緑 西 直 言
緑西会のますますの繁栄を期待して
井上 馨
緑西会々員の皆様こんにちは、西宮回生病院 井上 馨でございます。
緑西会ができ、さらに会報誌が発刊された事は、兵 庫医大卒業生にとって非常に大きな支えとなるものと 思いました。そんな会報誌に執筆依頼を私に頂きまし たことは、たいへん有難いことと同時に文章が大変苦 手な私にとっては、「えらいことになってしまった。」 という気持ちが混ざり合って重大責任となっていまし たが、保科先生より「何でもいいですよ。」とお話し 頂き、難しいことを書かず、思うままに書いた方が後 に書かれる方が楽になると自分に言い聞かせて書くこ とにしました。
私が、西宮回生病院に着任致しましたのは、H 7年5月のことでした。ちょうど阪神・淡路大震 災の年で、谷口先生よりお誘いを頂きまして当院 に赴任致しました。勤務地が新しく変わるという ことは、知っている先生が唯一、谷口先生のみで 全く知らないところに行くということもあり不安 でしたが、来てみれば、周りの先生は殆どみんな 兵庫医大出身者であり、初めての私を大変温かく 迎えてくださり、1∼2日でもう5年以上いる様 な感じにさせて頂きました。
兵庫医大出身の先生方は気さくで明るく新しい 方に対しても、排他的ではなく親切にしてくれる という人が多いように思われ、それが人と人を繋 いでいく大きな役割を果たしていくと思います。 当時、周りにはまだ兵庫医大出身の開業の先生は、 そんなに多くなく、「先生もまわりは他の大学の先 生ばっかりでたいへんやな。」などの発言を頂い時 もありましたがそんな時も、近くに兵庫医大があ
(医療法人社団西宮回生病院院長・S59卒)
りその他多くの先生方のご支援もあり、「全然、大 丈夫です。」と返答していましたが、現在は、診察 依頼をお願い申し上げたとき、「僕も出身は兵庫医 大です。」とのお言葉を聞くことが増えてきており 嬉しさ、頼もしさがこみ上げる今日この頃です。 さて、当院についてお話をさせて頂きたいと思い ます。明治40年に開設され今年で110周年となります。 「火垂るの墓」でも登場しました旧病棟は、耐震性
の関係で建て替えとなりましたが、その当時小児科 外来には、私の趣味で診察室内にショーケースを 置いてその中にプラモデルを展示させてもらってい ました。中身は自分で作って塗装したガンダムプラ モデル60機以上、その他戦車等でした。診察に来ら れたお父さん、お母さんの反応は、驚かれ診察より プラモデルの話の方が長くなり、更にお子様が自分 と同じゲームを持っていたなら「ちょっと、ここの ところクリアしてくれへん」と頼んだりして友達感 覚の外来でしたが、平成28年10月より新築移転し病 児保育も開始され園長として地域のお父さん、お母 さんのお力になれればと考えております。小児リハ ビリテーションにも力を注ぎ貢献していきたいと思 います。また、病棟は回復期病棟を中心とし地域包 括ケア、一般病棟があり、さらに兵庫医大整形外科 より福井先生をはじめとする整形医にて整形外科セ ンター(人工関節、スポーツ整形、リハビリ)も設 置され、地域の人々の社会復帰へのお手伝いをして いきたいと考えておりますが、それには緑樹会、緑 西会の皆様ともより絆を強くし協力していくことが 重要で緑西会員が益々増えていくことを期待したい と思います。
緑西
LETTER
挨 拶
明和病院産婦人科部長
森 龍雄
(H7卒)みなさんこんにちは、明和病院 産婦人科部長の 森 龍雄です。
明和病院には前任の堀 理照部長の後を引き継ぎ、 平成28年4月から勤務しております。
昨今の医療界を取り巻く厳しい状況に影響を受け、 現在当院には産婦人科医師が2名しかおらず、勤務 状況もかなり厳しい状況が続いています。
ただその中でも手術、分娩、外来と忙しくも充実 した日々をすごしております。
私の専門分野は、骨盤臓器脱でいわゆる膀胱脱、 子宮脱を治療しております。(臓器脱には直腸脱も 含まれますが、当院では外科の先生に治療をお願い しております。)
骨盤臓器脱は、以前は子宮を全部摘出してしまう 膣式子宮全摘が主流でしたが最近になって子宮を取 らずに(体への負担の少ない)メッシュを用いて治
療するTVM(tension-free-vaginal-mesh)手術が行 われており、さらにメッシュを用いて腹腔鏡で骨盤 臓器を仙骨に固定する腹腔鏡下仙骨固定術という新 しい治療法も普及し始めております。骨盤臓器脱は これからの高齢化社会がさらにすすむにつれ患者数 も増えると考えられ、また高齢者の中でも元気な方 が増えられてQOLを大切にされる方も増えている と思いますのでこれからさらに発展していく分野と 考えております。
先ほども述べましたように現在当院では産婦人科 医が2名しかおらず、出来る手術や治療も限られて きますが、幸い兵庫医大が近くにあるという地の利 を生かして悪性疾患や不妊治療は兵庫医大にお願い して当院で対応可能な症例は受け入れていこうと思 います。
ただいつまでも2人でやっていくわけにもいかな いと思いますので大学に増員をお願いしたり公募も しておりますが、なかなかうまくいきません。将来 的には、何らかの決断をせざるを得ない日が来るの かもしれないと薄々感じております。
先生方の中でお心あたりの方がおられましたら是 非ご紹介をお願いいたします。
兵庫県立西宮病院 リウマチ科医長
関口 昌弘
(H12卒)緑西LETTERも今回で第3号になりました。創刊号で 大江与喜子会長が、第2号で田中恒雄院長がおっしゃっ
ていたように、この会報誌を通して兵庫医大の同窓生が 活発な情報交換を行い、絆を強め、西宮市の地域医療 連携がいっそう深まってきたことに、喜びと頼もしさを 感じております。
私は今年4月に、兵庫県立西宮病院に新設された『リ ウマチ科』の医長(科長)を拝命しました。卒業後ずっ と大学病院で臨床と研究を続けてきたため、当初は戸惑 いや緊張もありましたが「西宮市には緑西会がある」と いう事実に勇気づけられ、地域医療を担う一員としてス
患者さんの負担を軽減する医療体制を目指して
・映画研究会
谷 口 医 院
谷口 賢蔵
(S54卒・柔道部補欠)
人呼んで、ミスター“we love H.C.M.” 親子二代・兵庫医大卒!
しかしながら、地域医療の現場に出て、強く思ったこ とがあり、それは主に大学病院が担っていたリウマチや 膠原病の治療を、病状に応じて地域医療に戻す、すな わち病病連携・病診連携をしっかり構築すべきというこ とです。
現在、大学病院のリウマチ・膠原病科の外来診察は、 待ち時間が非常に長く、重症の患者さんにこれ以上ない 身体的負担を与えてしまっています。専門医や専門施設 を備えている病院が少ないため、病病連携や病診連携 が進まず、大学病院に軽症から重症まで、多くの患者さ んが集中してしまうからです。
この問題を解決するには、比較的軽症、あるいは病状 の安定している患者さんの治療は可能な限り地域基幹病
院で担う、という棲み分けが必要です。
当院のような地域の病院では、対応可能なケースは限 られています。しかし兵庫医大をはじめ他の医療機関や 関連機関との連携によって、その幅を大きく広げていく ことができるはずです。異なる組織が各々の能力を発揮 して治療にあたることに、地域医療の大きな可能性があ ると思っております。
当科は立ち上げたばかりのため、近隣の患者さん、先 生方への知名度が十分ではありません。もし、関節リウ マチの患者さん、膠原病の疑いのある患者さんの診断や 治療でお困りのときは、ご相談いただけましたら幸いです。 どうぞこれから、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い 申し上げます。
西宮市立中央病院泌尿器科部長
上田 康生
(H13卒)2016年7月から、西宮市立中央病院泌尿器科にて勤務して おります、上田康生と申します。この度2017年4月より、泌尿 器科部長を拝命致しました。部長就任におきまして、このよう な原稿執筆の機会を頂き心より感謝致します。自己紹介もか ねてご挨拶させて頂きます。
高校卒業後、数年のモラトリアム期間を経て、阪神大震災 の年である平成7年に兵庫医大に入学致しました。大学入学 後は、もっぱらサッカー部活動に明け暮れていました。最近の サッカー部こそとても強く、昨年は全医体優勝という偉業を成 し遂げましたが、我々のころは、丁度始まった関西医歯薬リー グ戦で2部スタート、翌年1部に昇格しましたが、 1部では中 ∼下位をウロウロしていました。
平成13年に大学を卒業し兵庫医大泌尿器科学教室に入局、 同期はおらず一人でしたが、その分多くの経験ができた2年 間でした。その後は大学病院と宝塚市立病院を行ったり来た
りとそれぞれに6年と7年勤務、昨年7月に西宮市立中央病院 へと異動してまいりました。現在までに泌尿器科全般の診療、 とりわけ悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術、大学勤務時代には腎 移植医療に携わってきました。
当院の泌尿器科は、昨年4月から1名増員され常勤医師3 名体制となっております。瀧内院長補佐・主任部長のもと、ナ ビゲーションガイド下腹腔鏡手術・前立腺生検などバーチャ ルリアリティの医療応用や、前立腺肥大症に対するホルミウム レーザーを用いた、より低侵襲で効率的な核出手術(HoLEP) などの最新医療に積極的に取り組んできた背景があります。 前立腺癌には以前から腹腔鏡手術を行っていましたが、来年 早々に手術支援ロボット∼Da Vinci∼の導入が予定されてお り、さらに充実した質の高い医療が提供できる環境となります。
当院は大学病院に近い公立病院でありながら、残念なこと に同門の先生が少ない施設です。今まで知った顔の中での勤 務が長かったため、戸惑うところもありました。それゆえに、 地域の同門の先生方とこのように関わることのできる、緑西会 の存在を心強く感じています。当院では、近い将来の県立病 院との合併・移転を目指した話し合いが続いています。このよ うな状況を鑑み、ますますこの地域を中心とした緑西会会員 の先生方との絆を大切にし、未来へとつなげていきたいと考え ています。まだまだ若輩者です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、 どうぞよろしくお願い致します。
部長就任のご挨拶
学生時代から「平井のおっちゃん」
と呼ばれています。
南甲子園 1-1-1
Tel:41-1456
ひらいクリニック
平井 康純
(H4卒・サッカー部)
心優しきリョクニシ小児科医
髙 井 小 児 科
髙井 徹
(H2卒・写真部)
緑西LETTER
発 行 日/平成29年9月1日 発 行 人/大江与喜子
代表世話人/吉岡 優
印 刷 所/株式会社小西印刷所
兵庫医科大学同窓会緑樹会
西宮支部・緑西会会員数
144
名(H29.8.1現在)
緑樹会の皆様、こんにちは!今年も、会則制定の6 月第3週土曜日・6月17日夕刻、酒蔵通り 瓦館にて、 第19回緑西会総会が開催されました。
まず開会に先立ち4月末に亡くなられた故熊野好 晃先生に黙祷を捧げました。
小生の開会挨拶に続き、西宮市医師会会長として も多忙な日々を送られる大江与喜子終身会長から、 歴史を重ね静かに成熟度を増す緑西会の風貌、公式 行事として格式を兼ね備え始めた総会、年2回の発 行を開始した会報誌リョクニシレターなどの活動紹 介、石蔵礼一緑樹会会長から緑樹会の現状と支部会 活動へのエール、続いて、中尾篤先生からは明朗会計 報告、緑西ゴルフ部主将、高田恵広先生から既に30名 超のエントリーとなった7月9日開催予定「第2回 緑西オープンゴルフ」の準備報告がなされました。続 いて、本誌号外頁登場、兵庫医大健康医学クリニック 院長に就任された末廣謙先生から緑西会、緑樹会会 員へ向け、同クリニックへの支援依頼があり、続いて 今回本誌にもご挨拶を頂いた関口昌弘先生は県立西 宮病院内科リウマチ科医長、上田康生先生は市立中 央病院泌尿器科部長、とそれぞれ中核公立病院の科 長就任に際しての挨拶と抱負が力強く述べられまし た。我々も、要職に就かれた先生方を全員でバックア ップしていきたいと考えております。
特別講演には、気鋭の循環器医・飯田修先生(H13
卒・写真①)が登場。先生は、大学 父兄会である後援会誌新年号へ 「兵庫医科大学を川向こうから 眺めて思うこと」の寄稿で、いつ 母校の役に立つ日が来ても良い ように力を蓄えている、とする 熱き想いを吐露、当日は「関西労 災病院における血管内治療現状 について」のタイトルで卒後、一貫して挑戦を続け、 エネルギー溢れる生活を過ごされる様子を伝えられ ました。大江会長から循環器科を選択する際に貴重 なアドバイスを受けたこと、2001年からの関西労災 病院での15年以上に及ぶキャリアの下、臨床/研究で 大切なことは、・成功体験、・臨床と研究の両立、・明 確なモチベーション、・助け合い、・関西労災から世 界を目指す心意気、との結論を得たことなどを丁寧 にお話し頂きました。最後に参加者全員で記念写真 撮影にて「We are proud of you.」のメッセージを飯 田先生に送り今後の益々の活躍を祈念しました。(写 真②)
懇親会は、ミスター“we love H.C.M”こと谷口賢 蔵先生(S54卒)の御発声の下、西宮市の条例どおり 日本酒乾杯でスタート。兵医のホンワカ空気が充満 する中、尽きることのない話題に花が咲き、素敵な夜 が更けていきました。
進化する支部会、緑西会では更なる充実を心掛け、 「先輩から後輩まで序列なし、ヒエラルキーではなく
サークル構造の愛校心!」をモットーにこれからも、 幅広く皆様との連帯・一体感を共有することを目標 にしております。来年も沢山のリョクニシの先生方 の参加をお待ちしています。
飯田修先生
全
員
で
記
念
写
真
撮
影
兵庫医科大学 健康医学クリニック 院長
末廣 謙
(S53卒)本年3月、兵庫医療大学を定年退職し、4月から兵 庫医科大学健康医学クリニックで院長を拝命しました 末廣 謙です。これまで兵庫医科大学またその関連 病院において専門とする臨床血液学、血栓止血学の診 療・研究に就き、最後の10年間は兵庫医療大学で開学 時より医療人育成に努めてまいりました。この度、予防 医学という私にとって新規の分野に転出することとなり ましたが、大江与喜子先生の御推挙もあり緑樹会西宮 支部へ所属させて頂くことを機に緑西レターへ寄稿す る機会を得、転出先にちなんで、予防医学のあるべき 姿について私見をまとめさせて頂きます。
兵庫医科大学では、これまでは治療困難とされた難 病や重度の病態に対しても、高度先進医療が展開され 疾患に対して最善の医療がおこなわれます。しかし健 康生活を考えるとき、疾患が発見されてから治療をほ どこすより、疾患に陥らないように予防することの方が はるかに重要であることはいうまでもありません。昨今、 社会的にも健康増進の重要性がようやく認知されるよ うになりました。
健康増進のためには健康診断で疾患の早期発見・早 期治療が最も重要だとよくいわれます。しかしこの考え 方は必ずしもこれからの予防医学における目標とはい えません。早期発見という時点ですでに何らかの病的 な状態が発生していることになり、これを回復させる治 療が必要になってきます。この時点で最新の医療・技 術はこれらの疾患を回復させるために必要であること はいうまでもありません。しかし究極の予防医学として
は、最先端医療の手段に頼ることなく、疾患発症の前 段階を把握し病気の発生自体を予防することの方がは るかに重要です。
全く健康ではないけれど病気には至っていない状態 を表現する日本古来の用語で「未病」があります。未 病はもともと中国語で、東洋医学の用語です。「未ダ病 ニアラズ」ということですが、「未ダ」には、今は病で はないけれどやがて病に陥るといった病気を予期して いる意味が含まれます。日本未病学会では、未病の定 義として、「未病とは検査結果の異常や自覚症状がなく、 検査結果が異常値に近い心や身体の状態、または自覚 症状というほどではないけれど気分がすぐれない心身 の状態」としています。予防医学・医療として病気の 前兆をとらえる、つまり未病の状態を確認することがで きれば理論的に病気の発生自体を予防することにつな がります。この未病マーカーの確立こそ究極の予防医 学ということができるでしょう。未病は病的状態に至っ ていないことを意味しますから、従来の疾患早期発見 のための健康診査や種々のマーカーでは把握すること は残念ながらできません。そこで注目されるのが未病 マーカーです。近年特に悪性腫瘍や認知症などに対す る個別予防医療が実用化されつつあります。兵庫医科 大学健康医学クリニックでもこれを念頭に新規の健診 事業を展開すべく体制の構築を模索しているところで す。
健康づくりの目標は平均寿命を延伸させることでは なく、健康寿命を延伸させることです。これは病的状 態にある期間を少しでも短くすることであり、医療者に 求められるのは全ての人が健やかに老い、天寿をまっ とうするように精進することです。このことから、治療 困難であった疾患に対する高度先進医療とともに、も う一つの柱として未病の把握を含めた予防医療の確立 はこれからの医学で究極の目標の両輪と考えられます。
予防医学はこれからの最先端医療
Tel:35-1530
ふじた内科クリニック
内科・循環器内科・消化器内科
藤田 雅史
(H5卒・スキー部) 趣味:ヨット、トライアスロン
“リョクニシの Prince”
西宮浜 4 丁目14-3
マリナヴィラ1階
若草町 1-8-10
Tel:42-3387
むとう耳鼻咽喉科クリニック
武藤 俊彦
(H8 卒・ラグビー部)
川崎医科大学消化器外科に赴任して
川崎医科大学 消化器外科
特任教授
藤原 由規
(S60卒)このたび、ご縁があり平成29年4月1日付で川 崎医科大学消化器外科、消化管外科の責任者(特任 教授)として赴任いたしました。緑西会の先生方に おかれましては、兵庫医科大学外科学教室在籍中 より多大なるご配慮をいただきありがとうござい ます。川崎医大消化器外科は、肝胆膵ご専門の上 野主任教授と私の2人で運営されています。スタッ フは11名で少ないですが、着任以降、学生、研修 医よりの消化器外科希望者が増加しており喜ばし い限りです。
さて、近年、高齢者社会を背景として癌患者さ んが増加し手術症例も増加の一途をたどっていま すが、高齢者消化管手術に対する安全性と根治性 が問題視される時代に入りました。近年、高齢者 を健康寿命という観点から、No Frailty(健康)、 Frailty(フレイル、虚弱)、Disability(要介護状態) の3つに分類されるようになり、がん治療の参考に しようという試みがなされています。Disabilityは 手術適応となりませんが、問題はフレイルに属する 高齢者です。治療方法によってはDisabilityとなる
し、逆に治療によってNo Frailtyにもどる可能性が あります。【欧米におけるフレイルの評価表】として、 1. 体重が減少 2. 歩行速度が低下 3. 握力が低 下 4. 疲れやすい 5. 身体の活動レベルが低下、 これら5つのうち、3つが当てはまるとフレイル とみなされます。このような患者さんをどのよう に治療するかが担当医の器量となり、長年の経験 が生かされます。今後、さらに増えることが予想 される高齢者の医療につき真剣に国も医師会も検 討する必要があるのではないでしょうか?
先日、兵庫医大の同窓会で講演を依頼されまし た。新任教授は、私と延山先生(国際医療福祉大 学 熱海病院教授)の2人でした。他大学の臨床 系の教授は初めてのようで、今回その2人が講演 をしたようです。しかしながら参加者が少なく20 人余りで寂しい講演会となりました。延山先生の ご講演は目をみはるものがあり、関東のほうでこ のような優秀な卒業生が活躍しているということ は誉れ高いことであります。
今後、兵庫医科大学の卒業生が学内外を問わず に活動し、最終的には母校のために働く機会が与 えられる時期が来ますよう祈願いたします。 最後になりましたが、緑西会の皆様のご健康と ご多幸をお祈りいたします。また、ゴルフコンペ 等でお会いできる日を楽しみしています。
在宅療養支援診療所
副院長 西岡 啓介
(H7 卒・アメリカンフットボール部) 「第 1 回緑西杯覇者・ツアー 1 勝」
之池町 27
Tel:74-4430
http://www.nishiokaiin.com
URL
西岡医院
医 療 法人社団
濱岡 守
(H16 卒・スキー部)