• 検索結果がありません。

そしてこの よし を使って作られている自慢のものが よしず です これまた大きい! 日よけなどに使われるよしずですが 良質な渡良瀬遊水地の よし を使ったものは長持ちするのだとか 節電に役立つこともあり 一般家庭や学校 オフィスなどでも野木町のよしずは活躍しているそうです 今回このよしずを自慢してく

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "そしてこの よし を使って作られている自慢のものが よしず です これまた大きい! 日よけなどに使われるよしずですが 良質な渡良瀬遊水地の よし を使ったものは長持ちするのだとか 節電に役立つこともあり 一般家庭や学校 オフィスなどでも野木町のよしずは活躍しているそうです 今回このよしずを自慢してく"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

3月10日(金)

「旅の始まりは、自然と気球と歴史のまち! ~栃木県・野木町~」

今年度からこの番組の司会を担当することになりました、アナウンサーの佐藤俊吉です。 21年目を迎えた歴史ある番組の司会ができる喜びをかみしめ、全国各地の“町の魅力”と “人の魅力”をたっぷりとご紹介できればと思います! 私の最初の旅先は、栃木県の最南端、野木町(のぎまち)でした。 まず訪れたのは、こーんなに背の高い“よし”の群生地! この写真で3メートルほどの高さがありますが、5メートルほどになるものもあるとか。 広大な渡良瀬遊水地の一部がある野木町。 遊水地のまわりには一面のよし原が広がっていました。 町の人によると、渡良瀬遊水地の面積は東京ドーム700個分もあり、 よし原はその半分で広がっているのだとか! もう、想像がつかない広さですね^^;

(2)

そしてこの“よし”を使って作られている自慢のものが、「よしず」です。 これまた大きい! 日よけなどに使われるよしずですが、良質な渡良瀬遊水地の“よし”を使ったものは長持ち するのだとか。節電に役立つこともあり、一般家庭や学校、オフィスなどでも野木町のよし ずは活躍しているそうです。 今回このよしずを自慢してくれた栗田紗弥香さんの製作所にお邪魔して私もよしず作りの 体験をさせていただきました。 長い“よし”を一本一本機械に差し込んで、足元のペダルを踏むと紐でしっかりと結んでく れます。これを繰り返すと・・・

(3)

きめ細かく編まれたよしずになっていきます。 機械があるとはいえ、ほとんどは手作業。一つ一つ丁寧に作り上げているからこそ長持ちす るのだとも分かりました。栗田さんの会社では、渡良瀬遊水地のよし原の東京ドーム5個分 を毎年刈り取って製品化しているそうです。私が訪れた頃はまさに刈り取りと製品化の真 っ只中。みなさん、今年もお疲れさまでした! 野木町には、早朝、空を見上げる魅力もあります。 それが、雄大な大空を舞う「熱気球」です。 鮮やかな色合いで青空に映えますよね~。 この写真は、今回「熱気球」を自慢してくれた藤田昌彦さんに送っていただきました。 実は野木町を含めた渡良瀬遊水地周辺は、1年を通して熱気球のフライトが自由に楽しめ る全国でも有数の場所なんです。なので、飛ぶ条件が良い早朝、空を見上げると、フライト を楽しむ人の熱気球と出会えるのです。町では年に数回、気球体験イベントも開催している ので、上空に行くと関東平野が一望できるという絶景を見てみたいという方はぜひ! 自慢をしてくれた藤田昌彦さんは、実は熱気球の世界チャンピオン!熱気球好きが高じて 野木町に移り住んだという根っからの空の男。息子さんも父の背中を見て育ち、同じく世界 チャンピオンになったというすごい一家なんです。目を輝かせて熱気球の魅力をしゃべる 藤田さんを見て、私も気球に乗ってみたくなりました。高いところは大好きなので、時間の ある時にぜひ乗りたいです^^ 野木町にはキャッチフレーズがあります。それがこちら。

(4)

「花とレンガのまち」。 この2つを忘れてはいけません。まずは、レンガ! どどーんと大きな建造物!分かりますか?真ん中に私がいます。 これは、明治に作られた「煉瓦窯(れんががま)」です。 名前の通り、レンガを製造していた窯なんです。 直径32.6メートルの正16角形の建物で、煙突の高さは34.4メートルあります。 100年以上前に作られた貴重なレンガ造りの建物で、国の重要文化財に指定されていま す。これだけ形を保って残っているのは日本でここだけだそうです。

(5)

内部を見ることもできます。建物自体がレンガでできていて、その精巧な造りに驚きます。 中には16の部屋があり、その1つ1つがレンガを焼く窯になっていたそうです。 円状に部屋が連なっているので、1つの窯に火を入れてレンガを焼き、数十時間後に隣の窯 に火を入れ、また時間が経ったら次の窯に火を入れる。こうして23日間で火が一周するよ うな設計になっていたそうで、焼き終わった窯のレンガを出しては次のレンガを入れてお くことで絶えずレンガを焼けたとか。一周すると全部の窯で約22万個のレンガを作れた そうです。明治の時代、多くの西洋的な建造物が作られる中、野木町で作られたレンガは東 京にも送られ、日本の近代化を大きく支えたんですね。 番組では、この煉瓦窯でボランティアガイドをしている田村行子さんに歴史ロマンを感じ られるこの施設の自慢をしていただきました。85歳の田村さんは煉瓦窯の近くで生まれ 育ったということで、レンガをまだ製造していた当時の貴重なお話をしてくださいました。 子供にとってここは遊び場のような所で、おいもを持って行って窯の火を使っておじさん に焼き芋を作ってもらったのが懐かしい思い出だそうです。やさしい口調で当時を振り返 る田村さんに、とっても癒されました。ありがとうございました! そして、野木町の花というと・・・ ひまわり!これは、ひまわりの種を使って作った「ひまわり油」です。 新たな町の名物にしようと製造をしている上原清一さんに自慢していただきました。

(6)

野木町では、25年ほど前からひまわり栽培に力を入れ、毎年夏にひまわりフェスティバル を行っています。その面積は東京ドーム4個分、20万本ものひまわりが咲くそうです。 ちなみに、その会場を訪れた写真がこちら。 はい、何も咲いていません。この時期はそうですよね^^; これから咲くであろうひまわりを想像して、日差しをいっぱい浴びてきました。 せっかくひまわりがたくさん咲くのだから、それを有効活用しようと始まったひまわり油 作り。まだ始まったばかりですが、道の駅などで販売しています。さらっとしていてしつこ くなく、サラダやパンなどにかけて食べるのがオススメとのこと。これからの名物に注目で す! 新しい魅力を作り出そうという場所も。 番組で自慢をしてくれた長浜利一さんたちが中心になって整備しているこちらの場所です。 清水谷という地域で、もともとは田んぼや畑だった場所が耕作放棄地となり荒れていたと ころ、6年前から有志のみなさんで草を抜いたり遊歩道を作ったりして整備しています。 みなさんがつけた名前もあります。その名も、「のぎ水辺の楽校」。

(7)

「学校」ではなく「楽校」になっているのは、楽しいことをみんなでやろうという思いが込 められているそうです。今力を入れているのは、「ホタル」!地元の小中学校にも協力して もらってホタルの幼虫を育ててもらい、毎年放っています。6月には500匹のホタルが舞 う様子を見られるそうです。70歳の長浜さんは、自分が小さいころに遊んだ場所が荒れて いたのを何とかしたいと最初は3人で活動を始めたそうです。今では仲間が仲間を呼び、6 0人ほどの人が参加するようになりました。アイディアはどんどん出てくるそうで、今年は 野外ステージを作って音楽イベントとホタル鑑賞会を開きたいと夢を語ってくれました。 70歳になっても夢を語れる。素晴らしいことだなぁと思いました。 最後にご紹介するのは、町の大切な場所、野木神社で行われる女性が主役の神楽です。 町のお祭りなどが行われる野木神社。この境内には、神楽殿があります。 ここで毎年4月と12月に奉納される「太々神楽(だいだいかぐら)」というものが野木町 には200年以上伝えられてきました。その中に、長らく演じられてこなかった「謎の舞」 がありました。それが、「五行の舞」です。五人で舞う神楽で、後継者の問題なのか、10 0年ほど演じられてこなかったそうです。神社の方などが中心となって周辺の地域の神楽 なども調べ上げ、平成13年に約100年ぶりに復活させました。その神楽の保存会の佐々 本純さんを中心に、番組ではステージで実際に「五行の舞」を披露してもらいました。 その様子がこちら。

(8)

佐々本さんは笛の演奏、その他、鼓や太鼓、提灯持ちなど、総勢11人での実演! 注目は、舞手がみんな若い女の子なんです。復活させるにあたり、今後も長く続くように 地域の9歳と10歳の女の子限定の神楽舞にしたそうです。それが功を奏したそうで、地 元の女の子にとって祭りの時に神楽殿でこの神楽を舞うことが一つの目標になっているそ うで、みんなにとって憧れの舞台になっているんだとか。この日は特別に舞ってもらいま したが、みなさんの目は真剣そのもの。町に息づいてきた伝統文化を若い力が引き継いで いく様子は嬉しいものですね。みなさんとってもかっこよかったです! 野木町の魅力をたっぷり体感した旅になりました。野木町のみなさん、ありがとうござい ました!

参照

関連したドキュメント

自閉症の人達は、「~かもしれ ない 」という予測を立てて行動 することが難しく、これから起 こる事も予測出来ず 不安で混乱

   遠くに住んでいる、家に入られることに抵抗感があるなどの 療養中の子どもへの直接支援の難しさを、 IT という手段を使えば

自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から

・私は小さい頃は人見知りの激しい子どもでした。しかし、当時の担任の先生が遊びを

下山にはいり、ABさんの名案でロープでつ ながれた子供たちには笑ってしまいました。つ

神はこのように隠れておられるので、神は隠 れていると言わない宗教はどれも正しくな

自分ではおかしいと思って も、「自分の体は汚れてい るのではないか」「ひどい ことを周りの人にしたので

では恥ずかしいよね ︒﹂と伝えました ︒そうする と彼も ﹁恥ずかしいです ︒﹂と言うのです