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食品中リグナンの摂取と機能

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Academic year: 2021

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(1)

食品中リグナンの摂取と機能

誌名

農業および園芸 = Agriculture and horticulture

ISSN

03695247

著者

畑, 直樹

岡澤, 敦司

小林, 昭雄

巻/号

83巻6号

掲載ページ

p. 649-656

発行年月

2008年6月

農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波事務所

(2)

6

4

9

食 品 中 リ グ ナ ン の 摂 取 と 機 能

ーリグナン研究の最新動向一

畑 直 樹 * ・ 岡 津 敦 司 * ・ 小 林 昭 雄 *

〔キーワード)

:植物エストロゲン

(

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ピノレジノール

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ラリシレジノール

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, セ コ イ ソ ラ リ シ レ ジ ノ ー ル

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) マ タ イ レ ジ ノ ー ル

(

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1

.

は じ め に

リグナンは,

C6-C3単位を 1単位とする

量体で

かつ,少なくとも,それぞれの C8位同士が必ず結

合 (

C8-C8' 結合)している植物由来の化

学物質の

総称である.具体的には,図

1

に示すとおり,ベン

ゼン環 (

C

6

) から伸びるプロパン鎖 (

C

3

) の中央

の炭素 (

C

8

) 同士が結合した炭素数 1

8の構造を基

本骨格としている.

C6-C3単位を 1単位とする

体のうち,

C8-C8' 以外のモノマ一同士の結合様式

を有するものはネオリグナン,リグナンよりも基本

骨格の炭素数が

1

つ少なし、(炭素数

1

7

)ものはノル

リグナンとよばれる(梅津

200

1

) .

わが国におけるリグナンの研究は,薬用植物を用

いた生薬学的研究や,林木における心材形成と関連

した研究を中心に行われてきた.このような背景か

らか,穀類,野菜,果物といった日常摂取する作物

については,ゴ、マのセサミン類を除けば,ほとんど

研究がなされておらず,リグナンについての関心は

般的には低い.

方,欧米においては,リグナン

の抗がん作用をはじめとする種々の有用性を背景

に,食品中のリグナンに対する関心が高く,研究例

も多い.

本稿では,食品中のリグナンに関する研究の動向

について植物エストロゲンの話題を中心に,近年の

トピ

ックスを紹介する.

2

.

リ グ ナ ン の 代 謝 経 路

植物の生成するリグナンには,コニフェリルアル

コール,イソオイゲノールおよびカフェー酸に由来

-大阪大学大学院工学研究科

(

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3 図l

リグナンの基本骨格

する

3

タ イ プ の も の が 存 在 す る

(

S

u

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u

k

i

and

Umezawa

2007

,梅津

2005)

.多くのリグナ

ンはコ

ニフェリルアルコールに由来すると考えられ,その

生合成研究が最も進展している.

リグナ

ン生合成経路の最上

部に位置するピノレ

ジノールは,

2分子のコニフェリルアルコールの重

合により生成される(図

2)

.

ピノレジノールは,

その後,ラリシレジノール,セコイソラリシレジ

ノール,マタイレジノールの順に代謝されることが

明らかとな

っている.コ

ニフェリルアルコールから

マタイレジノールへの代謝はさまざまな植物種で

示されており,リグナン生合成の一般的な経路であ

るとみられる

(U

mezawa

2003)

.マタイレジノー

ル以降は,アルクチゲ

、ニン

に代謝される経路や,抗

腫蕩活性を有することで知られるポドフイロトキ

シンへと代謝される経路などが存在する

(

S

u

z

u

k

i

and

Umezawa

2007

,梅津

200

5

).ピノレジノール,

ラリシレジノーノレ,セコイソラリシレジノーノレから

分 岐 す る リ グ ナ ン 生 合 成 経 路 も 推 定 さ れ て お り

(

S

u

z

u

k

i

and Umezawa

2007)

,ゴ

マに含まれるセ

サミンは,ピノレ

ジノールが

,ピ

リトール,セサ

ミンの順に代謝されて生成される

(

Davinand Lewis

2

00

3

Onoら

2006)

.

セコイソラリ

シレジノ

ーノレ,マタイレ

ジノー

ルは,

0369-5247/08/干500/1論文/JCLS

(3)

(2008

年) 第6号 第

83

巻 農業および園芸

6

5

0

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OH

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4-OCH3

HO

OCH

3

HO

マタイレジノール

セコイソラリシレジノーノレ

ラリシレジノーノレ

ヒ・ノレジノール

- ・ ・ ・

+

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HO

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J 1

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エンテロラクト

エンテロジオール

植物エストロゲン(女性ホルモン様物質)

コニフェリノレア/レコーノレ

(X2)

植物中の代謝

腸内細菌による代謝(中間体なし)

腸内細菌による代謝(中間体あり)

+ ι

リグナンの

要代謝経路

ら示されている.エンテロラクトンの尿中への排池

量も,女性ホルモン依存性疾患,とくに乳がん発症

の危険性と逆相関関係にあり,アメリカ国立がん研

究所は,これらの化合物を抗がん剤に指定している

.

わが国では,植物エストロゲンとしては,マメ類の

イソフラボンへの関心が高く,広く知られていると

ころであるが,種々食品中のリグナンについても,

植物エストロゲンの観点から今

度関心を払う必

要があるように感じられる.

ン 含 量

上述のように,ピノレジノールとラリシレジノー

ルがエンテロジオールやエンテロラクトンへと代

謝されることが明らかとなる (

H

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i

nonen

ら 2

0

01

)

までは,食品中のリグナン含量の評価対象はセコイ

ソラリシレジノールとマタイレジノールの 2種が中

心とな

って

いた.植物エストログ

ンの前駆体という

観点からすれば,ピノレジノーノレとラリシレジノー

ルについても改めて

価する必要がある.この点

M

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ら (

2

0

0

5

a

) が,オランダで市販されてい

食 品 中 の リ グ ナ

3

腸 内 細 菌 に よ り , 晴 乳 動 物 リ グ ナ ン (

mammalian

l

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g

n

a

n

)

ともよばれるエンテロジオーノレ,エンテロ

ラクトンへと代謝されることが以前より知られて

いる(Axe

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1

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1

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8

5

)

(

図 2

) .

最近になって,

Heinonenら (

2

0

01)が,数種リグナ

,と

くにピノレジノー/レとラリシレジノールも同

様に,エンテロジオーノレ,エンテロラクトンへと代

謝されることを示した.ピノレジノールジグ、ルコシ

ド,セコイソラリシレジノーノレジグノレコシドのよう

な配糖体 (

OH

基がグルコースと結合したグノレコシ

ド)は,腸内細菌により,アグリコンへと変換され

た後に,し、くつかの中間体を経て,エンテロジオー

ル , エ ン テ ロ ラ ク ト ン へ と 代 謝 さ れ る (Gao

and

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2

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0

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)

.

エンテロジオール,エンテロラクトンは,植物由

来の女性ホルモン様の物質,すなわち植物(性)エ

ストロゲン (

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s

t

r

o

g

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n

)の Iつであり,弱し、ェ

ストロゲンおよび抗エストログン作用を示す(服部

2

0

0

6

)

.植物エストロゲンは,乳がん,冠動脈疾患,

腸がんに穫る危険率を低めることが疫学的調査か

図 2

(4)

6

5

1

畑他:食品中リグナンの摂取と機能

食品中のリグナン含量(1)

リグナン含量(μg!100gFW)

LARI SECO MATA

表1 4種合計 301

129 39

348 891 94 10 553 481 0 0 0 294,210 66 53 53 0 3

041 9,470 671 41 10 PINO 3,324 29,331 167 0 0 備考 食品名 油糧種子・堅果 アマ ゴ7 ヒマワリ ラッカセイ ケシ 野菜

Br

llS

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8

属 カーリーケール ブロツコリー キャベツ メキャベツ ムラサキキャベツ カリフラワー

A

l

l

iUI11属 ニンニク リーキ タマネギ その他 サヤインゲン ピーマン 629 12,474 6

744 320 301 121 83 18 104 764 343 210 210 27 40 7 15

︽ hunudA9η4nunUAU 弓 t q L I l -nUAUnununUηJun u n U 133 11,845 6

163 13 16 15 17 0

9

ヴ t q υ 守 t tinuqdnU 凋 笠 1 4 胃 i1iηJ 496 220 185 122 111 73 38 11 79 250 120 63 140 18 28 7 7

383 377 172 163 33 28 7 9 497 210 129 38 9 7 0 5 カシューナッツ 般物製品 パン アマ種子全粒 多種穀物 ライムギ(黒) ライムギ(白) コムギ(全粒) コムギ(精製) コムギ(精白) カラント/レーズン その他 ムースリ(グラノーラ)lordans AlbertHeijn Edah ホールミール 製 粉 玄米飯 白米飯 白・ゆで状態 コムギ イネ 2

321 1,325 787 747 276 185 内 4 ハU A H VAUAUnu l

9

8

8

4

9

4

? i q d q d 599 972 212 493 178 124 1

691 315 568 220 90 58 マカロニ 536 78 36 nununU ハU n H u n x u EUqdtA 286 37 19 200 3 0 つ -u q L q o 'inyqL 可 toooooOA 官 'icUGUt-ゥ tqdnu 弓 t 弓 4 1 a 勾 4 1AOOGUFD 必 uzqdqdηdq4titi η , “ 官 i ' i ' E A'i nun u nununununununununununUAununununu 一 Q J 7

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4 4 Z A U 4 nun 白 QJRυ'inU η 4 n V 1 よ 1 よ 1 4 1 4 nuA 宝 氏 u n υ A 仏 zaunyηLaUFbA 宝 Q u q d R υ ヮ “ n 4 q d n υ

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0

6

6

6

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1

1

2

1

qL1ょtA A 時 五 1A1A03 弓 t ワ 白 1AA 官 F b n ヨ nunuqdA せ nununυnu q L 1 ム q J T i 1 4 η 4 n 4 部改変. 冷 凍 ピン詰め ビン詰め ゆで状態 ピン詰め 緑 赤 ニンジン ズッキーニ ホウレンソウ キュウリ トマト チコリー エンダイブ エンドウ ジャガイモ 黒インゲンマメ レタス 結球レタス スイートコーン テープツレビート マッシュノレーム 出典Milder

2005aをもとに作成,

(5)

(2008

年) 第

6

号 第

83

巻 農業および園芸

6

5

2

食品中のリグナン含量

(2)

リグナン含量 (μg

/

1

0

0

g

FW)

LARl

SECO MATA 4

種 合 計

表 l 備 考 アンズ

イチゴ

モモ

セイヨウナシ

ネクタリン

P

レープフルーツ

オウトウ

キウイフノレーツ

セイヨウスモモ

マンダリンオレンジ

オリーブ

nuA2qdqdnu ワ&マ aQd

1AnUFbQU1Anu 勺 白 山 υ1Anv pbqdnynvQdFbA 官 ヮ “ QUQUQυA 吐 勺 t 弓 tnb 凋せつん a q ﹃ un4

i1A'i'i1A nUAUnUAUnUηLnunUAU'inUAun4nURuqophυAUAU -A F b 弓 t4Qunwd 内 b つ ゐ a a z q d ヴ t 氏 UFDFDATnv 弓 t n u n υ q d n J “ , i ' i n , “ , i ー F D づ tnUPD ・ -FD'A 巧 t A せ ヴ t n b p h u ヴ t a せ 内 LPDqa'i ハ U n u ' l o o p h d a ι z n u J a A τ ' i F h u q J A & a a τ F b n ノ “ ' BA'EA'E A

PINO

4 q G 氏 u a 宮 l F D o n υ 4 1 7 q d A 吐 η 4 0 4 p b A U 0 11tAQuq dqdA せ ハ U ヴ tηLqdtAη6η6 q d n L ' i 胃i ' i

ピンク

食品名

果物 黒 緑

ガリアタイプ

青 白 缶詰

オレンジ

メロン

ヨーロッノ

4

パイナップル

リンゴ

バナナ

植物性油および油脂

オリーブ油

2

4

8

1

0

6

3

9

0 0 AUnununvAU n u n H v η 4 n U A U q d A 官 p b 弓 tnunu

2

4

3

1

0

1

0 0 0

エキストラパージン

レギュラー

1

3

3

1

1

6

6

7

0

3

1

6

7

0

1

0

7

9

0

1

8

7

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5

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1

9

1

8

1

o

1

1

8

8

1

8

1

4

4

豆腐

6

1

6

1

1

8

0

1

4

0

ココア粉末

2

6

2

6

8

0

6

0

ブレーンチョコレート

2

3

2

0

0

0

4

4

ベイクドビーンズ

ピン詰め

9

2

1

8

0

3

7

P

I

NOピノレジノール,

LARlラリシレジノール, SECO:セコイソラリシレジノール, MATA:マタイレジ

ノール.

0

は検出限界以下の濃度であることを

示す.

出典:M

i

l

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r

2

0

0

5

a

をもとに作成,

部改変.

マーガリン

ダイズ油

ヒマワリ油

その他

ザワークラウト

トマトペースト

レーズン

リグナン 4種の合計で約 40mg

/

1

OOgFW

含まれ

ている.なお,ゴ、マには,セサミン類が多く含まれ

ており,リグナン一般としては,やはり合有量が高

い食品の一つである.近年,わが国で育種されたゴ

マの高リグナン含有品種‘ごまぞう'は,セサミン

を 8

.

0~10. 9mg/g 種子重 (800~

1

090mg

/

100gFW)

と多量に含有している(安本ら 2003) .

その他,特筆すべきものとしては,

B

r

a

s

s

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c

a

属野

菜にリグナンが多く含まれることがあげられる.含

有しているリグナンの大部分はピノレジノールと

ラリシレジノールであるが,両者がこれまで評価さ

れていなかったことから, Milder ら (

2

0

0

5

a

)

も予

多数の食品について,

4

種のリグナン(ピノレジ

ノール,ラリシレジノール,セコイソラリシレジ

ノール,マタイレジノーノレ)含量を精査しており,

本稿では同氏らの分析データを紹介したい.なお,

分析法の詳細については,

M

i

l

d

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rら (

2

0

0

4

)

も参照

されたい.

1に示すように,リグ、ナン含量はアマで‘最も高

リグナン 4種の合計で約 300mg

/

100gFW

含ま

れている.アマを用いたパン(アマ種子全粒,多種

穀物)も,他のパンに比べてリグナン含量が高く

なっている.

ア マ に 次 い で リ グ ナ ン 含 量 が 高 い の は ゴ マ で あ

(6)

畑他.食品中リグナンの摂取と機能

6

5

3

2

飲料品中のリグナン含量

飲料品名

備 考

リグナン含量 (μg

/

100mL)

P

I

N

O

LARI

SE

CO

MATA

4

種 合 計

アルコール

ワイン

南アフリカ産

6

.

3

1

5

.

9

6

1.

3

7

.

8

9

1.3

フランス産l

9

.

5

1

6

.

1

4

7

.

5

5

.

9

7

8

.

9

フランス産2

1

1.

9

8

.

6

4

1.7

6

.

9

6

9

.

1

フランス産

3

.

0

1

1.

9

7

.

6

3

.

0

2

5

.

5

ツ産

1.7

7

.

3

1

2

.

2

2

.

7

2

3

.

8

南アフリカ産

2

.

5

4

.

6

5

.

2

3

.

1

1

5

.

5

ラガ

G

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.

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1

8

.

5

ノンアルコール

茶 紅茶

セイロン

4

0

.

6

3

0

.4

5

.

0

1.1

7

7

.

1

ング

ッシュブ.レンド

3

3

.

6

3

0

.

8

5

.4 1.

4

7

1.

2

アーノレグレイ

2

7

.

0

2

8

.

9

6

.

2

1.

5

6

3

.

6

緑茶

レモン味

5

.

7

1

8

.

7

1

2

.

9

2

.

0

3

9

.

2

コーヒー

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1.

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3

1.

3

Kan

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1

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2

1

9

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6

Douw

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0

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.

7

ジュース

プドウ

3

.

7

6

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1

0

.

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3

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4

.

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0

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.

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2

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0

7

.4

9

.

9

9

.

7

1.

6

2

1.

2

オレンジ

レギュラー

7

.

5

7

.

0

2

.

7

1

7

.

2

果肉入り

6

.

6

7

.4

2

.

7

1

6

.

6

グレープフル

ーツ

4

.

8

5

.

1

6

.

0

1

5

.

9

ピンク

3

.

3

5

.

0

6

.

7

1

5

.

0

その

豆乳

3

0

.

0

6

.

6

1.1

3

7

.

7

チョコレートミルク

セミスキムミノレク

1.

3

0

.

9

2

.

2

コーフ

PINO:

ピノレジノール,

LARI

:

フリシレジノーノレ

SECOセコイソフリシレジノーノレ,

MATA:

マタイレジノーノレ

0

は検出限界以下の濃度である

ことを示す

.

出典:M

i

l

d

e

r

ら2005aをもとに作成,

部改変.

想外に多かったと述べている.今後,

リグナンが

B

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s

i

c

a属野菜の機能性成分の

ーっと

して評価され

含有量に及ぼす栽培条件の検討や高含有量系統の

育種が進められるかもしれない

.

飲料品についてみると,赤ワイン,紅茶のリグナ

ン含量が

,比較的高い値で、あった(表 2

)

.

全体と

しては,セコイソラリシレ

ジノーノ

レとマタ

イレ

ジノ

ールよりも,ピノレ

ジノ

ーノレとラリ

ノー/レの含有量が高い傾向にあり,

M

i

l

d

e

r

(

2

0

0

5

a

)

は,セコイソラリシレジノーノレとマタイ

レジノーノレの

2

種に着目したこれまでの調査では,

食品中の植物エストロゲン前駆体としてのリグナ

ン含量

を過小評価していたと述べている.

4

.

食 品 由 来 リ ゲ ナ ン 摂 取

上述のデータを利用して,

Mild

e

r

ら (2005

b

)は

1997

1998

年の全国食物消費調査に基づき,オラン

ダにおける

4

穫のリグナン摂取量を調査している

.

調査対象は 19歳以上の成人 4,660人であり,平均

で 3g/(人

日)以上摂取する食品(果物は 19,飲料

は 10g) について調査している.それによると

日 当 た り の リ グ ナ ン 4 種 合 計 の 摂 取

量 は 4

3

-

-

.

.

.

.

77

,584

μ

g

,平均でし 241μgと算出された.平均値

1

,241μgに占める割合は,ラリシレ

ジノー

ルの 43%

(535μg)

が 最 も 高 く , ピ ノ レ

ジノ

ー ル が 32%

(403μg)

, セ コ イ ソ ラ リ シ レ

ジノー

ル が 24%

(292μg)

であり,マタイレジノールはわずかに 1%

(llμg)

であった

.

これは,

リグナ

ン摂

量 全

(7)

6

5

4

農業および園芸第 83巻 第 6

(2008

年) 表

3

リグナ

の摂取量に対する食品別の寄与率

利用者の

リグナン摂取量に対する寄与率(%)

割合(%)

PINO

LARl

SECO

MATA

4

飲料

1

0

0

.

0

4

0

.4

3

4

.

9

3

5

.

3

7

3

.

2

3

7

.

1

6

9

.4

2

8

.

1

1

9

.

1

6

.

3

4

2

.

1

1

9

.

2

コーヒー

8

9

.

1

1.

6

1

1.

4

2

3

.

3

1

3

.

7

1

1.

0

ーノレ(ラガー)

2

2

.

3

6

.

3

2

.

0

0

.

3

3

.

0

フルーツジュース

3

3

.

9

3

.

1

1.

4

1.

0

1.

8

ワイン(赤・白)

2

0

.4

0

.

6

0

.

7

4

.

2

1

7

.4 1.

6

野菜

9

3

.

5

2

6

.4

3

1.

3

8

.

9

2

.

7

2

4

.

2

B

r

a

s

s

I

c

a

属(キャベツ他)

3

4

.

8

2

2

.

1

1

8

.

2

2

.

1

2

.

7

1

5

.

5

サヤインゲン

1

5

.

0

0

.

7

5

.

0

1.

2

2

.

7

ニンジン

1

4

.

9

0

.

6

1.

2

2

.

5

1.

3

2

9

.

0

0

.

6

1.1

0

.

1

0

.

7

堅果・種子

3

4

.

6

6

.

8

4

.

0

4

1.

2

6

.4

1

3

.

7

アマ

0

.

6

0

.

3

0

.

2

3

9

.4 1.

8

9

.

5

2

.

9

6

.4 1.

6

3

.

7

2

.

8

パン

9

8

.

8

8

.

9

1

1.

2

5

.

2

7

.

3

9

.

0

コムギ

9

6

.

7

7

.

1

9

.

3

4

.

7

7

.

4

ライムギ

5

.

5

0

.

9

0

.4

0

.

1

2

.

7

0

.

5

カラント

/

レーズ‘ン

1

4

.

2

0

.

1

0

.

9

0

.

2

3

.

7

0

.

5

果物

7

5

.

3

7

.

9

7

.

8

2

.4

6

.4

6

.

6

セイヨウナ

8

.

3

0

.

7

2

.4

0

.

1

1.

3

オレンジ

5

.

7

2

.

1

0

.

9

0

.

1

1.1

イチゴ

1

6

.

0

0

.

9

1.

4

0

.

2

2

.

7

1.

0

モモ

/

タリン

3

.

7

1.

4

0

.4

0

.

3

0

.

7

マンダリ

オレン

1

6

.

8

0

.

5

1.

0

0

.

1

0

.

9

0

.

6

ケーキ・クッキー

7

7

.4

2

.

1

1.7 1.

2

2

.

7

1.7

ポテ

フライ・チップ

8

6

.4

2

.

9

0

.

8

1.

4

混合料理(ピザ,春巻など)

2

0

.

7

2

.

7

1.

4

0

.

5

1.

6

パン以外の般物製品

5

9

.

7

1.

8

1.

5

0

.

5

0

.

9

1.

4

スープ

3

8

.

1

0

.

7

1.1

0

.

8

0

.

9

合計

9

7

.

7

9

7

.

9

9

6

.

8

9

9

.

7

9

7

.

6

P

I

N

O:ヒ

ノール.

L

A

R

1

:フ

ノーノレ.SECO:セコイソフリシレ

ノール.MATA:マタイレ

ノール.

ナン4種合計の摂取量に対する

が0

.

5

%

以上の食品に

いて掲載.

出典:

M

i

l

d

e

r

2

0

0

5

b

をもとに作成,

部改変.

の 75%がピノレジノールとラリシレジノールに由

来することを意味する.

リグナン 4種合計の摂取量に対する寄与率は,飲

料品 (37.1%).野菜 (24.2%)

.堅果

種子(13.7%)

パン (9.0%).果物 (

6

.

6%)の順で

あった(表 3

).

い換えれば

リグナンの

要な供給源が上記の順

であることを示している

.

アマ,ゴマのリグナン含

量は他の食品よりもずっと高い(表 2

)

ものの,利

用者の割合がそれぞれ 0.6%.2.9%と少なく,食品

としての摂取も少量であると推察される.そのため,

堅果

種子と比較して,飲料品や野菜において寄与

率が高くなっていると考えられる.ピノレジノール,

ラリシレジノールでは,茶および

B

r

a

s

s

i

c

a

属野菜,

セコイソラリシレジノールでは,アマおよびコー

ヒー,マタイレジノールで

は茶が,それぞれ主要な

供給源となっている.

その他.

Mi

l

d

e

r

ら (2005b) は

リグナン摂取量

に男女別の

はないこと,年齢あるいは社会経済的

等級が高いほどリグナン摂取量が多いこと,非喫煙

者,菜食主義者でリグナン摂取量が多いこと.

BMI

(体重

/

身長

2

)

が低いほどリグナン摂取量が多いこ

とを示している.

5

.

食 品 中 の リ グ ナ ン 摂 取 効 果

上述のように,ピノレジノール,ラリシレジノー

ル,セコイソラリシレジノール,マタイレジノーノレ

は,腸内細菌により,植物エストロゲンであるエン

テロジオール,エンテロラクトンへと代謝される.

植物エストログンが弱いエストロゲンおよび抗エ

ストロゲン作用を示すことから,リグナンは,とく

に乳がん発症との関係において関心をもたれてき

.

S

a

a

r

i

n

e

n

(

2

0

0

7

)

は,これまでの研究で供試

(8)

畑他:食品中リグナンの摂取と機能

6

5

5

された

7

種類のリグナンのうち,エンテロラクトン

に代謝されるものだけが乳がんの発達抑制に効果

があったことから,リグナンの抗がん作用における

植物エストロゲン前駆体としての役割を示唆して

いる.

上記 4種のリグナン以外にも,エンテロジオーノレ

やエンテロラクトンへと代謝されるものがいくつ

か存在し,近年になって,ゴ、マに含まれるセサミン

がエンテロラクトンへと代謝されることが明らか

とな

ている(Li

u

2006

Pefialvo

2005)

.セ

サミンはアーモンドにも少量含まれることが報告

されており

(Smeds

2007a)

,食品中の植物エス

トロゲン前駆体として,少なくともゴ‘マならびに

アーモンドについては,セサミンも評価する必要が

あると考えられる.なお

,セサミ

ンの機能について

は研究例が多く,抗酸

化作用,抗

高血圧作用,自律

神経調節作用,アルコール代謝促進作用のほか,さ

まざまな効果が報告されている(木曽

2005).

リグナンは,抗がん作用に加えて,抗炎症作用,

抗菌作用,抗酸化作用,免疫抑制活性をもつことが

知られている

(Saleem

2005)

.抗炎症作用を有

するリグナンには,ピノレジノール,ラリシレジ

ノールとそれらの配糖体,抗酸化作用を有するリグ

ナンには,ピノレジノール,ピノレジノーノレ配糖体,

ラリシレジノーノレ,セコイソラリシレジノーノレ,マ

タイレ

ノール,免疫抑制活性を有するリグナンに

は,ピノレジノールが含まれている

.ま

,西部

(2002)

によれば,生薬であるタイワンテイカカズ

ラの茎部(絡石藤)

,レンギョウの果実(連麹)の

有効成分の

つがリグナンである.植物エス

トロゲ

ン前駆体としての効果に加えて,前者においては,

気管平滑筋弛緩作用

,Ca

2+

措抗作用 (

Ca

2+

の細胞内

への流入の遮断)

,活性酸素産生抑制作用,血小板

凝集抑制作用,発がんプロモーター抑制作用,後者

においては,サイトカインの一つである

TNF-α

産生抑制効果が認められている.

その他,分析疫学の観察研究

(observationalsωdy)

と介入研究(i

nterventionsωdy)

により,

リグナン

の摂取は,ホノレモンの濃度ならびに代謝への好影響

心臓血管疾息,骨粗しよう症,糖原病,腎臓疾患に

躍る危険度の低下に関係することが示唆されてい

(Lampe

2006)

.また,

リグナンの摂取は,

乳がんだけでなく,子宮頚がん,卵巣がん,甲状腺

がんの発症と逆相関の関係にあるとされる.

6

.

お わ り に

以上,近年の食品中のリグナンに関する研究の動

向について,植物エストロゲンの話題を中心にすえ

て概説した

.

上記のように,リグナンは,植物エス

トログン前駆体としての効果だけでなく,種々の有

用な効果を有することが報告されている.これらの

作用についても,リグナン含量の多い食品を中心に,

その機能性成分としての検討を要する

.

また最近,

Smeds

(2007b)

が,水道水,腐植水(湖水) ,

海水,下水処理排水,下水処理水原水に,植物エス

トログンのエンテロラクトンが存在し,そのような

エンテロラクトンを含有する水が植物の根から吸

収される結果,エンテロラクトンがさまざまな作物

中から検出されたことを報告している

.

今後,食品

中のリグナンについて,植物エストロゲンそのもの

についても,環境ホルモンという観点からも,分析

ならびに評価していく必要があるだろう.

引 用 文 献

Axelson

M.

J.Sjovall

B. E. Gustafsson回dK.D. R. Setchell 1982. Origin oflignansinmammals and identification of a precursor 合omplants. Nature298: 659-660. Borriello

S.P.

K. D. R.Setchell

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S.

T. Nurmi

K. Liukkonen

K. Poutanen

K. W討泊la

T. Deyama, S. Nishibe回dH.Adlercreutz2001.10vitro metabolism ofplantlignans:new prec町sorsof mammalian lignans enterolactone四denterodiol.Journalof Agricultural and Food Chemis町 49:3178-3186 木曽良信 2005 セサミンの抗酸化作用ー総説 fピタミン・パイ オファクターの新展開:健康と食J ビタミン 79・23-26. Lampe, J.W., C.Atkinson岨dM. A. J. Hullar2006. Assessing expos町etolignansand出e甘metabolitesin humans.Joumalof AOACInternational89: 1174-1181 Liu, Z., N. M. Saarinen and L. U.ηlOmpson 2006.Sesamin is one of 出em句orprecurso悶 ofmammalian lignansinsesameseed (Sesamum indicum)田 observedin vi甘O四d泊 目 白 羽leJo山 百al ofNutrition 136:906-912 Milder

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D. P. Venema

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(9)

6

5

6

農 業 お よ び 園 芸 第8 3巻 第6号 (2008年) Milder, J.E. J., .JC. W. Arts, B.v叩 dePU仕e,D. P. Venema and P. C. H. Hollman 2005a.Li伊 阻 ∞ntentsofDutch plantおods・a da阻baseincluding lariciresinol, pinoresinol, secoisolariciresinol andmatairesinol.British Joumal ofNutrition93: 393-402. Milder, .JE. J., E. J. M. Feskens, J.C. W. A巾, H. B. Bueno de Mesqui回, P. C. H. Hollman and D. Krornhout 2005b.Intake of the plant lignans secoisolariciresinol, matairesinol, laricires凹01, andpinoresinol in Dutch men and women. The Joumalof Nu甘ition135・1202-1207. 西部三省2002.生薬の基原と品質評価薬学雑誌 122:363-379. Ono, E., M. Nakai, Y. Fukui, N. Tomimori, M. Fukuchi-Mi四 回m, M. Saito, H.Sa阻ke,T.T:阻aka,M. Katsuta and T.Umezawa 2006.Formation of two methylenedioxy bridges by a Sesamum CYP81 Q proteinyielding a furofuran lignan, (+)-sesamin Procedings of出eNationalAcademy of Sciencesof出eUnited States ofAmerica103・10116-10121. Pedalvo, J.L., S. M. Heinonen, A. M. Aura and H.Adlercreutz 2005.Die回ryses町ninisconverted to enterolactone in humans. 百四JoumalofNutrition135: 1056-1062. Saarinen, N. M., A.W勘 九 M. Airio, A. Smeds and S. Makela 2007.Role ofdietary lignans in the reduction of breast cancerrisk. Molecular Nutrition and Food Research 51: 857-866 Saleem, M., H. J. Kim, M. S. Ali叩dY.S.Lee2005. An update on bioactive plant lignans.Natural Product Reports22: 696ー716. Smeds, A.,J. P. C. Eklund, R. E.Sj凸holm,S. M. Willぬr,S. Nishibe, T. Deyama叩dB. R. Holmbom 2007a.Quantification of a broad spec佐 山nof lign叩S 10 C相 同Is,oilseeds, 血dnuts. Joumal ofAgricultural and FoodChemis甘Y55・1337-1346. Smeds, A. J., S. M. Willfor, S. P. Pietarinen, P.Peltonen-Sainio四d M. H. T.Reunanen 2007b. Occurrence of“mammalian" lignans in plant and water sources.Planta 226: 639-646 Suzuk.i, S. and T. Umezawa 2007. Biosynthesis of lignansand norlignans.Joumal ofWood Science 53:273-284 梅津俊明 2001 リグナン及び関連フェニレノプロパノイドの生合 成.植物の生長調節 36:57-67. Umezawa, T. 2003. Diversity in lign叩 biosynthesis. Phytochemistry Reviews 2:371-390. 梅津俊明 2005 リグナン,リグニンおよびノノレリグナンの生合成 ーケイヒ酸モノリグノーノレ経路研究の最近の進歩 化学と 生物 43:461-467. 安本知子・勝団員澄・杉浦誠・奥山善直・本田裕・古明地通孝2003 高リグナン含有ごま新品種「ごまぞうJの育成 作物研究所 研究報告4・45-58.

本稿の英語タイトルー

Oietary intake of lignans 仕o m plant foods and their functional effects: The latest trend in research on lignans.

本誌印局I

J中 に , わ が 国 の 食 品 中 の リ グ ナ ン 含 量 を 測 定 し た 論 文(PenalvoJ.L.,

H.

Adlercreutz,

M

.

Uehara,

A

.

Ristimaki and S. Watanabe 2008. Lignan content of selected foods from Japan. J. Agric. Food Chem. 56:401-409. ) が 掲 載 さ れ た . 併 せ て 参 照 さ れ た い .

外 国 文 献 抄 録

作 物 栽 培 の 多 様 性 は リ ン 酸 欠 乏 土 壌 に お け る 根 掴 リ ン 酸 の 活 用 を 通 じ て

農 業 生 産 性 を 向 上 さ せ る こ と が で き る

Long, L., L. Shu-Min, S. J ian-Hao,

Z

.

Li -Li, B. Xing-Guo

Z

.

Hong-Gang and

Z

.

Fu-Suo 2007. Diversity enhances agricultural productivity via rhizosphere phosphorus facili tation on phosphorus-deficient soils. Proc.Natl.Acad. Sci.104: 11192-11196. これまで中国では, 1年生作物を単作栽培してきた耕作 地のうち2,800万 ha以上で, 2つもしくはそれ以上の作 物を同時に生育させる間作が行われている.間作は,イン ド,東南アジア,ラテンアメリカ,アフリカなど世界各地 の農業地帯でもよく行われているが,陸地のおよそ1/3 でリン酸が欠乏しており最適な作物生産をすることは難 しくなっている.とくに,熱帯地域に広がる酸性土壌地域 ではリン酸欠乏が著しく,そのため,作物の生産性も低く なっている.いくつかのポット試験でマメ類と穀類を間作 した場合,両作物ともに,リン酸欠乏の土壌で単作したと きよりもリン酸の吸収を著しく培加させることが報告さ れている圏場試験においても,ソラマメとトウモロコシ の間作によりリン酸吸収が同様に増加したことが報告さ れている しかしながら,ポット,圃場のいずれの試験に おいても,リン酸吸収の増加が,発根の程度や季節変化な どにより促進されたものなのか,それとも2種の作物根に よって生じる相互作用によるものなのかは明らかではな い.養分が限られた土壌環境において,そのようなリン酸 吸収の化学的可溶化は,季節的変化や発根程度の種内によ る違いに呼応していると考えられる.そこで本研究では, l作物を栽培したときよりも 2作物を栽培したときの方が リン酸の可溶化が大きく,リン酸が欠乏した土壌において 多収化するという新しいメカニズ‘ムを明らかにすること を目的とした. 4年間にわたって圃場試験をくり返した結果,低リン土 壌においては間作によりトウモロコシにおいて 43%,ソ 、 ラマメでは 26%の収量繕加がみられた.トウモロコシの 収量増加はソラマメとトウモロコシ地下部聞における相 互作用に関連していることがわかった.また,ソラマメと の間作によりトウモロコシの子実収量が著しく増加した. さらに,透過性,非透過性のルートバリアを用いたポット 試験を行った結果,トウモロコシの収量培加は,ソラマメ の根から放出される有機酸とプロトンを介して根圏が酸 性化し,それによりリン酸の可溶化が起こりリン酸の吸収 が促進されるためと考えられた.また,低リン酸土壊での 間作による収量唱は,とくに,厳しい乾燥土嬢条件下で有 用である可能性が示唆された.さらに,リン酸欠乏土壌に おける間作による多収は,植物根圏で作物間同士の相互作 用によりリン酸を可溶化することでかき集め,それにより その植物自身の生産性と他の植物の生産性を高めるとい う結果によるものと考えられた (日本大学大学院生物資源科学研究科作物学研究室 肥後昌男)

表 2 飲料品中のリグナン含量
表 3 リグナ ンの摂取量に対する食品別の寄与率

参照

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ても情報活用の実践力を育てていくことが求められているのである︒

The coefficient (h) of the linear function, which fitted the relationship between the maximum value of the amount of work and the number of sessions required to reach the

投与から間質性肺炎の発症までの期間は、一般的には、免疫反応の関与が

  BCI は脳から得られる情報を利用して,思考によりコ

り最:近欧米殊にアメリカを二心として発達した

 更二「ゲルトネル菌,「チフス菌ノ各「OH血 清」二就テ「チフス菌ノ喰作用ノ實験ヲ行ツタ

免疫チェックポイント阻害薬に分類される抗PD-L1抗 体であるアテゾリズマブとVEGF阻害薬のベバシズマ

飼料用米・WCS 用稲・SGS