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准高齢者の世代継承性と多摩大学の取り組み

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Academic year: 2021

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1.はじめに

 「ライフ・シフト」(グラットン&スコット 2016)が契機となり、人生 100 年時代が声高に 叫ばれている。同書によれば、健康、栄養、医療、教育、テクノロジー、衛生、所得等の多分 野での状況改善により平均寿命が上昇し人間が長寿化していることに加え、闘病や要介護など の不健康期間は短縮する傾向が見られるため、80 年程度の人生を前提に「教育」「仕事」「引退」

の3段階で考えられてきたライフコースは抜本的に考え直されなければならないという。

 「ライフ・シフト」は「仕事」の段階の在り方から変えることにより人生をどのように送る かの変革を促す書として今後の社会にとり重要な示唆を与える。だが、既に「仕事」の段階に 戻ることが難しい高齢者の存在は喫緊の課題である。これまで余生と見做されていた「引退」

の段階、即ち一般的に 60 ~ 65 歳の定年に達した数多くの高齢者を抱え、更にその比率が急速 に高まっているのが現在の日本である。これまで定年退職後の人々は配慮を受ける存在として 扱われてきた。それまでの活躍を労い、ゆっくりと時間を過ごしてもらえる社会が、お年寄り に優しい社会であり理想とされてきた。だが過度に配慮することが老人という枠の中に不必要 に彼らを閉じ込め、その活動機会を狭める危険性もある。定年退職者がどのような存在である かを改めて考えることも求められよう。

 都市郊外に立地する社会科学系の大学である多摩大学に対しても、その歴史や環境を鑑みて、

改めて地域の定年退職者がどのような存在であるかを問い直し、社会に貢献していくことが求 められている。

2.高齢者の定義

 高齢者の定義に国際的に統一されたものは存在しないが、世界保健機関(WHO)は 65 歳以 上を高齢者としており、日本においても厚生労働省は 65 歳以上を高齢者、その中でも 65 歳~

74 歳を前期高齢者、75 歳以上を後期高齢者としている(厚生労働省 e- ヘルスネット)。しかし、

高齢者と呼ばれる層の若返りが起こっており、65 歳以上を高齢者と扱うことに対しては異論

准高齢者の世代継承性と多摩大学の取り組み

Efforts to overcome the issue of Generativity of Semi-elderly people 小 林 英 夫 *

Hideo KOBAYASHI Keywords:Gerontology, Generativity, Semi-elderly people

* 多摩大学経営情報学部 School of Management and Information Sciences, Tama University

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が出てきている。事実として高齢者の肉体的若返りはデータで示されており、日本老年医学会・

日本老年学会(2017)によれば、1992 年における 65 歳以上の身体的運動能力(握力、開眼片 脚起立時間、通常歩行速度、最大歩行速度)の分布は、2002 年における概ね 70 歳から 75 歳 以上の分布に類似している。例えば、男性の通常歩行速度は、1992 年での 65 歳以上の分布と 2002 年での 76 歳以上の分布で、分散、平均値ともに全く有意差がない正規分布である。精 神面に関しても、高齢者の健康に関する意識調査(内閣府 1996, 2012)によれば、1996 年と 2012 年の比較において 65 歳以上の各年代とも「生きがいを感じている」割合が増加しており、

特に 60 歳代後半と 70 歳代前半の上昇率が大きい。また、国立長寿医療研究センター(2000, 2010)によれば、知識や認知等の知的機能の殆どの指標で 2000 年から 2010 年の 10 年間の 60 歳代の上昇傾向は著しい。2010 年の 60 歳代の平均得点は 50 歳代に接近する一方、70 歳代の 平均得点も上昇し 10 年前の 60 歳代に相当する項目が多い。これらの分析を踏まえて、日本老 年医学会・日本老年学会の高齢者の定義と区分に関する合同ワーキンググループは、65 歳~

74 歳を准高齢者、75 歳~ 89 歳を高齢者、90 歳以上を超高齢者と呼ぶことを提言している。(日 本老年医学会・日本老年学会 2017)。本稿ではこれ以降この定義に準じて 65 歳~ 74 歳を准高 齢者と呼ぶ。

3.准高齢者の世代継承性

 エリクソンの心理社会的発達理論によれば、人間の生涯発達は8つの発達段階の質的変化の 過程として捉えられ、それぞれの段階に相対する課題と危機、そしてそれを乗り越えて獲得さ れるものがあるとされる(表参照)。これまでの研究では発達の最終段階である老年期は概ね 60 ~ 65 歳以上からと見做されており、本稿での准高齢者は老年期にあると捉えられてきた。

<表:エリクソンの生涯発達段階>

発達段階 課題 危機 獲得されるもの

1. 乳児期 基本的信頼 不信 希望

2. 幼児期 自律性 恥 意思

3. 遊戯期 自発性 罪悪感 目的・決意

4. 児童期 勤勉性 劣等感 有能感

5. 青年期 自我同一性 同一性の拡散 忠誠

6. 成人初期 親密性 孤独 愛

7. 壮年期 世代継承性 停滞 世話

8. 老年期 完全性 絶望 英知

       エリクソン(1973)の内容を表形式で記載、但し訳語の一部は筆者見直し

 老年期の課題は、それまでの人生を受け入れ、自分の人生は自分自身の責任であることを受 け容れること-自我の完全性-であり、それに対立する危機とは「自分はさして意味のあるこ とを成し遂げられなかったが、今更新たなことを成し遂げる時間も残されていない」という認 識による絶望である。新たな人生を始めたり完全性に達するための別の道を試すにはもう時間 が無いという感情が絶望につながり、無意識的な死の恐怖という形で現れるとされる。老年期

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の危機である絶望を乗り越えた時、人は英知を得るとされる。彼らが危機を乗り越えるために は、自分の人生を振り返り意味づけすることが求められる。准高齢者を老年期と見做すことは、

准高齢者に人生の終わりを意識させ、自分の人生の振り返りを促すことにつながる。

 だが、現在の准高齢者が肉体的にも精神的にも 10 歳程度若返りしているとすれば、彼らは 第8段階の老年期ではなく第7段階の壮年期にあると考えるべきであろう。壮年期は世代継承 性が課題とされる。世代継承性についてエリクソンは「成熟した人間は必要とされることを必 要とする」と述べており、世代継承を受ける他者の存在が自らにとって価値があり重要である と認識することが前提の概念とされる(笠井 2008)。世代継承性の課題を克服しないと自分本 位になり、それは停滞の感覚と人間関係の貧困化を伴うとされる。それを乗り越えた時に人は 世話を得るという。世代継承性の発達は、新たな心理的・社会的な強さの獲得につながり、人 格の成長を促すとされる。准高齢者は世代継承を通じて更に成長する存在であり、自身が一層 成長しているという感覚を持つことは自己の人生に対する内的満足度を高めるであろう。

 准高齢者を壮年期と見做すか老年期と見做すかにより准高齢者に対する周囲の扱いや期待も 変わり、それを受けた准高齢者が抱く意識も変わる。准高齢者を老年期とみなし、その課題克 服のための人生の振り返りとその意味づけを促すことが、実際には未だ壮年期にある准高齢者 に却って停滞をもたらし、危機を増幅する危険性があるのではないだろうか。65 歳~ 74 歳の 層を老年期の存在とし単に自分の人生をまとめさせるのではなく、壮年期として誰かに何かを 伝えることを意識し或いは現実に伝えられる存在を認識することで、世代継承していく活動を 促すことにより、停滞の危機を乗り越え、更なる成長を果たすことが期待されると言えよう。

4.多摩大学の特性とジェロントロジー

 では、「ジェロントロジーに取り組み、都市郊外型高齢化に立ち向かう大学」として研究ブ ランディング事業を遂行してきた多摩大学は、准高齢者の世代継承性という課題にどのように 向き合ってきたのであろうか。これには、国道 16 号線に近接する多摩地域に立地する社会科 学系の大学という多摩大学の特性が大きく関わっている。

 寺島(2018)が指摘する通り、日本の高齢化は単に高齢化比率が高まることが問題なのでは なく、戦後日本の工業生産力モデルの帰結として、体力的にも知能的にも余力を有しながらも 第一次産業への関与機会や魂の基軸となる信仰心といった依拠する精神的支柱を持たない准高 齢者が、企業戦士として対峙していた仕事を無くした状態で都市郊外に集積していることが問 題である。この地域の准高齢者は、日々の生活の中に世代継承機会を見つけにくい。ベッドタ ウンとして寝に帰るだけだった場所には土地に根付いた基盤もなく、核家族化が進み世代間の 繋がりが薄れる中で、何か他の人に役立っている実感も得にくい。近隣に第一次産業が無く、

生産活動の実感を得る機会も乏しい。職を探しても准高齢者に対する求人は軽作業が殆どで、

内容的にも意識面でも経験とのギャップは大きい。また企業戦士として定年まで勤め上げた都 市郊外の准高齢者は、その企業の中だけで通用する特殊スキル(多くは、企業内の人間関係や 慣習への習熟に支えられている)を主に身に付けており、一般的に通用する専門スキルの蓄積 に乏しい。肉体的にも精神的にもまだまだ元気があり何かをしたいが、何をできるのかがわか らない。余生を楽しむと思っていたが、平均余命が長くなり将来の経済的不安も払拭できず、

お金のかかる趣味に没頭することもできない。そもそも没頭する趣味もない。行く場所もなく、

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街や図書館を彷徨う。これが都市郊外型高齢化の姿である。

 彼らがそのような状態に陥るのは、准高齢者を老人の枠に押し込め、彼らを都市郊外地域に おいて活かすインフラが追い付いていない、という社会的構造の問題である。この解決に取り 組むことこそ現代日本のジェロントロジーであり、この問題意識のもとに寺島はジェロントロ ジーを、一般的な「老年学」ではなく「高齢化社会工学」と再定義している(寺島 2018)。

5.多摩大学の准高齢者の世代継承性への取り組み

 多摩大学は医療や健康、介護といった学部は持たないが、経営情報学部とグローバルスタ ディーズ学部という2学部を擁し、社会工学に取り組んでいる。そこには 20 歳前後の学生が 存在し、アカデミズムという知的空間が存在する。また、多摩大学は平成の訪れとともに、戦 後日本の飛躍を支えた都市新中間層の集積する首都圏郊外に設立された歴史を持つ。そこで 2008 年より年 24 回の「リレー講座」を木曜4時限に開講し、知の再武装の機会を提供してき た。正式には「現代世界解析講座」である本講座は、第一線で活躍する著名人が毎週一人ずつ 登壇し、それぞれの専門の立場から現代社会の諸問題を分析し、解決策への提言をリレー形式 で行っていく。13 年間で延べ 16 万を超える受講者があり、2019 年度受講者では 60 代~ 70 代 が約 87%を占めた。平日の日中の講座がここまで多くの聴衆を継続的に惹きつけているのは、

地縁が希薄で知的欲求が高い定年後の准高齢者が数多く存在していることの表れと言えよう。

 だが、毎回数百人の受講生に対する公開講座という性格上、知識のインプットが中心となら ざるを得ない。同じ空間で講演を聴きながらも、受講者相互の交遊の広がりも学生との交流も 殆どみられず、受講者は個別にキャンパスに足を運び、講座を聴き、また個別に帰宅するだけ であった。世代継承性は、世代継承を受ける他者の存在を前提とする概念であるため、准高齢 者が何らかのアウトプット行っているという意識を持つことのできる機会を提供することがジェ ロントロジーの実践には必要となる。このため多摩大学では近年2つの取り組みを実行した。

 第一は「リレー講座交流サロン」の開設である。講座開催に合わせて教室を改装して簡易カ フェを設け、喫茶やスナックを無償で提供した。レイアウトは一人用机を6つ固めた島を幾つ か作成、来訪者がおひとり様にならずグループで懇談するように考慮した。運営は学生が行っ た。こうして公開講座聴講後に受講生である地域住民が立ち寄り、幾つかのグループで話をす る姿が見られるようになり、他者との関わりが生まれた。次に、各々の島に学生を1~3名送 り込んでグループに加わらせた。地域住民同士の話を横で聞いているだけで構わないとしたが、

殆どの場合は地域住民と学生の間で会話が展開された。当初は世代間ギャップを超えて継続的 な会話が成り立つのかを危惧したが、果たしてその懸念はすぐに払拭された。学生には、毎回 印象に残った地域住民の言葉や、彼らが自分たちに何を遺したいと思っていると感じたかを記 録させた。リレー講座交流サロンには多いときは 30 名以上、少ないときでも 10 名以上の地域 住民が顔を出し、その殆どは准高齢者であった。

 第二は、(一財)日本総合研究所との共同による「ジェロントロジー人材育成プログラム」

の試行である。このプログラムは、「誰かの役に立っていること」の実感のために、准高齢者 を社会に貢献する人材として教育し育成するという発想が根底にある。シンクタンクとしての 日本総合研究所の狙いは高齢者が社会参画・社会貢献できるための教育プログラムの開発で あった。それに加えて多摩大学としては、研修プログラム受講が受講者の成長意識や自らが社

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会に役立つ存在であるという意識に与える影響を観察することも狙いであった。施設やプログ ラムへの協力留学生等に多摩大学のリソースを活用し、2019 年8月に6時間×連続3日の全 般的な基礎研修を、11 月~ 12 月に間隔を空けつつ6時間×9日の日程で観光サービス人材の 研修を行った。集客には多摩信用金庫などの地元企業にも協力を仰ぎ、全般的基礎研修には 20 名(57 歳~ 78 歳、男性 16 名女性4名)、観光サービス人材研修には 22 名(57 歳~ 78 歳、

男性 14 名女性8名)の参加があり、うち7名は両方に参加した。受講者の殆どはリレー講座 も受講しており、リレー講座交流サロンにも高頻度で顔を出している人も多かった。

6.取り組みの結果

 リレー講座交流サロンで准高齢者が学生に語る内容は様々であるが、その多くは実体験から 来る示唆や助言であった。ビジネスマンとしての豊富な経験やリレー講座に関心を持ちキャン パスまで足を運ぶというその属性から、世界的視野を持つことや、語学、知的興味を持つこと など、大局的観点からのアドバイスが多い。一方で、今の社会に対する不満や、老化・医療・

介護といった彼らが直面する課題に対する語りは殆ど見られなかった。何を解決するではない が、他者、特に若い世代に対して語るという行為が、准高齢者に対し世代継承性の課題に向き 合い停滞の危機を乗り越えることに対して意義をもたらしていると考える。

 また、交流サロンの副次的効果として、受け手である学生の育成・成長が挙げられる。核家 族化が進み、日頃両親より上の世代と会話をする機会が非常に乏しい学生が、その機会を得て 積極的に会話し、示唆に富み温かさを感じられる言葉を得ることを通じて、友人関係とはまた 異なる、礼節を持ちながら前向きに人と向き合う真摯さに通じる態度変容が見られた。

 一方、人材育成プログラムにおいては、準高齢者に、研修を受けることによる成長意識や新 たな発見の認識が観察された。社会でさらに活躍する人材となる可能性が示され、人材プール となるとともに、当人の活力へ繋がっている。経済的に余裕があるため、実際の活躍の場が与 えられて報酬を得ることよりも、活躍の可能性の認識を持つことができることが、当人の准高 齢者としての日常の向上につながると考えられるのではないだろうか。

 また、この人材育成プログラムからは、参加者の相互作用と継続的ネットワーク化が観察さ れた。少人数で濃密なプログラムに参加することで、準高齢者の間に強い繋がりが生まれ、そ れはプログラム終了後も継続して集まる同窓会の自然組成という形で現れた。主催者側が何ら 働きかけること無く、参加者の中で同窓会を開催しようという声があがったのである。最初は リレー講座交流サロンの中で会場を区切る形で集まり、その後居酒屋に移動して懇親会という 形で十数名が集まった。その後はコロナ禍により対面で集まることは控えているが、代わりに Zoom にてテーマを設定したオンライン同窓会を重ねており、2020 年9月時点で 16 回を数え ている。単に同じ地域に住むという地縁ではなく、知的関心の共有という知縁がネットワーク の強化に貢献している。但し、メンバーの中には会の進め方や議論内容に対するこだわりが強 い人もおり、単なる和気藹々とした仲良しクラブともなっていない点は興味深い。

 世代継承性に取り組む過程では、准高齢者の多様性の問題もクローズアップされた。65 歳~

74 歳という一つの年齢層の中でも、肉体的・精神的状態には大きな個人差が見られる。人生を 振り返り自我の完全性に向けた取り組みをした方が良いと思われる人もいれば、溌剌とした人 もいる。集団全体を画一的に扱うのでなく、より個人差を意識した対応が求められるであろう。

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7.おわりに

 準高齢者の精神的/肉体的指標の定量調査には至っておらず、多摩大学の准高齢者の世代継 承性への取り組みの妥当性、必要性、網羅性、といった評価の断定は難しい。しかしながら、

多摩大学と関りを持つ少なからずの准高齢者の世代継承性の課題に取り組み、その危機を克服 する機会を提供してきていることは確かである。

 多摩大学の大きな役割は、他者との関わりを持つ機会の提供である。エリクソンが壮年期の 課題としてあげる世代継承性は、必ずしも若年世代への伝承に限らず、他者への価値の提供を 意味する。同世代も含めた他者との関わりを持ち、何らかの価値を他者に提供することによっ て実感されると考えられる。都市郊外の准高齢者は、その属性から高い知的好奇心を有してい る。アカデミズムの看板は彼らを引き寄せること武器となり、引き寄せた人々に交流機会を提 供することが、彼らの世代継承性の課題克服に貢献するであろう。

 但し、多摩大学と接触のある准高齢者層は都市郊外地域の一つの典型であるとしても、この 地域の准高齢者全体の姿を正しく映しているかは今一度検証する必要がある。活力ある人間だ からこそキャンパスに足を運ぶという母集団の偏りの可能性がある。また肉体的や精神的な健 康を保っているといっても成人初期と比較すれば遥に衰えており、また技能的にも専門従事者 並みには到底なりきれない。このため、施策展開にあたっては准高齢者が貢献できる領域をしっ かりと見極めることが求められる。

参考文献

エリクソン,エリック,H.(1973)『自我同一性――アイデンティティとライフサイクル』小此木啓吾訳,誠 信書房.

笠井恵美(2008)「企業における親密な対人関係とミドル期の世代継承性との関連性」『研究紀要 Works Review』3(5), pp.60-73.

グラットン,リンダ&スコット,アンドリュー (2016)『LIFE SHIFT (ライフ・シフト): 100 年時代の人生 戦略』池村千秋訳,東洋経済新報社.

厚生労働省 e- ヘルスネット(最終閲覧日:2020 年9月 28 日)

[http://https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-032.html]

国立長寿医療研究センター(2000, 2010)「老化に関する長期縦断疫学研究(NILS-LSA)モノグラフ」

[第 2 次(2000 年),https://www.ncgg.go.jp/cgss/department/ep/monograph2nd/index.html]

[第 7 次(2010 年),https://www.ncgg.go.jp/cgss/department/ep/monograph7th/index.html]

寺島実郎(2018)『ジェロントロジー宣言 :「知の再武装」で 100 歳人生を生き抜く』NHK 出版.

内閣府(1996, 2012)「高齢者の健康に関する意識調査」平成 8 年度,24 年度.

日本老年医学会・日本老年学会(2017)「高齢者に関する定義検討ワーキンググループ」報告書,日本老年 医学会・日本老年学会.

参照

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