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2. Gale-white物理教育研究会の実施状況(VI. 経過,H.E. Whiteフィルム研究会記録)

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Academic year: 2021

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(1)

Physics Education Society of Japan

NII-Electronic Library Service Physios  Eduoation  Sooiety  of  Japan

VI

1

Gale

white

夏 期 研

究 会

  島

 過 去 数 年 来物理 教 育の問 題は, 他の自然科学の教育の 問 題の場 合 と 同 様に, 多 くの 科 学 者, 教 育 者の注 目を ひき, 盛ん に 研 究される ように なっ た

ア メ リ カで は

Ph)

Tsical

 

Science

 

Study

 Committee (PSSC >の研 究があ

英国で は

NuMeld

 

Foundation

の計 画が進 捗 して い

日本物理教育学 会で は 1961 年の夏PSSC を 推 進し た

2

人の学 者 Haber

Schaim

 Youtz 博 士を招 き 研 究会

を開 き

その後の 日本の物 理 教 育 全般に大 きな効 果 を も た らし た

PSSC の方法に対 する研究は いろ い ろ なグル

プ で な さ れ

等 学教 育と り入 れ られて い る と ころ が多い

 一

方米国で光学の研 究 者と し て

ま た物理教育者とし て著 名 な Harveア

E.

 White 教 授は フ ィ ル ム, テ レ ビジ

ョ ンに よ る物理教 育を研究され

実 施 されており

,1960

年のパ の第

回物理教育会議で講 演と実 写を さ れ

多 大の反 響 を 呼ん だ が, 私た ちもこれを研 究 すること が必 要と考え られて いた

 たまた ま 1962 年

6

月に Grant O

 Gale 教 授か ら金 原 寿 郎 先 生に

フル ブラ イ ト教授と し て 日本に来 朝 され るこ との可 能性につ き 照 会あ り

金 原 先生 か ら国際 基 督教大 学の ほうに, こ の こと

IC

つ き 照 会があっ た

けっ きょ く

Gale

教 授はパ ス タン に フ ル ブラ イ ト教授と し て 1年 間 い かれるこ と に なっ た

その後 Gale 教 授と ICU の Worth 教 授と の聞に

ス タンか らア メ リカ へ の帰 途日本に立ち寄ること が できる との話があっ た

そ れで いろい ろ と検討し た結 果

物 理 教 育 学 会の理事 会 で とりあ げて い た だき

本 年の夏の会になっ た ので あ る

 準 備 中 White 教 授ご自 身 も日本見物を か ねて会 期 中 短 期 間 来日される ご意 向があ り

また White 教 授の フ ィ ル ム を製 作 された David w

  Ridgway 氏 も 同来 日 さ れる ことになり

東 京

大 阪で講 演し て い た だくこ と が できたこと は何 よ り幸であっ た

 この ような会を 通 して他の国の いろいろな 物 理 教 育 法 に 接 し るこ とが で きた ことは私たちの助 けとなる ことは 多大であっ た が, そ ろ そ ろ日本でも 総 合 的 な 委 員 会が で きて, 日本の事 情に あ う物 理 教 育 法が研究される こ と が 望 まれる

2

Gale

white

理 教 育 研

究 会

実 施

  本

 

研究会は新築されたばかりの国 立 教 育会 館 (東京虎の 門 〉の 4階, 5階で行 な わ れた

 

付録資 料に ある ような日程で 7月 22 日 (水)より第 1部会 7 月 27 日 (月 )より第2 部会が 開かれ

両部 会 と も了 31 日 (金)ま で, 第 1部 会は 8 日間

第2 部 会は

5

日間に亙 り

連 日 の猛 暑にもめげず

多 数の参 加者 (参加者名簿 参 照 )が加わっ て開 か れ た

 

東 京は何十 年ぶ りの渇 水とい うの で都 内の ビル は冷 房 も十分行な え ない所が 多か っ た が

会 場は自 家 用 井 戸 水 があっ て

冷房も完全で快 適 な 研 究 会が行 なわ れ た

 第1部 会は前の記 録に あ る よ う に 1 本の フ ィ ル ム を映 写することに

そ れにつ い て の質 疑と

意 見交換

そ し て そ れ か ら発展し てフ nル ムを 用 い て行な う物理教 育の 方 法 論

長所

短所な ど あ ますとこ ろ な く討 議せ られ た

さ らに内 容 的 な 発 展から物理教育 全 体の問 題

るいは 個々 の物理教育教材の取扱い方につ い て の問題 にま で発 展して いる

これは映画 とい う教 育 媒 体の強味で

カ リ キ

ラム 案 や 実 験 法の発 表と異 な り, 生 徒 そ れ 自体に提 示する内容 (視覚的画 像と言 語に よ る説 明

両 者の コ ン ビ結 合 状態)が その ま ま 現 わ れ るの で あるか ら

討 論 も N工 工

Eleotronio  Library  

(2)

Physics Education Society of Japan

NII-Electronic Library Service Physios  Eduoation  Sooiety  of  Japan

経 極めて具 体 的 な 問 題か ら出発する こ と ができ, 皆 共 通の 具 体 的 イメ

ジを もっ て考え を交換 すること がで き非 常 に有 効であっ た と考えられ

 

PSSC コ

ス に つ いて検 討した時は

きび しく内 容 を 物理学の思想

考 え 方

見方に し ぼり徹 底し て生 徒に追 求させ

また高 校生 が 180時 間程 度で達 しうる最も効果

的 な成果を ね らう指 導 法 とか 教具

多 くの専門学者や教 師の協 力の成 果と いう点に 強 く感じ さぜ らる所があっ た が

White FiJm の場 合は老 練 枯淡な味のする物理 教 授の 醍 醐味を味わうような 感があっ た

そ し て現場の実体と い うもの が いつ も最 良の教師, 最 良の設 備, 能 力の高い

生 徒 ばで は

むしろ実 体 と しては, 専 門 教師の 過

63

不在

設 備 や環 境の劣 悪

理論的思考力の不 得 意 な 生 徒 とい う場 合の方が多い こと を考え る とき

物 理 教 材に何 を選 択 す るか, ど う提示する か

どこまで理 解 を 期 待 す るか

どの ような物理の活 用力を 養 うかな ど につ いて

そ れぞ れ違 っ た解 答 が 得 られる の で はない か と い う認 識 を

多 くの参 加 者が もった こと は収獲である と思 う

現 在日本で は

相当 な知 識人 が

臆 面 も な く

科学は で ある

まして物理は私は学 生 時 代 嫌い であっ た と公 言 し, 恥か しくない ような空気を 醸成してい る

これ は 主 と し て その責 任が

高 校 峙 代の理教育にるので はな いか と考える とき

White F王lm の示 した 物 理教育に対 する考 え方は大 きな 意味をもっ て い ると 思 う

N工 工

Eleotronio  Library  

参照

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