3年Bクラス33番 船橋慧亮
「VOCALOID の経済への影響」中間報告Ⅰ
・テーマ設定の理由: 私は『音楽史ほんとうの話』で現代以前のさまざまな音楽史に学ん でいくうちに、昔の音楽の基本は楽器だけで構成されていることに気づいた。現在、当た り前にパソコンが普及しており、楽器とはまた違った音が出すことが簡単に出すことがで き、その代表にVOCALOIDが挙げられるだろう。VOCALOIDは、人が作成した合成音声 でありながら、世界中の人々を魅了している。そこで私はボカロが経済にどれだけの影響 を与えていているのだろうかが気になったため、VOCALOIDについて、ネットの普及につ いて調べていきたい。
・主要な参考文献
柴那典『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版、2014年)
電通メディアイノベーションラボ『情報メディア白書2019、2020』(ダイヤモンド社、
2019年、2020年)
・大まかな研究方針 VOCALOIDとは何か VOCALOIDの稼ぎ方 経済に対する音楽の影響 ネットの普及率と、使用方法
・研究結果
【VOCALOIDとは何か】ヤマハが2003年に発表した音声合成技術、およびその応用製品 の総称のことをいい、元々は、バックコーラスのような使い方を目的に開発されたが、次 第にメインボーカルとして起用されていった。特に日本においては2007年、ヤマハが開 発した「初音ミク」がネットを中心に人気を博し、現在では世界各国でボカロ文化として 定着している。
【VOCALOIDの歴史】2000年「DAISY」というプロジェクト名でヤマハとバルセロナの ポンペウ・ファブラ大学が共同研究を始める。3年間の研究の末、2003年、音楽業界大
手の「ヤマハ」が歌声を合成するソフト「VOCALOID」を発表。音楽、効果音を開発する クリプトン・フューチャー・メディア社が、VOCALOIDを元に2004年、女性の歌声合成 ソフト「MEIKO」を発売。2006年には男性の歌声合成ソフト「KAITO」を発表。しかし、
「KAITO」はあまり人気がなく、当時は約500本しか売れなかった。その後、2007年 ヤマハが「VOCALOID2」を発表。同年の夏にクリプトン・フューチャー・メディア社が
「VOCALOID2」のイメージ・キャラクターを使った「初音ミク」を発売。 発売から瞬く 間にブームは広まり、数ヶ月もしないうちに、様々なバリエーションやジャンルの音楽を 投稿する「ボカロP」と呼ばれる作り手が出てくるようになる。また、同年、男女のツイ ン・ボーカルが使える「鏡音リン・レン」も発売。
またその頃には、動画配信サービス「ニコニコ動画」を使う人々も増え、そこで新たな コンテンツとしてたくさんのユーザたちを魅了していき、より一層VOCALOIDの人気に 拍車をかけていった。