第1回有機農産物の日本農林規格及び有機加工食品の日本農林規格の 確認等の原案作成委員会小委員会 議事概要 第1 開催日時及び場所等 1 日 時:平成27年2月19日(木)13:30~16:40 2 場 所:さいたま新都心合同庁舎検査棟共用会議室1 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1さいたま新都心合同庁舎検査棟 3 出席委員:委員8名中8名(大嶋委員、加藤委員、島田委員、富谷委員、武内委員、中村 委員、丸山委員、水野委員)が出席 4 委員長:水野葉子 5 委員長は、有機農産物の日本農林規格及び有機加工食品の日本農林規格の確認等の原案作 成委員会会議規則第6条第4項の規定により、農林水産省消費・安全局表示・規格課 長谷 課長補佐が出席している旨報告した。 第2 議事概要 1 有機農産物の日本農林規格 (1)別表に規定する資材の加除について アンケート等によって事務局に提出された要望を、「資材の追加に関する要望」、「資材 の削除に関する要望」、「その他」に分類し検討した。 資材の追加に関する要望について、事務局整理資料をたたき台として、さらに以下①~ ⑤の区分に分類し、次回の小委員会で検討する資材を決定した。 ①今後の検討課題とする資材 ②既に別表等で規定されている資材 ③有機の原則から逸脱する資材 ④他法令で規制等されている資材 ⑤要望する具体的な資材が特定できないもの 次回の小委員会でCODEXガイドラインの資材追加基準5.1の適合表を作成し、次の資材(① に該当する資材)について検討することとした。 ○別表1 硫酸苦土、水酸化苦土、苦土資材、微量要素、泥炭、鉄粉、環境浄化複合微生物、光 合成細菌 ○別表2 次亜塩素酸水 ○別表4 ニームオイル、生石灰 ○別表5 ミツロウ、エチレン、カワラヨモギ抽出物、焼成カルシウム、タピオカ、次亜塩素酸 水(塩酸由来) (2)附則の加除について 以下の事項について、事務局で整理した上で次回の小委員会で検討することとした。な 【資料3-2】
お、こんにゃくいもに係る附則については、現行の規定を存置することとした。 ○たまねぎ育苗用土に係る附則を現行どおり附則として規定するか、本則として規定する かについて ○ナス科及びウリ科の果菜類に係る附則の対象として、ねぎ及びたまねぎを追加すること について (3)その他 次の事項について、今回の小委員会での意見等も踏まえ、事務局で考え方等を整理した 上で次回小委員会で検討することとした。 ア 別表1 ○「きのこの廃菌床」及び「きのこの廃ほだ」について 有用な有機質資材であることから、資材名を明記して別表1に追加すること、企業 から資材証明等が得られないとの理由で当該資材が使用できない現状への改善策(例 えば例外規定の追加等)について検討すべき。 ○「発酵、乾燥又は焼成した排せつ物由来の資材」について 行政指導による殺虫剤等の使用については、薬剤の使用状況等も踏まえて例外規定 を定める等について検討すべき。 ○その他の肥料及び土壌改良資材(基準の変更) イ 別表2 ○農薬の名称について 農薬の名称変更について、小委員会としては検討課題であると整理した上で、本委 員会へ要望として報告することを検討すべき。 ○「木酢液」及び「ニーム」について 特定農薬指定の審議中の資材である当該資材について、特定農薬に指定された場合 に追加できるよう検討すべき。 ウ 別表3 ○種菌培養資材について 種菌について、きのこ類が他の農産物に比べて厳格に有機原則が適用される理由等 を整理した上で、必要な資材を検討すべき。 エ 別表4 ○「その他天然由来の物質」について 生産者が創意工夫して使用するハーブ等は利用できるように、使用実態も調査した 上で、柔軟に検討すべき。 ○「食品・食品添加物」について Q&Aで使用可能なことが示されている「食品・食品添加物」について明示すべき。 (4)追加要望のあった資材についての主な意見等 ア 別表1 ・過リン酸石灰 入手可能なリン肥は他にもあり、必要不可欠な資材ではない。(区分①⇒区分③) ・鉄粉 直播では除草剤が必要となることから、有機生産は困難ではないか。
・塩基性スラグ(転炉さい) 塩基性スラグはトーマス製鋼法に限定されている。むしろ、鉱さいけい酸質肥料に 該当する(高炉さい、転炉さいなど)ものとして整理するべきではないか。 ・つばき油粕 つばき油粕は別表1の肥料であるが、肥料としては食害被害防止目的で使用できな いこと、また、水生生物に対する毒性からレンコンには使用はできないことを整理す るべきではないか。 ・ニームオイル 肥料としては使用不可という平成19年11月の農林水産省の通知が現在も適用さ れているのか確認して欲しい。 イ 別表2 ・木酢液、ニーム 土壌改良資材として使用している生産者はいない。使用実態と資材区分との整合性 をとるべきではないか。 ウ 別表5 ・エチレン 馬鈴薯の発芽抑制を目的とする使用実態は聞いたことがない。 ・次亜塩素酸水(塩酸由来) 食塩由来は強酸性、塩酸由来は微酸性であることから、pHによる切り口からも検 討すべきではないか。 2 有機加工食品の日本農林規格 (1)別表に規定する資材の加除について 有機農産物と同様、アンケート等によって事務局に提出された要望を、「「資材の追加に 関する要望」、「資材の削除に関する要望」、「その他」に分類し検討した。 その結果、次回の小委員会でCODEXガイドラインの資材追加基準5.1の適合表を作成し、 次の資材(①に該当する資材)について検討することとした。 ○別表1 グルコノデルタラクトン、DLーリンゴ酸ナトリウム、乳酸、Lーアスコルビン酸ナトリ ウム、次亜塩素酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、カンゾウエキス、炭酸水素ナトリウム、 次亜塩素酸水(塩酸由来)、セルロース ○別表2 燐酸第二鉄、でんぷん、還元水飴、脂肪酸グリセリド、なたね油 (2)追加要望のあった資材についての主な意見等 ア 別表1 ・炭酸水素ナトリウム みかん等の果実缶詰で、苛性ソーダに代わる剥皮用として試作中であり、検討すべ き。 ・セルロース EUやNOPでは使用可となっている食酢や酒のろ過助剤としての使用を検討すべ き。
・次亜塩素酸ナトリウム 浅漬け製造時の原料除菌用として保健所からの指導もあるとも聞いている。 イ 別表2 ・燐酸第二鉄 農薬取締法上、収穫後の倉庫では使用できないのではないか。有機農産物別表2の 農薬であっても、収穫後の防除に使用できる農薬は限定されているのではないか。 ・でんぷん、還元水飴、脂肪酸グリセリド、なたね油 でんぷん以下の4資材は、食品及び食品添加物に該当するので、Q&Aで読める。 (3)その他 ア 別表2 ○「食品・食品添加物」について Q&Aで使用可能なことが示されている「食品・食品添加物」について明示すべき。 3 その他の意見 ○有機農産物の収穫後の防除資材 本則では別表2及び別表4に掲げられた資材を使用可能資材としているが、別表2の農 薬のうち、農薬取締法上、収穫後の倉庫に使用できるものは二酸化炭素くん蒸剤とケイソ ウ土粉剤だけである。このことから、本則の規定から別表2を削除する等の整理が必要で はないか。 ○一般管理において、次の2点について検討できないか。 ①しいたけの原木栽培における、植菌後の封蝋の取扱いについて(条件の緩和) ②果樹等の受粉処理において確認用に使用する色素について(現行では、天然色素であっ ても精製工程における化学的処理が行われていないことの制限がある。) 以上 (事務局作成)
第2回有機農産物の日本農林規格及び有機加工食品の日本農林規格の 確認等の原案作成委員会小委員会 議事概要 第1 開催日時及び場所等 1 日 時:平成27年4月14日(木)13:30~16:30 2 場 所:さいたま新都心合同庁舎検査棟共用会議室1 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1さいたま新都心合同庁舎検査棟 3 出席委員:委員8名中8名(大嶋委員、加藤委員、島田委員、富谷委員、武内委員、中村 委員、丸山委員、水野委員)が出席 4 委員長:水野葉子 5 委員長は、有機農産物の日本農林規格及び有機加工食品の日本農林規格の確認等の原案作 成委員会会議規則第6条第4項の規定により、農林水産省消費・安全局表示・規格課 長谷 課長補佐が出席している旨報告した。 第2 議事概要 1 有機農産物の日本農林規格 別表に規定する資材、附則の加除について (1)Codex5.1の適合性資材判定表 第一回原案作成委員会小委員会において、「今後の検討課題とする資材」に分類された 資材について事務局が作成したCodex5.1の適合性資材判定表により、資材追加について 検討した。 ○別表1 追加する方向 泥炭 ・泥炭については使用制限拡大の方向で、定義や使用できる範囲・量について書きぶり を事務局で整理する。 追加しない方向 水酸化苦土、鉄粉、微量要素、硫酸苦土 ○別表2 追加する方向 次亜塩素酸水 ・次亜塩素酸水は塩酸又は塩化カリウム水溶液を電気分解して得られるものに限る。化 学合成ではあるが、特定農薬であり必要性が高いため追加する方向とする。 追加しない方向 エテホン ・エテホンはエチレンと異なるもので、Codexにあるものはエチレンガスであるので、 エテホンについては追加しない方向とする。 ○別表4 追加しない方向 生石灰
追加について検討していく方向 ニームオイル ・ニームオイルについては、忌避の効果についての情報を整理し、必要があれば追加に ついてさらに検討する。 ○別表5 追加する方向 エチレン、ミツロウ ・エチレンについては用途に「アボカドの追熟」を追加する。 ・ミツロウについては天然物質由来であり、Codexガイドラインで利用可能な資材なの で、追加する。 追加しない方向 次亜塩素酸水(塩酸由来)、貝殻焼成カルシウム 追加について検討していく方向 タピオカ、カワラヨモギ抽出物 ・タピオカについて、生産者や無洗米製造機メーカーのニーズ及び前回規格改正時のコ ーンコブ追加の理由について事務局で整理し、必要であれば追加について検討する。 ・カワラヨモギ抽出物について、(ポストハーベストとして)表示義務の有無について 確認し、生産者のニーズについて事務局で整理し必要であれば追加について検討する。 (2)判定表以外の検討事項整理表 第一回原案作成委員会小委員会において、「今後の検討課題とする資材」に分類され た資材のうちCodex5.1の適合性資材判定表を作成しなかった資材と、事務局で考え方を 整理するとした事項について検討事項整理表を作成し検討した。 検討事項整理表中の事務局整理の内容について検討が必要とされた事項は以下のとお り。 ○別表1 ・きのこの廃菌床及びきのこの廃ほだについて、種菌メーカーが資材の詳細を明らかに しないという状況を考慮し、実態に合うように「有機農産物の JAS 規格別表等資材 の適合性判断基準及び手順書」の運用について検討していく。 ○別表2 ・木酢液・竹酢液については現時点では改正しないが、特定農薬に正式に認められた時、 使用実態・要望があれば5年を待たずに見直しを検討する。 ○別表3 ・種菌培養資材について、現行の基準で有機適合のきのこの生産が可能なのかを種菌メ ーカー等に聞く必要があり、またこのことは本則に係る事項なので本委員会で検討す る。 ○別表4 ・「その他の天然由来物質」の忌避剤について、有用なものも多く存在する。具体例と して、害虫に対して忌避効果のあるゼラニウム抽出物を使用した「イカリハイランゼ」 がある。使用実績が多く、除虫菊抽出物と比べてもより奨励すべき有機の資材で、検 討課題に載せてほしい。今後新たな情報が得られれば、さらに検討していく。 ○附則
・たまねぎ育苗用土関係について、実証実験について生産者に大きな負担となっている 現状と本則へ入れるべきという要望を踏まえ、附則の継続について書きぶりも含めて 検討していく。 2 有機加工食品の日本農林規格 別表に規定する資材の加除について Codex5.1の適合性資材判定表 第一回原案作成委員会小委員会において、「今後の検討課題とする資材」に分類された 資材について事務局が作成したCodex5.1の適合性資材判定表により、資材追加について 検討した。 ○別表1 追加する方向 炭酸水素ナトリウム、粉末セルロース ・炭酸水素ナトリウムについては柑橘の缶詰で剥皮用として要望があり、追加する方 向とする。また、天然由来のものがあるか確認する。 ・粉末セルロースについては、有機加工食品の塩みりん等にも影響する内容である。 有機加工食品の別表は有機加工酒類の別表に反映されるため、清酒メーカーの要望 を考慮して追加した方がよい。用途の書きぶりについては事務局で検討する。 追加しない方向 L-アスコルビン酸ナトリウム、カンゾウ油性抽出物、グルコノデルタラクトン、次 亜塩素酸水(塩酸由来)、次亜塩素酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、DL-リンゴ酸ナ トリウム、乳酸、微小繊維状セルロース ○別表2 追加する方向 なし 追加しない方向 還元水飴、脂肪酸グリセリド、でんぷん、なたね油、燐酸第二鉄 3 その他の意見 ・農産の別表4と加工の別表2は整合性をとる必要がある。 ・農産の別表1の「その他の肥料及び土壌改良資材」については、「燃焼、焼成・・・・ 製造されていないものに限る。」の部分を削除し、他の資材にも関わる定義なので本則 第3条の使用禁止資材の項で明確に定義する。 ・ナス科及びウリ科の果菜類に係る農産の附則(平成17年10月27日農林水産省告 示第1605号)の対象へネギ、タマネギを追加するかについては、附則に追加しな くてもネギとタマネギの種子からの栽培は可能であるため、追加しない方向とする。 以上 (事務局作成)
第3回有機農産物の日本農林規格及び有機加工食品の日本農林規格の 確認等の原案作成委員会小委員会 議事概要 第1 開催日時及び場所等 1 日 時:平成27年6月30日(木)13:30~16:50 2 場 所:さいたま新都心合同庁舎厚生棟 文化教養室2(1階) 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1さいたま新都心合同庁舎厚生棟 3 出席委員:委員8名中8名(大嶋委員、加藤委員、島田委員、富谷委員、武内委員、中村 委員、丸山委員、水野委員)が出席 4 委員長:水野葉子 5 委員長は、有機農産物の日本農林規格及び有機加工食品の日本農林規格の確認等の原案作 成委員会会議規則第6条第4項の規定により、農林水産省消費・安全局表示・規格課 酒瀬 川有機農畜産物係長が出席している旨報告した。 第2 議事概要 1 有機農産物の日本農林規格 別表に規定する資材、附則の検討について (1)資材の追加・制限拡大に係る検討事項 第2回原案作成委員会小委員会において、更に検討を要することとなった資材及び事 務局の整理で更に検討を要することとなった資材並びに委員から情報提供をいただき新 規検討となった資材について検討した。 ○別表1 泥炭(使用制限を広げる方向) ・泥炭の土壌改良資材としての使用目的は pH 調整だけでなく透水性や保水性等の物理 性の改善もある。使用を pH 調整に限定するのではなく、EU やニュージーランドの 基準を参考にし、もう少し広い範囲での制限の仕方を検討する。書きぶりについては 農水省と調整をする。 ○別表2 次亜塩素酸水(追加する方向) ・特定農薬の範囲である塩酸又は塩化カリウム由来のものを追加する方向とする。 ・別表2に次亜塩素酸水を追加した場合、別表2の次亜塩素酸水は農薬取締法、別表5 と有機加工食品の別表1は食品衛生法の規定・規格等が適用されると整理すれば混乱 はないと思われる。 エチレン(パイナップル開花誘発)(追加しない方向) ・別表2は規格で有害動植物の防除資材と規定されているため、開花誘発目的の資材を 入れることは難しい。CODEX に追加されたが、エチレンガスをほ場でどのように使 用するかも不明であり、日本においては使用実態が確認できていない。 ・(エチレン剤(化学反応によりエチレンとして作用するものを含む。)に関して)開花 誘発は明らかに植物成長調整剤に当たるため農薬取締法に従うべきで、JAS 規格だけ で使用できるようにすることは適切ではない。
○別表4 忌避剤・誘引剤(Q&Aの内容を規格で規定する方向) ・別表4に食品及び食品添加物という項目を追加して「有機農産物及び有機加工食品の JAS 規格の Q&A」問17-3の内容を盛り込み、それ以外の天然ハーブ類等は適切 なものを個々で追加していく。別表の「薬剤」という名称については検討が必要とな る可能性もある。 ゼラニウム抽出物及びシトロネラ抽出物(追加する方向) ・本則にある薬剤の混入防止について問題はなく、認定事業者から要望もあるため、追 加する方向とする。 ニームオイル(追加しない方向) ・ニームオイルの忌避剤としての効果は定かではなく、追加しない方向とする。 ○別表5 エチレン(使用制限を広げる方向) ・CODEX ではアボカドへの使用は認めていないが、他国の例では認めている基準もあ り使用の要望もあるため、基準にアボカドの追熟を追加する方向とする。 タピオカ(追加しない方向) ・認定事業者等から要望がないため、追加しない方向とする。 カワラヨモギ抽出物(追加しない方向) ・慣行栽培でもあまり普及しておらず、追加しない方向とする。 次亜塩素酸水(塩酸由来のものは追加しない方向、食塩の純度を記載する方向) ・現場で使用する側には、塩酸由来というと化学的で違和感がある。塩酸由来のものに 高い必要性も無いため、追加しない方向とする。 ・食品添加物としての次亜塩素酸水の規格基準等との整合性を図るため、塩化ナトリウ ムの純度が高い食塩が使用された次亜塩素酸水であることが分かるよう、食塩の純度 を基準に入れ込む方向とする。 (2)その他検討事項 第2回原案作成委員会小委員会において、「その他の意見」に分類された本則や附則 に係る内容(資材関連)について検討した。 ○別表1 その他の肥料及び土壌改良資材 ・別表1の「その他の肥料及び土壌改良資材」の項の基準にある「化学的処理」とい う用語について、規格第3条に用語として定義する方向とする。 ○附則(平成21年8月27日農林水産省告示第1180号/平成24年3月28日農 林水産省告示第833号) ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド及び天然物質に由来するもので化学的処 理を行ったもの ・附則として継続するが、糊剤をPVA に限定しない書きぶりについて検討していく。 また実証実験を行うという条件を外すことについては農林水産省で検討を行う。 2 有機加工食品の日本農林規格
別表に規定する資材の検討について 資材の追加・制限拡大に係る検討事項 第2回原案作成委員会小委員会において、確認を要することとなった資材及び事務局 の整理で更に検討を要することとなった資材について検討した。 ○別表1 炭酸水素ナトリウム(使用制限を広げる方向) ・使用対象に追加するのは柑橘の加工品ではなく、果実の加工品とする。 粉末セルロース(追加する方向) ・醸造調味料等の原料となる酒の製造にケイソウ土と併用して用いたいという認定事 業者からの要望があることと、品質の改善が期待できることから、追加する方向と する。 次亜塩素酸水(塩酸由来のものは追加しない方向、食塩の純度を記載する方向) ・有機農産物(以下農産という。)の別表5と同様とする。 3 その他の意見 ・JAS 規格で使用できる資材について、化学合成かどうか、又は他法令や CODEX の関連 等、様々な判断基準があるが、それがフローチャートで示されれば生産者側の理解が深 まると思う。 ・農産の別表5の資材の使用目的は品質保持だが、収穫後の食品に接触する全ての資材に 係るものではなく、ものによっては一般管理資材という扱いのものもあり、少し混乱が 生じている。どのような場合に別表5を用いるのか整理し、できれば Q&A に記載され るとよい。 ・農産の別表2について、適用作物について記載がなく間違えてしまう可能性があるため、 書きぶりを変えてほしい。 ・生産者が有機栽培に使用している資材の評価について、紙ベースのみでの評価が行われ ているが、書類に不備がなければそのまま評価されてしまう。資材の製造工程等につい ては現地でなければわからないこともあるので、何らかの対策をお願いしたい。 以上 (事務局作成)