会津産学官連携クラウド基盤システム運用管理業務委託
仕様書
公立大学法人会津大学 1.業務名 公立大学法人会津大学 会津産学官連携クラウド基盤システム運用管理業務委託 2.業務目的 公立大学法人会津大学(以下「本学」という。)は、「福島県復興計画(第2次)」及び「会津大学中期目標(第2期)」を踏まえ、 IT 専門の大学である本学の特徴を活かして、東日本大震災からの確実な復興を支援するために、平成 25 年 3 月 4 日に、活動の推進 組織となる「会津大学復興支援センター」(以下「復興支援センター」という。)を設置した。そして。復興支援センターの活動拠 点として「会津大学先端ICTラボ」(以下「先端ICTラボ」という。)の整備を行うと共に、復興支援センターのミッションで ある「先端ICT研究の実行」 「革新の場を生み出す場の提供」 「ICT人材の創出」の実現へ向けたICT事業の誘致とIC T人材育成のための基盤として「会津産学官連携クラウド基盤システム」を構築することとした。 会津産学官連携クラウド基盤システムでは、先端ICT研究事業や地元ベンチャー等が利用可能なインフラ共通サービス (Infrastructure as a Service;以下 IaaS と呼ぶ)を提供し、クラウド運営や各先端ICT研究事業から得られる研究データの利 活用を通じた次世代ICT人材の育成やICT産業振興に寄与することを目指している。 先端ICTラボの中核機能となる会津産学官連携クラウド基盤システムについて、平成 25 年 2 月に策定した「会津大学復興支援セ ンター基本計画」(以下、「基本計画」という。)に基づき、平成 25 年度は本書に記載する各種サービス及び機能に関する設計を行 い、システムの導入・構築を実施した。現在は暫定運用作業を行っている。 平成 26 年度より、会津産学官連携クラウド基盤システムの本格運用に入ることから運用管理業務を委託するものである。 尚、本業務を含む会津大学先端ICTラボ設置に伴う全体スケジュールは下記を想定しており、本業務は下記図1 先端ICTラボ 全体整備スケジュール概要において「本調達範囲」と囲んだ部分に相当する。 図1 先端ICTラボ全体整備スケジュール概要3.委託業務概要 ①委託期間:平成26年4月1日から平成27年3月31日(1年間) ②場 所:会津大学産学イノベーションセンター(以下「UBIC」という。)内 (福島県会津若松市一箕町大字鶴賀字上居合 90 番地) ③概 要:UBIC内に設置の会津産学官連携クラウド基盤システムにおける各種サービスの適正な稼動を、常駐及び遠隔システム 監視により維持管理し、適切な管理運営を行う為の運用管理業務を実施するものである。 4.会津産学官連携クラウド基盤システムの構成 ①システム構成 会津産学官連携クラウド基盤システムは、下記図2 会津産学官連携クラウド基盤システム全体構成図に示す3つの基盤から 構成されている。
仮想データセンタ
仮想データセンタ
会津大学産学官連携クラウド
事業A(テナント)
仮 想OS ① 仮 想OS ② 仮 想OS ③ クラウドサービス提 供事業B(テナント)
仮 想OS ④ 仮 想OS ⑤ 仮 想OS ⑥ クラウドサービス提 供vCloud Director(リソースプール)
物理サーバ
ネットワーク
ストレージ
仮想化した
CPUリソース
仮想化した
ストレージ
仮想化した
メモリソース
物理サーバ 物理サーバ 物理サーバ
事業者 管理 インシデ ント管理 サービス デスク コミュニケーション 基盤 サービス メニュー 情報発信LICTiA
FCOM Iaas基盤
FCOM
運用基盤 可用性 管理 変更・構成 管理 バックアップ 管理 SLA管理 課金管理 システム 稼働監視 図2 会津産学官連携クラウド基盤システム全体構成図 (1)クラウド基盤 クラウド基盤は、事業者に IaaS サービスを提供する中核をなす基盤である。 本学で提供する IaaS サービス提供範囲とは、仮想データセンター(以下、「仮想 DC」という。)の払い出しを行い、当該仮想 DC に対して事業者側が求めるシステムリソースを一括して割り当てる部分までを指す。仮想 DC 内におけるシステム環境の構築や 運用に関しては各事業者に委譲することで、各事業の独立性、自由度を確保する。 (2)運用基盤 運用基盤は、IaaS サービスを提供するクラウド基盤を安定稼働させることで、事業者に対して持続的なサービス提供を行うことを 目的として、クラウド基盤全体を運用・監視するために必要な各種機能を実装している。 (3) コミュニケーション基盤 コミュニケーション基盤では、クラウドを利用中の事業者および今後利用が見込まれる新規事業者と本システムとの間で橋渡しを 担うコミュニケーションポータルを提供する。 新規事業者向けに対しては、将来の新規事業の誘致に向けて、会津産学官連携クラウド事業に関する提供サービスの概要や 実績の発信を行う機能を提供する。 また、クラウド利用中の事業者に対しては、不特定多数の事業者へ対応するために必要となるコミュニケーションツールを用いて インシデントや問い合わせ対応といった本学の運用業務の効率化とユーザビリティの向上の双方を実現させる機能を実装している。 (4)ITILとの対応 会津産学連携クラウド基盤システムを戦略的かつ効率的に運営するため、本システムは ITILv2 及び v3 に基づいた 「サービス戦略」、「サービス設計」、「サービス移行」、「サービス運用」、「継続的サービス改善」を実施可能な機能を実装している。クラウド基盤
②ハードウェア構成
会津産学官連携クラウド基盤システムのクラウド基盤及び運用基盤は、下記図3 会津産学官連携クラウド基盤ハードウェア 論理構成図に示した内容で構成されている。
尚、コミュニケーション基盤については外部委託サービスを利用しているためここでは触れない。
会津大学産学官イノベーションセンター内
Cisco UCS Fabric Interconnect
L2スイッチ FCスイッ チ Ethernet(10G) Cisco USC ブレードサーバ VMware ESXi EMC UNISHERE ストレージ監視用 物理サーバ Simpana バックアップ管理用 物理サーバ L2スイッチ 事業者A用 VLAN 事業者B用 VLAN 事業者C用 VLAN 管理用 管理用 VLAN 事業者A用 ルータ 事業者B用 ルータ 事業者C用 ルータ 管理用ルータ SSL-VPN 大学内 L3スイッチ 事業A用 事業B用 事業C用 管理用 事業者回線網 インターネッ ト 管理端末 FCスイッ チ EMC(既存) EMC(新規) 本番用 バックアップ用 緊急時リストア用 本番用 バックアップ用 緊急時リストア用 ハードウェア 仮想マシン LANポート FCポート VLAN データ領域 Ethernet(1G) FC(8G) 事業者回線網 事業者回線網 事業者A用仮想DC 管理用仮想DC OS AP Windows Server vCenter vCloud Director OS AP OS AP OS AP RedHat Linux Windows Server Windows Server ソフトウェア Ethernet(10G) 凡例 事業用 管理用 事業用
Cisco UCS Fabric Interconnect 事業用ポート 管理用ポート 事業用ポート 管理用ポート ※LDAPサーバ等は、バックアップサーバ上に実装予定。 図3 会津産学官連携クラウド基ハードウェア論理構成図 ③ミドルウェア及びソフトウェア構成 会津産学官連携クラウド基盤システムのミドルウェア及びソフトウェアは、下記図4 会津産学官連携クラウド基盤ソフトウェ ア構成表に示した内容で構成されている。 基盤 ソフトウェア (ミドルウェア) 機能 概要 ク ラ ウ ド 基 盤 vCloud Director 他ミドルウェアとの接続 vCenter Server と関連付ける vShield Manager と接続する vDC の作成 プロバイダ仮想データセンター(vDC)の作成 外部ネットワークの追加 ネットワークプールの追加 VXLAN ネットワークプールの作成 組織の作成 新規組織の作成 組織管理者のユーザアカウント作成 組織への LDAP ユーザのインポート 組織のリース、割り当て容量、制限の設定の構成 組織への vDC の割当 Edge ゲートウェイの構成 ネットワークプールの割当 外部ネットワークの構成 組織 vDC ネットワークの作成 カタログの作成 カタログの作成 カタログ公開の有効化 vApp テンプレートのアップロード メディアファイルのアップロード カタログの発行 (以下次葉) ストレージ ストレージ
クラウドリソースの管理 プロバイダ vDC の管理 組織 vDC の管理 外部ネットワークの管理 Edge ゲートウェイの管理 組織 vDC ネットワークの管理 ネットワークプールの管理 クラウドセルの管理 vSphere リソースの管理
vSphere vCenter Server の管理 vSphere ESXi ホストの管理 vSphere データストアの管理 組織の管理 組織の管理 カタログの追加 組織リソースの管理 組織ユーザーおよびグループの管理 組織 vApp および仮想マシンの管理 vCloud Director の管理 システム管理者およびロールの管理 全般システム設定の管理 組織の作業 仮想マシンの作成 ISO ファイルの使用 仮想マシンの操作 スナップショットの作成 仮想マシンの削除 組織の削除 組織 vDC ネットワークの削除 外部ネットワークの割当削除 ネットワークプールの割当削除 Edge ゲートウェイの割当削除 組織への vDC の割当解除 組織の LDAP ユーザの削除 組織の削除 vDC の削除 外部ネットワークの削除 ネットワークプールの削除 プロバイダ仮想データセンター(vDC)の削除 VXLAN ネットワークプールの削除 vCenter Server HA ホスト障害によるフェールオーバー ゲスト障害によるフェールオーバー DRS ロードバランシング 時刻同期 ESXi ホストの時刻同期 運 用 基 盤 vCenter Operations Manager 監視 オブジェクトの監視 アラート メールによるアラート通知 レポーティング レポートの出力 vCenter ChargeBack Manager コスト算出モデル コスト算出モデルの作成 レポーティング コストレポートの生成 Simpana バックアップ ストレージのバックアップ リストア ストレージのリストア BIND ドメイン設定 lictia.jp ドメイン レコード追加 事業者ドメイン追加 事業者ドメイン レコード追加 名前解決 正引き 逆引き OpenLDAP ユーザ管理 ユーザ/グループの作成 属性変更 ユーザ認証 ユーザ認証 Sendmail メールゲートウェイサービス メールの転送設定 メールの転送 Nagios 監視 オブジェクトの監視 アラート メールによるアラート通知 レポーティング レポートの出力 (以下次葉)
コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 基 盤 統合 ID 管理 事業管理 事業登録 事業情報の編集 事業の無効化 事業の有効化 事業検索 事業ユーザ検索 事業ユーザ新規登録 事業ユーザ新規登録 事業ユーザ編集 事業ユーザの無効化 事業ユーザの有効化 パスワードリセット(事業ユーザ) パスワード変更(事業ユーザ) 運用管理者・作業者登録 運用管理者・作業者情報の編集 運用管理者・作業者一覧 共通認証 外部アプリケーションの登録 登録アプリケーションの編集 登録アプリケーションの検索 登録アプリケーションの無効化 登録アプリケーションでの認証 登録アプリケーションでのユーザ登録 登録アプリケーションでのパスワードリセット コミュニケーション 管理 インシデント・問合せ管理 クラウド運用担当への問い合わせ 問い合わせ内容の確認 その他事業ユーザの問い合わせ内容の確認 問い合わせ対応 CSV 出力 FAQ 管理 FAQ カテゴリの登録 FAQ 登録 FAQ 編集 FAQ 確認 図4 会津産学官連携クラウド基盤ソフトウェア構成表
5.委託業務の内容 会津産学官連携クラウド基盤システムに対する運用業務は、下記図5 会津産学官連携クラウド基盤システム運用業務全体概要に示 すようにビジネスサイクルに従い次の8大業務に分類される。 企画 払出 事業実施 リソース返却 ビ ジ ネ ス サ イ ク ル 利用検討する、申し込むLICTiAを知る、 事業者に対し仮想DCを提供する 利用して事業を開始する事業者が仮想DCを 事業の縮退・廃止を行う ①問合せ業務 運 用 業 務 の 分 類 ④払出業務 ⑤定常時運用業務 ⑧返却業務 問い合わせ対応 事業者管理 仮想DC払出 システム監視 インシデント管理 キャパシティ管理 課金管理 アカウント管理 構成管理 定型依頼作業 仮想DC返却 事業者登録抹消 ②ホームページ更新業務 コンテンツ管理 ⑥非定常時運用業務 仮想DC環境整備 仮想DC運用 ⑦障害時運用業務 保守対応 ③マネジメント業務 SLA管理 月次報告 図5 会津産学官連携クラウド基盤システム運用業務全体概要 ① 問合せ業務(問合せ業務では、全てのビジネスプロセスを通じて、顧客たる事業者はもちろんのこと、潜在顧客や一般市民から の会津産学官連携クラウドに関する問合せについて、一次窓口としての機能を担う。) (1)問合せ ・潜在顧客、サイト閲覧者及び事業者からの問合せ。 ・メールもしくはコミュニケーション基盤上のフォーム経由。 (2)チケット登録 ・運用管理者が問合せを受領。 ・受領時に自動的にコミュニケーション基盤にチケット発行。 (3)回答案作成・確認 ・問合せに対する回答案を作成。 ・回答案作成後に本学管理者にて回答案の内容を確認。 (4)回答送付 ・本学管理者の確認後、問合せ元に対しメールで回答送付。 (5)チケットクローズ ・コミュニケーション基盤にチケットをクローズして一連の問合せ処理を終了。 〔主な問合せ内容〕 ・潜在顧客や一般市民、マスコミ等の広範囲からの、会津産学官連携クラウドに関する各種問合せ。 ・事業者からのコミュニケーション基盤やクラウド基盤の利用方法、操作方法に関する問合せ。 ・事業者からの払い出された仮想データセンタの利用状況やクラウド基盤から通知された障害に関する問合せ。 ② ホームページ更新業務(ホームページ更新業務では、会津産学官連携クラウドにおける情報発信基盤であるコミュニケーション 基盤を通じて、情報のアップデート等のコンテンツ管理を実施する。尚、コンテンツ作成は委託対象外とする。) (1)作業依頼 ・本学管理者より運用管理者へコンテンツ掲載依頼を提出。 ・メール等で掲載予定のコンテンツを運用管理者へ送付。
(2)チケット登録 ・運用管理者が作業依頼を受領。 ・受領時に自動的にコミュニケーション基盤にチケット発行。 (3)コンテンツアップロード ・運用管理者がコミュニケーション基盤に対しコンテンツをアップロード。 ・コンテンツは静的コンテンツをFTPにてアップロードを想定。 (4)作業完了報告 ・作業完了後に運用管理者からメールにて本学管理者へ報告。 (5)チケットクローズ ・コミュニケーション基盤にチケットをクローズして一連の問合せ処理を終了。 ③ マネジメント業務(サービスレベル管理や月次での定例報告を主に実施する。) (1)SLA管理 ・停止を伴う定期作業(法定点検等)に関する年間計画及び当該作業計画の立案、調整、アナウンス。 ・非定期的な停止を伴う作業の必要が出た際の当該作業計画の立案および各種調整。 (2)月次報告 ・毎月初に前月1ケ月分の業務実績及び当月予定を報告。 ・月次報告については、以下の項目を盛り込んだ月次運用報告書を毎月作成し報告。 ア 会津産学官連携クラウド全体のシステムリソース利用状況。 イ 各事業者向け仮想データセンタ区画のシステムリソース割当及び利用状況。 ウ 運用報告(問合せ件数や作業実績、障害対応件数等)。 エ 作業予定(メンテナンス作業等)。 オ 当月運用見込み(新規、解約、リソース変更等の予定)。 カ 運用改善活動報告。 キ その他協議事項(課題等)。 ④ 払出業務(事業者管理と仮想データセンタ払出の2種類の業務を実施する。) (1)事業者管理 ・事業者に関する情報をコミュニケーション基盤に登録する。 ・事業者に払い出すアカウント情報(ID/パスワード)をコミュニケーション基盤に登録する。 (2)仮想データセンタ払出 ・事業者に提供する仮想データセンタ(仮想DC)を構築し、事業者に提供する作業を実施する。 ⑤ 定常時運用業務(各事業の基盤として安定稼働する事を目的として、同基盤の維持管理を行う。) (1)システム監視 ・機器設置場所を巡回してハードウェアが正常に稼働している事を定期的に目視で確認する。 ・システム監視機能を利用してソフトウェアが正常に稼働している事を常時監視する。 (2)インシデント管理 ・システム監視で異常が認められた場合、初期調査、調査に向けた情報の収集及びベンダ問合せ等、サービス提供が 継続できるよう解決を図る行為を実施する。 ・会津産学官連携クラウドを構成するソフトウェア等でセキュリティ脆弱性の有無を定期的に確認し、脆弱性の存在が 認められた際は改善を行うよう対処する。 (3)キャパシティ管理 ・会津産学官クラウド全体のシステムリソースが有効的に活用され、既存事業者へのシステムリソースの安定供給が図れる 事を目的として、各仮想データセンタのシステムリソース利用状況を確認する。 ・上記に加えて、今後のリソースの利用見込み(新規利用や既存事業者のリソース変更、解約など)を把握し、見込みに対して 迅速に対応できるようにする。 (4)課金管理 ・割当てられたリソース量に応じて、事業者に対し請求金額を確定できるように仮想データセンタ単位で割当リソース量を 確認する。 (5)アカウント管理 ・事業者及び運用者が会津産学官連携クラウドへのアクセスを許可するために必要となるID及びパスワードの発行、変更、
削除を行い、アカウント情報を管理する。 (6)構成管理 ・会津産学官連携クラウドを構成するハードウェア及びソフトウェアで、何を利用しているのか。製品とバージョン、構成を 台帳で管理する。 ・運用において機器の構成や設定等に変更が生じた際は、その変更内容を設計書等の関連ドキュメントに反映させる。 (7)定型依頼作業 ・DNS登録やメールの転送設定など、事業者もしくは本学管理者からの各種定型作業依頼について対応作業を実施する。 ⑥ 非定常時運用業務(事業者の求めに応じて仮想データセンタ区画内の環境整備及び整備後の運用を代行する作業を実施する。 実際に代行する作業範囲、作業費等に関しては事業者と本学が調整の上これを決定する。) (1)仮想DC環境整備 ・仮想サーバキッティング(仮想サーバ機器のスペックを決め構築する。) ・OSイメージコピー(OSイメージを仮想サーバ機器にコピーしてOSをインストールする。) ・ネットワーク構築(仮想データセンタ内のネットワークを構築する。) ・ミドルウェアインストール(仮想サーバ機器上にミドルウェアをインストールする。) (2)仮想DC運用 ・提供OS保守(仮想DC内に提供するOSに対するバージョン管理、パッチ管理、構成管理、有償の場合はライセンス 管理等を実施する。) ・提供ミドルウェア保守(仮想DC内に提供するミドルウェアに対するバージョン管理、構成管理、有償の場合はライセンス 管理等を実施する。) ⑦ 障害時運用業務(予防交換が可能なものについては障害発生以前に交換を行い、万一障害が発生した場合には交換を行う等保守 対応作業ならびに現状復旧作業を実施する。) (1)予防保守 ・障害発生以前に機器の異常の兆候が認められる際、障害発生以前に交換対応を行い、システム停止を未然に防ぐ。 ・ファームウェア等で不具合が報告、確認された際には、未然にバージョンアップ等の対策を講じる。 (2)交換保守 ・機器障害が発生した際、代替機を現地に搬入し交換作業を実施する。 (3)現状復旧 ・障害発生から交換保守対応後に、障害復旧以前の状態に復元させる諸作業を実施する。 ・主として以下の作業を想定 ア 環境再構築作業。 イ 復旧時におけるデータ復元、ストレージのリシンク作業。 ウ 設定情報等の復元作業。 ⑧ 返却業務(クラウド利用を解除する事業者に対して、貸与していた仮想DCのリソース返却や事業者登録を抹消する解約手続き を実施する。) (1)仮想DC返却 ・事業者からの利用解除申請書を本学管理者が受理。 ・運用管理者は本学管理者からの利用解除依頼を受けて、vCloud Directorから仮想DCの削除(リソース返却)処理を実施する。 (2)事業者登録抹消 ・同時に、運用管理者は本学管理者からのアカウント削除依頼を受けて、コミュニケーション基盤上からアカウント情報の 登録抹消(アカウント論理削除)を実施する。 ・アカウント削除依頼を受けて、コミュニケーション基盤上から事業者情報の登録抹消(事業者情報論理削除)を実施する。 ・事業者へ対しメールにて解約手続き完了通知を送付する。 ※上記委託内容の対応可否について、入札参加申請時「運用管理業務証明書(委託業務)」に明記の上、証明すること(事前書類審 査の実施)。その結果、不適合と本学が判断した場合には、入札参加できない。
6.受託体制及び時間 ① 受託体制 (1)受託責任者 ・受託者は本委託業務を受託する上で、受託責任者を1名もしくは正副2名選出し、当該受託責任者は運用管理業務を総括する こと。 ・受託責任者は、運用管理業務の実施状況を常に把握し、必要に応じて適切な調整及び対応を図ること。 ・必要に応じて本学の主催する会議及びイベントに出席すること。 (2)運用管理者(本学UBIC内常駐技術者) ・運用管理者として最低2名以上の専任技術者を選出し、当該専任技術者は運用管理業務に従事すること。 ・運用管理者は、本学UBIC内に最低1名以上常駐し、本学管理者(復興支援センター職員)の元で「5.委託業務の内容」の運 用管理業務を行うこと。 (3) 24時間365日の遠隔システム監視 ・「5.委託業務の内容の⑤(1)システム監視」については、セキュリティ対策が施された堅牢な施設から遠隔システム監視を 行うこと。 ・遠隔システム監視に必要な設備および回線等は、受託者が準備すること。 ・遠隔システム監視により異常を検出し遠隔による初動が行えない場合は、1時間以内に本学UBICに駆けつけ現地対応が可能な こと。 (4) 後方支援体制 ・ 受託者は想定を上回る規模や性質の事象が発生した場合など非常時における後方支援体制を構築すること。 ・ 必要に応じて運用管理者(本学UBIC内常駐技術者)に対し、各種支援を実施すること。 ②時間 (1) 運用管理者(本学UBIC内常駐技術者) ・ UBICの開館日(土日、祝祭日及び年末年始[12月29日から1月3日]は休館日)の、午前8時30分から午後5時15分までとする。 ・ 本学UBIC内常駐における年間の従事時間は、「UBIC開館日数×7時間45分」とする。(12時~13時は休憩時間とする。) ・ 業務のスケジュールや優先度については、本学管理者(復興支援センター)との協議によるものとする。 (2) 遠隔システム監視時間 ・ 会津産学官連携クラウド基盤システムに対し、24時間365日の遠隔システム監視を行うこととする。 (3) 従事日及び従事時間の変更 ・ 本学がシステムの運営上必要と認めるときは、従事日及び従事時間の変更に応ずること。この場合の経費は、別途合意 のない限り、本委託業務の契約額に含むものとする。 7.組織および技術者の条件等 ① 組織の条件 本委託業務に従事する受託者は、次に示す条件を全て満たすものとする。 (1) 品質向上の取組みとして、品質マネジメント規格「ISO9001」またはそれに準ずる規格を認証されていること。 (2) 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の取組みとして「ISO/IEC27001」またはそれに準ずる規格を認証されていること。 *運用の基幹である「6.受託体制及び時間の①(3) 24時間365日の遠隔システム監視」は、セキュリティ対策が施された堅牢な施設で遠隔システム監視を実施する必要性から、 認証の明示を求めるものである。 (3) 個人情報保護の取組みとして、「プライバシーマーク」またはそれに準ずる規格を認定されていること。 (4) 過去3年以内に本学「会津産学官連携クラウド基盤システム」と同等以上の仮想化基盤構築及び運用実績を3件以上有するこ と。
(5) 「VMware Certified Professional」の有資格者が5名以上在籍していること。
*本学「会津産学官連携クラウド基盤システム」では、運用の基幹となる仮想化基盤として、VMware 社のソフトウェアを実装していることから、資格の明示を求めるものである。
(6)「CommVault Certified Professional」の有資格者が2名以上在籍していること。
*本学「会津産学官連携クラウド基盤システム」では、運用の基幹となるバックアップシステム基盤として、CommVault 社のソフトウェアを実装していることから、資格の明示を求めるものである。
(7) ITIL Foundation又は、IPAのITサービスマネージャの有資格者を2名以上在籍していること。
*本学「会津産学官連携クラウド基盤システム」では、運用の基幹となるプロセスとしてITILv2 及びv3 に基づいた運用システムを実装していることから、資格の明示を求めるものである。
※上記条件を満たしているか否かについて、入札参加申請時「運用管理業務証明書(組織)」に明記の上、証明すること(事前書類 審査の実施)。その結果、不適合と本学が判断した場合には、入札参加できない。
② 技術者の条件 本委託業務に従事する専任技術者(運用管理者)は、次に示す条件を全て満たすものとする。 (1) ハードウェアに関する技術条件 ア Cisco社製サーバの運用管理ができること。 イ EMC社製ストレージの運用管理ができること。 ウ Cisco社製ネットワーク機器の運用管理ができること。 (2) ソフトウェア及びミドルウェアに関する技術条件
ア VMware(vCloud Director, vCenter Server, vCenter Operations Manager, vCenter ChargeBack Manager 等) の運用管理ができること。
イ Microsoft社各種OS(Windows XP/7/8及びWindows Server2008/2012等)の運用管理ができること。 ウ MacOS・Linux(Red Hat他),CentOS等の各OSの運用管理ができること。 エ データベース(MySQL)の運用管理ができること。 オ BIND,OpenLDAP,Sendmail,Nagiosの運用管理ができること。 カ CommVault社Simpanaの運用管理ができること。 (3) ネットワーク及び情報セキュリティ、その他に関する技術条件 ア スイッチ・ルータ等ネットワークに関する運用管理ができること。 イ 情報セキュリティ全般に関する運用管理ができること。 ウ「委託業務の内容」を確実に遂行できること。 ※上記条件に対し、入札参加申請時「運用管理業務証明書(専任技術者)」に明記の上、証明すること(事前書類審査の実施)。 また、委託者決定後に、運用管理者(本学UBIC内常駐技術者)の資質及び適性について面接を実施する場合がある。 その結果、不適合と本学が判断した場合には、速やかに別の運用管理者(本学UBIC内常駐技術者)を選出すること。 8.業務内容の報告及び記録 ① 本業務を実施する前に、本学と協議の上、業者決定後14営業日以内に実施計画書を提出しなければならない。 ② 本業務委託期間中は、本学に業務内容の説明、報告・記録及び打合せ記録の作成・提出を行わなければならない。 ③ 受託者は、当該契約書及び本仕様書に基づく各種報告書及びドキュメント等を作成・提出しなければならない。 ④ 報告・提出手続き (1)業務スケジュール、業務報告、記録及び定期報告に際しては、その様式を作成し、事前に本学の承諾を受けること。 (2)業務内容の報告及び記録は、都度速やかに取りまとめ、本学の確認を受けた後、必要な期間保存すること。 (3)報告及び記録は下記のものを含み、これらは全てWindowsその他のPCで直接読み込める形式で作成、提出すること。 ・運用管理者(本学UBIC内常駐技術者)のシフト表 ・業務日誌 ・「5.委託業務の内容 ③(1)月次報告書」 ・定例会および関連打合せの議事録 ・その他 9.相互協力 会津産学官連携クラウド基盤システムの設計・納入・構築業者、機器及びソフトウェアメーカー、本学の保守委託業者、関連する 他の委託業者及び本学の建築設備保守業者との連絡を密にし、建物・設備・機器等の使用、取扱いに留意し、本学施設・設備管理 に必要のある事項について、相互に協力し、適切な管理を行うこと。 10.個人情報の保護 業務遂行に当たっては、個人の権利利益を侵害することのないよう個人情報を適性に取り扱い、関係法令を順守すること。また、 個人情報取り扱いに対する受託者としての取組みを提示すること、 11.守秘義務 受託者は、業務上知り得た情報を正当な理由なしに許可なく漏らしてはならない。
12.再委託の禁止 受託者は本業務の全部または一部を、第三者に再委託してはならないものとする。 13.損害のために生じた経費の負担 委託業務の遂行にあたって、受託者の責により発生した損害及びその回復のために生じた経費を、大学は受託者に請求可能とす る。 14.その他 ① 各種法令、大学規程を遵守すること。 ② 産学官連携クラウド基盤システムの運用管理にあたっては、産学連携プロジェクトとの整合性を取りつつ、新たな要求に対す対 応方法を含め本学と連携し円滑に推進すること。 ③ 運用管理者の常駐場所は、本学UBIC内とする。 ④ 本学UBIC内にて常駐する運用管理者及び担当者が本委託業務を遂行するために必要な下記については本学で準備(貸与)する。 (1)常駐する運用管理者の什器(机・椅子)。 (2)常駐する運用管理者が使用するOA機器(パソコン等)。 (3)常駐する運用管理者のUBIC入館証(入退出用カード)。 (4)常駐する運用管理者のメールアカウント。 (5)業務遂行上、必要とされる本学が保有するリソース(IPアドレス、NW情報等)。 (6)その他、常駐する運用管理者が本委託業務を遂行上、本学が必要と認めたもの。 15.疑義 当該契約書及び本仕様書に定めのない事項、本仕様書に定める業務の実施に当って必要な詳細事項及び疑義が生じた場合は、 遅滞なく信義則に基づき本学と受託者間で相互協議してこれを定めるものとする。 以上