2016.8 自民党が民主党から政権を奪還してか ら３年半がたちました。 安倍晋三総裁もどっしりと貫禄がでて きました。 伊勢志摩サミットでの各国首脳おもて なしも堂に入ったもの。 これで、参議院選に弾みがつきそうです。 民進党、社民党と共産党が選挙協力を するというので「反自民野党の総崩れ」
青山繁晴氏
「参院選」
に
比例代表
で
が見られそうで楽しみです。 しかし「共産党」と共闘とは…民進党 さん「お気は確かですか？」 渡部恒三さんが聞いたら何というので しょう。 実際、選挙演説で一番興味を惹いたの は「参議院比例代表」選挙でした。 「共同通信」の記者時代にペルーの日本大使館での人質事件を報道してくれた青 山繁晴氏が『ぼくらの祖国』『ぼくらの真 実』を書きあげ、この２冊に感銘を受け てから芸能人の「追っかけ」をするファ ン心理は「こういうものなのかなあ」と自 分でも不思議なくらい青山繁晴候補が気 になって仕方がない。毎日深夜までコン ピュータで動画をチェックしないではい られない、いや、寝られない。 石原慎太郎先生が橋下徹氏を東京都知 事に推薦する気持ちがわかるような気が する。
安倍晋三総理の意中の人
その青山繁晴氏、選挙公示日の２日前 の月曜日、昼の１時過ぎ、首相として１番 忙しい時間帯なのに安倍晋三首相から直 接に電話をもらって、出馬要請を直々に 頂いたそうである。 青山繁晴氏は、今までも記者時代から ７～８度出馬要請をいただいているので、 今回も即座にお断りしたそうだが、今回 ばかりは安倍晋三総理が「チョット待っ てください」と言われ、青山さんが選挙 に通ったら「外務省が変わります」「経済 産業省がかわります」１年生議員でも青 山繁晴さんに部会や勉強会で質問してい ただきますので「自民党の議員も変わり ます」と口説かれた。電話で話を聞いた からと言っても軽々には返事すべきでは ないと思った青山氏はすぐさま首相官邸 の裏口から安倍晋三総理に会いにゆき、 目と目を見ながら「安倍総理、電話で自2016.8 民党のために」という「言葉が一言でも あったら、ぼくはお断りしていました。」 とお応えして選挙にでることになりまし た。
よもや自分が出ることになるとは
青山繁晴氏は記者時代から選挙の取材 が大嫌いで、当選すると候補者たちが「万 歳」するが「万歳する」とは何事だ！当 選したら終わりじゃなくて、みんなの期待 や責任を背負ったのだから「手放し」で「万 歳」はないだろう。選挙というものは名 前だけ覚えてもらえばよいものじぁない。 さすがに青山繁晴氏「選挙嫌いなだけに いろいろと注文が多い。」 自民党の本部に行くと候補者が使用す る名前の書いたタスキを渡される。青山 繁晴氏まずタスキが気に入らない。最初 は「名前を売り込むつもりはない」とタス キ拒否。白い手袋も拒否。白い手袋の件 は「私の手はこんなに穢れてない」とい うアピールと誤解していたようで、あとで、 たくさん握手をすると素手では手が腫れ てくるからみんな白手袋をするらしいで すね、と控えめにフォロー・訂正。 しかし、ぼくは親が丈夫に産み育てて くださったから大丈夫だと素手を選択 する。 この意地っ張りなところがまた魅力的、 アピールの術が自然に身についている。選挙のベテランにもクレーム
自民党のベテランの「選挙のプロのア ドバイス」にも一言。 青山繁晴氏の「姓」のほうでなく、「名」 のほうが難しいので「しげはる」か「シ ゲハル」にしたらどうか？と言われて脳 天が「ぷっつーん」。 親が自分の子供に名前をつけるときに は親の背後にご先祖がいらっしゃって、 それで名前というものがつくわけだから、 親からいただいた名前を選挙に有利だか らといって「ひらがな」や「カタカナ」に 変えるということはするべきではない。 「全くその通りです」青山繁晴氏のいう ことは１００％正しい。しかし、「餅屋は 餅屋」という言葉もあるので・・・と思い かけた・・・ら。 「幸いに青山という姓では一人しかでて いません。投票所には立候補者の名前が 書かれたリストがありますから、本当に小 さな字で見えにくいのですが名前のほう は「しげはる」か「シゲハル」で構わない。 票を入れる側の人は好きに選択できます、 と説明。 青山繁晴氏は現在は東京住まい。子供 の頃から関西育ち、ということで選挙事 務所を大阪に置いた。 自民比例で立候補する旨を２０日、大阪市内で記者会見し、参院選（２２日公示、 ７月１０日投開票）に自民党の比例代表と して立候補することを表明した。 青山氏は「政治はボランティア。１期 しかやらない。二度とやりません」と、当 選した場合、６年間の政治活動に集中す る意向を明かした。 青山氏は、共同通信記者時代に数回、 出馬のオファーを受けたが「ずっと断っ てきた」。新党を結成して地元・兵庫から 衆院選に出馬しようとした事もあったが、 断念した過去があるという。しかし６月 １２日、旧知の安倍晋三首相から直接電 話があり、「出て欲しい」と要請を受けた。 これも「長期化した安倍政権に文句を言 う人物が必要」いったんは固持したが「国 会質問で外務省や経産省が変わるかもし れない」との安倍首相の言葉に心が変わっ たという。「選挙は嫌。この会見も悪夢と 同じ」と苦笑したが「既得権益を壊すに は僕自身の人生を壊さないといけない」 と、出馬を決意した理由を語った。当選 した場合、社員１２名の「独立総合研究所」 の社長は辞任する意向だ。 政治とカネの問題にも言及。「政治はボ ランティア。職業になってしまっているか ら、政治資金で金魚の餌を買う人もいる」 と東京都知事を辞任した舛添要一氏を例 に挙げつつ、「政治献金は合法でも、１円 も受け取らない。それでも政治はやれま
2016.8 す」と言い切った。メディア活動につい ては「芸能プロダクションとは関係を持 たないが、オファーがあれば」とした。 青山氏は会見の中で『消費増税』につ いて「延期という判断は間違い。少なく とも凍結。本来なら減税」（この件はワ イズ編集部も自民党が政権奪取時から主 張。）と政権批判も展開。 「自民から出馬するのが一番嫌」とも話 したが、「内部から変えた方がいいと思う。 自民党を変えないと現状は変わらない」 と説明した。 訴える政策は「資源産業の勃興」と「輸 出型農業への転換」など。東京と関西を 中心に選挙戦を展開する予定。「名前の連 呼なんかしない。タスキもかけません」と、 有権者との対話を中心に訴えるという。 ワイズは選挙の中頃まで青山繁晴氏の 選挙動画を追いかけていますが、原稿締 め切りの関係で、これ以上は追っかけ不 可能、間違いのないように、「期日前投票」 で迷わず「青山繁晴」と書いてきた。 いままで、追いかけてきて確信したの は著書『ぼくらの真実』『ぼくらの祖国』 にある通り、青山繁晴候補の選挙演説（ほ んとうに選挙演説なのか？）で語られた ことは著書内容に「嘘・偽り」が全くな いことです。 わたくし、青山繁晴というジャーナリス トはフランスのルポルタージュ手法を撮 る記録文学の体現者ではないか、「青山繁 晴」自身が記録媒体である、と思う。 おどけていえば「私インディアン、嘘 つかない」である。（アー！アー！！） 「当選」は信じていますが、落選しても 安倍晋三総理の「勝手なアドバイザー」 としてどしどし苦言を呈してください。
