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(1)

パワーポイント基礎講習

PowerPoint 2013 対応

1.この講習の目標

2.PowerPoint を始める前に

3.PowerPoint の基本操作

4.スライドの基本操作

5.プレゼンテーションの作成と編集

6.オブジェクトを挿入する

7.アニメーション設定の変更

8.スライドショーの画面切り替え効果設定

9.スライドショーの実行

10.資料の作成と印刷

(2)

1.

この講習の目標

PowerPoint を使って

ご自分の団体を紹介する

プレゼンテーションを作成出来る。

今回のプレゼンテーションテーマ(例) NPO法人の紹介 活動目的を知らせる 団体の名称、所在地など概要を知らせる 具体的な活動内容を紹介する。

【講習会の前半】

PowerPoint の基本操作を習得する

【講習会の後半】

教材を参考にして、ご自分の団体の

プレゼンテーションを作成しましょう。

(3)

2.

PowerPoint を始める前に

最初に考えること

(1) 目的を明確にする ・何の為にプレゼンテーションするのか? ・誰に向けて伝えるのか? ・何をアピール(訴求)するのか? (2) プレゼンテーションに必要な情報・素材を収集する ・写真 ・イラスト ・図表、グラフ ・動画、サウンド (3) 全体のアウトライン・構成を見通す ・思いつくキーワードを列挙する ・全体の流れに沿って整理する (4) プレゼンテーション作業の流れと 対応する PowerPoint の機能または項目 新しいプレゼンテーションの用意 テンプレートの利用 アウトライン機能 資料の見せ方 ⇒ 図表、グラフ 写真 動画 レイアウトの設定 表・図・写真・図形・SmartArt、グラフ デザインの設定 アニメーションの適用 発表者用のノートや配付資料の印刷 リハーサル 第三者からの校閲 スライドショー 素材の収集 構成の決定 アイデアの整理 プレゼンテーションの 作成と編集 アイデアの整理 配付資料の 準備リハーサル プレゼンテーション実施

(4)

作成時に注意すべきこと (1)内容は簡潔に PowerPoint は文字通り 発表者の説明の要点を強調するためのツールです。 だらだらと長い文章を書いても誰も読んで呉れません。 説明の要点やアピールポイントをスライドとして見てもらうために作成するのですから、 簡潔な表現にしましょう。 (2)デザイン面の配慮を ・背景デザイン、色使い ・箇条書き ・文章は短く、 ・行数は少なく、 ・大きな文字(40 ポイント) ・フォントの種類は少なく ・矢印、図などでわかりやすく ・アニメーションを使って視覚効果を上げる ・ページ番号を忘れずに 本資料の用語表記 マウス操作の用語 用語 意味 ポイント マウスポインタを移動し、項目、アイコンなどの上にポインタの先端をおくこと クリック マウスの左ボタンを1回押してすぐに放す動作のこと 右クリック マウスの右ボタンを一回押してすぐに放す動作のこと ダブルクリック マウスの左ボタンを2回続けてすばやく押してすぐに放す動作のこと ドラッグ マウスの左ボタンを押したまま、マウスを動かす動作のこと ドロップ ドラッグした状態で移動したい位置で左ボタンを放す動作のこと TIPS!知っているとお得な小粒の情報などのコラムです。読みとばしても構いません。

(5)

3.

PowerPoint の基本操作

3.1 PowerPoint を起動する

マウスを使って以下のように操作します ① 「スタート」ボタンをクリックする ② 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」をポイントする ③ 「Microsoft Office 2013」をクリックする ④ 「PowerPoint 2013」をクリックする PowerPoint が起動して下記の画面が表示されます。 この画面のことを「バックステージ(Backstage)」と言います。 今回は「新規」から「新しいプレゼンテーション」をポイントしてクリックします。 図 3.1-1 図 3.1-2 「←:戻る」ボタン 「新しいプレゼンテーション」 を選択

(6)

3.2 リボンを使う

PowerPoint2013 では、従来のメニューとツールバーがリボンに置き換えられました。リボンに 配置されたタブには、アプリケーションの各作業領域で最も関連性の高いコマンドが表示され ます。

TIPS!コマンド:PowerPoint でさまざまな処理を行う為の命令です。PowerPoint の全ての機能はコマン ドとして用意されています。 コマンドを実行するには、主にリボン内のボタンを利用します。またボタ ン内に下向き三角形が表示されているボタンをクリックすると、ドロップダウン形式でさらに詳細なコマ ンドが表示されます。 (1)「ホーム」タブのグループ ① クリップボード:選択した対象(オブジェクト)をコピー、切り取りしたとき、一旦保存 しておく場所このこと。 図 3.2-1 図 3.2-2 図 3.2-3 このボタンをクリックすると クリップボードが表示される

(7)

② スライド:スライドを追加する、レイアウト変更、レイアウトリセット、セクション追加 のボタンが標準で配置されています。 ③ フォント:「5.3 文字の書式を変更したい」で詳しく説明します。 ④ 段落:「5.4 段落の書式を設定したい」で詳しく説明します。 ⑤ 図形描画:それぞれのボタンがさらに選択ボタンによってアイコンのリストから 対象を選ぶようになっています。 ⑥ 編集:検索、置換、選択の機能ボタンを配置してあります。 この時間を使ってリボンにあるタブを切り替えてみましょう。 (ここで各自、パソコンでそれぞれのリボン切り替え操作を実行してみてください)

3.3 PowerPoint を終了する

オフィスボタンをクリックします。 プルダウンメニューが現れます。一番下の「閉じる(C)」コマンドをポイントしてクリックしま す。PowerPoint が終了します。 図 3.2-4 「閉じる(C)」をポイント、クリック 「オフィス」ボタン 図 3.3-1

(8)

補足)PowerPoint 2013 の画面

おもな名称

4.

スライドの基本操作

4.1 既存のプレゼンテーションを開く

①「ファイル」リボンを選択、クリックします ②「バックステージ」画面が表示されます。 ③ コマンドリストから「開く」を選択、クリックします。 ④ 場所のリストが表示される。右側に「最近使ったプレゼンテーションのリストが表示 されます。 ⑤ ファイルのある場所をクリックすると「ファイルを開く」ダイアログが表示されます。 ⑥「NPO インターネットビジネス研究所.pptx」をクリックします。 クイックアクセスツールバー リボン ステータスバー スライドペイン のサムネイル スライドペイン ノートペイン 表示選択ショートカットバー ズームスライダー タイトルバー 最大最小ボタン リボン表示オプション アカウント表示 補足) PowerPointの画面について ヘルプ 図補足-1

(9)

「ファイルを開く」ダイアログが表示された 図 4.1-3 図 4.1-2 図 4.1-1 コンピュータ の「ドキュメント」から選ぶときにポイント 最近使ったプレゼンテーション のリスト 「開く」をポイント、クリック

(10)

本講座では、「このプレゼンテーションを参考にして、ご自身の団体、組織の 紹介プレゼンテーションを作成できるようになる」ことを目標に実習を行います。

4.2 既存のプレゼンテーションを閉じる

開いたプレゼンテーションを閉じる操作は、以下のとおりです。 ① リボンにある「ファイル」タブをポイント、クリックします。 ② ダウンメニューから「バックステージ」の「閉じる」ボタンをクリックします。 ③ 現在編集中のプレゼンテーションを閉じます。

4.3 画面表示モードを選択する

PowerPint に用意されている表示モードは以下の6通りです。 (1) 標準表示 初期設定の表示モードで、スライドを作成するときはこのモードを使用します。 図 4.2-1 図 4.1-4 「NPO インターネットビジネス研究所.pptx」 が表示された

(11)

(2) スライド一覧 プレゼンテーションの全てのスライドを一覧で表示します。スライド全体の構成、分量、バラン スなどを検討するときに使用します。スライドの移動、削除、追加などが簡単にできます。 (3) ノート表示 スライドとそのスライドのノートを表示します。発表時の注意事項、重点などを確認、編集す るときに使用します。 (4) 閲覧表示 PowerPoint ウィンドウの中でスライドショーの再生を表示します。 ステータスバーに「前へ」「後へ」「メニュー」ボタンが表示されます。 図 4.2. -2 図 4.2-3 スライドの補足説明を書く ことで配付資料として利用 することも可能です。

(12)

(5) アウトライン表示 プレゼンテーションの各スライドに配置したテキストをスライドごとに表示します。 Word からコピーペーストしてスライドを作成したり、テキストに着目して全体の構成、ストー リ仕立てを作成/確認したいときに使用します。 「5.4 段落の書式を設定したい」の「(3)箇条書きを編集したい」で少し触れます。 (6) スライドショー 作成したプレゼンテーションを画面全体に表示します。発表時と同様の表示となり、特殊効 果なども実行できます。

4.4 画面表示モードを切り替える

表示モードを切り替えたいときは、以下の方法があります。 (1) ステータスバーのアイコンをクリックします。 図 4.2-4 図 4.3-1 閲覧表示 スライドショー スライド一覧 標準

(13)

次のスライド (2) リボンの「表示」タブをクリックして「プレゼンテーションの表示」から切り替 えたい表示モードにポイントしてクリックします。 TIPS!起動時の表示モードを変えたい。 マウスを使って以下のようにします。 ① リボンの「ファイル」タブをポイントしてクリックします。 ② 「バックステージ」画面左の「オプション」をポイントしてクリックします。 ③ 「オプション」ダイアログボックスがポップアップ表示されます。 ④ 左欄のコマンドから「詳細」をポイントしてクリックします。 ⑤ 「編集」から始まるオプションを下にスクロールして「表示」オプションにポイ ントします。 ⑥ 「この表示ですべてのドキュメントを開く(Q)」の右側のリストボックスをポ イントします。 ⑦ 表示モードの一覧が表示されるのでポイントしてクリックします。

4.5 スライドを切り替える

幾つかの方法がありますが、以下の2つの方法を紹介します。 (1) 「次のスライド」をクリックします。 図 4.3-2 図 4.4-1

(14)

(2) 「スライド」ペインのサムネイルをクリックする。

5.

プレゼンテーションの作成と編集

新たに作成したプレゼンテーションをさらに機能を駆使して訴求効果の高いものにしたり、既存の プレゼンテーションを流用して新たなプレゼンテーションに仕立て上げるときなどに機能を発揮しま す。

5.1 スライドを追加する

スライドを追加するには、つぎの2つの方法があります。 (1) 「ホーム」タブで「新しいスライド」をクリックする (2) 「挿入」タブで「新しいスライド」をクリックする 「新しいスライド」ボタンは2段構成となっています。 上段のボタン:現在表示しているスライドのレイアウトのスライドを追加します。 サムネイルから選んでクリック 図 4.4-2

(15)

下段のボタン:Office のテーマとして11種類のレイアウトが表示されます。 どのように素材(コンテンツ)をスライドに配置するかイメージできているときは、そのイメージに 近いレイアウトを選択して、クリックします。 11種のレイアウト以外、下の欄にある「選択したスライド」「アウトラインから」「スライドの再利用」 などという方法で追加することができます。

5.2 プレースホルダに文字を入力する

プレースホルダとは、スライド上に表示される点線で囲まれたボックスのことです。 スライド上に配置するテキスト、タイトル、サブタイトル、写真、イラスト、表、グラフなどの 素材(コンテンツ、オブジェクト)を位置決めするために場所(プレース)を確保します。 テキストなどのサイズ、フォントなど、段落のスタイルなどの属性をプレースホルダ単位で一括し て決定、変更できます。 (アウトラインの骨格を形成します。アウトラインに表示されるテキストはプレースホルダのテキス トだけです。テキストボックスのテキストはアウトラインの対象外です。) 図 5.1-1

(16)

① 「新しいスライド」の下段ボタンをクリックして「タイトルスライド」を追加します。 ② プレースホルダ「タイトルを入力」にポイントしてクリックします。 ご自身の団体名を入力してください。 ③ プレースホルダ「サブタイトルを入力」にポイントしてクリックします。 ④ サブタイトルが不要なときは、プレースホルダを切り取り(削除)します。 プレースホルダが選択されている状態(実線)でマウスボタンを右クリック するとコンテキストメニューがポップアップ表示されるので 図 5.2-1-1 図 5.2-1-2 図 5.2-1-3

(17)

切り取り(T)にポイントしてクリックします。 キーボードの Delete ボタンを押しても削除できます。 ⑤ 「サブタイトル」プレースホルダをもとの状態に戻したいときは クイックアクセスツールバーの「元に戻す」ボタンをポイントしてクリックします。 図 5.2-1-4 元に戻す(貼り付け) ボタン 図 5.2-1-5 切り取り(T)をクリック ポップアップメニュー

(18)

5.3 文字の書式を変更する

テキスト文字の大きさ(フォントサイズ)、色、書体(フォント)は、必要に応じて変更が可能です。 重要部分を強調したり、バランスを調整したりメリハリをつけることができます。 (1) フォントサイズを変更する (ア) 変更する対象を選択する ① 対象(オブジェクト)を正しく選択します。 ⇒ 「ホーム」タブ「編集」グループ選択ボタンで「オブジェクトの選択」 オブジェクトを選択するときは、マウスで対象の真ん中にポイントしてクリックします。 枠線(実線)とハンドル(□)が表示されます 1. プレースホルダのテキスト全体を変更します。 2. テキストボックスを変更します。 ② テキストや文字を正しく選択します。 変更したい文字の先頭から末尾までドラッグします。 文字の開始位置からキーボードの「Shift」+「→」でも選択できます (イ) 「ホーム」→「フォントサイズ(Ctrl+Shift+P)」にポイント、クリックします。 変更したいサイズの数値をポイントすると範囲の文字のサイズが変化するので 確認しながら選択決定することができます。 図 5.3-1-1 図 5.3-1-2 プレースホルダ選択 テキスト選択

(19)

(2) フォントを変更する (ア) 変更する対象を選択します。 (イ) 「ホーム」→「フォント」にポイント、クリックします。 変更したいフォントを一覧から選んでポイントすると範囲の文字のフォントが変化するので 確認しながら選択決定することができます。 (3) 文字の色を変更する (ア) 変更する対象を選択します。 (イ) 「ホーム」→「フォントの色」にポイント、クリックします。 変更したいフォント色を一覧から選んでポイントすると範囲の文字のフォントが変化するの で確認しながら色を選択決定することができます。 (4) その他、文字のスタイルなどを変更する (ア) 「ホーム」「フォント」に表示されているボタンの機能は、上記の手順で対象を選択して変 更することが出来ます。 (イ) 「ワードアートクイックスタイル」の変更は、描画ツールの「書式」タブをポイントしてクリック します。 「ワードアートのスタイル」リストの中から、変更したいスタイルを選んでポイント、 クリックします。(詳しくは、5.7ワードアート文字を変更する を参照ください) TIPS!「ワードアートクイックスタイル」機能自体は、表ツールの「デザイン」タブにあります。 図 5.3-2-2 プレースホルダ選択 テキスト選択 図 5.3-2-1

(20)

5.4 段落の書式を設定する

文字列の配置、行間隔、インデント、行頭文字、右寄せ、左寄せなどの書式は 段落単位でまとめて設定し、まとめて変更するのが望ましいです。 (1) 段落を右揃えに配置する (ア) プレースホルダを選択します。 (イ) 「ホーム」→「段落」グループ「右揃え(Ctrl+R)」ボタンにポイントしてクリックします。 (2) 行間を変更する (ウ) プレースホルダを選択します。 (エ) 「ホーム」→「段落」グループ「行間」ボタンにポイントしてクリックします。 行間の値リストをポイントすると、プレースホルダのテキストの行間が変化するので読みや すい行間の値でクリックします。 図 5.4-1 右寄せした段落内のテキスト 図 5.4-2-2 図 5.4-2-1

(21)

(3) 箇条書きを編集する わかりやいプレゼンテーションのために箇条書き、レベル設定を心がけてください。 PowerPointの箇条書きレベルには、予めそれぞれ異なる書式設定が定められていま す。段落のプレースホルダを選択して調整します。 または、表示モードを「アウトライン表示」に変更して以下の手順で段落の編集を行いま す。 (オ) 「表示」タブ⇒「プレゼンテーションの表示」⇒「アウトライン表示」をクリックします。 (カ) レベルを変更したい行にポイントして右クリックするとポップアップ・メニューが表示されま す。メニューリストの「レベルを上げる」「レベルを下げる」をポイントしてクリックします。 次のように、キーボード操作でもレベル調整できます。 「レベルを上げる」⇒「Tab」 ⇒右にずらす(行頭文字が変わる) 「レベルを下げる」⇒「Shift」+「Tab」 ⇒左にずらす(行頭文字が変わる) TIPS!インデント:一般的な字下げのことを言います。段落内の行の字下げをしたいときに使います。 図 5.4-3-1 図 5.4-3-2 インデントを増やす インデントを減らす ポップアップメニューのコ マンド群

(22)

(4) 行頭文字を変更する (キ) プレースホルダまたは複数行のテキストを選択します。 (ク) 「ホーム」→「段落」グループ「段落番号」ボタンにポイントしてクリックします。 (ケ) 段落番号のリストから最適な番号体系をポイントします。 図 5.4-4-1 図 5.4-4-2 「段落」グループの「段落番号」 「段落番号」が変わった

(23)

5.5 スライドを一括修正する

(1) 背景の書式設定を変更する リボンの「デザイン」をポイント、クリックして「ユーザー設定」グループの「背景の書式設定」 にポイントしてクリックします。 「背景の書式設定」メニューの「塗りつぶし」タブの中ほどに「図の挿入元」欄にファイル名 と「テクスチャ枠」にアイコンが見えるので、このファイルの図柄を設定していることが分かりま す。テクスチャを変更してみましょう。 図 5.5-1-1 図 5.5-1-2 図 5.5-1-3 テクスチャのリスト 「背景の書式設定」メニュー 「背景の書式設定」ボタ ンをクリック 「背景の書式設定」ボタンをクリック 全てに適用」ボタンをクリック

(24)

(2) 「デザイン」タブの「テーマ」から選択して変更する PowerPoint2013 があらかじめ提供しているテーマから、プレゼンテーションにふさわしい ものを選択してみましょう。選択したテーマの書式がすべてのスライドに反映されました。 PowerPoint2013 のテーマはスライドのサイズが 16:9 に設定されている為か分かりませんが、文字が 折り返してしまったり、意図しない変更となったスライドがあります。 (3) 「フッター」を設定する (ア) 「挿入」タブをポイント、クリックします。 (イ) 「テキスト」グループの「フッターとヘッダー」ボタンをポイント、クリックします。 (ウ) 下図のダイアログが表示されます。 (エ) 「スライド」と「ノートと配布資料」のタブから「スライド」をポイントしてクリックします。 (オ) 設定したい項目の先頭のチェックボックスをクリックします。 (カ) 日付と時刻、スライド番号、フッターへの表示テキスト が設定できます。 図 5.5-2-1 選択した「テーマ」をクリック 「テーマ」ボタンをクリック 図 5.5-2-2 図 5.5-3-1

(25)

5.6 図形の書式を変更する

変更したい図形を選択してクリックしたうえで、以下の3個所から変更できます (1)「デザイン」タブ⇒「ユーザー設定」グループ「背景の書式設定」ボタンクリックしてスライドの 図形を選択すると自動的に「図形の書式設定」にタブのタイトルが変わって、図形のプロパティが表示 されます。 (2)「ホーム」タブ⇒「クイックスタイル」ボタンをポイントしてクリックします。 右側のタブが動的に「図形の書 式設定」に変わった 「ホーム」の「クイックスタイル」ボタ ンをクリック 図 5.6-1-1 図 5.6-1-2

(26)

(3)「書式」タブ⇒「図形のスタイル」グループの「スタイル」のリストボタンをクリックします。 リストからスタイルを選択してクリックするだけなので、上記(2)、(3)の方法が簡単です。 図 5.6-1-4 図 5.6-1-3 図5.4-1 「図形のスタイル」リストを クリック 「図形のスタイル」リストを クリック

(27)

5.7 ワードアート文字を変更する

変更したいワードアートテキスト文字を開始文字からドラッグして選択状態のまま、「書式」タブ⇒ 「ワードアートのスタイル」ボタンをクリックします。 表示されたリストから変更したいスタイルにポイント、クリックします。 図 5.7-1-1 図 5.7-1-2 図 5.7-1-3 ワードアートのテキストをドラッグ 「ワードアートのスタ イル」リストをクリック 「ワードアートのスタイル」リスト をクリック。書式が変わった

(28)

6.オブジェクトを挿入する

PowerPoint2013 ではスライドのプレースホルダに配置する図形、テキストボックス、画像などをオブ ジェクトと称したり、コンテンツと称したりします。(「アイテム」と表現していたサイトもあります) 本講習でも素材、コンテンツ、オブジェクトをその都度読み替えますがご容赦ください。 基礎講習で説明するのは、「テキストを入力」プレースホルダ内に、アイコンで表示されている以下 の6種類のコンテンツから2つを取り上げます。

動画に関してはMedia Control Interface (以下 MCI) 互換 CODEC で圧縮された動画のみを再生することができま す。MediaPlayer で再生可能なサウンド、ビデオと説明されています。 オブジェクトの挿入手順は、2通りあります。 (1) プレースホルダのオブジェクト・アイコンをクリックします。 (2) 「挿入」タブの「表」「画像」「図」「メディア」それぞれのアイコン・ボタンをクリックします。

6. 1 オブジェクト(表:スプレッドシート)を挿入する

「新しいスライド」ボタンをクリックして、新しいスライドのタイトルを入力します。 次に「テキストを入力」のプレースホルダに表を挿入します。 ここでは、2つの方法を紹介します。

6. 1.1 プレースホルダのアイコンをクリックする

(1) プレースホルダのアイコン「表の挿入」にポイント、クリックします。 (2) 表の列数と行数を指定するダイアログが表示されます。 (3) 列数に2、行数に6 を指定して「OK」ボタンをクリックします。 スライドに挿入可能なオブジェクト(コンテンツ) 6つのアイコンボタン (スプレッドシート、グラフ、SmartArt グラフィック、画像、オンライン画像、ビデ オ画像) 図 6.1-1-1

(29)

(4) すると 既定のデザイン設定による表が指定した列数と行数で現れます。

6. 1.2 「挿入」タブの「表の挿入」ボタンをクリックする

(1) 「挿入」タブをポイントしてクリックします。 (2) 「表の挿入」アイコンボタンをポイントしてクリックします。 (3) 列数と行数を指定するウィンドウが現れるので、マウスで左から2つポイント、さらに下方向に 6個目にポイントするとその範囲のマス目の色が赤に変わります。 「表の挿入」アイコンをクリック 表の「列数」と「行数」を指定する 図 6.1-1-2 図 6.1-1-3 表が表示された (タブが「デザイン」タブに変わっている) 図 6.1-1-4

(30)

(4) プレースホルダにも、動的な表が描かれるので目視で確認できます。そこでクリックします。 どちらの方法で表を挿入しても結果は同じです。表の罫線の調整、色、種類などの設定変更は、 テキスト入力した後に全体のバランスを見ながら調整しましょう。 以下の手順は6.1.1、6.1.2 ともに共通です。 表の列数と行数を マウス移動で設定 する マウス移動中にダイナミ ックに表示される マウスをクリックして確 定した マウスで縦の罫線を選択して 幅を調整した (タブが「デザイン」タブ に変わっている) 図 6.1-2-1 図 6.1-2-2 図 6.1-2-3

(31)

(5) 見出し、各項目の内容を入力します。 (6) 表のデザインを調整します。 ① 「表スタイルのオプション」グループで「タイトル行」のチェックを外します。 続けて「最初の列」にチェックを入れるためチェックボックスをクリックします。 縞模様の有無チェックは、ご自身で決定してください。 ② 表の「デザイン」タブにある「罫線を引く」「罫線を削除」は、罫線の枠の中にさらに罫線行を 追加、削除したいときに使います。 図 6.1-2-4 図 6.1-2-5 図 6.1-2-6

(32)

③ 表の色、デザインの決定は、「表のスタイル」ボタンをクリックして一覧を展開します。 マウスを移動していくと動的にスライドの表のスタイルが変化します。 実際に確認しながら、もっとも印象的なスタイルをポイントしてクリックします。 TIPS!「レイアウト」タブの表の操作ボタンは、あらかじめ指定した範囲、または全体に対して行 を追加したり削除したり、分割といった操作を行います。 図 6.1-2-7 図 6.1-2-8

(33)

6. 2 オブジェクト(写真)を挿入する

ここでは、既存のスライドのレイアウトを変更したうえで、オブジェクトを挿入します。 [ホーム]タブ「スライド」グループの「レイアウト」ボタンにポイントしてクリックします。 11種のレイアウトのリストが表示されます。(図 6.1-1-2) 「2 つのコンテンツ」にポイントしてクリック で画像が左に移動して右側にプレースホルダが挿入されました。 「テキストを入力」プレースホルダの中心にある 6 つのアイコンから「画像」にポイントしてクリックします。 図 6.2-1-2 図 6.2-1-1 図 6.2-1-4 図 6.2-1-3 ここをクリック

(34)

6.2.1 オブジェクト(オンライン画像/画像)を挿入する

オンライン画像とは、前のバージョンで「クリップアート」として説明していましたイラストや写真、アニメーションなどダウン ロード可能素材として提供されています。 (1) 挿入するプレースホルダを選択します。 (2)「ホーム」タブ⇒「画像」グループ「オンライン画像」をポイントしてクリックします。 (3) 「画像」の場合は、「ホーム」タブ⇒「画像」グループ⇒「画像」をポイントしてクリックします。 図形「矢印」は 5.6 図形の書式を変更する の手順で変更します。 時間があれば 6.3 に進みます、時間が足りないときは下記の説明をして第 6 章を終わります。 スプレッドシート、グラフ、SmartArt、サウンド、ビデオなどの挿入、編集は応用講座で詳しくご説明します。 図 6.2-2-1 図 6.2-2-2 図 6.2-2-3 図 6.2-2-4

(35)

6.3 箇条書きを SmartArt グラフィックに変換する

スライド5の活動目的を 5.4 段落の書式を設定する で箇条書きにしてみましたので、これを SmartArt グラフィックに変換してみましょう。 (1) スライドのプレースホルダを選択します。 (2) 「ホーム」タブ⇒「段落」グループ「SmartArt グラフィックに変換」をポイントしてクリックします。 (3) SmartArt のリストが表示されます。 (4) アイコンの上にウスを止めるとプレースホルダ内の段落が SmartArt に置き換わります。 (5) もっとも内容に合いそうなデザインがあったらクリックする (6) プレースホルダに戻って、位置やサイズを調整します。 図 6.3-1-1 図 6.3-1-2 図 6.3-1-3

(36)

7.アニメーション効果設定の変更

前の章 6.2 オブジェクト(オンライン画像/画像)を挿入する で、イラストに置き換えたス ライドには、アニメーション効果が設定されていました。見てみましょう。 1 2 3 ・・・がアニメーションの表示順序番号でした。 それでは、イラスト化したスライドのアニメーション効果を見直しましょう。 (1) アニメーション効果を設定したいオブジェクトを選択します。 (2) リボンの 「アニメーション」タブをクリックします。 (3) 「アニメーション」グループのアイコンリストから使いたい「アニメーション効果」をポイントしてクリ ックします。 (4) 「アニメーションの詳細設定」グループの「アニメーションウィンドウ」をクリックします。 (5) スライド内のアニメーション効果を設定したオブジェクトのリストが表示されます。 (6) このタブの各ボタンとアニメーション・ウィンドウの各ボタンの機能を使って効果的なアニメーシ ョンに仕上げます。 アニメーション効果設定機能は極めて多機能、きめ細かい設定が可能となっているので、実 際に操作していただくのがよろしいと思います。ここでは、いくつの機能ボタンについて説明し ます。 図 7.0-1-1

(37)

オブジェクトの現れ方 アニメーションのプレビュー アニメーションの追加 オブジェクトの現れ方 アニメーション全体の開始タイミ ング、遅延、保持時間 アニメーションの経過秒数 各オブジェクトの順序、所要時 間秒数 それぞれのオブジェクトの順 序、所要時間秒数 図 7.0-1-2

(38)

8.スライドショーの画面切り替え効果設定

スライドに動きをつけることで、「印象深いプレゼンテーション」に一役付け加えることができます。 それでは、既存のスライドの「画面切り替え効果」を見てみましょう。 (1) サムネイルペインから 1 ページ目のスライドにポイントします。 (2) リボンの「画面切り替え」タブをポイントしてクリックします。 (3) 画面効果のアイコンが並んでいます。1 枚目のスライドが「ブラインド」に設定されているようで す。「プレビュー」ボタンを押して確かめます。 ブラインド効果 プレビューボタン 図 8.1-1-1 図 8.1-1-2 非常に多彩な 「画面切り替え効果」

(39)

画面切り替え効果の付加機能もきめ細かく、「開始トリガー」、「継続時間」、「サウンド設定」、 「切り替えをすべてのスライドに適用する」など統一感を持たせたプレゼンテーション作りを助 けます。 (1)「画面切り替え効果」を設定したいスライドをサムネイル・ペインから選択します。複数のス ライドに対して効果を設定したいときは、「Shift」キーを押しながら、スライドにポイントしてクリッ クを繰り返します。 (2)「画面切り替え」その他ボタンを押してすべてのアイコンを表示させます。 (3)設定したい効果を選んでクリックします。、 (切り替えタイミングは「クリック時」にチェックマークがついています。)

(40)

9.スライドショーの実行

コンピュータディスプレイ画面全体を使ってプレゼンテーションの発表を行います。 (1) 「スライドショー」タブをポイントしてクリックします。 (2) 「スライドショーの開始」グループ、「最初から」ボタンをクリックします。 (3) 全画面表示のスライドが現れます。「画面切り替え効果」を設定したスライドは、その効果を確 認できます。 (4) クリックするたびに次のスライドが表示されます。キーボード操作では、「Enter」、「スペース」、 「→」、「↓」 で次のスライド表示となり、「←」「↑」で前のスライドにもどります。 (5) 「スライドショーの最後です。クリックすると終了します。」と表示されたら、画面上をクリックして スライドショーを終了します。 図 7.1-1-1 図 9.1-1-1 図 9.1-1-2 最初から ボタン フルスクリーンで表示された

(41)

10.資料の作成と印刷

プレゼンテーションの見直し、リハーサルが終わり、資料作成の段階まできました。 PowerPoint2013 は、発表者用資料と配布用資料作成の機能を提供します。 TIPS!情報のドキュメント管理機能 リボンの「ファイル」タブをクリックして「バックスペース」の「情報」をポイント、クリックします。 ① メディアサイズの圧縮とパフォーマンスの最適化 ② プレゼンテーションの保護:ユーザが変更できる箇所に制限を加える ③ プレゼンテーションの検査;コメント、作成者、ノート書きの有無検出 ④ バージョン:バージョン管理をしたいとき 作成したプレゼンテーションを配布する前の配慮としてチェックすると良いでしょう。

(1)

印刷の設定 (ア) 「ファイル」タブをポイントしてクリックします。 (イ) 「バックステージ」左欄の「印刷」をポイントしてクリックします。 (ウ) 「設定」段落の2小間目の「印刷レイアウト」をクリックします。 (エ) 「スライド」「ノート」「アウトライン」のいずれか、または「1ページあたり部数指定」から選択、 クリックします。 配布資料の印刷は、以下の 3 種類が印刷可能です。 図 10.1-1

(42)

スライドの印刷:全部印刷、指定したページ印刷、現在のスライド印刷などが指定できます。 アウトライン: を指定すると、アウトラインのプレビューが右側に表示されます。 ノート: を指定すると、 ノートのプレビューが表示されます。 下図は、1ページに複数スライドを配置 6部(縦)を指定した時のプレビュー画面です。 図 10.2-1 図 10.2-2

(43)

スライドの印刷は、1 ページ当たり 1,2,3,4,6,9部の6通りが可能です。 もちろん、ページを指定した抜き打ち印刷もできます。

参照

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