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第2編
通学中の事故の傾向
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第2編 通学中の事故の傾向
JSC では、学校の管理下で発生した児童生徒等の災害について医療費、障害
見舞金及び死亡見舞金を支給する災害共済給付業務を行っている。この制度に
は全国の児童生徒等の約 97%が加入し、平成 24 年度には年間約 112 万件の学
校の管理下の事故の報告があった。この災害共済給付のデータについては、事
故防止のための資料としても活用している。また、平成 17 年度からは災害共
済給付オンラインシステム(以下「システム」)を導入し、全国の学校・設置
者約 7 万 5 千か所とネットワークで結んでデータを集積している。
今回、調査研究に際して「通学中の事故の現状」を把握するため、これら災
害共済給付で蓄積されたデータを使い、分析を試みた。
なお、通学中の交通事故について災害共済給付のデータでは、基本的に死亡
事例は供花料を支給するため把握できるが、傷害事例は自動車側からの補償を
受けるため把握できない。このため、より詳細に通学中の交通事故の状況を把
握するため公益財団法人交通事故総合分析センターの統計資料を利用した。
第1章 数値からみる通学中の死亡事故の状況
JSC が平成 11 年度から平成 24 年度の 14 年間に災害共済給付の死亡見舞金、
供花料等の支給を行った通学中の事例のうち、小学校、中学校及び高等学校の
外因による死亡事故に係る事例 877 件について分析を行ったところ次のとおり
であった。
全体 877 件の内訳は交通事故 701 件、地震・津波 78 件、転倒・転落 33 件、
犯罪被害 16 件、鉄道事故 15 件、水面へ転落 15 件、大雨 9 件、物体と衝突 7 件、
遊具、落雷、落雪が各 1 件で交通事故が約 80%を占めた。(第4章で詳細分析)
また、学校種では高等学校で多く、学年別では、各学校種で 1 年に多く、学
年が上がるにつれて減少していた。
これをみると、事故防止には交通安全、防犯、防災と幅広い観点からの対策
が必要であることが分かる。
通学中 死亡事故 (外因 H11~H24)
図 2-1-1[
事故種・学年別] (件)
0 50 100 150 200 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 落雷 落雪 遊具 物体と衝突 大雨 水面へ転落 鉄道事故 犯罪被害 転倒・転落 地震・津波 8 -第2編 第1章- 9 - 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 交通事故 63 64 29 22 16 13 45 49 29 135 134 102 701 地震・津波 19 9 10 16 7 7 1 1 0 2 5 1 78 転倒・転落 3 2 1 1 1 1 5 2 2 10 2 3 33 犯罪被害 6 0 1 0 0 0 0 1 0 3 2 3 16 鉄道事故 1 0 0 1 0 0 2 0 1 4 4 2 15 水面へ転落 2 5 1 0 2 0 3 0 1 0 1 0 15 大雨 0 1 2 1 1 0 0 2 0 0 2 0 9 物体と衝突 1 1 0 0 0 0 0 1 0 2 1 1 7 遊具 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 落雪 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 落雷 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 合計 97 82 44 42 27 21 56 56 33 156 151 112 877 ※通学中の事故に係るもの(突然死等を除く)
Ⅰ 事故種・通学方法別
交通事故の通学方法別では自転車、徒歩、二輪車(自動二輪車、原動機付自
転車)の順で多く、この 3 種類で約 97%を占めた。事故種別では交通事故は自
転車が多く、徒歩が続いた。この中で、自動車事故に関しては、地震・津波
が多いのは、東日本大震災の影響である。また、鉄道事故は駅のホームから
落ち電車に轢かれる事例等であった。
表2-1-2[事故種・通学方法別] 徒歩 自転車 二輪車 自動車 電車 バス 合計 交通事故 283 327 69 19 1 2 701 地震・津波 35 0 0 43 0 0 78 転倒・転落 19 14 0 0 0 0 33 犯罪被害 12 4 0 0 0 0 16 鉄道事故 0 0 0 0 15 0 15 水面へ転落 13 2 0 0 0 0 15 大雨 7 1 0 1 0 0 9 物体と衝突 2 5 0 0 0 0 7 遊具 1 0 0 0 0 0 1 落雪 1 0 0 0 0 0 1 落雷 1 0 0 0 0 0 1 合計 374 353 69 63 16 2 877Ⅱ 学年・登下校別
登校中 368 件、下校中 509 件で下校中が約 58%であった。校種別にみると、
小学校では登校中が約 28%であるが、中学校では 54%、高等学校では 48%と
学校種により違いがみられた。
表2-1-3[学年・登下校別] 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 登校中 22 23 13 12 9 8 30 29 20 66 81 55 368 下校中 75 59 31 30 18 13 26 27 13 90 70 57 509 合計 97 82 44 42 27 21 56 56 33 156 151 112 877 表2-1-1[事故種・学年別] 9 -第2編 第1章- 10 -
Ⅲ 事故種・登下校別
事故種別では交通事故、鉄道事故は登下校ともほぼ半々であるが、全体的
に下校中が多い。
表2-1-4[事故種・登下校別] 登校中 下校中 合計 交通事故 337 364 701 地震・津波 0 78 78 転倒・転落 13 20 33 犯罪被害 4 12 16 鉄道事故 7 8 15 水面へ転落 3 12 15 大雨 2 7 9 物体と衝突 2 5 7 遊具 0 1 1 落雪 0 1 1 落雷 0 1 1 合計 368 509 877Ⅳ 学年・男女別
学年別では小学校で女子の割合がやや高いといった傾向があるが、全体と
して男 約 60%、女 約 40%であった。
表2-1-5[学年・男女別] 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 男 55 45 23 22 16 12 38 31 21 91 99 63 516 女 42 37 21 20 11 9 18 25 12 65 52 49 361 合計 97 82 44 42 27 21 56 56 33 156 151 112 877Ⅴ 事故種・男女別
事故種別では全体的におおむね男子が多い。
表2-1-6[事故種・男女別] 男 女 合計 交通事故 423 278 701 地震・津波 36 42 78 転倒・転落 18 15 33 犯罪被害 6 10 16 鉄道事故 7 8 15 水面へ転落 10 5 15 大雨 7 2 9 物体と衝突 6 1 7 遊具 1 0 1 落雪 1 0 1 落雷 1 0 1 合計 516 361 877 10 -第2編 第1章- 11 -
第2章 事例からみる死亡事故の状況
通学中の死亡事故の要因を探るため事例の中から自転車自損事故(交通事故)
、
犯罪被害、大雨の事例(自然・災害)を抽出した。
Ⅰ 自転車自損事故
自転車自損事故の要因では「スピード出し過ぎ」、「よそ見」等の人的要因に
よると思われる例が多くあった。また、
「雨」
、
「夜間」、
「凍結・スリップ」、
「大
風」等の環境要因の影響を受けたと思われる例もあった。
事故後に学校が行った改善策では「安全指導の徹底」等があげられた。
自転車事故による死亡事例(平成 11 年度~平成 24 年度の事例から抜粋)
(表2-2-1) NO. 学 年 性 別 月 登 下 校 災害発生の状況 1 中2 男 9 登校 部活動参加の為、自転車で登校途中、左カーブを曲がり切れずガードレールに衝突。 左腋下を深く切り、路上に倒れていた。通りかかった工事関係者に発見され、救急車で 病院に運ばれた。 2 高 1 男 10 下 校 部活動の練習終了後、友人と一緒にそれぞれ自転車に乗り、校門を出て歩道を友人が 前になり、後ろを一列で走行していたところ、急に雨が強く降り出してきた。直後、友 人が大きな物音で驚き振り返ったところ、坂道に立っている電柱付近に本生徒が倒れて いた。(搬送先の病院での診察結果から、電柱に激突した際、頭部を強打していたこと が判明した。)すぐに職員室へ連絡に戻り、教諭が救急車を要請した。 3 高1 女 9 登校 0.8m)に転落し、死亡した。死因は溺水であった。 自転車で登校中、自宅を出て約5分程度の農業用用水路(幅 1.5m、深さ 1.2m、水深約 4 高1 男 12 下校 返しの踊り場より下の道路上に約 7m 転落したとみられる。 期末考査 1 日目が終了後し下校中、国道歩道橋の下降部を自転車で走行した際、折り 5 高 1 男 5 登 校 通学路を自転車で登校中、道路案内標識の支柱に激突し、頭部及び顔面を強打した。 6 高 1 男 4 下 校 自宅へ向かって自転車で学校を出た。学校から 1 ㎞弱離れた畑の脇の道路を走行中、 突風が吹き、辺りの視界を遮るほどの土煙が舞い上がった。その直後、本生徒は畑の中 に倒れていた。この突風に煽られて、転倒したものと思われる。この様子を見ていた通 行中の方が、すぐに救急車を呼んだ。 7 高2 女 10 下校 部活動終了後、バス停で下車し、自転車で自宅に向かう。その途中、誤って、側溝に 転落したとみられる。深夜になっても帰宅しないため、保護者が捜索願を提出し、学校 にも連絡がある。翌朝、道路より 1.5m 下の側溝に転落しているのを発見される。 8 高2 女 3 下校 人に発見され、消防署及び学校に電話で連絡して、病院に運ばれた。 部活動後、自転車で下校中、路上に自転車ごと転倒し、意識不明状態のところを通行 9 高3 男 10 下校 自転車で下校中、坂道を下っていて、道路左側を通行していたが、右側歩道を歩いて いる友人を見ようと振り向いた際、電柱に激突し転倒した。事故現場に付近に居合わせ た人が、救急車の手配や救急処置を施した。その後、救急車で病院に搬送したが、当日 に死亡した。 10 高 3 男 1 登 校 自転車の登校中、道路には前日からの雪でシャーベット状の積雪があり、自転車の車 輪が雪で滑り、自転車とともに、畑に転落した。 11 -第2編 第2章- 12 -
Ⅱ 犯罪被害
犯罪被害では加害者は、
「見知らぬ男」等であり、場所は「駐輪場」
、
「自宅マ
ンション」、「道路」、等であった。また、環境では「ひとけが無い」、途中まで
友人と下校したものの「単独になった自宅近く」等で起きていた。
また、事故後の改善策では「保護者の協力を得ながら登下校の安全確保の強
化に取り組む」等があげられた
。犯罪被害による死亡事例(平成 11 年度~平成 24 年度の事例から抜粋)
(表2-2-2) NO. 学 年 性 別 月 登 下 校 災害発生の状況 1 小 1 女 10 下 校 本児童は、学校が終わってから同級生と一緒に下校し、自宅から約 400m 離れた路上で別れた後、行方がわからなくなった。 2 小 1 女 3 下 校 同級生と下校し、6 階で同級生が降り、自宅のある 10 階に降りた直後、 隣人男性により部屋に連れ込まれた。 3 小 1 女 11 下 校 下校途中、通学路上で誘拐され、加害者宅にて溺死させされたのち、農 道の側溝に遺棄された。 4 小 1 女 11 下 校 下校中、空き地にて段ボール箱に左側臥位姿勢で発見される。 5 小 1 女 12 下 校 1 年生 4 人の班で下校中、三叉路で友人と別れ、本児が 1 人で下校する こととなり、その後行方不明となった。 6 小 1 男 5 下 校 下校中、同級生数名と徒歩で自宅へ向かっていた際、途中同級生の母親が 迎えにきたため合流した。同級生と帰宅後公園で遊ぶ約束をし、同級生と その母親と別れ、約 80m 先の自宅へ一人で向かった。その後行方不明とな った。 7 小 3 男 3 下 校 下校中、友人と別れた後、自宅マンション 14 階に向かう、14 階はエレ ベーターが停まらないため、15 階でエレベーターを降りた際、容疑者に 声をかけられ、15 階から投げ落とされてしまう。 8 高 1 女 7 下 校 通学路を下校中、自宅付近で見知らぬ男に声をかけられ連れ去られる。 9 高 1 女 5 下 校 サッカー部活動(マネージャー)を終えた後、他の女子部員 2 名ととも に自転車で下校。同日午後 9 時 30 分、母親より「本人がまだ帰宅しない」 との連絡が学校に入り、警察に捜索願が出された。翌朝、通学経路である 農道で、発見された。 10 高 3 女 4 登 校 本生徒は、通学の際、通常利用している市営の駐輪場内において、何者 かによって、胸・腹部等を刃物で 30 数箇所刺される。 12 -第2編 第2章- 13 -
Ⅲ 自然災害(大雨)
大雨で授業を中断し、下校中に事故に遭うケースがあり、側溝(蓋なし)に
転落し流される例が複数みられた。また、川が増水し、川沿いの道が水に浸か
り流される等の事例があった。
事故後の改善策では「多方面からの情報収集のなかで緊急時の対応を考える」
、
「通学路と危険箇所の総点検を地域等と連携して行う」等があげられた。
大雨による死亡事例(平成 11 年度~平成 24 年度の事例から抜粋)
(表2-2-3) NO. 学 年 性 別 月 方 法 登 下 校 災害発生の状況 1 小 2 男 10 徒 歩 下 校 14 時 30 分ごろ一人で下校の途につく(担任の確認あり。なお、この時すでに雨 が降っていた)。その後雨足がひどくなり、下校途中の本児は増水した側溝に誤っ て転落したものと推測される。 2 小 3 男 6 徒 歩 下 校 大雨洪水警報が出される中、14 時 50 分に授業を 5 限までで中断、全校児童一斉 下校となる。本児は友人 3 名と帰路に着くが、途中で増水している通学路脇の側溝 (用水路)に転落し流される。 3 小 3 女 9 徒 歩 登 校 登校のため、バス停へ集合したが、大雨洪水警報が発令されたことを知らされ、 自宅待機するため帰宅しようとした。その途中、誤って坂道で転び、おりからの豪 雨のため、増水して勢いの増していた道路脇の側溝に転落し、流された。 4 小 4 男 9 徒 歩 下 校 8 時 10 分、大雨警報が発令されたため、13 時 15 分、一斉に学年下校で帰宅した。 自宅近くまで来たとき、側溝を流れる水の速さを確かめようと側溝に足を入れた途 端に流されてしまった。 5 小 5 男 6 徒 歩 下 校 当日本児は、帰りの会終了後、15 時 55 分に下校した。途中学習塾に行き、その 帰り道、雨で増水して流れが速くなっていた道路の側溝に転落して流された。 6 中 2 男 10 徒 歩 下 校 大雨で学校近くの川が増水したため、下校させることに決定した。12 時 30 分頃、 教師が生徒の下校が終了したことを確認したが、「生徒が堤防を歩いている」との 連絡があり、教職員数名で付近を捜索した。その後、「生徒が流されている」とい う連絡が入り、本生徒であることが判明した。 7 中2 男 9 自 転 車 下 校 当日、友達 3 人と一緒に自転車にて下校途中、急坂の側溝付近で、友達 3 人が自 転車を止め、水の流れを見ていた。本生徒も自転車を押して 3 人よりも 2~3m 上に 行き、しゃがんでいたが、急に雨が激しくなり、増水した側溝に何らかの原因で転 落した本生徒が、3 人の目前をすごい勢いで流されていった。 8 高 2 男 6 徒 歩 下 校 大雨洪水警報が発令される中、15 時 30 分に授業を中断し、全校生徒一斉下校と なる。徒歩で帰宅途中、行方不明となり、翌日の早朝、川の合流地点で発見される。 13 -第2編 第2章- 14 -
第3章 データからみるけが(負傷・疾病)の状況
データは平成 24 年度に医療費の給付を行った通学中の事故のうち、小学校、
中学校、高等学校の 51,886 例とした。
※通学中のうち「登校中」
、「下校中」の計で、
「通学に準ずる場合」
(実習等
で学校以外の場所に集合する場合、住居と当該場所の往復)は含まない。
Ⅰ 学年別
学校種別では、小学校約 3 万件、中学校、高等学とも約 1 万 1 千件であった。
学年別では、小学校、中学校、高等学校で共通して 1 年生に多く、学年が
上がるにつれて減少していた。
なお、全体では小学 1・2 年生に多く、この学年への対策が特に必要と思わ
れた。
図2-3-1学年別(小・中・高) (件)表2-3-1学年別 (件) 学年 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 件数 8,983 6,411 5,101 4,035 3,168 2,554 5,244 3,220 2,311 5,027 3,445 2,387 51,886
Ⅱ 登下校別
登下校別では全体としてはおよそ半々であるが、小学校では下校中が約 60%、
中学校は半々、高等学校は登校中が約 60%と学校種により、違いがあった。
表2-3-2 登下校別 (件)
登校中 下校中 合計 小学校 12,692 17,560 30,252 中学校 5,114 5,661 10,775 高等学校 6,467 4,392 10,859 合計 24,273 27,613 51,886 0 2000 4000 6000 8000 10000 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 14 -第2編 第3章- 15 - 図2-3-2学年別・登下校別 (件)
表2-3-3学年別・登下校別 (件)
Ⅲ 通学方法別
通学方法別では、徒歩の事故は小学校約 98%である。自転車による事故
は中学校約 63%、高等学校約 73%であった。
表2-3-4通学方法別 (件)
徒歩 自転車 鉄道 バス 二輪車 自動車 その他 合計 小学校 29,636 246 103 202 0 25 40 30,252 中学校 3,680 6,762 246 73 0 6 8 10,775 高等学校 1,748 7,935 719 132 301 15 9 10,859 合計 35,064 14,943 1,068 407 301 46 57 51,886Ⅳ 男女別
男女別では、全体として男が約 54%であった。
表2-3-5男女別
[児童生徒 1,000 人当たりの発生] (件) 男 対 1,000 人 女 対 1,000 人 校種別計 小学校 16,499 4.8 13,753 4.2 30,252 4.5 中学校 6,460 3.6 4,315 2.5 10,775 3.0 高等学校 5,252 3.1 5,607 3.4 10,859 3.2 男女別計 28,211 4.0 23,675 3.5 51,886 - ※平成 24 年度学校基本調査(文部科学省)の児童生徒数を基に算出「事故件数÷児童生徒数×1,000」 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 登校中 4,186 2,707 2,062 1,574 1,224 939 2,440 1,518 1,156 2,885 2,088 1,494 24,273 下校中 4,797 3,704 3,039 2,461 1,944 1,615 2,804 1,702 1,155 2,142 1,357 893 27,613 合計 8,983 6,411 5,101 4,035 3,168 2,554 5,244 3,220 2,311 5,027 3,445 2,387 51,886 15 -第2編 第3章- 16 -
Ⅴ 月別
月別では、全体として 5 月、6 月及び 10 月、11 月の季節の変わり目
い傾向にあった、これは、通学路の安全の取組が 4 月、9 月の新学期に
することや 10 月、11 月は日没時刻が早まる影響も考えられる。また、
校種とも 1 年の 5 月が特に多かった。
図2-3-3学校種別・月別発生割合 表2-3-6学年・月別件数 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 小 1 559 1,187 1,015 543 58 726 1,112 1,102 743 679 小 2 462 686 665 387 35 481 785 794 556 520 小 3 343 596 567 300 31 379 606 588 421 432 小 4 287 449 425 239 43 336 451 453 339 336 小 5 244 344 304 211 33 244 333 372 243 263 小 6 170 295 280 155 35 199 267 261 181 274 中 1 518 798 756 508 265 499 442 401 272 291 中 2 273 373 398 295 157 289 287 255 192 247 中 3 216 253 266 178 70 255 221 178 161 218 高 1 496 769 677 481 214 498 482 356 266 360 高 2 284 374 379 321 143 376 333 279 231 298 高 3 236 289 323 231 94 252 281 216 176 172 合計 4,088 6,413 6,055 3,849 1,178 4,534 5,600 5,255 3,781 4,090 4, 表2-3-7学年・月別割合 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 小 1 6.2 13.2 11.3 6.0 0.6 8.1 12.4 12.3 8.3 7.6 8. 小 2 7.2 10.7 10.4 6.0 0.5 7.5 12.2 12.4 8.7 8.1 10. 小 3 6.7 11.7 11.1 5.9 0.6 7.4 11.9 11.5 8.3 8.5 10. 小 4 7.1 11.1 10.5 5.9 1.1 8.3 11.2 11.2 8.4 8.3 10. 小 5 7.7 10.9 9.6 6.7 1.0 7.7 10.5 11.7 7.7 8.3 11. 小 6 6.7 11.6 11.0 6.1 1.4 7.8 10.5 10.2 7.1 10.7 11. 中 1 9.9 15.2 14.4 9.7 5.1 9.5 8.4 7.6 5.2 5.5 5. 中 2 8.5 11.6 12.4 9.2 4.9 9.0 8.9 7.9 6.0 7.7 7. 中 3 9.3 10.9 11.5 7.7 3.0 11.0 9.6 7.7 7.0 9.4 9. 高 1 9.9 15.3 13.5 9.6 4.3 9.9 9.6 7.1 5.3 7.2 5. 高 2 8.2 10.9 11.0 9.3 4.2 10.9 9.7 8.1 6.7 8.7 7. 高 3 9.9 12.1 13.5 9.7 3.9 10.6 11.8 9.0 7.4 7.2 3. 合計 7.9 12.4 11.7 7.4 2.3 8.7 10.8 10.1 7.3 7.9 8. (%)に多
に集中
各学
(件) 月 3 月 合計 793 466 8,983 669 371 6,411 531 307 5,101 410 267 4,035 378 199 3,168 298 139 2,554 300 194 5,244 253 201 3,220 210 85 2,311 289 139 5,027 262 165 3,445 72 45 2,387 465 2,578 51,886 (件) 3 月 合計 8 5.2 100 4 5.8 100 4 6.0 100 2 6.6 100 9 6.3 100 7 5.4 100 7 3.7 100 9 6.2 100 1 3.7 100 7 2.8 100 6 4.8 100 0 1.9 100 6 5.0 100 16 -第2編 第3章- 17 -
□降雨量との相関
通学は屋外の行動であり、気象環境との関係も考えられるため、月
通学事故の件数と降雨量との相関について考察してみた。
この結果、小学校では相関関係はみられなかったが、中学校で中等
相関、高等学校で弱い相関がみられた。
なお、降雨量(気象庁データ)は平成 24 年の都道府県庁所在地の月
合計である。
○月別降雨量(㎜) ○月別 通学事故件数・降雨量グラ 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 降雨量(㎜) 5,732 4,951 12,396 10,606 5,944 9,673 5,052 6,339 5,428 3,027 5 ○月別 通学事故件数 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 小学校 2,065 3,557 3,256 1,835 235 2,365 3,554 3,570 2,483 2,504 3,079 1 中学校 1,007 1,424 1,420 981 492 1,043 950 834 625 756 763 高等学校 1,016 1,432 1,379 1,033 451 1,126 1,096 851 673 830 623 合計 4,088 6,413 6,055 3,849 1,178 4,534 5,600 5,255 3,781 4,090 4,465 2 ○散布図(件数・降水量) ○相関係数 学校種 係数 結果 小学校 -0.054 ほとんど相関がない 中学校 0.418 中等度の相関がある 高等学校 0.357 弱い相関がある別の
等度の
別の
ラフ(㎜)
2 月 3 月 5,353 7,055 (件) 3 月 合計 1,749 30,252 480 10,775 349 10,859 2,578 51,886 17 -第2編 第3章- 18 -
Ⅵ 部位別
全体として負傷部位は膝部、足関節、手・手指部の順で多かった。また、
頭部の件数も多かった。
学校種別では、小学校では歯部、中学校では膝部、高等学校も膝部が最も多
かった。
表2-3-8部位別(件数・割合) 小学校 中学校 高等学校 合計 件数 割合(%) 件数 割合(%) 件数 割合(%) 件数 割合(%) 頭部 3,055 10.1 639 5.9 901 8.3 4,595 9.0 前額部 3,628 12.0 129 1.2 169 1.6 3,926 8.0 眼部 1,676 5.5 229 2.1 156 1.4 2,061 4.0 耳部 88 0.3 27 0.3 24 0.2 139 0.3 鼻部 771 2.5 80 0.7 88 0.8 939 1.8 口部 564 1.9 87 0.8 97 0.9 748 1.4 歯部 3,814 12.6 350 3.2 316 2.9 4,480 9.0 頬部 1,218 4.0 166 1.5 208 1.9 1,592 3.0 顎部 534 1.8 166 1.5 316 2.9 1,016 2.0 頸部 239 0.8 138 1.3 198 1.8 575 1.1 肩部 175 0.6 245 2.3 324 3.0 744 1.4 上腕部 761 2.5 191 1.8 135 1.2 1,087 2.0 肘部 1,032 3.4 576 5.3 497 4.6 2,105 4.0 前腕部 1,733 5.7 917 8.5 472 4.3 3,122 6.0 手関節 789 2.6 703 6.5 614 5.7 2,106 4.0 手・手指部 2,472 8.2 1,270 12.0 1,295 12.0 5,037 10.0 胸部 92 0.3 188 1.7 133 1.2 413 0.8 腹部 67 0.2 67 0.6 58 0.5 192 0.4 背部 17 0.1 20 0.2 16 0.1 53 0.1 腰部 83 0.3 108 1.0 136 1.3 327 0.6 臀部 60 0.2 82 0.8 56 0.5 198 0.4 大腿部・股関節 234 0.8 196 1.8 182 1.7 612 1.2 膝部 3,053 10.1 1,802 17 1,808 17.0 6,663 13.0 下腿部 849 2.8 590 5.5 525 4.8 1,964 4.0 足関節 2,642 8.7 1,370 13.0 1,659 15.0 5,671 11.0 足・足指部 586 1.9 388 3.6 443 4.1 1,417 3.0 全身 20 0.1 51 0.5 33 0.3 104 0.2 合計 30,252 100.0 10,775 100.0 10,859 100.0 51,886 100.0 18 -第2編 第3章- 19 -
Ⅶ 事故別(テキスト分析)
事故発生の要因を探るため、災害報告書の「災害発生状況」の文章の
中から分析ソフトによるキーワードを抽出するテキスト分析を行った。
事故別では、
「ぶつける」、
「転ぶ」
、
「躓く」
、
「滑る」の順で多かった。こ
の中で、「躓く」は約 90%が小学校であり、「飛び降りる」、「刺さる」も約
78%が小学校であった。一方「転ぶ」、「滑る」、「踏み外す」、「挟む」は過
半数が中学校、高等学校であり、学校種による違いがみられた。
表2-3-9事故別・学年 (件) 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 ぶつける 2,264 1,588 1,222 968 707 547 1,148 670 483 1,147 814 581 12,139 躓く 3,060 1,952 1,494 989 696 453 289 226 150 147 93 72 9,621 転ぶ 1,830 1,151 842 641 458 380 1,555 817 537 1,374 902 648 11,135 滑る 404 382 370 347 335 295 747 498 417 790 591 401 5,577 捻る 173 231 245 199 197 205 227 163 136 215 146 105 2,242 引っ掛かる 465 378 301 257 189 125 238 139 81 257 159 103 2,692 落ちる 283 221 193 169 140 119 268 164 103 234 143 90 2,127 踏み外す 108 115 94 124 115 99 281 172 117 386 289 165 2,065 挟む 88 79 53 61 46 31 216 126 68 224 133 90 1,215 犬・ハチ等にかまれる 68 65 51 55 46 48 45 32 26 35 26 28 525 殴られる・蹴られる 28 26 35 42 48 44 38 58 56 19 7 9 410 刺さる 23 19 23 21 23 19 8 5 10 4 1 1 157 飛び降りる 24 40 24 22 18 32 12 7 14 8 3 6 210 その他 165 164 154 140 150 157 172 143 113 187 138 88 1,771 合計 8,983 6,411 5,101 4,035 3,168 2,554 5,244 3,220 2,311 5,027 3,445 2,387 51,886 表2-3-10事故別・発生月 (件) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 ぶつける 969 1,570 1,421 844 267 1,098 1,414 1,306 884 785 987 594 12,139 躓く 688 1,139 1,034 606 81 782 1,233 1,189 805 744 831 489 9,621 転ぶ 979 1,585 1,470 1,020 368 1,040 1,138 1,078 660 610 698 489 11,135 滑る 347 431 493 355 82 337 314 363 569 1113 871 302 5,577 捻る 225 270 237 149 58 194 243 214 146 160 222 124 2,242 引っ掛かる 190 319 349 168 73 231 266 321 183 178 258 156 2,692 落ちる 189 266 288 155 42 167 268 213 148 151 142 98 2,127 踏み外す 141 270 251 173 71 213 248 209 137 118 137 97 2,065 挟む 104 174 160 106 43 116 130 103 71 69 90 49 1,215 犬・ハチ等にかまれる 45 77 67 74 24 74 47 31 25 15 25 21 525 殴られる・蹴られる 26 33 42 26 7 52 57 31 31 26 48 31 410 刺さる 19 28 28 11 2 9 8 17 6 6 13 10 157 飛び降りる 13 30 22 10 2 14 30 15 21 10 27 16 210 その他 153 221 193 152 58 207 204 165 95 105 116 102 1,771 合計 4,088 6,413 6,055 3,849 1,178 4,534 5,600 5,255 3,781 4,090 4,465 2,578 51,886 19 -第2編 第3章- 20 -
Ⅷ 直前行動別(テキスト分析)
直前の動作では、小学校では「歩く」、「走る」、「友人と歩く」が多く、
中学校では「自転車で走る」が最も多く、次いで「歩く」、「自転車で坂道
を走る」、「階段を歩く」などが多かった。高等学校では自転車での事故が
多い。
表2-3-11行動・学年 (件) 動作 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 歩く 3,836 2,565 1,997 1,576 1,232 984 704 585 480 355 266 217 14,797 自転車で走る 5 8 27 54 60 36 3,022 1,647 1,024 3,186 2,056 1,413 12,538 走る 2,805 1,940 1,473 1,061 779 589 293 236 217 156 112 82 9,743 友人と歩く 1,390 1,188 1,019 817 704 593 268 230 193 43 28 16 6,489 階段を歩く 292 266 240 222 193 164 201 144 113 440 317 205 2,797 自転車で坂道を走る 3 1 5 8 5 12 623 256 190 645 367 268 2,383 傘を持って歩く 293 216 181 137 76 66 26 20 13 5 3 2 1,038 坂道を歩く 259 160 94 88 70 63 58 53 43 40 36 21 985 二輪車で走る 0 0 0 0 0 0 0 0 0 39 170 92 301 ジャンプ・スキップ 44 35 42 31 20 18 10 13 7 1 6 3 230 バスに乗る 18 13 8 16 9 13 11 14 11 22 24 12 171 鉄道に乗る 7 1 3 2 6 2 17 11 9 49 28 29 164 バスから降りる 3 4 2 8 3 4 6 5 6 21 16 13 91 鉄道から降りる 0 0 0 1 0 1 3 4 3 16 11 10 49 後ろ向きに歩く 10 8 3 5 5 8 0 1 0 0 0 0 40 その他 18 6 7 9 6 1 2 1 2 9 5 4 70 合計 8,983 6,411 5,101 4,035 3,168 2,554 5,244 3,220 2,311 5,027 3,445 2,387 51,886 表2-3-12行動・発生月 (件) 動作 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 歩く 1,050 1,628 1,480 892 174 1,103 1,576 1,554 1,271 1,546 1,654 869 14,797 自転車で走る 1,272 1,831 1,729 1,297 624 1,276 1,168 933 671 749 596 392 12,538 走る 668 1,130 1,100 579 94 811 1,210 1,216 783 686 945 521 9,743 友人と歩く 417 753 671 347 50 527 797 773 521 568 660 405 6,489 階段を歩く 206 322 309 221 68 271 315 315 209 194 236 131 2,797 自転車で坂道を走る 229 356 389 275 130 257 226 173 111 102 72 63 2,383 傘を持って歩く 77 137 170 96 1 81 83 113 55 30 121 74 1,038 坂道を歩く 71 101 97 55 5 85 112 78 89 133 92 67 985 二輪車で走る 22 38 28 26 12 41 36 28 23 21 18 8 301 ジャンプ・スキップ 16 35 22 11 2 18 24 28 17 16 25 16 230 バスに乗る 21 29 19 10 4 19 14 10 7 14 12 12 171 鉄道に乗る 17 21 18 22 6 23 13 14 7 11 5 7 164 バスから降りる 6 10 10 8 2 5 11 9 10 7 7 6 91 鉄道から降りる 8 6 3 3 2 8 2 3 2 5 5 2 49 後ろ向きに歩く 2 6 6 3 1 1 2 5 3 4 4 3 40 その他 6 10 4 4 3 8 11 3 2 4 13 2 70 合計 4,088 6,413 6,055 3,849 1,178 4,534 5,600 5,255 3,781 4,090 4,465 2,578 51,886 20 -第2編 第3章- 21 -
Ⅸ 要因別(テキスト分析)
事故に関係すると思われる要因を分類したところ「ふざける・遊び等」、
「荷物等」、「傘」では小学校の割合が高く、「雪・雨等」「ペダル・チェー
ン」では中学校、高等学校の割合が高かった。
表2-3-13要因・学年別 (件) 要 因 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 雨・雪等 267 265 256 272 266 251 516 365 332 619 471 317 4,197 ふざけ・遊び等 666 635 542 480 407 338 184 171 151 44 24 21 3,663 坂道 349 215 131 107 88 74 533 246 161 546 304 219 2,973 段差 347 271 223 191 146 137 374 221 144 444 234 153 2,885 階段 257 237 229 210 182 163 198 141 116 415 296 198 2,642 石・砂利 499 310 255 157 112 76 199 120 79 111 102 56 2,076 側溝 301 201 155 140 105 78 202 110 60 138 74 44 1,608 急ぐ 172 143 131 96 95 87 163 126 107 143 106 68 1,437 荷物等 319 222 175 126 80 63 84 33 27 68 35 24 1,256 傘 308 233 193 129 82 66 30 21 11 26 23 16 1,138 縁石 105 62 50 46 35 28 147 76 42 169 112 66 938 犬・猫・ハチ等 85 79 54 63 60 55 56 44 39 56 47 39 677 ペダル・チェーン 2 9 9 8 2 7 162 91 56 86 89 69 590 路面凹凸 100 62 50 38 22 17 51 18 14 39 29 15 455 蓋・マンホール 89 67 52 37 40 21 39 21 18 33 13 16 446 よそ見 59 37 31 21 18 21 46 29 12 58 27 20 379 電柱 18 18 19 6 9 8 34 30 24 85 44 38 333 カーブ 6 7 1 0 1 0 63 42 21 71 42 41 295 横断歩道 70 42 28 16 15 11 29 12 7 25 14 20 289 ガードレール 15 9 9 12 10 15 46 27 17 52 45 23 280 急ブレーキ 2 0 0 3 0 4 57 31 25 60 50 38 270 不審者 1 2 0 2 0 0 1 4 3 4 4 2 23 その他 4,946 3,285 2,508 1,875 1,393 1,034 2,030 1,241 845 1,735 1,260 884 23,036 合計 8,983 6,411 5,101 4,035 3,168 2,554 5,244 3,220 2,311 5,027 3,445 2,387 51,886 表2-3-14要因・月別 (件) 要因 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 雨・雪等 214 217 271 203 52 168 137 186 467 1,163 845 274 4,197 ふざけ・遊び等 225 423 384 199 29 317 483 496 293 243 368 203 3,663 坂道 276 426 428 273 116 309 319 235 180 154 145 112 2,973 段差 294 387 343 227 86 256 345 280 172 188 174 133 2,885 階段 189 316 309 208 63 255 310 302 176 175 213 126 2,642 石・砂利 159 284 242 178 52 187 261 212 138 130 120 113 2,076 側溝 123 227 195 121 42 123 196 162 103 119 114 83 1,608 急ぐ 101 177 166 114 33 146 165 133 108 94 126 74 1,437 荷物等 65 180 154 96 24 138 161 131 87 70 89 61 1,256 傘 82 153 203 104 2 97 90 120 56 37 126 68 1,138 縁石 116 126 136 93 32 90 92 79 43 46 42 43 938 犬・猫・ハチ等 56 106 91 89 24 86 65 41 33 27 33 26 677 ペダル・チェーン 41 96 75 52 31 62 64 45 42 35 30 17 590 路面凹凸 50 53 50 34 6 37 54 48 38 31 36 18 455 蓋・マンホール 39 49 53 44 2 40 55 53 29 18 43 21 446 よそ見 40 58 51 26 13 29 43 32 15 19 26 27 379 電柱 37 46 50 30 11 29 44 33 17 15 10 11 333 カーブ 38 32 38 31 21 37 33 23 14 15 5 8 295 横断歩道 24 33 29 25 7 21 30 27 22 23 34 14 289 ガードレール 29 41 24 20 13 39 30 21 13 16 21 13 280 急ブレーキ 24 49 37 27 23 28 25 16 13 11 10 7 270 不審者 1 3 1 1 2 2 1 1 4 4 2 1 23 その他 1,865 2,931 2,725 1,654 494 2,038 2,597 2,579 1,718 1,457 1,853 1,125 23,036 合計 4,088 6,413 6,055 3,849 1,178 4,534 5,600 5,255 3,781 4,090 4,465 2,578 51,886 21 -第2編 第3章- 22 -
□通学方法と環境要因のカテゴリカル分析(コレスポンド分析)
通学方法と環境要因の関係を、カテゴリーデータ(文字データ)の分析
手法である、コレスポンド分析(カテゴリーを数量化し、行、列ポイント
を図示し関係を見る手法)により見ると次のとおりである。
なお、通学方法は徒歩、自転車、電車、二輪車、バスその他の 5 項目、
環境要因については坂道、階段、石・砂利、側溝・マンホール、雨・雪、
縁石、路面凹凸、傘・荷物、電柱・ガードレール、風、その他の 11 項目と
した。
□通学方法と要因のカテゴリカル分析自転車と二輪車は傾向が似ており、雨・雪、坂道、縁石、側溝・マンホ
ール等が要因となっており、徒歩については石・砂利、路面凸凹、傘・荷
物等が要因となっている。また、鉄道は階段が要因となっており、駅の階
段での事故の注意喚起が必要である。
なお、バス等については徒歩に傾向が近いが、これはバス乗車中ではな
く、乗車前後の徒歩での事故が多いことによると考えられる。
22 -第2編 第3章- 23 -
第4章 交通事故の状況
Ⅰ 交通死亡事故
平成 11 年度から平成 24 年度の通学中の死亡事故の約 80%を占める、交通
死亡事故 701 件について分析を行った。
(1)登下校別
通学中の交通死亡事故事例 701 件をみると、小学校では約 40%が登校中で
あったが、中学校、高等学校では約 50%と上がっていた。また、小学校の 1~2
年生や高等学校での事故が多い。
月別の状況では 10 月、12 月、9 月、6 月の順に多かった。
図2-4-1 交通死亡事故 学年別 登下校別 表2-4-1交通事故 学年別 登下校別 (件) 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 登校中 22 21 12 11 9 8 24 26 18 62 75 49 337 下校中 41 43 17 11 7 5 21 23 11 73 59 53 364 合計 63 64 29 22 16 13 45 49 29 135 134 102 701 0 20 40 60 80 100 120 140 160 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 下校中 登校中 (件) 23 -第2編 第4章- 24 - 図2-4-2交通事故 月別・登下校別 (件) 表2-4-2交通事故 月別・登下校別 (件) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 登校中 29 29 43 28 11 29 47 25 42 22 23 9 337 下校中 25 36 29 26 15 46 50 39 34 21 19 24 364 合計 54 65 72 54 26 75 97 64 76 43 42 33 701 図2-4-3交通事故 通学方法別・登下校別 (件) 表2-4-3交通事故 通学方法別・登下校別 (件) 徒歩 自転車 二輪車 自動車 バス 電車 合計 登校中 108 176 39 12 1 1 337 下校中 175 151 30 7 1 0 364 合計 283 327 69 19 2 1 701 0 20 40 60 80 100 120 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 下校中 登校中 0 50 100 150 200 250 300 350 徒歩 自転車 二輪車 自動車 バス 電車 下校中 登校中 24 -第2編 第4章
- 25 -
(2)学年・男女別
学年・男女別では小学校では女子の割合がやや高いといった傾向があったが、
全体として男 約 60%、女 約 40%であった。
表2-4-4交通事故 学年別 男女別 (件) 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 男 38 39 14 13 9 8 30 25 20 78 92 57 423 女 25 25 15 9 7 5 15 24 9 57 42 45 278 合計 63 64 29 22 16 13 45 49 29 135 134 102 701(3)月別・学校種別
月別・学校種別では全体として 10 月、12 月、9 月の順に多く、また、小学
校では 10 月が最も多く、中学校では 12 月、高等学校は 10 月が最も多いとい
った違いもあった。
表2-4-5交通事故 月別・学校種別 (件) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 小 20 23 14 17 6 24 29 23 25 5 10 11 207 中 7 9 15 6 3 13 13 8 22 10 11 6 123 高 27 33 43 31 17 38 55 33 29 28 21 16 371 合計 54 65 72 54 26 75 97 64 76 43 42 33 701(4)月別・通学方法別
徒歩は 10 月から 12 月に多く、自転車は 10 月、6 月に多いといった傾向が
ある。自転車での事故は中学校・高等学校の割合が高い。
表2-4-6交通事故 通学方法別・月別 (件) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 合計 徒歩 23 25 21 20 10 31 37 34 34 15 16 17 283 自転車 23 30 42 25 12 40 44 24 33 20 21 13 327 二輪車 6 8 7 8 3 4 13 5 5 4 4 2 69 自動車 0 2 2 0 1 0 3 1 4 4 1 1 19 バス 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 電車 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 合計 54 65 72 54 26 75 97 64 76 43 42 33 701 表2-4-7交通事故 通学方法別・学年別 (件) 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 徒歩 60 61 28 21 13 11 14 18 9 27 10 11 283 自転車 2 1 1 1 1 1 30 31 20 97 80 62 327 二輪車 0 0 0 0 0 0 0 0 0 7 36 26 69 自動車 0 2 0 0 1 1 1 0 0 4 7 3 19 バス 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 電車 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 合計 63 64 29 22 16 13 45 49 29 135 134 102 701 25 -第2編 第4章- 26 -
Ⅱ 自転車自損事故でのけが(負傷・疾病)
通学中の事故のうち中学校で約 60%、高等学校で約 70%を占める自転車事故
の分析を行った。
(災害共済給付では制度上、相手当事者がある事故は基本的に
対象外となるので、自損事故が主な対象となる。)
事故類型では「衝突」
、
「転倒」が多く、この要因としてはスピード出し過ぎ、
よそ見などの人的要因や雨、雪による路面の状況などの環境要因などがあり、
これらが複合している。また、部位では高等学校で小学校、中学校と比べて頭
部が多く、これはヘルメット着用の有無によると思われた。
表2-4-8自転車事故類型・学年 (件) 事故類型 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 合計 衝突 2 3 10 24 19 10 898 468 322 1,050 717 497 4,020 転倒 9 7 23 35 41 34 2,468 1,258 789 2,436 1,492 1,029 9,621 その他 6 1 5 6 7 4 279 177 103 345 214 155 1,302 合計 17 11 38 65 67 48 3,645 1,903 1,214 3,831 2,423 1,681 14,943 表2-4-9自転車 部位別(件数・割合) 小 中 高 合計 件数 % 件数 % 件数 % 件数 % 頭部 15 6.3 418 6.2 923 11.7 1,356 9.1 眼部 3 1.3 57 0.8 119 1.5 179 1.2 耳部 1 0.4 9 0.1 22 0.3 32 0.2 鼻部 4 1.7 38 0.6 70 0.9 112 0.8 口部 3 1.3 61 0.9 89 1.1 153 1.0 歯部 16 6.7 219 3.3 269 3.4 504 3.4 頬部 7 2.9 102 1.5 188 2.4 297 2.0 顎部 4 1.7 122 1.8 271 3.4 397 2.7 頸部 1 0.4 89 1.3 155 2.0 245 1.7 肩部 0 0 191 2.8 281 3.6 472 3.2 上腕部 10 4.2 148 2.2 110 1.4 268 1.8 肘部 17 7.1 458 6.8 426 5.4 901 6.1 前腕部 29 12.1 680 10.1 400 5.1 1,109 7.5 手関節 15 6.3 514 7.7 511 6.5 1,040 7.0 手・手指部 21 8.8 864 12.9 1,096 13.9 1,981 13.4 胸部 4 1.7 152 2.3 116 1.5 272 1.8 腹部 1 0.4 62 0.9 51 0.6 114 0.8 背部 0 0 13 0.2 11 0.1 24 0.2 腰部 2 0.8 70 1.0 99 1.3 171 1.2 臀部 1 0.4 52 0.8 39 0.5 92 0.6 大腿部・股関節 3 1.3 141 2.1 130 1.7 274 1.8 膝部 47 19.6 1,322 19.7 1,460 18.5 2,829 19.1 下腿部 12 5.0 372 5.5 333 4.2 717 4.8 足関節 9 3.8 348 5.2 426 5.4 783 5.3 足・足指部 14 5.8 191 2.8 265 3.4 470 3.2 全身 1 0.4 20 0.3 13 0.2 34 0.2 合計 240 100 6,713 100 7,873 100 14,826 100 26 -第2編 第4章- 27 -
□自転車 頭部の負傷比率の学校種間の検定
自転車の場合の負傷部位に関して、重症例となることが多い「頭部」につい
て、学校種毎に頭部の負傷比率(頭部の件数/全負傷件数)をみてみると小学
校、中学校は約 6%であるが、高等学校は約 12%と 2 倍になっていた。
頭部の負傷比率の差を検証するために、小学校と中学校、中学校と高等学校
でそれぞれ統計検定(下表)を行った。
その結果、小学校と中学校では有意差はなく、頭部の負傷比率に違いがなか
ったが、中学校と高等学校では有意差があり、頭部の負傷比率に違いがあった。
なお、中学校と高等学校の頭部の負傷比率の違いの要因はヘルメット使用の
有無によると思われる。
表 自転車 頭部の負傷比率の検定結果(Pearson のカイ 2 乗)
校種別
漸近有意確率 (両側)
結果
小学校・中学校
0.988>0.05
有意差がない
中学校・高等学校
0.00 ≦0.05
有意差がある
27 -第2編 第4章- 28 -
□自転車事故とよそ見
自転車事故のうち、中学校、高等学校では人的要因の一つとして、
「よそ
見」がある。特に近年は、「携帯電話」の使用による事故の例が見られる。
「携帯電話」の使用による事故は、重大な自損事故、加害事故になるおそ
れがあるため、十分な注意喚起が必要である。また、加害事故の場合は民
事や刑事の責任を負うこととなる。
・無灯火自転車の未成年(中学生)が高齢者と衝突、損害賠償金約 3,000 万円の命令。 ・信号待ち歩行者に未成年の自転車が衝突、損害賠償金約 1,800 万円の命令。 ① 分が携帯電話を使用していた事例 学校種 学 年 性別 登下校別 災害発生時の状況 高 1 女 登校中 バランスを崩し、右足を捻った。 信号が赤になり自転車を停止しようとした時、右手で携帯電話を持っていたため 高 1 女 登校中 したところ、バランスを崩して、道路脇の川に転落し負傷した。 自転車で走行中、制服のポケットから携帯電話を取りだし、時間を確認しようと 高 2 男 下校中 れ、前方にあった看板に顔面を打ち付けてしまった。 自転車で下校途中、胸ポケットに入れていた携帯電話が落ちかけたのに気をとら 高 2 男 下校中 り頭を負傷した。 駅から帰宅途中の下り坂で、携帯電話を見ていたため、電柱を避けきれずぶつか 高 2 女 登校中 カーブミラーに衝突し、頭部をぶつけた。 自転車で駅まで走行していた際、時間を見るため携帯電話を取ろうとしたところ、 高 3 男 下校中 まま拾おうとしたところ、自転車ごと転倒して右胸部を地面に強打した。 部活動を終えて帰宅中に、自分が路肩に落とした携帯電話を自転車にまたがった ②相手(加害者)が携帯電話を操作していたと見られる事例 学校種 学年 性別 登下校別 災害発生時の状況 中 3 女 下校中 ものを触って自転車で走ってきた)高校生らしき男子とぶつかって転倒した。その自転車でゆっくりと走っていたところ、交差点の出会い頭で、(携帯電話らしき 際に、膝を地面で強く打った。 高 2 女 下校中 友達と下校中、反対側から自転車が来たので一列になろうとした。相手は携帯電 話を見て、前方を見ていなかったため、相手の自転車のハンドルが右手にぶつかっ た。相手はそのまま行ってしまったが、右手の痛みが強く変形していたため帰宅後、 病院を受診した。 高 2 女 登校中 横断歩道で、本生徒は、信号が青に変わり渡り始めたところへ、正面から携帯電 話を操作しながらスピードを出して自転車が突っ込んできた。避けきれずに接触し た際に強い衝撃を受けそのまま転倒した。[携帯電話が関係する事例]
[自転車事故の裁判例]
28 -第2編 第4章- 29 -
Ⅲ 外部データから見る通学中の交通事故
交通事故について災害共済給付のデータでは、死亡事例は供花料により把握
できているが、傷害事例は自動車側から補償を受けるため把握できない。そこ
でより詳細に通学中の交通事故(死亡・傷害)の状況を把握するため公益財団
法人交通事故総合分析センターの統計資料を利用することとした。
公益財団法人交通事故総合分析センターとは 略称を【イタルダ】といい、「人・道・車」の観点から交通事故の総合的な調査分析 を行い、研究成果を提供している。 29 -第2編 第4章- 30 -
なお、統計資料については平成 24 年の全国の小学校、中学校、高等学校の児
童生徒の通学中の交通死傷事故のデータ 19,185 件とした。
データ項目は以下のとおりであり、巻末資料にデータを掲載した。
(1)人的要因 学年・月別 死傷者数
(2)人的要因 都道府県別 〃
(3)歩行者の法令違反別 〃
(4)自転車の 〃 〃
(5)二輪車の 〃 〃
(6)安全不確認別道路形状別 〃
交通事故は、校種全体で登校中が 58.3%、下校中が 41.7%であった。
表2-4-10
登校中
下校中
計
歩行者
1,679
2,130
3,809
自転車
9,124
5,574
14,698
二輪車
385
293
678
計
11,188
7,997
19,185
※センターの傾向と同様、各校種の 1 年生で事故が多い。
内訳
(1)人的要因 学年・月別 死傷者数
①車両側の過失(歩行者等の側に事故の人的要因がない場合)
歩行者約 52%、自転車約 29%、二輪車約 25%
②歩行者側の要因(11 月、10 月、2 月に多い)
安全不確認・・・安全確認をしなかった。
判断の誤り・・・相手が譲ってくれる、停止してくれると思った。
前方不注意・・・遊びに夢中(下校中)
③自転車側の要因(10 月、11 月、5 月、6 月に多い)
安全不確認・・・安全確認が不十分(登校中に多い)
動静不注視・・・相手が譲ってくれると思った。
④二輪車側の要因(10 月、11 月、5 月、6 月に多い)
安全不確認・・・安全確認が不十分(登校中に多い)
動静不注視・・・相手が譲ってくれると思った。
具体的な危険がないと注視を思った。
30 -第2編 第4章- 31 -
(2)人的要因 都道府県別 死傷者数
【歩行者】 (左表)登校中 (中表)下校中 (右表)児童生徒10万人当たり※ 1 神奈川県 177 1 神奈川県 177 1 長野県 53 2 東京都 137 2 東京都 168 2 群馬県 52.7 3 千葉県 111 3 千葉県 148 3 静岡県 51.2 4 埼玉県 98 4 静岡県 135 4 山形県 44 5 福岡県 96 5 埼玉県 134 5 宮城県 42.2 6 静岡県 77 6 福岡県 124 6 佐賀県 41.8 7 愛知県 70 7 兵庫県 98 7 千葉県 40 8 大阪府 68 8 大阪府 78 8 香川県 40 9 長野県 64 9 愛知県 68 9 福岡県 39.9 10 宮城県 58 10 群馬県 67 10 神奈川県 38.7 【自転車】 1 愛知県 740 1 静岡県 421 1 群馬県 416.2 2 埼玉県 713 2 埼玉県 397 2 静岡県 264.7 3 静岡県 674 3 愛知県 375 3 岡山県 238.8 4 群馬県 573 4 群馬県 359 4 佐賀県 233.3 5 兵庫県 527 5 兵庫県 291 5 宮崎県 219.6 6 大阪府 428 6 福岡県 255 6 香川県 192.9 7 神奈川県 426 7 千葉県 238 7 徳島県 187.3 8 千葉県 420 8 岡山県 226 8 岐阜県 151.9 9 福岡県 403 9 神奈川県 203 9 埼玉県 146.1 10 東京都 384 10 大阪府 195 10 福島県 142.2 【二輪車】 1 鹿児島県 68 1 鹿児島県 60 1 鹿児島県 66.4 2 福岡県 38 2 福岡県 37 2 山梨県 49.4 3 神奈川県 28 3 山梨県 23 3 徳島県 16 4 山梨県 26 4 神奈川県 20 4 大分県 15.5 5 茨城県 24 5 茨城県 16 5 高知県 14.1 6 大阪府 21 6 大分県 12 6 熊本県 13.7 7 熊本県 19 7 宮城県 10 7 福岡県 13.6 8 埼玉県 11 8 新潟県 10 8 茨城県 12.2 9 千葉県 10 9 熊本県 9 9 和歌山県 9.9 10 新潟県 9 10 栃木県 8 10 宮崎県 9.9※平成 24 年度学校基本調査(文部科学省)の児童生徒数を基に「事故件数÷児童生徒数×10 万」で算出 31 -第2編 第4章
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(3)歩行者の法令違反別 死傷者数
【違反無し】が登下校合わせて 2,053 件、約 54%ある。
登下校中の要因では
①飛び出し・・・・・・・・・小学の低学年に多い。
②横断歩道外横断・・・・・・小学校の低学年と中学、高等学校の 1 年生
③走行車両直前、直後の横断・小学の低学年に多い。
④信号無視
の順であった。
(4)自転車の法令違反別 死傷者数
【違反無し】が登下校合わせて 4,653 件、約 32%ある。
登下校中の要因では
①安全不確認・・・・中学・高等学校の 1 年生に多い
②指定場所一時不停止等
③動静不注視・・・中学・高等学校の 1 年生に多い。
④交差点安全進行義務違反・・・中学・高等学校の 1 年生に多い。
の順であった。
(5)二輪車の法令違反別 死傷者数
【違反無し】が登下校合わせて 172 件、約 25%ある。
登下校中の要因では
①安全不確認・・・・高校2,3年生
②動静不注視・・・ 〃
③前方不注意・・・ 〃
の順であった。
(6)安全不確認別道路形状別 死傷者数
歩行者・・・①単路、道路傾斜平坦、信号等なし
②交差点の信号等なし の順であった。
自転車・・・①交差点の信号等なしが約 66%。
二輪車・・・①交差点の信号等なしが約 62%。
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