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アルフレド・アモンの社會經濟の動態論(二)-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

︵四︶ 鮮 臍 的 螢 展

観民経済は生産手段と生産物との問の交換が絶へす繰り返へさる∼山つの過程であるから、園民控臍の静態即 ち均衡は、物理挙的意味に於ける静態即ち﹁静止状態﹂に非ざること、前述の如くで漆るが、しかもそれはその過 程内に於ける〓別のもの1太さの叫淀不欒なことを特級とするが故に、閣民経済が畿展するが焉めには、必らす やか1る均衡状態の破壊が起らなければならぬ。之れフモンが閣民経済の磯展の意義を次の如く規定してゐる所 以である。 ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ ﹃固民経済の動的攣化の仙つの特殊なもの些.経済的豊展﹂である。経済的獲展とは経済的努力及び行残そのもの ヽヽヽヽヽヽヽ ヽヽヽヽヽ︳’ヽ から惹き起さる1経済的均衡の破壊並びに之によりて惹き起される・目的。遮達の進展を意味する全然特定の方向 に於ける・囲民経済の欒化之である。﹄ 然るに、脛臍的努力は埼釆∵定種類の財貨を、同二費用を以て闇∵分量丈迫り出すことではなく、同〓準用叉 アルマレ下・ア童yの泣骨経済の動態論

アルフレド。ア∴モシの蔽骨経済の動襲論︵ニ︶

江 邑

︵二六九︶ 五三

(2)

は仙腺少蚤の費用を以て、ご鱒多恩の生産物又は仙盾品質の良好なる生産物或は全然新なる析郊の銑産物を辺り 出すことを目的とするものである。即ち普々の目的は財貨の調達を改善し、之を仙隆能富、多様且つ低廉妄らし むるにある。.然るに倫少しく厳密に観察すれば、生産の増加必らすしも経済的塾展と解し得ざる場合があるので ある。﹂この場合に閲し、彼は次の如く述べてゐる。 ヽヽヽヽヽヽヽヽヽ︳ ﹃生産の増加は人口の増加に閲聯して必然的に起る。人口が増加するにも拘らず、生産の規模が不欒なること は、厚生の低下を意味するであらう。人口が増加する場合には、その時までに到達したる賛幣調達の状態を維持 する蔑めにも、既に或程度の生産の増加が行はれなければならぬ。人口の増加は叉確かに原本町政麓手段の⋮つ たる労働力の増加を意味する。併しながら新に増加したる労働力が寄茸仕事につく焉めには新な資本及び土地を 利用する必要がある。もし未だ利用されてゐない土地が利用され得るゝ限りは、新なる土地に於て、既に使用さ れつ1ある資本を叫暦よく利用すると共に、新に増加したる労働力を位相することによりて、生産は本質的に増 大さる1が故に、この場合には生産が外延的に拭火され得ることになる。然るに、利用さるペき新しき土地が最早 ヽヽヽ︳ヽヽ㌧†ヽヽtヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ’ヽヽヽヽ 布衣しなくなるや否や、生産を践大し得るにはたゞ新しき資本の形成と既に利用されつ1ある土地のこ鱒集約的 ヽヽヽヽヽヽヽtヽ ヽ︳ヽヽ なる利用とによるより外はない。故に、この場合には、資本の形城及び増加が決定的役割を演じ始める。如何な る場合にも、新に増加したる労働力が利用され得る以前に、すでに必らす生産の拡大が行はれなければならぬ。 ヽ︳ヽヽヽヽヽヽヽヽヽ.ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ 従って資本形成或は増加は叉人口増加に先行しなければならない。こ1に人口増加に作ふ経臍上の盈婁問題が在 第五奄 第三躾 ︵二七〇︶ 憲四

(3)

拝するのである。 ︳ヽヽヽtヽヽ︳ヽヽヽ 人口増加と岡叫歩調を以て行はる1経済的畿展は:⋮⋮永だ磯展現象とは解され得ないであらう。何となれば この場合、十切の経済的大さおよぴその大さの割合には、何等の本質的なる欒化も生じないからである。即ちそ ▼ヽヽヽヽ の際何等の新しき或托新しき種類の大さも力も生じないからである。銀座過群は木質的には常に同州様式を以て 繰り返去れる。即ちその生産過程の基礎は仙隊贋くなり、生産過程は践大された基礎の上に拭がるにしても、そ の主賓構成要素の如何なるものに軋、或はそれらの要素の問の如何なる関係にも、何等の欒化も生じない。それ は確かに現有の均衡の破壊ではあるが、併しその道勤は絶へず大さ及び力の同山なる均衡へ、詳言すれぼ慣伯、 慣格および期待の同⋮慣系へ、⋮・⋮:復蹄せんとする傾向あるものである。﹄要するに、人口増加に相應するに過 ぎない生鹿の増加は、よしそれによりて年産過程の基礎が拭大せられ、従来の均衡が破壊せらるゝにしても、す べでの経済の大さに比何等の欒化も生ぜす、配合の慣倦も慣楷も、更に偶人の期待の大さも同叫なるに止まり、 国民厚生は何等増進せざるが故に、之を経済的恐展と解することは招来ないといふのである。 之と同株に、厳格なる意味に於て経済的畿展とは見撤し得ない動的現象の他の例は、生産恕よび財貨の交換には 何等の轡化も件はぎる経済的領域の挽大である。この場合にも、経臍の営まる1垂範園は拭大せらるゝにも拘ら す、個々の経済の大さ又はその節類には何等の攣化も生ぜず、従つて国民経済を形成する大さ及びカの粂慣系に は何等の欒化も起らず、叉偶人の欲望充足の程度、生産に於ける費用と収益との関係、使用せらる1生産手段の アルフレ下・ア毛ソ¢赦倉碇済の動態論 ︵こ右二︶ 五五

(4)

大さ韓はすペtて叫足してゐるからである・。 然らば、アモンは如何なる種類の均衡破壊を以て控酒的磯展と解してゐるか。進んで吾々は彼の積極的圭張を 究めねばならない。 ﹃その特概︵経臍的確展の︶は成る運動が常に叫琵の目標に近づくことやある。国民経済の⋮定運動が﹁軍展﹂と 和せらる1場合に顧みらるべき目標は、経済主鰭の数と生産手段の支出とが同叫なる場合に於ける財貨の都塵及 び欲望の充足の改善或は増加である。昏々は既に速達したる欲望充足の状態を維持するのみならす、之を更に叫 恩多数の経済卓牒にも及ぼし、⋮⋮⋮更に昔々の欲望充足の状態む引き上げ、高め、揆げる焉めに努力しなけれ ヽ︳ヽ’ヽヽtヽtヽヽ ヽヽヽヽヽヽ ばならぬ。だが之が痛めには全然固有の途、即ち紆潜的事象の全然間有の時間的経過を必要とするものである。 この経過をば常々はそれがその日標に向つて絶へヰ接近することを考慮して、﹁輩展﹂といふのである。﹄ 故に鮭酒的獲展と云ふが馬めには、紋所配分の眈に速達された欲望充足の状態がたゞに維持せらる1に止まら ず、進んで之が引き上げられる必要がある。ところがか1る経済的畿展は如何にLて起るかといふ・に、彼が﹁全 英固有の途を必要とする﹂と云ってゐるが如く、成紆の経済童惜の特殊の活動に依るものである。彼はこれらの 経済養鰻を動態推臍輿的意味に於ける﹁企業家﹂と名付け、その役割を戎の如く翼嬰親してゐる。 ﹃大抵の繹臍茸鰭の行為は、二枚的には、た£単にすでに到達したる配所的水準の維持に向けられるに過ぎな い。即ちそれは本質的には常に同一軌道上を運行する﹁称的﹂行為に過ぎない。何となれぼこの軌道から逸脱する 第・玉谷 第二二拭 ︵二七こ︸一丸六

(5)

エ・笹ル⊥Yl ことは何れも↓方には極めて少数者のみに可能なろ特殊の勢力の支出を必要とすると共に、他方には同時に極め て少数者のみに許さる1欲撃允昆の既に到達したる状態の粟失の危隙を胃すことを必穿とするものである。併し ながらこの勢力の支出をなし得るし、叉この危険を進んで胃さんとする離洒幸餞が必らす存在し、⋮⋮⋮樽統的 ヽヽヽヽヽヽ’t な、確嘗安全な、静的軌道をすてゝ、経済活動の他の途を選び、新しきもの卑計警せんとするものである。こ れらの総軍義博豊口々は固有の意味に於ける∃狭義に於けるート如ち動態経済痙的意味に於ける﹁企業整と 云ふ。 これらの企業家の進むべきこの新しき軌道或は途には秤々のものがあり得る。併しその特徴はそれらが北ハ通の 隠棲を宥すること、即ち輿へられた手段を以て従釆よりも壷多くの経臍的効果をあげるか、或は従来よりも叫 暦少き経済的手段の支出を以て、従来と同じ丈の効果をあけんとすることである。然るにこの目棟はたゞ丑産方 ’ヽ’ヽヽヽt’ヽヽヽヽヽ 沈の欒化、新しき扱術的生産方法の輸入、人間労働の代りに樺擁労働を輸入すること、筋肉労働と畿勤撹による ヽヽヽヽt 動力即ち蒸気力又は電力等との取り替へ等によつて始めて達せられる。更に叉それは種々の生産力の結合細粒の ヽ’ 改艮、従って生産手段の利用方法の改良並びに壷精巧なる分業、労賃寂の合目的引下げ方法及び原料並びに補 助材料の合目的利用方法の採用等によりて達成せられる。更に商業組織\即ち原料品の肺入並びに生産物の放資 の組織の改善等が考旛に入れられる。新しき技術的鉄蹄方法の輸入と技術上及び商業上の雑種の改善と、これら 二つの契楔は、要するに、通常小規模企莞の代りに大規模企葉を輸入する苺蜜のうちに含まれてゐる。﹄即ち彼は アかフ′レ▲ド・ア屯y、の紋骨経済の動感論 ︵二七三︶ 五七

(6)

二義四︶ 五入

第五億 第三兢

経臍的畿展に勤撥を輿へるもの毘糾逓の如き進取的企葉家の螢利的胃険に蹄し、彼等の経済的目的速達の焉めの 生産方法叉蜂商業組織の改良、質するに小規模企柴の代りに大規模企柴の輸入によつて、経済的畿展が速けられ るとなすのである。 次に彼は企柴家のか1る活動によつて行はる1前述の如き努力の結兼遂げらるべき経済的発展は、如何なる方 翫に於て、如何なる形態を以て硯はる1かを示してゐる。紋は党づ第仙に経済的章展の結果として現はるゝ偵楯 の欒化について述べてゐる。 ﹃この柾の欒化︵生産方法や商業組織の改善等︶の直接の結果は、二カにけ〓再祭財貨の生産に必要なる隼戻手段 に射する需粟の欒化と、他方には雷該生産物に到する供給の欒化とである。生産手段に勤する需要の欒化は、そ の結英として生産手段の慣櫓の嬰化を氷たし、生産物の供給の㌍化はその憤格の攣化を生する。即ち生産物の憤 格は下落し、最早全然利用されない生床手段或は以前ほどに利用されない生産手段の偶格は下落し、新に別間さ る1こと1なつた生産手段或は以前よりも多く利用されるごとゝなつた生産手段の慣格技総督する。併しこの慣 格憾系め﹂切の大さが相互聯鮒する結兼として、厳に他の財貨に劃する需要とその併給とが欒化し、その焉めに これらの財貨の慣絡も亦欒化する。かくて遂には交換経済の金牌系が血般的に再び整って来る。その路銀、結局 交換せらるゝ生産物の絶塵は増加し、⋮⋮⋮生産物と生産手段との交換割合は生産手段にとつて有利に轡化し、 かくて所得は増加すること1なる。﹄

(7)

紆解約後炭の結果として、新しき財貨の生産さる1場合の惜承鹿系の欒化も亦ほゞ絹の場合と同株である。即 ち彼の貌明は次の如くである。 ﹃更に経臍的肇展の爾叫つの典型的場合ぼ、漸しき財償が生産せられ、経臍的流通過程へ引き入れらる、婁合 である。叫定財貨の新しき品質のものが生産せられ、流通界に引き入れらるゝ場合も亦原則的には全く同じ結兼 を生する。之によつて交換機構の太さが全く新Lくなり、従って現存の購買力の⋮部を促して他の財貨に刻する 需婁をさし軽へさせ、更に之によりて会稽格鰭系の欒化の動撥を輿へる。その結果として、結局財貨の調達は、 それが同じ署用を以て叫隊豊富な又は良好な結果をあげるか、又は仝倍として生産手段の支出を減少せしめる様 な方向に改善せらるゝこと1なる。﹄ 経済的畿展の勤扱が企業家の特殊所動によりて興へらるゝこと前述の如くであるとすれぼ、耗臍的哉巌の結兼 が、第∵に企貴家利潤の欒化として硯はる1ことは理の常然である。而かも私的営利を原則とする園民経済に於 ては利潤の欒化は経済的章展の途上に於ける複雑極りなき諸現象を引き起すべき動機となるが故に、経済的葦展 と企柴家利潤の欒化との関係の究明はこの際最も重安なる佳診である。 ﹃畿展の動撥は常軌を逸する新人、即ち固有の意味に於ける﹁企業家﹂によつて輿へられる。之によつて生ずる 経済的利益は、直接には彼等企業家の利益である。それは支出したる生産手段の低値と新なる方淡によつて作ら ヽヽ ヽ︳︳’ヽ る1生産物の憤倍との差額であつて、企発家利潤とトて識らるゝものである。たゞ敬展のみが眞の企業家利潤を アルプレド・アモyり洗骨経済の動態ぬ ︵二七五︶ 五九

(8)

ハニ七六︶ 六〇 多事、巷′一策皇統 。 は 作り出すことは、恰もた㌢之のみが固有の意味における企業家を必要とするのと同様である⋮⋮:この利潤 生産手段の血定の支出を以て生産せらる1生蘇物の低値が、支出したる隻使手段の慣倍よりも大である断にある ⋮⋮⋮それ故に篭展は新に桂侍したる慣値とそれの拉得の馬めに必螢なる生産手段の低値との間に或る差顧を迫 り臥すものである。併し企業家は十卜彼が猫占的地位を占むる場合を除けぼ、⊆2長く、たゞ濁り、新Lき生産 方法を維持するものではない。彼の成功が二根底知れ亙ると、彼の模倣者が蕉ずる。利潤を得る横合が競軍を誘 ふのである。その影せは二づの方向に現はれる。即ち雷該生産手段についての需要競昏と、新しき方法によつて 獲られた生産物の市場に於ける供給競争とがそれである、この窮寧は⋮方には必要なる生廣手段の慣惜を引き上 げ他方には生産物の憤格を引き下げ、かくて魚床物の慣楕と新しき方法を以て之を獲得する嘗めに必嬰なる生産 ヽヽ▼ヽヽ 手段の偵格との平均化を釆たすのである。だが、之と共に右の差額即ち企業家利潤は消滅する。かくて軍旗ほ、 二万に於て企柴衆利潤を迫り出すと共に、他方に於て之を帯び消滅に導くものである。饗展は生産物の償格と生 床手段の慣格との問の均衡を破壊すると同時にこれらのもの∼闇に他の均衡を造り糾す。﹄ 故に経臍的蟄展は先づ乏に動撥を興ふるところの企柴家の利潤を高める。企紫衣利潤とは、アモンに樅へぼ、 かLる経済的磯展によつて迫る1鎮床物の置格と生産手段の偶格との差額である。か1る葦展のみがかゝる企柴 豪利潤を迫り出すと共に、叉かゝる企業家を必要とするものである。併しながら、他の企業家に先んじたかゝる進 取的企漁家の特別利潤は他の企業家を何軒の企柴の設立に誘ひ、その結果特別利潤は﹁般化し、漸企柴は常過化

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する。〓カ鱒於て、利潤のかゝる一般化の胡象と、他方に於て、企業経営上に於ける資金の必要並びにそのため ゐ信用及び通貨の膨脹とは、結合して、経済的護展途上における二つの特殊現象たる﹁景菊﹂及び﹁恐慌﹂を惹き起 すじ故に草々の親祭はこれら二つの方面に向はなければなら 先づアモンは経済的発展に於ける叫つの特殊現象としての辣気をぽ次の如く規定してゐる。 ﹃経済的磯展は恒常的に月つ剛様に行はるゝものではなく、断繰的に且つ時には弧く時には弱く行はれ、叉起 按的に且つ不断に行はる1ものではなく、叫柾の波猷退勤呈して行はれるものである。その畿展は相互に明か忙 区別され得るー蔓⊥而かもその主要特徴に於ては同じ種類のー一時期、段階或は週偶の連携として行はれる。之が ︳︳ 所謂﹁景気﹂である。この哉展の段階の主嬰特徴は生産、取引及び生産手段の利用等の増加、物偶の騰貴、信用の逼 迫等が或〓些嘩度まで起り、この鮎を越へるとそこからは正反封の運動、即ち干潮、とりも直さず生産手段笹封 する需要の弛綬減退、生産の制限、部分的失業、遊資の増大、物偶の下落等が生じ、範に進んで因民経済全般に磯が ヽヽヽヽヽヽ ることである。営々はか1る獲展段階の第叫の部分を﹁景気の上昇期﹂︵ぎ訂chwu⊃nSPeriOde︶、その頂鮎を﹁高菜気﹂ ︵H。ChkOコjuコkどr︶、第二の部分を﹁不景気﹂︵D2P−eSiOコ︶、而してその仝鰻をぼ﹁言草気障代﹂︵E−完KOコjuコkturpe−iOd2︶ といふ.。︵但し何等か時間的に或は物的に宙分せらるゝその部分には頓着せす、たゞ単に遊動そのものを﹁景束﹂と ア山二ノレ王㌣アモンの酢骨脛済の勃悠論 ︵瓦︶ 景 ︵こ七七︶ 六一

(10)

第玉谷 第三眈 ︵二七八︶ 六こ 呼び、従って常に﹁好寵気﹂︵Gu誉K旦uコk冒︶並びに﹁不景気﹂︵Schb打c卜teコK。コ首ktu﹁︶といふこともある。︶﹄ 右の如き波状遊動をなす景気攣動はその波と波との問に明白なる区別を立て得るものであるが、併し決して突 費的なものでも、たゞ山回航り起るものでもなく、成る特殊の原因によりて共通の特徴を以て、∵最の過程とし て絶ヘザ繰り返へさる1ものである。然らば経済的覆展は何故に不断に直線的に行はるゝことなく、斯の如き波 状運動として、景気現象を呈するか、といふに、之は経済的牽展の本質そのものから説明されなければ計らぬ閉 篭である。この理由の説明は叉仙景気時代の三段階、即ち上昇期、高景気及び不景気の存在する所以と、その窓 養とを示すであらう。彼はこの理由を次の如く説明してゐる。 ﹃経嫡的磯展が不断忙直線的に行はる∼ことなく、二柾の波状運動として行はる1ことは、経済的磯展の本質 から詮明され得る。既に述べた如く、紅臍的螢展の動機巧粧臍的満動に一つの新しき方向を輿へ、経済的過程に ヽヽヽ −つの新しき軌道を輿へんと企閲する個々人によりて輿へらる。もしこの企閲がその数を奏するならば、他の撞か に多くのものが之に倣ひ、その結果遂に競争の支配の馬めに、新しき軌道を進むことによつて腐らさる1利益は減 ヽヽヽヽヽヽ 少し、滑失し、進歩は図民経済の全醍に普及し、敬展の具牌的行程の目的は連せらる1ことゝなる。上昇期は紅顔 、、、、−−、、−− 、、ヽ ヽヽ ヽヽ 的進歩の漸次約⋮般化を、而して不景革は動的所動のそれ以上の波及の停止、動的過程の静止、過変に行はれたる ヽヽ 恩気の波及過程の不時の逆輪並びに磯展には直接関係なき静的大さ及び教展によりて引き入れられた動的大さと ヽヽ 畿展過程の問に閻民経済の太さの憫系申に起った緒聯l化との適應等を意味する。﹄即ち被より従へば、閣民絶商の

(11)

丑産が各偶人の堪的営利活劇を通して行はる∼現代に於ては、園民紅臍の黎展ば之に動棟を射へる進取的企業家 の特殊利潤の﹂般化忙よりて通せられるといふ鮎に、景気攣動の主賓原因があるといふのである。筒この運動を吏 に促進する原因として大いなる役割を溌するものが、現代に於ける信用制度であることは、後に運べるであらう。 次に斯の如き原因により、右の如き≒段階を経過 すべき展気欒勤の具鰻的豪甥を彼は次の如く詮明してゐる。 ヽヽt ヽヽヽ ヽヽヽ ﹃磯艮は企柴家の焉めに叉企業家の利益に於て、新しき購買力 ー それが直接償薦の形態をとるにしても、牌 ヽヽヽヽヽヽヽ 叉信用の形態をとるにしても、− が迫り出さるゝと共に初まるものである・。之によつて現存の生産手段に封す ヽヽ︳ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ’ヽt ヽ’ヽ る新しぎ帝姿が生じ、之が生れらの生産手段の憤格を贋造せしめる。この騰貨はやがて生産物の侶格に俸はらざ ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ るを得ない。この生産物の慣格の騰貴は生産手段の朗有者鹿中労働者の所得の増加忙よりて可能となる。上昇剃 ヽ†ヽヽヽヽ︳ヽ ヽヽ’ヽ の開始及びその進行と共に生ずる物情の叫般的騰資は、之によりて説明せられる。併しながら牽展の第一段階は ヽtヽヽヽ︳ヽヽtヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ・ヽ 必然的に新Lき生産手段の生産の申に、従って資本財の生産の椀大の中に、存在しなけれぼならない。之に反し ヽヽヽ て、この時朔に於ては、亭欒財の生産は比較的に増加しないっその後の敬展段階に於ては正反封のことが起るこ ヽヽtヽヽヽ ヽヽヽヽヽヽヽヽヽ と勿論である。資本財の生産の増加はやみ、事柴財の生産の増加が始まる。その結果として資本財の生産と寮監 ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ’ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ︳ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ 財の財産との問の時間的不釣合、並びに資本財と享楽財との低値及び慣格の不釣合が生じなければならぬ。同様 に資本財の生産に役立つ生産手段と享楽財の生産に役立つ生産手段との利用に於ても、時間的不釣合が硯はれな ヽヽヽヽヽヽヽ︳ヽヽ ヽヽ ければならぬ。資本財の生産が叫定の大さに達するや否や、之に︵機械及び原料︶に封する需妥は地顔し、市場に γかフレド・アモyの祉骨雄祈の翻鰭論 ︵二七九︶ 六三

(12)

翳らさる∼その分畳の増加はその慣格を再び下落せしむるであらう。吏に資本財の慣楯のこの下落と之鱒封する ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ l ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ︳ ヽ ヽ ヽ 需要の減退とは、資本財の生産に必要なる生産手段に封する需嬰の減退、従って叉これらのもの1偶楕の下落に ヽヽヽ 導く。侍放後に新に生産せられた享楽財が市場に硯はる1や∴サ欒朗の偵格は下落し、之と共に景気運動の下向 期或は教展の停止が始まる。﹄ 企業家がその企菜を創設又は擁張するには仙窟の魚産手段又は資本を必婁とし、その多くのものが信用により てのみ縛らるゝとすれぼ、この鮎から景気欒動に於ける倍増の役割の盈要さは自明であるが、景気欒動が生産財 並びに享楽財に封する需婁及びその慣格に前述の如き勤拷を引き起すとすれぼ、景気の欒動と信用の緊張及び地 綬とは特に密接なる銅係にあるものと云はねばならない。之れ通常信用が景気の動きを識るペき股もよきバロメ ーターであると云はる1所以である。故にアモンは景気欒勤に件ふ各種の現象の詮明に発ち、信用状態の欒化を 次の如く詳細に並べてゐる。 ﹃菟展の敢初の段階に於ては新に造られたる購思力に伴って信相を掲る可能性は容易となり、信用の條件︵賽 ヽヽヽヽ▼ 幣の流通悼︶は有利となる。過程が更に進展する場合には、動的活動の競大すると共に、信用需嬰は益々大となり 十万に於ては生産手段の倍額の騰寛が〓軍部分の動的過程を智行する篤めに益々多くの貨幣韮を必要ならしめ、 他方に於ては企柴家の活動の購大すると共に資本に射する需要が益々増人する。かくてこの過程が進めぼ進むほ ▼ヽヽヽヽヽt▼ヽヽヽヽヽ’ヽヽ ヽ’ヽ■︳ ど漸次信用の緊張は益々粘くなり、信用を獲る條件は益々困難となり、時に利率は引きつゞき引き上げられざる ヽ 第石 塔 第三披 ︵二八〇︶ 六四

(13)

ヽ ヽ ヽ ヽ を待ない。 ヽ ︳ヽt’ヽヽ ヽヽt ヽヽヽヽヽ それ故に高覧寅の特徴は就中信用の異状なる緊張と信用造出の困難と利率の高いこと1である、同時に資本駄 の生産は非常に高い鮎にまで逸し、之を乗り越へる焉めには、その生産が必要及び需婁を超過する危険教冒さゞ るを得ないこと∼なる。信用の困妊と利率の高いことゝは、眈に直接生産車段に封する需要の弛綬を伴つて来る 之が即ち精算時代即ち資本財の生産の制限、資本財の生産た利用せらる1生産手段、就中労働力の使用の制限の 時代の到来バ従って不景気時代の到衆の前兆をなす。 ヽヽヽヽヽヽ 不貴家の段階の特徴は、新に生産せられた生庶事段の助けによりて焦産せられ免官栗財が市場に硯はれるにも ヽヽヽヽヽ ヽヽ’ヽヽ’ヽ 拘らす、之に劃する需要が減退し、敗路が杜絶することである。このことはもとよ玖更に進んで草焚財の生産の ︳ヽヽヽ︳ヽヽヽヽ ヽヽヽヽヽヽ’ヽヽヽヽヽ▼tヽ ヽヽ ヽヽ 制限、.従って甥存生産手段の利用の仙般的不足、威中労働力の利用の不足︵﹁操業短縮﹂︶或は完全なる失巣を生ぜ ヽヽヽヽ︳ヽヽ︳ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ’ttヽ しめる。之と相並んで利率は低下し、資本の欠乏及び信用の緊張は綬和し、﹁貨幣﹂ば﹁⋮潜安くなり﹂﹁叫潜流通 し易ぐ﹂なる。しかもその川部分は利用の横合のない焉めに全く利用されず、銀行その他の信取散開の金庫を瀾 たすこ である。﹄ 次に景気扮移り攣りを明瞭に示すべき故も豊要なる頭象の一つとして彼のあげてゐるものは、温も患要なむ生 産手段としての弊働力忙射する霧姿の欒割と之に件つで必然的に増減する失発とである。景気の上昇期に於ては アかフレド・7モyの祀骨脛捧¢劫聾論 ︵こ八一︶︰六五

(14)

ヽ ︵こ八こ︶ 六六

弟五塔 第三耽

︼般に生産手段に勘する寓嬰が増加すること前述の如くであるが、就中労働力に劃する帝嬰の増進は故も撞着で あり、屡々労働者の不足を告げるほとである。之に反して一旦不農範の到釆と共に、軍柴は縮小せられ、多数の 劣働者は解燈せられ、街頭に拗げ出されて、失業者の群をなすことは、今日経済界の嘗惰が何よりも雄将に示す ところである。之に劉する彼の詮明は次の如′、である。 ヽ︳ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ’’ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ ﹃経済的循環の複雑極りなき現象の申で爵も重要なるもの揉労働力の使用に於ける攣勤と週椚的に圃臆する失 柴とである。国民駐臍の正常なる均衡状態の下に於ては、現存の労働力は叫様に又先金に使用せられる。動的景 気退勤の上昇現に於ては通常労働者の不足が視れる。之に反して不景気時代には労働者の過剰、即ち失業が現は れる。のみならす上昇期なるものは、たゞ労働力の新なる供給登別提とする新なる労働力の防肘に㌢打て始めて 可能となるものである。労働力のこの新なる供給は高き労賃の提供によつて招来せられ、二軍分は徐々に閣民饉 臍内部に吸収せられる人口増加によりて、他の側部分は生産の進歩そのことによつて或る生産部門及び職業に於 て不要となりL労働力によりて、可能となる。かくて輩展そのものが雉職労働者の貯水池即ち労働者の﹁預備誼﹂ を迫り出す。この預備軍は次の上昇期には二且閲民経臍の生産過程によりて吸収せられるが、併L同時に再び漸 に生産せられ、而して不景気時代には再び生産過軽から吐き出される。従って上昇期はたゞに現存する無職労働 者を吸収するのみならす、労働の供給をも、就中華初に上昇期の初つね生産部門に於て、呼び超し、之を生産過 耗のうちに引さ入れるが、次の不景気時代には、これらの新に迫られ、新に使用された労働力の側部分ほ宵び吐

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き出され、﹁産薬預備軍﹂の陣列を繍たすことゝなる。故に金運勤の始鮎には、その絡鮎に於けるよりも常に一屁 多くの労働者が存在し、位相せられる。併し同時に労働礫僻軍は常に次の上昇期に於て労働の需要が莞づ盈勧に 充足される貯水池となるものである。﹄ 園民蛙溶の生産が農家の欒動によりて影響を受くることは、既に前述してゐるところよりしても明かであるが、 彼はこの関係を生産財と享楽財とに分ちて次の如く述べてゐる。 ﹃景気運動にとつて特徴的なる生産の金勤括は睾柴財の生産部門に於けるよりも資本財の生産部門に於て造か ヽ’ に強く硯はれる。叉同じく資本財の生床部門に於ても、下級の資本財︵最終生産物生産により近い生産に利用さ ヽヽ れる沌の⋮⋮⋮評者︶の隼床に於けるよりも、高級の資本財︵最終生床物の生産により速い生産に利用されるもる もの⋮繹者︶の生産に於て、透かに強く瑛はれる。このことは資本財の生産の増加は必然的に事焚財の生産の増加 よりも早く現はれ、事欒財に封する需婁の減退はやがて資本財の生琴就中高級の資本財の生産の沈滞を招水せざ るを得ないといふ寄密から説明せられ乙−1けだし資本財の鎮産は事欒財の生産に発行してをり、躍って新に生 ヽ−■ 渡されだ資本財の利桐が叫暦多く問題となるからである。故に生産の大さの轡動は偵、石野木材、鍍物及び固定的 隼廣設備、交通設備等の高級資本財並びに欄縛的利周に堪へ得る建物や機械等の固定財の生産に於て最も強く現 ヽヽヽ はれる。不思索の影響は、溝欒財の年産打於ては、場合によりては、重く認められないこともある。けだしその影響 は恰もそれが硯はれ勧めると同時に叉停止されることゝなるからである。ご買気時代が経過した結果誓その間に アルフレド・アモyり祀骨ぽ済の勃瀞論 ハニ八三︶ 六七

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ハニ入凹︶ 六八

第荒谷 第亭兢

迫られた集塵手段或は生産財がその経りに於て多最に存在するにも拘らず、而かも利用蔓れないこと.で奉る㌔それ ヽヽ らの生産財の利用はその次の上昇期に於て始めて行はれる。この時現に於て巧駿初これらの盆拝財がその姦蘭カ ’ヽ をめげて利用せられ、然る後史に進んで資本財の生産の横取が促さる∼。上昇期に於て薪に生産せられ発生透手段 ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ 、ヽ 1 、 1 、 1 −、、、 1 、、 1 、、−、、 、−、、、、−、、− を利用し記さないこと、又利糊し表し得ないことは、之に結く不景気時代の特徴であり、その利潤の増加は漸な ヽヽヽヽヽヽヽヽヽ▼ヽヽヽ るヒ昇親の切りの特徴である。﹄即ち景気欒勤によりて生産の受ける影響は資本財と享楽財とによつて興るのみな らす、同上く資本別についても低級のものと高級のものとの間にはその現はれ方に相違が存するといふので漆あ。 景気の攣勤に伴ふ生産の欒勤と類似の運動をなすものは物偵である童上昇期が始まると之忙伴って最初に牲産 手段或は資本財に謝する需婁が相加する。従ってこれらの財貨および労働力の慣格は胎恕する。生産手段の資甘 辛の面待の増加は勿論夏空品粥財に劃する需妥の増加なる影響を血ハヘ、その結典ま空軍焚財の慣格は聴費せぎる を待ない、。併しその間に生産手段に執する需婁の増大は引絞き弛くなり、その慣格を益々高める。然る後事集財 ㌍射する需要は増大するの℡ある。かくてその道勤の損鮎に達するや、生蹟手段に封する革質は急速に減退し始 める∵就中∵特笹島級の生産手旗に封する需夏は、資本財の生産が一部分停止する結果として俄かに極めて低透 水単にまで減退し、その結裁これらの生産手段の偵格は著しく下落せぎるを得ない。享楽財の偵格はその際安佐 於て資本財の憤格の騰放と同じ割合を保つことなく、、これよりも低き水準に停止するものであるが′、その下落の 際にも決して資本財の憤格と同じ割合を以て下落するものではないであらう。従って資本財の償魔の励終は直麓

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の享楽財のそれよりも比較にならぬばど大きいものである。新に造られた資本財の供給の増加は潮に造られた亭 欒財の碗給よりも剛履早く叉ナ暦猥く認められるやうになる。﹄ 藩々は以ヒに於て、景気轡動佗件ふ最も革質なる経済班象としてア吏ンわあぐる、鰐川、労働力に封する需要 丑度及び物慣等の諸攣化につ小て述べたが、川底びこれらの欒化を紆過したる闊民経済が登展したりとせらる1 所以ば何虚にあるか、即ちこれちめ現象は何を以て発展現象とせらる1か。吾々は之を確定しなければノならない。 こ・の間嘩に劃するア卑ンの解答は次の如くである。 ヽ’ ヽヽヽヽtヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ’ヽヽヽヽヽヽ ﹃態展が行はれた結滅ぼ闊民控癖の財賀の調達が改善せられるか、或は豊富になることである。併し、このこ との弟︹に現はれるのは冨沢鼠時代の勧めに比しその時代の終った後、即ち不景気時代に於て、生産がご質草笛 になる鮎托於そゞ、披なく、生産能力が増進する斯、言ひ換れぼ閲民経済の資本が増加する鮎に於てゞある。享楽 財の供給の増加が賓際、に行はれるやうになるのは、次に来るべき新しき景気時代に於てゞある?不真東昧蓼初は 新妊造られた蕉庄手段¢利用を妨げる。この利用が行はれるのは漸く次の上昇期に於てゞある。更にこの利用は 乙のよ昇親を経て、次の第二の不景気時代に於てもつ・ぎく。併しその間には再び薪なる生産手段が造られ、不景 窺時代の全般に育ちて再び利用せられず、漸く次の景気時代に於て始めて利用せられるに過ぎ舞い。従って蟹尿 の結果がすべて現はれる馬めには、少てとも二景気時代が必要である。第叫の景窺時代に於ては磯展の蕾や花が 或程度に開き、弟二の時軽に於て、は考の兼賓が熟すること1なる。﹄ ア影音Vド・7帝y吟脾骨脛臍の動態論 ︵こ入党︶ 表九

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︵こ八宍︶ 七〇

第五替 第主窮

故後些問題となるの吟最範轡勤の調教である。景気郷動が現代の経済紐緻の下に於ける紅臍的牽展の本質その ものから必然に琴生するものとすれば、現代経済紙紋の下に於ては、叫方に経済的華族を期待しながら、同時に 他方に景気欒動を抱慶することは思らく不可能であらう。併しながら、前述の如く景気攣勤が山淀の段階と仙定 の特徴とを以て経過する限りその欒動の方向を橡如し、その儀端なる攣動を防ぐことは必らすしも不可能ではな い。この種の調黎に閲し、彼吟景気欒動の過程に於て信用の滅する特殊の蚤嬰なる役割を利用し、信用叫般の統 ・毎 朝老女る銀行、就中中央銀行をして、その伴にあたらしめんとし、叉中央銀行はよくその任に堪へ得るとなすの である。即ち彼は云ふ。 ﹃動的饅展の必要なる運動栗田として、菩々の既に知悉したものは企柴家の活動と信用とである。之によりて ヽヽヽヽヽ 明かなるが如く、第瑚の磐田たる﹁企業欲﹂以外に、信用の膨脹も亦簸窺時代の経過にとつて決定的意義を有する ヽヽ ものであるG然る・に信用の膨脹は主として銀行によつて、就中磯穿銀行によりて決定せられる。信用膨脹の調整 ヽヽヽヽ 手段として役立つものは利率であり、殊に発券銀行の割引歩合である。従って中央銀行は割引歩合の決走により て景気の経過に封ト、即ち好評克と不農気との問の動柊の犬さ忙勤し、決定的影響を興へ得るものである。中央 銀行は好景気を抑制し、或は時ならすして之を閉止し、或は⋮定以上に長く之を保祷し、更に場合によつては之 を異常の耗慶に敬展せしめ得る。中央銀行の割引歩合の引ヒげが早けれぼ早いほど、叉その程度が高けれぼ高い ぼど、曇瓢欒勤の波は益々低く、之が遅ければ遅いほど、叉その程度が低けれぼ低いほど、景気轡動の波は益針

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高ぐなるであらう。﹄ 併しながらごの調整はあくまで相射的のものであり、景気轡動の根本原因を除き得るものでも、叉この調塾を 絡封に暦行し得るものでもない。景気欒動の淡か高きに過ぎ、徐々に平静に復することを得す、俄然として景気 運動仝鰹の崩壊を米たすところのかの﹁恐慌﹂の如きはその例である。故に昏々は項をかへて7モンの﹁恐慌論﹂を 親祭すること1しやう。

︵六︶ 経 済 的 恐 糀

ヽヽ 義経臍現発展は叫直線上を絶へざる上向級に沿ふて、即ち不断の哉展として、進むものではなく、上昇と停止 との交替として、即ち明白忙宙別され得ゑ糾後相連鎖せる二段階として進むものである。而してこの二段階はそ の︰仙′部分に於てのみ蔑展の諸現象によりて濁さる1に過ぎす、他の部分に於ては静的均楯状態の諸特徴む哀して ヽヽ ゐも?だが、乙の場合には経済的運動・の連紙性そのものは決して断たる1ことなく、景気運動の上向繰に於ても、 その下錦線転於ても、〓別の経済現事象はその先行の事象忙よつて厳密に制約せられ、直接それから後生して屠 り、ノ奄遊動按摩ゞ経済的来さの漸進的欒化 − よしその方向は興ってゐるにしても憂を示すに過ぎない。とこ ろがへ運動め縫紋性そのものが断絶し、運動がたゞにその方向を攣じ1、他の違った方向に進むのみならす、成る瞬 間吟於て、蜂叫切の方向を失ひ、完全にその軌道を逸し、その馬めそれ淑上に進めば、鼻早その道動はその発行等 ア∴γフ∴㌣下・アモyの祉曾綴臍の動態論 ︵こハ七︶.ヰl

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象の迫接の潜英、即ち全豪展過程から必然的に起る何等かのものとは思はれず、何等か橡見しなかつたもの、叉 藤見⊥得ないものと思はるゝことがある。脛臍的運動の連綿性のか1る断絶を吾々は﹁恐慌﹂と云ふっ﹄ 右はアモンめぁげてゐる憩慌の規定である。之に従へぼ、経済的蟄展なるものは直線的に不断の向上牽展とし 亘進むものせ娃なく、上昇と停止との交替として進むの鴻のではあるが、その場合にも、通常はその道勤に叫定 ゐ蓮鎮性が存在し、如何なる事象もその発行啓象に無関係に爽嶺的に褒生するものではないが、戎場合にほとの 連携性が全く切断せられ、その間の條件性も御的性も務め決して知り得ないことがある。この場合が即ち思抗だ といふの、であるぐ凝らばか1る連統性の断絶は何によつて行はるゝか、之れ恐慌の原因の問題であるて破はその 際園について炎の如く述べてゐる。 ヽヽヽtヽt ﹃経済的運動の連綬性のか1る断絶は、掛有の経済的欒化以外に於ても亦輯々の原因から考へ得ることである。 ︳ヽ 忍悦は、その本質に於ては、経済的均衡或は経線的牽展運動の急激なる破壊或は靂勤忙よつて、先行の麿臍的事 象茂之に続く彼の経臍的事象との連絡文は結合が失はれたものに外ならない。か1る恐慌は或は賊軍の結粛とし て、﹂、之にょる閣際的交通相係の不意の沫刻なる欒化の焉めに、戦争把櫨接参加せざる図にとつても 一 泡り 得るt、叉その他の政治的攣草︵革命︶の結果として起ることもあり得る。併し例へぼ凶作︵過度ゐ豊作も亦同じ︶ の如き純然たる経酒朗災厄の結果と⊥て、或は重安南光路の不意の欒北の結班として起ることもある、更に或は 潮しき競争の出現又ほ欲望︵流行︶の欒化、その他のうちにその原因を萌することもある。併したゞ本質的なるこ 強、荒海 第三琉 ︵二八八︶ も二

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とは、その均衡破壊の程度が著しく強く、その馬め皿切の経済的蒲動方向がその軌迫を逸し、堅剛の探測とは最 早何等の闊係もない、全然新なる預渕を必嬰ならしめ、外部的諸寄楠の撃化に順臆して、之監息識的に適合する 代り忙∵麿臍約諾事象の根本的﹁趨懲へ﹂を促すことである這 この尭張に従へぼ、恐慌の原田には、′自然的、政治的、及び経済的の秤々のものがあり得る。その何れの原因 に基くにして、も、経済的均仰が急激なる破壊患家り、その発行の経病的事象と之に緯く彼の経済的事象との連絡 文は結合が切断せらる上場合に攣生するといふのである。併しか1る恐慌は次の如き純経臍的原因、即ち粧済的 頚展の本質そのものに閲聯する原因に基くものが、最も典型的なものである。故に彼はこの鮎に細し次の如く述 べ.七ゐる轟かゝる恐慌は﹁つの磯展段階の経過する間に、覚気の上昇期が何等かの原因によつて通常の時期に絡 ヽ●ヽ って清算期に入らない場合た、典型的な形態をとつて現はれるのが普通である。か1る場合には昔々は﹁過度の ヽヽ ▼ 高景気﹂といふ。その特棲は、生産手段が利用さるべき享楽財に刻する常磐を顧慮トて必妥とされるよりも遠か ヽヽヽヽヽ 多量陀造らる1ことであり、従って企業家が・正にこの産屋手段を造り出す目的をもつて借り入れた債務の履行を ヽ▼ヽヽヽヽ 保讃する丈の部分すら、生産過桂に於て利用することを得なくなることである。従つてこの場合には物的生産手 ヽ︳ヽヽ 段、就中固定費本わ﹁過剰生産﹂が問題となる。 か㌧る過剰生産の起り得ることは、次の事嘗を考察すれば容易に理解せられ■る。・即ち生産手段の生産の増加は 皐聖財め生産の増加に発行んなけれぼならぬこと、並び・忙生産手段の生産は享楽財に封する需要の増加によつて ナノかプレ下川ア篭ゾの洗骨経済の劫熊論 ︵こ入九︶ 七草

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︵〓九〇︶ 七凹 第︸n笹 第三妨 若き起さるゝものではなく、もとく企業家の所動に基くものであり、而もその活動は、明方には原始的生産手 段の安憤なる供給と、他方にはその需要の増加とによつて、之を以て生産せらるゝ亭欒財に糾する需要の増加を 惹き起さねばならないにも拘はらず、之によりて可能となりし亭柴財に封する需要の増加は、劃般に新た忙迫ら れた生産手段がその生席に用ひらる1が如き享楽財に向けられねばならぬといふ保謹も、或は叉この事欒財の生 ヽヽヽヽヽヽ 許可能性が新しき生産手段の生産によりて高められる程度に應じて享楽財に向けられねぼならぬといふ保謹も、 何等存在しないことである。﹄ 之を要するに現代に於ける経済的恐慌の典型的なるものは、国民鐙臍的鉄接が忽的螢利によりて術はれ、経済 的費展の勅撰が企業家の営利的清動によりて典へらるゝ必然的結果として生する生漆と消費との間、埜葦財の生 経と享欒財と丑疏との問、その他の生産詔部門の問等に存する不均衡に基くものであるっ 次にアモンはか1る恐慌の勃敬する場合に於ける景気癖勤の状態む述べ、憩慌の兆候を示してゐる一。即ち﹃景 気の上昇期は何れも最初元の如き状態に導くものである。即ち図民経臍には叫定の生産手段が他の生産手段に比 較して、あまりに豊富に供給されて居り、叉それが充分に利用されす、従って完全に支排はれす、﹁利殖﹂され待す、 渇めに生産手段の慣倦及び償格がその費用と均術を失すること、之である。故に国民紆臍に於て或る山定抑顆の 生産手段の併給過剰が好景気によつて如何なる程度に除去せらる1かは、たゞ程度の間組に過ぎ患い。発展過程 の二つの時期はこの不釣合を、即ち窟軍笹よる生産費の胎費と生産物の僧格の絶へざる下落とを、増大せしむる

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に至る。上昇期の初めに於ては、大いなる利益の期待があるから、之によりて誘はれた競争にょつて、必要なる 生産手段の慣格曙益々下落し、右の利益の期待は益々小となり、遼には全然滑失するほどである。高景気の頂鮎 ヽtヽヽヽヽヽヽ に於ては、この封抗運動の影切の下に、新に造られた生産手段の憤格はその生尿費以下におし下げられ、企柴家 ヽヽ にとつては損失が生することゝなる。この拉失が通常の範園内に止まる限りは、それは以前得たる利潤によりて 補償せられ、企業の存在に影響することはない。之が清算時代の順潮に繹過する場合である。然るに過剰生産が 厳に大いなる程度に述するならば、特に、高鼠気の経りの時期に於て、−1この時別に於て望典篭の利潤の横合 は既に零となつてゐる。− 多数の新企柴家が班はれ、生産を更に小隊椀張せしめ、必要なる生産手段の憤格を し 傭∵履引き上げると共に、漸に迫られた生産手段の慣格を史に叫履歴迫しなければならぬとすれば、その運動の tヽ︳ヽ 二嬰持する間陀貧じた損失は、以前に得たる利潤を造かに超過し、その企柴を支彿不能に導くこともあり得る詳 である。之が憩慌の兆仮である。﹄ 害々は右の恐悦わ兆廠應びその経過を信用の方面から観よう。景気欒勤に於て特殊の役割を活する信用は、恐 悦の勃畿に放ても特に主賓なる意義を有するものである。 ヽヽヽヽ▼ヽtヽヽ ﹃生産の極端なる濁眼はもとより之に先行する信用の梯端なる膨脹によりて可能ならしめられ、或は増大せし められ得る。従って恐悦の特徴は本質的には生産の碗張の馬めに借り入れられたる債紡が返済され得ない鮎にあ る。販路の杜絶の結果、期限満了の債務が履行せられないと同時に、同じ理由から現金腋保有せられ、或は短期 アかフレド・ア℃ソの穐愈亜流の勃熊諭 ︵土九こ 七五

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詰工止血鱒・∵罷 三兢 ︵芯九こ︶ 屯六 ヽヽ︳ヽ め投資に振り向けられ、従って高景気時代にさらぬだに存在してゐた資本の欠乏は完全なる信用梗塞転導く将ど であるのかくて、このととは経臍的大さの諸関係の金牌系の完全なる崩壊と、信用が経済的作業の基礎を輿へて ゐるところのすペての部門に於ける紅臍活動の叫時的杜絶とに導びくに違ひない。こゝに於て、生産手段の苗場 並びに便宜的事欒財および永綬的宰栗財の苗場に放ける放資の完全なる停止を生ずる。この販昏の停止は同時に この方面に於け畠生産の先金なる停止を結果するに造ひない。﹄ かくて恐悦は勃教するのである。而して﹃塊多の財貨は交換関係から排除せられ、従ってその偶値及び慣格鰹 系かLら排除せられ、生産の連特性並びに低価形成の建緯恍は切断せられる。﹄斯の如く、信相は憩焼の勃磯に潰大 たる意巷を有するものであるから、アモンは虞に信用と恐慌との関係を次の如ぐ繰り返して詮明してゐる。 ﹃経臍約諾展に件ふ剛切の恐慌は﹁過剰生環的恐慌﹂であると同時に−つの﹁信用恐情﹂である。⋮⋮・企紫衣の 文殊不能は常にその生産物の販路の杜絶の結英でぁり、この杜絶は渦剰生産の結児である。併し過剰産経が生産 物の、輌部分の販路の杜絶によつて債務の履行の不能に導く酢如き釈類のものでない限り、たゞ不竜泉時代の普通 の現象のみが問題となるに過ぎす、従って恐慌ば起らないであらう。恐悦は企柴家の債務の屈行が到底及びもつ かぬほどの過剰生産及び販路の杜絶に制約せられてゐるものである。﹄ 借欄以外恐慌の勃発に汲も関係傑きものは投機である。投横紙信用と結びついて、恐慌を勃尊せしめ、之を商 刻化する。この鮎に閲し、彼政次の如く詮明Lてゐる。

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ヽヽ ﹃轟農戴から恐慌への推移比投機忙よりて促進せられる。﹁経済的結果に細する府水車蜜の形成につき、不確査 ヽ▼ヽ なる期待によりて経臍的行動を決定する﹂といふ意味に於ける﹁投機﹂はもとより企紫衣の叫切の活動に結びつい てゐる。⋮:⋮・たゞこの投機が固有の企業家の範囲忙のみ眠られてゐる限甘、従って投機が眞寛の企業家の活動 と結合して硯はれる限り、投機は可能なりと考へられ、文事蜜上告塊せらるゝもの1線度を甚しくこゆることは 稀である。卑ゞ向上運動の所放たる時代には企業家の投機以外に終演の発展に眞嘗に参加しないもの1投拶が行 ヽヽヽヽヽ はれる。こ.の投械はそれが眞賛の企業家の活軌と結合せ 得るであらう。この投機は鮮臍的所動の収益を増加することによりて利潤を得んと企つるもので一はなく、たゞ汲 展の経過のうちに造らるゝ企業持分︵株式︶の償格の差異によつて利益をはかぺんせするものである。この慣格の 凄異は叢展が向上的なる限り、通常その慣格を騰貴せしめ、その慣格は再び之を賛却して利益を占めんと欲するも の∼投機的需要によりて、場合によりては、その収益の可能性を遠かに超過するであらう。景気がその帽鮎に達し 自然的反動が現はる1ならば、この投椒によりて不自然な高さにまでせり上げられたこの資本低値の相場は再び 崩壊せざるを得ない。従つ一て同時に企柴の資本の基礎そのものを破壊しなけれぼならないJ之によりて企菜の信 用の自然的基礎は奪はれ、信用は雀へされ、拉械によりて促進せられた不確賓なる新しき赦菜︵率葉の磯起︶が少 し泡行はれない場合に於てさへ、恐慌への激攣が増はれるに造ひない。恐慌勃蟄の直接の動機が右の如き﹁過剰 ヽヽ ヽヽヽヽヽ 生産﹂︵展宣の過剰生産ではない︶にあるが如き恐慌は﹁投機的恐慌﹂と呼ばれる。この恐慌は必然的に過度の信用 ア中フレ下・アモンの祀曾経済の勃熊論 ︵∴九三︶ 七七

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第五塔 第三抗

ハニ九州︶ 七八 ヽヽ 膨脹忙基くものである。けだしか1る信周膨脹正よつてのみ投磯は支持され得るからであり、その最後の根底を ヽヽヽヽ 過剰生産のうちに有するからである。﹄ 次に営々は恐慌の週期性に関するアキンの見解について述べなければならぬ。この間題は十九せ紀の中薬以水 欧洲資本主義諸因に於て茸際に勃牽したる恐慌の規則止Lき週親性の故に、思悦の劫牽と太陽の黒鮎との園児闘 係を詮く主眼をまで呼び出すに至ったものである。彼は云ふ。 ﹃十九世紀に於ける仙般的総柄恐悦の週朋的な、且つ可成りに規則正しき反役は嘲時景気運動のこの同時現に ヽヽヽ 必然性なる外見を輿へた。併し賛際控潜的後展にはかゝる必然性は決して存在するものではない。既に述べた如く ヽヽヽ︳ 高景戴から不景気時代への自然的政攣なる恐悦の性質は、主として銀行の信用政賃によりて制約されてゐるもの である。信用政集を磯赤飯行に集中せしむる佗至つた銀行及び倍用制度の近代的組蹴と信用膨脹の調塾に封する 割引歩合確定の重要性の認識とは徐々に景気時代の向上運動そのものものを銅盤し、投横並びに眞督の企業家活 動の梯端に走ることを抑制し、之によりて高景気から不景気への恐慌的過渡を阻止せんとするに至つた。之によ りて兜づ第ヤに恐慌の激烈さが甚しく蹟和せられ、その鶏生の将来に封する俄然性は非常に減少した。かくて今 命経済組織全外のこの踵の遷勤を招来し得るものは、信用組織そのもの1破壊、就中信用組織の基礎をなす貨幣 制度の紅綬的破壊に過ぎないであら一つ。﹄之に従へば、一時必然的週剋性を有するかの如く見へた一般的経済的恐 慌も決してか1る必然的週親性を有するものではなく、従って人為的方策によりて或程度に恐慌を預防し又は壱

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の激烈さを緩和し得るとなすのである。而してその人質的方冤とは、景気郷勤の嗣番についてと同様に、景気欒 動及び恐慌の勃教に大いなる意義を有する信用の作用を利用し、その“般統制宥たる銀行就中中央鉄行をして通 常の信用政貸を貰行せしむることである。併しこの場合に於てもその調整は粕判的なものであつて、翠備州椴を 除去することは不可能であると思はれる。 最後に彼は部分的思恍について二言してゐる。即ち﹃因民経済の全過程に関係し、紅臍的大さ及び償億の全館系 ヽヽヽヽヽヽヽ ▼ヽヽ の崩壊皇息昧するところの仙般的経済恐悦以外に、常々は部分的経済思恍について語り得る。この思悦はたゞ個 々の経済部門或は営利部門、例へば園民経済にとつて盈嬰なる〓牢亭業部門︵餓、石炭又は細緋工柴︶、一定生産 領域︵例へば農業︶或は仙定の営利形態︵例へぼ手工柴︶のみに関係するものである。か1る琴慌も亦屡々経済的畿 ヽヽヽヽヽ 展との関係に於て畿生し、場合によつては深刻なる影ぜを、就中配合的領域に及ぼすものである。だが、この恐 ヽヽ 悦は畿展の直接の要素ではなく、本質的にはその反動であり、主.として囲民紅消そのものには関係なく、たゞ図 ヽ▼ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ 民鮭臍全館のうちのこれらの部分が、その本質的妥素をなす状態以上に成長し過ぎる結果である。併しこの黎慌 も亦閲民紅洒がか1る生産部門又は営利部門に立脚して居り、これらの部門を失ふ婁合にはその最も重要なる基 礎を失ふことになるが如き場合には、開民経済傘鰹をも困難に陥れること1なるであらう。それ故に、主として は海運を貿易或営める国民は、もし瑚般的経済的竣展により貿易及び海運の従来の諸低件が失はれるときにはそ の存在の基礎を契ふであらう。或は主としてその経済の基礎を農薬壁産品の利明に置いてゐる農菜園はその開よ アかフレド・アモyの敢骨辟済の動態給 ︵二九五︶ 七九

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第五.巷 第三挽 へこ九泉︶ 八〇 ⑪も有利な生産諸僚件を有する新領域の開畿によりて、従来その圃によ=つて生産せられセ生産物の競争能力がそ の固から黎はれるならば、その生産設備および生産方法の完全なる更改を飴儀なくされるであらう。かゝる恐慌 は、計敦的諸方繋によつて、 臍的畿展をつゞける可能性をその固から奪ひ得るであらう。終演史は国民経臍の完全なる破壊或は長きに亘る沈 静の幾多の例を、例べぼ、スペイ㌣やイクリ望ハ和郡市やハンザ都市博竃例を、嘗々に示してゐる。﹄︵売︶

前耽︵こ銀紙正誤義

賞 こ二 二こ こ八. 三こ 三四 〟丁 ′′− 右上り三 石・▲り七 左エり一 宏より三 盆⊥り五 誤 論 問 題 その均衡、鵡壌 流 僧 招 が 農 作 エ場生産物 諮 問 毯 その均衡の破域 流 豊 作 工業各産物

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条第三項第二号の改正規定中 「

モノーは一八六七年一 0 月から翌年の六月までの二学期を︑ ドイツで過ごした︒ ドイツに留学することは︑

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