岩手県環境保全連絡協議会
(目
次)
フロン排出抑制法説明会のお知らせ……… (2) ◇ ◇ ◇ 第一種特定製品の管理者が取り組むべき措置について……… (3) ◇ ◇ ◇ 2013年度の温室効果ガス排出量(確報値)<概要>2015年4月環境省発表
……… (7) ◇ ◇ ◇ 平成25年度PRTRデータの概要等について2015年3月環境省発表
……… (10)■第一種特定製品とは ①業務用のエアコンディショナー(自動車リサイクル法が対象とするカーエアコンなどの第二種特定 製品を除く)及び②業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であって、冷媒としてフロン類が使用されているも の。 ■管理者とは 原則として、当該製品の所有権を有する者(所有者)が管理者となります。 ただし、例外として、契約書等の書面において、保守・修繕の責務を所有者以外が負うこととされて いる場合は、その者が管理者となります。 なお、メンテナンス等の管理業務を委託している場合は、当該委託を行った者が管理者に当たります。 【管理者の具体例】 上述のとおり、業務用のエアコンディショナー、冷凍冷蔵機器を所有する事業者は、基本的に全て、 管理者となります。したがって、管理者となりうる者の具体例としては、事業所や自社ビル等を所有 する全ての業種の事業者(独立行政法人等の団体・機関を含む。)、医療関係(病院、介護施設等)、 学校関係、飲食業関係、農林水産業関係(食品工場漁船等)、宿泊関係(ホテル、旅館等)、運輸関 係(冷蔵冷凍倉庫、鉄道、旅客機、船舶)等が対象となります。 1、趣旨 エアコンディショナーや冷凍冷蔵機器に使用されるフロン類については、1980年代頃より、国際条 約に基づき、オゾン層破壊効果がない代替フロンが使用されてきています。 しかしながら、この代替フロンは、オゾン層破壊効果はないものの、高い地球温暖化効果を有するこ とから、地球温暖化防止のため、排出を抑える必要があります。特に、業務用のエアコンディショナー や冷凍冷蔵機器からの使用時におけるフロン類の漏えい問題が判明したことなどから、こうした機器の 適切な管理の必要性が高まってきました。 そのため、これまでこうした機器からのフロン類の回収や破壊を対象としていた「フロン回収・破壊 法」を平成25年6月に改正し、新たな内容を加えた「フロン排出抑制法(フロン類の使用の合理化及 び管理の適正化に関する法律)」として、平成27年4月1日から施行されることになりました。 第一種特定製品の管理者の皆様は、同法に基づいて、以下の取り組みの実施が必要です。 2、第一種特定製品の管理者が取り組む措置 (1)「第一種特定製品の管理者の判断の基準となるべき事項」の遵守について(新たな規制事項) 第一種特定製品の管理者の皆様は、当該製品の管理にあたり、以下の事項を遵守する必要がありま す。(各都道府県が指導・監督を行います。違反した場合には、罰則が適用される可能性があります。) ①機器の設置環境・使用環境の維持保全 点検や修理を行うための作業空間を適切に確保することなどが必要です。 ②簡易点検・定期点検 管理する機器の種類や大きさに応じて、以下の内容の点検を行うことが必要です。
―フロン類の漏えい防止対策が必要です―
※「簡易点検の手引き」 http://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/index.html ③フロン類の漏えい時の措置 点検等の結果、漏えいや故障などが確認された場合、漏えい防止のための修理を行う必要があり ます。また、修理などを行うまでフロン類の充塡は原則として行えません。 なお、「第一種フロン類充塡回収業者」(フロン類の充塡を業として行う者として都道府県の登 録を受けた者)に適用される充塡基準においても、同様に、フロン類の漏えいや故障などが確認さ れた場合は、修理などを行うまで、フロン類の充塡は原則として禁止されています。 ④点検・整備の記録作成・保存 管理者や管理する機器に関する情報、点検や修理の実施状況、充塡・回収したフロン類の情報等 について記録を作成し、機器を廃棄するまで保存する必要があります。記録の作成にあたって、法 定様式は定めていませんが、(社)日本冷凍空調設備工業連合会が作成する様式を参考とすること ができます。 ※参考様式の入手先:<http://www.jarac.or.jp/kirokubo> (2)フロン類算定漏えい量等の報告について(新たな規制事項) 1年間(4月1日∼翌年3月31日)のフロン類漏えい量が事業者全体で一定以上*である管理者は、 フロン類の漏えい量を国(事業所管大臣)へ報告する必要があります。また、その漏えい量について は国(環境省、経済産業省)が公表します。 フロン類の漏えい量の算定方法は、「第一種フロン類充塡回収業者」から交付される「充塡証明書」 や「回収証明書」を元に計算をすることとしており、詳細については、今後策定する予定の「フロン 類算定漏えい量報告マニュアル(仮称)」をご参照ください。 なお、算定漏えい量の第1回目の報告は、平成27年度分の漏えい量を、平成28年7月末までに行 うことになります。そのため、充塡証明書や回収証明書を保存するか、(1)④の記録を常に確認でき るようにしておくことが重要です。 ※二酸化炭素換算量で1,000㌧以上。一般的な冷媒であるR-22やR-410Aであれば、約500kg に相当します。 (3)フロン類の充塡及び回収の委託義務等について(一部追加規制事項) ①整備時(整備発注者として) 第一種特定製品を整備する管理者は、当該製品に冷媒としてフロン類を充塡する必要があるとき や、当該製品からフロン類を回収する必要があるときは、当該フロン類の充塡・回収を「第一種フ
ロン類充塡回収業者」に委託する必要があります。 この際、(1)④の記録や(2)の算定漏えい量の計算のために必要な「充塡証明書」、「回収証明書」 が、「第一種フロン類充塡回収業者」から整備発注者である管理者に対して交付されます。 なお、回収されたフロン類が再生又は破壊された後には、「再生証明書」又は「破壊証明書」が 回付されてきます。(いずれも保存義務はありません。) ※廃棄等とは、機器を廃棄すること又は機器を再利用目的で譲渡することをいいます。 ②廃棄等時(廃棄等実施者として) 第一種特定製品の廃棄等*を実施する者は、フロン類を「第一種フロン類充塡回収業者」に引き 渡すか、フロン類の引き渡しを設備業者等に委託し「第一種フロン類充塡回収業者」に引き渡す必 要があります。 また、フロン類の引き渡しにあたっては、引き渡し方法に応じて、以下のとおり書面の交付や保 存を行って下さい。(詳細は下記表を参照) なお、①と同様に回収されたフロン類が再生又は破壊された後には、「再生証明書」又は「破壊 証明書」が回付されます(再生・破壊証明書の保存義務はありません。)。 (4)その他(一部追加事項) ①みだり放出の禁止 第一種特定製品からみだりにフロン類を放出すると、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が 科せられます。 ②充塡されているフロン類以外のものを充塡する際の確認 「第一種フロン類充塡回収業者」に適用される充塡基準では、「第一種フロン類充塡回収業者」 は、現に第一種特定製品に充塡されている冷媒とは異なるものを当該第一種特定製品に冷媒として 充塡しようとする場合は、あらかじめ、当該製品の管理者の承諾を得ることが必要とされています。 なお、「第一種フロン類充塡回収業者」は、原則として*法に基づき第一種特定製品に表示され たフロン類以外の種類のフロン類を充塡することができません。 ※充塡しようとするフロン類のGWP(地球温暖化係数)が、法に基づき第一種特定製品に表示さ れたフロン類のGWPよりも小さく、かつ、当該製品に使用して安全上支障がないものであるこ とを当該製品の製造業者等が確認した場合は、例外的に、表示フロン類以外のフロン類充塡が可 能です。
③解体工事元請業者への協力 建築物等*の解体時には、第一種特定製品の設置有無の確認を行う解体工事元請業者へ協力(図 面や電源の提供等)する必要があります。 ※第一種特定製品が設置されていないことが明らかなものを除きます。 ④情報処理センターの利用 情報処理センター*を利用することにより、「充塡証明書」、「回収証明書」の受理を電子的に 行うことが可能です。詳細については、情報処理センター、環境省・経済産業省のホームページを ご確認ください。 ※平成27 年1月27 日付けで一般財団法人日本冷媒・環境保全機構(JRECO)を指定しました。 3、資料等 最新の条文等は、以下のホームページにおいて閲覧可能です。 フロン排出抑制法のより詳細な内容については、ホームページに掲載されているQ&Aや、今後公表 予定の「フロン排出抑制法 管理者向け運用の手引き(仮称)」を参照いただくようお願いいたします。 環境省地球環境局地球温暖化対策課フロン等対策推進室 <http://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/index.html> 経済産業省製造産業局化学物質管理課オゾン層保護等対策推進室 <http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/ozone/index.html>
●2013年度の我が国の温室効果ガスの総排出量※2は、14億 800万㌧(二酸化炭素(CO2)換 算。以下同じ。)。 ・前年度の総排出量(13 億 9,000万㌧)と比べて、1.2%(1,700万㌧)の増加。 ・2005年度の総排出量(13 億 9,700万㌧)と比べて、0.8%(1,100万㌧)の増加。 ・1990年度の総排出量(12 億 7,000万㌧)と比べて、10.8%(1億3,800万㌧)の増加。 (参考) ・前年度と比べて排出量が増加した要因としては、火力発電における石炭の消費量の増加や、業務そ の他部門における電力や石油製品の消費量の増加によりエネルギー起源CO2の排出量が増加したこ となどが挙げられる。 ・2005年度と比べて排出量が増加した要因としては、オゾン層破壊物質からの代替に伴い冷媒分野 からのハイドロフルオロカーボン類(HFCs)の排出量が増加したこと、火力発電の発電量の増加 に伴う化石燃料消費量の増加によりエネルギー起源CO2の排出量が増加したことなどが挙げられる。 ●2013年度の京都議定書に基づく吸収源活動による吸収量※3は、6,100万㌧(森林吸収源対策 により5,200万㌧、農地管理・牧草地管理・都市緑化活動により900万㌧)。 ※1 「確報値」とは、我が国の温室効果ガスの排出・吸収目録として気候変動に関する国際連合枠組 条約(以下「条約」という。)事務局に正式に提出する値という意味である。今後、各種統計デー タの年報値の修正、算定方法の見直し等により、今回とりまとめた確報値が変更される場合がある。 ※2 今回とりまとめた排出量は、条約の下で温室効果ガス排出・吸収目録の報告について定めたガイ ドラインに基づき、より正確に算定できるよう一部の算定方法について更なる見直しを行ったこと、 2013年度速報値(2014年12月4日公表)の算定以降に利用可能となった各種統計等の年報値 に基づき排出量の再計算を行ったことにより、2013年度速報値との間で差異が生じている。 ※3 今回とりまとめた吸収量は、京都議定書第8回締約国会合の決定に従い、京都議定書に基づく吸 収源活動による排出・吸収量を算定し、計上したものである。
【前年度からのエネルギー起源二酸化炭素(CO2)の排出量の主な増減の内訳】 ○産業部門(工場等):290 万㌧(0.7%)減 ・製造業(機械製造業、食品飲料製造業)等において排出量が減少。 ○運輸部門(自動車等):160 万㌧(0.7%)減 ・旅客輸送(乗用車等)において排出量が減少。 ○業務その他部門(商業・サービス・事業所等):2,500 万㌧(9.9%)増 ・電力、石油製品の消費量等が増加。 ○家庭部門:270 万㌧(1.3%)減 ・灯油等の燃料消費量が減少。 ○エネルギー転換部門(発電所等):390 万㌧(3.8%)減 ・ガス製造時の自家消費等において排出量が減少。
【前年度からのエネルギー起源二酸化炭素(CO2)以外の排出量の主な増減の内訳(CO2 換算)】 ○非エネルギー起源二酸化炭素(CO2):130万㌧(1.8%)増・ 工業プロセス及び製品の使 用分野(セメント製造等)において排出量が増加。 ○メタン(CH4):40万㌧(1.0%)減 ・廃棄物分野(廃棄物の埋立等)、農業分野(家畜の消化管内発酵等)において排出量が減少。 ○一酸化二窒素(N2O):3万㌧(0.1%)減 ・農業分野(家畜排せつ物の管理等)において排出量が減少。 ○ハイドロフルオロカーボン類(HFCs):270万㌧(9.2%)増 ・冷媒分野において排出量が増加。 ○パーフルオロカーボン類(PFCs):20万㌧(4.5%)減 ・半導体・液晶製造分野等において排出量が減少。 ○六ふっ化硫黄(SF6):10万㌧(5.8%)減 ・電気絶縁ガス使用機器等において排出量が減少。 ○三ふっ化窒素(NF3):10万㌧(8.4%)増 ・NF3製造時の漏出分野において排出量が増加。
平成11年7月に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関す る法律(化管法)」に基づき導入された「化学物質排出移動量届出制度(PRTR制度)」により、人 の健康や動植物に有害な影響を及ぼすおそれのある化学物質について、毎年度、対象事業者には、対象 化学物質の環境に排出される量(排出量)及び廃棄物等に含まれて事業所の外に移動する量(移動量) の届出が義務付けられており、国は届出の集計結果及び推計を行った届出対象外の排出量の集計結果を 併せて公表することとされています。 なお、化管法は、平成20年11月に対象物質の見直し(従来の354物質に代えて、新たに462物質 を指定)及び対象業種への「医療業」の追加を内容とする化管法施行令の改正を行いました。 平成25年度排出量等の届出を行った全国の35,974事業所からの化学物質の排出量・移動量について 全国・全物質で集計したところ、排出量が160千㌧、移動量が215千㌧、排出量と移動量の合計では3 76千㌧でした。 また、国が推計を行った届出対象外の排出量(対象業種からの届出外排出量、非対象業種からの排出 量、家庭からの排出量、自動車などの移動体からの排出量)については、全国の合計で241千㌧でした。 経済産業省及び環境省は、共同で、法施行後13回目となる集計結果の公表を行うとともに、その概 要を冊子「平成25年度PRTRデータの概要−化学物質の排出量・移動量の集計結果−」にまとめま した。以下に、そのポイントを記述します。 1.排出量・移動量の届出状況 平成25 年度に事業者が把握した排出量・移動量について、全国で35,974の事業所から届出があり ました。 業種別及び都道府県別にみた届出状況は以下のとおりです。
2.集計結果の概要 (1)届出排出量・移動量の集計結果 1)全国・全物質の届出排出量・移動量 事業者から届出のあった排出量・移動量の全体は、総届出排出量・移動量376千㌧であり、その 内訳は、総届出排出量160千㌧、総届出移動量215千㌧です。 総届出排出量の内訳は、大気への排出145千㌧、公共用水域への排出7.3千㌧、土壌への排出5.5 ㌧、事業所内の埋立処分8.0千㌧です。また、総届出移動量の内訳は、事業所外への廃棄物としての 移動214千㌧、下水道への移動1.3千㌧です。 2)全国の届出排出量・移動量の多い物質 届出排出量・移動量の多い上位10物質の合計は272千㌧で、総届出排量・移動376千㌧の72% に当たります。 上位5物質は、以下のとおりです。
①トルエン(合成原材料や溶剤として幅広く使用) :89千トン(構成比24%) ②マンガン及びその化合物(特殊鋼・電池などに使用):50千トン(構成比13%) ③キシレン(合成原材料や溶剤として幅広く使用) :36千トン(構成比9.6%) ④エチルベンゼン(溶剤などに使用) :17千トン(構成比4.6%) ⑤塩化メチレン(金属洗浄などに使用) :17千トン(構成比4.6%) ※括弧内は、総届出排出量・移動量の合計に対する構成比を示す。 3)全国の届出排出量の多い物質 届出排出量の多い上位10物質の合計は134千㌧で、総届出排出量160千㌧の84%に当たります。 上位5物質は、以下のとおりです。 ①トルエン(合成原料や溶剤などに使用) :54千トン(構成比34%) ②キシレン(合成原料や溶剤などに使用) :28千トン(構成比18%) ③エチルベンゼン(合成原料や溶剤などに使用):14千トン(構成比8.8%) ④塩化メチレン(金属洗浄などに使用) :11千トン(構成比6.8%) ⑤ノルマル−ヘキサン(溶剤などに使用) :10千トン(構成比6.5%) ※括弧内は、総届出排出量の合計に対する構成比を示す。
4)業種別の届出排出量・移動量 製造業・非製造業をあわせた全46業種のうち、製造業(23業種)における届出排出量・移動量の 合計は362千㌧で、総届出排出量・移動量376千㌧の96%を占めます。 また、届出排出量・移動量の多い上位10業種の合計は331千㌧で、総届出排出量・移動量の88% に当たります。 上位10業種は、以下のとおりです。 ① 化学工業 :101千㌧(構成比27%) ② 鉄鋼業 : 62千㌧(構成比16%) ③ 輸送用機械器具製造業 : 40千㌧(構成比11%) ④ プラスチック製品製造業: 31千㌧(構成比8.2%) ⑤ 金属製品製造業 : 24千㌧(構成比6.4%) ⑥ 非鉄金属製造業 : 19千㌧(構成比5.1%) ⑦ 電機機械器具製造業 : 19千㌧(構成比5.1%) ⑧ 窯業・土石製品製造業 : 14千㌧(構成比3.8%) ⑨ 一般機械器具製造業 : 12千㌧(構成比3.1%) ⑩ 出版・印刷・同関連産業: 9.6千㌧(構成比2.6%) ※括弧内は、総届出排出量・移動量の合計に対する構成比を示す。 5)業種別の届出排出量 製造業・非製造業をあわせた全46業種における届出排出量の合計は160千㌧です。 また、届出排出量の多い上位10業種の合計は132千㌧で、総届出排出量の82%に当たります。 上位10業種は、以下のとおりです。 ① 輸送用機械器具製造業:35千㌧ (構成比 22%) ② 化学工業:19千㌧ ( 〃 12%) ③ プラスチック製品製造業:19千㌧ ( 〃 12%) ④ 金属製品製造業:13千㌧ ( 〃 8.3%) ⑤ 非鉄金属製造業:10千㌧ ( 〃 6.3%) ⑥ 一般機械器具製造業:9.2千㌧ ( 〃 5.7%) ⑦ 出版・印刷・同関連産業:7.1千㌧ ( 〃 4.5%) ⑧ パルプ・紙・紙加工品製造業:6.7千㌧ ( 〃 4.2%)
⑨ ゴム製品製造業:6.4千㌧ ( 〃 4.0%) ⑩ 電気機械器具製造業:5.5千㌧ ( 〃 3.4%) ※括弧内は、総届出排出量の合計に対する構成比を示す。 (2)届出外排出量の集計結果 1)全国・全物質の届出外排出量 経済産業省及び環境省が推計を行った平成25 年度の全国の届出外排出量の合計は、241千㌧です。 その内訳は、以下のとおりです。 ・ 対象業種からの届出外排出量* :41千㌧(構成比17%) ・ 非対象業種からの排出量 :81千㌧(構成比34%) ・ 家庭からの排出量 :51千㌧(構成比21%) ・ 移動体からの排出量 :68千㌧(構成比28%) ※1 対象業種に属する事業を営む事業者からの排出量であるが、従業員数、年間取扱量その他 の要件を満たさないため届出対象とならないもの。 ※2 括弧内は、届出外排出量の合計に対する構成比を示す。
2)移動体からの届出外排出量 移動体からの排出量(68千㌧)の内訳は、以下のとおりです。 ・自動車 :55千㌧ (構成比82%) ・二輪車 :3.3千㌧ (構成比4.8%) ・特殊自動車(産業機械、建設機械、農業機械):4.0千㌧ (構成比6.0%) ・船舶 :4.7千㌧ (構成比6.9%) ・鉄道車両 :150㌧ (構成比0.22%) ・航空機 :68㌧ (構成比0.10%) ※括弧内は、移動体からの届出外排出量の合計に対する構成比を示す。 (3)届出排出量と届出外排出量の合計 1)全国の届出排出量と届出外排出量の合計 全国の届出排出量(160千㌧)と届出外排出量(241千㌧)の合計は、401千㌧です。 都道府県別の概観は以下のとおりです。
2)届出排出量と届出外排出量の合計の多い物質 届出排出量と届出外排出量の合計の多い上位10物質の合計は293千㌧で、全体の73%に当たります。 上位5物質は、以下のとおりです。 ①トルエン(溶剤・合成原料に使用の他、自動車などの 排出ガス、塗料等に含まれる) :96千㌧(構成比24%) ②キシレン(溶剤・合成原料に使用の他、自動車などの 排出ガス、塗料等に含まれる) :68千㌧(構成比17%) ③エチルベンゼン(溶剤などとして使用) :32千㌧(構成比7.9%) ④ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(洗浄剤 ・化粧品などとして使用) :25千㌧(構成比6.2%) ⑤ノルマル−ヘキサン(溶剤等として使用 溶剤等として 使用 溶剤等として使用) :18千㌧(構成比4.5%) ※括弧内は、届出排出量と届出外排出量の合計に対する構成比を示す。 (4)特定第一種指定化学物質の届出排出量・移動量の集計結果 全国の届出排出量・移動量 人に対する発がん性、生殖細胞変異原性又は生殖発生毒性のある特定第一種指定化学物質は15物 質あり、届出排出量・移動量の合計は16千㌧です。 上位5物質は、以下のとおりです。 ① 鉛化合物 :8.2千㌧ (構成比50%) ② ニッケル化合物 :2.6千㌧ (構成比16%) ③ 砒素及びその無機化合物:1.6千㌧ (構成比9.8%) ④ ベンゼン :1.5千㌧ (構成比8.9%) ⑤ ホルムアルデヒド :0.98千㌧ (構成比6.0%) ※括弧内は、特定第一種指定化学物質の届出排出量・移動量の合計に対する構成比を示す。 また、ダイオキシン類の届出排出量・移動量は1.8kg-TEQ です。 一方、特定第一種指定化学物質の届出排出量・移動量の合計に対する排出・移動先割合としては、 事業所外への廃棄物としての移動が最も多く(構成比59%)、次いで事業所における埋立処分(同 30%)、大気への排出(同9.0%)などの順です。
(5)追加対象化学物質*の届出排出量・移動量の集計結果 1)全国の追加対象化学物質の届出排出量・移動量 全国の事業者から届出のあった追加対象化学物質(186物質)の排出量・移動量は39千㌧(総届出排 出量・移動量比率10%)であり、その内訳は、排出量16千㌧(同4.2%)、移動量23千㌧(同6.2%)で す。 ※平成20年の化管法施行令改正で、第一種指定化学物質として追加された物質追加対象化学物質 の排出量16千㌧(総届出排出量比率9.8%)の内訳は、以下のとおりです。 ・大気への排出 :16千㌧ (総届出排出量比率9.7%) ・公共用水域への排出 :0.20千㌧ (総届出排出量比率0.13%) ・事業所内の土壌への排出:0.00001千㌧(総届出排出量比率0.000007%) ・事業所内の埋立処分 :0千㌧ (総届出排出量比率0%) 追加対象化学物質の移動量23千㌧(総届出移動量比率11%)の内訳は、以下のとおりです。 ・事業所外への廃棄物としての移動:23千㌧ (総届出移動量比率11%) ・下水道への移動 :0.21千㌧(総届出移動量比率0.10%)
2)追加対象化学物質の届出排出量・移動量の多い物質 追加対象化学物質の届出排出量・移動量の多い上位10物質の合計は34千㌧で、追加対象化学物質の 届出排出量・移動量39千㌧の88%に当たります。 上位5物質は、以下のとおりです。 ① ノルマル−ヘキサン :14千㌧ (構成比36%) ② 塩化第二鉄 :9.3千㌧ (構成比24%) ③ N,N−ジメチルアセトアミド :4.2千㌧ (構成比11%) ④ 1,2,4−トリメチルベンゼン:3.2千㌧ (構成比8.3%) ⑤ 1−ブロモプロパン :1.5千㌧ (構成比3.9%) ※括弧内は、追加対象化学物質の届出排出量・移動量の合計に対する構成比を示す。