実験室内での日本産蚊族の冷血動物吸血性について*
宮城一郎
Feeding Habits of some Japanese Mosquitoes on Cold-blooded Animals in Laboratory
Ichiro MIYAGI
Abstract
A study was made to test for host preferences of sixteen Japanese mosquitoes on either cold-and warm-blooded animals. Five species of snakes, one lizard, one trutle, three frogs, one newt, chicks and mice were exposed separately to a total of 12,220 hungry female mosquitoes in the breeding cages (20•~20•~30cm) under a semi-natural condition during the period of June to September, both in 1967 and in 1972 in the district of Nagasaki.
The results showed that females of Culex infantulus fed readily on frogs, snakes, lizards and turtles as well as chicks and mice. Uranotaenia bimaculata and Culex
hayashii fed readily on only frogs. Culex kyotoensis, Culex pallidothorax, Culex vorax and Orthopodomyia anopheloides whose natural feeding preferences had been known poorly, fed readily on chicks but did on neither reptiles nor amphibians. Although they had been known as the mammal-bird feeder, considerable numbers of Culex
pipiens pallens, Aedes albopictus and Aedes togoi fed on both snakes and frogs in the breeding cages. Tripteroides bambusa fed readily on chicks and mice, and also
relicutantly on snakes and turtles, but did not feed on frogs. Aedes vexans nipponii, Culex tritaeniorhynchus sommorosusand Armigeres subalbatus, which had been known as the zoophilious, fed readily on mice and chicks, and also relicutantly on snakes, turtles and/or frogs. Anopheles sinensis and Aedes japonicus fed readily on chicks and
熱帯医学 第14巻 第4号 2o3〆、、−217瓦1972年12月
長崎大学熱帯医学研究所衛生動物学研究室
(Received for publication November 15, 1972う
Department of Medical Zoology, Institute for Tropical
Medicine, Nagasaki Univeristy
203
*長崎大学熱帯医学研究所業績 第658号
mice but did not feed on both reptiles and amphibians. None of the mosquito species tested did feed on newts.*
204
宮 城 一 郎
自然界における蚊の吸血源を明らかにすることは 各種蚊の病原体伝搬の疫学と密接に関係し重要なこ とである.しかしながら我が国に棲息している蚊の 内,吸血習性が明確にされている種は僅かで,全く 不明な種も多い.恐らく冷血動物を吸血源にしてい ると思われる蚊にコガタタロウスカ o昆t鰐(燕OⅧ一 顧)桓四戯 Yamada,アカツノフサカ CLEleX
(Lqph0CeTu0mγia)Tubith0TaCiS Leicester及びフタ タロホシチビカ Ura7}0taeT.ia bimacZL由ta Leicester
など数種が知られているが,著者の知る限り,冷血 動物を吸血する蚊に関しては詳細な研究がなく,山 田(1917,1935),佐々,浅沼(1943)の断片的な 記鏡があるにすぎない・著者はそこで,自然界で各 種の蚊がどの様な動物を吸血源にしているか知るた めの第1段階として,数種の蚊を実験室で飼育し,
絶食させた蚊に種々の動物,特に冷血動物を与え,
室内での蚊の吸血嗜好性を観察し】若干の興味ある 知見を得たので報告する.
実験村料及び方法
実験に供した蚊は長崎市近辺で主として4令幼虫又 は蛹を採集し,飼育羽化させて得た下記の16種12,22o 個体の雌成虫であるが,中には成虫を採集し産卵させ 飼育羽化させたものもある.
シナハマダラカ 血岬鮎tes(血.)s右肘耶由Wied.
キンパラナガハシカ 恥terO孟des(r・)昌a汀沌v拍
(Yamada)
フタタロホシチビカ 打摘花Ota帥ね 呂岩肌aCv.tata Leice5ter
ハマダラナガスネカ ローt点呼OdO椚y旭a花里)鮎tOまd8s
(Giles)
ヤマトヤプカ 鹿de5(都おt呵′a)由一血湖
(Theobald)
トウゴウヤプカ 』des(励む町a)tOgOま
(The0bald)
ヒトスジシ7カJ鮎d郎(5エビgOmγ毎)a蕗叩to餌s
(Sku5e)
キンイロヤプカ 鹿壷s(d使茄mO叩ゐvs)即e∬a那 花如0戒(Theobald)
オオタロヤプカ 月m云g打es(血.)s弘昌a路at王上s
(Coq.)
トラフカタイカ CuteX(Lut=由)V0TUX Edwards**
コガタタロウスカ C弘k芯(〃eO仙ぉ力ゐ町a5揖去
Yamada
フトシマフサカ C弘t即(上野ゐOCeraOmγね)
iゆTbtuluS Edwards
キョウトクシヒゲカ Cvt抑(C見放わ町由)
ky0t0eTはiS Yamaguti
アカタシヒゲカ C払砧∬(仇血血叫庖)pat揖O兢Om∬
The。bald
アカイエカ C出払℃(Cvt餌)p桓由如pa粘耶COq.
コガタアカイエカ C昆te∬(ovte∬)tr克a飾わーゐγ郁瓦弘5
svmmOrOsJムs Dyar
吸血源に使用した冷血動物は次の1o種でいずれも長 崎市周辺で捕獲したものである.
爬虫類
ヤマカガシ Natr孟x tigT血uS(Boie)
シマへど 朗呼鮎q昆addv孟rg超ta(Boie)
アオ大将 別ap鮎亡t孟mac甲良Ora(Boie)
ジムグリ Et呼heC0T.叩iCillata(Boie〕
カナへど 指kFdT0mZJS taC句′dT0Tn0ideS(Schlegel)
タサガメ ceOct即甲礪v虚言(Gray)
両棲類
ニホンヒキガェル BL蛹j毎07DiCuS Sch1egel ヌマガェル RaT8a t孟m加ChaTis Wiedman ツチガェル RaT8a T.ug0Sa Schlegel
*Inpreparingthis manuscriptIhaveobservedfivefemales0ut of13C払由x h町aShiifeeding up0n a neWtin the cage.
**Bram(1967)は本種をCulex(L.)hal匝xiiTheobald19O3のシノニムとして取扱っている.
1.
緒 岩
却炉
1:験宇内での日本産蚊族の冷血動物吸市1 件l 三円いて
20Sイモリ
Triturus pyrrhogaster (Boie)比較するために使った温血動物はヒヨコ〈生後20~
30
日〕と実験用のマウスである.
吸血実験は羽化後
7日から
10日間綿に混めらせた約
5%の砂糖水を与えて飼育した同一種の蚊(雌のみ) 約
50個 体 を ナ イ ロ
γケージ
(20x
20x
30cmの針金の 枠をナイロ
γ布袋に入れ一方を袖にしたもの
Fig.6)i こ移す. このケージの中に吸血源にする冷lfJJ.動物を
‑[liそのままの状態で放す,ただしヌマカユルとツチ ガエルは実験中の蚊を捕食させないため後脚をコムハ ンドでくくり自由に跳べないようにして,
4間同時に 入れる.マウスとヒヨコは実験開始直前に少量のネン
Y
タール
(NembutalSodiumJで、麻酔させ金網心入れ る . 麻 r o / i ' : , t .
3,
4時間で効力守失う.実験i 土i ヰ通夕刻
17 1 時
iこ開始し翌朝J8
IJちに終了するが,民間吸血性の蚊 の場合は朝lOn1
jから夕刻7u寺までおこなった.実験中 J1~々蚊の吸]l!行動,誘引状態などを観察した.実験終 了後直ちに吸血個体を吸虫管で取出し,満腹吸血,中 程度以下の吸血倒体を反別し記録した.以上の実験は
1967年
6月から
9月と
1972年
6月から
9月にかけて長 崎大学医学部三階踊場と熱帯医学研究所飼育小慌て、
269@]
おこなった. 定験中の
lhit度,限度Fl長は実験
l問問中の
11然条件下とほぼ同様で、ある.
実 験 結 果
1. I
随虫類を吸血した蚊
16
種
6,
620個体を
6種類の!随虫類に延べ
135回
1曝し た結果,第
1表及び第
4表に示す様にアカイエカ
713f 同体中
217(30.4%) { I 同体が吸血し最も高い吸血率 を示した. 次
L、で、ヒトスジシマカ
176j阿休中
50 (28.4%)個体吸血, フトシマフサカ
808例体中,
225 (27.8%)
個体吸血, トウゴウヤブカ
1,
052個体 中 ,
184 (17.5%)個体吸血し, キンパラナガハシ カ
(10.8%i, コガタアカイエカ
(3.1%), オオク ロヤプカ
(0.3%)も僅かではあるが吸血した. しか しジナハマダラカ,フタクロホシチピカ,ハマ夕、ラナ ガスネカ,ヤマトヤブカ, トラフカクイカ, コガタグ ロウスカ,キョウトクシヒゲカ,アカクシヒゲカは全 く吸血しなかった, よく吸 1 m したアカイエカ, ヒトス ジシマカ,フトシマフサカ, トウゴウヤブカは実験に 用いたし、ずれの腿虫類からも程度の差はあったがよく 吸血した. コガタアカイエカはアオ大将からよく吸血
したが他の冷血動物からはあまり吸血しなかった. ヒ トスジシマカはよく吸血したが満腹していない個体が 多かった,オオクロヤブカ,キンイロヤブカなどは吸 血しようとする姿勢は見られるが冷血動物の皮膚に吻 を差し入れることが出来ない場合が多かった.シナハ マダラカなど全く吸血しなかった蚊は誘引されること なく吸血しようとする様子も観察されなかった
a2.
両棲類を吸血した蚊
第
2及び
4表に示す様に
16種
2,
543個体が延べ
64回にわたって
4種の両棲穎に曝された結果,コガタク
ロウスカが蛙類に鋭敏に誘引きれ
95個体中
60個体,
63.2%
が吸血した.ブトシマフ+カも i i y 成りよく誘引
きれ 224 伽~1本中,
69伽
1体 ,
30.8%吸血した.他にツ タクロホシ千ピカ, トウ
fウヤブカ, ヒトスジシマカ,
キンイロヤブカ,アカイエカも僅かに吸血したが他の 俺は全く吸血行動が見られなかった. ヒキガエんは動 作が緩慢で充分吸血させるが他のカエノレは落ち着:かず 充分吸血を許さない場合が多かった.それ故,つガヲ クロウスカ及びフトシマフサカは何回か中断しながら 満腹に吸血した.イモリから吸血した蚊は全く見られ なかった.叉コガタグロウスカ,フタクロホシチビカ,
フトシマフサカは蛙の餌食になる個体が少ないが,オ オクロヤブカ
Bシナハマ夕、ラカなど蛙類を全く吸 m r し なかった蚊は蛙の餌食になる個体が H 立って多かっ た.
3.
ヒヨコ及びマウスから吸血した蚊
自然界での吸血源動物があまりわかっていない蚊フ タクロホシチピカ,ハマダラナガスネカ, トラフカク イカ,コガ担クロウスカ,フトシマフサカ,キョウト クシヒゲカ,アカタシヒゲカを温血動物に曝ーした結果,
ハマダラナガスネカ
68個体中
17(25.0%)個体, トラ
フタカイカ
56中
24(42.9%),キョウトクシヒゲカ
320中
8 (2.5%)アカクシヒゲカ
70中
11( 1
5.7%)例体
がし、ずれもヒヨコから吸血したがマウスからは全く吸
血しなか
4た.冷血動物をよく吸血したフトシマフサ
カはヒヨコから
355中
42( 1
2.1%)伺休,マウスから
148中
8 (5.4%) (肉体吸血した.蛙を吸血したコガタ
クロウスカ, フタクロホシチビカ l 土ヒヨコ, ずウスカ
らは全く吸血しなか司た. シナハマダラカ, コガタア
カイエカなど自然界で温血動物から吸血する蚊は室内
でいお率に吸 r t i r した。
206
宮 城
野外実験室(長崎地方の6月から9月の自然条件 下)で小さいケージに入れた飢餓状態の蚊に蛇,凰 蛙などの冷血動物を曝した場合)
1・よく吸血する蚊:フトシマフサカ,コガタタロ ウスれ アカイエカ,ヒトスジシて九トウゴウヤプ カ.2・僅かではあるが吸血する蚊:キンパラナガハ シ九 フタタロホシチビカ,コガタアカイエカ,キン イロヤプカ,オオタロヤプカ.3.全く吸血しない蚊
:シナハマダラカ,ハマダラナガスネカ,ヤマトヤプ 丸トラフカタイカ,キョウトタシヒデカ,アカタシ ヒゲカに区別される.
以下今回の実験結果から,多くの研究者の意見を参 考にして自然界における各種蚊の冷血動物吸血性につ
いて考察をすすめたい・
lイエカ(Cvteぷ)類の冷血動物吸血性
フトシマフサカ C.(エ.)云頑肌tvt丑sは東南アジ7 に広く分布している普通種であるが吸血習性に関して は全く記録がない.最近伊藤寿美代博士(私信)は 本種を室内で温血動物から吸血させ,累代飼育に成功 している.今回の吸血実験によると本種は蛇,カナへ ど,亀,蛙などの冷血動物にもヒヨコ,マウスなどの 温血動物にも同様によく誘引され,吸血している.室 内では羽化後10日頃から吸血欲がでて,雄のスワ岬ム が見られ。受精率も上がってくる.著者は主として ヤマカガシとクサガメを吸血源にして累代飼育(10月 10日現在6世代)している.蛙額よりも蛇額の方を好 んで吸血するようだが特定の蛇を好んで吸血すること はないように思われる・又吸血の際口吻を差し入れる 部位も特に定まってなく背中から吸血する場合が多か った.麻酔されたヒヨコを吸血する場合,宅の少ない 乱 囁の周辺などに集まって吸血する.吸血時刻もケ ージ内では朝夕特に定まって吸血することなく昼間で もよく吸血する.蛇から満腹に吸血する時間は3分乃 至1o分で,ヒヨコの場合は少し早く3分乃至8分だっ た.自然界での本種の吸血嗜好性は全く不明だが,人 家,牛豚舎などではめったに見かけないことから,野 性の小鳥類,蛇,蛙額から吸血していると考えられ る・本邦から本種と近縁種アカツノフサカ し(上・)
rubith0和3CiS(LeiCeSter)ハラオビフサカ C.(L−)
C加Cte鮎5 Ed・タロツノフサカ C・(上.)m加Or
(Leicester)が記銀されているが吸血源はあまりよ
即
くわかっていない.山田(1932)はアカツノフサカ は蛙から吸血していると記録しているのに反し,
Colles$(1959,1965〕はマレーではアカツノフサ カは晴乳類,鳥類を吸血し,稀には人間をも襲う と述べている・叉ハラオビフサカ及び C.(エ.)
jhudatT.玩(Theobald)はマレーでは主に鳥類から吸 血していることが沈降反応で確認されている.
ツノフサカ(エ甲良O操raO汀げ忌a)亜属に入る種はオ ーストラリア,ニューギニア及び東南アジアから約8O 種が記録されているが成虫の習性に関しては不明な点 が多い.森林槙の種が多く,主として森林内の鳥 類,晴乳類を吸血源にしていると考えられているが,
Colless(1965)によるとC.(L3)reidiCollessの様 にマレーの海岸近くのニッパヤシ内で発生し,
人をはげしく襲う種や,オーストラリアではMark5
(1960)は木簡属の或る蚊(種不明)が野外で蛙(green frog:勒taoaerぴねa)と人間,馬を同時に吸血する 様子を観察している,著者もフィリピンのバラバッタ 島で1970年2月に,ニッパヤシの林で昼間o.(エ・)
血流:の大襲撃に出会ったことがある.以上の様に本 亜属に入る蚊の吸血源は同一種であっても温血動物
のみならず冷血動物など多種多様であると考えられ る・
コガタタ ロウスカ C・(凡)鬼町as員滋 は山田
(1917)によって本邦より最初に記載され 同時に自 然界で蛙を吸血源にしていることが確認され 以来蛙 額を専門に吸血する蚊として知られている.今回の実 験でも与えた冷血動物のうち3種の蛙をいずれもよく 吸血した・蛙をケージ内に静かに入れるとコガタタロ ウスカ(雌蚊)は急に落ち着きがなくなり,釦敏に誘 引される.このような様子は本種を温血動物に曝した 場合には全く見られなかった・実験に用いた個体数は 少ないがイモリ,蛇真説 ヒヨコ,マウスからは全く吸 血しなかった・しかしイモリ,蛇額から吸血する可能 性は充分考えられる・ウスカ(〟eO亡びt鰐)亜属の蚊 は世界各地から多数記録されており,いずれも清水の 谷川,山脚水田,沼など冷血動物と共に棲息している ことから冷血動物を専門に吸血していると想像されて いる・
北米のCLLlex(N3〕qpiCat孟S AdamS,Cutex(N.)
LeTTita鮎 Walker 及び Cutex(N.)b0haT.tiBr00−
kman&Reevesは自然界で蛙,蛇,亀などの冷
.
■
考 察
実験室内での日本産蚊旗3ア〕冷血動物吸血性について 血動物を吸血源にしていることが確認されている.
oMarks,1915;Matherson,1966;Murphey et al.,1967)・本邦からほコガタタロ ウスカの近 縁種のエゾウスカ C.(〃,)r 鮎耶岩s Sasa and Takahashiカギハシウスカ C.しN,)呂昭軸aむ壷
(Giles)オキナワウスカ Ct(N・)0k滴au:ae Bohart が記録されているが吸血習性は全く不明であるザ
アカイエカ C・(C・t画壷郡タa払粗∫の自然界での 吸血源は牛,馬,豚などの大動物よりもむしろ人間,
鳥類であることはよく知られている.本邦に於ける7 カイエカが冷血動物から吸血している事実は知らない が,実験室では蛇,亀を非常によく吸血する,両棲類 からは殆ど吸血しなかった.満腹に吸血した蚊は正常 に産卵し,世代を繰り返すことが出来た.無吸血産卵 をするチカイエカCvt餌(C.)タ画t細s打方βt朗tv5も経産 雌はアカイエカと同様,実験的には蛇頬からよく吸血 した・
Hayer(1961)は北米のマサ子ユセヅチュ州で 亀,蛇など爬虫類を田にしたトラップで47回採集し。
平均1回に1O匹の(∴ 3画廊鯛sを採楽し内49%が吸血 個体であったと報告している・本邦では本種は人間生 活と密接に関係して棲息するた軌 常に温血動物に接 することが出来,敢えて冷血動物を攻撃すること3はな いと考えられる.
コガタアカイエカ C.(C.)tr由a抑まOr品ウ明仁克那
s抑mOrOs昆sは自然界で牛,膝などの大動物をはじ軋 鳥類,人間などの温血動物を広く吸血掛こしている.
室内で冷血動物に曝した場合殆ど反応がないが少数 が蛇から吸血した.野外で給血動物を吸血している 事実は知らないがu 北米の本種と形態のみならず生態 的にも非常によく似ている Cv砧∬(o.)tama払 Coq.ほ自然界でも僅かではあるが爬虫類から吸血 した個体が採集されているし,爬虫類,両棲類を岡 にしたトラデブに可成りの tarsa払 二が誘引されてい る oTempPeliset al・,1967;Gunstream,et al.,
1971).
キョウトクシヒデカ C.(ov吉富C去凱o丘ダOtOe鮎玩放び
7カタシヒゲカ o.叩戒C料)却繭抗崩御躍3 の両種 の本邦における吸血習性は殆どわか′oていなし、.T〉
カグシヒデカは東南アンプに広く分布L,地方によJ)
ては鳥類や人間をも吸血するようだが,長崎地方で は両種とも人家,畜舎でもめったに見かけない.実 験室ではヒヨコを吸血したが冷血動物からは全く吸血 しなかった.本亜属の蚊は東南アジアから多数の程が 記録さかているが,吸血習性に開しては不明な種が多
207
ー33■ヽ.
C011ess(11959)壬iてレーで本亜属の蚊 C,ro以上ま−
−壷J由如岬鼎髄加 Edwards 及び C・eotJt孟C扁∴
軍融和抱rca(EdⅥTards)は主として小鳥を吸血して いることを沈降反応で確めている# 本邦にはリュ ウキユウタシヒゲカ C.1ニC弘t去C砧.)r四頻押蛸壷 Bohart,ヤ,3fトク シヒゲカ C.(Cutic嘉凱)SaSai Kan0 et aし が棲息するが吸血源は全く不明であ
る,
トラフカグイカ C.f二ムー)vOra∬ ほ人間を襲うこ ともめったになく.幼虫はアカイエカなどの幼虫と 温接し,捕食する有益な蚊としてよく知られてい るー 本種の生態は阿部(1947)によって詳しく観察さ れ.自然界で鳥類を吸血源にしていると見放されて いる.本実験でもヒヨコからは吸血したが冷血動物 からは全く吸血しなかった・著者は人家でも稀に本種 を採集したことがあるが,末吸血の個体が多かっ た.犬を岡にした蚊帳でも吸血Lた個体を採集した ことがある. フィリピンのパラワン島の山脚でほ水 牛を団にした蚊帳内でしばしば本種と近似種 C,
ot∴)カムsCa鮎 Wied・c)吸血個体を採集した,カグ イカ tむ拙壷)亜属の蚊は自然界で温血動物,主とし て小鳥を吸血し,冷血動物は吸血源にしすていないと思 われるー
Ⅱ ヤプカ(∠鮎∂esノ)類の冷血動物吸血性
卜ウゴウヤプカノ鮎.げ∵)緑営最は海近陵で北はシ ベリアから南はタイまで広範囲に分布している・海岸 地方の牛,豚舎,人家に吸血に侵入するが,人畜がい ない無人島にも大発生Lていることがあり‥鳥類など 野性動物をも吸血源にしていると考えられる.叉無敗 地産卵も出来ることが知られている.実験的には冷 血動物,特に蛇,亀からよく吸血し産卵したが.蛙拙 からは僅かに吸血しただけであった・無人島などで 温血動物に遭遇する機会が少ない場合,無敗血産卵以 外に蛇,トカFなどの冷血動物から吸血する可酸性も 充分考えられる,北米薄)∵リーーンランド州ではJ壷.
(ダ.)trtserぬtヱム写(Sayノ は普通献血動物を吸血混にし ているが,亀から吸血してし−る様子がNolan(1965ノ に∴ヒリて観察さわてし、る・1ト、′トヤプカ ノ恥・(F.ぅ 煎ー痴湖 は室内では冷血動物を全く吸血しなかゾ。た瞳 水棲は春に多く,時々森林内で吸血に凍ることがあ る.
ヒトスジシマカ 廉.(駄科)a指呼苗otvs は東南
アジアに広く分布し,昼間木陰で烈しく人な襲う姑
ん家内,斗,豚舎への侵入は比較的少ない.自然界で
20呂
宮 城 はあらゆる温血動物が吸血源になり得る・実験的には 冷血動物特に爬虫類からよく吸血した,蛙類にも吸血 しようと襲いかかるが殆ど吸血出来なかった・シマカ
(蝕即明′ta)亜属の多くの蚊は揮猛で昼間活発な吸血 活動が見られる.本亜属の代表的な種,ネッタイシマ カd.(ste占.3)ae卯pt去(Linn.)の吸血源となる動物 は多種多様で】McClelland(1963)はアフリカのケニ アで採集したネッタイシマカ131個体中97個体が人及 び色々な晴乳類を吸血し,33個体が爬虫類,1個体が 鳥類を吸血していたし,』e.(蝕eg.)5孟TT岬sO乃去(The0b.)
は265個体中,245個体が哺乳類,2o個体が爬虫類を それぞれ吸血していたと報告している・Woke(1937)
は実験室内でネッタイシマカに蛙や亀を,叉FOX
(1964〕はトカゲを与えて吸血させている.本邦のヒト スジシマ力も自然界で普通は温血動物を吸血している が,環境によっては爬虫類をも吸血する可能性も充分 考えられる・
キンイロヤプカ 月e.(廉d.)牒瑚那花由一感は長 崎地方では5,6月に多く,牛,豚舎に吸血に飛来す るが年によって発生量が極端に異なる場合がある.室 内では,実験回数が少ないが,少数がヌマ蛙とヤマカ ガシから吸血した.野外ではあらゆる温血動物が吸血 源になっているようだが,牛,膝などの大動物を好ん
で吸血する.
今回は OC抽rOtatvs 亜属の蚊については実験出 来なかったが,北米では』e・(O.)Ca乃ae7te如才s
(Theob・)及び Ae.(0.)atlaTuiCuS Dyar and Knabが好んで亀を吸血することを確認している・
(Noan et al・,1965;DeFo1iart,1967;Crans,
1968)・
Ⅶ その他の蚊の冷血動物吸血性
シナハマダラカ血・(∠4軋)壷孤壷 は牛,馬,豚 などの大動物を好んで吸血する.室内では冷血動物に は全く誘引されることなく,いづれの冷血動物からも 吸血しなかった.冷血動物を吸血するハマダラカは著 者は知らないが,ニューギニアのジャングルに棲息す る 血.(砧t蕗a)t潤gae Belkin は温血動物だけで なく冷血動物も吸血源にしていると考えられている
(Belkin,1962)n
キンパラナガハシカ升桓t.(r.)占a〝血saは長崎地 方では幼虫は竹,樹筒に普通に見られるが,成虫は 稀で森林内で時々吸血に来るにすぎない.竹林に隣 接する人家にも時々侵入するが稀で,畜舎などでも 殆ど発見できない・実験的には爬虫類から若干では
郎
あるが吸血Lた.ヒヨコ,マウスからはよく吸血し た・
ハマダラナガスネカOr血胡呼鮎tO孟血は東南アジ アに広く分布するが成虫の習性に関しては殆ど不明で ある・人家,畜舎でも叉幼虫が発生している森林内
でもめったに吸血に来ない.実験室ではヒヨコをよ く吸血するが冷血動物からは全く吸血しなかった.
北米のOrth・Cat毒如扇Ca B0hartは,野外の吸血源は 不明だが,室内でヒヨコ,兎,蛙,人の腕,イモリ,
トカゲを与えた結見 ヒヨコのみから吸血したとの報 告がある(Chapman1964).
フタタロホシチビカ 打相和O.鮎汀旭仁v・tata,チビカ
属の蚊の多くは森林槙で両棲類主に蛙を吸血する種 が多く,本邦のフタタロホシチビ力も自然界での吸 血源は蛙額であろうとされている・しかし実際に目 撃した記銀はないようである.実験的には両棲額と 爬虫類に 513個体曝したが僅か9個体が蛙から吸血 したにすぎなかった.尚温血動物からは全く吸血し なかった.自然界での吸血源は蛙類と考えられるが 尚不明な点が多い・諸外国の例をみるとチビカ属の 蚊の吸血源は鳥類,哨乳類,両棲類など多種多様で Marks(196o)はオーストラリア産の 打ra醐.
atbeSCe耶 Taylar はヒキ蛙額より吸血しているこ とを観察し,叉 蝕mt堀t抽(1945)も北米の UTaW・l0Wま孟Theob.がヒキ蛙を吸血していると
ころを目撃している.一方風加r所(19o8)は鳥 類を吸血している Uran0.PygmaeaTheob,3を観 察しているし 0,Gower(196O)は沈降反応で前 述の打ra帆 a粘sce臣から馬,カラスの血液を,
Ura伽.niV如S(Theob.)から牛,カラスの血液 を検出している・Belkin(1956)は北米の 打ra伽.
飢桓鮎r Dyar は抱卵個体はよく見かけるが吸血し た個体はめったに見かけないことから本種は吸血しな い(無吸血産卵?)のではないかと述べている.上記 の様にチビカ属の蚊の吸血嗜好性は複雑で,蛙に限っ ていない様に思われる・
オオタロヤプカ』r・(∠れ)sv古at占a紬sは牛,雁な ど大動物を好んで吸血する・長崎地方では春,秋に多 く,人家にも侵入する.実験的には蛇から少数が吸血 したが決して好んで冷血動物を吸血する様子は見られ ない.
以上の様に蚊の系統分類に沿って吸血動物嗜好性を 見た場合,属あるいは亜属で可成りはっきりした特長 がある様に思われる.例えば,C鎚t餌属の一亜属ウス カ(〃eOc工廠∬)は蛙額を主として吸血する種が多く,
.3
•
実験室内での日本産蚊;族の冷血動物吸血性
iこっし、て
209迂縁のツノフサカ
IIふり1ぁoceraornyuz)凶属は i 位 血 , 冷血動物をも好むがイエカ
iCu.(ex)濯属は口市乳鋲,
鳥類を吸llI
lする径が多い, しかし同一律問
uこも地理的 条件によって噌好性に可成りの走が見られる A I I
(Cellia) g'αrnbiae(土人間売好んで、吸血する系統と牛な ど大動物を好んで吸血する系統があることばよく知ら れている.
McClelland et al.( 1
963)はアフリカの ケニアとウガンダで野外から採集したネッタイシマカ の血液を沈降反応で検出した結果,ケニヤでは
50%が 崎乳類,
25%が随虫類ーであったのに対し, ウガンダで はめと"iJ;~甫乳類と鳥類で腿虫類は全く検出きれなかっ たと述べている.季節的に吸1fT!煽動物のボピュレーシ ョンの変動に応じて般の吸血源も変化を余儀なくされ るし木来の吸血源が少なくなったり,生存しなし、環
結
実験室(白然制度, 湿度, ~長J で 1967 年及び
1972年
6月から
9月にかけて長崎市近辺で採集した
]6種の蚊
12,
220個体をナイロンケージ
(20x 20 x 30cm)に入れた 6種の胞虫類, 4 種の何度一鎖とヒヨコと字ウ スに延べ
269回爆し(';¥(の燥な結果を得に
1 .
7トシマブサカは野外での吸血性は全く不明だ が実験的に~,主蛇類,金蛇,包蛙類のみならずとヨコ 及びマウスからも進んで吸血した.
2.
コカタクロウスカは封鎖に強く誘引きわよく吸
j
血した. ブタクロホシヂビカも悦績から吸1fT!したが,
ゴガタクロウスカ程強〈誘引されなかった.何種とも 蛙以外の動物からは全く吸血しなかった.
3
キ ョ ウ ト タ ン ヒ ゲ カ , ア カ ク シ ヒ ゲ カ ラ フ カクイカ及びハマダラナ方スネカは貯外て、の吸JlI
luポは あまりよくわかっていないが,定内ではヒヨつをよく
l
主例えば離島などの蚊は予怨し得ない動物を吸血源に していると考えられる.又
Wanson&
Nicolay( l
937);よ累代飼育中の仁川引】伽igarnsI J:.i!&血のI
書好 " 1
1:が継代々重ねるにしたがって変化することを指摘してし、る.
蚊が吸血J 原動物に誘引される要因i 品、ろいろ考えら れているが,中でも動物が排出する炭酸カ
λと出度が 重要とされている司本実験は長崎地方の
6月から
9月下旬にかけての自然条件下でおこなわれたが,実験期 間中の気漏と吸血との関係については特i こ注目しなか った.今後
l汲血性と気品条イヰとの関係や目然界での吸 収噌好性
iこ関 L て調ましていくつもりである.蚊の吸
IUI噌好性を切らかにしていくことは病原体の伝搬の疫 学と関係して重要である左下]尚一に,蚊の進化を追求し て
L、くとにも大変興味深い研究である.
論
吸血した.冷血動物は全く吸百[!しなかった.
4
アカイ
L力 , ヒトスジシマカ及びトウコ ウヤフ カは崎乳類,鳥類全広く吸血する穐であるが,実験的 には腿虫類,あるいは両棲類全もよく吸血した.キン パラナカ、ハシカ;工ヒヨコ
7マウスをよく吸
Jfl[L,宮古,
亀
1演も吸回した.蛙類からは全く吸血しなかった.
5
大!動物々好んて、吸血するキンイロヤブカ, コガ タア刀イェカ及びオオクロヤブカはヒヨコ,マウスを
4く殴血したが,少数の!同体が蛇煩あるいは蛙傾を無 理に吸血した.
6.
じ/ナハマダラカ及びヤマトヤフカはヒヨコ, マ ウスをよく吸血 Lt こが,冷血動物からは全く吸血しな かっ
7こ.7.
イモリを吸血した蚊は全く見られなかった水.
府を終るに当り,終始ご指導, ご助言いただいた大森南三郎名詩教授,和剖義人教授,及び 塚本増久助教授に厚くお礼申
LJ:‑.げる,
キ本論交校正中,実験中のコガタグロウスカ雌
13PJ ; 中 5 f
Jliがイモリを級血した.
Table 1. Engorgement of 16 mosquito species exposed to six reptilian hosts in cage at Nagasaki during June to Sept. 1967 and 1972 "H .
I
N. tigrirllts IE. climo.coplwra IE. quadrivirgatal' E.;onsPicil·-1 '~T---T-G--:-reev~sii'-I' -T.tachg·---I--G 1 ost speclesl . . 1 • • •• otal 1 • round tota 1_(Yamak~_ashl)l_ (~OdalShY~ 1 __ .0~~mahebl) _I_(!~m~un)_ __ _ ___ I_~KUSagame) __ 1 iKanaheb~ __ 1 ____ _ M . INo. No. No. %No. No. No. %INo. No. No. %INO. No.No. %iNO. No. No. %INo. No. No. %No. No. No. %1 No. No. No. % osq. species • I I ' 1 \ t. mos. e. I t. mos. e. I t. mos. e. t. mos. e. I t. mos. e. I t. mos. e. t. mos. e. t. mos. e.----, - -.-- -: -.- ---,--- -,-- ---- ·----1 -
----1------r--
An. sinensis I 5 449 0 011 30 0 01 1 1 6 479 0 01 2 100 0 011 50 0 0 9 629 0 0 Tript. barnbusa 1 4 274 35 14.21 1 1 1 4 274 35 14.211 105 3 2.91 ! 5 352 38 10.8 1 (9)* 1 I 1 (9) I 1 (9) Ur. birnaculata I 3 138 0 0 1 1 I 3 138 0 01 1 30 0 0 1 20 0 0 5 188 0 0 Orth. anopheloides 1 1 25 0 0 1 : 1 1 25 0 011 40 0 01 1 50 0 0: 3 115 0 0 Ae. japonicus I 2 100 0 01 I 1 2 0 01 I 3 102 0 01 1 30 0 011 50 0 01 5 182 0 0 1 I 1 ,I i 7 505 42 8.3 2 117 3328.2 5 210 6028.61 114 83213516.2 14 220 4922.31 1181052 184 17.5 I (11) I (3) I (25) I (39) (18) (57) Ae. togoi Ae. albopictus 14 92 3032.6 11 21 942.9 11 9 0 01 6 122 3932.01' 2 34 11.32.4 1 20 0 01 9 176 5028.4I
(18) (4) 1 I (22) (6') I (28) Ae. vexans nipponii 1 50 3 6.0'1 1 100 0 01 1 50 0 0' 1 10 0 01 4 210 3 1.4' 4 210 3 1.4 (2) I 1 (2) 1 I (2) Ar. s"balbatus ! 4 180 (1) 0.61 I 1 25 0 011 22 0 01 6 227 (1) 0.4 1 70 0 011 80 0 0 8 377 (1) 0.3 1 1 1 1 I' C. vorax 1 1 30 0 01 11 30 0 01 '2 60 0 01 1 30 0O~
1 30 0 01 4 120 0 0 C. hayashii ! 3 47 0 011 20 0 01 2 15 0 0 : 6 82 0 01 I I 6 82 0 0 C. infantulus 16 148 9060.81 12 38 2 5.31 18 186 9249.414 350 9828.012 272 35 12.9114 808 22527.8 I 1 1 1 I (8)I
i (8) C. kyotoensis 1 2 110 0 0,I I
I 2 110 0 0 1 20 0 0 1 50 0 0, 4 180 0 0 C. pallidothorax I 2 90 0 01 1 1 12 90 0 01 1 40 0 01 I 3 130 0 0 C. p. pallens 16 218 11753.712 91 3336.314 205 4421.51 112 51419437.712 150 12 8.011 49 11 22.4115 713 21730.4 1 I (2) I (2) C. t. surnrnoroSllS 17 386 9 2.313 120 16 13.3 1 8 449 13 2.911 161 0 0i19 1116 38 3.4 1 80 0 0 13 110 3 2.7123 1306 41 3.1 , _______ L _______ I __ . ___________L _________ 1.. _______ --'-c'1)_.~
__ (1) __ Remarks: No. t.: Number of trials performed. No. mos. Number of mosquitoes exposed to hosts. No. e.: Number of engorged mosquitoes.*
The numbers of mosquitoes taken a small amount of blood are shown in parenthesis ( 9 out of 35 are taken a small amount of blood) .•
N
,..
o L'Jt ~ lo;Jj. ~Host species Mosq. species An. sinensis 1'ript. bambusa U r. bimaculata Orth. anopheloides Ae. japonicus At:. togoi Ae. albol'ictll,s Ae. vexans /1T. subalbatus C. vnrax C. hayashii C. inJim.tulas G. kyotoensis G. paUidothorax C. p. pollens C. t. su.mmoroSllS
..
Table 2. Engorgement of 16 mosquito species exposed to four amphibian hosts in cage at Nagasaki during June to Sept. 1967 and 1972 B. japon3C1ls R. limnocharis (Hikigaeru) (Numagaeru) -------------~----- No. No. No. % No. No. No. t. mos. e. t. mos. e, 1 2 2 2 1 4 ') .> I 150 0 50 0 95 4 23 0 50 0 32 0 12 100 0 30 0 51 36 152 38 80 0 40 0 80 0
o
1 101
1 4.2 I 01 Io
1o
1 2 I 8.3 , 1 1 2 1 0101
70.6 1 4 25.0 I 2 01 I 01 01 I 150 30 60 41 31 57 21 20
o "
10 (8) (1) 18 (4) 24 (6)o o
% I No. t.
I
01 16.7 I 2 1 16.7 2 1 2.4 I 58.1 I 3 1 42.1 1 1 I 01 I01
1R. rugosa (Tsuchigaeru) No. No. mos. e. FiO 0 50 0 10 0 110 0 15 0 13 15 20 200
6 (2) 7
ell
O' (2)--1-- % No. t. 2
o \
5o
I 2o
I 2o
6o
2 2 2 46.2 1 11 46.7 i 6o
I 2 1 1.01 3 1Total No. No. mos. e. 100 0 50 0 275 9 73 0 60 0 202 10 (8) 27 1 41 (1) 100 0 30 0 95 224 100 40 301 20
60 (6) 69 (7;
o o
'.2)o
% IND.
o o
3.3o o
5.0 3.7I t. I 2.4 I
o
Io
63.2 ; 30.8 4o
I 1 1 01 I 0.7 I I 0' IT. l'yrrhogaster Omori) No. No. meso e. 50 0 50 0 50 0 50 0 30 0 50 0 35 0 50 0 30 350 20 40
o o o o
%
o o o o o o o o o o o o
hiS ~ ,,~} 3- <.\
"
v T*
~i ~ )j\to
-37=- i
;§: ~ 12;;:
r,o
c (-I tv ... ...Table 3. Engorgement of 16 mosquito species exposed to chick and mouse hosts in cage at Nagasaki during June to Sept. 1972 Host animals Chick Mouse I Total Mosq. species An . sinensis Tript. bambusa U r. bimaculata Orth. anopheloides Ae. japonicus Ae. togoi Ae. albo pict",,, Ae. vexans nipponii Ar. subalbat",s C. vorax C. hayashii C. infant",ll1s C. kyotoensis C. pallidothorax C. p. pallens C. t. s",mmoroms
"' .
No. __ Lt~ 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 4 7 3 2 2
No. mos. 100 50 60 68 70 100 100 100 100 56 30 355 320 70 100 100
- ---- ---1---
No. % No. No. No. % I No. No. No. % e._I.~
__~~_~_'_
___L~_
mcs ____~.
__ _ 23 12o
17 33 68 72 34 25 24o
43 8 11 81 3523.0 2 24.0 2 I
o
I 1 I 25.0 I 1 47.1 2 68.0 2 72.0 2 34.0 2 25.0 2 42.9 2o
12.1 3 1 2.5. 5 15.7 1 81.0 2 I 35.0I
2100 63 50 50 60 100 100 100 100 25 30 148 102 50 100 100
18 1.8 4 28 44.4 3
o
0 I 3o
0 I 3 32 53.3 I 4 83 83.0 II 4 94 94.0 4 18 18.0 I 4 19 19.0I
4o o
1 4o I
2 5.4 7o 112
01 4o
8o o
74 74.0 4 54 54.0 4 I200 41 20.5 113 40 35.4 110
o o
118 17 14.4 130 65 50.0 200 151 75.5 200 166 83.0 200 52 26.0 200 44 22.0 81 24 29.6 60o o
503 51 10.1 422 8 1.9 120 11 9.2 200 155 77.5 200 89 44.5 ----~~--._----------~.-~-~ -----~ '""
J!:} ~ ~""
If Table 4. Comparative engorgement ratesl) of 16 mosquito species exposed to the cold· and warm·blooded animals in cages at Nagasaki during June to Sept. 1967 and 1972 Host species
I
Reptiles Amphibians Avian & Mammal I~ -~----- ~ I~' .r"". ----.. r....,,...-..., ~ ,'----., ,r-." --.., .-c .-.-OJ·.... ;j:::l:::l . ..., ~E
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E ~ ~ ~ t ~ OJ UJ .a bIJ oJ.a OJ OJ OJ 8 ~ .-ro ::l b.C ctl be blJ blJ "'-'I ... ro (Ij 8 S ro ~,:::; ~ .,...; ro . -< ~ "--" ~ ~c
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An. sinensisi+ + H
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ilr ·1, C. t. SUoTTLrnOrOSu,s -t -II+ +
+i:
~ Remarks: This table is based on the results shown in tables 1-3. Nn:
!ll sh:lw good engorgement (more than 30?;;,); I j-show moderate engorgement (JO to 20;!;;,); :.c + show pOJr engorgement (Jess than 9.0%); ~ show no engorgement (0 %).214
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Figs. 1- 3. Culex (Lophoccraomyin) infantillus Edwards feeding upon a snake Natri.-r- tigrim~(1),
upOn a chick(2), and a turtle Gcoclcm.ys rceuesii(3) in the cage.
"Fig. 4. Cnle.."I: (Ncocnlex)hayashii Yama- da feeding upon a frog, 81/../0 japonicus in the cage.
Fig. 5. Aedc$(Finlaya) togoi (Theobald) feeding upon a snake, NaUi;y.
ligrinus in the cage.
Fig, 6. Mosquito cage(20x20x30cm.) used for host feeding preference experiments with mosquitoes and a frog.
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