000円未満 2000円~ 3000円未満 7.0% 3000円~ 4000円未満 17.5% 4000円~ 5000円未満 7.0% 5000円~ 6000円未満 43.9% 6000円~ 7000円未満 3.5% 7000円~ 8000円未満 8000円~ 9000円未満 1.8% 9000円~ 10000円未満 10000円以上 19.3%

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6 【具体的回答と自由回答】 ■高校生のバスを使わない具体的な記述 ・バスが通っていない(バス停はある)【玉川地区】 ・バスで通えない場所だから【金沢地区】 ・バスの本数が少ないから【米沢地区】 ・バスがない【金沢地区】 ・バスが分らない(家の近くに止まるのか)【宮川地区】 ・バス好きです。バスなくなると困ります。バスは非常に便利です。中大塩内を通るバス、8 時台(中 大塩⇒茅野駅)6 時台(茅野駅⇒中大塩)を増やしてほしいです。【中大塩地区】 ・親の会社がある方に学校があるから【米沢地区】 ・寝坊した際に電車に毎合わない可能性があるから【宮川地区】 ・バス通学を考えたこともない【宮川地区】 ■保護者のバスを使わない具体的な記述 ・バス停はあるものの、週に 1 本しか運行していない。とても不便である。【玉川地区】 ・青柳駅とバス停間のバスがない【金沢地区】 ・子供が使いたがらない【玉川地区】 ・通学のためにバスを運行していることを知らない【玉川地区】 ・バスは時間の前後があったり、経済的負担があり、自転車の方が自由だから。【宮川地区】 ・バスがない【金沢地区】 ・学校の最寄りのバス停でも学校までの距離があるので【米沢地区】 ・バス路線がないため【宮川地区】 ・一番利用させたい時間のバスがなくなったから【中大塩地区】 ・朝・帰りの時間もだけど、養護学校の子なので不安が多く使うことができない。【居住地不明】 ■高校生自由回答 ・バスが走ってほしい。自転車だと帰りがずっと上り坂だし、部活で朝早く、帰りが遅いから疲れて 載る気にならない。バスなら親にも負担をかけなくて済む。泉野⇒東部中⇒玉川小⇒中央病院⇒茅 野駅のバスが朝、夕だけでも有ると良いと思う。【玉川地区】 ・先日、茅野駅のバス停のところに行き、掲示板を確認したところ、出発時刻は書いてあったが、各 バス停までの運賃が書いてなかったので、小遣いが足りなかったら困るので、利用しなかった。(そ の時は、帰宅途中で、山寺で降りようとした)【豊平地区】 ・今年の 3 月で部活はやめました。理由の 1 つに土曜の練習や帰りの遅い時間は親に負担がかかるか らです。自分で行動できないことが多過ぎます。友達に合うのも、行動にはバスの時間が常に付き まといます。【北山地区】 ・いつも、1 時間以上歩いて帰っていて、冬などは暗くなってしまうので、歩いて帰るのが怖いので、 バスを利用したいので、もっと改善してほしい。【玉川地区】 ・自宅は北山柏原ですが、北山~茅野駅までのルートが遠回り過ぎて時間がかかる。利用したいが乗 れたり、乗れなかったりで利用できずにいる。小型バスで北山方面、豊平方面、湖東方面など、い くつかにわかれて本数もあると嬉しい。どれかに乗れれば途中までも帰って来れて歩いて自宅に帰 ることもできる。【北山地区】 ・路線バスの時間帯も利用したい人の時間に合わせなければ意味がないと思います。小中学生も歩く ことは大切だと思いますが、雪の日などバス通学でも良いのではないかと思います。「乗らなければ なくなってしまう」と書いてありますが、不便なバスの時間帯や多くの利用者が利用できないよう な考えをしているのではないでしょうか?【宮川地区】 ・乗りあわせた人同士で話ができるなど、コミュニケーションの場にもなりえると思う。【中大塩地区】 ・学校があるから、土曜日も最後のバスが 13:45 で早過ぎる。もっと遅かったら利用できるのに。【中 大塩地区】 ・帰りはありかも【湖東地区】 ・スクールバスがないので親に送ってもらえないとなった時に学校(駅)に行く手段がなくなってしま うのでバスがあったらとても便利だと思う。【米沢地区】 ・茅野高校に通っていますが、市内に住んでいる子より市外から通っている子の方がよくバスを使っ ています。もっといろんな時間帯、電車と合わせた時間帯で運行していれば友達もうれしいんじゃ ないかと思われます。【宮川地区】 ・バスを待つ間、いる場所が少ない。【湖東地区】 ・最終バスの時間が早過ぎる。確か今の最終は 17:00 頃だったと思うけど、部活が終わる時間が 1845 ゴロで茅野に電車が付くのが 19:20 頃だから乗りたくても乗れない。せめて 19:40~20:00 くら いにしてほしい。【中大塩地区】 ・駅まで送ってもらって、駅から自転車で行っています。駅までのバスの時間にちょうどいいのがあ れば乗ってみたいし、家の近くにも学校の近くにもバス停があります。冬は電車通学しているので、 学校までバス通学を考えましたが、料金が高いです。もっと安ければ乗る人も増えると思います。 冬の大雪の日はバスは通常に動くのでしょうか。【豊平地区】 ・路線が分らないため、利用しづらい【宮川地区】 ・電車の時間に合わせて 2 便くらい考えてくれるとありがたい。朝部活のある方は早い電車、部活な しの方の時間の電車など。出発地点から考えると茅野駅までのバスは難しいかもしれません。渋滞、 燃料代、通勤方向と逆では負担増。【豊平地区】 ・冬の間はバスを使い通学したいです。(自転車は冬の間寒いので)【玉川地区】 ■保護者の自由回答 ・部活動をしており、始発電車(6:09)に乗り、帰りは茅野駅 20:30~21:30 頃になります。電車のダイ ヤが乱れたりすると、駅前ロータリーも大変渋滞しますし、子どもを自転車で通わせるのは、帰り は上り坂ですので、自宅に付くまで駅~1 時間かかります。送迎だけに時間もガソリンも使うとい う不便さがあります。スクール、通勤時間だけでもバスが有りますと有難いです。(ちなみに、自 宅は小堂見上バス停近くです。)【玉川地区】 ・茅野駅までではなく、学校付近まで行ってくれるようなバスがあると使う方は増えるかもしれない。 電車の定期に少し上乗せしても私は利用したいです。特に冬場(今年は雪が多くて)駅から徒歩で 学校に行くまで歩道の確保があるか心配だったため。【玉川地区】

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7 ・毎日同じ路線、時間で運行してほしい。(例:月曜日だけ違うルート、火~金曜日は同じルートな ど)。夕方、増発してほしい。【金沢地区】 ・朝のバス運行時間は良いのですが(茅野駅までの)、帰りのバス時刻はないと思われる。又、茅野 方面だけバス運行がありますが、行先富士見方面は考えられないものか。学校までの通学時間、バ スと電車と合わせると 1 時間以上かかるため、天気の良い日は自転車で行く子供も少なくはないで す。※天気の悪い日、冬場は困ります。【豊平地区】 ・茅野市内は車がないと移動するのが困難で、バスがあることはとてもありがたいのですが、片道の 金額だけでも高額です。兄弟がいれば倍の金額がかかります。送迎できない時にはバスの時間に合 わせて部活を切り上げる等して利用していますが、気軽に利用できると、とてもありがたいだろう なぁ~と思います。【北山地区】 ・高齢になり、車の運転ができなくなったら、市内の各施設へ行くためにバスを利用するかもしれま せん。バスの路線にもよりますが。ガソリン代が高くなっても自家用車の方が今は便利なので使っ ています。【宮川地区】 ・中大塩地区に住んでいます。仕事は観光業なので、わざわざ送迎のために駅まで降ります。ダイヤ はどんどん減り、何を基準にダイヤを残しているか不明です。【北山地区】 ・夏はそれほど負担ではありませんが、冬は、特に雪が降ると早朝に出なくてはならなかったり、道 の渋滞がひどいです。それらを考えると、多少高くなってもバスを運用していただければ大変助か ります。実際に駅までの道も送迎の車で朝夕は込み合うため、バスが運用されれば市民の足も楽に なると思います。【玉川地区】 ・バスの良いところは安心感がある。今の路線はわざわざ遠回りをしており、時間がかかる。1 つの 案ですが、仮に、ピアみどりや Big などの大型店と駅を結ぶ路線があれば、送迎は半分になり、待 ち時間を利用し、買い物もできる。朝や夕方も駅の東口は大変交雑しており、少し緩和できると思 う。できれば、遠回りしないで、駅東口⇔ピアみどり、駅東口⇔Big、駅東口⇔玉川方面、わざわ ざ村の終点に行く必要はないと思う。【北山地区】 ・定刻に着かないところ(渋滞・事故が起きた場合)。始発電車に合わせたバス運行か、茅野駅~上諏 訪駅便があったら利用したい。直行便(早朝のみ)【宮川地区】 ・糸萱に住んでいますが、毎日の送迎が本当に大変です。ぜひともバスを出してください。スクール バスのような形態があるとさらに助かります。【北山地区】 ・雨が降ったり、特に冬期間雪が降ると歩道の雪かきまで手が回っていないので、歩けないと子供が 嘆きます。そんな時はバスの利用も考えるのですが、時間帯が全く合わないので、結局送迎した方 がスムーズなのでそうしています。燃料代が高くなったりしているので、運賃が高くなる、利用者 が減るので本数が減る、の悪循環になっていると思いますが、バス利用した時のメリットがあると いいのかな?と思います。あと、男の子だと、公共交通の利用時、痴漢の疑いをかけられてしまうこ とがあるのかもと思うと乗らない方が良いのかも?と思ってしまいます。【米沢地区】 ・中学の時は通学支援便ということでバス通学させていただき、送迎の心配がなくて大変助かりまし た。高校になると市外への通学なので青柳駅から JR を利用しています。家から青柳駅までのバスが ないので、車で送迎していますが、時間的にも 5 分程度なのでバス停まで歩きバスを待つより効率 的なのかなと思います。【金沢地区】 ・理科大生が利用しているように、通学生用のバスが市内のいくつかの路線を走り、お得な金額であ れば、親は利用を強く望むと思います。”バスが当たり前”になることを願います。【玉川地区】 ・駅から学校まで距離がある高校は諏訪地区には多いと思います。また、家から駅までの距離がある 家庭も多い。学生にとって、バスなど交通手段は大変必要です。ただやはり自家用車での通勤時に 一緒にとなってしまいます。列車とバスの併用では通学代がすごく高くなる。高校のある市町村が 通学代を補助し、バス会社もルートを検討し、直接学校あるいは近くまで乗り付けできるようにし てほしい。又通学時間を守るため、バス専用道路(時間帯)を設けてほしい。【宮川地区】 ・送迎ができない日もあるため、できるなら利用できる時間帯の検討をお願いしたいです。【玉川地区】 ・ビーナちゃんバスのバス停は近くにあって良いが、本線まで出るとなると少し距離があり、高校生 が自身で歩くかが”?”です。毎朝駅までの送迎の車での混雑があり、きめ細かい路線でのバス運 行が可能になりバスで通うのが当たり前となれば親の負担も軽減するし、環境的にも CO2 削減へと つながることになると思うので良いと思います。【玉川地区】 ・バスの便が悪いと結局送迎になってしまう。送迎の時間により駅で待っていなくてはいけないこと もある。【米沢地区】 ・駅迄の時間がある。安心できる。時間が不定期になる。【豊平地区】 ・バス停の数も少なく、通学の時間に遭うバスが全くありません。使いたくても使えないのが現状だ と思います。【玉川地区】 ・送迎できない時に利用してほしいが、乗れる便がないので、利用できません。最終の時間がもっと 遅いといいのですが。【中大塩地区】 ・子供が自分で出かけ、自分で帰って来られるところはとても良いと思います。特に最終が 19 時前 に茅野駅発で、子どもの利用時間と合わずとても残念に思っていました。【宮川地区】 ・安心。社会性を学べる。自分の責任で行動できるようになる。バスの数が少ないので困る場合があ る。(早退や特別日課などで帰りが早くなる時等)【湖東地区】 ・基本的に自転車で駅まで行ける距離なので必要性をあまり感じていない。しかし、将来を考えると バスがなくなると困るとは大いに思う。(年寄りになったとき)【宮川地区】 ・バスは帰宅時にどうしても迎えに行けない時に使わせてもらっています。バスの乗り場や路線が良 く分かりません。(時刻など)分かればもう少し利用しやすいです。(電車の時刻表のように)【湖 東地区】 ・バスを利用するにしても時刻が分らないため、結局利用しなくなってしまうと思います。利用した ことがないため、利用方法も分かりません。もっと利用する PR が必要ではないでしょうか。【豊平 地区】 ・行きはバスで、帰りはバスがないので送迎しています。【北山地区】 ・スクールバスもないので、中学生の活動時間も含め、通学に合わせたバスが運行されることを希望 します。【米沢地区】 ・正確な時間で着くわけではないので不安です。近くにバス停があるのかもわかりません。【米沢地 区】 ・雨の日でも大人の手を煩わさせずに通学できるが、車や自転車に比べて移動に時間がかかる。【宮川 地区】 ・現在、朝のみ送迎、帰りのみバスを利用していますが、電車の時間と合わず、駅で 1 時間以上待っ ています。【湖東地区】 ・現在のバス路線が昔に比べて遠回りをしていて、駅へ行くのに時間がかかってしまう。電車に遭う バスがほとんどない。【宮川地区】

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8 ・やはりバス代を考えてしまいました。【宮川地区】 ・高校生なので自転車を使いますが、車道(ビーナスライン)は怖くて走らせません。歩道を歩いてい る人が少ないので自転車は歩道の方が良い。【米沢地区】 ・昨年は定期券を買い、バス通学をさせていました。朝部活の時は早めのバス。部活がない時はちょ うど良い時間にバスがあったため、仕事を持っている私にとっては、とても助かっていました。帰 りも、この時間のバスなら決まった時間に帰宅できていたので安心感もあったのです。ですが、こ の 4 月から時間改正があり、朝も夕方も全くバスが使えなくなってしまいました。梅雨時は雨で自 転車も使えず、暑い夏は、帰りの坂道が過酷。冬は雪道。そうなると送迎しかありません。仕事が 終わるまで迎えに行かれず、待たせることもしばしば。一番利用したい時間のバスがなくなって親 子ともども本当に困っています。【中大塩地区】 ・茅野駅からの最終バスが今 18:45 ですが 20:40 くらいの最終にしてもらいたいです。部活が 19: 00 までなので、18:45 に乗れないからです。【中大塩地区】 ・駅東口で乗降できないため不便である。【豊平地区】 ・部活をやって帰る時間にバスがない。高いイメージがあり迎えに行った方がお金はかからない。安 ければ家のこともできるので利用したい気持ちはある。【米沢地区】 ・毎日通うのは無理なので、回数券での割引がほしい。今、茅野市には障害があってバスに乗りたく ても色々な問題があって乗ることができない人が多くいます。そんな人の声を聞いてもらってほし いです。福祉バスがあっても利用できません。働くことになっても、行き帰りが家族の負担になり、 結果、どっちが働くか!?になってしまうことに。理科大へ 3~4 台のバスが走るのを見るとがっかり します。もう少しだけ助けてほしいのですが。【居住地不明】 ・バス、電車を利用した場合、両方の定期代を考えるとできるだけバスの定期代も抑えたい。バスの 運行時間がきちんと守られるか心配。特に朝の時間。【豊平地区】 ・雨が降ったり雪が降って自転車が使えない時にはぜひバスで通学させたいです。バスの発車の良い 時間帯があれば時用させたいです。【玉川地区】 ・ビーナちゃんバスが毎日運行していれば学生が活用できるのでは? 【参考:アンケートの回答を踏まえて…】(地域公共交通システム再構築ハンドブック(長野県)より)

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9 2.4.通学行動及びアンケート結果に対応した変更案 (1)時刻変更案 「高校生の通学バスの対応状況(3 ページ)」の岡谷工業高校からの帰宅やアンケート結果における分散 した登下校の時間帯(図 2-12 参照)に合わせ、白樺湖線、北八ヶ岳ロープウェイ線における現行 17:00 茅野駅発を 17:40 程度に時刻変更することも考えらえる。 ■デメリット、問題点 ①時間変更では、岡谷工業高校以外の高校生の帰宅には待ち時間が発生する。 ②変更により利用者が増加するかの見極めが必要である。(岡谷工業高校への生徒数と居住地) ③わずかな時間変更ではあるが、それによる経費増加の度合い。(場合によっては運転手の増員が必 要となる可能性がある。下記参照) 長時間の運行は、一昨年の関越道におけるバス事故などを背景とした「自動車運転者の労働時間等の改善 のための基準(厚生労働省、平成 25 年 1 月)」により、拘束時間、運転時間等が定められており、現行のダ イヤを若干ずらすことも人員増加、運行経費の増加の可能性がある。 自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の内容(抜粋) ・拘束時間:4 週間を平均した 1 週間当たりの拘束時間は 65 時間以内 ・運転時間:1 日の運転時間は 2 日平均で 9 時間が限度 4 週間を平均した 1 週間当たりの運転時間は 40 時間以内 ・連続運転:4 時間が限度。運転開始後 4 時間以内または 4 時間経過直後に 30 分以上の休息が必要 (運転時間 4 時間までの範囲では、休息は分割することができるが、少なくとも 1 回 につき10 分以上の休息が必要) (2)夕方の待合施設について 茅野駅周辺において、親等が迎えに来るまでの時間を過ごすための待合施設としては以下のような施設が あるが、利用可能時間は CHUKO ランドチノチノの一部施設を除き 19 時までで、また、平日の定休日、休館 日があり、夕方の待合施設の確保が必要な場合、検討が必要となる。 ・市民館図書館 9 時~19 時 火曜休館 ・どっこいしょ広場 10 時~19 時 ・CHUKO ランドチノチノ 10 時~19 時、一部 19 時~21 時の施設もあり 木曜定休 しかし、夕方の待合施設に関しては、アンケート結果では、「駅前に 19 時以降もお子さまが過ごす場所が あればバス利用から送迎に変更しますか」という問いに対し、3 名の回答があり全員が「変更しない」と回 答している。また、バスを使用しない理由の選択肢として、「駅前で安全にバスを待つ場所がないから」と いう選択肢を選んだ方は存在しなかった。 ■デメリット、問題点 ①時間の延長の場合、それに伴う管理体制、人員の確保等が必要となるが、アンケートからは需要 は少ないと考えられる。

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資料3.生活関連

3.1.定時定路線、デマンド、福祉バスの利点について 生活路線の検討にあたり、現在運行されている定時定路線、デマンド、福祉バスの運行等におけるメリッ ト・デメリットを下表に整理した。 表 3-1 市内の公共交通体系のメリット・デメリット メリット デメリット 路線バス、 乗合タクシー ❶利用時に予約の必要がない。 ❷目的地の到着時刻が明確である。 ①利用者がいなくても運行しなければ ならない。 ②市街地や集落を隈なく結ぼうとする と所要時間が長くなる。 デマンド ❸需要の少ない地域でも効率的な運行 が可能。 ❹予約があった時のみ運行することが でき無駄が少ない。 ❺戸口から戸口への輸送も可能で、高齢 者等には優しい面もある。 ③利用するためには予約が必要となる ため、わずらわしさが生じる。 ④予約状況により、目的地到着時刻が毎 回異なる。 福祉バス ❶利用時に予約の必要がない。 ❷目的地の到着時刻が明確である。 ❻停留所がきめ細かく設定されており、 歩く距離が短く高齢者などに優しい。 ❼高齢者に対する割引がある。 ①利用者がいなくても運行しなければ ならない。 ②市街地や集落を隈なく結ぼうとする と所要時間が長くなる。 ⑤週 1 日のみの運行である。 上表のメリットより、利用者サイドに立ったメリットを抽出すると、❶❷と❺~❼と考えられる。 このうち、❺❻はどちらかの選択となるが、「❷目的地の到着時刻が明確である。」というメリットを生か すには、定路線型運行(❻)である必要があり、❷のメリットを維持すると、赤字で示した 4 項目に配慮し た交通体系が、利用者サイドに立った定時定路線、デマンド、福祉バスの利点になるものと考えられる。 ❶利用時に予約の必要がない。 ❷目的地の到着時刻が明確である。 ❸需要の少ない地域でも効率的な運行が可能。 ❹予約があった時のみ運行することができ無駄が少ない。(ただし、運行事業者との契約方法による。) ❺戸口から戸口への輸送も可能で、高齢者等には優しい面もある。 ❻停留所がきめ細かく設定されており、歩く距離が短く、高齢者などに優しい。 ❼高齢者に対する割引がある。 ※見え消しは、運行側のメリット また、上記を踏まえつつ定時定路線を前提とし、利用者サイドに立ったデメリットを考えると②、⑤が問 題として考えられ、これらの解消が必要であると考えられる。(③、④はデマンド方式によるデメリット) ①利用者がいなくても運行しなければならない。 ②市街地や集落を隈なく結ぼうとすると所要時間が長くなる。 ③利用するためには予約が必要となるため、わずらわしさが生じる。 ④予約状況により、目的地到着時刻が毎回異なる。 ⑤週 1 日のみの運行である。 ※見え消しは、運行側のデメリット 3.2.高齢者のバス利用目的について 前回資料の高齢者バス利用者の目的地より、医療施設、商業施設が多いことから、これら施設への配慮 が必要であると考えられる。 図 3-1 高齢者バス利用者の目的地(前回資料より) また、前回資料においては、ビーナちゃんバス利用者の行動が含まれていないため、平成 22 年度のビー ナちゃんバス調査結果を下図に示したが、温泉施設への利用者が 25%を占めており、温泉施設への配慮も 必要であると考えらえる。 資料:平成 22 年調査結果より 図 3-2 ビーナちゃんバスの目的別利用構成 どちらかの選択 36.2% 44.2% 51.3% 28.6% 40.7% 43.4% 24.7% 41.0% 52.1% 36.2% 27.0% 49.6% 39.2% 28.6% 16.5% 19.4% 20.5% 42.1% 22.2% 43.1% 41.0% 8.2% 25.5% 32.1% 11.6% 24.7% 30.4% 20.6% 14.2% 11.4% 11.1% 36.0% 11.1% 11.5% 12.3% 16.9% 30.3% 24.4% 19.0% 7.8% 8.5% 6.1% 11.4% 7.1% 17.2% 9.8% 5.9% 9.6% 7.0% 11.5% 9.0% 15.2% 7.5% 19.2% 8.6% 5.6% 9.1% 5.7% 6.1% 5.5% 38.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ①御狩野線 ②市街地東循環線 ③柏原線 ④中道線 ⑤丸山線 ⑥東向ヶ丘線 ⑦大日影経由考古館線 ⑧市街地西循環線 ⑨白井出線 ⑩玉川循環線 ⑪横谷峡・金山線 ⑫小泉経由考古館線 ⑬白井出・北大塩線 合計 通院 温泉 買物 所用 就労 見舞 学生 N=66 医療施設 50.0% 役所等 1.5% 自宅 12.1% 商業施設 18.2% その他 1.5% 保養・遊戯施設 12.1% 鉄道駅 4.5% きめ細やかなバス停配置により高齢者にやさしい定時定路線による運行 路線の見直しによる所要時間への配慮と週 2~3 日の運行 通院・買物・温泉施設など目的行動に配慮した路線の検討 「目的地の到着時刻の明確さ」に配慮すると

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11 【ビーナちゃんと路線バス等の重複】(経路の多くが路線バス等と重複する路線) ●ビーナちゃん・丸山線と乗合タクシー・丸山線 ●ビーナちゃん・中道線と豊平・泉野線、乗合タクシー・中沢線 ●ビーナちゃん・大日影経由考古館線と豊平・泉野線 ●ビーナちゃん・柏原線と白樺湖線 ●ビーナちゃん・市街地西循環線と上社・大熊線、市街地循環バス 【運行経路の重複における検討路線】 3.3.移動・接続の方法 一般的な移動・接続の方法としては、次の 3 つが考えられる。 ①基幹バスと支線バスによる運行 連携計画策定時に議論された運行で「路線によっては乗り換えを要する利用者が多い路線が存 在する」、「利用者の多くが高齢者であることを考えると、乗り換えに対する負担が大きい」とい う理由により取りやめた方式。 ②バスと循環系バスによる運行 現在の茅野市の路線バス・乗合タクシーの運行に近いイメージの方式。 ③一筆書きの運行 ビーナちゃんバスの運行経路のイメージ。 ①の運行イメージ ②の運行イメージ ③の運行イメージ 上記より、主たる利用者を高齢者と想定した運行としては、連携計画策定時同様、乗り換えができるだ け少ないことが望ましいと考えられ、できる限り③の一筆書きの運行とし、目的地が多く集積する市街地 内においては更なる施設への移動が可能な②との連携とすることが望ましいと考えられる。 3.4.既存公共交通の経路における問題点と改善例 既存路線においては、「第 1 回検討会資料」本編 30 ページ(下図)及び、資料編 2~7 ページに示したが、 路線バスとビーナちゃんバス運行経路には重複する区間が多く存在し非効率的なものとなっている。 これらの路線の重複の解消という視点より、重複を解消する効率的な運行の一例として、ビーナちゃんバ スと路線バスの統合をベースにした運行形態再編の考え方を次ページに整理した。 図 3-3 路線バス等の経路とビーナちゃんバスの経路 ・高齢者に配慮し、乗り換えができるだけ少ない路線設定 ・更なる移動にも配慮した市街地内での移動手段の確保

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12 【ビーナちゃんバスと路線バスの統合をベースにした運行形態再編の考え方】 ビーナちゃんバスと路線バスの統合をベースにした運行形態再編イメージを下表に示した。 なお、運行は週 2、3 日の運行とし、顕在需要より運行日数を検討していくことが必要であると考えられ る。その際の考え方の例としては以下のとおり。 ・基本は、週 2 日で利用が多いところは週 3 日。 ・集落ごとに週 2 日は運行(利用ができるように)する。 ・市街地に近い集落は、他路線が運行されることになるが、市街地の循環系路線も勘案し、場合によ っては、通過するようなことも考えられる。 ■デメリット、問題点 ①ビーナちゃんバスの経路に考慮すると、地区を巡回するため従来の所要時間より長くなる。 ②ビーナちゃんの高齢者割引の適用方法の再検討。(毎日適用、曜日のみ適用、廃止など) 表 3-2 現行路線と路線集約した場合のイメージ 現行運行路線 (10 路線+ビーナちゃん 3 台) 路線集約イメージ (9 路線+ビーナちゃん 1 台) 白樺湖線 白樺湖線(

ビ 柏原線) 北八ヶ岳ロープウェイ線 北八ヶ岳ロープウェイ線 乗合タクシー・御狩野線 乗合タクシー・御狩野線 乗合タクシー・中沢線 乗合タクシー・中沢線(

ビ 中道線) 乗合タクシー・丸山線 乗合タクシー・丸山線(

ビ 丸山線) 穴山・原村線 穴山・原村線 豊平・泉野線 豊平・泉野線(

ビ 大日影経由考古館線、

ビ 中道線) メルヘン街道バス メルヘン街道バス 市街地循環バス 市街地循環バス(上社・大熊線、

ビ 市街地西循環線) 上社・大熊線 ビーナちゃん車両 1

ビ 東向ヶ丘線、

ビ 玉川循環線、

ビ 横谷峡・金山線、

ビ 白井出・北大塩線、

ビ 小泉経由考古館線 ビーナちゃん車両 2 ビーナちゃん車両 3 ※1:通学支援便(御狩野線、丸山線)と観光特化路線は除く。 ※

ビ :ビーナちゃんバス 参考:現行のビーナちゃんバス運行曜日 曜日 運行路線数 運行路線 月曜日 火曜日 3 路線 柏原線、中道線、丸山線 水曜日 3 路線 東向ヶ丘線、大日影経由考古館線、市街地西循環線 木曜日 2 路線 白井出線、玉川循環線 金曜日 3 路線 横谷峡・金山線、白井出・北大塩線、小泉経由考古館線 土曜日 (資料:平成 21 年度公共交通に関する市民アンケート調査) 図 3-4 年齢別外出頻度 (資料:平成 21 年度公共交通に関する市民アンケート調査) 図 3-5 目的行動別外出頻度 75.4% 76.3% 80.1% 79.3% 72.5% 50.4% 32.0% 22.1% 60.5% 4.6% 14.1% 13.0% 14.9% 15.1% 28.4% 30.9% 19.3% 20.2% 7.7% 3.8% 3.8% 6.7% 12.6% 18.5% 19.3% 9.5% 9.2% 3.2% 4.7% 11.8% 15.7% 5.2% 3.2% 5.5% 21.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 10歳代 (n=65) 20歳代 (n=156) 30歳代 (n=346) 40歳代 (n=343) 50歳代 (n=404) 60歳代 (n=571) 70歳代 (n=363) 80歳以上 (n=140) 合計 (N=2388) ほぼ毎日 2~3日に1回程度 1週間に1回程度 1か月に2~3回程度 1か月に1回程度 1年に2~3回程度 その他 50歳代以下は ほぼ毎日外出が 大半 60歳代以上は 2~3 日に 1 回程 度以下の外出傾 向に低下 82.1% 90.2% 94.0% 27.9% 7.9% 81.9% 34.9% 28.6% 31.8% 23.5% 64.4% 60.4% 7.1% 4.9% 3.1% 44.3% 15.9% 12.3% 31.3% 25.0% 40.9% 35.3% 19.5% 20.0% 3.6% 19.7% 22.8% 10.8% 12.5% 4.5% 23.5% 9.4% 7.1% 4.9% 27.5% 13.3% 17.9% 18.2% 17.6% 3.4% 5.5% 20.1% 7.2% 8.9% 4.5% 5.3% 5.4% 4.6%3.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 通学(部活がある方) (n=28) 通学(部活がない方) (n=41) 通勤 (n=1021) 買い物 (n=752) 通院 (n=189) 営業・業務 (n=138) 私用(銀行、市役所等) (n=83) レジャー・娯楽 (n=56) 温泉施設 (n=22) 塾・習い事 (n=17) その他 (n=87) 合計 (N=2434) ほぼ毎日 2~3日に1回程度 1週間に1回程度 1か月に2~3回程度 1か月に1回程度 1年に2~3回程度 その他 2~ 3日 に 1 回 程 度以 下 買物・通 院な どは 通勤・通学はほぼ毎日

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13 3.5.生活路線のネットワーク形成の基本的なイメージ 前項までの整理を踏まえ、今後、生活路線としてのネットワーク形成に向けた 基本的は次のように考えられる。 ●生活場所と目的地が多く集積するエリアを結ぶ路線の確保。 ●目的地が多く集積する市街地では循環路線の確保。 ●路線経路の検討に合わせたエリア(生活場所のまとめ方)の検討 ●需要に応じた運行方式の導入(次ページ参照)

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14 (1)需要に応じた運行方式導入の考え方 路線バスとビーナちゃんバスのバス停別の日平均乗降者数を右図に整理した。 ここで、右図に示したビーナちゃんバスの乗降客は週 1 日運行における乗降客数であり、現行の路線バス 乗降客の 1/5 の需要であるものと考えられ、ビーナちゃん利用者で比較的利用者が少ない地域を抽出すると、 図中に丸で示した、ビーナちゃんバスの市街地西循環線沿線、玉川循環線と中道線の山田地区周辺、及び白 井出線と白井出・北大塩線の須栗地区周辺があげられる。 このうち、市街地西循環線沿線のように「利用者が極端に少なく、利用バス停も点在している地域」につ いては、個別に検討し現経路を活かしつつ、空車での運行を少なくするため「デマンド型の定路線運行」の 導入を検討することも考えられる。 ■デメリット、問題点 ①運行事業者における予約センターとしての対応の可否の確認。 参考:一般的な運行形態の種類の特徴とメリット・デメリット(第 2 回検討改資料より抜粋、再掲) 形 態 特 徴 メリット デメリット 定時定路線型 バス停設置型 ・決まった時刻に決まったルートを運行す る形態。 ・利用者は時刻表を参考に、目的の路線が 運行しているバス停でバスを待つ。 ・人口密度が高いなど、一定の需要が見込 まれる地域や区間において有効。 ・迂回の少ない効率的な運 行が可能。 ・人口密度の低い地域で は、カバーできる需要の 規模が小さくなり、非効 率となる可能性がある。 フリー乗車型 ・決まった時刻に決まったルートを運行す る形態。 ・指定されたフリー乗車区間では、利用者 はバス停以外の場所でもバスの乗車が可 能。 ・自宅や目的地のそばで乗 車が可能で、バスへのア クセス性が向上する。 ・バス停以外での乗車時の 安全性確保が課題とな る場合がある。 デマ ンド型 デマンド型 ・利用者からの要望(予約)に応じて運行 する形態。 ・需要に応じて一部を変更したり休止した りすることができる為、需要の少ない地 域でも効率的な運行が可能。 ・低密度な需要を広くカバ ーすることが可能。利用 者のアクセス距離を小さ くできる。 ・予約の必要があり、抵抗 感を持たれる可能性が ある。 ・相乗りする人によっては 大きな迂回が生じ、所要 時間が大きく変動する 可能性がある。 定路線 ・あらかじめ決められた時間、ルートによ る定時定路線の運行で、利用者からの事 前の要望(予約)に応じ運行するタイプ。 ・ルートが決まっている 為、運行時刻が読みやす い。 ・自宅近くの停留所まで歩 く必要がある。 フルデマン ド型 ・利用者からの事前の要望(予約)に応じ て、利用者を出発地まで迎えに行き、目的 地まで送り届けるタイプ。(乗車場所が決め られていない) ・バス停まで歩く必要がな くなる。 ・自宅から目的地までド ア・トゥー・ドアで移動 することができる。 ・相乗りする人によっては 大きな迂回が生じ、所要 時間が大きく変動する 可能性がある。 ※1:路線バスは、平成 26 年 5 月の平日における平均値。 ※2:ビーナちゃんバスは平成 22 年度調査結果より。 図 3-6 バス停別日平均乗降者数 個 々 の 利 用 者 は 少 な い が、まとまった需要とし て考えられる地域 個 々 の 利 用 者 は 少 な い が、まとまった需要とし て考えられる地域 利用者も極端に少な く、利用バス停も点 在している地域

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資料4.観光関連

(1)観光に係る現行路線 現在、観光目的で利用されていると考えられる路線が次の7路線がある ①白樺湖線 ②北八ヶ岳ロープウェイ線 ③メルヘン街道バス ④蓼科高原ラウンドバス ⑤渋の湯線 ⑥麦草峠線 ⑦美濃戸口線 これらの路線のうち⑤~⑦の路線については、補助対象路線とはなっていない。 (2)アンケートについて 茅野市観光協会において、観光客の送迎に自家用バスでお客様の送迎を行っている事業所の運行実態や 送迎の在り方についてアンケートを実施した。その結果の概要はつぎのとおり。(平成 26 年 5 月に実施) 調査結果の概要 市内観光地域で、駅から旅館ホテルまで比較的に多くのお客様の送迎を実施している 13 社へアンケー ト調査を実施 1-1お客様の送迎用に、自家用バスを保有していますか。(台数を記入) ・自家用バスの保有は、11社 1-2自家用バスの運転は社員が行いますか。又運転手の雇用は、何人ですか。 ・社員による運転手は、1人から8人で、合計は 44 人平均は 4.4 人 ・バス専属の運転手は、1人から 7 人で、合計は 23 人平均は 2.5 人 ・他業務を兼務は、1 人から 5 人で、合計は 21 人。平均は 1.9 人 2JR 茅野駅からホテル等まで、お客様の送迎を自家用バスで行っていますか。 ・はい 9 社 ・いいえ(予約の状況で行う時もある。)2 社 3送迎は、毎日行っていますか。 ・毎日 4 社 ・毎日ではない 7 社(週に 1~3 回位が 3 社、発生手配) 4送迎は、定時で行っていますか。 ・定時 7 社 1 日の便数は、各社で 1 から 8 便が運行され、合計で 26 便平均で 3.7 便 内訳は、1 便-1 社、2 便-2 社、3 便-2 社、4 便-1 社、8 便-1 社の合計 7 社 ・定時ではない 4 社予約時のみの運行 5-1自家用バスの運行で、維持管理全般(ドライバー雇用、税、保険、点検・車検、燃料、タイヤ 等車両維持に係る全般)の年間維持費用は、どの位ですか。 ・平均で約 600 万円 5-2送迎車両の購入費用は、いくらでしたか。 ・平均で 1,050 万円 5-3送迎車両の減価償却費は、いくらですか。 ・平均で、約 130 万円 6自家用バスの送迎運行は、大きな負担となっていますか。 ・はい 8 社(主な理由人員不足、車両維持管理経費、人件費負担など ・いいえ。4 社(主な理由利用者へのサービスの一環、受け入れの必要経費など) 7自家用バス運行の維持管理軽減で、何か良いお考はありますか。 ・行政で、バスを運行。但し、行政からの補助と利用施設の負担 ・定期便として完全予約制にすることで、発生しないときは運行しない。 ・送迎専属スタッフとせず、他の各現場と掛け持ちさせることで、人の効率化を図る。 ・主幹線を公共車両或いは共同車両で送迎し、支線から最寄の施設で送迎する方法で、人件費の 軽減を図る。 ・路線バス・タクシー利用(各ホテルで、無料チケットを出す。)、(バス・タクシーの割引料金 を各施設が負担) ・駅からの公共交通機関の充実。ラウンドバスの運行経路の見直し。 ・運行に際しての見合った、対価の徴収。 8自家用バスの送迎を事業所が協力しあい共同運行をすることが必要だと思いますか。 ・はい 6 社 ・毎日運行しなくていいなら可能性が出てくる。 ・一人でも送迎を行っているため、少ない人数の時に効率的。(現状、バスのキャパが足りず、 レンタルしているときもある。 ・観光のお客様に対して、あまりにも公共交通機関が整備されていない。 ・効率的に良いが、会社の許可が必要。 ・いいえ 5 社 ・サービスという視点で考えた場合、各社の調整が難しい。(個別事情に対応できない) ・共同運行で、経費が削減されるか不安。時間とお客様の人数が合わない。

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16 9共同運行が可能か否かの検討会議が必要だと思いますか。 ・はい 8 社 ・皆で話し合う必要がある。 ・検討と試算は必要 ・膨大な調整が必要 ・いいえ 3 社 ・運輸管理局の指導と異なるため ・サービスという視点で考えた場合、各社の調整が難しい。(個別事情に対応できない) 10 今後、自家用バス送迎共同運行を検討する場合、事業所として積極的に会議に参加いただけますか。 ・はい 7 社 ・蓼科の観光が盛り上がることには、積極的に参加 ・エリアを盛り上げるのに必要。送迎が集客に重要な要素の 1 つなので、何か良い方法を見つけ たい。 ・いいえ 3 社 ・サービスという視点で考えた場合、各社の調整が難しい。(個別事情に対応できない) ・「陸運局の賛同は?」、「バス会社との兼ね合いは?」 ・共同運行の検討、解決を行政が行うことが先決。バスの事故多発について、国土交通省の姿勢 や現状のバス協会の意見を行政はもっと研究すべき。 (3)今後の進め方について 観光路線の検討については、分科会において、観光事業者の連携が図れないか、運行を委託できないか など、今後引き続き検討をしていく必要がある。 アンケートにより自家用バス送迎の共同運行検討会議への参加の意向を示している7事業者を含め、検 討会議の観光分科会での検討を進める。 なお、会議は観光部会単独で開催し、検討を進め、検討がまとまったところで、検討会議に報告し、市 全体のバスの交通体系に組み入れ総合的に案を作成いていく。

資料5.通勤・通学、生活、観光における連携について

(1)運行車両規模と効率的な運用 平成 25 年度の便平均利用者数は、通学支援便(御狩野線、丸山線)と白樺湖線、北八ヶ岳ロープウェ イ線の朝夕の便以外は、便平均利用者は 10 人程度以下となっている。 これをもとに、12 ページに示した「路線バスとビーナちゃんバスの統合」(曜日運行)を想定した車両 運用イメージを以下に示した。 これによると、次のようなことがいえる。 ①路線集約、曜日運行により必要車両台数は、現在に比べ減少すると考えらえる。 ②日中の効率的な運用を考えると、朝夕の運行も小型・中型バスの運用が必要となる場合もある。 (白樺湖線では、小型・中型車両の場合、朝夕 2 台の車両必要 など) ③小型車両を導入する場合には、乗り残しが発生しないよう十分な検討・配慮が必要となることに 留意が必要である。 ④小中高校生が学校行事等により、通常より早く帰る場合などを想定した対応が、日中における検 討として今後必要である。(2 ページ参照) ⑤現在の利用状況を勘案した、朝夕の通学時間帯と日中の生活路線運行との運行形態の切り替え時 間の検討が必要である。 表 5-1 利用車両の運用イメージ 通勤通学時間帯 日中 通勤通学時間帯 白樺湖線 北八ヶ岳 ロープウェイ線 乗合タクシー・御狩野線 乗合タクシー・中沢線 ※他の曜日に運行 乗合タクシー・丸山線 ※他の曜日に運行 穴山・原村線 豊平・泉野線 メルヘン街道バス 市街地循環バス ビーナちゃん 通学支援便・御狩野線 通学支援便・丸山線 大型車両 小型・中型車両 ※日中については、路線により週 2~3 日の運行を想定。

参照

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