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中華料理の調理

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Academic year: 2021

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家庭科 調理 学習指導案

1 単元名 3章 調理の種類と献立 4節 中華料理の調理 2 単元の設定理由 ○単元観 近年、共働き世帯の増加が進んでおり、家事労働に当てられる時間はとても少ない。時間短縮のために食の 外部化に頼ることは可能だが、金銭面や健康面のことを考えると、自分で献立を立て、食材を選択し、調理す る技術が必要となってくる。そこで、能率的・合理的に調理する力、すなわち段取りよく調理する力を身に付 けさせる必要がある。本単元では、調理実習をする前に、調理の理論と基礎的技術をきちんと習得し、それら を踏まえて、調理の手順について考え、調理実習の際に段取りよく調理することができるようになることをね らっている。さらに、調理実習に限らず、その他の学校生活や家庭生活でも、物事を順序立てて考えることが できる力に繋がることもねらっている。 ○生徒観 対象クラスのフードコース選択者は、女子〇名の生徒が在籍している。調理への興味・関心が高く、授業中 の態度も良好で、課題にも真剣に取り組んでいる。1年次には調理の理論と基礎的技術を習得しているが、そ れらを踏まえて、能率的・合理的に調理ができる生徒は少ない。また、2年次の調理実習の生徒の反省の中に、 「段取りが悪くてスムーズに作業が出来なかった」という意見があったため、次時の調理実習では、あらかじ め教師が調理の手順を生徒に示して実施した。すると、「優先順位がわかるだけでこんなにスラスラと作業が 出来ることがわかった」という意見が出てきた。実習前に調理の手順を考えておくことで、段取りよく調理で きることを生徒は理解している。現在は、調理実習毎にあらかじめ調理の手順を考えさせるという活動を行っ ており、生徒からは、「以前よりもどのタイミングで何をしたら良いか分かるようになった」、「調理の手順を考 えるのは難しいけど、いつもより早く調理ができた」、「調理の手順を考えることでレシピも頭に入る」という 意見が出ている。さらに、班で考えた調理の手順を全体で共有したことによって、「他の班の調理の手順を聞い て、こういうやり方もあるのだなと思う案が沢山あったので良い勉強になった」という意見もあった。 ○指導観 本単元の指導にあたっては、実習内容に関わる調理の理論と基礎的技術をきちんと習得させ、それらを踏ま えて、調理の手順について考えさせ、調理実習の際に段取りよく調理することができるようになることをねら っている。文部科学省が発表した、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会(第4期第10回)議事 録では、近年の家庭科の課題として、授業で学んだ事柄が実生活に生かされていないということが報告されて いる。このような課題が挙げられたのは、授業での学びが受動的であり、授業内容の習得に至っていないとい うことが、原因の一つではないかと考えた。すなわち、本単元の指導にあたり留意する点は、調理の理論と基 礎的技術を再確認するとともに理解を促し、能動的な学びや、調理の段取り力の十分な習得に繋げるためにも、 生徒自らに調理の手順を考えさせる活動を設定するということである。具体的には、生徒が主体的・協働的に 活動できるように、生徒自身に役割を見つけさせるとともに、グループで意見交流をさせ、お互いに質疑応答 させる活動を取り入れる。 3 単元指導目標(到達目標) ・食品の調理上の性質、加熱操作、非加熱操作、調味の方法などの調理理論について理解させる。【知識・理解】 ・加熱操作、非加熱操作、調味などの基礎的技術を習得させる。【技能】 ・調理の理論と基礎的技術を踏まえて、調理の手順を考えさせ、能率的・合理的に調理をさせる。【思考・判断・表現】 ・生徒自身に役割を見つけさせ、責任を持って行動させる。【関心・意欲・態度】

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4 指導計画 第1次 第9回調理実習について調理理論と基礎的技術を身に付けさせる・・・1時間 第2次 第9回調理実習について調理の手順を考えさせる・・・・・・・・・・2時間(2/2本時) 第3次 第9回調理実習にて段取りよく調理をさせる・・・・・・・・・・・・2時間 5 本時 (1) 本時の指導目標(到達目標) ・実習内容に関わる調理の理論と基礎的技術を再確認し、なぜこの手順で調理を行うかを理論とともに考 え、他者に説明することができる。【知識・理解】 ・各班の発表内容の相違点に気付き、よりよい調理の手順を考えることができる。【思考・判断・表現】 (2)本時の手立て ・相互評価シートを活用した、生徒同士で評価し合う発表の場を設定する。発表の内容の中には、理解を 深めるための質疑応答の場も設定する。 ・各班の発表内容を比較・検討する場を設定する。 (3)本時の授業仮説 調理の手順の発表、質疑応答、比較・検討をすることで、実習内容に関わる調理の理論と基礎的技術を 深く理解し、よりよい調理の手順を考えることができる生徒が育つであろう。 (4)教 材 教師 ①調理実習レシピプリント 生徒 ①調理実習レシピプリント ②調理実習事前説明プリント ②調理実習事前説明プリント ③手順プリント ③手順プリント ④相互評価シート ④相互評価シート ⑤自己評価シート ⑤自己評価シート ⑥目標を記入した模造紙 ⑦本時の流れを記入した模造紙 ⑧書画カメラ ⑨スクリーン

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(5)学習の展開(本時) 学習内容・活動 教師の支援 指導上の留意点 教材 時間 配当 学習 形態 評価 導 入 ○ 学習 のねら いや 進め 方をつかむ。 ○ 評価 の方法 につ いて 理解する。 ○本時の目標を確認する。 ○本時の学習の見通しを持たせる ために、行う作業についての説明 を行う。 ○評価シートを配布し、相互評価 と自己評価をすることを伝える。 ⑥ ⑦ ④ ⑤ 5 分 一斉 展 開 1 ○ 発表 時の役 割の 確認 をする。 ○発表班は、理由を含め て 調理 の手順 につ いて 説明し、質問に答える。 聴く生徒は、発表班の評 価をする。 ( 2分 間の説 明+ 1分 間の質疑応答)×6班 ○前時で決定した発表時の役割の 確認をさせる。 ○発表班は、調理室の制約(コンロ の数や調理台スペース等)と、調理 理論を十分に考慮するように声か けをする。 ○発表班は、声の大きさや速さも 意識し、発表するように声かけを する。 ○聴く生徒は、発表班の方を見て 傾聴し、お互いに理解を深めるた めに積極的に質問をするよう声か けをする。 ③ ④ ⑧ ⑨ 20 分 一斉 実 習 内 容 に 関 わ る 調 理 の 理 論 と 基 礎 的 技 術 を 再 確認し、なぜこの 手 順 で 調 理 を 行 う か を 理 論 と と もに考え、他者に 説 明 す る こ と が できる。【知識・理 解】 展 開 2 ○ 各班 の発表 内容 を比 較する。 ○相違点を検討する。 ○ より よい調 理の 手順 を考える。 ○各班の発表を比較し、相違点が あることに気付かせる。 ○相違点の要因全てが適切である 場合、調理の手順には何通りかの 方法があるということを伝え、そ の方法の選択は調理する環境によ っ て 変 わ る と い う こ と を 押 さ え る。 ○相違点の要因に、調理の特性を 考慮していない等の不適切なもの がある場合、前時の復習をし、適切 なものに修正する。 ○各班の発表を聴いて、よりよい 調 理 の 手 順 に で き な い か 検 討 さ せ、修正させる。 ③ ① ② ③ 10 分 10 分 一斉 グル ープ 各 班 の 発 表 内 容 の 相 違 点 に 気 付 き、よりよい調理 の 手 順 を 考 え る こ と が で き る 。 【思考・判断・表 現】 ま と め ○ 本時 の学習 を振 り返 り、次時の確認をする。 ○評価シートに自己評価させる。 ○次時の実習までに、調理の手順 の 再 確 認 を す る よ う 声 か け を す る。 ④ 5 分 一斉

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(6)板書計画 生徒の手順プリントを 投影するスクリーン 【目標】 ①実習内容に関わる調理の理論と基礎的技術を再確認し、なぜこの手順で 調理を行うかを理論とともに考え、他者に説明することができる。 ②各班の発表内容の相違点に気付き、 よりよい調理の手順を考えることができる。 【本時の流れ】 ①理由を含めて調理の手順を説明し、質問に答える。 (2分間の説明+1分間の質疑応答)×6班 ※発表を聴く人は、発表班の評価をする。(相互評価) ②他の班の発表内容を踏まえて、よりよい調理の手順を再び考える。 ③自己評価

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