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緊急通報の現状 ( 回線保留機能等の仕組み ) 1 メタル電話は NTT 東日本 西日本の PSTN により 回線保留 及び 逆信 が可能 1 1 回線保留 とは が受話器を下ろしても指令台側が切断しない限り接続状態を維持すること 逆信 とは 回線保留状態でが受話器を下ろしている時に側から着信音を鳴

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(1)

緊急通報(回線保留機能等)について

2 0 1 7 年 6 月 2 日

総 合 通 信 基 盤 局

(2)

1

緊急通報の現状(回線保留機能等の仕組み)

緊急通報 受理回線 (ISDN) POI 呼接続 保持装置 NTT東西のメタル電話 緊急通報 受付 システム 電話 交換機 代表電話 POI 基地局 NTT東西のPSTN NTT東西のIP網(NGN) 他事業者のIP網 回線保留・逆信 回線 保留 回線 保留 IP網から自動呼び返し ※1XY通知、転送解除、着信拒否解除の機能あり IP網から自動呼び返し ※1XY通知、転送解除、着信拒否解除、第三者発着信 制限の機能あり 緊急通報受理機関 (指令台) ※警察機関における一例 携帯電話網 指令台からコールバック ※1XY通知なし(代表電話番号(0AB~J)を通知) ⇒回線保留・逆信 NTT東西の光IP電話 ⇒自動呼び返し (1XY通知等 各種機能あり) 他事業者の光IP電話 ⇒自動呼び返し (1XY通知等 各種機能あり) 携帯電話 ⇒コールバック (1XY通知等 各種機能なし) ※指令台からのコールバックも可 ※指令台からのコールバックも可 ※指令台からのコールバックも可 ○ メタル電話は、NTT東日本・西日本のPSTNにより、「回線保留」及び「逆信」が可能※1 ※1「回線保留」とは、通報者が受話器を下ろしても指令台側が切断しない限り接続状態を維持すること。「逆信」とは、回線保留状態で通報者が受話器を下ろしている時に緊急通報受理 機関側から着信音を鳴らすこと。 ○ 光IP電話は、IP網内に具備されている「呼接続保持装置」により、「IP網からの自動呼び返し」が可能※2。「自動呼び返し」では通報者 との通話がつながりやすくなるための各機能(①1XY通知、②転送解除、③着信拒否解除、④第三者発着信制限)が実現している。 ※2「自動呼び返し」とは、「呼接続保持装置」がPSTNとの呼接続を保持し、通報者が通話を切断しても指令台側が切断するまでの間は一定時間経過後に通報者端末に着信すること。 ○ 携帯電話は、「指令台からのコールバック」※3のみが可能。1XY通知等の各機能が具備されていない。 ※3 「指令台からのコールバック」は、メタル電話・光IP電話においても可能。 <回線保留機能等の仕組みのイメージ> 発信者電話番号 を利用して架電 警察機関(110番):約50カ所(警察本部等) 消防機関(119番):約600カ所(消防指令センター等) 海上保安機関(118番):11カ所(海上保安本部) 110番 923万件 固定電話発 (加入電話+IP電話) 30.1% (278万件) 携帯電話等発 69.9% (645万件) 119番 825万件 加入電話発 37.6% (310万件) 携帯電話発 38.6% (319万件) IP電話等発 23.8% (196万件) (出典) 平成28年版 警察白書(警察庁) 呼接続 保持装置 (出典) 平成28年版 消防白書(消防庁) 緊急通報の件数・発信元内訳(2015年) 緊急通報受理回線の設置状況

(3)

メタル電話(NTT東日本・西日本) 回線保留・逆信 光IP電話 IP網からの自動呼び返し ①1XY通知※1 ②転送解除※2 ③着信拒否解除※3 ④第三者発着信制限※4 NTT東日本・西日本 ◯ ◯ ◯ × KDDI ◯ ◯ ◯ ◯ ソフトバンク ◯ ◯ ◯ × 東北インテリジェント通信 ◯ ◯ ◯ ◯ 中部テレコミュニケーション ◯ ◯ ◯ ◯ ケイ・オプティコム ◯ ◯ ◯ ◯ エネルギア・コミュニケーションズ ◯ ◯ ◯ ◯ STNet ◯ ◯ ◯ ◯ 九州通信ネットワーク ◯ ◯ ◯ ◯ ジュピターテレコム ◯ ◯ ◯ ◯ アルテリア・ネットワークス ◯ ◯ ◯ ◯ 携帯電話 指令台からのコールバック ①1XY通知※1 ②転送解除※2 ③着信拒否解除※3 ④第三者発着信制限※4 × × × × ※各社からの聞き取りをもとに作成 2

(参考)緊急通報の各機能に関する主な事業者の対応状況

※1 「1XY通知」:通報者端末に緊急通報受理機関の1XY番号(110/118/119)を表示させる機能 ※2 「転送解除」:通報者側の回線で着信転送機能を利用している場合であっても、これを解除して通報者端末への着信を可能とする機能 ※3 「着信拒否解除」:通報者側の回線で着信拒否機能を利用している場合であっても、これを解除して通報者端末への着信を可能とする機能 ※4 「第三者発着信制限」:通報者と緊急通報受理機関以外の第三者との通話を一定時間制限する機能

(4)

3

第29回委員会

(2017年4月21日)

における主な議論のポイント

○ 第29回委員会(2017年4月21日)において、緊急通報受理機関からは、「回線保留」に近い機能を実現するため、現行の 「自動呼び返し機能」の維持や、「コールバック」がつながりやすくなる各機能(①1XY番号通知、②転送解除、③着信拒否解除、④第 三者発着信制限、⑤災害時優先接続※等についての要望が示された。 ※ 「⑤災害時優先接続」については、現在、通報者から緊急通報受理機関への通報呼は優先接続の対象となっているが、緊急通報受理機関から通報者へ のコールバック呼は優先接続の対象となっていない。 ◯ 同委員会において、委員から示された主な意見のポイントは以下のとおり。 ・ 通報者と指令台の間で呼接続を保持する機能を宅内装置(ルータ、ONU)やメタル収容装置等に持たせることで回 線保留に近い機能を実現することは、技術的には難しくない。コストの問題ではないか。 ・ 緊急通報の問題は、コストだけでなく重要通信の確保の観点から考える必要がある。 ・ 「自動呼び返し機能」の技術的な仕組みを教えてほしい。【→事務局補足(本資料4~6頁参照)】 ・ 緊急通報受理回線が光回線になった場合も含め、「自動呼び返し機能」の実現にはどのぐらいコストがかかるのか。 ・ 携帯電話の割合が増えている状況を踏まえ、固定電話だけでなく、携帯電話のコールバック機能の見直しも同時に 考えていくべき。【→事務局補足(※)】 (※)第29回委員会(4月21日)における議論を踏まえ、緊急通報における携帯電話のコールバック機能についての検討を行うため、本年5月から、 緊急通報受理機関(警察庁・消防庁・海上保安庁)、携帯電話事業者(NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク)及び総務省の実務担当者による意識 合わせを開始。

(5)

4 NTT東西 PSTN 緊急通報 受理機関 (指令台) 通報者 ISDN (受理回線) メタル 回線 NTT東西 PSTN 緊急通報 受理機関 (指令台) 通報者 光回線 NTT東西 IP網(NGN) NTT東西 PSTN 緊急通報 受理機関 (指令台) 通報者 光回線 他事業者 IP網 NTT東西の メタル電話 NTT東西の光IP電話 他事業者の光IP電話 呼接続 保持装置 呼接続 保持装置 ISDN (受理回線) ISDN (受理回線) ①(通報者が)NTT東西のメタル電話 ②(通報者が)NTT東西の光IP電話 ③(通報者が)他事業者の光IP電話

(参考)「自動呼び返し機能」のイメージ(1/3)

IGS接続相当 (99か所) IGS接続 (99か所) 「回線保留」が可能 「IP網からの自動呼び返し」が可能

<1.現在>

(約660か所) (約660か所) (約660か所)

(6)

5 緊急通報 受理機関 (指令台) 通報者 メタルIP電話 (受理回線) メタル 回線 NTT東西 IP網(NGN) NTT東西の メタルIP電話 呼接続 保持装置 通報者 光回線 他事業者 IP網 他事業者の 光IP電話 呼接続 保持装置 メタル 収容装置 変換 装置 メタル 収容装置 変換 装置 緊急通報 受理機関 (指令台) メタルIP電話 (受理回線) NTT東西 IP網(NGN) メタル 収容装置 変換 装置 緊急通報 受理機関 (指令台) メタルIP電話 (受理回線) NTT東西 IP網(NGN) 呼接続 保持装置 メタル 収容装置 変換 装置 通報者 NTT東西の 光IP電話 光回線 ①(通報者が)NTT東西のメタルIP電話 ②(通報者が)NTT東西の光IP電話 ③(通報者が)他事業者の光IP電話 <2.IP網への移行後:緊急通報受理回線がメタル回線の場合>

×

IP網において「自動呼び返し」を実現するためには、指令台と通報者の通話が必ず経由するポイント(アナログ/IP変換装置 又は繋ぐ機能POI)に呼接続を保持するための装置(呼接続保持装置)を具備することが必要。 繋ぐ機能POI (2か所) 現行の「呼接続保持装置」がメタルIP 電話の信号に対応していないため、 「自動呼び返し」を実現するためには 同装置の改修が必要となる 「IP網からの自動呼び返し」が可能

(参考)「自動呼び返し機能」のイメージ(2/3)

(99か所から 集約等) (99か所から 集約等) (約660か所) (約660か所) (約660か所)

(7)

6 緊急通報 受理機関 (指令台) 通報者 光回線 (受理回線) メタル 回線 NTT東西 IP網(NGN) NTT東西の メタルIP電話 通報者 光回線 他事業者 IP網 他事業者の 光IP電話 呼接続 保持装置 メタル 収容装置 変換 装置 通報者 NTT東西の 光IP電話 光回線 ①(通報者が)NTT東西のメタルIP電話 ②(通報者が)NTT東西の光IP電話 ③(通報者が)他事業者の光IP電話 緊急通報 受理機関 (指令台) 光回線 (受理回線) NTT東西 IP網(NGN) 緊急通報 受理機関 (指令台) 光回線 (受理回線) NTT東西 IP網(NGN) 呼接続 保持装置 呼接続 保持装置

×

×

「IP網からの自動呼び返し」を実現するためには、指令台と通報者の通話が 必ず経由する集約箇所(例えば全てのSIPサーバ:約240台)に「呼接続保持装置」 を設置し、これを制御するSIPサーバを改修することが必要となる 「IP網からの自動呼び返し」が可能 集約箇所に 呼接続保持装置 が必要 集約箇所に 呼接続保持装置 が必要 <3.IP網への移行後:緊急通報受理回線が光回線の場合>

(参考)「自動呼び返し機能」のイメージ(3/3)

(約660か所) (約660か所) (約660か所) 繋ぐ機能POI (2か所)

参照

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