GCキャピラリーカラム
SGE’s silica drawing towers where continuous lengths of fused silica are drawn and coated.
BP1 PONA 84 BPX1 84 100% ジメチルポリシロキサン – Sol-Gel SolGel-1ms™ 85 5% フェニル / 95% ジメチルポリシロキサン BP5 86 5% フェニル ポリシルフェニレン-シロキサン BPX5 87-88 5% フェニル ポリカルボラン-シロキサン HT5 89 8% フェニル ポリカルボラン-シロキサン HT8 90 35% フェニル ポリシルフェニレン-シロキサン BPX35 90-91 35% フェニル ポリシルフェニレン-シロキサン BPX608 91 50% フェニル ポリシルフェニレン-シロキサン BPX50 92 70% シアノプロピル ポリシルフェニレン-シロキサン BPX70 92-93 90% シアノプロピル ポリシルフェニレン-シロキサン BPX90 93 ポリエチレングリコール (PEG) Sol-Gel SolGel-WAX™ 94 ポリエチレングリコール (PEG) BP20 (WAX) 94-95 ポリエチレングリコール (PEG) – TPA 処理 BP21 (FFAP) 95-96 14% シアノプロピルフェニル ポリシロキサン BP10 (1701) 96 50% シアノプロピルフェニル ポリシロキサン BP225 97 シアノプロピルフェニル ポリシロキサン BPX-VOLATILES 97 シアノプロピルフェニル ポリシロキサン BP624 98 パーメチルベータシクロデキストリン(キラル) CYDEX-B™ 98 GC x GC 用カラム 98 GC アプリケーション 99-146
• 50年にわたるキャピラリーカラムの
技術革新
• はじめから最後まで一貫した
キャピラリーカラム製造
• 分離に関する最適なソリューションの
提供
GC キャピラリーカラム
50年にわたるキャピラリーカラムの技術革新
SGEは、1959年に創業者 のアーネスト・ドーズがはじ めてガラスキャピラリーカ ラム製 造にかかわって以 来、長年にわたりGCキャピ ラリーカラムの開発と生産 を行っています。 それらの ノウハウはクロマトグラフィーと密接に結びつい ているガラステクノロジー、 ポリマー合成、 表面 化学、及び製造プロセスの優れた研究・開発を 通じて築き上げられて来ました。 SGEは、特殊ポ リマーの開発・合成を様々なタイプ固定相を供 給している優れたキャピラリークロマトグラフィー カンパニーです。 SGEは1987年に最初に現在 の業界標準の熱安定性を改善したシルアリレ ン固定相を、同様に1987年カルボラン固定相 と1999年にSolGelテクノロジーを紹介していま す。 これらのポリマーがどのように作用するかの 詳細な説明については76-80ページをご参照下 さい。一貫したキャピラリーカラム製造
SGEはフュ-ズドシリカチュ-ブの製造を含め、 はじめから最後まで社内で最高品質のキャピラ リーカラムを一貫製造できる技術と能力を持つ GCキャピラリーカラムのメーカーです。 このよう なSGEの生産能力は、最高品質のキャピラリー カラムを生産するための一貫したプロセス管理・ 品質管理が行えます。 SGEはGCキャピラリーカラム製造に関わる以下 のような製造技術を有しています。 • 精密石英ガラスの毛細管の管類の製図 • 特殊ポリマー固定相の開発製造 • フュ-ズドシリカチューブの表面の特殊化 学処理(クロスリンクさせた固定相の不活 性処理等) • 固定相のコートとクロスリンク処理 • 全てのキャピラリーカラムへの厳しい品質テ スト GCカラム & アプリケーションGCキャピラリーカラム 75 SGEのフュ-ズドシリカは繊細なコントロール条 件とフィードバックループをオートメーションンでコ ンデション調整をするための精巧なドーロイング タワーを用いて製造されます。 これは、優れた寸 法制御と全ての材料の耐力試験を通して確認 された強度を保証します。 SGEはカラム性能に影響が大きいフュ-ズドシリ カチュ-ブを自分たちで製造することによって、 この重要な要素を完璧に管理でき最高品質 のGCキャピラリーカラムを提供することができま す。 SGEが使用しているフュ-ズドシリカは非常 に高純度で、 従来のガラスにある金属酸化物 のような不純物がありません。 SGEはポリイミド (最高使用温度400°C)とアルミクラッド(最 高使用温度480°C)の2種類のフュ-ズドシリ カチュ-ブのコーテングを用意しており、 固定 相に依存しますが、SGEのキャピラリーカラムは 400°Cでの使用が可能です。
固定相ポリマー
SGEのほとんどのキャピラリーカラムは溶媒洗浄 で汚染物質の除去ができるように固定相が設 計・合成されています。 キャピラリーカラムの性能が汚染によって悪く なった場合、適切な溶媒での洗浄によって汚 染物質の除去を行い性能を回復させることが 可能です。 キャピラリーカラムの洗浄と必要な 器材については196ページをご参照下さい。厳しい性能試験
異なるキャピラリーカラムタイプは対象とするア プリケーションに基づいてキャピラリーカラムが その分析の規格を満たすと保証するためにテス ト判定基準を決定しています。 一般的なキャピラリーカラムは不活性さを保証 するために分析が難しい活性化合物でキャピラ リーカラムの性能の変化を明確にできる濃度と 条件で品質試験を実施します。 例えば、高不活性な微極性キャピラリーカラム BPX5はn-デシルアミンとジニトロフェノールの ような活性プローブを使って、低い濃度(膜厚 0.25µmのカラムの場合は1-2ng)で十分に保 持時間を確保しテーリングを誘発するような条 件で試験を行っています。 製品をお客様に提供します。リンテンションタイムと
安定性
SGEはキャピラリーカラム製造プロセスをすべて 厳密に管理していますので、カラム間の保持特 性を一定に確保できます。 これにより、 SGEのキャピラリーカラムは同一メ ソッドでのカラム間の保持変動を非常に狭い範 囲に保て、リンテンションタイムの安定性が確保 できます。 クロマトグラフィー分離にとって、リン テンションタイムの変動は化合物の誤認を招き ます、そのような事を防ぐことが可能です。熱安定性
キャピラリーGCの長期的な問題にカラム温度 の上昇にともなう固定相の損傷(カラムブリー ド)があり、それはベースラインの上昇とノイズを 引き起こし分析感度に影響を及ぼします。 カラ ム温度の上昇にともなう固定相の損傷は取り 除くことができません。 しかし、技術革新を通し て劇的に低減することができます。 SGEが1987 年に開発し最初に導入したシルフェニレン固定 相のようなシルアリレンを含む重合体、シルフェ ニレン固定相はシロキサン重合体の骨格の酸 素原子のいくつかを芳香族基に置換したもので す。 これは、今入手可能な様々な極性と選択性 のシルフェニレン固定相で劇的に改善された熱 安定性をもたらしました。 SGEキャピラリーカラ ムはブリード性能について厳しい基準を設け、 検査されています。 GCカラム & アプリケーションGC キャピラリーカラム
分離に関する最適なソリューションの提供
GCキャピラリーカラム
極性指標
SGEは、分析者がより良好な分離が得られるGC 固定相の選択の助けになるように、SGEが設 計・合成したGC固定相と溶質分子との相互作 用のさらなる理解の向上に努めています。 多く のクロマトグラファーは目的化合物のピークより 良い分離を求めており、分離に程度を表す分離 度(R)とそのパラメーターに注目しています。 分 離度(R)は下記の式で示すようにカラムの理論 段数、保持係数、分離係数が関係しており、分 離度(R)の値が大きくなるようなカラムの選択が ピークの分離を高めることにつながります。Column Effi ciency Retention Selectivity
R = 分離度、 N = 理論段数、 k = 保持係数、 α = 分離係数 GCキャピラリーカラムの観点から分離度の要因 としては、品質がカラムの理論段数に影響しま す。 またキャピラリーカラムのサイズは保持係数 に大きな影響をあたえ、固定相化学は分離係数 を決定します。 多くの分析者は、必然的にシャ ープなピークと良い分離を得るために流量と温 度に注目します。 結果的に固定相が相対保持 時間にどのように効果を与えるかを考慮に入れ ることは少ないですが、クロマトグラフィーの選 択性は固定相と溶質分子との相互作用が影響 してきます。
固定相極性
固定相について論議するとき必然的に極性に ついても触れます。そして一般的に固定相の極 性の強さは線状で表されています。 しかし実際には、固定相の官能性の違いに基 づいてそれぞれの相互作用も異なってきます。 パーツナンバー 注文時に必要 有効段数/mの測定値 カラム効率の測定値 恒温分析での最高使用 温度 カラムの推奨最高使用 温度、場合によってはよ り高い温度での使用も 可能ですがカラムの寿 命は短くなります。 キャパシティーレシオ 膜厚の値を示します。 Kovatsインデックス 直鎖の炭化水素化合物 に対するリテンションを示 しています。 Skew値 テーリング度の測定 (1=パーフェクト) 熱安定性 各カラムを最 高 使 用 温 度でテストしたときのブリ ードの値 ブリードの測定は検出器シグナルを基準として、 1秒につき何ナノグラムのシロキサンがカラムか ら溶離されるかを測定します。 試験はキャピラリーカラムの最高使用温度で 実施されています。 1秒につき何ナノグラムの シロキサンがカラムから溶離したかという尺度 はFIDのpA測定値だけのレポートより有意義で す。 FID のpA 測定値は、検出器及び使われた 条件に高度に依存していて、絶対的な測度では ありません。 SGEはベストパフォーマンスを保証 するためにブリードの測定を行っています。 下記はSGEのGCキャピラリーカラムのパフォー マンスレポートの例です。 GCカラム & アプリケーション シリアルナンバー/カラム トレーサビリティ 全てのカラムはシリアル ナンバーにより製 造 時 へのトレースが可能GCキャピラリーカラム 77 固定相の相互作用の相対的な能力を反映して います。 験からの保持の知見をもとに定量ではなく定性 的な尺度で表してします。 基本的に、各固定相 が3つの化学結合(ファン・デル・ワールス結合、 水素結合、π結合)の機能に関してどのような作 用があるかを3次元で表現しています。
結合メカニズム
ファン・デル・ワールス結合 - 電荷を持たない 中性の原子あるいは分子が、主としてファン・デ ル・ワールス力で凝集している化学結合で非常 に弱い結合力です。 これらはジメチルポリシロキ サンのような無極性の固定相に最も大きく相対 的に寄与しています。 水素結合-電気陰性度の高い原子に水素が 共有結合している場合に起こり、極性分子が生 じます。 水素原子は1よりも小さな正電荷に帯 電し、その結果、付近の別の分子に含まれる酸 素など負に帯電した原子と相互作用を起こしま す。 この結果、例として水分子などでは2つの分 子を結びつける安定した結合が生じます。 π結合-分子内の隣り合った原子同士の電子 軌道のローブの重なりによってできる化学結合 で、 π結合はベンゼン環を持つ芳香族化合物 に大きく関係しており、 ベンゼン環ではすべて の π電子がドーナツ状のひとつながりの環状結 合(環状電子雲)をしています。 もし分子が立体 障害を受けなければ、ベンゼン環の π結合が垂 直に立っており、それらは容易に相互作用しま す。 固定相は、合成の際に様々な分子の付加によっ て変更ができる官能基を持つ基本的なポリマー から成っており、これらの官能基の種類と量によ り、各固定相とその特性が違ってきます。 BP10 BPX5 BPX70 BPX50 BPX35 & BPX608 BPX90 BP225 BP21 BP20 SolGel Wa x BP624 & BPX-V olatiles HT8 HT5 BP1, BP1 PONA, BPX1, SolGel-1ms Polyethylene glycol Cyanopropyl Polysilphenylene siloxaneCyanopropylphenyl siloxane Polycarborane siloxane
Phenyl Polysilphenylene siloxane Dimethyl polysiloxane BP5 P ll P && Wa x BPX BPX35 BP62 4& BPX-V olatiles HT ジメチル ポリシロキサン フェニル ポリシルフェニレン-シロキサン ポリカルボラン-シロキサン シアノプロピルフェニル シロキサン シアノプロピル ポリシルフェニレン-シロキサン ポリエチレングリコール
3D Phase Polarity Scale
GCカラム & アプリケーション
カラー コード 固定相 構造式 SGE 固定相 特徴 ジメチル ポリシロキサン BP1 BP1 PONA BPX1 SolGel-1ms • ポリジメチルシロキサン(PDMS)の「無極性」タイプ固定相は分 子間のファン・デル・ワールス相互作用に依存しており、基本的 に化合物の沸点に基づいて分離します。 • GCは揮発性化合物に有用で通常は有機化合物を意味し、気化 させることができる有機化合物は無極性の特徴(アルカンか炭 化水素)である場合が多く見受けられます。 有機化合物のその 部分が無極性固定相の表面に溶けみます。 • BP1(ジメチル ポリシロキサン)を汎用的な固定相になるのはこの 特性があるからです。 ジフェニルジメチル シロキサン BP5 • 伝統的な5%フェニル固定相 フェニル ポリシルフェニ レン-シロキサン (ポリジメチルシロキサ ンはシルフェニレンに置 換されています) BPX5 BPX35 BPX608 BPX50 • シルフェニレン固定相は今、多くのカラムメーカーで、かなり一般 的になっており、SGEは多くの種類で適応しております。 • BPXの"X"は固定相にシルフェニレン骨格を持っている事を示し ています(例外:BPX1)。 • フェニルに置換したポリマーは比較的に無極性ですが、芳香族 でのπ結合に若干の相互作用を示します。 • SGEは、1980年代に商業的にこのタイプの熱の安定度を改善し より高い最高温度を可能にしてカラムブリードを低減した固定相 を導入した最初のGCキャピラリーカラムメーカーです。 フェニル ポリカルボラン-シロキサン HT5HT8 • カルボラン固定相は非常に高温(460°C)固定相として開発されました。 でも安定して機能する • カルボランは特徴的な分子構造を持っており、カルボラン骨格内 部の共有結合はσ結合で、骨格内で非局在化して、高い化学的 安定性を持っています。 • その電子非局在化はベンゼンに似ており「三次元的芳香族化 合物」と称されます。 • HT5とHT8はポリマー中のカルボランが低濃度のため、π結合屁 の相互作用も低いものになります。 シアノプロピルフェニル ポリシロキサン BP225BP10 BP624 BPX-Volatiles • 極性固定相で、ポリジメチルシロキサンに50%以下のシアノプロ ピル基が置換されています。 シアノプロピル ポリシル フェニレン-シロキサン BPX70BPX90 • シアノプロピルが高含有している固定相は、効果的に熱安定性ある固定相として製造するのが難しいです。 • BPX70は70%のシアノプロピルシロキサンのような作用がある相 当品で、安定性の保つためにシルフェニレン骨格で置換された、 最も熱安定性がある極性固定相です。 • BPX90は90%シアノプロピルシロキサンに相当する安定性に優 れた強極性固定相です。 • BPX90の突出した相互作用はシアノ基でのπ -π 結合で、シアン 基は分析物の分配に大きく関与しています。 ポリエチレングリコール BP21 BP20 SolGel-WAX™ • PEG(WAX)タイプの固定相の主な分離機構は水素結合もしく は双極子相互作用になります。 • WAXは、エッセンシャルオイルのような化学的に異なる成分が含 まれている混合物の分析に適しています。
GC キャピラリーカラム
BP10 BPX5 BPX70 BPX50 BPX35 & BPX608 BPX90 BP225 BP21 BP20 SolGel Wa x BP624 & BPX-V olatiles HT8 HT5 BP1, BP1 PONA, BPX1, SolGel-1ms Polyethylene glycol Cyanopropyl Polysilphenylene siloxane Cyanopropylphenyl siloxanePolycarborane siloxane Phenyl Polysilphenylene siloxane Dimethyl polysiloxane BP5 P ll P && Wa x BPX BPX35 BP62 4& BPX-V olatiles HT
SGE GC キャピラリーカラム固定相
GCカラム & アプリケーションGCキャピラリーカラム 79 何にこのキャピラリーカラムの固定相と化学結 合の機能を使いますか? の問いへの答えは単純で、分離科学で複雑な 混合物を分離することの解決策に使用し、そし て1種類の固定相で全てに適応させることを希 望することが多いです。 SGEは、クロマトグラファ ーが固定相の最も良い組み合わせを選ぶ手助 けのために、極性スケールからの異なる固定相 において単純な影響変動よりむしろ直交解に ついて調査しました。 例えば、基本的な相互作用がファン・デル・ワー ルスのBP1と比べてポリエチレングリコールキャ ピラリーカラムBP20(水素結合)は芳香族化合 物の分離に効いてきます。 p-キシレンとm-キシ レンの分離はBP1では解決できませんが、BP20 ではアルカンへの溶出順序の対応する変化と ともにはっきりと解決します。 これは興味深い 相互作用で、芳香族のキシレンは水素結合が 多いBP20に引き付けられたのです。 水素結合 と π結合の親和性の寄与の判断は、それらは互 いに親和性を持っているので『どちらか一方の』 状況でありません。 BP20 (wax) BP1 (100% methyl) 1. para-xylene 2. meta-xylene 3. decane 4. undecane 3 3 4 1 and 2 4 2 1 より高い成分分離の説明は微極性固定相BPX5 (X軸)と高極性固定相のBPX90(Y軸)で分析 した一連の炭化水素の分析の保持時間の相 関図でできます。 もしこれらの炭化水素が不飽 和のグループを基にして分けられれば、各色(化 学的なグループ)において示されたこのプロット が保持特性と機能上の化学の強い相関関係 を明らかにします。 R² = 0.988 R² = 0.938 R² = 0.991 R² = 0.980 R² = 0.953 0 10 20 30 40 0 10 20 30 40 Re te nt io n Ti me BP X9 0 (m in )
Retention Time BPX5 (min)
dimethylnaphthalenes naphthalenes styrenes alkanes benzenes この場合、ライトブルーの炭化水素(アルカン) は、完全に無極性です。 この固定相には炭化 水素アルカンと相互作用するために十分な無 極性の特徴があるため、炭化水素アルカンはこ の固定相に保持されます。 BPX90の場合は、 高極性でアルカンに相互作用の機会を与えま せん。 結果として、アルカンはほとんど非保持で 溶出しやすくなります。 ここでアルカンはほとん ど完璧な直交性を示します。 アルカンはBPX5 では保持するのに対してBPX90では保持しなく て、それらの相関はほとんどX軸に横たわってい ます。 純粋な炭化水素(ファン・デル・ワールス か無極性の相互作用)がほとんどBPX90で保持 をしないならば、残りの芳香族化合物の保持が 純粋にπ電子に関する相互作用によると結論 づけることができます。 GC固定相を比較すると き、対角線からの逸脱は、保持メカニズムの重 要な変化を示しします。 結論として、高極性固定相はファン・デル・ワー ルス相互作用よりむしろ官能性に基づいた選 択性を提供して、無極性から中極性固定相で 不分離だった化合物の分離改善に適している 選択となります。 GCカラム & アプリケーション
1. Stationary Phase / 固定相
• 要求する分離が得られるカラムの中で最も 極性の低い固定相を選択します。 • 無極性固定相は類似した構造の化合物を 沸点順で分離します。固定相のフェニル/シア ノプロピル基の含有量を増やすとその分離 は双極子モーメントや局在化した電子によっ て大きく影響されます。 【BP10(1701)、BPX35、BPX50、 BP225、BPX70】 • 水素結合力の異なるなる化合物(例えばア ルデヒド、アルコール、ケトン)を分離するには ポリエチレングリコールタイプの固定相が最 も適してします。 【SolGel-WAX™、BP20(WAX)、BP21(FFAP)】2. Internal Diameter / カラ
ム内径
• カラム内径を細くするほど、カラム効率が上が り、分離度も高まります。内径の細いカラムを 使用すれば、従来のカラムに対しカラム長さ を短くして、同等の分離で時間分析をより短 くする事が可能です。但し、負荷量の上限に 注意が必要です。GC キャピラリーカラム
GC キャピラリーカラムセレクション
BPX70 BPX90 BP21 (FFAP) BP20 (WAX), SolGel-WAX™ BPX50 BP225 BP10 (1701) BPX-Volatiles, BP624 BPX608, BPX35 HT8 HT5 BP5, BPX5 BP1, BP1 PONA, BPX1, SolGel-1ms™ Incr easing Polarity 多環芳香属炭化水素(PAH)分析における内径の効果 固定相の選択において検討する主要な効果は 以下の通りです: • 2次元GC-1次元及び2次元のために直交 する化学的性質の固相を選択します。 • ファーストGC-無極性固定相で高度に保持 された分析物は極性固定相で非常に早く溶 出することがあります。 • 普遍的な脂肪酸メチルエステルの分析方 法。 • 官能基の違いによる不分離な分析物の分離 改善。 SGEは、この情報がアプリケーションのための最 適なGCキャピラリーカラム固定相選択において 手助けになればと考えております。 良好な分析 結果のための適切なSGE GCキャピラリーカラ ムの選択に役立つキャピラリーカラムパラメータ ー(固定相、カラム内径、カラム長さ、膜厚 等) について要点を次頁に記します。 Organophosphorus Pesticides 1. 4-Chloro-3-nitrobenzotrifl uoride 2. 1-Bromo-2-nitrobenzene 3. Tributylphosphate 4. Terbufos 5. Dioxathion 6. Phoshamidon 7. Chlorfenvinphos 8. Ethion 9. Famphur 10. Carbophenothion 11. Triphenylphosphate 12. Phosmet 13. Leptophos 14. Azinphos-ethylOPs on Aromatic Phases
Columns 30 m x 0.25 mm x 0.25 µm Initial Temp 45 ºC (1 min)
1st Temp Ramp 30 ºC/min to 200 ºC (0.1 min) 2nd Temp Ramp 7 ºC/min
Final Temp 315 ºC (hold 10 min) Injector Temp 280 ºC
Splitless Time 1 min Carrier He, 1 ml.min Instrument HP 6890/5973 GCカラム & アプリケーション Components 1. Naphthalene 2. Acenaphthylene 3. Acenaphthene 4. Fluorene 5. Phenanthrene 6. Anthracene 7. Fluoranthene 8. Pyrene 9. Benzo(a)anthracene 10. Chrysene 11. Benzo(b)fl uoranthene 12. Benzo(k)fl uoranthene 13. Benzo(a)pyrene 14. Indeno(1,2,3,-c,d)pyrene 15. Dibenzo(a,h)anthracene 16. Benzo(g,h,i)perylene NORMAL - 0.25 mm ID Chromatogram using a conventional (30 m x 0.25 mm ID) BPX5 column with a 0.25 µm fi lm. FAST - 0.10 mm ID Chromatogram using a FAST (10 m x 0.1 mm ID) BPX5 column with a 0.10 µm fi lm.
GCキャピラリーカラム 81 • 試料中の各成分濃度範囲が広い場合に は、膜厚の厚いカラムを推奨します。 膜厚 の厚いカラムを選択する事で、高濃度成分 のピークが過負荷の影響でリーディングした り、 同濃度混合品では分離していたはずの 他成分ピークに重なってしまったりする現象 を防げる場合があります。 濃度差の影響を 受けない程、各成分の分離が十分である場 合には、ピーク形状に配慮し、より薄いカラム を選択します。 • 膜厚が厚いカラムほど溶出時間がかかり、溶 出温度が高くなる傾向になります。 恒温分 析において、膜厚を2倍にしても同等の保持 時間で溶出させるためには、オーブン温度を 15~20℃高くする必要があります。 温度プ ログラムをかけることにより、溶出温度を幾分 低く抑えることができます。 • 相比(β)は、種々のアプリケーションに対する 適性を示すパラメーターのひとつです。 β値 が低いカラムは、 内径に対して膜厚の比が 高い、すなわち、保持力が強いことを意味して おり、揮発性成分分析に適しています。 これ に対して、 β値が高いカラムは、 膜厚が薄く、 ます。 • 同一種のカラムで内径等を変える場合は同 じ相比を持つカラムを選択すると似通ったク ロマトグラムを得ることが可能です。 膜厚 (µm) カラム内径 (µm) 100 150 220 250 320 530 0.10 250 - 550 625 800 1325 0.15 - 250 - - - 883 0.25 - 150 220 250 320 530 0.50 - 75 110 125 160 265 1.00 - - 55 63 80 132 3.00 - - - - 27 44 5.00 - - - - 16 26 表1. SGEキャピラリーカラムで利用可能な相比(β)を上に示します。 同一種のカラムでカラム内径を変えるときに似たような相比に保つとクロ マトグラフィーのパラメターの大幅な変更をせずに同様な結果が得られます。 膜厚の効果
4. Column Length/カラム長
• 要求される分離が得られる長さで極力短いカ ラムを選択します。 カラム長を長くしても十分 な分離が得られない場合には、固定相及び 相比を再度検討する必要があります。 • 分離度は、カラム長さの平方根に比例しま す。 カラム長を2倍にした場合には、基本的 に分離度が1.4倍程度改善します。 カラム長さの効果 GC Columns and Applications 81 GCカラム & アプリケーションβ
=id
4d
f ただしβ
= 相比(フェイズレシオ)id
= カラム内径 (µm)d
f = 膜厚 (µm) 相比の計算式GC キャピラリーカラム
SGE カラム 固定相 他社相当品
BP1 100% ジメチルポリシロキサン DB-1, HP-1, Ultra-1, SPB-1, CP-Sil 5CB, RSL-150, RSL-160, Rtx®-1, ZB-1,
CB-1, OV®-1, PE-1, 007-1(MS), SP-2100, SE-30, RH-1, CC-1, CP-Sil 5CB
MS, VF-1ms, Petrocol DH BP1-PONA 100% ジメチルポリシロキサン Petrocol DH, DB-Petro
BPX1 100% ジメチルポリシロキサン DB-HT Sim Dis, DB-2887, Rtx-2887, HP-1, Petrocol 2887, Petrocol EX2887
SolGel-1ms™ SolGel +100% ジメチルポリシロキサン Unique highly inert phase
BP5 5% フェニルジメチルポリシロキサン DB-5, DB-5.625, Rtx-5, HP-5, Ultra-2, PTE-5, PB-5, MDN-5, CP-Sil 8CB, VB-5 & ZB-5
BPX5 5% フェニル ポリシルフェニレン-シロ
キサン DB-5, DB-5ms, HP-5, Ultra-2, Rtx
®-5, Rtx-5Sil MS, Rtx 5MS, 5,
AT-5MS, 007-AT-5MS, SPB-5,CP-Sil 8CB, VF-5ms, RSL-200, CB-5, OV®-5, PE-5,
007-2(MPS-5), SE-52, SE-54, XTI-5, PTE-5, CC-5, RH-5ms, ZB-5 BPX35 35% フェニル ポリシルフェニレン-シ ロキサン DB-35, DB-35ms, Rtx-35, HP-35, HP-35MS, SPB-35, MDN-35, VB-50, ZB-35 BPX608 35% フェニル ポリシルフェニレン-シ ロキサン DB-608, Rtx-35, SPB-608 BPX50 50% フェニル ポリシルフェニレン-シ ロキサン OV-17, SP-2250, DB-17ms, DB-17ht, Rtx-50, SPB-50, HP-50+, HP-17, VB-50/608, ZB-50 HT5 5% フェニル ポリカルボラン-シロキサン MXT-1 SimDist, HT-SimDist, DistCB, MXT-500
HT8 8% フェニル ポリカルボラン-シロキサン No equivalent, unique high temperature capillary column with special selectivity (standard for PCB)
BP225 50% シアノプロピルフェニル ポリシロ キサン HP-225, DB-225, Rtx-225 BP10 (1701) 14% シアノプロピルフェニル ポリシロ キサン DB-1701, Rtx-1701, HP-1701, SPB-7, CP-Sil 19CB, VB-1701, ZB-1701 BP624, BPX-Volatiles
シアノプロピルフェニル ポリシロキサン DB-624, HP-VOC, Rtx Volatiles, Rtx 624, VOCOL, VB-624, ZB-624 BPX70 70% シアノプロピル
ポリシルフェニレン-シロキサン DB-23, CP-Sil 88, VF-23ms, SP-2330, SP-2380, Rtx
®-2330, 007-23,
AT-Silar, PE-23 BPX90 90% シアノプロピル
ポリシルフェニレン-シロキサン Unique highly polar phase
BP21 (FFAP) ポリエチレングリコール(TPA 処理) DB-FFAP, HP-FFAP, Stabilwax-DA, CP Wax 58CB, VB-FFAP, ZB-FFAP BP20 (Wax) ポリエチレングリコール DB-Wax, Rtx-Wax, Stabilwax, HP20M, HP-Wax, HP-INNOWax,
Supelcowax-10, AT-Wax, Nukol, CP Wax 2CB, VB-WAX, ZB-WAX SolGel-WAX™ SolGel + ポリエチレングリコール Unique highly inert phase
CYDEX-B パーメチルベータシクロデキストリン Cyclodex-B, Rt-BDEXm