授業科目名(科目の英文名) 区分・【新主題】/(分野) 導入Ⅲ(ドイツ文学)
(Introduction Ⅲ(German Literature))
導入教育科目 【文化・国際】
必修 選択
単位
対象 年次
学部 学期 曜限 担当教員
選択 1 1
医学部 医学科
前期 火2
野村 文宏(非)
内線
E-mail [email protected]
【授業のねらい】
文 学っ て何 だろ う? 文学 って単 なる 趣味 じゃ ない の? 私にと って 文学 って 関係 ある の?こ れま で文 学と あま り縁 がなか った り、高校の授業科目「現代国語」的教えを素直に信じたりしてきた人は、そのように感じているかもしれません。けれども、 文学および文学批評は、より広範で、より強い「力」をもっています。そしてたぶん「私」にも関係があります。この授業で は、まず文学とは何かを考えたうえで、文学を読んでいくうえで役立つ文学理論を学び、そのあとドイツ文学の歴史について 学びことで文学作品と人間・社会との関係を考えます。
【具体的な到達目標】
1. 小説や詩を読むことの意味を考えることで、文学や芸術作品の意味を理解することが できるようになる。
2. それにより、文学や教養、学問についての広い視野をもつことができるようになる。
3. ドイツ文学の歴史を学ぶことで、人間の営みとしての文学が、外部的な環境と密接に関 連していることを学ぶとともに、
人間の思考とその表現が、時代と環境に制約されたも のであることを理解するきっかけを掴むことができるようになる。
4. 文学という、自然科学とは異なる学問の在り方の一端を垣間見ることで、自然科学の 在り方を相対化し、より広い視野で
学問と向き合うきっかけを掴むことができるようにな る。
5. ドイツ文学や文学について興味をもち、「読んでみようかな」という気持ちになることがで きる。
【授業の内容】
1. オリエンテーション。「文学作品を読む意義、ドイツ文学を学ぶ意義」①
2. 「文学作品を読む意義、ドイツ文学を学ぶ意義」②
3. なぜ文学作品を読むのか?
4. なぜ文学を学ぶのか?なぜドイツ文学を学ぶのか?
5. 文学とは何か?① 6. 文学とは何か?② 7. 文学理論① 8. 文学理論② 9. 文学理論③ 10. 文学理論④ 11. ドイツ文学史① 12. ドイツ文学史② 13. ドイツ文学史③ 14. ドイツ文学史④
15. これまでのまとめと試験について
【学生がより深く学ぶための工夫】
基本的には講義形式で行ないますが、授業中に当てて自分の意見を述べてもらいます。一緒に考えながら授業を進めます。 【時間外学習】
1. 指定された(比較的短い)ドイツ文学作品の中から2冊を選んで読んで、簡単なレポートを2通作成してもらいます。
2. 紹介された文学理論について「本当かな」と疑いをもちつつ、身の回りのテキストを読ん だり考えたりしてもらいます。
【教科書】手塚富雄・神品芳夫著『増補 ドイツ文学案内』、岩波文庫別冊3、1048円
【参考書】テリー・イーグルトン『文学とは何か——現代批評理論への招待』(上)(下)岩波文庫
【成績評価の方法及び評価割合】期末筆記試験70%、課題レポート30% (課題レポートは、リストの中から実際にドイツ文
学を2冊読み、それについてのレポート)