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数学 A 図形の性質発展問題 ( 1) ( 平行線と線分比 ) 3 角形の角の 2 等分線の定理 問 1 ABC の内角 Aの 2 等分線が辺 BCと交わる点を Dとする 内角 Aの外角の 2 等分線が辺 BCの延長線と交わる点を Eとする AB:AC=BD:CD AB:AC=BE:EC が成り立つ

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Academic year: 2021

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(1)

数学A 図形の性質 発展問題

1)

(平行線と線分比) 【3角形の角の2等分線の定理】 【問1】 ABCの内角 Aの2等分線が辺BCと交わる点をDとする。     内角 Aの外角の2等分線が辺BCの延長線と交わる点をEとする。     AB:AC=BD:CD     AB:AC=BE:EC    が成り立つことを証明せよ。 (証明)  点Cから辺ABに平行線を引いてABの延長線と交わる点をFとする。  点CからAEに平行線を引いてABと交わる点をGとする。  ADとCGの交点をH A とCFの交点をIとおく。  また とおく。   ACH AGH(  AH共通 CAH= GAH  GC AEより錯角を見て ACH= CAE 同位角を見て AGH= FAE  また CAE= FAEより ACH= AGH) よって  … ① となる。  同様に ACI AFI(  AI共通 CAI= FAI AD FCより錯角を見て   ACI= CAH 同位角を見て AFI= GAH また CAH= GAHより ACI= AFI)  よって  … ② となる。ところで「平行線と線分の比」の関係より   BCFにおいて AD FC より AB:AF(= )=BD:CD  ②より AB:AC=BD:CD   BAEにおいて GC AEより  AG(= ):AB=EC:BE  ①よりAC:AB=EC:BE これを書き直して AB:AC=BE:EC       (証明終り) (円に関する定理) 【問2】右図のように 円と正三角形ABCが重なっている。     AP=AS= QR= のとき     この正三角形の1辺の長さを求めなさい。     (図は正確ではない) (解) とおく。  「方べきの定理」から   ・ ・     ・ ・  が成り立つので    …①      …②  ① ② より     よって  …③   より  …④  ④ とAB=BCから   …⑤  これより   …⑥  ⑥ を ① に代入して 

(2)

 整理すると       より   これを ⑤ に代入して  正三角形の1辺の長さ  …(答) (三角形の基本性質) 【問3】次の各問いに答えよ。  (1)AB=2 BC=3 CA=4 である三角形ABCの内角について     2 BAC 3 ACB= が成り立つことを証明せよ。  (2)PQ= QR= RP= である三角形PQRにおいて QPR= PQR= とするとき     となる自然数の組 を一組求めよ。 A B C D E (1)(証明)   BAC= ACB= とおく。 BACの二等分線とBCの交点をD  とすると BAD= CAD=  …① 「角の二等分線の定理」より  BD:DC=AB:AC=2:4=1:2 これより  BD=1 DC=2 …② である。次にCA上にCから2のところをEとおくと  AE=EC=2 …③ となる。 ABDと AEDにおいて ① とAD共通 ③ よりAB=AE=2 となるから  2辺挟角相等より  ABD AED これより DE=1 ADB= ADE …④  また CDEは二等辺三角形より  CDE= CED=  …⑤   ADB= ( ④ より)= = ( ⑤ より)=  …⑥  また ABCの内角の和より   …⑦  また ABDの内角の和より   よって  ( ① ⑥ より)   …⑧  ⑦=⑧ より             2 BAC 3 ACB=       (証明終り) P Q R T N  (2)   QPR= PQR= とおく。 PQRの二等分線とRPの交点をN  QP上でQから8のところの点をTとおく。「 PQRの角の二等分線の定理」より  PQ:RQ=PN:RN    :8=PN:RN   PN:RN=3:2  ここで RP= であったから PN=3 PN=2 となる。  次に RQN TQN(  QNは共通 RQ=TQ=8   RQN= TQN=  …① より 二辺挟角相等より)   これより  TNPはTN=2 NP=3 PT=4 の三角形であるから(1)の最初に与えられた  三角形 ABCと同じ長さの辺をもつ三角形となった。 よって (1)の結果が使える。

(3)

 2 NTP 3 TPN= が成り立つ。これより NTP=  また NTQ= NTP= =  …②   RNQ= TNQ=  …③   NTQにおいて内角の和を考えると  TQN NTQ TNQ=  ここに ① ② ③ を代入して    これより       これより  求める自然数の組 は    …(答)  実はこれ以外に条件を満たす自然数の組 がないことが知られている。 (三角形の基本性質) 【問4】長方形ABCDがある。辺BC上に点M 辺CD上に点N 辺DA上に点P 辺AB上に点Qをとった   ところ MC:CN=MP:PQ=3:4 CN=ND MNP= MPQ= となった。  (1)AB:BCを求めよ。  (2) を満たす 最大公約数が1である2つの自然数 の組を一組あげよ。 ⑤ ③ ④ (解)(1)三角形の三辺の比が整数である三角形を  ピタゴラス三角形というが MC:CN=3:4 で MCNは  直角三角形より MC:CN:MN=3:4:5 …① である。  また 直角三角形NDPと直角三角形MCNにおいて 直角と   NPD= CNM(   DNP CNM=     DNP NPD= これより NPD= CNM )から  2角相等より  NDP MCN よって ND:DP:PN=3:4:5 …②  ところで CN=ND より ① のCN= と② のND= から4と3の最小公倍数 を考えて  CN=ND=  …③ とおいて できるだけピタゴラス三角形をたくさん作っていく。  ③ と ① より MC=9 MN=  …④  ③ と ②より DP= PN=  …⑤  次に直角三角形MNPの辺の比を考えると MN:PN= : =3:4  よって MN:PN:MP=3:4:5 これより MP=  …⑥  次にMからADに垂線を下ろし その足をHとすると MH=CD=  …⑦  直角三角形MHPと直角三角形PAQを考える。 MHP PAQ(  直角共通 HPM APQ=   HPM HMP= よって APQ= HMP これより2角相等であるから)  また ④ ⑤ よりPH=DP-MC= 9=7 …⑧  よって PH:MH:MP=AQ:AP:PQ=7: :  …⑨ ( ⑥ ⑦ ⑧ より)  ここで与えられた条件より MP:PQ=3:4 であったから   MP:PQ=3:4= : と表せる(  ⑥ より) これよりPQ=  …⑩  ⑨ ⑩ より AP:PQ= : =AP:  よって AP=      …⑪  BC=AD=AP+DP= =  …⑫(  ⑤ ⑪ より)  AB=CD= (  ⑦ より)  ゆえに AB:BC= : =1:2 …(答)

(4)

(2)BM=BC-MC= = (  ④ ⑫ より)  ⑨ ⑩ より AQ:PQ=7: =AQ:  これより  AQ=    AQ=  …⑬  よって QB=AB AQ=CD AQ= =  …⑭(  ⑦ ⑬ より)  BM=BC-MC= -9=  …⑮(  ⑫ ④ より)  次に直角三角形MPQの辺の比を考えると  MP:PQ= (  ⑥ ⑩ より)=1: ( を掛けた)=3:4( 3を掛けた)  これより MP:PQ:MQ=3:4:5= ( を掛けた)  ゆえに MQ=  …⑯ ここで直角三角形MBQにおいて 三平方の定理が成立しているので     (  ⑭ ⑮ ⑯ より)      これより を満たす 最大公約数が1である2つの自然数 の組は   または  …(答)  (注)これ以外に答えがないことが知られている。 (平行線と線分比) 【問5】図において OBCと ODAは正三角形で AD BCである。     いま 線分OA OB CD上にそれぞれS P Q を        となるようにとるとき      PQSは正三角形となることを証明せよ。 (証明)  これから使うために「線分比の定理」を確認しておく。  「線分比の定理」  ABCの辺AB AC上に点P Q があるとき  ならば (   APQ ABC より)  (ア)  (イ)PQ BC  (ウ)  ここから証明を開始する。  次の等式を満たすように 線分AB上に点R 線分OC上に点Tを 線分OD上に点Uをそれぞれとる。    …① とおく。  ① と「線分比の定理」(ア)より    …②  …③  …④  …⑤    …⑥  …⑦

(5)

 ① より  これより  分母を払って       ・ ・     「線分比の定理」 ウ より  …⑧( ③ より)  ① より  これより  分母を払って       ・ ・     「線分比の定理」 ウ より  …⑨( ⑥ より)  ⑧ ⑨ より   ここで正三角形OBCよりBO=COであるから RS=QU …⑩  ① の条件式より 「線分比の定理」 ウ より  …⑪  ① の条件式より 「線分比の定理」 ウ より  …⑫  ⑪ ⑫ より   ここで正三角形ODAよりOA=ODであるから PR=TQ …⑬  ① より  これより       ・ ・     「線分比の定理」 ウ より  ここで正三角形OBCよりBO=CO=BCより OP=OT=PT …⑭  ① より 「線分比の定理」 ウ より  ここで正三角形ODAよりOA=OD=ADより OS=OU=SU …⑮  ① より より「線分比の定理」(イ)を使うとPR OA …⑯  ② ③ より より「線分比の定理」(イ)を使うとRS OB …⑰  ⑯ ⑰ より四角形RSOPは2組の向かい合う辺が平行より平行四辺形である。  よって RS=OP …⑱ PR=OS …⑲  ⑩ ⑭ ⑱ より RS=OP=OT=QU …⑳  ⑬ ⑮ ⑲ より PR=OS=TQ=OU=SU …  ⑳   より2組の向かい合う辺が等しいので 四角形OTQUは平行四辺形である。  よって OU TQ このとき POT= OTQ= (  正三角形OBCより)  これより  PTQ= PTO OTQ= =  また 平行四辺形RSOPより  PRS= POS= POT=  これと ⑭ ⑳ よりRS=PT これと   のPR=TQ より  二辺挟角相等より PRS QTP よって PS=QP …    また 平行四辺形OTQUよりOT UQ このとき OUQ= SOU(  錯角より)=

(6)

 これより  QUS= OUQ OUS= =

 これと ⑳ よりRS=QU これと  よりPR=OU より 二辺挟角相等より PRS SUQ  よって PS=SQ …  

参照

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