家庭科「ファッション造形基礎」学習指導案
1 単元名 洋服(ブラウス)の製作 2 単元設定の理由 〇単元観 「ファッション造形基礎」の目標は、家庭の生活に関わる産業の見方・考え方を働かせ、実践 的・体験的な学習活動を行うことなどを通して、ファッション造形を担う職業人として必要な基 礎的な資質・能力を育成することである。被服の構成などについて体系的・系統的に理解すると ともに、関連する技術を身に付けること、課題を発見し、職業人として合理的かつ創造的に解決 する力を養うこと、主体的かつ協働的に取り組む態度を養うことが大切であると明記されている。 本単元である「ブラウス」は年齢や季節を問わず着用でき、ダーツや袖付け、襟つくり等、洋 裁の基本的技術を学ぶことができる。さらに、ギャザー、ポケット等の工夫を加えることによっ て、さまざまなデザインのブラウスを作ることができ、創意工夫できる実践力を身に付けさせる 上で価値ある題材であると考える。 〇生徒観 本学級は生活デザイン科〇年生〇名である。これまでの「ファッション造形基礎」の授業では、 被服製作の知識や技術を身に付けることに重きを置いた指導を行い、全員が全国高等学校家庭科 被服製作技術検定3級に合格したことからも、知識・技術の向上が見られる。しかし、生徒の関 心は、規定通りに作品を製作することであり、身に付けた知識や技術を活用するまでには至って いない。実際、同科第〇学年〇名を対象とした、被服製作に関する質問紙法による実態調査では、 「学んだことを活かし、新しいデザインを考え、製作することができますか」に対して〇%が否 定的な回答をした。この結果の要因は、生徒の多くが、習得した知識・技術を活用することで、 創意工夫ができるという認識に欠けるためである。そこで、基礎的・基本的な知識や技術を身に 付け、ファッションに関する情報を収集、整理し、それらを活かす学習の場を設定し、学びを深 めながら創意工夫できる力を育てる必要性を感じている。 〇指導観 本単元の指導にあたっては、ブラウス製作についての基礎的・基本的な知識・技術を身に付け た上で、創意工夫したデザインの考案ができる生徒を育てることを目指している。学習において は、ブラウスの基礎的・基本的な製作方法について学んだ後、コンセプトを基にブラウスのデザ インを考え、提案する活動を行う。その際、ファッションポートフォリオを作成し、集めた情報 やデザイン、布素材、コンセプトなどを蓄積しながら学びを深めていく。「気付く」「広げる」 「深まる」「活かす」の4段階を位置づけ、各段階で、プロフェッショナルの視点を知り、情報 収集により視野を広げ、他者との協働作業を通して発想を高め、再度個人でデザインを考えるこ とで、創意工夫ができる生徒を育てたい。また、この活動を通して、ブラウスに関する知識や技 術が向上し、学びが深まることで、ブラウス製作2作目において主体的に取り組むことができる 力につながると考える。 3 単元指導目標(到達目標) ・被服製作に主体的に取り組む態度を育成する。 【関心・意欲・態度】 ・ブラウス製作の学習に、創意工夫し取り組むことができる。 【思考・判断・表現】 ・ブラウス製作における洋裁の基礎的・基本的技術を身に付けることができる。 【技能】 ・立体構成の特徴や平面を曲面化する方法について理解する。 【知識・理解】 ※ 本指導案は「福岡県教育センター長期派遣研修」における主題研究に基づき作成されています。 教育センターホームページの「長期研修報告書:令和2年度:各研修報告書」と併せてご覧ください。4 単元の評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解 ①被服の着装に関 心を持ち、イメ ージを表現しよ うと意欲的に取 り組んでいる。 ②学習活動を振り 返り、被服製作 に主体的に取り 組んでいる。 ①これまで習得した知識や技術をどの ように活かすことができるのかを考 えることができる。 ②情報収集や他者との意見交換を通し 視野を広げることができる。 ③協働活動や、提案発表を聴くことで 発想を高めることができる。 ④デザインを実現するための方法を個 人で具体的に考えることができる。 ①ブラウス製作に おける洋裁の基 礎的・基本的技 術を身に付けて いる。 ②被服材料の適切 な取り扱い方法 についての技術 を身に付けてい る。 ①立体構成の特 徴や平面を曲 面化する方法 について理解 している。 ②被服材料の種 類や特徴につ いて、理解し ている。 5 指導計画(単元の配当時間 37時間) 第一次 ブラウスの製作(1作目) 1 洋服製作の基礎知識を学ぶ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4時間) 2 ブラウスの製作方法を学びながら製作する。 ・・・・・・・・・・・・(12時間) 第二次 応用ブラウスの提案 1 デザイン画の描き方を学び、デザイン画1枚目を考案する。・・・・・・・(1時間) 2 プロフェッショナル(以下、プロと記す。)による動画を視聴する。・・・(1時間) 3 情報を収集し、デザイン画2枚目を考案する。 ・・・・・・・・・・・・(2時間) 4 デザイン画を用いて意見交換し、チームのコンセプトを追究する。 ・・・(1時間) 5 チーム案を具現化するためのイメージマップ、デザイン画等を作成する。・(4時間) 6 ブラウスの提案発表会を行う。 ・・・・・・・・・(1時間) 7 ブラウスにスカートをコーディネートしたデザイン画3枚目を考案する。・(2時間) 第三次 ブラウスの製作(2作目) 1 学んだことを活かして、ブラウス(2作目)を製作する。 ・・・・・・・(9時間) 6 研究の指導と評価の計画 段 階 配当 時間 〇学習内容 ・学習活動 評価規準 評価方法 関 思 技 知 ファッションポートフォリオ 気 付 く 1 〇デザインを考案する。 ・テーマ『高校生が着る夏ブラウスのトータルコー ディネート』を、既習事項を活かしてデザインす る。 ① 「デザイン 1 枚目」(デ ザイン画・素材・説明等) 1 〇プロの仕事を理解する。 ・プロの仕事に関する動画を視聴し、気付きをまと める。 〇チームでコンセプトを考える。 ・プロの動画を振り返り、各自のデザイン 1 枚目を 互いに見せ、コンセプトを決める。 ① ① 「プロの動画のメモ」 「 コ ン セ プ ト 協 議 の メ モ」 広 げ る 2 〇チームのコンセプトに適する情報を収集する。 ・ファッション等の雑誌切り抜き、インターネット の情報の印刷、インタビュー分析結果等を集めて ファッションポートフォリオに蓄積する。 〇各自、チームのコンセプトに沿ったデザインを考 案する。 ・情報を用いて、ニーズに対応したデザインを考え る。 ② ② 「集めた情報」 「デザイン 2 枚目」(デ ザイン画・素材・説明等)
広 げ る 1 〇各自のデザインをチームに提案する。 ・各自で考案したデザインをチームに提案する。 ・他者の提案を聴き、相互評価をする。 〇コンセプトを決定する。 ・工夫したポイントを付箋に記入させ、課題を分 析・分類する手法で整理する。 ・着用場面、イメージと、コンセプトが一致するか 確認する。 〇役割分担をし、活動計画を立てる。 ・活動計画を記入する。 ・必要な情報や、材料収集の確認をする。 ② ② ② 「相互評価表」 「課題を分析・分類する 手法で用いた付箋」 「コンセプト決定までの メモ」 「活動計画表」 深 め る 4 〇チームのコンセプトを追究する。 ・協働活動で、集めた情報を活かして、コンセプト の追究をする。 ・デザイン、パターン、イメージの方向性を決め る。 〇提案会へ向けて準備する。 ・デザイン画、イメージマップ、パターン、発表原 稿を作成する。 〇活動内容を記録する。 ・他の役割についても共有し、活動に見通しを持 つ。 ③ ③ ③ 「集めた情報」 「コンセプト追究メモ」 「提案会に向けた資料」 「活動の記録」 1 〇「ブラウスの提案会」でチームのデザインを提案 する。 ・他チームの提案を聴き、気づきをメモしたり、評 価(提案の根拠、具体的なコンセプトが伝わった か等)をしたりする。 〇活動のまとめをする。 ・チーム活動による思考の変化をまとめる。 ・活動を通して、学んだことや感想を書く。 ③ ③ 「提案会のメモ」 「他チームの評価」 「活動のまとめ」 活 か す 1 〇最終提案のデザインを考案する。 ・テーマ『ブラウスにスカートを組み合わせたトー タルコーディネート』について考案する。 ・ファッションポートフォリオに蓄積したものを振 り返った上で、最終提案のデザインを考案する。 ④ 「集めた情報」 「デザイン 3 枚目」(イ メージマップ・デザイン 画・素材・パターン等) 1 〇チーム内で最終提案を行う。 ・生徒相互で、思考の深まりと創意工夫について評 価する。 ・チームで成果や課題を話し合い、クラスで共有す る。 〇ファッションポートフォリオで、各自、授業全体 で学んだことを振り返り、これからの学び方を考 える。 ④ ④ 「プロ、他者、自己評 価」 「振り返りシート」 ※毎時間、ルーブリックで自己評価していく。
7 本時 【気付く 第1時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) これまで習得した知識や技術をどのように活かすことができるのかを考えることができる。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・デザイン画を描くこつ(布の表情、着装の描き方、明暗の付け方等)の練習の際には見本を配 布し、視覚的に手順を理解しやすいよう、黒板で手本を示す。 ・生徒にとって身近なテーマ「高校生が着る夏ブラウスのトータルコーディネート」を設定して デザインを考案させる。 (3) 教 材 教師 ①教科書 ②ブラウス見本 ③デザイン画用紙 ④練習用プリント ⑤被服に関する本や資料 生徒 ①教科書 ②デザイン画用紙 ③練習用プリント (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 〇これまでのブラウス製作 を振り返る。 ・自分で考えて作業できた 場面を思い出す。 〇本時の目標を明確にする。 「知識・技術の活かし方 を学ぶことを知る。」 5分 一斉 ・ブラウスの実物を用 いて、具体的に作業 過程が想起できるよ うにする。 ・「生活産業基礎」 「ファッションデザ イン」等の科目との 関連を図る。 展 開 〇デザインの発想を表現す る手法を学ぶ。 ・布の表情、着装の描き方 明暗の付け方等の練習を する。 〇テーマを知る。 『高校生が着る夏ブラウ スのトータルコーディネ ート』 〇デザインを考案する。 ・デザイン画、使用素材説 明等をまとめる。 10 分 30 分 一斉 個 ・見本を配布し、視覚 的に手順を理解しや すいよう、黒板で手 本を示す。 ・1枚目の製作を活か し、ブラウスの応用 を考えるよう助言を 行う。 ・イメージがわくよう にブラウス製作1作 目で使用した型紙を 準備しておく。 これまで習得した知 識や技術をどのよう に活かすことができ るのかを考えること ができる。 【思考・判断・表現】 「デザイン 1 枚目」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・ルーブリック評価を行う。 〇次時の確認をする。 「考案したデザインの発表 と相互評価」 5分 一斉 ・学習の振り返り方に ついて説明する。 ・次時の評価の観点を 伝える。 ①人に伝えるための 準備をしてきたか。 ②他の人の提案をき ちんと聴けるか。
【気付く 第2時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・身に付けた知識や技術は活用できることに気付くことができる。 【思考・判断・表現】 ・職業人としての視点を知る。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・職業人としての視点を学ぶために、プロの動画の視聴で気付いたことをシートにまとめ、要点 を明確にできるようにする。 ・次時からのチーム活動へ向け、チームのコンセプトを話し合い、キーワードを記録させる。 (3) 教 材 教師 ①教科書 ②ファッションポートフォリオ ③デザイン画1枚目 ④気付きシート ⑤A3用紙 ⑥マジック ⑦付箋 ⑧電子黒板 生徒 ①教科書 ②ファッションポートフォリオ ③デザイン画1枚目 ④気付きシート (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準(評価方法) 導 入 〇ブラウス製作や前時の デザイン 1 枚目を振り返 る。 〇本時の学習目標を明確 にする。 「職業人としての視点 を知る。」 5分 一斉 ・マインドマップに 1 枚目のデザインはど のように考えたかを 表す。 ・事前アンケートに記 入されたプロフェッ ショナル人材への質 問例を紹介する。 展 開 〇プロの仕事に関する動 画を視聴する。 ・ 職 業 人 とし て の 視点を ポ イ ン ト に 、 気 付 き を まとめる。 〇プロの講話のポイント を確認する。 ・気付いたことを発表し 全体で確認する。 〇ファッションポートフ ォリオを作成し、デザ イン考案することを理 解する。 〇チームに分かれコンセ プトを考える。 ・ コ ン セ プト の 考 え方を 知る。 ・ 動 画 を 振り 返 り ながら 検討する。 20 分 5分 15 分 一斉 一斉 チーム ・プロの視点、仕事の 内容などが分かる動 画を用いる。 ・講話を聴く際は気付 きシートにメモを取 るように指導する。 ・ニーズ対応への視点 や基礎・基本の大切 さ、仕事の分業等、 ポイントを示す。 ・ファッションポート フォリオ作成と最終 提案までの学習目標 と過程を説明する。 ・デザインが類似の生 徒で、チームを構成 する。 ・コンセプトやイメージ ワードを紹介し、考 え方の例を挙げる。 身に付けた知識や技術 は活用できることに気 付くことができる。 【思考・判断・表現】 「プロの動画のメモ」 「コンセプト協議のメモ」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・ ル ー ブ リッ ク 評 価 を行 う。 ・ファッションポートフ ォリオに整理する。 〇次時の確認をする。 「チームにおけるデザ インの考案」 5分 個 ・デザイン画1枚目、 気付きシートをファ ッションポートフォ リオに保管させる。 ・次時へ向け、情報収 集の準備をしてくる ことを確認する。
【広げる 第3・4時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・情報収集を通し、視野を広げることができる。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・プロの視点を振り返り、デザイン考案に必要な情報収集ができる場を設定する。 ・チームでコンセプトを確認した後、活動に取り組み、意見交換できるようにする。 ・ファッションポートフォリオに集めた情報や、デザインメモ等を蓄積させ、根拠を基に、デザ インの提案を行わせる。 (3) 教 材 教師 ①ファッションポートフォリオ ②情報収集シート ③ファッション雑誌等 ④デザイン画2枚目の用紙 ⑤ハサミ ⑥色鉛筆 ⑦スタイル画原本 生徒 ①ファッションポートフォリオ(デザイン画1枚目・気付きシート・集めた情報等) ②情報収集シート ③ファッション雑誌等 (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 〇前時を振り返り、本時 の目標を明確にする。 「情報収集を通し、視 野を広げることができ る。」 5分 一斉 ・ プ ロ の 視 点 を 振 り 返 り、コンセプトに基づ いた情報収集ができる ように促す。 展 開 〇チームのコンセプトに 適 す る 情 報 を 収 集 す る。 ・チームで、再度コンセ プトを確認する。 ・ファッション等の雑誌 の切り抜き、インター ネットの情報の印刷、 インタビュー分析結果 等を集める。 〇各自、チームのコンセ プトに沿ったデザイン を考案する。 45 分 45 分 チーム 個 個 ・トレンドの流れを説明 し、情報の集め方につ いて助言する。 ・効率よく作業を進める ために、時間を設定す る。 ・一つの情報だけでな く、いくつかを比較分 析すること、情報源が 分かるようにしておく ことを確認する。 ・プロの視点、チームの コンセプトに基づいた デザインになるよう助 言する。 情 報 収 集 を 通 し 、 視 野 を 広 げ る こ と が で きる。 【思考・判断・表現】 「集めた情報」 「デザイン2枚目」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・ル ーブ リッ ク評 価を 行 う。 ・フ ァッ ショ ンポ ート フ ォリオに整理する。 〇次時の確認をする。 「考案したデザイン の発表と相互評価」 5分 個 ・集めた情報、デザイン 2枚目をファッション ポートフォリオに保管 させる。 ・次時の評価の観点を伝 える。 ①集めた情報に基づく 提案 ②発表準備 ③チームのコンセプト 決定への積極性
【広げる 第5時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・考案したデザインについてチーム内で意見交換することで、視野を広げることができる。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・身に付けた知識や技術と結び付けて、新たなデザインの考案ができるよう、チームで意見交換 をする場を設ける。 ・ファッションポートフォリオに集めた情報やデザインメモ等を蓄積させ、根拠を基に、デザイ ンの提案を行わせる。 ・思考の変化が見えるよう、コンセプト追究シートに、意見交換で出たワードや、課題を分析・ 分類する手法で用いた付箋等を記録として蓄積させる。 (3) 教 材 教師 ①ファッションポートフォリオ ②コンセプト追究シート ③付箋 ④模造紙 ⑤A3用紙 ⑥パターン書籍 ⑦電子黒板 生徒 ①ファッションポートフォリオ(デザイン画1枚目・気付きシート・集めた情報等) ②コンセプト追究シート ③付箋 (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 〇 前 時 を 振り 返 り 、本時 の目標を明確にする。 「 意 見 交 換 す る こ と で、視野を広げること ができる。」 3分 一斉 ・プロの動画と集めた情報 に基づいたデザイン提案 を行うよう確認する。 展 開 〇 個 人 の アイ デ ア (デザ イ ン 2 枚 目 ) を チ ー ム で提案し合う。 ・自分のデザインのポイ ントを付箋に書く。 〇課題を分析・分類する 手法で提案を整理し、 具体的なコンセプトを 追究する。 ・ 似 た 内 容の 提 案 を、模 造 紙 に 整 理 し 、 コ ン セ プトを具体化する。 〇チーム内で相互評価を行 う。 〇役割分担をする。 (デザイン画係、イメージ マップ係、パターン係) 7分 20分 5分 5分 チーム チーム チーム チーム ・活発な意見交換ができる ように、付箋を活用し、 順番に発表させる。 ・効率よく話し合いを進め るために、時間を設定す る。 ・ターゲットや着用場面を イメージできるように、 例を挙げて説明する。 ・コンセプト追究シートを 活用させる。 ・評価の観点を確認する。 ①集めた情報に基づく提案 ②発表準備 ③チームのコンセプト 決定への積極性 ・発表時に使うイメージ マップ、パターン等の 例を提示し、見通しを 持たせる。 考案したデザインに ついて意見交換する ことで、視野を広げ ることができる。 【思考・判断・表現】 「相互評価表」 「課題を分析・分類 する手法で用いた付 箋」 「コンセプト決定ま でのメモ」 「活動計画表」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・ 各 チ ー ムの コ ン セプト を発表する。 ・ルーブリック評価を行う。 ・ フ ァ ッ ショ ン ポ ートフ ォリオに整理する。 〇次時の確認をする。 「 チ ー ム で の コ ン セ プ ト追究活動」 10分 一斉 ・相互評価表、課題を分 析・分類する手法で用 いた付箋、コンセプト 決定までのメモをファ ッションポートフォリ オに保管させる。 ・役割毎の準備の確認を 行う。
【深める 第6・7・8・9時 】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・チームでのコンセプト追究活動を通し、発想を高めることができる。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・チームでコンセプトを追究したブラウスを具現化するための活動の場を設定する。 ・チームでの活動を相互評価させ、評価表に気付いたことや考えたことを整理させる。 (3) 教 材 教師 ①ファッションポートフォリオ ②コンセプト追究シート(活動記録) ③教科書 ④パターンに関する書籍 ⑤画用紙 ⑥マジック・のり・はさみ ⑦色鉛筆 生徒 ①ファッションポートフォリオ(デザイン画・評価表・集めた情報等) ②コンセプト追究シート(活動記録) ③教科書 ④発表原稿 ⑤チームのデザイン画 ⑥イメージマップ・パターン等 (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 〇前時を振り返り、本時 の目標を明確にする。 「チームでのコンセプ ト追究活動を通し、発 想を高めることができ る。」 10 分 一斉 ・コンセプトに基づいた提 案準備を行うことを確認 する。 展 開 〇チームで活動内容の確 認を行う。 ・コンセプト追究シート を活用し、効率よく作 業が進められるよう、 計画を立てる。 〇チームで役割分担し、 提案会へ向けて準備を する。 ・チームで活動内容を確 認しながら作業に取り 組む。 ・デザイン画、イメージ マップ、パターン、発 表原稿を作成する。 〇活動内容を記録し、チ ームで進捗状況を確認 する。 140 分 45 分 チーム チーム ・パターンに時間を要する ことから、全員で裁断印 付けまで協力して活動す るよう助言する。 ・デザイン画については、 素材や色配分なども提案 できるように助言する。 ・イメージマップは、チー ムのコンセプトを視覚的 に理解しやすいよう示す ことを確認する。 ・ブラウス製作 1 枚目の型 紙やパターン展開の書籍 等を準備しておく。 ・安全面に留意して活動す るよう声掛けを行う。 ・チーム毎にリハーサルを 行い、発表へ向けた確認 を行う。 チームでのコンセ プト追究活動を通 し、発想を高める ことができる。 【思考・判断・表現】 「コンセプト追究 シート」 「活動記録」 ま と め 〇チームで本時の学習を 振り返る。 ・活動記録を記入する。 ・ルーブリック評価を行 う。 ・ファッションポートフ ォリオに整理する。 〇次時の確認をする。 「チーム提案の発表と 相互評価」 5分 個 ・収集した情報、コンセプ ト追究メモ、提案会に向 けた資料、活動の記録を ファッションポートフォ リオに保管させる。 ・次時の評価の観点を伝え る。 ①根拠が適切か。 ②具体的なコンセプトが 伝わったか。
【深める 第10時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・ブラウス提案発表会を通し、発想を高めることができる。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・チームでコンセプトを追究したブラウスを具現化するための活動を行い、その提案を発表する 場を設定する。 ・他チームの提案(デザインとその具現化のための方法)についての発表を聞き、相互評価させ 評価表に気付いたことや考えたことを整理させる。 (3) 教 材 教師 ①ファッションポートフォリオ ②コンセプト追究シート ③教科書 ④電子黒板 ⑤実物投影機 生徒 ①ファッションポートフォリオ(デザイン画・評価表・集めた情報等) ②コンセプト追究シート ③教科書 ④発表原稿 ⑤チームのデザイン画 ⑥イメージマップ・パターン等 (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 〇前時を振り返り、本時 の目標を明確にする。 「ブラウス提案発表会 を通し、発想を高める ことができる。」 5分 一斉 ・提案しやすい環境にする。 ・提案会の流れを確認する。 ・視覚的にも伝わりやすいよ う、実物投影機を活用する 等、発表の方法を工夫させ る。 展 開 〇提案会を行う。 ・チームのコンセプトと 具現化した内容を発表 する。 ・他チームの提案を聴く。 ・他チームの発表につい て相互評価を行う。 〇提案会を通して学んだ ことをまとめる。 ・提案会記録シートに記 入する。 ・提案会や準備過程を各 自のファッションポー トフォリオで振り返り 思考の変化等、気付い たことを書く。 35分 5分 チーム 個 ・評価の観点を、発表前に伝 える。 ①根拠が適切か。 ②具体的なコンセプトが伝 わったか。 ・他チームの発表を聞き、評 価表に各チームのコンセプ トやその特徴、気付いたこ と、学んだこと等を理由と ともに記入させる。 ・発表後には、担当教員の評 価を紹介する。 ・生徒の評価表は回収し、総 合評価が高かったチームは 後日表彰する。 提案発表会を通し 発想を高めること ができる。 【思考・判断・表現】 「提案会のメモ」 「 他 チ ー ム の 評 価」 「活動のまとめ」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・ルーブリック評価を行 う。 ・提案会を通して学んだ ことを数名が発表す る。 ・ファッションポートフ ォリオに整理する。 〇次時の確認をする。 「デザインの最終考 案」 5分 個 ・提案会メモ、他チームの評 価、活動のまとめをファッ ションポートフォリオに保 管させる。 ・これまでの学習を活かした 最終提案デザイン3枚目の 考案準備をしてくることを 確認する。
【活かす 第11時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・これまでの学習過程を振り返り、デザインを実現するための方法を、個人で具体的に考えるこ とができる。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・これまでの学習を活かし、「高校生が着る夏ブラウスのトータルコーディネート」の最終提案 とする。 ・ファッションポートフォリオに蓄積したものを振り返り、相互評価させ、振り返りシートに気 付いたことや考えたことを整理させる。 (3) 教 材 教師 ①ファッションポートフォリオ ②ファッション雑誌等 ③教科書 ④スカートに関する書籍 ⑤情報収集シート ⑥デザイン画3枚目の用紙 生徒 ①ファッションポートフォリオ(デザイン画・評価表・集めた情報等) ②ファッション雑誌等 ③教科書 ④デザインメモ (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 〇前時を振り返り、本時の 目標を明確にする。 「デザインを実現するた めの方法を、具体的に考 えることができる。」 5分 一斉 ・学習のまとめとして、 最終提案を行うことを 確認する。 展 開 〇最 終提 案の デザ イン を 考案する。 『 高 校 生 が 着 る 夏 ブ ラ ウ ス の ト ー タ ル コ ー デ ィネート』 ・新 たに 必要 な情 報を 集 める。 ・フ ァッ ショ ンポ ート フ ォ リ オ に 蓄 積 し た も の を 振 り 返 っ た 上 で 、 デ ザインを考案する。 ・最 終提 案と なる デザ イ ン3枚目を描く。 40 分 個 ・これまで蓄積してきた ファッションポートフ ォリオの振り返り後に 考案する流れにする。 ・情報収集の時間、デ ザ イ ン を 考 え る 時 間 等 の 目 安 を 設 定 す る。 ・新たな情報を蓄積で き る よ う 、 フ ァ ッ シ ョ ン 等 の 雑 誌 、 書 籍 等を準備する。 ・コンセプトと提案が 一 致 す る 内 容 に な る よう助言する。 デ ザ イ ン を 実 現 す る た め の 方 法 を 、 個 人 で 具 体 的 に 考 え る こ とができる。 【思考・判断・表現】 「デザイン3枚目」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・ルーブリック評価を行 う。 ・ファッションポートフ ォリオに整理する。 〇次時の確認をする。 「 考 案 し た 最 終 デ ザ イ ンの発表と相互評価」 5分 個 ・集めた情報、デザイン 3枚目をファッション ポートフォリオに保管 させる。 ・次時の評価の観点を伝 える。 ①根拠が適切か。 ②最終提案にふさわし い準備ができたか。
【活かす 第12時】 令和〇年〇月〇日〇曜日 第〇時限 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・学びを活かし、「高校生が着る夏ブラウスのトータルコーディネート」の最終提案ができる。 ・ファッションポートフォリオを振り返ることで、創意工夫に対する意識を高める。 【思考・判断・表現】 (2) 本時の手立て ・個人でコンセプトを具現化したデザインを考案し、その提案を発表する場を設定する。 ・ファッションポートフォリオを振り返り、自己評価、他者評価させ、振り返りシートに気付い たことや考えたことを整理させる。 (3) 教 材 教師 ①ファッションポートフォリオ ②最終提案シート ③振り返りシート ④電子黒板 生徒 ①ファッションポートフォリオ(デザイン画・評価表・集めた情報等) ②最終提案シート ③振り返りシート ④最終提案(デザイン画3枚目) (4) 学習の展開(学習指導過程) 〇学習内容 ・学習活動 時間 配当 学習 形態 指導上の留意点 評価規準(評価方 法) 導 入 〇前時を振り返り、本時の目 標を明確にする。 「学びを活かした最終提案 ができる。」 5分 一斉 ・これまでの活動を振 り返り、最終提案す ることを確認する。 展 開 〇 チ ー ム 内 で 最 終 提 案 を 行 う。 ・ファッションポートフォリ オを用いて提案し合う。 ・生徒相互で、思考の深まり と創意工夫について評価す る。 〇ファッションポートフォリ オから学んだことを振り返 り、これからの学び方を考 える。 ・これまでの学習過程を各自 のファッションポートフォ リオで振り返り、思考の変 化 等 、 気 付 い た こ と を 書 く。 〇これまでの学習過程につい ての成果や課題をクラスで 共有する。 ・チームでの意見交換から出 た成果や課題を、代表者が 発表する。 10 分 20 分 10 分 チーム 一斉 個 ・最終提案を相互評価 する際には、学んだ プロの視点や着用可 能であるか等をイメ ージして考えるよう 助言する。 ・評価の観点を確認す る。 ①根拠が適切か。 ②最終提案にふさわ しい準備ができた か。 ・ファッション業界で も実際にこのような 流れで企画提案が行 われることを確認す る。 ・創意工夫の意識を高 めることができるよ うファッションポー トフォリオを互いに 見せ合う時間を設定 する。 ・ファッションポート フォリオのプロの評 価を伝える。 これまでの学習過程 を振り返り、創意工 夫に対する意識を高 める。 【思考・判断・表現】 「プロ、他者、自己 評価」 「振り返りシート」 ま と め 〇本時の学習を振り返る。 ・振り返りシートに記入す る。 ・ルーブリック評価を行う。 ・ファッションポートフォリ オに整理する。 5分 個 ・創意工夫の取組は、 今後の作品製作に活 かすことができるこ とを確認する。