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新聞デザインからニュースデザインヘ

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(1)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

新 聞

デザ

デザ

From

 

Newspaper

 

Design

 to 

News

 

Design

宮 崎紀郎 千 葉大 学

MIYAZAKI ,

 

Michio

Chiba University

1

は じ め に   グラフ ィックデザインは

印刷による複 製 を 前 提 とするデ ザイ ン分 野である

新 聞もそ の中に 入 る は ず だ

しかし

広 辞苑で は

ポスタ

ー、

新 聞雑 誌 広 告はグラフィ ックデ ザイ ンと してい ても

新聞自体 につ いて は な ん ら触れ ら れ ていない

今日

あ ら ゆ る ものにデザイ ン は 及 ん でいる

しか し我 が 国では

新聞 はい まだ 本格 的 にデ ザイ ンの対象と み な さ れて いない

き わ めてま れ な 存 在であ る

 その聞デ ザイ ンに

私は二 数 年

取 り組 んで き た。 こ こで は、 その

応のまとめと して

新聞デ ザ イン につ いて述べ い と思う

近年

イ ン タ

ネッ トに代表さ れ るマ ルチ メディアが台 頭 し て き た

新 聞は その地位を お び やか さ れようと し て い る

こう した転 換 期に

新 聞 デザ イン につ いて記してお くこ と は

今後のメディ アデザ インを考える に際して も 意義ある こ と と考え る

2 .

新聞 は なぜ デ ザイ ン さ れ な け ればな らな い か   デ ザイ ン は

有形無形の 「の」 と 「 の 間 に よ り よ い関係を 生み 出す目的で

設 計 した り

仕 組み を考える こと である

これは

私のデ ザイ ンの 定 義である

例え ば

クルマは

快 適な乗り心 地で 人の移 動を行 うようにデザ インさ れる。 新 聞は、 情 報を正確に

早く

読み やすい ように提示 し

人々 の社 会へ の適 応をス ム

ズにする

大局的に は

時 代が要求する情報と は何か を考え

的デ ザイン と して紙 面を提供 する。 その結 果、 よ り よいコ ミュ ニ ケ

ショ ン環境が造 成さ れ

社 会の進 展 が 促 進さ れる

新 聞に

デザ インが 必 要 な所以 (ゆえ ん)だ

敷 衍 (ふ え ん)すれ ば

あらゆるもの にデザイ ン は 必要となる

3

新聞 にデ ザイ ン が な かった わ け で は

なぜ新聞にデ ザイ ナ

が不在だっ たの だ ろ うか

その理 由 を

私 なりに い くつ か推測してみ る

その第

新聞 は情報 を もっ て

義と す る 考 えで あ る

。新

聞の情 報は

伝 統 的に記 事 (文字 ) を主

と して い る。 文 字は どうレイ アウ トしようと

そ の 見 ばえ は 五十 歩百歩にみ える

つ まり

文字 情報 と して の記 事 (文 字 )が しっ か り入っ て いれ ば

、体

裁 は二 の次なの である

記 者の命ともいうべ き記事 を

句 余 すと な く紙 面 める こ とが最 重 要 視 さ れ たの で ある。 新 聞 社に流 れる こ の伝 統は

今 日 まで脈々 と続い て い る

文 筆を業とする記者の こだ わ りで あ り

こ の主 張 は

面で は 理解でき る

 

第二 は

デ ザインに対 す る偏 見であ る

デザイン は

単に外形を 整 え

か た ちの美し さ を追 及 するも の にす ぎない との考 えで ある

新 聞社に 限 らず

こ うした 理解は

般に 多い

 

丿と して のデ ザ ン で ある

デ ザイ ン をこの よ う に と ら え れば

情 報 が メイン の新 聞に 「化 粧  (デ ザイ ンは 不 要 しても 不 思議で はない

た し か に

デザ イン は化 粧 も す る が

そ れ以上 に

新 聞で いえば

情報 伝 達 要 素であ る 文 字 や写 真を

その情 報 内容の理解のも と に

読 者にか り や すい よ う に バ ラン ス を決め

し か るべ き

置 に レ イ ア ウ トする ことが

よ り重要な 役 割である

見出 し

文字

写真を

その記事 内容 に即して

文字 中心だった り

あ るいは 写真中心だっ たり して 「総 合 的よ り 理し や す い よ う に 組 み 替え

提 示するの がデザイ ン なの であ る

デ ザイ ン は

、本

情報 を的

に 読者に

え る 手 助け をする もので あ る

  デザイ ナ

が 参加 し な かっ た第三の理 由 は

新聞 編 集の時間的 制約である

紙 面の 割 り付け は

極端 に短 時 間の うちに行わ れ る

割り

け してい る最 中 に も

次々 とニ ュ

スが 入っ てく る

状 況に応じて 的 確に 判断を 下 さ なけれ ばな ら ない

そうなる と

そ れ ができる のは経験 豊か な 「整 理部記者を おい て ない

訓 練さ れて いない ザイ ナ

な ど

時 間と

デザ イン学研 究 特 集 号 SPECtAL  ISsuE oF JssD vot

6 No

1  1998     55

(2)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

の戦いの 中で は

邪 魔 者 以外のな に もの で も ない の で あ る

新 聞デ ザイ ンは

きわめて専 門 的な知 識が 要求 され る特殊な 分 野 である

短期 間で はデ ザイ ナ

に は な れ ない

長期 的展望に立っ て

デザイ ナ

を 養 成しよ う とい う考え も

余 裕 も

新聞

にはな かっ たの で ある

 

デザイ ナ

がいな かっ た か ら といっ て

新聞にデ ザイ ンが なかった わ けで はない。 整 理 部記 者     特 別にデ ザイ ンの訓

を 受 け て はいない

  

先 輩 記 者か らの 「い いえ 」 られ た レ イ ア ウ トパ タ

ン を踏 襲 するこ とで

紙 面はつ く られてき た

デ ザイ ナ

が 関 与 し な かっ た と はいう もの の

紙 面 が 制 作 さ れ

発 行さ れて き た こ と は

結果 と してで は あ れ 新聞がデ ザ インされてき たこと を意 味 す る

しか し

私が各 社に取 材し た範 囲では

現在でも

整 理 部 記 者に はデ ザイン し てい る と い う意識は感じられ ない

 

新聞デ ザイ ンが活発化 していない こ と につ いて

私 た ちグラフィ ッ クデザイ ナ

の怠 慢と責任も指 弾 され よ う

新 聞のよ うに

会的影 響力が大き い

な かば 「的 存在」 に し て

デザイ ナ

の発 言が 少 ない のは問題である

もっ と勉 強し

積 極 的に提 案 する ことが 必要であろう。

4 .

遅々 とした 新 聞デ ザイン   我が 国の近代的 新 聞の発 祥 は

明 治

3

12

8

日 付 (旧暦

西 暦で は

1871

1

月 ) で 発行さ れ た 「横 浜 毎 日新 聞」 で

あ るこ と

鉛活字 を使用 し た 西洋 紙 1 枚 刷りで ある ことから

それ ま での 「瓦 版 と は

を 画 した もので あ り

今 日の新 聞の祖といえ る

明 治の半 に は紙 面に 写真 掲 載が 可 能 と な り

昭和の初 め に は

現 在の聞 に 近い レイアウ ト紙 面に なっ てき た

  こ こで は 詳 し く は述べ ないが

大正

昭 和の問 に

新 聞 は 大 き く 質 的 転換を とげる

いわ ゆ る 「客 観 道」 で あ る

政府の度重 な る弾圧 に 屈 して

新 聞 は 自らの意 見を放 棄し

紙 面の下に潜り込ま せてし まっ たの で ある

  順調に

だが非 常にゆるや か に進 展してき た新 聞 デ ザイ ン は

第二次 世 界 大 戦に突入する と

物 資不 足か ら

混 乱にお ちい る。 その状況は戦後ま で続く。

1948

(昭和

23

) 年に は

2

ミリ ほ どの極 小 活字で

2

ジ (

1

枚 )の紙 面

その大き さ も現在の半 分 のサイズ (タ ブロイ ド判 )も登 場したりした

  や がて

新 聞発 行に足りる物 資 が不十 分 な が らも

確保

されるよ うになっ た

1951

(昭和

26

) 年

日本 新聞協 会は

15段制

1 段15 字 詰め を制定する

紙 面 デ ザイ ン は

各紙と も 酷似し

、一

見して どの新 聞社の新 聞か

題 字を見なければ

、一

般に は判 別で き なくなる

こ の紙 面 が

その後

30

年 間 続 く

 1981

は戦 前に揺 り戻 され る

本文 文字 の大 型 化である

新 聞協 会は

、15

段 制はそのま まに

、 1

段 当 たりの字 詰めを 自 由

した

こ の年

朝 日新聞 は

、 1

14

字 詰め を採用するので あ る

こ の文 字 拡 大化の景 に あ るの は

紙 面 制

へ の コ ン ピュ

タの導 入である

そ れ は 活 字 を 追 放 し

紙 面 デ ザインの 自 由度

格 段に飛躍した結 果である

その後、 文 字 拡 大化は続 き

1

13

字か ら

さ らに は

12

字に な り現在に至っ てい る

 

だ が

文字 拡大化に よ り

、本

文の可 読性は増した もの の

紙 面レイアウ トは依 然と して従 来の型 ど お り のま まで ある

そ れ は

相 変わ らずの

15

段 制の枠 が はずせ ないた めであ る

私た ちの調査では

1

段 当 た りの字 詰め数は15 字が読み や すい

状の文 文 字 サ イズの ま まで

1段15 字 詰め にすれば

必 然 的 に

15

段制は くずれ

お そ ら く

12

段制と な ろ う

 

15

段 制 が

自 由 な 紙面 デ ザイ ンの さ ま たげに なっ て いるの は

関係 者に も十 分認識さ れて い る と思 わ れる

にも か かわ らず

それ が維 持されて い る のは 広 告のた め で ある

広 告 サイズは

段によ り各新 聞 社共 通 に規格化さ れ ている

そのおかげで

企 業は

サ イデ ザイ ン

そ れ を複 製 す るだ けで

同時に何

かに広 告 出稿 が 可能になっ てい る

15段制を廃 止すること は

広告 制 作の 手間 や

広告 料金

系 に混乱 を招く

という

  しか し

この広 告の問 題 は

さ し た る 困難も な く ク リ ア

でき よ う

なぜな ら

新 聞紙 面制作にコ ン ピュ

タ が導入 され た以上に

広告業界の制作現場 に もコ ンピュ

タが入っ てき た。 広 告制 作も

かつ ての写植 文 字の切り貼 りのような手 間 暇か かる作 業 はディ スプレ

上で解 決できる。 新 聞 各 社に出稿す

56      sPEclAL  ISSuE  oF JssD vDI

6 No

1  t998 デ ザ イン学 研 究 特 集 号

(3)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

る広告サ イズが異なっ て も

十 分対 応可 能だ

広 告 料金は

標 準はあるが

実 際に は個 別に対応さ れて いる

5 .

産 経 新聞 と

日新聞のデ ザ イン改 革  

1988

(昭 和

63

) 年

5

29

産 経 新 聞は紙 面を

変さ せ たa この紙面は

私は

現在の日

の新 聞 の中で

もっ と も優れ た

ザインと評 価す る もので ある

篆 書 (篆書 :中 国の古 代 文 字)を用いた題 字 と

濃いブル

を効果的に配した紙 面 デ ザ インは美 し く

整然と して い る

惜しむ ら くは

中面のデ ザ イ ン が

料 理ペ

ジ を除き

従 来どお りの紙 面で あ るこ とである。  つ いで

、1991

11

5

日、 毎日新 聞は

CI

Corporate

 

Identity

) 導入 の

環 として

紙面 改 革を行っ た

毎日新 聞の デ ザインは

題 字 をブル

地に白 抜き と して大き く扱っ た ところ が 目新 しい

「ハラキ リ」という

新 聞では 禁 じ ら れて いた レ イ アウ ト (ある段で

すべ ての記 事が終わっ て

下の 段に続か ない状 態

水 平 に 記事が 切 れて しまい

切 腹 を思 わ せ ることか ら命名 さ れ た)を 大 胆に採用 し てもいる

 

産経

毎 日新聞の英 断に も か かわ らず

新 聞デ ザ イン は他 社に波 及して い ない

ま た 両社のデ ザイ ン も

その後の進 展が見ら れ ない

私た ちの調 査では

被 験 者は毎 日新 聞の紙 面 イメ

ジ を

朝日 新 聞

読 売新 聞と変わ らないと して いる。

 

毎日新聞の

CI

を担 当 し た (株)パオス の 中西 元 男は

 

「百二 十 年 もの学 習 と経 験 で

新聞社 員も読 者も

新 聞はこういう ものだ

と 思い込 ん でい る

実はエ

ト リ ア ルデ ザイン に始 ま り販 売方法や経 営 方 法 な ど

あ らゆる面で新聞

は時 代 遅 れ だ」 と 述べ て いる

新 聞社は

旧 態 を脱 し

なデザイ ンコ ンセプトを 打 ち 立てな け ればな ら ない

6 .

新 聞機 能 と新 聞特 性

 

新聞の果たす役 割につ い て

新 聞 協 会研 究 所 は

1

) 報 道

2

) 評 論

3

) 教 育

4

)嫉 楽とい う メディア機 能と

さ らに(

5

) 広 告 機 能をあ

て い る

こ の中で

新 聞 をもっ と も特 徴づけて い るの は ニ ュ

ス報道と その評 論

解 説である

テレビ に速 報性

同時 性は譲っ て はいるが

ニ ュ

スが 新 聞の 中心であ ること に変わ り は な い

 

新 聞の 媒体特性 とし て

同 研究所は

1

) 随 意性

2

)可搬性

3

)簡

便

(4 )

覧 性

5

存性

6

) 経済 性を あげて いる

私はこ こに

印刷

媒体

と しての特 性を加えて考え たい

文 字や写 真やイラス ト レ

ショ ンが共 同するコ ミュ ニ ケ

ション、 い い か え れば グラフ ィ ックデ ザイ ン と しての紙 面 デ ザイ ン である

 以 上の新聞機 能と

新 聞特 性の把 握のうえで

新 聞 は 何 を 発 信 し た ら よい のだろ う か

それは端 的に いえば

読者の 「境 判 断

」 の

新 聞を読んで

自 らの立場を 知 り

環境 (状況)に適 応 するた めの資 料であ る

現在の新 聞は

安 価で

手軽に持 ち 運 びでき

い つ で も読める

ま だ

これ に変わ る

媒体

しば ら くは現れ ない の では ないか

新 聞

が持っている ジャ

ナリズム集 団と して の機 能 も

当分は他に変えが たい と思わ れる

  資料 性の

印刷 媒 体 と して の役 割を果た す た めに は、 文 字情 報を大 切に し な が ら も

もっ とビ ジュ アル な

読む気に さ せ る 紙面 デ ザイ ン が 求め ら れ よ う

若者の聞離れ は著し い

魅 力 ある新 聞と な ら ない限り

新聞 は 「え 去る のみ」である

7 .

新聞 のデ ザイ ンコ ン セプ ト (主 旨)  新 聞 は

読者の環境 判 断 資 料である こと を前 提と する

以下に

その要 件を あげる

1

) 記事は

見して重要 度が分か ること

2

) 資料 性の高さ

整 然 性を備えて い ること

3

) 選 択 性が保 証されて い る こと

4

)ビ ジュ アル な読み やすい紙 面で あ る こ と

5

) 記 事

写真な どの全署 名化

  くだい て いえ ば

以上 に よ り

紙 面か ら 「の 記事はこ のようにまとめて

読 者の皆さ んの

考 に 供します」 と いう メッセ

ジ が聞こえる新 聞

が デ ザインコ ンセプ トである

 (

1

3

) ま で は

読者にとって環 境 (状 況 ) 判 断が しや すい紙 面 はどう あった ら よいか である。 私 た ち は

その具体 的レイアウ トと し て

記 事を四角

デ ザ イ ン学 研 究 特集 号 sPEcIAL  IssUE OF JssD  voL

6 No

1 1998   

57

(4)

Japanese Society for the Science of Design

NII-Electronic Library Service Japanese  Sooiety  for  the  Soienoe  of  Design

図  私 た ちの提 案 紙 面の

例 形に収 めるのがよい と し て提案し てい る (図参照)

そ う す れ ば

記 事の大き さ か ら

目で重要 度 が 分か る

現在の新 聞は

記 事が 上 か ら下へ とだ らだ らと 続い て

記 事の重要度が 不明だ。 また読みにくい

ニ ュ

スは

新 聞 社に よ っ て (正確に はある特 定の 記 者 ない し編集 者 に よっ て)価 値づけされ た結 果

あ る大き さの記 事と な る

その価 値づけさ れ たこと を 「記 事大 き さ 」明 確に 示 す と が

資 料 性 高 め るの であ る

 

5

)記事の署名化も資 料性 を 高 める

署 名 化は

産経新聞 が

1977

(昭和

52

)年

10

月 か ら約

5

年 間 行っ て中 止 さ れ た

。1995

(平成

7

) 年

10

月か ら

十勝 毎日新 聞が

原則 的に 全部の記 事に署 名 を入 れ る方 針を取っ てい る

1996

(平成

8

) 年

4

月 か ら

毎 日新 聞 が 大 き な 記事に署 名を入れ始めた

 ニ ュ

スが新 聞 社に入っ てか ら紙 面になるまで の 報 道 過 程 をみ て み よう

その最初の段階でニ ュ

ス は取 捨 選択さ れ る

そこで は

会的 重 要 性 に照ら し 合わせ て価

判 断される の であ る が

そ れ を行うの は幾 人かの限 られ た 「」 で

い う な れば主 観 的 判 断で あ る

記事を書くこと も

厳 密にいえ ぱ主 観 的行 為である, 記 事が価 値 判 断され たこ と (それ 自

は 悪い ことでは ない)を

署 名 化に より はっ き り示 すことは

読 者の環 境判 断に とっ て有 効である

ま た レイアウ トも

ある判 断の結 果である

レ イ ア ウ トした人の署 名もあっ てい い

すで に

東京 中 日 スポ

ツ と 日刊スポ

ツは

レイア ウ ト者の名 前を 紙 面わ き に明 示して い る。

8 .

おわ りに   我が国の新 聞 発行 部 数は、 こ こ数 年

横 ばいで あ る。

の パ イを取り合 うシェ ア争いが

間 で 続い て い る

今が

新聞の ピ

ク ではないだろ う か

私た ち は

これまでいくつ かの紙 面 デ ザインを 提

して きた

しかし

その ご く

部 が

実 際の面 に 反 映さ れ た にすぎ ない。 私の力不足もある

新聞社 に も

意 識 変革を望みたい。 グラ フィックデ ザイ ナ

公共的

ザ イン に目を向けて ほ し い

  こ のま ま

インタ

ネッ トに押さ れて

新 聞は消 えて行く との説もある。 ある いはそ うか もしれ ない

私 見では

新 聞の媒体 特 性を越えるメディアは

し ばら くは現れ ない と思 わ れる

徐々 に 下 降 線 を た ど り

やがて 消 え る と して

そ れ は 十 年 単位の後で あ ろ う

ただ

私た ち が新聞デザイ ンで提 起 したこと

  

情報 を 理

し や す くする 「デ ザイ ン」 の社 会 重 要性は

人 類が存続 する限 り

 

不 変」 にいない

ニ ュ

ス をいか に

示 する か

そ のデ ザインコ ンセ プ トは

新し いメディア になっ て も変 わらないはず だ。   私が所 属する国 際 的 な 団 体

SND

Society

 

for

Newspaper

 Design ) は

昨 年

同じ

SND

な が

、Society

 

for

 

News

 

Design

改 称れた

新 聞

大 き く

ニ ュ

スの枠の中で その

割を 考 え る 時 代になってき た

テ レビは

実は

新聞

び つ い て い る

イ ン タ

ネ ッ トとも 無縁で は ない

そ うしたニ ュ

スネッ トワ

ク と して

インタ ラ クティ ブな 関係でメディア を と ら え

デザインして いくこ と が

今 後の課 題である。   グラフ ィッ クデ ザイン には、 さらなる世 界 が 開 け て い る

58   sPEclAL  IssuE OF JSSD vol

6 No

1 1998 デ ザ イ ン学研 究特集号

図  私 た ち の 提 案 紙 面 の 一 例 形 に 収 め る の が よ い と し て 提 案 し て い る ( 図参照 ) 。 そ う す れ ば 、 記 事 の 大 き さ か ら 一 目で 重要 度 が 分 か る 。 現 在 の 新 聞 は 、 記 事 が 上 か ら 下 へ と だ らだ ら と 続 い て 、 記 事 の 重 要度 が 不 明 だ 。 ま た読 み に く い 。 ニ ュ ー ス は 、 新 聞 社 に よ っ て ( 正 確 に は あ る 特 定 の 記 者 な

参照

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