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接続助詞「けど」による言いさし表現について(平成十四年度卒業論文要旨集)

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Academic year: 2021

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(1)Title. 接続助詞「けど」による言いさし表現について(平成十四年度卒業論文要 旨集). Author(s). 村上, 翠. Citation. 札幌国語研究, 8: 71-71. Issue Date. 2003. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/2663. Rights. 本文ファイルはNIIから提供されたものである。. Hokkaido University of Education.

(2) 九四二八. 村上. 接続助詞﹁けど﹂による言いさし表現について. 日本語学研究室 本研究では発話レベル及び談話レベルの二つの観点に基づ. 翠. き、接続助詞﹁けど﹂が本来持っている用法の派生として、﹁け ど﹂単独の言いさしと﹁けど+終助詞﹂の言いさしの機能を、 実際の談話の用例の分析を通して明らかにした。 本来の用法の﹁対比用法﹂と﹁前置き用法﹂から派生した言 いさしの機能は、後件を聞き手に想定させることで発話意図を 達成する、聞き手への働きかけの機能である。特に﹁対比用法﹂ からの派生では取りたて助詞を用いて前件とは逆の想定をさ せ、﹁前置き用法﹂からの派生では前件で前置き的に状況や願 望を述べて情報要求や行為要求が行われる。さらに﹁終助詞的 機能﹂として発話をやわらげ情報提示の仕方を調節する機能を 認めた。聞き手への働きかけは小さく、表現上の断定を避ける 機能である。談話レベルでのみ現れる機能としては、行為達成 のための情報提示と先行発話の補足説明・補正があることを示 した。 ﹁けどな﹂﹁けどね﹂の機能は﹁けど﹂単独で言いさした場合 の機能に、終助詞﹁な﹂﹁ね﹂の機能が付加されたもので、発話 の﹁ね. ︵さ︶﹂がついた場合には、聞き手が何らかの. のやわらげなどの効果を強めていることを示した。また、﹁間 投用法﹂. 反応を示せばすぐに情報提示を行うことができるので、話し手 が談話展開をコントロールすることができることも述べた。.

(3)

参照

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