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生活設計と金融・保険に関する調査 VOL.6

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Academic year: 2021

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生活設計と金融・保険に関する調査 VOL.6

サラリーマンの老後のライフスタイルと生活設計に関する調査

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は じ め に

本格的な高齢社会を迎えるなかで、今後、サラリーマンの老後において多様なライフス タイルが出現することが予想されます。 多様化の背景にはふたつの側面があると考えられます。 ひとつは、公的年金や企業の退職給付制度の厳しい変革によって、これまでのような公 的年金、企業年金等の収入とそれまでに蓄えた資産によって、定年退職後には働かず、家 族で趣味や旅行など悠々自適な生活を送るといった老後のライフスタイルを実現すること が困難になりつつあるという側面です。今後、老後を迎える世代では、定年後も何らかの 形で働き続けなければならないかもしれません。あるいは、“定年起業”などといった言葉 に象徴されるように、事業を興そうとする人たちも増えてくるかもしれません。さらには、 “年金移民”と呼べるような生活費の安い海外での生活を求めようと計画する人たちも広 がっていくかもしれません。いずれにしても、厳しい老後の生活環境に適応するために、 これまではあまりみられなかったライフスタイルが現れてくるのではないかと考えられま す。 もうひとつの側面は、価値観の多様化を背景に、積極的に新しいライフスタイルの実現 を目指そうとする人たちが増えてきているという点です。現役期に住み慣れた街を離れて、 刺激の多い都心に移り住む人たちや、ボランティアなどに力を注ぐ人たち。さらには、現 役期に身につけた技術やスキルをアジアなどの国々の人たちのために役立てようとする人 たちなどなど。心豊かな老後のライフスタイルを追求しようとする人たちが増えてくると 考えられます。 今回の調査は今後、こうした老後のライフスタイルがどのように多様化するかという可 能性を、現在の 30 歳代、40 歳代、50 歳代の三世代について比較しながら検証しています。 また、多様なライフスタイルを実現、成功させるためにどのような生活設計が必要となっ てきているか、という点についても調べています。 本報告書が、これからの世代が心豊かな老後のライフスタイルを考える上で、参考とな れば幸いに存じます。 平成16年3月 財団法人 生命保険文化センター 三宅正太郎

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生活設計と金融・保険に関する調査 Vol.6 はじめに 調査要領 報告書を読むにあたって サンプルプロフィール 調査結果の概要 1.老後の働き方 ··· 1 (1) 現在の定年制の有無と平均定年年齢 ―8 割強の勤務先で定年制あり―··· 1 (2) 予想される老後の働き方··· 2 1) フルタイム就労を引退する時期 ―早期退職は 1 割弱、定年年齢までは 5 割強― ··· 2 2) フルタイム就労引退後に予想する働き方 ―5 割弱がフルタイム就労引退後に働くと予想―··· 3 (3) 希望する老後の働き方··· 5 1) いつまで働き続けたいか ··· 5 ア)いつまで働き続けたいか ―3 割が早くリタイアしたいと希望― ··· 5 イ)働き続けたい年齢 ―若年層ほど早くやめたい―··· 6 2) フルタイム就労引退後に希望する働き方 ―フルタイム就労引退後も 6 割強が働きたい―··· 7 3) フルタイム就労引退後に働きたい理由 ―「生活費をまかないたい」が 5 割強― ··· 9 4) フルタイム就労引退後に就く仕事の退職年齢 ―フルタイム就労引退後も 68.7 歳まで働きたい― ···11 (4) フルタイム就労引退後の就労収入 ―平均予想収入は 287.4 万円、希望収入は 332.8 万円― ···12 2.老後の住まい方 ···14 (1) 老後に住む地域・街···14 1) 老後に住むと思う地域・街 ···14 ア)老後に住むと思う地域・街 ―3人に2人が老後は現在住んでいる地域・街に住むと予想― ···14 イ)老後は複数の住まいで暮らすと思うか ―8割以上が主たる住まいだけで暮らすと予想―···15 2) 老後に住みたい地域・街 ···16 ア)老後に住みたい地域・街 ―4割以上が老後は現在と異なる街・地域に住むことを希望―···16 イ)老後にその地域・街に住みたい理由 ―異なる場所に住みたい理由は自然環境や景観―···18 ウ)老後は複数の住まいで暮らしたいか ―過半数が複数の住まいで暮らすことを希望―···20 3) 老後の住まい方の類型化 ―予想では新しい住まい方は2割だが、希望では7割―···21 (2) 老後の居住形態 ―9割弱が老後は持家で暮らすことを希望―···23 (3) 老後の同居相手 ―予想も希望も配偶者との同居が8割超―···25 (4) 老後の住宅売却・賃貸・リフォーム意向とリバースモーゲージ···27 1) 老後の住宅売却・賃貸・リフォーム意向 ―4割以上が老後にリフォームすることを予想―···27 2) リバースモーゲージ活用意向···29 ア)リバースモーゲージの活用意向の有無 ―リバースモーゲージの活用意向のある人は3人に1人―···29 イ)リバースモーゲージを活用したい理由 ―「ゆとりある生活を送りたい」が 5 割超―···30

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目次−2 3.老後の余暇の過ごし方···32 (1) 現在の趣味への老後の取り組み方 ···32 1) 趣味が深まると思うか、趣味を深めたいか ―91.8%が老後は現在の趣味を深めたいと希望―···32 2) 老後に深く取り組んでいきたい現在の趣味 ―深く取り組みたい趣味は、旅行、スポーツ、グルメ―···34 (2) 老後の新しい趣味への取り組み方 ···36 1) 新しい趣味を始めると思うか、始めたいと思うか ―91.4%が老後新しい趣味を始めたいと希望―···36 2) 老後に新しく始めたい趣味 ―新しく始めたい趣味は、旅行、カルチャーセンター、スポーツ―···38 4.老後の人間関係 ···41 (1) 老後に深める人間関係···41 1) 人づきあいが深まると思うか、人づきあいを深めたいか −62.6%が深めたいとの希望だが、現実に深められると予想するのは 33.5%− ···41 2) どのような人とつきあいが深まると思うか、深めたいか ―予想も希望も配偶者との人間関係が第一位― ···43 (2) 老後に拡げる人間関係···45 1) 新しい人間関係が拡がると思うか、拡げたいと思うか ―70.7%が拡げたいとの希望だが、現実に拡げられると予想するのは 40.6%― ···45 2) どのような人との人間関係が拡がると思うか、拡げたいか ―新しい人間関係は趣味、スポーツ、学習活動等を通じて―···47 5.生活設計···49 (1) 老後の生き方で重視したいこと ···49 1) 「働くこと」「住むこと」「遊ぶこと」「人間関係」の老後生活における意味合い・価値 ―老後生活のはりあい、メリハリは、仕事と遊びから― ···49 2) 老後の生き方で重視したいこと ―老後のライフスタイルは、人づきあいと遊びを重視して決定―···50 (2) 生活不安 ―最大の生活不安は、「公的年金」―···51 (3) 老後の予想収入···52 1) 老後の予想収入月額 ―老後の予想収入月額は 27.1 万円― ···52 2) 老後の収入内訳 ―老後収入は、公的年金で 44.9%、自分の就労収入で 18.7%、退職金等で 14.9%と予想―···54 (4) 老後の生活費 ···57 1) 予想する老後の生活費 ―予想する老後の生活費は月額 23.6 万円―···57 2) 希望する老後の生活費 ―希望する老後の生活費は月額 32.6 万円―···58 (5) フルタイム就労引退時の金融資産 ···59 1) フルタイム就労引退時の金融資産予想額 ―フルタイム就労引退時の金融資産予想額は 1,764.9 万円―···59 2) フルタイム就労引退までに準備したい金融資産希望額 ―希望のライフスタイルのために用意したい金融資産は 3,659.8 万円―···61 3) フルタイム就労引退までに希望する金融資産の準備手段 ―「預貯金」は 7 割強、「個人年金保険」「終身保険、養老保険」は 3 割強―···63 4) 退職給付制度···65 ア)退職給付制度の有無 ―7割を超える層が退職金・企業年金あり―···65 イ)退職一時金予想額 ―退職一時金予想額は平均 1,401.2 万円― ···66 5) 個人年金商品の加入状況 ···68 ア)個人年金商品の加入状況 ―個人年金保険が 44.6%とトップ― ···68 イ)個人年金商品の年金年額 ―個人年金商品の年金年額は平均 82.0 万円―···69 ウ)個人年金商品の加入理由 ―「老後の日常生活資金」が 71.8%とトップ―···71

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補 1.公的年金制度の給付と負担の関係に対する意見 ―負担と給付、折衷改革案を望む層が約4割―···72 補 2.定年年齢延長に対する意見 ―約6割が定年年齢延長を希望―···74 質問票および単純集計結果···76

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調 査 要 領

1. 調査目的 本格的な高齢社会を迎えるなかで、今後、老後での多様なライフスタイルの出現が予想される。本調査は、 これから引退を迎えようとする 50 歳代、40 歳代、30 歳代の各世代が考えている老後生活に対する様々な展望、 計画、不安などを捉えることを目的とし、同時にそうした多様なライフスタイルを実現するための生活設計が どのようなものかを探る。 2. 調査設計 (1) 調 査 地 域:首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)50 ㎞圏 (2) 調 査 対 象:満 30∼59 歳の男女正規従業員 (3) サンプル数:2,150 (4) 有効回収数:816 (5) 調 査 方 法:郵送法 (6) 調 査 時 期:平成 15 年 11 月 27 日∼12 月 14 日 (7) 調 査 機 関:日本統計調査(株)

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報告書を読むにあたって 本報告書を読むにあたり、次の点にご留意下さい。 1. 本文・図表中の数値と記号 (1) 統合カテゴリーの割合 2つ以上のカテゴリーを1つのカテゴリーに統合してその割合(%)を表示する場合は、各々の回答者数を 合計し、これを母数で除しています。このため、統合前のカテゴリーの割合を単純に合計した数値とは相違す る場合があります。 (2) データ間の差の表記(全体の割合とカテゴリーの割合を比較する場合) 全体(各分析ベースにおける総数)と属性別などで分割したカテゴリーの割合を比較する場合は、“比率の 差”の検定を行っています。 その結果、全体に比べて統計的に有意に高いと認められた場合、図表中では+印を付しています。 一方、全体に比べて統計的に有意に低いと認められた場合、図表中では−印を付しています。 このとき、サンプル(標本)の違いによって、全体の割合との差が小さいカテゴリーの割合に有意差が認め られたり、逆に差が大きくても有意差が認められないことがあります。 2. 分析に用いる属性 本報告書で分析に用いる属性とそのカテゴリーは以下の通りです。 (1)性別 男性/女性 (2)年齢別 30 歳代/40 歳代/50 歳代 (3)従業員規模別 民間企業(99 人以下/100∼299 人/300∼999 人/1,000 人以上)/公務員 (4)世帯年収別 500 万円未満/500∼700 万円未満/700∼1,000 万円未満/1,000 万円以上 (5)居住形態別 持家・ローンあり/持家・ローンなし/賃貸住宅/社宅・借り上げ社宅・寮 (6)金融資産別 500 万円未満/500∼1,000 万円未満/1,000 万円以上 (7)世帯類型別 単身世帯/夫婦のみ/夫婦と子/三世代/その他

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サンプルプロフィール (単位:%) 1 性別 N 男性 女性 816 68.6 31.4 2 年齢 N 30歳代 40歳代 50歳代 平均(歳) 816 36.2 32.0 31.9 43.7 3 従業員規模 99人以下 100∼299人 300∼999人 1,000人以 上 無回答 (規模) 816 89.3 30.8 13.5 14.8 29.2 1.1 9.6 1.1 4 本人年収 N 300万円未 満 300∼500万 円未満 500∼700万 円未満 700万円以 上 無回答 平均(万円) 816 6.7 20.3 27.2 38.8 6.9 642.6 5 世帯年収 N 500万円未 満 500∼700万 円未満 700∼1,000 万円未満 1,000万円 以上 無回答 平均(万円) 816 13.5 21.6 28.3 29.2 7.5 843.4 6 居住形態 N 持家・ローン なし 持家・ローン あり 賃貸住宅 社宅・借り上 げ社宅・寮 無回答 816 47.1 24.5 22.2 6.0 0.2 7 金融資産 N 500万円未 満 500∼1,000 万円未満 1,000万円 以上 無回答 平均(万円) 816 51.5 18.8 20.7 9.1 719.7 8 世帯類型 N 単身世帯 夫婦のみ 夫婦と子 三世代 その他 無回答 816 1.6 12.7 66.3 8.1 10.2 1.1 N 民間企業 公務員 無回答 (業種)

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調査結果の概要

●老後を目前にしている 50 歳代は、現在の勤務先においてフルタイムで「できるだけ長く続けたい」と考えている。 また、フルタイム就労の引退後については希望としては「働きたくない」とする割合が三世代の中で高いが、現実 の予想としては6割が違った形で働き続けるだろうとしている。この背景として「公的年金の支給開始の遅れ」や 「給付額の減少」という不安があると考えられる。老後の住まい方についても、「現在住んでいる地域・街」に住 み続けることを考えており、別荘などとの複数の住まい方を考える人は少ない。老後に新しく始めたい趣味として は「旅行」をあげる割合が非常に高く、また、人とのつきあいでは「ボランティアなどの社会活動」に関心をもっ ている。 ●40 歳代の人たちは、フルタイム就労の引退後に「新たな事業や商売」「シルバー人材センターの仕事」「有償ボラン ティア」などの違ったところで働き続けたいと考える割合が高い。この世代は公的年金や退職給付制度に対して不 安をもつ割合が高く、こうした不安の高さから、しっかりとした収入が得られる新しい働き方を望んでいると考え られる。同時に、引退までに老後の生活資金となる金融資産を積極的に準備しようとする人たちも多く「個人年金 保険」の加入率が高い。また今後も「個人年金保険」「株式」「外貨建金融商品」など多様な準備手段を希望してい る。老後の楽しみ方としては「旅行」をあげる割合は 50 歳代と同様に高いが、「スポーツ」に特に関心が高いのが 40 歳代の特色である。また、40 歳代は老後に別荘などとの複数の住まいで暮らしたいと考えている層が多い。 ●30 歳代はさすがにまだ老後が遠いため「退職時期」や「老後の働き方」、「住まい」などについても「予想がつかな い」と回答する割合が高い。しかし、おぼろげながらだが厳しい老後になるとは予想している。老後の生活費予想 額、退職金の期待額などでは三世代の中で最も低い回答となった。比較的質素な生活が余儀なくされると考えてい るようである。老後収入の内訳でも三世代の中で公的年金の割合が低く、就労収入の割合が最も高く、働き続けな ければ暮らせないと予想している。老後の楽しみ方としては「外食、グルメ」や「映画、ビデオ作品鑑賞」などを あげる割合が高いことが目立っている。また、人とのつきあいで「配偶者」や「子や孫」などの近い家族との親密 なつきあいを望んでいる。

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概要−2 1. 50 歳代の特徴 1.1 50 歳代の希望の働き方は、フルタイムで長く働き、引退後は働かない 1.1.1 50 歳代は、フルタイムで長く働き続けたい 希望としていつまでフルタイムで働き続けたいかについてみると、50 歳代で「できるだけ長く続けたい」が 46.5% と高く、働き続けたい年齢は平均で 63.0 歳と高くなっている。 図 1 いつまで働き続けたいか 32.9 29.1 27.3 38.6 39.8 46.5 27.1 29.5 23.1 3.1 1.5 1.4 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) できるだけ長く続けたい できれば早くリタイアしたい どちらともいえない 無回答 (単位:%) 平均:57.1歳 平均:61.5歳 平均:63.0歳 1.1.2 50 歳代は、フルタイム就労引退後には働きたくない フルタイム就労引退後には、希望として違った働き方で働きたいかについてみると、「働きたくない」は 50 歳代で 27.7%と高くなっている。 図 2 フルタイム就労引退後に働きたくないとする割合 22.0 18.4 27.7 0 10 20 30 40 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (単位:%) 1.2 50 歳代は、フルタイム就労引退後にも働くと予想している フルタイム就労引退後には、予想として違った働き方で働くかについてみると、50 歳代では先にみたように「働き たくない」と希望する割合が高くなっている一方で、予想では「働く」が 60.0%と高くなっている。50 歳代はフル タイム就労引退後も働くと予想している。 図 3 フルタイム就労引退後の就労予想 36.3 54.4 60.0 30 40 50 60 70 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (単位:%)

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1.3 50 歳代は、公的年金の給付額の減少と支給開始の遅れに不安を抱く 公的年金不安についてみると、50 歳代では「公的年金制度の破たん」(57.3%)は低くなっているものの、「公的年 金の給付額の減少」(81.5%)、「公的年金の支給開始の遅れ」(62.3%)への不安は高くなっている。公的年金受給に 関する不安は老後の働き方にも影響していると推察される。 図 4 公的年金不安 64.4 79.3 53.2 68.6 76.2 54.0 57.3 81.5 62.3 50 60 70 80 90 公的年金制度の破たん 公的年金の給付額の減少 公的年金の支給開始の遅れ 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 1.4 50 歳代は、定住志向で老後の住まい方を思い描く 希望の老後に住みたい地域・街についてみると、50 歳代では「現在住んでいる地域・街」が 66.5%と高くなって いる。また、希望として老後は複数の住まいで暮らしたいかについてみると、「主たる住まいだけで暮らす」が 51.2% と高くなっている。50 歳代は従来にみられる定住志向で老後の住まい方を思い描いていることがわかる。 図 5 希望の老後の住まい方 49.5 46.1 54.0 41.0 66.5 51.2 30 40 50 60 70 現在住んでいる地域・街 主たる住まいだけで暮らす 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (単位:%)

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概要−4 1.5 50 歳代の老後に新しく始めたい趣味は旅行 老後に新しく始めたい趣味をみると、50 歳代では「旅行」(43.5%)、「カルチャーセンター等」(22.7%)、「庭いじ り・園芸・日曜大工」(21.9%)、「陶芸・工芸、絵画・彫刻」(21.2%)が高くなっている。 図 6 老後に新しく始めたい趣味 35.3 18.6 18.0 17.3 34.5 19.5 18.0 18.8 43.5 22.7 21.9 21.2 10 20 30 40 50 旅行 カルチャーセンター等 庭いじり・園芸・日曜大工 陶芸・工芸、絵画・彫刻 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 1.6 50 歳代は老後は職場ではなく社会活動や地域での人づきあいを拡げたい 老後に拡げたい人間関係をみると、50 歳代では「会社の同僚・部下・上司、仕事関係のつきあい」は 6.2%と低く、 「ボランティアなどの社会活動を通じてのつきあい」(37.7%)、「自治会、PTA 活動などを通じた地域の人とのつき あい」(21.5%)が高くなっている。50 歳代は老後は職場ではなく社会活動や地域での人づきあいを拡げたいと思っ ている。 図 7 老後に拡げたい人間関係 13.6 20.0 20.7 11.5 35.6 17.6 6.2 37.7 21.5 0 10 20 30 40 会社の同僚・部下・上司、 仕事関係のつきあい ボランティアなどの社会活動を 通じてのつきあい 自治会、PTA活動などを通じた 地域の人とのつきあい 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%)

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2. 40 歳代の特徴 2.1 40 歳代は、老後は新しい働き方で、楽しみや生きがいのために働きたい フルタイムでの就労を引退した後に希望する働き方をみると、40 歳代は「働きたい」とする割合が 66.3%と高く、 その内訳として、「新たな事業や商売」(16.1%)、「シルバー人材センターなどの簡単な仕事」(11.5%)、「有償ボラン ティア活動」(10.3%)が高くなっている。また、働こうとする理由をみると、「仕事に楽しみや生きがいを感じたい」 が 46.2%と高くなっている。 40 歳代は、老後も働き続ける意欲を高くもち、その働き方としても自ら事業を興したり、NPOでの活動を志向す るなど、現役時代とは異なった就労スタイルを望んでいることがわかる。 図 8 フルタイム就労引退後に希望する働き方 (単位:%) 新たな事業 や商売 (自由業含 む) シルバー人 材センター などの簡単 な仕事 有償ボラン ティア活動 (NPOで の活動) その他 30歳代 295 57.3 14.6 7.1 2.4 33.2 40歳代 261 66.3 16.1 11.5 10.3 28.4 50歳代 260 58.8 8.1 10.4 7.3 33.1 働きたい N 図 9 フルタイム就労引退後に働きたい理由(仕事に楽しみや生きがいを感じたい) 41.4 46.2 40.5 0 10 20 30 40 50 30歳代(N:169) 40歳代(N:173) 50歳代(N:153) (単位:%) 2.2 40 歳代は、定年でフルタイムを引退し、その後も長く、高収入を得ながら働き続けたい フルタイム就労をいつ引退したいかをみると、40 歳代では、現在の勤務先の定年年齢の平均(59.9 歳)にほぼ近 い 61.5 歳となっている。一方、フルタイム就労引退後に働くことを希望している場合の退職年齢は 69.9 歳と、最も 高年齢まで働きたいとしている。また、老後の就労によって得たい年収額は 374.4 万円と高額になっている。 現在の企業での“会社生活”からは、定年でリタイアし、以後、充実した再就労期を高齢になるまで継続したいと いう意向がうかがえる。 図 10 フルタイム引退希望年齢とその後に就く仕事の退職希望年齢 (単位:歳) N N 30歳代 295 57.1 59.9 169 67.7 40歳代 261 61.5 59.9 173 69.6 50歳代 260 63.0 60.3 153 68.6 フルタイム後 退職希望年齢 フルタイム 引退希望年齢 (参考) 定年年齢 図 11 フルタイム後の就労による収入希望額 (単位:万円) N 30歳代 169 325.5 40歳代 173 374.4 50歳代 153 293.3 年収

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概要−6 2.3 40 歳代は、公的年金制度の破たん、退職金等に対する不安を最も強く感じている 現在および将来の生活不安をみると、40 歳代では「公的年金制度の破たん」(68.6%)、「退職金等の給付水準の低 下」(52.5%)、「収入の伸び悩みや減少」(47.9%)が高くなっている。 図 12 生活不安 64.4 45.4 41.0 68.6 52.5 47.9 57.3 46.2 35.0 30 40 50 60 70 公的年金制度の破たん 退職金等の給付水準の低下 収入の伸び悩みや減少 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 2.4 40 歳代は、老後に備え、金融資産を準備しようとする意欲が高い フルタイム就労引退時までの金融資産準備額をみると、40 歳代では予想額が 1,984.5 万円、希望額が 3,908.4 万円 といずれも最も高くなっている。また、現在の個人年金商品の加入状況をみると、40 歳代では「個人年金保険」が 48.3%、「拠出型企業年金」が 10.3%と高くなっている。さらに、今後希望する準備手段をみても、老後資金準備手 段として一般的な「個人年金保険」(40.2%)の他に、「株式」(22.2%)、「外貨建金融商品、外債」(16.1%)など、 リスク性金融商品の利用をも視野に入れている。 こうした 40 歳代における金融資産準備行動への積極性は、先にみた公的年金や退職金等への不安を背景にしたも のと考えられる。 図 13 フルタイム就労引退時の金融資産額 図 14 個人年金商品の加入状況 (単位:万円) N 予想 希望 30歳代 295 1,616.7 3,504.8 40歳代 261 1,984.5 3,908.4 50歳代 260 1,719.1 3,590.0 39.3 4.7 0.7 48.3 10.3 2.7 46.9 5.8 0.8 0 10 20 30 40 50 60 個人年金保険 拠出型企業年金 変額個人年金保険 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 図 15 希望する金融資産準備手段 29.5 15.9 10.2 40.2 22.2 16.1 26.9 19.6 6.5 0 10 20 30 40 50 個人年金保険 株式 外貨建金融商品、 外債 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%)

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2.5 40 歳代は、スポーツ活動や音楽鑑賞を老後に一層深めながら、人間関係の充実を図る 現在の趣味の中で老後に深く取り組みたいものをみると、40 歳代では、「旅行」(75.5%)についで、「スポーツ活 動・運動」が 47.1%、「音楽鑑賞」が 34.1%と高くなっている。 一方、老後の人間関係についてみると、現役期までの「趣味、スポーツ、学習活動を通じてのつきあい」が深まる だろうとの予想が 38.7%、深めたいとの希望が 46.7%と高くなっている。また、老後さらに新しく拡げたい人間関係 としても、62.8%が「趣味、スポーツ、学習活動を通じてのつきあい」をあげている。 40 歳代は、老後の趣味として旅行やスポーツ活動、音楽鑑賞などへの取り組みを一層深め、それらを通じた人間関 係を老後は重視していこうとしていることがわかる。 図 16 老後に深く取り組みたい現在の趣味 74.6 38.0 29.2 75.5 47.1 34.1 74.2 37.7 27.7 20 30 40 50 60 70 80 旅行 スポーツ活動・運動 音楽鑑賞 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 図 17 老後における「趣味、スポーツ、学習活動を通じてのつきあい」についての考え方 33.2 45.8 59.3 38.7 46.7 62.8 35.0 38.8 53.5 20 30 40 50 60 70 80  老後に深まると思う 老後に深めたい 老後に拡げたい 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 2.6 40 歳代は、老後は複数の住まいで過ごしたい 老後は主たる住まいの他に別荘などを持ち、複数の住まいで過ごしたいかをみると、40 歳代では 58.6%と高くな っている。 日常生活の場と別に、趣味などを充実して行える環境を求めているなど、遊び方や人間関係との関連が考えられる。 図 18 老後は複数の住まいで暮らしたいか 52.9 58.6 48.5 10 20 30 40 50 60 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (単位:%)

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概要−8 3. 30 歳代の特徴 3.1 30 歳代は、まだ老後のライフスタイルの予想がつかない 予想する老後の働き方についてみると、「退職時期の予想がつかない、老後の働き方を考えたことがない」は 30 歳 代で 53.9%と過半数に達している。また、予想する老後の住まい方についてみると、「予想がつかない」は 30 歳代で 18.3%と 2 割弱に達している。30 歳代では自らの老後のライフスタイルに関して、まだ確固たるイメージがもててい ないことがわかる。 図 19 老後の働き方・住まい方に関する予想 53.9 18.3 39.5 14.9 24.2 8.8 0 10 20 30 40 50 60 退職時期の予想がつかない、老後の働 き方を考えたことがない 老後に住むと思う地域・街の予想がつ かない 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (単位:%) 3.2 30 歳代は、老後の生活水準を最も厳しく予想 老後の予想収入月額をみると、30 歳代は平均 26.1 万円と低く、老後の生活費予想月額をみると、平均 21.8 万円と 低くなっている。さらに、フルタイム就労を引退した時点での予想される金融資産額をみても、30 歳代は平均 1,616.7 万円と低くなっている。このように、30 歳代は老後の生活水準について最も厳しい目を向けている。 図 20 老後の生活水準 (単位:万円) 30歳代 295 26.1 21.8 1,616.7 40歳代 261 27.6 24.6 1,984.5 50歳代 260 27.8 24.7 1,719.1 N 老後の予想収入月 額 フルタイム就労引 退時の金融資産予 想額 老後の生活費予想 月額 3.3 30 歳代は、退職給付を当てにできない 退職給付制度の有無についてみると、制度がある割合は 30 歳代では 67.8%と低く、退職一時金の予想額も平均 1,261.2 万円と低くなっている。 図 21 退職給付制度の有無と退職一時金額 退職一時金予想 額(万円) 30歳代 295 67.8 1,261.2 40歳代 261 77.8 1,465.0 50歳代 260 81.5 1,436.3 退職給付制 度あり(%) N

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3.4 30 歳代で老後を意識している層は生活防衛意識が高い 3.4.1 30 歳代は、老後の収入を就労収入と金融資産の取り崩しでまかなうと予想 老後の収入はどのような内訳になると予想するかについてみると、30 歳代では「公的年金」が 36.5%と低くなっ ているのに対し、「金融資産」が 16.2%、「自分の就労収入」が 20.9%、「配偶者の就労収入」が 7.1%と高くなって おり、公的年金以上に就労収入や金融資産の取り崩しによって老後の収入をまかなうと予想している。 図 22 予想する老後収入の内訳 15.9 15.4 13.2 16.2 11.1 8.8 20.9 15.3 36.5 45.3 54.1 19.5 7.1 5.9 5.6 3.3 2.6 3.5 30歳代(N:269) 40歳代(N:243) 50歳代(N:235) 公的年金 退職一時金・企業年金 金融資産 自分の就労収入 配偶者の就労収入 その他 (単位:%) 3.4.2 30 歳代が老後も働きたい理由は経済的理由 フルタイム就労引退後に働きたい理由についてみると、30 歳代では「生活費をまかないたい」が 60.9%と高い一 方、「体を動かすことで健康を維持できる」(38.5%)や「地域や社会の役に立ちたい」(12.4%)が低くなっている。 30 歳代は健康維持や社会参加的な理由ではなく、経済的な理由から老後も働くことを希望している。 図 23 フルタイム就労引退後に働きたい理由 60.9 38.5 12.4 54.9 45.7 23.1 51.6 51.0 22.9 0 10 20 30 40 50 60 70 生活費をまかないたい 体を動かすことで健康を維持できる 地域や社会の役に立ちたい 30歳代(N:169) 40歳代(N:173) 50歳代(N:153) (複数回答、単位:%) 3.4.3 30 歳代は、自助努力による老後の生活保障意識が高い 加入している個人年金商品の年金年額をみると、30 歳代で平均 98.4 万円と高くなっている。また、老後までに住 宅を取得したい層におけるリバースモーゲージの活用意向をみると、活用したい割合は 30 歳代で 38.6%と高く 4 割 近くに達している。30 歳代で老後を意識している層は自助努力を念頭に置いた生活保障意識が高いことがわかる。 図 24 個人年金商品の年金年額 図 25 リバースモーゲージを活用したい割合 38.6 33.1 23.3 0 10 20 30 40 50 30歳代(N:280) 40歳代(N:239) 50歳代(N:227) (単位:%) 98.4 82.6 69.4 50 60 70 80 90 100 110 30歳代(N:128) 40歳代(N:151) 50歳代(N:153) (単位:万円)

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概要−10 3.5 30 歳代が老後に深めたい趣味は外食や映画、ビデオ鑑賞 老後に深く取り組みたい現在の趣味をみると、30 歳代では「外食、グルメ」(46.8%)や「映画、ビデオ作品鑑賞」 (36.6%)、「ドライブ」(35.3%)が高くなっている。 図 26 老後に深く取り組みたい現在の趣味 46.8 36.6 35.3 32.2 31.0 26.4 32.7 28.1 23.5 0 10 20 30 40 50 外食、グルメ 映画、ビデオ作品鑑賞 ドライブ 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%) 3.6 30 歳代は、老後は家族とのつながりや学生時代までの人間関係を重視 老後に深めたい人間関係をみると、30 歳代では「配偶者」(60.3%)、「子や孫」(52.9%)、「幼なじみ・学生時代の 友人とのつきあい」(44.7%)が高くなっており、家族とのつながりや学生時代までの人間関係を重視していることが みてとれる。 図 27 老後に深めたい人間関係 60.3 52.9 44.7 42.5 41.4 34.9 35.0 37.7 26.5 0 10 20 30 40 50 60 70 配偶者 子や孫 幼なじみ・学生時代の 友人とのつきあい 30歳代(N:295) 40歳代(N:261) 50歳代(N:260) (複数回答、単位:%)

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1.老後の働き方 (1)現在の定年制の有無と平均定年年齢 ―8 割強の勤務先で定年制あり― 現在の勤務先に定年制があるかを尋ねたところ、「ある」が 76.7%、「定年制はあるが、何歳かわからない」が 7.4%、「ない」が 12.1%となっている。定年年齢が不明である勤務先も含めると、定年制がある勤務先は 8 割強 となっている。 図表 1-1-1 定年制の有無 7.4 3.4 12.1 76.7 0.4 わからない N:816 定年制はあるが、 何歳かわからない 無回答 ある (単位:%) ない 従業員規模別にみると、「ある」は従業員規模が大きいほど高く、1,000 人以上層で 92.4%、300∼999 人層で 87.6%となっている。一方、「ない」は 99 人以下層で 34.3%と高くなっている。 図表 1-1-2 定年制の有無と定年年齢の平均 (単位:%) 平均年齢 (歳) 816 76.7  60.1 7.4  12.1  3.4  0.4  560 78.4  59.9 7.5  10.7  3.2  0.2  256 73.0  60.5 7.0  15.2  3.9  0.8  295 66.8− 59.9 11.2+ 16.3+ 5.4+ 0.3  261 80.1  59.9 7.7  9.6  2.3  0.4  260 84.6+ 60.3 2.7− 10.0  2.3  0.4  729 74.5− 60.0 8.2+ 13.2+ 3.7  0.4  99人以下 251 47.0− 60.5 11.2+ 34.3+ 7.2+ 0.4  100∼299人 110 82.7  60.0 6.4  4.5− 5.5  0.9  300∼999人 121 87.6+ 59.9 9.9  2.5− 0.0− 0.0  1,000人以上 238 92.4+ 59.9 5.0  0.8− 1.3− 0.4  78 98.7+ 60.3 0.0− 0.0− 1.3  0.0  500万円未満 110 51.8− 60.5 13.6+ 23.6+ 10.9+ 0.0  500∼700万円未満 176 76.1  59.9 9.1  10.2  4.0  0.6  700∼1,000万円未満 231 79.7  60.1 6.1  11.3  2.2  0.9  1,000万円以上 238 85.3+ 60.0 4.6− 9.7  0.4− 0.0  500万円未満 420 74.8  60.1 7.4  13.1  4.3  0.5  500∼1,000万円未満 153 79.7  60.1 7.8  9.8  2.6  0.0  1,000 万円以上 169 79.3  60.0 5.9  13.0  1.8  0.0  給付額減少不安あり 645 76.9  60.0 8.4+ 10.7− 3.6  0.5  給付額減少不安なし 168 75.6  60.1 3.6− 17.9+ 3.0  0.0  支給開始年齢遅れ不安あり 460 78.5  60.0 8.9  9.6− 2.6  0.4  支給開始年齢遅れ不安なし 353 74.2  60.2 5.4  15.6+ 4.5  0.3  わからない 無回答 N ある 定年制はあ るが、何歳 かわからな い ない 全体 男性 女性 30歳代 40歳代 50歳代 公 的 年 金 不 安 民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収

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2 (2)予想される老後の働き方 1)フルタイム就労を引退する時期 ―早期退職は 1 割弱、定年年齢までは 5 割強― 家族や家計の状況、さらには勤務先の経営状況などを考えたとき、いつまでフルタイムで勤めるかを尋ねたと ころ、「早期退職」が 8.5%、「定年年齢まで」が 53.9%となっている。また、「定年年齢以降も同会社に勤務」は 12.1%となっている。 図表 1-2-1 フルタイム就労を引退する時期 0.4 53.9 12.1 8.5 25.1 まったく予想が つかない 早期退職 無回答 (単位:%) 定年年齢まで N:816 定年年齢以降も 同会社に勤務 性別にみると、男性で「定年年齢まで」が 58.0%、女性で「早期退職」が 14.1%と高くなっている。 年齢別にみると、30 歳代で「早期退職」が 11.2%と高くなっている。50 歳代では「定年年齢まで」(64.6%)、 「定年年齢以降も同会社に勤務」(18.8%)が高くなっている。 従業員規模別にみると、300 人以上層で「定年年齢まで」が 6 割超と高くなっている。 世帯収入、金融資産別にみると、高収入、高資産層ほど「早期退職」が高くなっている。 図表 1-2-2 フルタイム就労を引退する時期 (単位:%) N 早期退職優 遇制度の利 用などによ り、定年年 齢前に退職 定年年齢ま で 定年年齢以 降も、雇用 形態を変え て同じ会社 で勤務 まったく予 想がつかな い 無回答 816 8.5  53.9  12.1  25.1  0.4  560 5.9− 58.0+ 13.6  22.1− 0.4  256 14.1+ 44.9− 9.0  31.6+ 0.4  295 11.2+ 42.7− 7.1− 38.0+ 1.0+ 261 8.0  55.9  11.1  24.9  0.0  260 5.8  64.6+ 18.8+ 10.8− 0.0  729 8.1  53.4  12.1  26.1  0.4  99人以下 251 5.6− 37.8− 17.5+ 38.6+ 0.4  100∼299人 110 7.3  55.5  9.1  28.2  0.0  300∼999人 121 7.4  65.3+ 8.3  19.0  0.0  1,000人以上 238 11.3  62.2+ 10.1  15.5− 0.8  78 9.0  59.0  12.8  19.2  0.0  500万円未満 110 3.6− 42.7− 16.4  37.3+ 0.0  500∼700万円未満 176 6.3  54.0  12.5  26.1  1.1  700∼1,000万円未満 231 7.4  56.3  13.4  22.5  0.4  1,000万円以上 238 13.0+ 55.9  8.8  22.3  0.0  500万円未満 420 6.2− 54.0  11.2  27.9  0.7  500∼1,000万円未満 153 10.5  45.8− 15.0  28.8  0.0  1,000 万円以上 169 13.0+ 57.4  11.8  17.8− 0.0  給付額減少不安あり 645 8.8  54.7  12.6  23.6− 0.3  給付額減少不安なし 168 7.1  51.2  10.7  31.0+ 0.0  支給開始年齢遅れ不安あり 460 9.8  53.3  13.0  23.5  0.4  支給開始年齢遅れ不安なし 353 6.8  55.0  11.0  27.2  0.0  民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収 公 的 年 金 不 安 40歳代 50歳代 全体 男性 女性 30歳代

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2)フルタイム就労引退後に予想する働き方 ―5 割弱がフルタイム就労引退後に働くと予想― フルタイム就労引退後に、違った働き方で働くかを尋ねたところ、「働く」は 49.6%、「働かない」は 9.1%と なっている。予想の働き方の内訳をみると、「別企業の嘱託社員、契約社員」が 14.2%と最も高く、ついで「再 雇用などで退職前企業に勤務」(12.1%)、「別企業のパート、アルバイト」(9.4%)の順となっている。 図表 1-2-3 フルタイム就労引退後に予想する働き方 12.1 9.4 5.1 4.7 2.1 0.9 1.1 9.1 39.8 14.2 0 10 20 30 40 50 別企業の嘱託社員、契約社員 再雇用などで退職前企業に勤務 別企業のパート、アルバイト 新たな事業や商売 (自由業含む) シルバー人材センター などでの簡単な仕事 有償ボランティア活動 (NPOでの活動) 家業手伝い その他 働かない 退職時期の予想がつかない、 働き方を考えたことがない (単位:%) N:816 働 く 49.6

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4 フルタイム就労引退後の予想の働き方を性別にみると、男性で「働く」が 52.5%と高くなっている。内訳とし ては、男性で「別企業の嘱託社員、契約社員」(18.2%)が、女性で「別企業のパート、アルバイト」(15.2%) が高くなっている。 年齢別にみると、「働く」は高年齢層ほど高く、50 歳代では 60.0%となっている。一方、50 歳代では「働かな い」も 14.2%と高くなっている。30 歳代では「退職時期の予想がつかない、働き方を考えたことがない」(53.9%) が高くなっている。働き方の内訳としては、40 歳代では「別企業の嘱託社員、契約社員」(18.0%)が、50 歳代 では「再雇用などで退職前企業に勤務」(18.8%)が高くなっている。30 歳代と比べ、40 歳代以降では、フルタ イム就労引退後に働くか、働かないか、あるいはどのような働き方をするかといったビジョンが定まってくる傾 向がうかがえる。 従業員規模別にみると、99 人以下層で「退職時期の予想がつかない、働き方を考えたことがない」(50.2%) が高くなっている。1,000 人以上層では「働く」(55.0%)、「働かない」(12.2%)ともに高くなっている。 世帯年収別にみると、500 万円未満層で「退職時期の予想がつかない、働き方を考えたことがない」(49.1%) が高くなっている。「働く」は 700∼1,000 万円未満層で 58.0%と高いが、1,000 万円以上層では 43.7%と低くなっ ている。働き方の内訳としては、1,000 万円以上層で「新たな事業や商売(自由業含む)」(7.6%)と「有償ボラ ンティア活動(NPO での活動)」(3.8%)が高くなっている。 金融資産別にみると、高資産層ほど「働かない」が高くなっている。働き方の内訳としては、1,000 万円以上 層で「有償ボランティア活動(NPO での活動)」(4.1%)が高くなっている。 公的年金不安の有無別にみると、給付額減少不安あり層で「働く」が 51.6%と高くなっている。 図表 1-2-4 フルタイム就労引退後に予想する働き方 (単位:%) 別企業の嘱 託社員、契 約社員 再雇用など で退職前企 業に勤務 別企業の パート、ア ルバイト 新たな事業 や商売 (自由業含 む) シルバー人 材センター などでの簡 単な仕事 有償ボラン ティア活動 (NPOで の活動) 家業手伝い その他 816 49.6  14.2  12.1  9.4  5.1  4.7  2.1  0.9  1.1  9.1  39.8  1.5  560 52.5+ 18.2+ 13.6  6.8− 5.5  4.6  2.1  1.1  0.5− 7.3− 38.8  1.4  256 43.4− 5.5− 9.0  15.2+ 4.3  4.7  2.0  0.4  2.3+ 12.9+ 42.2  1.6  295 36.3− 9.5− 7.1− 9.2  5.1  3.1  0.7− 0.7  1.0  8.1  53.9+ 1.7  261 54.4  18.0+ 11.1  8.8  5.7  5.0  3.1  1.1  1.5  5.0− 39.5  1.1  260 60.0+ 15.8  18.8+ 10.4  4.6  6.2  2.7  0.8  0.8  14.2+ 24.2− 1.5  729 49.0  13.9  12.1  9.2  5.3  4.7  1.9  0.8  1.1  8.9  40.7  1.4  99人以下 251 43.4− 8.8− 17.5+ 7.6  3.6  3.6  0.4− 0.8  1.2  5.6− 50.2+ 0.8  100∼299人 110 46.4  12.7  9.1  13.6  6.4  2.7  0.9  0.9  0.0  6.4  45.5  1.8  300∼999人 121 52.1  14.9  8.3  7.4  6.6  9.1+ 3.3  0.8  1.7  10.7  36.4  0.8  1,000人以上 238 55.0+ 18.9+ 10.1  9.7  6.3  4.6  3.4  0.8  1.3  12.2+ 30.7− 2.1  78 53.8  19.2  12.8  6.4  3.8  5.1  3.8  1.3  1.3  10.3  33.3  2.6  500万円未満 110 45.5  7.3− 16.4  10.0  1.8  5.5  0.9  0.9  2.7  4.5  49.1+ 0.9  500∼700万円未満 176 50.0  14.2  12.5  11.4  3.4  6.3  1.1  0.6  0.6  6.8  41.5  1.7  700∼1,000万円未満 231 58.0+ 19.0+ 13.4  10.8  6.1  4.8  2.2  0.9  0.9  6.1  34.6  1.3  1,000万円以上 238 43.7− 12.2  8.8  6.3  7.6+ 2.9  3.8+ 1.3  0.8  16.0+ 38.2  2.1  500万円未満 420 50.5  15.5  11.2  9.3  5.7  5.7  1.4  1.2  0.5  6.2− 41.4  1.9  500∼1,000万円未満 153 49.0  11.1  15.0  11.8  3.9  2.6  2.6  0.0  2.0  6.5  43.1  1.3  1,000 万円以上 169 48.5  14.8  11.8  7.1  5.9  2.4  4.1+ 0.6  1.8  18.9+ 31.4− 1.2  給付額減少不安あり 645 51.6+ 14.9  12.6  10.4  5.1  4.3  2.2  0.9  1.2  9.0  37.8− 1.6  給付額減少不安なし 168 42.9− 11.9  10.7  6.0  5.4  6.0  1.8  0.6  0.6  9.5  47.0+ 0.6  支給開始年齢遅れ不安あり 460 51.3  13.5  13.0  11.5+ 4.3  4.8  1.3  0.9  2.0+ 9.6  37.8  1.3  支給開始年齢遅れ不安なし 353 47.9  15.3  11.0  6.8− 6.2  4.5  3.1  0.8  0.0− 8.5  42.2  1.4  無回答 全体 男性 女性 退職時期の 予想がつか ない、働き 方を考えた ことがない 働く 働かない N 30歳代 40歳代 50歳代 民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収 公 的 年 金 不 安

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(3)希望する老後の働き方 1)いつまで働き続けたいか ア)いつまで働き続けたいか ―3 割が早くリタイアしたいと希望ー 仮に定年制度もなく、家族状況、勤務先企業の経営状況などを考慮しないとしたとき、いつまでフルタイムで 勤めたいかを尋ねたところ、「できるだけ長く続けたい」が 41.5%、「できれば早くリタイアしたい」が 29.9%、 「どちらともいえない」が 26.6%となっている。 図表 1-3-1 いつまで働き続けたいか 29.9 2.0 41.5 26.6 どちらとも いえない N:816 できれば早く リタイアしたい 無回答 できるだけ 長く続けたい (単位:%) 年齢別にみると、若年層ほど「できれば早くリタイアしたい」が高くなっている。50 歳代では「できるだけ長 く続けたい」が 46.5%と高くなっている。 金融資産別にみると、1,000 万円以上層で「できれば早くリタイアしたい」が 37.3%と高くなっている。 公的年金不安の有無別にみると、給付額減少不安なし層で「できれば早くリタイアしたい」が 36.9%と高くなっ ている。 図表 1-3-2 いつまで働き続けたいか (単位:%) N できるだけ 長く続けた い できれば早 くリタイア したい どちらとも いえない 無回答 816 41.5  29.9  26.6  2.0  560 43.0  29.3  25.7  2.0  256 38.3  31.3  28.5  2.0  295 38.6  32.9  27.1  1.4  261 39.8  29.1  29.5  1.5  260 46.5+ 27.3  23.1  3.1  729 42.1  29.1  26.7  2.1  99人以下 251 44.2  27.9  26.3  1.6  100∼299人 110 48.2  25.5  25.5  0.9  300∼999人 121 37.2  28.1  32.2  2.5  1,000人以上 238 39.9  31.9  25.2  2.9  78 37.2  37.2  24.4  1.3  500万円未満 110 47.3  26.4  24.5  1.8  500∼700万円未満 176 46.6  29.5  22.7  1.1  700∼1,000万円未満 231 39.0  30.3  28.1  2.6  1,000万円以上 238 37.0  33.6  27.7  1.7  500万円未満 420 42.1  29.5  26.7  1.7  500∼1,000万円未満 153 43.1  29.4  25.5  2.0  1,000 万円以上 169 33.1− 37.3+ 28.4  1.2  給付額減少不安あり 645 41.7  28.2− 27.8  2.3  給付額減少不安なし 168 39.9  36.9+ 22.6  0.6  支給開始年齢遅れ不安あり 460 39.6  32.0  26.5  2.0  支給開始年齢遅れ不安なし 353 43.6  27.5  26.9  2.0  世 帯 年 収 全体 男性 女性 30歳代 公 的 年 金 不 安 40歳代 50歳代 民間企業 公務員 金 融 資 産

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6 イ)働き続けたい年齢 ―若年層ほど早くやめたい― フルタイムで働き続けたい年齢を尋ねたところ、平均で 60.3 歳となっている。「60 歳」が 21.6%、「61∼65 歳」が 29.5%、「66 歳以上」が 15.1%と平均より高い層が 6 割強となっている。一方、「54 歳以下」も 15.8%と なっている。 図表 1-3-3 働き続けたい年齢 11.9 15.1 15.8 21.6 29.5 6.1 N:816 54歳以下 55∼59歳 60歳 61∼65歳 66歳以上 無回答 (単位:%) 平均:60.3歳 性別にみると、男性で「66 歳以上」が 19.5%と高く、女性で「54 歳以下」が 29.3%と高くなっている。平均 年齢は、男性が 62.1 歳、女性が 56.5 歳と 5 歳以上の較差がみられる。 年齢別にみると、30 歳代で「54 歳以下」が 31.5%、40 歳代で「66 歳以上」が 19.9%、50 歳代で「61∼65 歳」が 42.7%と高くなっている。平均年齢は若年層ほど低くなっている。 従業員規模別にみると、民間企業では「61∼65 歳」が 30.7%と高くなっている。 世帯年収別にみると、1,000 万円以上層で「55∼59 歳」が 17.6%と高く、平均年齢は 59.3 歳となっている。 金融資産別にみると、1,000 万円以上層で「55∼59 歳」が 16.6%と高くなっている。 図表 1-3-4 働き続けたい年齢 (単位:%) N 54歳以下 55∼59歳 60歳 61∼65歳 66歳以上 無回答 平均年齢 (歳) 816 15.8  11.9  21.6  29.5  15.1  6.1  60.3 560 9.6− 11.4  21.4  31.4  19.5+ 6.6  62.1 256 29.3+ 12.9  21.9  25.4  5.5− 5.1  56.5 295 31.5+ 8.8− 22.7  19.7− 12.2  5.1  57.1 261 12.6  14.2  20.3  27.6  19.9+ 5.4  61.5 260 1.2− 13.1  21.5  42.7+ 13.5  8.1  63.0 729 15.8  10.4− 21.5  30.7+ 15.5  6.0  60.5 99人以下 251 20.3+ 4.8− 19.5  32.3  19.5+ 3.6− 60.5 100∼299人 110 10.0  13.6  20.0  32.7  16.4  7.3  61.5 300∼999人 121 14.0  13.2  23.1  30.6  11.6  7.4  60.5 1,000人以上 238 14.7  13.9  22.7  29.4  12.6  6.7  60.1 78 14.1  24.4+ 21.8  20.5  12.8  6.4  59.6 500万円未満 110 17.3  7.3  19.1  34.5  17.3  4.5  60.6 500∼700万円未満 176 16.5  8.5  25.0  30.1  15.9  4.0  60.8 700∼1,000万円未満 231 14.3  11.7  20.8  31.2  15.6  6.5  60.7 1,000万円以上 238 16.8  17.6+ 22.3  27.7  10.9− 4.6  59.3 500万円未満 420 16.9  10.7  21.2  29.5  16.9  4.8  60.5 500∼1,000万円未満 153 14.4  13.7  21.6  28.1  15.0  7.2  60.2 1,000 万円以上 169 15.4  16.6+ 23.7  33.7  7.7− 3.0  59.4 給付額減少不安あり 645 14.9  11.5  23.4+ 29.6  14.4  6.2  60.3 給付額減少不安なし 168 19.6  13.7  14.3− 29.2  17.9  5.4  60.4 支給開始年齢遅れ不安あり 460 15.7  12.2  24.3+ 30.7  12.2− 5.0  60.0 支給開始年齢遅れ不安なし 353 16.1  11.6  17.8− 28.0  19.0+ 7.4  60.8 40歳代 50歳代 全体 男性 女性 30歳代 公 的 年 金 不 安 民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収

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2)フルタイム就労引退後に希望する働き方 ―フルタイム就労引退後も 6 割強が働きたい― フルタイム就労引退後に、違った働き方で働きたいかを尋ねたところ、「働きたい」は 60.7%となっている。 希望の働き方の内訳をみると、「新たな事業や商売(自由業含む)」が 13.0%と最も高く、ついで「再雇用などに よる退職前企業の嘱託社員」(11.4%)、「別企業のパート、アルバイト」(10.5%)の順となっている。 一方、「働きたくない」は 22.7%となっており、先にみたフルタイム就労引退後に、違った働き方で働くと思 うかの予想と比べるとポイントが 2 倍以上となっている。 図表 1-3-5 フルタイム就労引退後に希望する働き方 11.4 10.5 9.6 7.6 6.5 1.2 0.9 22.7 15.1 13.0 0 10 20 30 新たな事業や商売 (自由業含む) 再雇用などによる退職前企業の嘱託社員 別企業のパート、アルバイト シルバー人材センター などの簡単な仕事 別企業の嘱託社員、契約社員 有償ボランティア活動 (NPOでの活動) 家業手伝い その他 働きたくない わからない、 考えたことがない (単位:%) N:816 働 き た い 60.7

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8 フルタイム就労引退後の希望する働き方を性別にみると、男性で「別企業の嘱託社員、契約社員」が 9.3%、 女性で「別企業のパート、アルバイト」が 19.5%と高くなっている。 年齢別にみると、30 歳代で「わからない、考えたことがない」が 19.0%と高いが、40 歳代では「働きたい」 が 66.3%、50 歳代では「働きたくない」が 27.7%と高くなっている。働き方の内訳をみると、30 歳代で「別企 業のパート、アルバイト」が 13.9%、40 歳代で「有償ボランティア活動(NPO での活動)」が 10.3%、50 歳代 では「再雇用などによる退職前企業の嘱託社員」が 16.9%と高くなっている。 従業員規模別にみると、1,000 人以上層で「有償ボランティア活動(NPO での活動)」が 9.2%と高くなってい る。 世帯年収別にみると、500 万円未満層で「別企業のパート、アルバイト」が 17.3%、1,000 万円以上層で「有 償ボランティア活動(NPO での活動)」が 10.5%と高くなっている。 金融資産別にみると、1,000 万円以上層で「働きたくない」が 30.8%と高くなっている。 図表 1-3-6 フルタイム就労引退後に希望する働き方 (単位:%) 新たな事業 や商売 (自由業含 む) 再雇用など による退職 前企業の嘱 託社員 別企業の パート、ア ルバイト シルバー人 材センター などの簡単 な仕事 別企業の嘱 託社員、契 約社員 有償ボラン ティア活動 (NPOで の活動) 家業手伝い その他 816 60.7  13.0  11.4  10.5  9.6  7.6  6.5  1.2  0.9  22.7  15.1  1.6  560 60.4  13.6  12.5  6.4− 10.5  9.3+ 6.4  1.3  0.4− 21.3  16.8+ 1.6  256 61.3  11.7  9.0  19.5+ 7.4  3.9− 6.6  1.2  2.0+ 25.8  11.3− 1.6  295 57.3  14.6  9.5  13.9+ 7.1  7.8  2.4− 1.4  0.7  22.0  19.0+ 1.7  261 66.3+ 16.1  8.0− 10.0  11.5  7.7  10.3+ 1.1  1.5  18.4− 14.9  0.4  260 58.8  8.1− 16.9+ 7.3− 10.4  7.3  7.3  1.2  0.4  27.7+ 10.8− 2.7  729 60.1  12.8  11.7  10.7  9.3  7.5  5.9− 1.2  1.0  22.5  15.8  1.6  99人以下 251 57.4  14.3  10.4  11.6  8.0  5.6  4.4  1.6  1.6  22.7  18.7  1.2  100∼299人 110 67.3  15.5  11.8  13.6  10.0  11.8  1.8− 1.8  0.9  17.3  13.6  1.8  300∼999人 121 61.2  11.6  13.2  10.7  12.4  5.8  6.6  0.0  0.8  21.5  15.7  1.7  1,000人以上 238 60.5  10.9  12.6  8.4  8.8  8.8  9.2+ 1.3  0.4  24.4  13.0  2.1  78 64.1  14.1  9.0  7.7  12.8  9.0  10.3  1.3  0.0  25.6  9.0  1.3  500万円未満 110 60.0  9.1  9.1  17.3+ 10.9  5.5  6.4  0.9  0.9  20.0  18.2  1.8  500∼700万円未満 176 57.4  11.9  10.8  11.9  9.1  9.7  2.8− 0.6  0.6  23.9  18.8  0.0  700∼1,000万円未満 231 63.6  13.9  10.4  10.4  11.3  9.5  6.5  1.3  0.4  22.9  10.8− 2.6  1,000万円以上 238 61.3  13.4  12.2  6.7− 8.4  6.3  10.5+ 2.1  1.7  23.5  13.4  1.7  500万円未満 420 63.3  14.3  10.7  11.9  9.3  8.6  6.0  1.7  1.0  21.7  14.0  1.0  500∼1,000万円未満 153 60.1  11.8  13.7  9.8  9.8  6.5  7.8  0.7  0.0  20.9  16.3  2.6  1,000 万円以上 169 56.8  11.8  9.5  6.5  10.7  8.3  7.7  0.6  1.8  30.8+ 11.2  1.2  給付額減少不安あり 645 61.1  11.9  11.5  11.0  10.1  7.9  6.8  1.2  0.6  22.9  14.1  1.9  給付額減少不安なし 168 58.9  17.3  10.7  8.3  7.7  6.5  5.4  1.2  1.8  22.0  18.5  0.6  支給開始年齢遅れ不安あり 460 62.2  10.7− 12.2  12.2  10.7  7.8  6.3  1.5  0.9  23.3  13.5  1.1  支給開始年齢遅れ不安なし 353 58.6  16.1+ 10.2  8.2  8.2  7.4  6.8  0.8  0.8  22.1  17.0  2.3  N わからな い、 考えたこと がない 働きたくな い 無回答 働きたい 40歳代 50歳代 公 的 年 金 不 安 民間企業 全体 男性 女性 30歳代 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収

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3)フルタイム就労引退後に働きたい理由 ―「生活費をまかないたい」が 5 割強― フルタイム就労引退後に働こうとする理由を尋ねたところ、「生活費をまかないたい」が 56.0%と最も高く、 ついで「体を動かすことで健康を維持できる」(44.8%)、「自分の小遣いを得たい」(43.2%)の順となっている。 図表 1-3-7 フルタイム就労引退後に働きたい理由(上位 10 項目) 44.8 43.2 42.8 34.1 19.4 16.2 16.0 13.1 12.5 56.0 0 10 20 30 40 50 60 生活費をまかないたい 体を動かすことで健康を維持できる 自分の小遣いを得たい 仕事に楽しみや生きがいを感じたい それまでに蓄えた専門知識や技能を活かしたい 地域や社会の役に立ちたい 都合に合わせて働くことができる 友人や話し相手がほしい 少ない勤務日数で働くことができる 短い勤務時間で働くことができる (複数回答、単位:%) N:495

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10 フルタイム就労引退後に働こうとする理由を性別にみると、男性で「生活費をまかないたい」が 59.8%と高く なっている。一方、女性では「自分の小遣いを得たい」(52.2%)、「仕事に楽しみや生きがいを感じたい」(49.7%)、 「短い勤務時間で働くことができる」(25.5%)、「都合に合わせて働くことができる」(24.8%)、「友人や話し相 手がほしい」(22.3%)、「少ない勤務日数で働くことができる」(21.7%)が高くなっている。 年齢別にみると、若年層ほど「生活費をまかないたい」は高くなっている。一方、「体を動かすことで健康を維 持できる」「それまでに蓄えた専門知識や技能を活かしたい」は高年齢層ほど高くなっている。 従業員規模別にみると、公務員で「地域や社会の役に立ちたい」(38.0%)、「友人や話し相手がほしい」(26.0%)、 「少ない勤務日数で働くことができる」(22.0%)が高くなっている。 世帯年収別にみると、500 万円未満層で「生活費をまかないたい」(74.2%)が 7 割強と高くなっている。1,000 万円以上層では「仕事に楽しみや生きがいを感じたい」(52.7%)、「それまでに蓄えた専門知識や技能を活かした い」(42.5%)、「地域や社会の役に立ちたい」(30.1%)が高くなっている。自らの楽しみ、生きがいのみではな く専門性・社会性をも意識して働こうと考えている。 金融資産別にみると、500 万円未満層で「生活費をまかないたい」が 62.4%と高くなっている。 公的年金不安の有無別にみると、給付額減少不安あり層、支給開始年齢遅れ不安あり層ともに「生活費をまか ないたい」や「自分の小遣いを得たい」といった経済的理由が高くなっている。一方、給付額減少不安なし層で は「仕事に楽しみや生きがいを感じたい」が 53.5%と高くなっている。 図表 1-3-8 フルタイム就労引退後に働きたい理由(上位 10 項目) (複数回答、単位:%) N 生活費をまかないたい 体を動かす ことで健康 を維持でき る 自分の小遣 いを得たい 仕事に楽し みや生きが いを感じた い それまでに 蓄えた専門 知識や技能 を活かした い 地域や社会 の役に立ち たい 都合に合わ せて働くこ とができる 友人や話し 相手がほし い 少ない勤務 日数で働く ことができ る 短い勤務時 間で働くこ とができる 495 56.0  44.8  43.2  42.8  34.1  19.4  16.2  16.0  13.1  12.5  338 59.8+ 43.8  39.1− 39.6− 32.0  17.2  12.1− 13.0− 9.2− 6.5− 157 47.8− 47.1  52.2+ 49.7+ 38.9  24.2  24.8+ 22.3+ 21.7+ 25.5+ 169 60.9  38.5− 46.2  41.4  29.6  12.4− 16.6  14.8  16.6  12.4  173 54.9  45.7  40.5  46.2  34.1  23.1  16.8  15.0  11.0  13.9  153 51.6  51.0  43.1  40.5  39.2  22.9  15.0  18.3  11.8  11.1  438 57.3  45.2  41.6− 42.9  34.2  17.4− 15.5  14.4− 12.1  11.6  99人以下 144 55.6  48.6  43.8  45.8  35.4  13.2− 14.6  13.2  11.1  11.8  100∼299人 74 62.2  44.6  40.5  36.5  33.8  10.8− 13.5  10.8  16.2  12.2  300∼999人 74 60.8  44.6  45.9  44.6  35.1  18.9  23.0  14.9  12.2  17.6  1,000人以上 144 55.6  43.1  36.8  42.4  32.6  24.3  13.9  16.7  11.1  8.3  50 48.0  42.0  54.0  44.0  38.0  38.0+ 24.0  26.0+ 22.0+ 20.0  500万円未満 66 74.2+ 54.5  45.5  37.9  25.8  15.2  16.7  19.7  9.1  9.1  500∼700万円未満 101 64.4  48.5  44.6  38.6  25.7− 10.9− 15.8  8.9− 6.9− 8.9  700∼1,000万円未満 147 55.8  46.3  42.2  37.4  36.1  19.0  12.9  16.3  15.6  15.6  1,000万円以上 146 42.5− 43.2  41.1  52.7+ 42.5+ 30.1+ 21.9+ 17.8  17.8+ 14.4  500万円未満 266 62.4+ 46.6  45.5  42.1  34.2  20.3  14.7  14.7  12.4  10.2  500∼1,000万円未満 92 55.4  41.3  40.2  37.0  37.0  19.6  19.6  17.4  13.0  16.3  1,000 万円以上 96 39.6− 51.0  37.5  49.0  35.4  17.7  18.8  13.5  13.5  14.6  給付額減少不安あり 394 59.6+ 46.7  45.7+ 40.4− 33.0  20.1  16.8  18.8+ 14.5  13.5  給付額減少不安なし 99 40.4− 38.4  32.3− 53.5+ 38.4  17.2  14.1  5.1− 7.1− 9.1  支給開始年齢遅れ不安あり 286 61.2+ 49.7+ 49.3+ 40.9  32.5  19.6  17.8  16.8  15.7+ 15.4+ 支給開始年齢遅れ不安なし 207 48.3− 38.6− 34.3− 45.9  36.2  19.3  14.0  15.0  9.2− 8.7− 40歳代 50歳代 全体 男性 女性 30歳代 民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収 公 的 年 金 不 安

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4)フルタイム就労引退後に就く仕事の退職年齢 ―フルタイム就労引退後も 68.7 歳まで働きたいー 希望の年齢でフルタイム就労を引退した後に就く仕事を何歳くらいまで続けたいかを尋ねたところ、「66∼70 歳」が 43.0%、「61∼65 歳」が 29.3%、「71 歳以上」が 18.0%、「60 歳以下」が 8.7%となっている。また、平 均で 68.7 歳となっている。 図表 1-3-9 フルタイム就労引退後に就く仕事の退職年齢 29.3 8.7 43.0 18.0 1.0 N:495 60歳以下 61∼65歳 66∼70歳 71歳以上 無回答 (単位:%) 平均:68.7歳 性別にみると、男性で「71 歳以上」が 22.5%、女性で「60 歳以下」が 22.3%と高くなっている。平均年齢は、 男性が 70.0 歳、女性が 65.8 歳と 4 歳以上の較差がみられる。 年齢別にみると、30 歳代で「60 歳以下」が 16.0%、40 歳代で「71 歳以上」が 23.7%、50 歳代で「61∼65 歳」が 38.6%と高くなっている。平均年齢は、40 歳代で 69.6 歳と他の年齢層と比べ高くなっている。 世帯年収別にみると、1,000 万円以上層で「60 歳以下」が 13.0%と高くなっている。 金融資産別にみると、低資産層ほど平均年齢が高くなっている。 図表 1-3-10 フルタイム就労引退後に就く仕事の退職年齢 (単位:%) N 60歳以下 61∼65歳 66∼70歳 71歳以上 無回答 平均年齢 (歳) 495 8.7  29.3  43.0  18.0  1.0  68.7 338 2.4− 28.1  46.2+ 22.5+ 0.9  70.0 157 22.3+ 31.8  36.3− 8.3− 1.3  65.8 169 16.0+ 24.3  43.8  14.8  1.2  67.7 173 7.5  26.0  41.6  23.7+ 1.2  69.6 153 2.0− 38.6+ 43.8  15.0  0.7  68.6 438 8.7  29.0  42.7  18.7  0.9  68.7 99人以下 144 11.1  24.3  41.7  22.2  0.7  69.0 100∼299人 74 6.8  28.4  44.6  20.3  0.0  69.0 300∼999人 74 5.4  43.2+ 40.5  8.1− 2.7  67.8 1,000人以上 144 9.0  26.4  44.4  19.4  0.7  68.8 50 8.0  28.0  48.0  14.0  2.0  68.5 500万円未満 66 12.1  21.2  42.4  21.2  3.0  68.7 500∼700万円未満 101 3.0− 30.7  46.5  18.8  1.0  69.5 700∼1,000万円未満 147 6.1  33.3  40.8  19.0  0.7  68.9 1,000万円以上 146 13.0+ 28.8  42.5  15.8  0.0  68.0 500万円未満 266 7.5  27.1  44.0  19.9  1.5  69.1 500∼1,000万円未満 92 13.0  27.2  45.7  13.0  1.1  68.0 1,000 万円以上 96 9.4  36.5  38.5  15.6  0.0  67.8 給付額減少不安あり 394 9.1  29.9  42.9  17.3  0.8  68.4 給付額減少不安なし 99 7.1  26.3  43.4  21.2  2.0  69.6 支給開始年齢遅れ不安あり 286 10.1  30.4  43.4  15.7  0.3  68.0 支給開始年齢遅れ不安なし 207 6.8  27.5  42.5  21.3  1.9  69.6 50歳代 民間企業 公務員 公 的 年 金 不 安 金 融 資 産 全体 男性 女性 30歳代 世 帯 年 収 40歳代

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12 (4)フルタイム就労引退後の就労収入 ―平均予想収入は 287.4 万円、希望収入は 332.8 万円― フルタイム就労引退後に就く仕事による就労収入を尋ねたところ、予想の年間収入では「200 万円未満」が 27.7%、「200∼300 万円未満」が 21.2%、「300∼500 万円未満」が 32.3%、「500 万円以上」が 15.3%となって いる。平均予想収入は 287.4 万円となっている。 一方、希望の年間収入では「200 万円未満」が 23.0%、「200∼300 万円未満」が 20.6%、「300∼500 万円未 満」が 26.1%、「500 万円以上」が 27.9%となっている。平均希望収入は 332.8 万円となっている。 図表 1-4-1 フルタイム就労引退後の就労収入 23.0 21.2 20.6 32.3 26.1 27.9 27.7 15.3 3.5 2.4 予想(N:405) 希望(N:495) 200万円未満 200∼300万円未満 300∼500万円未満 500万円以上 無回答 (単位:%) 平均:287.4万円 平均:332.8万円 予想の年間収入について、性別にみると、平均予想収入は、男性で 328.7 万円、女性で 179.2 万円となってお り、男女間に 150 万円弱の較差がみられる。 年齢別にみると、30 歳代で「200 万円未満」が 35.5%と高くなっている。40 歳代では平均予想収入が 306.3 万円と高くなっている。 従業員規模別にみると、99 人以下層で「200∼300 万円未満」が 31.2%、1,000 人以上層では「500 万円以上」 が 26.0%と高くなっている。 世帯年収別にみると、平均予想収入は高収入層ほど高く、1,000 万円以上層で「500 万円以上」が 27.9%と高 くなっている。 図表 1-4-2 フルタイム就労引退後の予想する就労収入 (単位:%) N 200万円未 満 200∼300万 円未満 300∼500万 円未満 500万円以 上 無回答 平均 (万円) 405 27.7  21.2  32.3  15.3  3.5  287.4 294 18.4− 18.7− 39.5+ 19.7+ 3.7  328.7 111 52.3+ 27.9+ 13.5− 3.6− 2.7  179.2 107 35.5+ 19.6  31.8  12.1  0.9  263.8 142 19.0− 24.6  36.6  16.2  3.5  306.3 156 30.1  19.2  28.8  16.7  5.1  286.8 357 26.3  22.7+ 32.2  15.1  3.6  289.4 99人以下 109 30.3  31.2+ 27.5  7.3− 3.7  247.9 100∼299人 51 27.5  21.6  37.3  7.8  5.9  286.3 300∼999人 63 27.0  20.6  36.5  12.7  3.2  268.4 1,000人以上 131 21.4  16.8  32.8  26.0+ 3.1  338.4 42 28.6  11.9  38.1  19.0  2.4  301.4 500万円未満 50 44.0+ 38.0+ 18.0− 0.0− 0.0  190.5 500∼700万円未満 88 28.4  23.9  33.0  11.4  3.4  281.4 700∼1,000万円未満 134 23.1  19.4  41.0+ 14.2  2.2  296.7 1,000万円以上 104 24.0  16.3  28.8  27.9+ 2.9  328.2 500万円未満 212 24.5  24.5  34.0  14.6  2.4  286.7 500∼1,000万円未満 75 25.3  20.0  36.0  16.0  2.7  298.8 1,000 万円以上 82 31.7  17.1  31.7  17.1  2.4  293.7 給付額減少不安あり 333 27.3  21.6  32.4  15.6  3.0  285.6 給付額減少不安なし 72 29.2  19.4  31.9  13.9  5.6  296.0 支給開始年齢遅れ不安あり 236 28.8  21.2  33.9  14.0  2.1  278.6 支給開始年齢遅れ不安なし 169 26.0  21.3  30.2  17.2  5.3  300.2 40歳代 50歳代 公 的 年 金 不 安 全体 男性 女性 30歳代 民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収

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希望の年間収入について、性別にみると、平均希望収入は、男性で 387.7 万円、女性で 216.8 万円となってお り、男女間に 170 万円強の較差がみられる。 年齢別にみると、40 歳代で「500 万円以上」が 37.0%、50 歳代で「200 万円未満」が 29.4%と高くなってい る。平均希望収入は 40 歳代で 374.4 万円と高くなっている。 従業員規模別にみると、民間企業において、99 人以下層で「200 万円未満」(29.2%)、「200∼300 万円未満」 (28.5%)が高い一方で、1,000 人以上層では「500 万円以上」(41.7%)が高く、平均希望収入をみると、100 万円以上の較差がみられる。 世帯年収別にみると、500 万円未満層で「200 万円未満」が 33.3%、「200∼300 万円未満」が 31.8%と高くなっ ている。1,000 万円以上層では「500 万円以上」が 38.4%と高くなっている。 図表 1-4-3 フルタイム就労引退後の希望する就労収入 (単位:%) N 200万円未 200∼300万円未満 300∼500万円未満 500万円以 無回答 平均(万円) 495 23.0  20.6  26.1  27.9  2.4  332.8 338 11.5− 19.2  30.8+ 35.5+ 3.0  387.7 157 47.8+ 23.6  15.9− 11.5− 1.3  216.8 169 23.7  21.3  29.6  24.3  1.2  325.5 173 16.8− 20.2  23.7  37.0+ 2.3  374.4 153 29.4+ 20.3  24.8  21.6− 3.9  293.3 438 21.5− 21.2  25.8  29.0  2.5  337.7 99人以下 144 29.2+ 28.5+ 22.2  18.1− 2.1  280.3 100∼299人 74 16.2  18.9  28.4  31.1  5.4  378.6 300∼999人 74 21.6  20.3  29.7  24.3  4.1  315.8 1,000人以上 144 16.0− 15.3  26.4  41.7+ 0.7  387.7 50 30.0  18.0  28.0  22.0  2.0  318.6 500万円未満 66 33.3+ 31.8+ 25.8  9.1− 0.0  250.1 500∼700万円未満 101 17.8  22.8  28.7  29.7  1.0  348.5 700∼1,000万円未満 147 21.1  23.8  27.2  25.9  2.0  331.1 1,000万円以上 146 24.7  10.3− 24.0  38.4+ 2.7  366.8 500万円未満 266 21.1  19.9  28.9  28.2  1.9  335.3 500∼1,000万円未満 92 20.7  26.1  18.5  32.6  2.2  354.7 1,000 万円以上 96 28.1  15.6  27.1  27.1  2.1  328.0 給付額減少不安あり 394 23.6  20.1  26.1  28.2  2.0  325.9 給付額減少不安なし 99 20.2  23.2  26.3  26.3  4.0  360.8 支給開始年齢遅れ不安あり 286 24.1  19.6  30.4+ 23.8− 2.1  316.6 支給開始年齢遅れ不安なし 207 21.3  22.2  20.3− 33.3+ 2.9  355.5 全体 男性 女性 30歳代 40歳代 50歳代 民間企業 公務員 金 融 資 産 世 帯 年 収 公 的 年 金 不 安

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