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特集を企画するにあたって

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Academic year: 2021

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(1)特集 第 52 回日本小児放射線学会学術集会“画像を診る”より. 特集を企画するにあたって 宮坂 実木子 国立成育医療研究センター 放射線診療部. Introduction Mikiko Miyasaka Department of Radiology, National Center for Child Health and Development. 第 52 回日本小児放射線学会学術集会が,与田仁志会長のもと 2016 年 6 月に,東京 砂防会館  シェーンバッハ・サボーで開催されました. 画像を診る というテーマのもと,多岐にわたる分野 からの講演が企画された実り多い学会でした.チーム医療が何より大事な小児領域において,各科の 情報共有は大切であると考えます.そこで,日本小児科学会雑誌 33 巻の特集として,先生方のご講 演内容を企画とさせていただき,学会会員をはじめとする読者への情報発信にしたいと考えました. 安藤久美子先生には,「小児中枢神経感染症の画像診断」をお話いただき,若手医師にとっても理 解しやすい教育的な内容でした.髄膜炎,脳炎 / 脳症,関連疾患の診断には,画像診断検査は不可欠 であるものの診断に迷うことも少なくありません.多岐にわたる中枢神経感染症の診断についてのポ イントをまとめていただいています.中原さおり先生からは,「当院における胎便関連腸閉塞解除の 工夫―NICU 内で透視下のようなガストログラフィン注腸が可能に―」という題のもと,透視室に移 動が難しい超低出生体重児に対する安全な検査方法であり,聴衆の先生方が非常に注目された内容で した.そして,そのあとにお話された窪田昭男先生の「私が小児放射線学会で学んだことと伝えたい こと」とのすばらしいコラボレーションになっていたと思います.中原先生からのお話には,臨床の 現場で役立つ工夫などが組込まれています.窪田先生による胎便関連腸閉塞症の提唱,ヒルシュスプ ルング病とミルクアレルギーとの関連,限局性腸. 孔の発表は,いずれも臨床的な立場からの工夫と. 画像診断による賜物であります.今後も変化していくと思われる小児画像診断検査の一面を見ている と思われ,今後の課題や先輩からの激励を感じる内容となっています.そして,馬場一憲先生からは, 「周産期領域における画像診断の進歩」として胎児期の超音波診断および MRI,CT についてご紹介 いただきました.近年の超音波装置の向上によって,出生前診断はめまぐるしく進歩し,それに伴い 出生前後の治療方針のために,胎児 MRI,CT が行われています.実際,小児放射線学会でも,出生 前診断に関連した発表が増えています.小児放射線学会は,主に,放射線科,小児科,小児外科で構 成されていますが,今後,産婦人科の先生とも密に連携していくことでしょう. 今回,御寄稿いただいた先生には,大変お忙しいなか執筆していただき,心より御礼申し上げます.. 1.

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