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(1)老後の生き方で重視したいこと

1)「働くこと」「住むこと」「遊ぶこと」「人間関係」の老後生活における意味合い・価値

―老後生活のはりあい、メリハリは、仕事と遊びから―

 

第1〜4章までにみてきた「働くこと」「住むこと」「遊ぶこと」「人間関係」という4つの軸が老後生活に与え る意味合いや価値について尋ねた。

生活にはりあいや活力をもたらしてくれる のは、「働くこと」(61.3%)と「遊ぶこと」(61.2%)が高くなっ ている。

生活にリズムやメリハリを与えてくれる のは、「働くこと」が

68.5%と最も高く、ついで「遊ぶこと」

(52.5%)

となっている。

喜びや満足感を感じることが多い のは、「遊ぶこと」が

67.0%、ついで「人間関係」が 50.7%となってい

る。

生活の目標や目的となる のは、「働くこと」が

51.7%、ついで「遊ぶこと」が 35.5%となっている。

自分の可能性や能力を発揮することができる のは、「働くこと」が

75.1%と最も高くなっている。

自分が役に立ち、評価を得ていると感じられる のは、「働くこと」が

78.8%と最も高くなっている。

図表 5‑1‑1  老後生活における意味合い・価値 

61.3

68.5

35.8

51.7

75.1

78.8 19.6

16.2

24.3

29.5

4.2

7.0

61.2

52.5

67.0

35.5

26.1

8.9

49.1

27.0

50.7

19.4

18.5

38.2

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

生活にはりあいや 活力をもたらしてくれる

生活にリズムや メリハリを与えてくれる

喜びや満足感を 感じることが多い

生活の目標や目的となる

自分の可能性や能力を 発揮することができる

自分が役に立ち、

評価を得ていると感じられる

働くこと 住むこと 遊ぶこと 人間関係

(複数回答、単位:%)

N:816

 

50

2)老後の生き方で重視したいこと

―老後のライフスタイルは、人づきあいと遊びを重視して決定―

先の4つの軸の中で、老後のライフスタイルを決める際に最も重視するのはどれかを尋ねた。

その結果、「人間関係」(35.0%)が最も高く、ついで「遊ぶこと」(32.5%)、「住むこと」(16.3%)、「働くこ と」(13.7%)の順となっている。

図表 5‑1‑2  老後のライフスタイル決定で最も重視すること 

16.3

13.7 32.5 35.0

2.5 N:816

働くこと 住むこと 遊ぶこと 人間関係 無回答

(単位:%)

 

  性別にみると、男性は「働くこと」(15.7%)、「遊ぶこと」(35.4%)が、女性では「人間関係」が

44.9%と高

くなっている。

年齢別にみると、若年層ほど「遊ぶこと」が高く

30

歳代では

37.3%となっている。高年齢層では「人間関係」

が高く、50歳代で

41.5%となっている。

予想する老後ライフスタイル別にみると、老後も働く層では「働くこと」(18.0%)が高く、老後は働かない層 では「遊ぶこと」(43.2%)が高くなっている。また、新しく人間関係を拡げる層で「人間関係」が

39.6%と高く

なっている。

図表 5‑1‑3  老後のライフスタイル決定で最も重視すること 

(単位:%)

N 働くこと 住むこと 遊ぶこと 人間関係 無回答 816 13.7  16.3  32.5  35.0  2.5  560 15.7+ 15.5  35.4+ 30.5− 2.9  256 9.4− 18.0  26.2− 44.9+ 1.6  295 12.5  18.3  37.3+ 29.8− 2.0  261 14.9  14.6  33.7  34.5  2.3  260 13.8  15.8  25.8− 41.5+ 3.1  500万円未満 110 17.3  20.0  24.5  38.2  0.0  500〜700万円未満 176 14.8  14.8  37.5  31.8  1.1  700〜1,000万円未満 231 11.7  16.5  37.2  32.0  2.6  1,000万円以上 238 14.3  15.5  29.8  37.4  2.9  405 18.0+ 15.1  29.6  34.8  2.5  フルタイム引退後は働かない 74 1.4− 18.9  43.2+ 35.1  1.4  住まい方従来型 462 14.3  14.9  31.4  37.4  1.9  住まい方新規型 185 11.9  16.8  34.1  33.5  3.8  新しく人間関係を拡げる 331 13.3  13.6  30.8  39.6+ 2.7  新しく人間関係を拡げない 484 14.0  18.2  33.7  32.0− 2.1  新しい趣味を始める 705 13.2  16.3  32.9  35.5  2.1  新しい趣味を始めない 104 18.3  17.3  30.8  31.7  1.9  40歳代

50歳代

フルタイム引退後も働く 全体

男性 女性 30歳代

世 帯 年 収

 

(2)生活不安

―最大の生活不安は、「公的年金」―

現在及び将来の生活についてどのような不安を感じているかを尋ねた。

「公的年金の給付額の減少」(79.0%)が最も高く、ついで「公的年金制度の破たん」(63.5%)、「老後の生活 資金準備」(56.5%)、「公的年金の支給開始の遅れ」(56.4%)となっている。公的年金に対する不安は、いずれ も上位にあげられている。

図表 5‑2‑1  生活不安(上位 15 項目) 

63.5

56.5

56.4

47.9

43.1

41.3

41.2

36.9

31.4

30.5

29.7

18.5

16.8

14.1

79.0

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

公的年金の給付額の減少

公的年金制度の破たん

老後の生活資金準備

公的年金の支給開始の遅れ

退職金等の給付水準の低下

病気・ケガへの経済的準備

収入の伸び悩みや減少

税・社会保険料負担の増加

介護への経済的準備

不況等による解雇や失業

子どもの教育・結婚費用

住宅ローンの返済

遺族生活資金準備

インフレによる貯蓄の目減り

住宅資産価値の下落

(複数回答、単位:%)

N:816

 

性別にみると、女性では「老後の生活資金準備」(62.5%)、「病気・ケガへの経済的準備」(50.0%)、「税・社 会保険料負担の増加」(46.5%)が高くなっている。また男性では、「退職金等の給付水準の低下」(50.5%)、「収 入の伸び悩みや減少」(44.1%)が高くなっている。

年齢別にみると、

50

歳代で「公的年金の支給開始の遅れ」(62.3%)、

40

歳代で「公的年金制度の破たん」(68.6%)

が高くなっている。

従業員規模別にみると、99人以下層で「不況等による解雇や失業」(41.0%)が高くなっている。

世帯年収別にみると、

500

万円未満層で「老後の生活資金準備」(66.4%)、「収入の伸び悩みや減少」(59.1%)

が高くなっている。

図表 5‑2‑2  生活不安(上位 15 項目) 

(複数回答、単位:%)

公的年金の 給付額の減

公的年金制 度の破たん

老後の生活 資金準備

公的年金の 支給開始の 遅れ

退職金等の 給付水準の 低下

病気・ケ ガへの経 済的準備

収入の伸 び悩みや 減少

税・社会 保険料負 担の増加

介護への 経済的準

不況等に よる解雇 や失業

子どもの 教育・結 婚費用

住宅ロー ンの返済

遺族生活 資金準備

インフレ による貯 蓄の目減

住宅資産 価値の下 816 79.0  63.5  56.5  56.4  47.9  43.1  41.3  41.2  36.9  31.4  30.5  29.7  18.5  16.8  14.1  560 77.5  63.2  53.8− 56.8  50.5+ 40.0− 44.1+ 38.8− 33.9− 31.8  33.9+ 33.4+ 17.9  14.6− 15.0  256 82.4  64.1  62.5+ 55.5  42.2− 50.0+ 35.2− 46.5+ 43.4+ 30.5  23.0− 21.5− 19.9  21.5+ 12.1  295 79.3  64.4  59.0  53.2  45.4  40.0  41.0  45.4  36.3  34.2  36.9+ 34.9+ 21.0  14.6  13.6  261 76.2  68.6+ 55.9  54.0  52.5  46.0  47.9+ 44.4  42.5+ 38.3+ 35.2+ 31.0  19.5  17.6  14.2  260 81.5  57.3− 54.2  62.3+ 46.2  43.8  35.0− 33.1− 31.9− 21.2− 18.5− 22.3− 14.6− 18.5  14.6  729 79.1  64.3  57.1  57.1  46.8  42.9  41.7  41.4  36.5  33.5+ 31.0  30.6  19.1  16.0  14.1  99人以下 251 79.7  62.9  60.6  55.4  36.7− 47.4  45.8  43.4  37.8  41.0+ 32.7  29.1  22.7+ 13.5  11.6  100〜299人 110 78.2  67.3  61.8  57.3  50.9  40.9  43.6  45.5  30.0  32.7  30.9  35.5  10.9− 26.4+ 13.6  300〜999人 121 83.5  66.9  57.9  62.8  52.9  43.0  44.6  43.0  38.0  35.5  28.9  33.1  20.7  15.7  14.9  1,000人以上 238 76.5  63.4  51.3  55.5  52.9  39.1  34.9− 37.0  37.8  24.8− 29.4  29.8  18.5  14.3  16.8  78 78.2  55.1  51.3  51.3  57.7  46.2  35.9  38.5  39.7  10.3− 26.9  23.1  12.8  24.4  15.4  500万円未満 110 80.9  66.4  66.4+ 59.1  42.7  50.0  59.1+ 43.6  33.6  43.6+ 36.4  19.1− 16.4  18.2  9.1  500〜700万円未満 176 81.8  63.6  54.5  56.3  47.7  39.8  47.2  43.8  36.4  40.3+ 37.5+ 38.6+ 19.3  15.3  19.3+

700〜1,000万円未満 231 78.4  59.7  57.6  58.4  49.4  40.3  41.6  39.4  35.5  25.5− 26.0  39.0+ 18.6  13.4  12.6  1,000万円以上 238 78.2  64.7  53.8  55.9  51.3  47.1  29.0− 41.2  42.9+ 26.1− 26.9  25.2  20.6  19.7  16.4  500万円未満 420 78.3  61.7  57.9  54.5  48.3  41.9  45.0+ 40.2  35.7  32.6  35.5+ 35.2+ 20.0  14.3− 14.0  500〜1,000万円未満 153 82.4  68.6  63.4  64.1+ 53.6  46.4  49.0+ 49.0+ 35.3  32.7  33.3  26.8  14.4  19.6  15.0  1,000 万円以上 169 79.3  64.5  45.0− 56.8  43.2  43.2  30.8− 39.1  45.0+ 26.0  16.6− 21.9− 21.3  21.3  14.8 

民間企業

公務員 全体 男性 女性 30歳代 40歳代 50歳代

 

52

(3)老後の予想収入 1)老後の予想収入月額

―老後の予想収入月額は、27.1万円―

将来の公的年金の給付水準や就労環境を考慮した場合、老後にどの程度の収入(年金、稼働所得、預貯金の取 り崩し等を含めた月額)を得られると予想するかを尋ねたところ、平均

27.1

万円となっている。分布をみると、

「20〜25万円未満」(24.9%)、「30〜40万円未満」(24.3%)が高くなっている。また、20万円未満と予想する

層が

17.9%となっている一方、40

万円以上と予想する層も

14.5%あり、較差がみられる。

図表 5‑3‑1  老後の予想収入月額 

11.2 24.3 14.5 5.6

6.7 24.9 12.9

N:816

15万円未満 15〜20万円未満 20〜25万円未満 25〜30万円未満

30〜40万円未満 40万円以上 無回答

(単位:%)

平均:27.1万円

  性別にみると、男性が平均

29.0

万円、女性が平均

23.0

万円となっている。

年齢別にみると、若年層ほど予想額が低く、30歳代で平均

26.1

万円となっている。

  世帯年収、金融資産別にみると、高年収層、高資産層ほど予想額が高くなっている。

図表 5‑3‑2  老後の予想収入月額 

(単位:%)

N 15万円未満 15〜20万円 未満

20〜25万円 未満

25〜30万円 未満

30〜40万円

未満 40万円以上 無回答 平均

(万円)

816 6.7  11.2  24.9  12.9  24.3  14.5  5.6  27.1 560 3.6− 7.5− 23.9  14.1  28.4+ 17.0+ 5.5  29.0 256 13.7+ 19.1+ 27.0  10.2  15.2− 9.0− 5.9  23.0 295 7.1  13.2  27.5  12.2  22.0  10.8− 7.1  26.1 261 6.5  9.6  25.3  13.4  26.4  14.6  4.2  27.6 260 6.5  10.4  21.5  13.1  24.6  18.5+ 5.4  27.8 500万円未満 110 19.1+ 19.1+ 23.6  13.6  15.5− 4.5− 4.5  22.1 500〜700万円未満 176 6.8  14.8  31.8+ 14.2  20.5  6.3− 5.7  24.6 700〜1,000万円未満 231 5.2  10.4  26.8  14.7  29.9+ 10.8  2.2− 26.2 1,000万円以上 238 3.4− 6.3− 16.8− 11.8  27.7  29.4+ 4.6  32.4 500万円未満 420 8.3  13.1  26.2  12.9  24.5  11.7− 3.3− 26.0 500〜1,000万円未満 153 4.6  9.8  26.8  15.0  22.2  16.3  5.2  27.1 1,000 万円以上 169 5.9  7.1  20.7  14.2  28.4  20.1+ 3.6  29.9 40歳代

50歳代

全体 男性 女性 30歳代

世 帯 年 収

 

老後の予想収入月額を、フルタイム就労引退時期別にみると、定年年齢で引退する層で最も低く

27.3

万円と なっている。

フルタイム引退後の就労予想別でみると、働く層で

27.3

万円、働かない層では

29.0

万円となっている。老後 もなお働くと予想している層の方が、老後に得られる収入額を低く予想していることがわかる。

図表 5‑3‑3  フルタイム就労引退時期、その後の就労予想と、老後の予想収入月額 

27.1

29.2 27.3

29.1

27.3 29.0

20 22 24 26 28 30

全体

(N:816)

【フルタイム就労引退時期別】

早期退職

(N:69)

定年年齢

(N:440)

定年年齢以降も同会社勤務

(N:99)

【フルタイム引退後の就労予想別】

働く

(N:405)

働かない

(N:74)

(単位:万円)

 

老後の予想収入月額別に、老後の住まい方についての予想をみると、「35万円以上」で、「複数の住まいで暮ら

す」が

14.3%と高くなっている。

図表 5‑3‑4  予想収入月額と老後の住まい方 

73.5

5.4

5.1

14.3 11.6 84.7

82.5

10.2 11.7

0.3

0.0

0.7 25万円未満

25〜35万円未満

35万円以上

主たる住まいだけで暮らす 複数の住まいで暮らす

まったく予想がつかない 無回答

(単位:%)

(N:274)

(N:147)

(N:349)

 

54

2)老後の収入内訳

―老後収入は、公的年金で

44.9%、就労収入で 18.7%、退職金等で 14.9%と予想―

老後の収入はどのような内訳になると予想するかを尋ねたところ、「公的年金」(44.9%)が最も高く、ついで

「自分の就労収入」(18.7%)、「退職一時金・企業年金」(14.9%)の順になっている。

図表 5‑3‑5  予想する老後収入の内訳 

18.7

44.9

12.2 6.2

3.1

14.9 N:747

(単位:%)

配偶者の 就労収入

公的年金

退職一時金・

企業年金 金融資産

自分の就労収入 その他

 

予想する老後収入の内訳を、年齢別にみると、若年層ほど「公的年金」の占める割合が低く、

50

歳代では「公 的年金」割合が

54.1%と5割を超えているのに対し、 30

歳代では

36.5%と 17.6

ポイントの差がある。また、「自 分の就労収入」は、若年層ほど高く、

30

歳代と

40

歳代では、自分の就労収入が約2割を占めると予想している。

また「金融資産」も同様に、若年層ほど高くなっている。

図表 5‑3‑6  予想する老後収入の内訳(30 歳代)  図表 5‑3‑7  予想する老後収入の内訳(40 歳代)

 

図表 5‑3‑8  予想する老後収入の内訳(50 歳代) 

20.9 36.5

16.2 7.1

3.5

15.9 N:269

(単位:%)

配偶者の 就労収入

公的年金

退職一時金・

企業年金 金融資産

自分の就労収入 その他

19.5 45.3

11.1 5.6

3.3

15.4 N:243

(単位:%)

配偶者の 就労収入

公的年金

退職一時金・

企業年金 金融資産 自分の就労収入

その他

13.2 2.6 5.9

8.8

54.1 15.3

N:235

(単位:%)

配偶者の 就労収入

公的年金

退職一時金・

企業年金 金融資産 自分の就労収入

その他

56

予想する老後収入の構成割合を世帯年収別にみると、高収入層ほど「公的年金」「退職金一時金の取り崩し・企 業年金」が高く、低収入層ほど「自分の就労収入」が高くなっている。

図表 5‑3‑9  予想する老後収入の構成割合 

(単位:%)

N 公的年金

退職一時金 の取り崩 し・企業年 金

金融資産の 取り崩し

自分の就労 収入

配偶者の就

労収入 その他

747 44.9 14.9 12.2 18.7 6.2 3.1 511 45.4 16.0 11.4 20.3 3.8 3.0 236 43.9 12.5 13.8 15.1 11.4 3.4

500万円未満 99 40.6 9.6 13.0 27.6 5.6 3.7

500〜700万円未満 159 43.8 13.5 12.8 23.2 5.0 1.8 700〜1,000万円未満 220 45.6 15.0 11.3 18.1 6.9 3.1 1,000万円以上 224 46.7 18.4 11.6 12.8 6.6 4.0

500万円未満 384 42.3 14.8 10.8 23.0 7.2 2.0

500〜1,000万円未満 145 46.6 16.1 14.1 15.3 4.2 3.8 1,000 万円以上 163 48.5 14.7 13.9 12.8 5.5 4.6 世

帯 年 収

金 融 資 産

全体 男性 女性

  予想する老後収入の構成割合を、フルタイム就労引退後の働き方の予想別にみると、働かない層では「公的年

金」が

56.3%と高く5割を超え、働く層では「公的年金」が 45.0%、

「自分の就労収入」が

20.2%となっている。

老後の働き方により、収入に占める公的年金の割合が大きく違っていることがわかる。

図表 5‑3‑10  フルタイム就労引退後の働き方の予想と予想収入の内訳 

14.8

17.2 11.4

14.4 20.2 45.0

56.3

3.0 5.9

4.1 4.9 2.9 働く

(N:377)

働かない

(N:70)

公的年金 退職一時金・企業年金 金融資産 自分の就労収入 配偶者の就労収入 その他

(単位:%)

 

ドキュメント内 生活設計と金融・保険に関する調査 VOL.6 (ページ 67-92)

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