• 検索結果がありません。

短大生の英文法学力に関する教育的考察

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "短大生の英文法学力に関する教育的考察"

Copied!
17
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Title. 短大生の英文法学力に関する教育的考察. Author(s). 長江, 好道. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 23(1): 47-62. Issue Date. 1972-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/4646. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部C). 7年9月 昭和4. 短大生の英文法学力に関する教育的考察 長. 道. 好. 江. 北海道教育大学釧路分校英語教育研究室. i 1ys Yoshi s。fthe Chi NAGAR; A Pedagogic Ana . ni ’ Achievement on SchooI Grammar Students. l. 研究の目的と意義 この研究は, 「中学校学習指導要領」 に明示されている英語の学習内容に限定 し, 短期大学々生 )の測定を試みるものである. (以下 「短大生」 という) の英語学力1. 外国語としての英語学力の構造は, いろいろな視点から分析しうるが, 小論では, 短大生の初歩 )の測 定と評価に限定 し 学習目標として期待されている文法知識とその運用力・ 的な英文法学力2 ,. 技能な どの到達度の実態を明らかにしようとするものである, ) と評価4 )の科学化は, 教授・学習内容およびその過程と密接にかかわるもので 英語学習の測定3. あり, 学力の構造の分析のさいの前提となる。 とりわけ, 学習 し発達をとげる主体としてのあらゆ る生徒・学生の外国語学習の論理を明らかにするための主要な前提である, ) この研究は 「英語教育学の対象と方法5 」 の継続研究であり, 中, 高校に おける英語教育のあり. 方と大学におけるそれの問題点をより具体的に明らかに し, 教科論における学習者の主′体性確立の 方途を論究する基底的研究とするものである, 2,. 研. 究. 方. 法. 2 , 1 調査対象 調査対象者の選定は, 専修大学美唄農工短期大学 (農業機械科, 農業土木科; 5年度入学者のなかか ら各々60名を無作為抽出 したも 農業経営科) の学生を対象とした. 昭和44 ,4 i 6名 ( 63 ) コース別にみると, 普通高校7 のである, ( , 農業高校 (普通高校の農業科コース ,3%) i i ( 工業高校 その他が 1 名 ) 履習別では,「英語A」 ( 4 5 2 5 % 9名 2,2%) を含む)2 , , , . ) である. ( i i i 63 ) 出身学校別では, 102校の高校か が, 44名 ( 39 , 「英語B」 が, 76名 ( ,3%) である。 ( ,7%) i 4 5 6,2%) 6名 ( 30 7名 ( らきている, (v) 出身地別では, 北海道7 , 東北3 , その他7名 ( .8%) .0%) とな っている, (v) 性別からみると, 男子100% である。 2 , 2 調査時期, 昭和44年12月 および昭和45年12月 の2 ヵ 年 に わ た る. 2 , 3 調査方 法 2. 3 .1. t) で あ る, な お, こ の 調 査は, 昭 evement Tes テ ス トの 種 類 は, 到 達 度 テ ス ト (Achi. 4年に実施された大学英語教育学会, 全国英語教育研究団体協議会, 語学教育研究所の 「中学校 和4. ・高校における英文法指導の簡易化」 (研究協議資料) のうち, 中学校3年用の調査資料を参照 し た, 一 47 一.

(3) . Vo l .23 No .I. 2 .3 .2. lo do Uni i f Educat i ion (Sec f Hokka i Journa t t vers on IC) yo. Sept . ,1972. t 特定の学習期間内 (中学校3年間, 高校3年間) の英文法学習の到達度 (ma s e ryor. success) を測 定 す る. こ こ で は, 中 学 校 2 ~ 3 年 の 学 習 内 容 が テ ス トの 内 容 で あ る.. 2 ,3 , 3 女法用語の理解度をみるものを34項目と, その知識をつか っての弁別力, 運用力をみ るものを79項目でテストを構成 した. テスト内容 (項目) は, 表のなかの問題項目として示 したの で省略する. 2 ,3 . 4 各評価目 標毎に解析する, とくに, 誤答傾向に着目する, 2 ,3 , 5 制限時間は40分とする, また, テストの形式は選 択子法, 該当記入法を採用 し, すべ て 筆 答 テ ス ト に よ る.. 2 . 4 調査の集計 調査結果 は, 全項 目別に単純集計した. 結果は, すべて百分率で示し, 誤答傾向を明らかにする ために問題項目の欄に誤答率を示した. なお本文の問題項目は< >で示 し, 割合を示す数字は, す べ て%を省略した.. 2 , 5 研究 の限定 2 .5 , 1 短大生の学力形成過程における欠損原因の分析については除外する. また, 学生の学 習意欲, 学習条件および環境と学力との関係も除外する,. 2 ト項目の対象から除外した文法事項はつぎに示 した. ①主語, ②名詞の単数, 複 .5 , 2 テス, 数, ③固有名詞, ④代名詞, ⑤疑問文, ⑥疑問詞, ⑦平叙文, ⑧命令文, ⑨否定文, ⑩感嘆文, ⑪. 肯定文, ⑫助動詞, ⑬形容詞, ⑭副詞, ⑯原級, ⑯比較級, ⑰最上級, ⑬母音, ⑩子音, ⑳下降調, ⑳上降調, ⑳アクセ ント, ⑳ハイフン, ⑭句, ⑳仮主語, ⑳形式上の目的語, ⑰意味上の主語, ⑳ 時制の一致, ⑳強調用法, ⑳t oのない不定法, ⑭話法, ⑩分詞構文など. 3 . 調査の結果と考察 i i i 3 ) 短大生に中学校3年程度のテスト内容を与える, ( ) 中学校 , 1 考察の前提<前提 1> ( の内容は, 高校の 「英語A」 , 「英語B」 において, 中学校の文法の基本事項を復習 し, これらにも i i i とづく知識・技能をさ らに深める3年間の学習期間があ ったこと. ( ) 従 って, 短大生は, これ. らの知識・技能は習得していなければならない し, 習得できたはずである. <前提 2>到達度の標 準値は, 中学校指導要領の学習目標, 内容とし, それを10 0とする. <前提 3> 前 提 1 お よ び 2 に i より, 到達度測定の尺度をつぎの 4段階とする. ( ) 標準型 (以下, 「A型」 という) は, 正答率 i i i i i i 90 v) 低定着型 (「D型」) ,( , ( )3割未定着型 (「C型」) ,0-100%, ( )2割未定着型 (「B型」) - と す る. B 型 は80.0-89,9%, C 型 は70 ,0-79,9%, D 型 は69 .9% 以 下と す る, < 前 提 4>, 比 率. の区分は, 正答, 誤答, 無答の三段階とし, .すべて総人数に対する百分比である, 従って, 対象者 個々の学習到達度の分析は除外する. そのために, 個人の能力別分布は示さない. 3 . 2 女法用語の学習到達度 3, 2, 1. 1 ) 設 問: つ ぎの 1 か ら34ま で の 文 法 用 語 に つ い て 答 え な さ い. 知 っ て い た ら○ を, (. 知らなか った ら×を書きなさい,. 2 ) 問題の意図; 中学校2, 3年における英文法の学習内容である文法用語の理解度 を 測 定 す ( .. る,. a 圏 考察: 質問項目の配列は, ( )用語の知識を問うものと( )用語を用いた運用能力を問う問題を b 群としてある. しかし, 考察の段階で, 前者を一括 し, 全体の傾向を考察する指標と した. <表 1>がそれである, i <表1>によれ ば, ( 11) ) A型 (1) ) である, (括弧内は項目 , C型 ( , D型 (12 , B型 (10) 「 48 一.

(4) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部C) 表1. 問題項 目番号. 問 題 項. 女 法用 語 の 理 解 度. 正 答 誤 答 無 答 問題項 〔%) (%) 〔%〕 目番号. 目. 的 目 語 補 語 教え られる 名詞 数えられ な い 名 詞. 80,O. 12 .5. 70・0. 22 ,5. 7,5 7 .5. 86.6. 13.4. 0. 20. 81.7. 18,3. 0. 21. 5. 主. 格. 格 格 詞. 12 .5. 74 .2 81 ,7. 17.5. 8,3 8.4. 22. 有 所 的 目 関 係 代 名 係 関 副 先 行 冠 , 規 動 則 不 規 則 動 動 詞 の 活 過 去 分 現 過. 79.2. 6. I 2 3 4. 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17. 詞 詞 詞 詞 詞 用 詞 在 去. 81 ,7. 11.8 6,5. 76 ,7. 12,5. 62 .5 58.O 83.4 81 ,7 76,7 75,8 90,8 89.2. 19.5 18 ,7 10,8 11,8. 昭和47年9月. 18 19. 23. 6,5 11,7. 24. 10 ,8 18,O. 26. 25 27. 23.3 5.8. 28 29 30. 16,8. 6.5 6,5. 7,5 4.2. 16.7 5,O. 32. 5,8. 5,O. 34. 31 33. 問 題 項. 正 答 誤 答 〔%〕 〔%). 目. 未 動 詞 の 原 過 去 進 行 現 在 完 了 受 身 不 定 動 名 現 在 分 連 縮 短 付 加 疑 前 置 接 続 引 用. 来 形 形 形. 83,3. 形 詞 詞 詞 語 形 問 詞 詞 符. 74,2. コ ー テ ー シ ョン マークス コ ロ ン o 、 タ シ ツ ュ. 77.5 62 ,5 75,8 59.2 66 .7 70,0 58,3 71 ,7 62 ,5 65,O 85,8 41 ,7 40.O 36,7 37,5. 0,2 1 15 ,9 22 ,5 10.8 13,3 20.8 21 ,7 17 ,5 30,9 14 ,2 20,8 13.3 2 .5 35,8 36,7 35 .8 35,O. も挙 6.5 6 ,6. 15,O 13,4 12 .5 20.O 11 ,6 12.5 10,8 14 ,1 16.7 21 ,7 10.7 22,5 23.3 27 .5 27.5. i i i i i 6>, だけである. ( 数を表わす)( ) 全項目を通じてA型はく1 ) B型は, 基本時制, 接続詞, iv) C型は, 主格, 動詞の原形, 関係副詞, など 関係代名詞および目的語の順に正答率が高い. ( である. (v) D型では, 句読点の理解が著 しく悪い, 冠詞, 連語, 不定詞および付加疑問の理解 が, それについで悪い. (vi ) 無答率20%以上のものをあげるならば, D型と同じ傾向を示 し, 句 読点, 冠詞および前置詞の順に割合が高くな っている, (v) 全体的な傾向と しては, B, Cおよび. D型と下にくるに従 って比率が大きくなり, 学習の到達度が低い. また, 各項目別分析との比較か らみてもわかるように, それ らの運用能力はさらに低下していることがわかる, 3 , 3 女の構成要素および名詞の用法. 1 )設問: 次の下線の語が主語なら (ァ) 3 , 目的語なら (イ) , 補語なら .3 . 1 女の構成要素 ( }問題の意図: 女の構成要素の理解度をみるものである. <35>では S十V 2 (ゥ) と書きなさい,( 表2 問題項 正 答 目番号 (%). 誤 答. 39 .2. 60.8 46,6. 35 3 2. 50,9 42 ,5. 37-1. 45 ,O. 37-2 38-1. 50,8 36,7. 38-2. 60,O. 36-1. 〔%). 55,8 53,O 45 .9 60.O 37,5. 無. 答. 〔%) 0 2,5 1 ,7 2 .O 3,3 3,3 2 ,5. 女 の. 構 成 要 素. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) ′ Thi si s’ 5 ” ”8 .〔主語)1 .8 , (目的語)45.O. Hi im (主語)1 iの. h ther made ん”“ a d sfa 3 o c , (補語33 ,3 ,3) doc 的語 0 0 ( 8 )4 5 〔 目 or〔主語)1 ,, , . Sus i h t et 9 e r〔主語)33 nade“ ?”ルザ 如かy . mo .3 , (補語)1 ,7 happy〔主語)1 , (目的語)44 .7 ,2 Marry gave To “ a’ ’ 5 z o彫るのた . Tom (主語)35 ,o ,0 , (補語)2 book(主語)5 t no e .8 , (補語)31 .7. + C (主 格補 語), <36>, <37> で は, S 十 V + ○ + C (目 的 補 語) お よ び く38> で は S+ V +. ) i }考察;( ) の理解度をみるものである. t 3 )問題番号 1一○十D-○ (直接目的語と間接目的語6 i i i <3 D <3 8> は 型 で あ る. ( ) 5> の m ne を主語と答えたものが 35, <36>, <37>, お よ び i i i も が 45 15 .0 で あ る. ( ) <36>, <37> の S十 V 十 ○ 十 C 構 文 の誤 答 率 は ,8, 目 的 語 と 答 え た の 一 49 「.

(5) . vol ↓23 NQ I. 著 しく 高 い.. ido Uni l。f H0k l i i Journa i t {a ver s on (Se ct on I C) y of Educat. Sept , ,1972. 最 底 が45 .9で 最 高 が55 ,8で あ る, (iv) <38> は S 十 V + 1 - 0 + D O の 構 文 で あ る. が, 間接目的語である Tom を 主 語 と した え た も のが35.0, 補 語 と こ た え た も の が25.0で あ る, ま た, notebook に つ い て も 同 様 な 誤 り が あ る. す なわ ち, 主 語 と こ た え た も の が 5,8, 補 語 と こ た え た も の31.7と, い ず れ も 誤 答 率 が 高 い, 約 言 す れ ば, S + V 十 ○ 十 C と S + V + 1 - 0 十 D - ○ の. 構文の弁別力をもたない学生が約半数いることになる, (v) <1>とく2>で 知 っていると, こた えたものがそれぞれ80 .0と70 ,0であるから, 実際の運用能力は, それ らに比較 して約25~30%低下 して い る こ と に な る.. 3 1 )設問: 次の名詞で数え られるものは ,3 , 2 数えられる名詞, 数えられない名詞の弁別 ( (ア) , 数え られないものは (イ) を書き 表 3 数えられる名数, 数えられない名詞 な さ い, (問 題 は 表 3) { 2 1問 題 の 意 図;. 名詞の種類および性質に関する 弁別力 を. 同番号 日番号. 問題項. 正 答 (%). 誤 答. す な わ ち, (i) 数 え られ る 名 詞. 39 40. 9 7 .5 85 O .0 ,. 2 .5 O 1 5 .0 ,. み る,. (Countabl es) - - 普 通 名 詞 (Common. l ive Nouns ect ) , 集合名詞 (Col. 41 ‐ 42. Nouns). で, 教え られ な い 名 詞 (Uncountabl es) - - 固有 名 詞(Proper Noun , 物 質 名 詞. 43 44. 45 46 47. ia I Nouns) t (Mater ract , 抽 象 名 詞 (Abs )) 7 Nouns. で あ る こ と の 理 解 力 を み る,. i) 名 詞 の 種 類 と 数 に 関 して は 圏 考 察: (. 48. lo項目のうち, A型が5 , B型が2 , C型. (%). 97 ,5. 無 答. (%). 2 . ,5 15 .8. 82 ,5 . 89,2 54.5. 75 ,8 ・ O 90 .0 0 25 .O. 0 0 o o 0 1 I .7. 8.3 40,5 21 .7. 2 .5 O 5 ,o 2 5 .. 11,7. 3,3. 6 .3 .5 、 . 3 8 70 4 , .2. 85.0 O. 問題項目 book i l k n ” l m ‘ c Cup. l ー d i ch l et t er bread Song s t t ya w er. e r Pe p p supper S. が1, D 型 が 2 と 正 答 率 が 高 い. と く に 〈 1 >, < 3 > は ほ と ん どの も の が で き て い る, (i i) D 型 は 物 質 名 詞 で あ る. bread 45 と 250 である, ,peper を普通名詞と考えているものが, それぞれ5. , , i i i ( ) <3 >, <4>がB型であるに対して, 運用力の方は10項日のうち半数がA型であるか ら, 全般的には良好といえる, 1 3 )設問; 次の女の ( ) の中の正 しいものは どれか, その記号を書 e)( ,3 . 3 名詞の格 (Cas i きなさい, ( 2 7問題の意図: 名詞の格変化の運用力をみ る. t 1考察:( 3 ) <49>はB型, <50>, 表4. 名 詞. 問題項 正答 誤答 無答 目番号 〔%) (%) (%〕 49. 81,7 18,3. 0. 50. 62 .O 38,O. 0. 51. 53,O 27,O 20.O. の 格 変. 化. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) Wesmv〔ア, he イ, his ウ. h im)dog running. he(5 3 .0) , him (1 ,3). i l Tnm l he park ooked at(ア. they イ. the r ウ. them L )p ayingin [ . i they 〔19 r(19.0) .0) , the l l am ta l erthan (ア, she イ, her ウ. her s),. 1 ・ 7 0 er(2 ) r s〔2 ;01 .0 , he. im と こ た え た も の が, 13 3 で <51>はD型に属する, 前者は正答率が 81,7 と比較的高いが, h , ある. これらは女とその構成要素を理解していないことか らくる誤りである. 後者は誤答または無. 答率が高い. それはS十V十○十CにおけるCが現在分詞の目的 格補語であることの弁別がつかな i i i い た め で あ る. ( ) <51> の 誤 答 率 の 高 い の は, 形 容 詞 の 比 較 変 化 (Compar son) をよ く 理 解 し i i) < 5 > は 79 2 < 6 > は 74 2 < 7 > て い な い も の が, 全 体 の半 数近 く い る こ と に な る. (i , ,,. は 81.7 と比較的正答率が高いが, 実際の運用力はく4 9>を除いて低いといえる, 3, 4. 関 係 代 名 詞, 関 係 副 詞 お よ び 先 行 詞. ive Pronouns Re l l ive (Re at at ,. 0一 一5. Adverbs and.

(6) . 第 器 巻. 第1号. 北海道教育大学紀要(第一部C). 昭和4 7年9月. Antecedent). 3 ,4 ,1. 関係代名詞 ( i )設問: 次の ( ) の中の正 しいものは どれか. その記号を書なさい, 表6. 瞥瀞. 正答 誤答 無答 (%) (%) (%). 関係代名詞の種類と用法 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%). i hecamera (ア, who イ, whi Th si [ st ch ウ, what)l boughtye s erday ,. 52. 73.3 25,9. 0,8. 53. 60.8 36,7. lknow the boy(ア, who イ, whose ウ, whom) bro l ndow, ( e the wi 2 ,5 whos e〔15.0), whom (21 ,7). 54. 70,9 25,8. 3.3. t(1 who(9 ) 6 ,2 , wha .7). l lt lwi ts tory 〔ア, who イ, what ウ.that)lhaveeverr enyouthebe s ead. 0 who(1 t(1 ) 5 ,0 , wha ,8). i 2 1問題の意図;( ( ) 中学校第3学年における文法事項 「代名詞のうち関係代名詞 which, who お よ ) i i び that の格変化, 制限的用法および省略された場合8 司は,f t ) 関係代名言 」 な どにもとづく. ( i i i i t 名詞と接続詞の役目を兼ねていること, ( j ) 関係代名詞は形容詞節 (Ad e c ve C1ause) を 作 っ i i i i て, その先行詞を修飾することなどを理解しているか どうかをみる, ( ) <54> が C ) 考察;( i i 型で, <54>はD型である. 無答率が少ないのに対して, 誤答率が高い. ( ) <52>の正答率は. 73.3で あ る, camera の 先 行 詞 と して who を用いたものが 9.2, what を用 い た も の が 16 7 も ,. i i i いる, 関係代名詞の種類と用法が, ここでも不十分であることが理解される. ( ) <53> では誤 h h 7 6 あ そ の が が 3 で る う ち 2 1 7 s e 0 がじつに w o 1 5 w om 答 . , ,, , と初歩的な文法事項の運用 i 能力に著しく欠けている. ( v) 文法用語に関 しては 81,7 とB型であるが, 運用面で約 30 ,0のも. のが不十分な学力程度である. 1 )設問; 次の ( ) の中の正 しいものは どれか, その記号をきなさい.( 3 2 ) .4 . 2 関係副 詞,( 表6 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 55. 64 .4 33.I. 2 .5. 56. 65,O 30,8. 4 ,2. 関係副詞 の 種 類 と用 法 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%). i Th si e ウ. which)l was born sthet own(ア. when イ, wher , when 〔19,8) ch(13,3) , whi. ime〔ア when イ, wher l属 i ls l Te l t 1 e ウ, wh t ethet ar ch1 you wi . , whe re(18.3) ch〔12 , whi .5). i 問題の意図;( ) 関係副詞は, 接続詞十副詞のはた らきをするもので, 先行詞を修飾する形容詞節 i i を導くものであること. ( ) 関係副詞の種類には, a) 時 (when) r e) , b) 場所 (whe , c) 方. )などがあ ることを問うものである。L )<55>, 法(how) 却考察 1 , d) 理由(why) を表する副詞9 h i i <56>はD型である. ( ) <55>は, 場所を表わす関係副詞 w ere をこたえさせるもので, 誤答 h hi h 率 33 3 ,1 と 高 い, そ のう ち w en が 19,8 で w c が1 ,3である。 上にみられる傾 向の誤りは. ime を修飾する形容詞節を導くも く5 6>においても共通している. 学生は, 関係副詞は,t own ,t i i i のであることがよく理解されていない, ( <9> ) と比較して<55>, <56> が低い. 関係副詞 に関する運用能力を約4割近い学生がも っていないことがわかる. 1 )設問; 次の文の中で, 関係代名詞または関係副詞の先行詞をぬきだして書 3 ,4 . 3 先行詞 ( )問題の意図; 「中学校学習指導要領」 では, 先行詞の問題をとくに扱われていないが きなさい.( 2 ) o i i 関係代名詞, 関係副詞を指導する際に扱っているl ) 先行詞は, 関係代名詞または関 係副詞 . (. のす ぐ前にある, 関係代名詞は人称と数が一致する。 関係副詞の前にあって, それ以下 に修飾され i ている名詞をいうことを問うものである. 圏考察;( ) 先行詞を抜きださせる問題は, D型に属し, 結果はきわめて悪い. これは〈10>においても同様である, 特徴的なことは, 無答率が高く, 誤答 一 51 「.

(7) . ion I C) i i ido Univer lof Hokka t t Journa on (Sec s y of Educat. Vo l .I .23 No. 表7. 57. 59.O 24.5 16 ,5. 58. 51.7 30.O 18.3. 59. 55,8 24.2 20,O. 行. 先. 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%). Sept , ,1972. 詞. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) i i l whom i me st er The g tther e was hi ss r . i t e(2 ss s er〔4.5) whon .(14,1) ,7) , ther ,7) , met(2 , hi l i eep n whi ng Tom wentintothe r ch the baby was s onm i . i v vh ch (16 .4) .○), in 〔4,2), Tom 〔4,2), what(2 Eul 負ower i l wantto the P1 s elf ound the beaut ace . , Wher ) ) wher e〔15 , 餐oWers(1,6〕 ,1〔2 .4 ,2. 率をあわせると, 約半数の学生が, 先行詞について不十分な理解にと どま っていることである,. s sister と こ た え て < 表 7 > に よ れ ば 〈57> で, whom を 先 行詞 と こ た え て い る も の が 14,1, hi i i ) 先行 い る も の 4,5 も あ る. 同 様 に 〈58>, <59> におい ても同じ傾向をみること ができる, (. 詞にかんする文法事項 は, その運用面においても悪く, 指導の重点的項目にする必要がある, 3, 5. l ic es) 冠 詞 (Art. 3 ,5 .1. 1 )設問; 次の女の冠詞は どれか. その記号を0でかこみなさい, 冠詞の種類 と用法 ( 表8. 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 60. 77,5 18.5. 61. 67.5 20,O 43,3. 4,O 6,5. 冠. 詞. の. 種. 類. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) Thi s. . l s. (1 ) 5 ,5 .0) (1 There i s. (7 ) ) (1 .5 ,7. a. を聡 電気. e or an appl. (2 ) ( 8 ,3) ,5. e the tabl .. (0 ). 7問題の意図; 冠詞には定 冠詞 the と不定冠詞aおよび an の ある こ と を 問 う も の で, ここ で は { 2 それ らの種類だけを問うにとどめた. <61>は, 正答率を個別に集計したのでその合計は必ずしも i 100 にはならない.{ 灘考察;( ) <60>はC型, <61>はD型であり, 冠詞の学習到達度は低いと いえる. 冠詞は日常的に多数でてくる語であり, 学生にはなじみ深いものであるはずである. にも かかわ らず正答率が低い. それは外国語を学ぶ際 の一つに, 自国語にない現象をどう理解するかと いう問題がある. われわれは指導過程において, 冠詞の指導を軽く流 して しまいがちであるが, 日. 本人が英語学習において自国語にない現象の一 つとして, 学習の困難なものに教え られることを指 i i ) <表8>によれぼく60>では this を冠詞とこたえたものが, 摘しておかなければな らない。 ( i i i ) 文法用語である冠詞を知 15 0, there が 7 5, or が 8 3 の順に誤答率が高くな っている. ( , , . l が はt le は定 冠詞, a ,an は不定冠詞と っ て い る も の が58 .0と, 用 語 そ の も の の定 着 率 低 い. 学 生. 覚えていて, これ らが冠詞であることを忘 れているのである. これは文法の全体系の見とお しのう え に た っ て 教 育 され て い な い こ と に も そ の 一 因 が あ る よ う に 思 わ れ る. 3, 6. 動詞 (Verbs). i t 1 )設問; 次の動詞が規則動詞なら (ァ) j on) ( uga 3 , 不規則動詞な . 1 動詞の活用 (Con ,6 i 2 1問題の意図;( ) 規則動詞の変化の仕 ら (イ) と書き, さらに過去形と過去分詞を書きなさい. { d a )短母音十単子音で終ってアクセントがあるときは最後 方 は, R 一 R‐ed一 R-e である. 但し,( topped→stopped) )子 音 十y では, y を i に変え て -ed をつける b に 子 音 を 重 ねる (stop→s , ( tudi tudied) 型 が あ る, tudy→s (s ed→s. a )A →B → C 型, ま た, 不 規 則 動 詞 の 変 化 の 仕 方 に は, (. )A一A一A型にわけられることを問 う. 動詞の活用について, 中学校学習指導 c ( )A一B一A型,( b i ) 動詞の活用に関する学習の到達度はD型 要領では, 第3学年の学習内容としている. 圏考察;(. に属する. <表9>に示す通り, 活用ができないことと, 綴字の間違いが多いことである, とくに 一 52 一.

(8) . 北海道教育大学紀要(第一部C). 第 23 巻 第 1 号. 表9. 瞥繋. 動. 正答 誤答 無答 正答誤答無答 問題項目(%)( %)(%)(%)(%)(%). 詞 誤. の 答. 活 例. nt go ,gone , , W1 64.210.025 , , Want ,get ,718,320,O goes ,861 l o n g g l ay ays pl , ,p 59,212,528,355 .813.330,9 p i la ヒ ed ays ,pl. 62. go. 63. lay p. 64. s tudy. 57,514.228.340,830,O29,2. 65. ne Con. 64,214.121 .512,5 ,775,O12. 66. top S. 60,O15 .717,5 .O25.856 ,025. 67. Cut. 44.229,226 ,670,9 8.320,8. 昭和47年9月. 用. 正谷 誤答無答 (%)(%)(タリ. 誤. 答. 例. s go ,goe , ,gon ,gOS 55,923,320,8 won七 ,ge[. i l ed pl ay l a yen , 53.320.O26,7 pli,p l , pang ,paen tuden t udy s , ,s tuds 38,331,730,O t d d uded s[ .s tuding su e ,s Came oe l e Con ,comed, , ., ,Cen 63,420,815,8 l l lng Col es l t t ー ed,co江 co t t ops s oped ヒ t op s oped ,s , , ,s 25 851.722 .5 s t opd t ng op,st opi t t opd,s opt , s oped,s ,st ing ut ed ut c C , , 69.2 8,322 s ed cot .5 cutnes ,cut ,cut s. <63>, <64>, <65>は, 正答率がきわめて低い. 動詞の活用 規則を意識的に適用できないため i i i i i ) 頃日はいず れも日常的に使用されている語であるが, 運 である. ( ) 無解答が非常に多い。 (. 用 力 が 著 しく 乏 しい こ と で ある, (iv) く12>, <13> は B型, <14> は C 型 で ある が, <62>▼-. く6 7>まではすべてD型である, 文法の基本事項は, 徹底した練習 が必要であることを示唆してい る, 3 . 6, 2. i ip l t t Par 1 )設 問; 次 の ( ) の 中 の 正 L い も の は どれ か, そ c e) ( 過 去 分 詞 形 (Pas f t Tense) や 受 動 態 (Passive e c r 2 }問題の意図 り過去分詞は完了形 (Pe ( の記号を書きなさい. .. 表10 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 68. 80,8 18.3. 0,9. 69. 68,3 31 ,7. 0. 70. 53,3 46,7. 0. 過 去分詞 形 の 用 法 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%). i s ウ, made) by Tom. Th s box wasくア. make イ, make s〔 8 ) make(10.0), make .3 , 無答 〔0,91 i i en year s ives イ, l ort ved)in Tokyo f ve ウ.l Tom has(ア.l , i l ives(20.0) ve (11 ,l .7) o? Have you ever(ア, meet イ, meet s ウ. met) Mr . Kat t 4,2) s(1 meet〔32 .5), mee. i Vo c e ) をつくり, また形容詞としても用いられることを問う. 中学校の指導目標では, 第2学年 で 「受け身の形」 と 「現在完了形」 のなかで指導するたてまえとな っている. 本調査では, 過去分 0>は D型と i ) <68>はB型, く69>, <7 」 は除外した. 圏考察;( 詞の 「形容詞としての用法”). i i ) <68>は be 動詞十P,P. を問う問題である, 約 80,0 の正答率であ 学習の到達度が低い, ( が20 k る が, 誤 答 傾 向 をみ る と, make が 10 ,0 ,3と動詞の活用能力の不十分なもの ,0, ma es が 8 )十 P,P の理 解 を 問 う も の で あ る. 誤 答 傾 向 を み る 69>, <70> は, have(has ive) と し l h 形 ( と, has十 三 人 称 単 数 現 在 の動 詞 の 型 を と っ た も の が <69> で 20 .0, as十動 詞 の原 た も の が11,7で あ る. ま た Have you ever十 P.P … ? を 知 らな い も の が, じつ に46,7に す る ほ ど で あ る.. i i i ) である. (. T e の中の正 しいものは どれか. その記号を 1 )設問: 次の ( )・ ) ( 3 , 3 動詞の時制 ( ens ,6 ee Primary Tenses) を問 う も ので あ 2 1問題の意図: 時制のうち, 三基本時制 (Thr 書きなさい,( ) <76> は B 型, <72> は C 型, く73>, <74> は D 型 で, と く に, 疑 問 文, 不 定 る, 圏 考 察;(i. 6 i i ) <71>では, be 動詞の原形を理解していないものが 1 詞の構文を理解する力がたりない, ( ,0 i r e とこたえたものが 8,0, s が 6,0, am が 1>に従 ってみるならば, a ある, 誤答傾向を<表1 一5 3一.

(9) . Vo l ,23 No ,I. lof Hokka ido Un Journa iver i i i t s on (Se ct on I C) y of Bducat. 表11 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 71. 84,O 16 .O. 0. 72. 77.5 21,6. 0.9. 73. 55.O 45.O. 0. 74. 60.8 36 .7 36,7. 動. 詞. の. 時. Sept , ,1972. 制. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) He wi l l〔ア, be イ,i s ウ. am. 0) ar e(8 s〔6 ,i , am (2 .0) . .0). 工. are)1 l appy ,. Sus i e〔ア, wash イ. washe t s ウ, washed) her dog yes e rday . washes (13,3) , wash〔8,3) Did you〔ア, eat イ. at e ウ. eat tthi en1 breaklas s moni ng? at e (25 en (19,5) .5) , eat ingto (ア, go イ, goes ウ, went エ gone)tothes Tom i s go tor e , . went〔20 s(12 .0), goe .5) , gone(4.2). i i i 2.0 である. ( ) <72>では, 過去を表わす副詞 yesterday のある場合, 過去動詞がくることに i 不注意である, ( v) <73>は学生が Did you十動詞の原形…? を理解 していないことからくる誤 りである. 過去動詞 ate をも ってきたものが 25 -5 も あ る. (v) ぐ74> は be 動 詞 十going to十 動詞の原形にもかかわ らず, …t 十過去動詞をも o ってきたものが 20,0 で あ る. また, goes と こた えたものが 12,5 と な っ て い る. 3 , 6. 4. ive Pa 過 去 進 行 形 (Progress t s ). 1 ( )設問: 次の文の過去進行形の女に直しなさい, 答はその部分だけ書きなさい.( 2 )問題の意図: 過去の一定時における進行中の動作を示すもので, 表12 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 75. 26 ,7 53,3 20,O. 76. 30,9 48.3 20,8. 過去進行 形 の 用 法 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%). i They r boo ー rt thp- t ead the extbook ext く ,÷→They , ng (20 r eadi ng 〔8.3) eading ( 7 , wasreadi ,8) , haver ,5) Tom t ー ki ing ーkinthe morning akes a wa n the morn awa .÷→ Tom ing (20,8), had tak ing (4.2), take be tak i ng (2 ook (1.7), .5) ,t ing (1 taken (1 ak ,7), did t .7). be動詞の過去十動詞の原形-ing を問うものである この文法事項は 中学校第2学年の教育内容 . ,. ) (灘考 察; (i) <75> <76> は と も に D 型 で あ り しか も 正 答 率 が そ れ ぞ れ 26 7 30 9 2 で あ る1 , , , ., , と著 しく低い. 誤答傾向はく表1 2>は示す通りであるが, <75>の誤答率 53,3 の う ち, were十 動. 詞 の 原 形 -ing とせず, 単に reading と こ た え た も の が 20 ,0 で あ る. そ の 他 was reading が 8.3 と, 主 語 と の か わりを無視するものが比較的多い. ( i i ) <76>も上と同じ誤答傾向である. 。 単に taking と したものが 20.8, 1 lad taking としたものが 4 ,2 である, また無答率がいずれも. 高く前者は 20.0,. 後 者 が 20 .8 と な っ て お り, <20> と の か かわ り で 考 察 して み て も, 無 答 は 誤. 答に等 しいと考えることができる. 一般に記入方式の項目は正答率が低い ことが推測される. 3 . 6. 5. fect Tense) 完 了 時 制--一 現 在 完 了 時 制 (Present Per. 1 )設 問: 次 の ( ) の 中 の {. 正 しいものは どれか. その記号を書きなさい.( 2 }問題の意図: 動作の完了およびその結 果と しての 表13 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 77. 73,3 25 .8. 0.3. 78. 72 ,7 27 .3. 0. 現在完了 形 の 用 法 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%). we (ア, has イ, have. ウ, are)jus ion t been t t othes at .. 3 2 r e(1 ) a s(1 , ha .3 .5). Have you ever(ア. se e イ, saw. s e(1 9 e ) ,saw (8 .3 .0). iger? ウ, s een) at. 現 在 の 状 態 を 示 し, have(has)十P,P. の 形 で 表 わ す も の で, こ れ は 一 種 の 現 在形 で あ る こ と を 問. 3 )である.{ i う, なお, 現在完了形は, 中学校第2学年の文法事項1 3 }考察:( ) <7 7>, <78>はC 4- 一5.

(10) . 北海道教育大学紀要(第一部C). 第 23 巻 第 1 号. 昭和47年9月. i i 3>に示す通りであるが, 選択子の決定にあた って, hasを 型に属す, ( ) <77>の誤答率はく表1 e を選んだ 1 3 選 ん だ 12 ,3 は受動態として ,5 は, 人 称 と 数 の 無 視 か らく る も の で あ り, ま た, ar 把握している. いずれも完了時制の規則を把握していないものである, 同様に〈78>についてもい えることである, 誤答率 27,3 の う ち, see を 選 ん だ も の が 19,3 で, saw を選 ん だ も の が 8.0 で ある, 3 .3 .6. ive Voi 受 動態 (Pas ce) s. 1 )設 問: 次 の ( ) の 中 の 正 しい も の は ど れ か. そ の 記 (. 2 1問題の意図: 主語が他のものから働きかけられること, 即ち, 動作を受けるこ 号を書きなさい,t 表隣. 受. 剖闇項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 79 80. 5 .O. 56 ,7 38,3 70,0 25 ,8. 4.2. 動. 態. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) i fu ls The beaut t ar s(ア. see イ, saw on autun .. ウ, s een エ 」 ght , areseen) atni. 8 2 e(7 saw (1 ) e ) en(1 ,se ,s .5) .3 ,5. i i ter t t t Thel ot e ウ, wr t s wer e イ. wr e e(ア, wr en) by the boys , i wrot te (12,5) e(13.3) , wr. ) とを表わす様式を受動態という。 これはS十Vの型とな ってVは be十他動詞の過去分詞 (P ,P , P が本動詞である 中学 と な る こ と. そ して, こ の 場 合, be は助動詞, P ことを問うものである ., ,. 4 ) 」 の単純なものに限定 校学習指導要領では, 「受け身の形のうち, 現在形, 過去形および未来形1 i ) <79>はD型, <80>はC型で, い して指導している, 設問は右の範囲に限定 した,L矧考察;( 8 ずれも正答率は低い, 前者の誤答率 38.3 の う ち saw を選んだものは 1 ,3 , 過去分詞 seen を選 7 形 5 現 の e 1 2 5 在 s e を選んだものが 単純な受動態の理解に欠けて が である いるも んだもの . , ,, i i 0>は正答率がやや高いが助動詞 we・e が選択子から除外されて い ) <8 のが約 40.0 と多い。 ( とあわせて 30.0 の誤答がで ているところから, 受動態そのものがよく理解されていないということができる, るた め で あ る, しか し 3 .7. 誤答傾向をみると. write 1 2 .5, wrote 13,3. ives) ln6ni t 不 定詞 (. 3 .1 ,7. 不定詞の用法 ( 1 )設問; 下の女を読み下線の部分の誤りを正 しなさい,( 2 }問 題 の 意 表15. 不 定 詞. 1 月鴎項 正答 誤答 無谷 目番号 (%) (%) (%) 81. 57.5 20.O 22 ,5. 82. 42 .5 .5 20.O 37. 83. 43,3 17 .2 .5 39. の 用. 法. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) i jackZ前郷 如 か媛yst enn s , i l l to pl ( esto p ) 9 ay s( ) s(2 ay , to playing (7,0), l .0 .5 Sus i L e had no m o bo“ぎんごthat book oney z , ing ( to br ) 4 , to boughted (3,0), to boughes (2,0) ,0 l t news [ am g eqγαtha ad Z OZ Z . ds(1 to hear t(1 2 ) ed(3 ) r r ’ hea , hea ,0 ,0) .0. i 図:( ) 不定詞は, 動詞の原形またはそれに to を冠した形であり, 動詞的性質の他に名詞的, 形 i i ) 述語動詞としては用いられないで, 主語の人称や数の制限 容詞的, 副詞的なはた らきをする, ( ive) と to 不 定 詞 (To・ ive) と ln日ni t ln6 t i i i ‐ ni を う け な い。 ( ) 不 定 詞 に は, 原 形 不 定 詞 (Root r. が ある. しか し, こ こ で は to 不定詞だけを範囲とした, なお, 中学校では, 第2学年で 「名詞と. しての用法および副詞としての用法のうち目的語を表わすもの」 を内容とし, 第3学年にな って 「形容詞としての用法」 を教えることにな っている,t勘考察: いずれも間違いを正す問題である.. o play が, 不定詞の名詞的用法で目的語 (i ) <81>, <82>, <83> は D 型 で あ る。 <81> は, t. としてつかわれている. 誤答傾向をみると. to plays と した も の が 9 0 t l aying と した も の , ,, o p. 「 55 一.

(11) . 、 vol 23 NQ I ,. l。f H0kl i d。 Uni i ion I C) Journa ty of Educa t く t a ver s ! on (Sec. が 7,0 も い る. ま た, <82> で は, bought の原形. buy. Sept , ,1972. ing と 間 違 っ た も の, さ らに は を br ,. bought に ‐ed をつけるな ど動詞の活用 力がない く8 3>についていえば上にみられるような動詞 . の 活用 が で き な い で 誤 り を 犯 した も の が 16,0 で あ る。 例 え ば, hear に す る と こ ろ hear t , heared ,. ea r rdsなどとしている. なお, <82>は, 不定詞の形容詞的用法’ <83>は, 不定詞の副詞的用 法 の女である. しか し, この結果からみて, 学生が用法の相違まで意識的に弁別して解答しているも i i) <23> で は, 不 定 詞 を 知 っ て い る も の 59 2 の が ご く 少 数 に 限 ら れ て い る. ( , , 知 らな い も の 20 .8, 無 答 が 20.0 であり, この項目の学習の到達度はかなり低いといわなければな らない. 3. 8. ic ipl t 分 詞 お よ び 動 名 詞 (Par esand Gerunds). 3 1 )設問: 次の文の下線の ing 形の語はどれか 区別 しなさ .8 .1 分詞および動名 詞の用法 ( い. 進行形を作 っているなら (ァ) , 形 容詞として使われてい るな ら (イ) , 動名詞なら (ゥ) と書 i きなさい.{ 2 1問題の意図;( ) 目前に行なわれている動作, 状態の描写を表 わす現在進行形 (be十 表16 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) (%) 84. 81 .7 16 .7. 1 .6 1 .7. A boy wa ing t l i i t ev ch e s oni s Tom.. 46.7 51 .6. 86. 45 .8 50.O. 4,2. 87. 54.2 43.2. 2 ,4. 22 .5 74,2. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) Mr i t i s eri ss”‘dy′ 7 z ys ca g in Amer ,. 85. 88. 分詞 およ び 動 名 詞. 形容詞 (11 ) 5 , 動名詞 ( .7 ,0). 進行形 (1 8 ) 33 .3 , 動名詞 ( ,3). P′ l f wasfun for him, αyi”g go. 進行形 (2 0 ) .8 , 形容詞 (29 .2). i l jackl く e s 方sみ”増 very much,. 3,3. 進行形 (1 4 ) ) .2 , 形容詞 (29 ,2. Her worki i s dgのz 〃g the rooms .. 進行形 ( 46 ) ) .7 , 形容詞 (27 ,5. 動詞の原形-i ng) ) の形容詞的用法で, 形容詞が修飾する名詞のあ , 現在分詞 (動詞の原形-ing とに置かれる場合, そ して動名詞のうち, 単純動名詞 (S imp l e Gerund) の 名 詞 的 用 法 に つ い て 問. i う. 圏考察;( ) <84>は現在進行形である. またB型に属する, 無答率も含めて 1 8 ,3 と, で き て い な い. 誤 答 傾 向 と して 特 徴 的 な の は, s tudying を形容詞とするものが 1 1 ,7 という数字であ る, <85>は現在分詞の形容詞的用法である. く表1 6>によれ ば, 誤答率 51.6 のうち, 動名詞と. するものが 33,3 もあり, 現在分詞と動名詞の用法のちがいが区別できていない. <8 6>は, 動名 l i 詞の名詞的用法のうち主語となるもの pay ng の 正 答 率 は, 45,8 である, これを現在分詞の形容. 詞的用法とこたえたものが 29,2, 進 行 形 と こ た え た も の が 20,8 と学習の到達度は低い, <87> は, 上 と 同 じ誤 答 傾 向 を示 す も の で あ る. <88> は,き わ め て 正 答率 が 低い。 i l sc eaning を進行形 と こ た え た も の が 46.7 ときわめて高い・動名詞の名詞的用法のうち補語となるものが c l ing で ean. あることを指摘できなかった. これは, 学生が be十動詞の原形-ingを, すべて進行形であると考 i え て い る こ と か らく る 誤 り で あ る, (i ) <85> - <88> の 項 目 は す べ て D 型 で あ る, 動 名 詞, 分 詞. の学習到達度は全体的にかなり低いことになる, 3 .9. l l ion) 連語 (Co ocat. 3 1 )設問; 次の文から連語を抜きだ しなさい.{別問題の意図: 連語は, 2以上の ,9 .1 連語 ( 語が一連とな って1語のような働きをするもの, および2以上の語が合して独立した意味をもつこ. との意味を問う. 中学校では数量や程度を表わすもの1 0語, 時間や場所を表わすもの4語, 関連を 表わすもの4語, 動作や状態を表 わすもの6語, その他1語, 合計2 5語を指導目標としている, こ こ で は, get up を除い で指導要領に入っている連語である, { i 矧考察;( ) 連語の項目はすべてD 一 56 一.

(12) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部C) 表17. 誤答 無答 習鰯 (正答 %) (%) (%) 89. 45.8 31.7 22 .5. 90. 62 ,5 17,5 20.O. 91. 59,2 20,O 20,8. 92. 27,5 50.O 22 .5. ・. 昭和47年9月. 詔. 連. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) Af ew dayslat er a mal lcameto my hous e . f ew days( 9 2 ) o(1 ) o my hou s e(3 ,2 , camet ,5 ,t .3). Ton tofpres 「 l bought alo s ent . l f(8 oto ) ,3 ,lot ofpresents(1,7). 1 ge ix everyl t up ats nornlng , ing (7 every n norn t up a t( ) 4 ,5) , ge ,2 You ar i e too young to dr veacar .. く i陀 ac 1 o( 2 7 ) r a r( 9 2 ) o oyoung (3・3)’ ・ ’d ・ ’t 蟹 濃o語 ゞ. young to. i i 型である. ( 9>は, 数量を表わす連語 a few は, 正答率が 45,8 で あ る. few days と し ) <8 たものが9 2 ot of は, 数量を表わす連語であるが, 正答率は6 2 , で あ る, <90> の a l ,5である, これは連語のなかでも比較的多く用いられるが, 学生は正確な理解に欠けている. <91>の ge t up は動作を表わす連語であるが, 59 ,2 と正答率が低い. <92>の程度を表わす too~to は, 正答率 が 27,5 と 低 い, too young to とこたえたものが 21,7 あったが, 厳密には too~to なので, 誤 答とした. 文法用語としての連語の理解度もきわめて悪い. 3 .ID 短縮形 および付加 疑問 3. 10 .1. 短 縮 形 (Cont racted Fo rm) 表18. 1 ( )設問: 次の短縮形を書きなさい.( 2 1問題の意図: 中. 問題項 正答 誤答 無答 目番号 (%) (%) )%) 93 94 95 96. 86 ,7 76 .7. 2 ,5 10.8 5.O 18,3 76 ,7 5,8 17 ,5 31.7 51 7 1 6 , .6. 縮. 短. 形. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) l ti s÷一 He wi l l÷→ 工 have÷→ win no七÷一. ’ i ’ rs ,1st , s H’ 1 1 , , l hov , lave 1 1 v ,lhve , , ha , ’ , win。七 wi , 1 l l d 1 七 wi n w u o w n℃ , , i , win七 , wodnt , , 1n. 学校学習指導要領では, 重点的な指導項目からはずされ, 「…な ど」 として扱われているが, 」 こでは中学校の教科書にでているものに限 ってテスト内容と した. t i 勘考察:( ) <93> はB型, <84>, <95> は C 型, <96> は D 型 で ある. つ ぎ に 誤 答 例 を 示 して おく. こ の 頃 で は 典 型 的 な ,. 誤 答 に か ぎ っ て, ま と めて お い た, <93> で は lrs は, < 表18> の 通 り で あ る. 以 下 <96> の , l l not の正答率がきわめて低い wodt を wi ldt としたものが 40.0 である 短縮形では l wi . . , l l not の正しい指導がなされなければな らない <96> の wi .. 3 1 )設問; 次の ( ) の中で正 しいものは どれか. その記号を書きなさい, ,ID , 2 付加疑問 ( 問 問題項 正答 誤答 無答 目 目番号 (%) (%) (%) 97. 68.4 26 ,6. 5.O. 98. 60.8 33,4. 5.8. 99. 40.8 53.4. 5,8. 表19. 付. 加. 疑. 問. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) ’ 1ビs very hott ti t ウ, wasdti t イ,i sn oday si t )? ,i ,(ア ’ i t (18,3), wasn si ti t( 8 ) 3 ,. Yourf l l atherswims we s he ウ, doesdth e)? ,(ア, doばt you イ,i ’ don tyou (29,2), i sh ) e( 4 .2 ’ ’ ・ i lanecan t dl ve a car ,(ア. can she イ. cantshe ウ. can he 工, ’ th can e )? ’ ’ can he(24,2) 1 1 ) , cantshe (17.5), canthe( ,7. 2 1問題の意図● ( : 付加疑問文は, 身近かなことをのべて, 相手に念を押すときに用いられ, それには 「 57 一.

(13) . Vo l .23 No .・. i i l。f 日0 l d id。 Un i i journa t on I C) on (sect く a ver s y of Educat. 2種ある。 ( )1ビs a. t? a 6ne day sdti ,i. Sep亡,1972. ( ) You didげt go there, did you?15) b. 圏考察:. i i <97>, <98>, <99> い ず れ も D 型 に 属 す る. と く に 〈99> の 誤 答 率 が 高 く 53 ) ,4 である, ( f 欲h tをi t と し, そ れ が 18 2 称 8> は を 人 3 の ぼ る <9 で o e r <97> で は, i に u r sげti si y , , .. と考えて doαt you と した も の が 29,2 あった, 主語の人称のとりちがいからくる誤りである. 、 <99> で は, can he と こ た え た も の が 24 .2 と誤答率が高い, こ ,れは主語の Jane力 女の名前で あることに気 づかないためである. 英語を話す民族の文化を少 しでも知 っているならば, また, 言 語を文化との関 係でとらえようとする習慣形成ができているならば, このような間違いはおこ って i i i こないはずである. ( ) <28>で, 文法用語・付加疑問を知 っているとこたえたものが 62.5 で あ る か ら, <97>, <98> は, ほ ぼ, <28> と 一 致 す る こと に な る. しか し, <99> に 関 して は,. 61 「わ が国の生徒にと って前者の形のもののほうが比較的学習 しやすいものである1 」 という傾向の. 一端を示すものである. i i t 3 epo s on and Conjunction) ,11 前置詞および接続詞 (Pr. 1 )設問: 次の ( ) の中にはいる正 しい前置詞を書きなさい. 図 問・題 の 意 3 ,11.1 前置詞 { 表20. 問題項 正答 誤答 隠 目番号 (%) (%) 樫 づ 100 45.8 36.7 17.5 01 71 1 ,6 ,7 16.7 11 02 57 1 .5 23.3 19.2 103 22.5 53,3 24,2. ル l 月 i. 置. 詞. . 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) . ( ) Sundayl,goto church. ÷→(on). n the (10,o), t 4,0), my si o (7 .(2 ,0) i .0) , at(6,o), a ( ,next ,what , He. i i The Greensl n) ve( ) Tokyo . ÷→( he( t 2 2 ) e (2.5), at 7 o( , ar ,very .0) , on( .5) ,t ,5 ight Schoo ins ( ) e lbeg t ) a . ÷→( he( s 1 1 ) ) n( t 7 3 o( ,i .5 , of ,5) ,t , on( ,0 ,i .0) for) in ( )twol l l she p 1our s o ayed the Vi . ÷÷→( t f th (2,5), between (1 f rom (2.5), wi ,。), as-n ,a .5), to (2 ,o ,on , the t ,i. i 図:( ) 前置詞は, その目的となる名詞または代名詞とともに形容詞句や副詞句をつくること, ま ion) お i i ion), 二 重 前 置 詞 (Doubl t t imp l e Prepos e Prepos た, 前置詞の種類は, 単純前置詞 (S 1 7 i ) i i h 前置詞に限定する 韻考察:( ) P t L s on) があるが, ここでは単純 よび前置詞句 ( rase Pr epo .. 00>は, 定ま った時を表わす前置 on で 全項目 にわた って正答率が低く, D型に属する. まずく1 あるが, 誤答例は, <表20> の通りである. 日常よく用いられる語であるが, 定着率に乏 しい. I <1 01>は, 場所を表わす前置詞 in である. 前者に比 べて, 割合誤答を防げたのは, madeil. は日常使う商品に書きこまれたものが影響 しているように推察できる. 9 3 <1 02>は, 時を表わす前置詞 at であるが, 意外に誤答率が高く, 2 , 無答が 1 .2 で あ る. ,3 <1 03>は, 時の継続を表わす前置詞 for である」 正答率 22.5 で四間中最も低い. これらの誤答 例はいずれも<表20>に示 しておいた. 1 )設問; 次の ( ) の中にはいるものが and な ら (ァ), but なら (イ) 3 , , 11 , 2 接続詞 ( or なら (ウ) と書きなさい.( 2 1問題の意図; 接続詞は語, 句, 節を結ぶ役目をするもので等位接 Tokyo made in Japan ,. 続詞 (Co‐ordinate Conjunction). ion) と が ある, (Subordinate Conjunct と従 位 接 続 詞 ・. ここ で. は, 中 学 校 1年 で 指 導 さ れ る and ,but に つ い て 問 う も の で あ る. 圏 考 察: <104>, く105> , or <1 4> 0 は, and を選ばせるものである. 誤答傾向をみると or が る は C 型, <106> は B 型 で あ .. d が 15 が 16.7, but が 11 .2 ,8, but が 9 .7 で あ る. <105> で は, or を 選 ば せ る も の で あ る , an. 06>は, 反対の意味を表わす場合の接続詞を選 ばせるものであるが, という結果がでている, <1 が少ないことである.・全 般的にいえるこ and が, 12 .5, or が 5.8 である. 特徴的なことは無答率 - 58 一.

(14) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部C) 表2 1. 問題視 正答 誤答 目番号 (%) (%). 覇. 104 70,0 28,4. 1 ,6. 105 74,1 25,O 106 79 ,2 18.3. 0,9 2 .5. 接. 続. 昭和47年9月. 詞. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 率 (%) He l i en 賃n shed her work o him, an t ,( )r. bu t(11 ) 6 .7 , or(1 .7). whi fu ーtheユed on i chi s more beaut he b1ue one? e( )亡. 5 and(1 ) t(9 ,8 , bu ,2). lpl l l ay baseba ,(. )l don’tplaytennis.. and(1 2 ) r(5 .5 ,o ,8). とは, 女の前後を熟読 していないことが, より多くの誤答を生む結果にもな っているようである , 3 , 12. ions) tuat 句 読 点 (Punc. 3 1 )設問: 次の符号の名まえを書きなさい,{ 2 )問題の意図: 英語 . 12 ,1 句読点の種類と用法 ( 表22. 問題填 止谷 誤答 目番号 (%) (%). 句. 鷲. 読. 点. 問 題 項 目 お よ び 誤 答 例. ′ , → (感 嘆 符ま た は エ ク ス ク ラメ 」 シ ョ ンマ ー ク) 07 63.3 14.2 22,5 1 引 用 符, コ ー テ ー シ ョ ンマ ーク, ダッ シュ, 定 冠 符, 漢 たん 符, かん 単 符, イ ソタル ク ェッ シ ョ ソマ ー ク, , お ど ろ きを あ らわす . 108 72 3.3 ,5 14.2 1. ?→ (クエスチ ョンマーク). クレ ッ シ ョ ンマ ー ク, ク ッ シ ョ ンマ ー ク, エ クス ク ラメイ シ ョ ンマ ー ク, ク レ ッ シ ョ ン, 疑問 詞, , 一 (カ ンマ ま た は コ ンマ) ピ リオ ド, ピ リ オ ー ド, ピリ ョ ッ ド セミ コロ ン ダッ シ 1 09 51 ,7 22 ,5 25.8 ‐ , , ュ, 句 と ぅ点, コ ーラ ー シ ョ ンマ ー ク ス, コロ ン, 引 用 符, 終 止 符 110 26,7 18.3 55,O 111 21 ,8 26.5 51 .7 112 16 ,7 28,3 55,O 113 10,9 20,8 68 .3. :→ (コロ ン). コー テー シ ョ ンマ ー ク, 引 用 符, ピリ オ ド, く と ぅ点, 一 時止, コ ンマ, 接. 続符, 時間の区切り,. ” ”→ (引 用 符ま た はク オ テ ー シ ョ ンマ ー クス) ダッ シュ, コロ ン, カ ン パ セ ー シ ョ ンマ ー ク, カ ッ コ ,. ;→ (セミコロ ン). コロ ン, ダッ シ ュ, コ ー テ ー シ ョ ンマ ー ク ス, 引 用 符, ア ポ ロ フ ェ ース, ピ リ オ ド.. 「一 (ダッ シュ). 引 用. 符, ア ン ダライ ソ, コロ ン, ダ ー ツ, バ ー, ほ うせ ん, 連 続線 ハイ フ , 、 ソ,. を読むことおよび書くことの言語活動を行なわせるのに, 句読点は欠くことのできない言語材料で ある,. こ こ で は 名 称 を 書 か せ る だ け に と どめ, 用 法 に つ い て の く わ しい 解 答 は 求 め な い1 8 ) ( )考 . 3. i 察;( ) 句読点については, <表1>ででもすでにみてきたが, 調査項目のなかで一番低い正答率. を 示 して い る こ と に な る, 従 っ て, <108> を除 い て, D 型 に 属 す る 誤 答 例 につ い て は < 表22> , , i に 示 す 通 り で あ る, (i ) 誤 答 傾 向 に つ い て 簡 単 に 指 摘 す る な らば, - → ダ ッ シュ, ;→ セミ コ ロ ン , ” ” 引 用 符 (ま た は , ク オ テ ー ショ ンマ ー ク ス), :→コ ロ ン な どは, 大 部 分 の も の が 正 確 に 文 法. 用語または用法を理解していない.. 4 . 調査結果のまとめ 短大生が中学校, 高等学校で6年間にわたる英語学習を重ねて きたにもかかわらず その結果は , く図1>および<図2>に示す通りである.. 1 ) <図1>は, <表1>にもとづいて, 文法用語の理解度を図式化したものである ( ) 対象 , i 者中 90~100%の正答率 (A型) を得たものは, 時制の現在形だけ である, (i i ) <1>からく18> ま で は, 先 行 詞, 冠 詞 が D 型 で あ る の を除 い て, B, C 型 分 布 で あ る ま た <19> か らく34> ま , , 「 59 一.

(15) . . Vo l .23 No ,l. Sept , ,1972. i i t f Bduca i t on I C) do Uni ty o on (Sec lof Hokkai s journa ver. では, <31> の 接 続 詞 を除 い て, C, D 型 分 布 を 示 す. しかも, これはD型に傾斜した分布である, B,. 図 1 文法用語理解度別分布. G. ?. =. 1 -弓 1 i 受動態 ま D型 も 本時制 関 係代名詞 等である C 針. , , , , , 現在分詞, 短縮形, 句読点, 前置詞’ 付加疑問’連語’ 動名詞な どである. 欄 勺にいえるこ 蝋 ,前者 帽 ,. - , 31 4i. ! 2 o~ 3 %の学生が女準事項を拝際し三二 響 〆で 曇. 0. - 二塁キ. : I i ;Q : Fi L -. 。. ー- ・ ョ. ; … 一副『{. . 言. =. はずZ艶 欝畠厳鞠繋冨三 島も 副 ‐ 剥 」ム ー」 , , 5 o 8 ・ 1 ご謡 零,塾澱 謡i 1 臆測 「「 鼎 禦ぎ盗品 1 用語の皮相的理解を 示すものである. <図2>の問題 64%) 項目は79項目ある. そのうち, D型が51( , C型. 副 {. 且. 」Ez ,. 〆. ・ 6 一『言雇計「. il 、 i 0%のものが理解してぃな い これに続し 点, で約8 ま,前置詞. l 0%台の項目も て’ 設問の一部にあらわれる2 i1 , 2 7 連語, 過去進行形, 数えられる名詞・数え られない名 詞 の 一 部 が, D 型 の 最 底率 の 項 目 に 属 す る.. - - ---. 一蔓 驚 ぞ癒 E 書き ド ー. , ,. i ,. ‐高 i L÷;- -雛 1 F. 2 8. 29. . の 1 ユー彰一 1 害 系頻繁}徴各鷲墓李鵠,藁葺 の毒 「 き , ! 26%) %台が13項目 ( , 60%台が 愛 三= 声三 4ぼ , 「 産 3 醐 臓 鰯W 、醐鮎 酬 - 1 %霊 峰 灘 雀蔓 湖も癖 癖 餅 -. …-一 献 - 一…ハ 12(24%) , 20% 台 が. 滋( 2. ば ・ , 感嘆符→漢たん符,. 3 1; 1. 1. … 3 31. ョ. . J , . 1. . . l ln’ t→ wi t won’ , went (go の 過 去) →wint , came (come の 過 去) →. l topped (s toped top の 過 去) →s ayed (p ay の 過 去 comed, cut ( cut の 過 去) →cuts ,cutad , pl ,s id lyen pl 分 詞) →p , e な どが あ る.. ま た, Jane は女性の固有名詞であるが, 文中で代名詞を指摘. さ せ た ら, he と答えたものが, かなりあ った, 右にあげた誤答例は, ほんの一部 である.. 以上, 短大生の英文法学力調査の結果から結論できる・ことは, 中学校2, 3年程度の学習 内 容 が, 短大生によ って確実に習得されていないことである, 短大生にと って, 中学校の英文法の内容 が未消化に終 っていることは, 英語教育の食傷化現象であり, 同時に教育の空洞化現象を示すもの で あ る.. これら短大生の英語学習に関する基礎学力の脆弱性は, その背後に学習 日的の欠如と学習意欲の 喪失がある. 従 って, 基礎英語学力の脆弱性の原因追究とそ の回復のためには, 生徒・学生の全教. 科教育, 生活指導とのかかわり のなかで論究されていかなけれ ばならない. その意味からも, 改め て中学校, 高校の英語教育の在り方が問われなければならないし, また, 大学における外国語教育 のそれも検討されなければならない.. 0- -6.

参照

関連したドキュメント

問についてだが︑この間いに直接に答える前に確認しなけれ

青少年にとっての当たり前や常識が大人,特に教育的立場にある保護者や 学校の

 哺乳類のヘモグロビンはアロステリック蛋白質の典

このように雪形の名称には特徴がありますが、その形や大きさは同じ名前で

[r]

・関  関 関税法以 税法以 税法以 税法以 税法以外の関 外の関 外の関 外の関 外の関係法令 係法令 係法令 係法令 係法令に係る に係る に係る に係る 係る許可 許可・ 許可・

 英語の関学の伝統を継承するのが「子どもと英 語」です。初等教育における英語教育に対応でき

は,医師による生命に対する犯罪が問題である。医師の職責から派生する このような関係は,それ自体としては