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図書館を支える学生たち -学生たちの知をインスパイアするために-

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Academic year: 2021

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図書館を支える学生たち

-学生たちの知をインスパイアするために-

1.図書館学生サポーターについて

 ビブリオシアターと中央図書館では、本学 の学生が運営に携わっています。ビブリオシ アター 1階 ACT-415「学修サポートデスク」の ティーチング・アシスタント(以下 TA)とし て働く大学院生、ビブリオシアター 2階 ACT- 425 を拠点に図書館機能を有するスペースでの イベント企画等を行っている図書館学生ボラ ンティア「APRICOT CONCIERGE」、そして 東大阪キャンパス内の各分室、書庫等を含め て中央図書館で働く学生アルバイトです。

 学修サポートデスクの TA は、学習支援の 場として、大学院生の TA が学部生の学習を サポートすることで、学部生の学習意欲向上と TA 本人の教育・研究指導力の向上を目的とし ています。TA の専門分野やリメディアル教育、

レポート作成や卒業論文作成のアドバイス、図 書館での資料の検索方法の案内、就職や進学相 談等いわゆるお悩み相談窓口のような気軽に話 を聞いてくれる存在となることにより、昨今問 題となっている休学者・退学者を減らすことに も貢献したいと考えています。

 APRICOT CONCIERGE は、文理の垣根を 超えて社会の諸問題を近畿大学として解決に導 くための学術拠点であるアカデミックシアター内 の閲覧スペース「NOAH33」、「DONDEN」の 基本コンセプトを理解した上で、利用者への 案内、書架棚のディスプレイ、書架の黒板を 使った書籍紹介、イベントの企画開催を目的 として始まりました。あえてアルバイトでは なく学生ボランティアを活用するのは、純粋 に本が好きでたまらない学生だからこそ、よ り魅力的なビブリオシアターづくりに主体的 に参加してくれると考えたからです。

 中央図書館学生アルバイトは、東大阪キャ ンパス内の図書館に関する資料の配架処理作 業、各学部の分室や各部署への資料の配達等、

図書館の「縁の下の力持ち」として日々様々 な仕事に携わっています。このほかにも、中 央図書館の蔵書からテーマを決めて書架に ディスプレイする企画選書、E キャンパスの 文芸分室に中央図書館の蔵書をテーマに沿っ て短期間ディスプレイする出張図書館等、図 書館の利用者のために働いています。

 それぞれの活動内容に違いはありますが、

いずれもビブリオシアターと中央図書館のシ ナジー効果を目指す上で重要な役割を担って います。

  本 稿 で は、 学 修 サ ポ ー ト デ ス ク の TA、

APRICOT CONCIERGE、中央図書館学生ア ルバイトのそれぞれの代表者が活動報告をし ます。

2.学修サポートデスクについて   -開設からを振り返って-

 学修サポートデスクは 2017年 5月 11日の開 設から早くも一年と少しの時間が経ちました。

ACADEMIC THEATER(アカデミックシア ター)の ACT の一つで活動している学修サ ポートデスクでは、文系・理系各専攻の大学 院生が TA として常駐し、学部生を中心とし た相談者にレポートや卒業論文の書き方、資 料の探し方などを指導しています。開設当初 の 5月、6月は TA も手探りの状態で試行錯誤 していましたが、学生間の知名度が上がり利 用者も増加し始めた 7 月ごろからはより安定 した指導が行えるようになりました。初年度 は 7人だった TA も 2018年度には 11人に増え、

中央図書館事務部収書・整理課 課長補佐 吉 田 真 由 美

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より多角的で専門化した指導が可能になった のではないかと考えています。ここでは、こ れまでの業務で印象に残ったものについてい くつか取り上げていきたいと思います。

(1)レポート・卒業論文の作成

 レポートの作成についての質問は学部の一 年生からのものが主でした。7月になり、最終 課題としてレポートが課される頃に質問する 方が特に多かったようです。私自身が対応し た方や他の TA の話を総合すると、授業後に書 く普段のミニッツペーパーとは違いある程度 分量のある文章を書くことに慣れていない方 が質問に来ていたという印象があります。私 が過去に書いたレポートを例に出して、資料 の探し方や引用の仕方、自分の考えをまとめ てどのように書くかなどを指導しました。と りわけ資料の探し方や引用のルールは卒業論 文を書くにあたっても重要なことなので、時 間を割いてアドバイスするようにしています。

 一年生からの質問が「どうレポートを作成 したらいいのか」であったのに対して、1年生 以外から寄せられたレポートについての相談 は添削を求めるものがほとんどでした。具体 的には提出前に誤字脱字や文章の内容に矛盾 がないかなどのチェックをしていました。専 門分野について尋ねられて中身がわからない 場合のみ、該当する専攻の TA がいる曜日と 時間帯を紹介しましたが、それ以外は基本的 にブースにいる TA で対応しています。どの 学年にも一度相談された後にリピーターとし てまた訪れる方が一定数いるようです。初年 度はそのような方々の口コミや紹介などで利 用者が増加しているという印象を受けました。

 四年生から最も多かった相談は「卒業論文 を指導してほしい」というものです。四年生 ですので、アカデミックな文章を書くための 基本的なルールは理解している方がほとんど でした。ただ、レポートとは違い論文ですの で添削には時間がかかってしまい短くても 45 分程度、長い場合では 3 時間近く指導に時間 を費やしたケースもありました。幸い、隣の

ブースが空いていたこととその日は相談に来 られた方が少数だったこともあって他の相談 者とのトラブルはありませんでしたが、一人 当たりの相談時間の上限を設けることも検討 する必要があると感じています。

 ひとつ嬉しかったのは、3時間かけて卒論を 指導した方が、2018 年度の卒業式で学長賞を 受賞していたことです。TA の業務が目に見え て実を結んだようでもあって、たいへん励み になりました。リピーターの中には提出後に お礼を言いに来られる方も少なくないようで、

学修サポートがきちんと機能していることを 実感するとともによりいっそう業務に勤しも うと思えました。

(2)セミナーの実施

 10月には講義形式でのセミナーを行いまし た。私が担当したのは 20人ほどの学部生に向 けてレポートの書き方や資料の集め方をアド バイスするものでした。他にも、理系分野で の発表の仕方などそれぞれの TA の専門分野 を活かすセミナーが開催され、文系・理系と もに好評であったように感じています。

 セミナーはこれ以降、月に 2 回程度 TA の 持ち回りで開催されています。はじめは広い 教室で大画面を用いて開かれる講義形式のみ でしたが、次第に学修サポートが常駐してい る ACT にてディスカッション形式でも行われ るようになりました。少人数ではありますが、

その分講義形式よりも相談者の方との距離が 近いので、より詳細にどういった問題につい て聞きたいのかが伝わってきます。相談者の 方も質問しやすいようで、講義形式の時より もたくさん質問が出たように感じました。

 初年度に比べて TA の人数も増えたので今 年度からはセミナーの形式も講義形式、ディ スカッション形式に加えて、相談者の方の要 望に応じてブースで行う個別指導形式も採用 し、よりいっそう研究のサポートとなるよう に取り組んでいます。

 これからも、多くの人が集まるであろうレ ポートの書き方から、専攻分野の特色を活か

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した少人数向けのものまであらゆる形でセミ ナーを開催できたらと思います。

(3)まとめ

 学修サポートの TA により親しみをもって もらえるように LA(ラーニング・アドバイ ザー)という通称を用いることが 6月のミー ティングで決定しました。人員が増えた中で きちんと情報共有ができるだろうかと不安に 思った時期もありましたが、院生間のやりと りは初年度よりも活性化しています。今年度 からは月に一回の全体ミーティングも実施さ れていて、忌憚のない意見交換がなされてい ます。

 近大デザインラボに協力を求めポスターを 描いていただくことも決まりました。学修サ ポートの中でのみ完結するのではなく、司書 の方や先生方とも連携をとりながら、TA あら ため LA として学修サポートデスクをよりよ い学びの場にしていくよう取り組んでいきた いと思います。

(大学院総合文化研究科 日本文学専攻

         修士課程 2年 中山 心)

3.図書館ボランティアの黒板描き活動について  アカデミックシアターの書架には、黒板塗 装のスチールを設置しています。私たち図書 館ボランティアは、このスチールにそれぞれ の書架から本を 1 冊ずつ選び、その中で印象 に残ったフレーズや台詞を、チョークを使っ て文字や絵で表現します。それを目にした利 用者が、その書架の本に興味を持ち、実際に 手に取るよう誘導することが目的です。これ を黒板描き活動と言い、図書館ボランティア の主な活動の1つです。

 黒板描き活動は、定期的に時間を設けて黒 板を描くということはしません。黒板の作品 が掠れてきていたり、ある程度の期間展示さ れていたりと気付いたボランティアが、各自 空いている時間などを使って行う活動です。

そのため1人で活動することが多く、大きな 黒板に描いてあるデザインを黒板消しや軍手 で消して、1 からデザインを描くというのは大 変な活動ではあります。しかし、その分 1人 1 人の個性がよく現れる面白い活動でもあります。

 私は、図書館ボランティアの数ある活動の 中でも、特にこの黒板描き活動に力を入れて います。幼い頃から、デザインや読書が好き だったので、黒板描き活動をするために、ボ ランティアの募集が始まってすぐに応募をし たのを今でもよく覚えています。

 そんな私が黒板描き活動をするにあたって、

気を付けていることは、「黒板を見る利用者の 気持ちを忘れない」ことです。前述のように、

この活動は「利用者が本に興味を持ち、手に 取るよう誘導する」ことが目的なので、いか に興味を持たせることができる黒板を作れる かが鍵となります。そのため、私はその気持 ちを忘れないように、作り上げた黒板を作品 と呼ぶようにしています。今回は、これまで の作品のうち 2 点を用いて、どのようなポイ ントを重視して作ったのか説明します。

 まず、「クラゲの不思議」という本の紹介を した作品です。この書架は、正面玄関を入っ てすぐの場所にありましたので、遠くからで もクラゲについての本だとわかるように、ま

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た、近くから見るとクラゲの謎は沢山あると いうことがわかるように、大きなクラゲを描 き、その触手を引用文で作り上げるデザイン にしました。さらに、黒板の下部には、クイ ズのようにクラゲと読める漢字を並べること で、文系学生の興味を持たせるような工夫も しました。

 次に、「夏雪ランデブー」という恋愛漫画を 紹介した作品です。花屋を舞台にした、アル バイトの青年と未亡人の店長と幽霊の 3 人の 恋模様の切ない雰囲気を出せるよう、チョー クは白色だけで描き、シンプルなデザインに しました。また、この書架があるエリアは人 気が高く掠れるのが早いので、黒板の上部に 描き、利用者の服などに付かないように配慮 しました。

 このように黒板描き活動は、自分の創造 性を十分に発揮出来る楽しい活動なのです が、残念ながら故意か過失か作品を消されて しまうという事もあります。当初は悲しく悔 しかったのですが、今では消えていくのも黒 板だからこその味だと思い、新たな作品を作 る機会が出来たと捉えて楽しめるようになり ました。また、この活動を続けることで、多 くの方に名前を覚えていただき、新作を楽し みにしているとのお言葉を頂く機会も増えま した。しかし、私がこの黒板描き活動を出来 るのも残り1年と僅かです。よって、これか らは私が黒板描き活動を通じて感じた楽しみ、

やりがいを後輩達に伝えていきます。そして、

ボランティア全員でさらに本の楽しさを広め られるような活動に果敢に挑戦して、これか らもっとアカデミックシアターを盛り上げて いきます。

(経済学部国際経済学科 3年 大村 千景)

4.図書館の学生アルバイトについて

(1)図書館アルバイト

 近畿大学の中央図書館に学生のアルバイト がいることはご存知でしょうか。教職員の 方々ならいざ知らず、学生にはほとんど知ら れていないように感じます。私もこのアルバ イトのことを知ったのはたまたま偶然で、「近 畿大学の周辺でアルバイトできるところはな いだろうか」と検索をかけたのがきっかけで した。それまで大学内で学生がアルバイトで きるとは全く知らず、大学内で働くのも面白

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そうだと思い、この図書館アルバイトに応募 しました。最初は覚えることも多く辛い時期 もありましたが、職員の方々の温かいサポー ト、そしてなによりも個性豊かなアルバイト 仲間たちの支えもあり、今年でアルバイト 2 年目を迎えられています。

(2)企画選書の紹介

 図書館アルバイトの業務は多岐に渡ります。

覚えることが多くある一方、飽きずにできる というのがこのアルバイトの魅力の 1 つかも しれません。またその中には他のアルバイト ではあまり見かけないような業務もあります。

そのうちの 1 つが、月に 1度アルバイトによっ て行われている「企画選書」です。この「企 画選書」という業務は自分たちで考え、実行 するという形で常に行っているもので、月ご とにテーマを決めて、図書館の 3階の展示コー ナーにテーマに沿った本を陳列します。そう することで本を利用者の目に留まりやすくし、

本をたくさん借りてもらおうという狙いがあ ります。一連の流れとしましては、下の図の ようになっています。本は一人 15 冊から 20 冊程度の本を自分たちで決めたテーマに沿っ て選び、さらにその中から1冊選び、その本 を紹介する POP を作成します。書店にあるよ うな、店員が手作りで作ったようなものを想 像していただければわかりやすいかもしれま せん。さらに企画選書を宣伝するためのポス ターも担当の学生が作成し、掲示します。

 このように私たち学生アルバイトのみで

「企画選書」は行われています。また POP を 作るうえでの「こうしたら目に留まりやすい」

などの小技は代々アルバイトの先輩から後輩 へと受け継がれていっており、最初はどのよ うに作成すればいいかわからなかった学生も 回を重ねるごとにどんどんと上手になってい きます。私自身も毎月、今回はどのような意

匠を凝らした POP をアルバイトの仲間たちが 作るのかと楽しみにしています。

(文芸学部文学科 3年 木野 雅)

5.3者によるコラボレーションイベントの開催  アカデミックシアターは、「実学教育」「人 格の陶冶」という建学の精神の下、7万冊もの 多彩な書籍と、産業・医療・教育・芸術など あらゆる知をもって、知的好奇心を揺り動か す「知の劇場」として、知のイノベーション を起こすことを目指しています。

 このアカデミックシアターにおいて、まさ にオープン 1周年の 2018年 4月 6日、「知のイ ノベーション」をコンセプトに、学修サポー トデスクの TA、APRICOT CONCIERGE、中 央図書館学生アルバイトの 3 者が共同で、記 念イベントを開催しました。このイベント は、学生が作ったオリジナルソング「アカデ ミック・ソング」の生演奏に合わせて書道パ フォーマンスをするというものです。これは 本来、「音」と無縁である図書館でライヴパ フォーマンスを行うという、今までに無い実 験的取組を行うことで、観客である学生の知 的好奇心を刺激することを目的としています。

オリジナルソングの歌詞に繰り返し登場する

「知らないこと」「知りたいこと」ということ ばに象徴されるように、学生たちに新たな発 見をするとともにその知を深めるという「知 のどんでん返し」を体感してほしいとの願い が込められています。

 この企画の発案者は、APRICOT CONCIERGE の藤原くんです。彼は経営学部書道研究会

「神 墨 会」 に も 所 属 し て い ま す。APRICOT CONCIERGE の黒板描きやイベントの企画 開催に参加する中で、アカデミックシアター オープン 1 周年記念イベントの開催を思いつ きました。従来の図書館では出来ないことも 実現できる「知の劇場」であるアカデミック シアターで書道パフォーマンスをしたいとい う希望を聞き、軽音サークルに所属している 学修サポートデスクの TA 濱崎くんを引き合 わせたところ、2人はすぐに意気投合し、あっ

テーマを決める 本を選ぶ

1冊選び、

紹介用のPOPを 作成する

コーナー展示 に並べる

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と言う間に企画書を作成しました。イベント の企画書の提出締切は、通常はイベント開催 予定日の 2 ~ 3 ヶ月前ですが、今回企画書が 完成したのは開催 1 ヶ月前でした。2 人の企 画に賛同した学修サポートデスクのメンバー や APRICOT CONCIERGE の メ ン バ ― に 加 え、中央図書館の学生アルバイト OB でもあ る濱崎君の声掛けで中央図書館学生アルバイ トメンバーも加わりました。書道パフォーマ ンスの最中に流す曲は、通常録音したものを 流しますが、濱崎くんのアイデアで生演奏を することになりました。参加メンバーで話し 合い、4月 6日の昼休憩の 20分間に 2曲を演奏、

それに合わせて書道パフォーマンスをするこ とになりました。せっかくアカデミックシア ターでパフォーマンスをするのだから、近畿 大学とアカデミックシアターに関わる歌を書 きたい、歌いたい、演奏したいとのことから、

1曲目は学生から集めた歌詞に近藤夏子さんが 作詞作曲した「近大の唄」に決まりました。2 曲目は、参加メンバーで考えた歌詞に濱崎君 の曲を付け、このイベントのために作ったオ リジナルソング「アカデミック・ソング」に なりました。

 本番までに、ギター担当の学修サポートデス クの TA 濱 崎君、ボーカル担 当の APRICOT CONCIERGE 大村さんと中央図書館アルバイト 小森さん、書道パフォーマンス担当のAPRICOT CONCIERGE 藤原くんと西さんは何度も練習を 重ねました。この企画に準備の段階から本番当 日まで関わった運営スタッフは 30人にのぼりまし た。本番当日は、APRICOT CONCIERGE の 東野さんの司会でスタートし、貴重な昼休憩の 時間帯にもかかわらず約 70人の観客が集まり大 盛況となりました。

 なお、このイベントの様子は、この後、中 央図書館学生アルバイトの木野君が近畿大学 運営サイト Kindai Picks に投稿しましたので、

ご関心のある方はご覧ください。

6 . まとめ

 上記のとおり、人間のあらゆる知的好奇心 を揺り動かす「知の劇場」であるアカデミッ クシアターにおいて、ビブリオシアターと中 央図書館の運営に関わる学生たちが、自らの 発案で主体的に企画しパフォーマンスするこ とにより、「知のイノベーション」を起こし、

既成概念を潰す試みを行ったのです。これは、

学生の知をインスパイア(inspire)する場と してアカデミックシアターがその使命を果た している事例といえるでしょう。

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 我々はこれからも様々な企画を通じて本学 学生の知的好奇心を覚醒させるべく、運営に 携わっていきたいと考えています。その中 で、中央図書館に彼らの知的関心を向かわ せ、彼らの知を深めるよう誘導することを目 指します。具体的には、ビブリオシアターの DONDEN にあるコミックスから新書・文庫へ、

さらに NOAH33 の一般書へと、学生の関心を つないでいく「知のどんでん返し」を起こし、

そしてその先にある中央図書館の専門書との 出会いに導くというものです。大学図書館は 大学の知における中核的な存在であり、中央 図書館は図書館を利用するすべての人を「人 格の陶冶」につなげる「知の集積」です。

 ビブリオシアターの開設以来、我々図書館 職員は、ビブリオシアターと中央図書館のシ ナジー効果を目指してきました。今後も、上 記のようなイベントをはじめ、図書館職員と 学生たちで協力して、既成概念にとらわれな い様々な企画を通じて学生の知をインスパイ アしていきます。

参照

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