本 校 の 地 学 ク ラ ブ
人 吉 高 田 上 公 輔
?に成功し,クラブ名も「地学部」と改称,
早速オラが部室で希板啓きが始まった。広さ は8畳位,水道の設備もある。
41年度の予算は3万円台で,部員38名,そ の中に有史以来初の女子3名もいる.。仕方.な しに①地学班,②天文班,③気象班の3部門 に分けた。つぎに現在までのそれぞれの活動 の 内 容 を 列 記 す る と
①地学狂
o人吉・球磨産の岩石・鉱物(鉱石)
(含プレパラートづくり)
◎人吉盆地東部の地質
◎人吉盆地のガイドブック(実習用)
◎球磨川と水害
②天文班
O天体観測(月・惑星・太陽・恒星)
o天体写真(星座・月・太陽・日周運動:
o カ ラ ー ス ラ イ ド
春分の日・夏至・秋分の日・冬至 の太陽の日没
③気象班
o「気象通報」に.よる天気図作成
。「人吉の気象」編集(気象観測データ ということになる。タイトルだけで,ノータ は じ め に
前の先生からバトンを受けついでの地学部 の歴史は4年前から始まる。以前は担当者の 都合もあって,平常は気象観測と天気図作成 が主で,夏休みに遠く鹿児島方面まで巡検に 出かけていたようである。当初,組織は理化 部地学狂ということで,生徒畿会に専属の議 員を送れず,なかなか思いが通ぜず困った。
部室もなく,予算も15,000円を出なかっ た。二年目,やっと・20,,000円の大台にの せることができ,部員も10名足らずから20名 近くになった。ちょうど文化祭の年に当り,
別途予算で不備を補い,人吉・球磨の自然を 球磨川の源をたずねて?'と題してカラース ライドと標本で広く紹介した。生徒達の演出 と合わせて,地理の先生のアピールも手伝い これは大成功をおさめた。その直後,潮時と みて二・三の要求貫徹を果すことができた。
地学部の独立と部室獲得がそれである。
そ れ か ら
ヨソの部屋でコソコソやるほど,このクラ ブにとって辛いものはない。晴れて独壷運動
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ツチのものもある。例えば地学班の「球磨川 と水害」がそうである。地域社会と結びつき の強いものであるから,問題意識は強いが,
なかなか発展せずにいる。生徒にも前々から 投げかけてみるが,未だ受けとめてくれない。
しかし反面,年々充実していき,生徒も自 分のものとしてとらえ,発展させてくれるも のも少〈ない。それは天体写真の撮影と気象 観測である。幸い永年の希望がかなって,ク ラブとして6。" の屈折望遠鏡を持っているの で,昨秋から力を入れている。球状星団M22 が印画紙に認められた時は,うれしかった。
星座表と比較しながら星座をつくりあげてい くのは,実に楽しく,星の勉強にはもってこ いと思う。生徒の要望もあって,秋分の日・
冬至は日影曲線と取りくむ。
気象観測は寸昼休みの午後1時やる。紅3
点はその記録を男子の指揮の下,次々にまと めあげていく。女子の仕事に向いているのか
もしれない。過去半年のデータを整理して;、
夏休みに 人吉の気象,'をつくりあげた6法 政二高,兵庫県のある女学校にも送って,活 動の交換をしているようだ。
おわりに
過去4年,夏休みの野外活動を1部と2部 に分けた。1部は天草・阿蘇方面の野外巡検 2部は地元の巡検である。県外には,今の所 出るつもりはない。天体観測のため,一晩徹 夜したが,健康な彼等は,油断していると直 ぐテントの中にもぐり込む。1年生の時,寝 食を共にしての野外巡検の意義は大きいよう であり,人数は14〜5名位がよい。
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