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乾癬患者皮膚における各種サイトカインの検出

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Academic year: 2021

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程度であったが,RAのBMにのみCFU−GMを認め

た.RAでBMのCFU−GM数はCFU−F数と,また滑

膜培養上清のIL−1β濃度との間に有意な相関が認め

られた.RAの罹患膝関節近傍のBMにはCFU−GM

が検出され滑膜で産生されるサイトカインの影響が示 唆された.  4.スーパー抗原特性をもつブドウ球菌外毒素によ る丁細胞サブセットの活性化機序の解析     (微生物学免疫学)        厳  三傑・李  暁宇・’        今西 健一・内山 竹彦  我々は細菌性スーパー抗原の一つ,ブドウ球菌外毒 素エンテロトキシンE(SEE)を用いてマウスCD4+T 細胞とCD8+T細胞の活性化機序について詳細に解析 した.①CD4+とCD8+の両T細胞群はともにSEEに 反応して細胞増殖反応とIL−2産生,γ一IFN産生を示し た.②得られたCD4+とCD8+リンパ芽球はともに抗 CD3抗体とrlL2反応性を示した.さらにCD4+リンパ 芽球はSEEに反応して高い細胞増殖反応とIL−2や γ一IFN産生が見られた.一方, CD8+リソバ芽球には上 記の反応性はまったく見られなかった.③両町球群と

もSEA(SEEと同様にVβ11陽性T細胞を活性化す

る)刺激によるDaudiとA20細胞に対する細胞障害活 性が誘導された.  以上より,外毒素によるCD4+T細胞とCD8+T細胞 活性化の機序が異なり,また外毒素の一次刺激によっ て活性化されたCD8+Tリンパ芽球には機能的な分離 (細胞増殖反応やリンフォカイン産生の無反応性と細 胞障害活性の充進)が生じていることが明らかになっ た,  5.拡張型心筋症における心内膜心筋生検の病理組 織学的検討一特に心筋炎との関連について一     (第二病理学,心研内科1),      東京医科歯科大学第二内科2)       三井 三恵・西川 俊郎・田中 正人・       安藤 明子・笠島  武・堀江俊伸1・       広江 道昭2  〔目的〕拡張型心筋症(DCM)症例の心筋生検標本 を病理組織学的,免疫組織学的に分析し,心筋炎の関 与について検討した.〔方法〕ICMと確定診断された57 例(男47例,女10例)の右心室心内膜心筋生検組織に 通常染色とモノクローナル抗体を用いた免疫染色を行 い,年齢45歳未満群32例と45歳以上群25例の二等間で 比較検討した.〔結果〕心筋の肥大,変性,線維化など 全体の病変部は有意差はみられなかったが,心筋炎と 関連深い病変である不規則巣状線維化,心筋配列の乱 れ,心筋大小不同,間質単核細胞浸潤については山群 間で有意差がみられた.間質単核細胞はLCA陽性細 胞であり,これらの細胞の多くはUCHL−1陽性で, T リンパ球の性質を呈した.このうちOPD4陽性細胞 (helper/inducer Tリンパ球)の割合は50%以下であ ることが多かった.〔総括〕DCMはheterogenousな疾 患群であるが,その一部は心筋炎との関連が深いこと が示唆された.  6.T細胞成熟支持細胞としての表皮角化細胞の検 討(1)     (形成外科,      東京都老人総合研究所分子生物学1)       根岸 直樹・野崎 幹弘・戸田 年総1  培養表皮化細胞においてT細胞の成熟分化を誘導 するサイモポエチンII(TP)の産生能を酵素抗体法を 用いて検討した.  TPの活性サイトTP5(残基32∼36)を含むテトラ デガペプチド・フラグメントTP14(残基29∼42)を抗 原として家兎にてTP14−myoglobin結合体の抗血清 を作製し,この抗血清を精製してサイモポエチンIIの 抗体を得た.サイモポエチン抗体を一次抗体,ビオチ ン化抗体を二次抗体として,培養した表皮角化細胞の TP産生能をB−SA法による免疫染色より検討した. これより,角化細胞におけるTP産生は未分化な基底 細胞の状態では抑制されており,分化が誘導された後 に発現するものと考えられる.このことは,皮膚免疫 の再建には角化細胞の増殖だけでなく,正常な分化の 誘導も重要であることを示唆している,また,重層化 した培養表皮シートを移植することは,免疫再建に必 要なサイトカイン送達システムとしても意義があるも のと思われる.  7.乾癬患者皮膚における各種サイトカインの検出     (皮膚科)       新本 洋子・寺嶋 里実・乃木田俊辰・  1   噛檜垣  恵・川島  真  尋常性乾癬は,非腫瘍性の表皮増殖と炎症を特徴と する疾患で,近年,この病巣形成にサイトカインが関 与していることが示唆されている.我々は,乾癬患老 10例の皮疹部および無野望皮膚をpunch biopsyにて 採取し,半割後,一方を10%FCSを含むRPMI 1640中 にて4日間培養,その培養上清中のIL−1, IL6, GM−

CSF, TGRαをbioassayもしくはELISAにより定

一1054一

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141 量した,また半割したもう一方の検体は,迅速に凍結 後,avidin・biotin affinity法による免疫組織染色を行 い,サイトカインの局在をみた.結果:培養上清中の IL−1, IL・6, GM, CSFは乾癬皮疹部に比べ無疹部で増 加,TGF一αは逆に無疹部に比べ皮疹部で増加してい た.以上より,IL1, IL・6, GM・CSFは乾癬の病巣形 成の初期に作用し,速やかにdown−regulateされるこ と,TGF一αは皮疹形成後の維持に作用することが考 えられた.  8.Mycoρ’∂sm∂ρηeσmoη’∂e感染症における

DNAプローブ法の検討

    (小児科)       江波戸景子・横田 和子・伊藤知賀子・       安部 美希。石井のぞみ・近藤 恵里・

      崔信明・坂内優子・関千夏・

      中野 育子     (ラジオアッセイ科)       岩近千津子・出村 黎子     (微生物学免疫学)       内山 竹彦・荒目美奈子  吻60ρ如s窺α伽磯〃zoη伽(以下乃4.ρη)感染症にお けるDNAプローブ法について検討した.咳鳳,発熱等 の臨床症状,血液検査,胸部レントゲン所見からル1.御 感染症と考えた33例について,Genprobe社開発の肺 炎マイコプラズマDNAプローブ「中外」を用いて,ル1.

御のrRNAを検出した.DNAプローブ法は陰性コン

トロール比3.0以上を陽性と判定した.33例中,陽性24 例,陰性9例であった.陽性例と陰性例では,重症度, 血液検査所見,検体採取病同等に有意差を認めなかっ た.検体採取以前に,有効抗生剤を投与されていた11 例では陽性率は50%であったが,有効抗生剤非投与例 では80%であった.DNAプローブ法は, CF, PHA等 の庫清抗体価が上昇する以前にも,陽性となることか ら,早期診断に有用と思われる.しかし,有効抗生剤 投与により陽性率が低下することから,血清診断との 併用によって,確定診断を行う一方で,早期治療を有 効に行うことが可能となると思われる.  9.C①mplete ass①ciation with HLA−DR4 and insu藍in−processing to stimulate proliferatio皿of autologous T cells i皿the insulin autoimmune syn・

drome

    (糖尿病センター)       内潟 安子・平田 幸正・大森 安恵  昨年の本談話会で発表したように,インスリン自己 免疫症候群(IAS)患者は調べた限り全員がHLA−DR4 を保持していた.その後日本人30名,さらに韓国人2 名,台湾人1名のIAS患者を調べたが,すべてHLA−

DR4をもっていた.これらのDR4をDNAダイビング

してみたところ,すべてDRB1*0406であり,DQは日 本人においてこれと連鎖不平衝を示すDQA1*0301/ DQB1*0302であった.すなわち, IAS患者すべてが DRB1*0406/DQA1*0301/DQB1*0302をもつこと がわかった.そのうちの7名について,autologous MLR試験をしてみた. Antigen−presenting cellに40 μMのインスリンを/8h exposureした後,同一患者の Tcellsを加え6 days incubateした.最後の18hに加 えた3H−thymidine uptakeをよインスリン非存在下やグ ルカゴン添加時に比べ10−20倍となった.HLADRB1 *0406/DQA1*0301/DQB1*0302由来の分子がイン スリンの提示と認識の際,有意な拘束性を示すことが わかった.  10.IgA腎症におけるICAM・1の発現について     (第四内科)       浅野美和子・湯村 和子・大図 弘之・       内田 啓子・川嶋  朗・新田 孝作・       二瓶  宏  糸球体腎炎の発症進展を考える上で,糸球体の主要 な構成細胞である血管内皮細胞一白血球等の相互作用 の関与は重要と思われる.特に炎症増強時,リンパ球, 白血球浸潤に重要な役割を持つと考えられる接着分子 ICAM−1(intercellular adhesion molecule−1)の腎組 織内での発現を検討した.ICAM・1に対するモノクロ ナール抗体を用い,正常コントロール4例,ループス 腎=炎9例,IgA腎症10例,微少変化群6例,膜性腎症 6例を蛍光抗体間接法により染色した.正常コント ロール群では,ほぼ全例でICAM−1が染色された.陽性 所見はぞ糸球体三二壁,尿細管周囲の毛細血管,メサ ンジウム領域に認められ,IgA腎症では,尿蛋白が多 い症例,組織障害が強い症例で強く染色される傾向を 認めた.今後,腎生検で得られた新鮮凍結切片を利用 し,PCR法(polymerase chain reaction)によって ICAM4の確認,その他これらの調節因子とされるサ イトカインの関与を検討する予定である.  11.RT−PCR法によるヒトT細胞抗原レセプター Vβの解析     (微生物学免疫学)       加藤 秀人。八木 淳二・       今西 健一・内山 竹彦 一1055一

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