【
論文
】
UDC :691
.
32 :666.
982口本 建 築 学 会 構 造 系 論 文 報 告 集 第 427 号
・
1991
年9
月Journal
ofStruct
Constr
.
Engng
,
AIJ
.
No
.
427,
Sop
.
,
199]炭素繊維
補 強
コ
ン
ク
リ
ー
ト
に
お
け
る
鉄 筋
の
補 強 効 果
短 炭素繊 維 補 強
コ ンク
リ
ー
ト
は
り
の曲 げ特 性
に
関
す
る
研 究
そ の
2
EFFECTS
OF
TENSILE
REINFORCEMENTS
IN
CARBON
FIBER
REINFORCED
CONCRETE
Studies
on
flexural
characteristics
of
CFRC
beams
Part
ll
鹿 毛
忠
継
* ,三
井
宜 之
* * ,村 上
聖
** * ,坂
井 廣 道
* ** *Tadotsugu
KA
GE
,
Yoshiyuki
MI
TS
UI
,Kiyoshi
MURAKAMJ
and
Hiromichi
SA
KAI
The
object ofthls
studyis
to
clarifythe
effects oltensile
rcinforcements onflexural
characteris−
tics
ofCarbon
Flber
Reinforced
C
ncrete(
CFRC
}
beams.
The
conventionally reinforced concrctebea
皿s andthe
reinforcedCFRC
ones withthree
diffe
−
rent effectivedepths
weretestcd
underpLlre
L
)endingloads.
The
(>Tetical moment.
curvature relationshipsfor
the
reinfor 〔〕edCFRC
bcams
weredenved
con−
sideringhigh
tenslle
toughness
〔〕f
CFRC
.
Main
conclusic )ns obtained were asfellc
)ws.
亅
>
Cracking
load
ofthe
rem 正orcedCFRC
beams
wasfr
(皿2
.
lto
2
.
7times
higher
than
lhat
()f
the
conventionallyRC
beams
withincreasing
olthe
effectlvedept
}1.
2
)
Fairly
good
agreement was obtainedbetween
the
theory
andthe
expenmentfor
moment−
curvature re且ationships consideringthe
effect of spccirnen size.
Keywords
:ca厂bon
fibe
,・
r’
einforced concrete,
reinf’
orced concrete , moment・
curwature relationshiP,
effec−
tiwe
dePth
,
tensile
toughness
炭 素 繊 維 補 強
コ ン クリ
ー
ト
,
鉄 筋
コ ンク リー
一
ト, モー
メン トー
曲 率 関 係
,有 効
せ い,引 張 靱 性
1.
は じ め に本 研 究
は,
短 炭 素 繊 維 補 強
コ ン ク リー
ト(
以 下
,
CFRC
と略 称
する)の構 造 部 材
,
特
には りな どの曲
げ部 材
へ の適 用 性
につ い て調
べ たも
の であ り,
前 報
1, で は半 プ
レキ
ャ ス ト構 造 部 材
と し ての利 用
や, スキ
ン補 強 を
兼
ね た永 久 型 枠 材
へ の利 用
など を想 定
し,
普 通
コ ンク リー
ト を 用いた 鉄 筋 コ ン ク リー
一
ト(
RC
}は りの曲
げ引
張側
にCFRC
を積
層 し た 場合
につ いて,
ば りの曲
げ特
性
に及 ぼ すCFRC
の積
層補 強 効
果 や鉄 筋
の補 強 効 果
な どに関
す る 実 験 的 検 討 を行
っ た。
その結
果,CFRC
の積 層
に よ る ひ び割
れ 発 生荷 重
の 上外
,
最
適 な積 層 厚
の存
在
,
さ ら に鉄 筋
とCFRC
との相 乗 効 果
の存
在
な ど を明
ら か に し た。
本 報
で は,
有 効
せ い の異
な る全 断 面
CFRC
な らびに全 断 面 普 通
コ ンク リー
トの鉄筋 補 強
は り試 験
体
の曲
げ載
荷 試 験
を行
い,両 者
の曲
げ特 性
を 比較
すると と もに,1
効
せ いの減 少
に よ り鉄 筋
の補 強 効 果
が小
さ く なっ た場 合
のCFRC
の引 張 抵 抗
の寄 与 を 実 験 的
に調
べ た。
さ らに,
CFRC
の引 張抵 抗
を考
慮
し た鉄 筋 補 強
は り の曲
げ解 析
を行
い,CFRC
は りの曲
げ特 性
に及 ぼ す鉄 筋 補 強
の効
果などにつ い て検 討
し た。
2.
実
験
方
法
CFRC
お よ び普
通 コ ン ク リー
トの使 用 材 料
お よ び調
合
,
練
り混
ぜ 並 びに素 材 試
験方 法
は,前 報
II で述
べ た と お り で あ る.
な お,
素
材
の曲
げ試 験
は,
後 述
の曲
げ解 析
による引 張 応 カ
ー
ひずみ関
係の 推 定に必 要 な基 礎
デー
タを 得
る ために行
っ たも
の で あ る。試
験
に は,
寸 法
10
× * 建 設 省建 築 研究所
研究員
・
学 博 * * 熊 本大学ll
学 部 建築
学科教 授
・一
匚博 # * 熊 本 大 学 ].
.
学部 建 築学科 助 教 授・
1
/va
宰 串 料」
・
.
菱化 成・
.
1111
蔘R
〔:searchEngi
皿eer,
Building
Research
[nsヒllute,
Mlnlstry
ofConstruc
.
t
監⊂川,
Ph
.
D
.
Prof
、
,
Dept
,
ofArchltecmre
LJniv
.
,
Dr
.
Eng
,
Assoc
.
Prof
,
,
Dept
.
DfArch
【n10重Q
UnLv
.
,
Dr
.
[コlg.
Mitsuhlshl
KasCL
,
M
.
Eng
、
Facuhy
of
E
【lgineeringKumamoto
・
〔・t・re,
Faculty
匸・f
Engineerlng
Kuma
.
躯
・・齒
・・ 鉄筋SD30
,
DIO
(主筋 )SR24
,
5
φ (あ ば ら筋 ) aじ
;
ユ.
43cm
! (2
−
DIO
) at=
2
.
14cm2
(3
−
DIO
)鬥
□5
φ@ 工OG
『
lOOO
200
1200
単位 [mmI 図一
1
RC
はり試 験 体の形状・
寸 法10
×40cm
の無 筋
は り試
験 体
を用
い,
3
点 曲
げ載 荷 (
ス パ ン・
高
さ比
=3
)
によ り荷
重一
載 荷 点 変 位
と引 張 縁
ひず
み(ゲ
ー
ジ 長60mm
の塑性 域
ゲー
ジ使 用 )
を測 定
した。RC
は り試 験
体
の形
状
・
寸 法
は,
図
一
1
に示
すと
お り で,
前 報
】1と 同 様
で あ る。
試
験体
は,3
種 類
の異
な る有
効
せ いd
=12
.
5
,
17
,
22cm
のCFRC
と普
通コ ンク リー
トの鉄筋
補
強
は りであ り,
そ れぞ れ1
体 ず
つ の刮 6
体 作
製
し た。
打
設 方 法
お よ び養 生 方 法
は,
前 報
ロ で述
べ た と おり であ る。載 荷 方 法
は4
点 曲
げ と し,
測
定
方 法
など
の詳 細
は前 報
1 ]に示
し て い る。
3.
解 析 方 法
3
.
1
曲 げ
解析
に よ る引
張
応
カ
ー
ひず
み関 係
の推 定
21繊 維 補 強
コ ンク リー
トの高
ひずみ域
に わ た る引 張 応 カ
ー
ひず
み関 係
を直接 実 験 的
に求
め ること は ,載
荷 治
具
の 工夫
,
偏
心荷 重
の影 響
,
高
ひず
み域
にお け るひず
みの安
定
な計 測
などに問 題
があ り,
いま までの ところ一
般 化
さ れ た試 験 方 法
は見 当
た ら ない 。 そこ で,
測
定
が容 易
な曲
げ荷 重
一
た わみ関 係
か ら,
高
ひず
み域
に至るまで の引 張
応 カ
ー
ひず
み関係
を 推 定 し た。
推定
方 法の概 要
を以 下
に示
す。
(
1 )
解
析
の仮
定
本
解 析で は,
次の 仮定
を設
ける。
1
)
半 面 保 持
が成
り立
つ。
2
)
圧縮
応カ
ー
ひずみ関 係
は,
線
形弾 性
と み な す。
3
) 引 張 応 カ
ー
ひずみ関 係
は,強 度 時
まで線
形 弾 性
と み な す。4
) 塑 性
回転
を生
じる塑 性 ヒ ン ジ 域の存
在コ ン ク
リ
ー
トの曲 げ 部 材
で は,
弾
性 限 界
を超
え る とコ ン クリ
ー
ト
の引 張
ひず
み軟 化 特 性
によ り,
局 所 的
に塑 性
変 形
が集 中
し,
塑 性
回転
を生
じ る (塑性
ヒ ンジの形 成 }
。
そ こ で,部 材
α)曲 率
の う ち 塑性 曲 率
は,
塑性
ヒンジ域 内
で.
定
で あると仮 定
し,
塑 性
ヒ ン ジ域
の幅
を解
析に導 入 す る。
これにつ い て は,
鉄 筋
コ ン ク リー
トは りの変
形 計算
で よ く利 用 さ れ る 仮 定に準
じて い る。
〔
2
) 解 析 方 法
1
) 弾 性 限
Me
;Z
・
ft
l
曲
げモー
メ ン ト ここ に,Z =
か(f
ヲ
6
:断 面 係 数
,
b
:は り幅
,
d
: は り せい,
ft
:引 張 強 度
で あ る。
P
。=
4M
。/
L
:荷 重 〔
た だ し,3
点 曲 げ )
こ こ に,
L
:スパ ン長 さで ある。
φ。=
M
。/(
E ・
1
):曲率
こ こ に,E
:ヤ ング係 数
,
1
≡b・d3
/
12
:断
面
2
次
モー
メン トであ るe δ。; ム 2・
φ
。/
12
:ス パ ン中央
(
載 荷
点
)
た わ み EtO=
ft
/
E
:引 張 縁
ひず
み2 ) 弾
性 限 以 降
図
一
2
を参 照
し て, 圧縮
お よ び引張 合 力
は,
それぞ れ次 式
で表
さ れ る。
C
;
σc・
b’
Xn
/2
=E ・
ip・b・
x#
/
2
:圧縮 合 力
・一
.
广
繭
一
(
・/φ)
御
・引張 合
力
こ こ に,
Xn
:中 立 軸 高
さ,
σc :圧 縮 縁 応 力
,
εt :引張 縁
ひず
みで あ る。 a )曲 率 φ
の計 算
軸 方 向
の力
の釣
合
い よりC =
T
だか らfe
Etσ
d
ε=E ・
φ
2・
轟
/
2 ・
〔1
)式
に,
Xn …d
一
εt/
iP
を 代 入 して,
φ
十
(
・/E
ゾ
嗣
〃』
鹽
』
『
b
一 εc=
φXn一
(
1
)
・
………
(
2
)
σ,
=E
ε、
=
E
φx,一
f
ゼy
c
)
トεt言φ〔
d
−
Xn ) E 分 布 o 分 布 図一
2
は り 断 面 内の応 力.
ひ ずみ分命T
24
−.
b
)曲
げモー
メ ン トM
の計
算
中 立 軸
に関
する モー
メ ント
の釣 合
い よ り,
〃
一
・c ’
Xn/
・+f
,d
−
Xn ・ybdy
− E ・
φ
・
b・
xi
/
・+(
b
/φ
・
)ズ
・…一 …
(
・)
ま
た,
P
=
4M
/
1
♂
・
…
鹽
・
一・
・
・
・
・
・
・
…
マ
・
・
…
匸
・
rr・
7r・
7r・
r鹽
・
一鹽
9
(
4
)
C)
た わ み δ の.
計
算
い ま
,
簡
単
の た め曲 率 φ
は,
弾 性
曲
率
φ
。と 塑牲 曲 率
φ。の和 で あ り,
φρ は 図一
3
に示 す よ うに,
塑性 域
の幅
ω内 部
で.・
定
であ る と仮 定 す
る と,
δ
=
δ2十あ
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(
5
)
こ こ に, δe羂
L2
・
φ
θ/
12
:弾 性
た わ み,φ
e=
(
M
/
Mo
)
φ
o,
δρ=L ・
e
./
4
:塑 性
た わみ,亀
=
φ
ρ・
ω :塑 性
回転
,φ
ρ=
φ一
φ。であ る。
(3
) 引 張 応 カ
ー
ひず
み関 係
の推 定
前 述
の曲
げ解 析
に よ り,
設 定
し た引 張 縁
ひず み εt に対
し て,
引 張 応
力 σ tを仮
定
し て荷 重
とた わ み を計 算
し,
そ の結 果
が測 定
さ れた荷 重
一
たわみ関 係
に一
致
するよ う に,
引 張 応 カ
ー
ひず
み関 係 を求 め
たL,
と こ ろ で
,
以
上の推 定
に お い て はあら か じめ塑 性
ヒ ン ジ域
の幅
ωを 与
え な けれ ば な ら ないが, そ れ を直
接 実
験 的
に求
め るこ とは嫻難
であ るの で,
引 張
縁
ひず
みの測
定 値
と計 算 値
が一
致 す る よ うに ω の大
き さ を 選定
し た。
図
一
一
4
に無 筋
.
CFRC
は り試 験 体
(
寸 法
IO
×leX40
cm角 柱 供 試 体
,
3
点 曲
げ[
ス パ ン・
高
さ比
=
3
]〕
の荷
最 大 荷 重 点 以 前S
/2
一 \く
匹
]
・\
『
ll
:
実際の φ 最大荷 重 点 以 降S
!2
一\
:
陶
・一一一一
近 似の φ分 布1
:
M
Me
φe 図一
3
は り材 軸上の曲げモー
メ ン ト,
曲 率 分 布重
一
載 荷 点
変
位 関 係
の測定値
の平
均
を示
す。
同 図
中
に は,
引
張
ひず
みの測 定 値 を○ 印
で併 記
し て い るが,
塑 性
ヒ ン ジ域
の幅
ωを
7cm
と
す ると
,
引張 縁
ひず
み の計 算 値 (
△印
で示 す ) は,
測 定 値 とほ ぼ一
致
する。
な お,RC
は り の場 合
,
ω に関
してい くつか実 験 式
が提 案
さ れ てい る が, お よ そ tU・
・
(
O
.
5
〜
LO
}
d
(d
:は り0
)有 効
せい,
こ こで は は り せ い)程
度にな ること が 示 さ れて い る3)。
前 出
の ω=
7cm
も
この範 囲 内
の値
に あ る。
ω=7cm
と し た,
本 手 法
に よる引 張
応 カー
ひず
み関 係
の推 定 値
を,
図一
5
に実 線
で示
す。
こ こ で,
引 張
応 力 が ほ ぼ ゼロ と な る引 張
ひず
みが
8000
μ に おい て曲 率
は9.35XlO
−
4cm−
[,
中
立 軸 高
さは1
,
44cm
,
圧 縮 縁
ひずみ は ]346
μ で あり,
後 述
の圧縮 応
カー
ひず
み関 係
の測 定 値
か ら わ か るよ うに, 圧縮 応 カ
ー
ひず
み 関係
を線 形 弾 性
とみな しても 大
き な差
異
は な い。
3
.
2
鉄 筋 補 強
は り.
試 験 体
の曲
げ解析
本 解 析
の フ ロー
チャー
一
トを図
一6
に示
す。
設定
し たコ ン ク リー
トの引張 縁
ひずみ ,εtに対し て,
巾
立軸
高 さx
。 を仮 定
して,
軸 方 向
の力
の釣 合
い より算 定
さ れ た曲 率
2
.
o
51
(
セ。
ど 1.
00
.
5
O
O
.
10
.
2
0
.
3
0
.
4
0
,
5
0
,
6
載 荷 点 変 位 (ロm) 図一
4
無 筋
CFRC
は り試 験 体の荷重
.
載荷点 変位
関係
の測
定値
05
04〔
。
≧・
。5
壇30
筌
蘭20
皇0
0
1000
2000
3000
4000
500e
6000
7000 引 張 ひずみ (P ) 図一
5
CFRC
の引 張 応 カー
ひ ずみ関係の推 定 値一
一
.
25
−.
一
2
分法NO
。
εtの段定−
甲
軸 方向の力の つり合い より、
蘭摩 (φ,)を 算 定(式 )i
平 面保持の仮定に より 曲 畢 (φ2)を 算 定 (式 )i
φi一
φ2 《1
φ1↓
YES
b
:はり輒D
:はりせい.
d
:有効せい,
dc
:圧縮 縁 圧縮 鉄筋 聞 距雕 x,
:中 立軸高 さ,
a。
:圧 縮鉄筋 断 面 積,
at:引 張 鉄 筋 断 面積,
。
c。
: コンクリー
トの 圧縮縁ひずみ,
sE。
:圧縮 鉄 筋ひずみ,
e εt:引 張 鉄 筋 ひずみtC εt ::ン妙一
トの引 張縁ひずみ,
s σ e:圧縮 鉄 筋応力,
sat :引張鉄 筋 応 力 中立 軸 に 関 す る モー
S
ントの つり合L、よ り鴨
曲}プモー
メ ント(沿 を算 定 (式 ) φ1=
cEc cEtb
〔∫ σd
ε一
∫ σdε)o
o
aヒ’
5σし一
aじ
’
s
σじ
式 表一1
コ ンク リー
トお よ びCFRC
の 素.
材 試 験 結 果 ユンPV
−
FCFRC
一f
、
:圧 縮 強 度,
E
;ヤンク係 数.
f
’
:割 裂 引 張 強 度マ
f
.
E fl kgf /crn.
l kgf 〆cmこ kgf /。m”:
:
ll
:
器
;
37
・
釧
.
」一
.
.
.
一
.
.
一
一
.
一
* φ2=
cEt スhG εe−ntG
εtD
−
x冂
Xn−
dc
s ε G圏
c εt D−
Xnd
−
xη
ヨ
ε t;
c ε巳
D
−
x囗
D
−
Xm 表一
2
主筋の引 張 試 験 結 果 式
1
主 筋 上 降伏 点kgf
/cm2 下降伏 点kgf
/cm三
引 張強さkgf
〆cゴ.
5996
破 断一
]
一
竺
23
SD30
,
DlO
ヌ
41304018
1
[ }b
じ
Ec:
E七 鬥=一
(∫ σ Ed ε一
∫ σ εd
ε) φ20
0
+n。
’
。
σ。
(x.
−
d
∂+aド, σ し〔d
−
Xn ) 且OO 式 じD4OO3
(
w 冒丶
妻
)
奩
罷
002
rt!
’
卞L
,ヂ/
1ノ
…
ノ
…
廻
1
ダ
讎
式』
”
』
’
’
’
”
i
ゲ
P。・。・i・
・
rt−一一
一
l
Tl
I
破 断 伸 び 図一6
鉄 筋 補 強は り試 験 体の曲げ
解析
方 法23
.
5
φ1 と平 面 保
持
の仮 定
に より幾 何
学的
に求
められる曲 率
φ2が,
許 容 誤 差
の範 囲 内
で一
致
するまで反 復 計 算 (
2
分
法 )を 行
うこ とによ りXn
を決 定
し,
中
立 軸
に関
す るモー
メ ン トの釣 合い より,
曲 げモー
メ ン トM
一
曲率
φ関 係
を求
め た。
な お
,CFRC
の引 張 応 カ
ー
ひず
み関 係
に は,
前述
の推
定 結 果
を用
い た。
また,圧縮 応 カ
ー
ひずみ関 係
につ いて は,Popovics
式
に よる計 算 値 を 用
い た、
鉄 筋
の応 カ
ー
ひず
み関 係
は,
完 金 弾 塑 性
とし,
降 伏 点
に は測 定 値 を
用い 戯,
.
”
、
’
1
、
、
、丶
o
10002DOO
3000
4000 5000 圧縮ひずみ 〔の 図一
7
CFRC
の圧 縮 応 カー
ひ ずみ関 係の測 定
値
と計 算 値の 比較
4.
実 験 結 果
4
.
1
素
.
材
の力 学 的
特性
表
一
1
に 普 通コ ン ク リー
トお よ びCFRC
の圧 縮
な らび
に割 裂 引 張 試 験
結
果 を,
表
一2
に鉄筋
〔主 筋
SD
30
,
D10
)
の引
張 試
験結
果
を示
すe ま た,
図
一
7
に はCFRC
の圧縮 応 カ
ー
ひ ずみ関 係
の測 定 値
と,
e
関 数 式
お よ びPop
(,vics式
に よ る計 算 値
の比 較
を示
す が,
Popovics
式
が測
定
値
と良
い対 応
を示
し て い る こ と が分 か る。
4
.
2
鉄 筋
補 強
はり試 験 体
の曲 げ特 性
a) ひび割
れお よ び変
形性 状
図
一
8
,
9
に鉄 筋 補
強 普 通コ ン ク リー
ト〔
以 ド
,
RC
と一
[
E
!
Eil
!
E
]
d
=
12
.
5cm
一
d
=
17cm
一
[=
!
1
!
V
[
IZI
= ]
d
=
22cm
上 :は り厠 面
(
表)
↓:載 荷 点 中:は り底 面 △ :支 持 点下 :はり側 面
(
襲)
図一.
8
RC
はり試験 体の ひび割れ性 状一 26 − 一
一
一
d
=12
.
5cm
一
[
=
EIII
d
≡
17em
、
一
一
d
=22c
皿上 :は り 側 面
(
表)
↓:載荷 点 中 :は り底面 △ :支 持 点 下 :は り 厠 面 (裏).
図一
9
CFRC
−
RC
は り 試 験 体のひ び 割 れ 性 状略 記
する)
は りお よ び 鉄筋 補 強
CFRC
(
以
下CFRC −
RC
と略 記
する)
は り試 験 体
の最 終
ひび割
れ状
況 を そ れ ぞ れの有 効
せ い につ い て示 す
、、
こ の図
か ら分
か る よ うに,RC
は り試 験 体
の場 合
に ば,
載 荷 点 間
で数本
の …曲
げひ び割
れ が分散 的
に発 生
・
拡 大
し てい るの に対 し て,CFRC
−RC
は り試 験 体
の場 合
に は,一
本
の ひび割
れ が集 中 的
に拡 大
してい る点
に両 者
の ひ び割
れ性 状
の差 異
が あ る。 し か し,CFRC −
RC
は り試 験 体
に関
し て有 効
せい の違
い によ るひび割
れ性状
の差 異
は認
め ら れ な い。
5
』?
δ
4
.
D
3
.
0
2
.
o
1
,
0o
5.
o 曾δ
4
.
o
糶
3
.
O
2
.
O
LO0
5
,
0
竃
8
.
4,
。 3,
口2
.
0 1,
05
10 15 載 荷 点 変位 (ロm)20
/ ! ! !5
’ ’ ’ ノio
15
載 荷 点 変 位 (薗m}20
●/
し \_ _
_ 〆一 一
厂『一一一一一一一
RCCFRC
−
RC d=
Z2cm図
一
10
にRC
は りお よ びCFRC −
RC
は り試 験 体
の荷
重
一
載 荷 点 変 位 関 係
の測 定 値 を
それ ぞれ の有 効
せ い に つ い て示
す。
同 図中
に は,
ひ び割
れ 発生 点
を○ 印
で,
引 張
鉄 筋 降 伏 点
を●
印 で示
し てい る。
こ の図 か ら, いず
れの有 効
せい に つ い て も,
炭
素
繊 維
の 混 入に よ るひび割
れ 発生
荷重
,
降 伏 荷重
お よ び 吸 収工 ネル ギー
一
の増 加 がみ ら れ る。b
) 耐 力
表
一
3
に各試 験 体
の ひび割
れ発
生荷
重Pcr
,
引 張
鉄筋
降 伏 荷 重
Py
,
Py
時
まで の吸 収
エネ
ルギ
ー
肌 およ
び載
荷 点 変 位
が ス パ ン長
さ の1
/
100
に至
る まで の吸収
エネ
ル ギー
Wl
/ 1。。 の測 定 値
を示
す。
また,図
.
−
11
に はRC
はel
試 験 体
に対
するCFRC −RC
は り試 験 体
のP
。
。
,
P
。,
監
,
Wl
/ID 。の相 対
比 を有 効
せ いに対
して示
す。
こ の 図 より,
CFRC −
RC
は り試 験 体
の場 合
,
有 効
せ い の変 化
に よ らず
,RC
は り試
.
験 体
に比
べ てPy,
’Wy
は と も に約
王.
25
倍 程 度 増 加
す る こと が分か る。一
方
,
Pcr
は,
有
効 せいが 大 き くな るにつ れて,
約
2
.
1
倍 から約
0
5
10
15 20 載 荷 点 変 位 〔皿
皿
) 図一10
RC
およびCFRC
−
RC
は り試 験 「本の荷 重一
載 荷 点 変 位 関 係の 測 定 値 表.
・
3
RC
は り お よびCFRC
−
RC
は 1り試 験 体のひび割れ発 生 荷 重
印
引 張鉄筋 降 伏 荷 重お よび吸 収エ ネルギー
・
の測 定 値調
、
酬
一.
.
一
.
.
45300
….
−1
7225
4140n
,
16
)■
6115
…(
1
.
15
)I
I
7Beo
(1
.
es
〕 *Pc
’
:ひ び割れ発生荷aj
.
P
,
,
:引 張 鉄 筋 降 伏 荷 重、
鴨:降 伏 時ま で の吸 収工袖ギ
ー
.
毘.
en 二載 荷 点 変 位が λバ ン長さ の1flOO [.
2Dmm )に至る まで の 吸収工初 ギー
{ 〕内の数 値は、
RC
に対 する相 対 比 を 表 す シ リー
ズdP
.
.
,
P
ノ 「w
ソ o旧t
.
onftonfkgf・
c旧12
,
5o
.
8
1
.
7
}i
…1RC1710
.
9
ト2
,
7 975 「 セ 一 1 !221
.
03
、
ア 21126一
ll2
.
5L
,
72
,
2835
〔2
.
13
〕 (1
.
29 〕 1 〔 1,
14 )一一
十一一一.
.
.
.
一
.
一
CFRC1
了 2,
1 :3
.
2i
1285
一
RC
し22
鞘
一
{L19
.
}.
−
14
.
8
〔1
.
321
−
.
.
1450i
」
1
.
.
.
.
一
一
一
一
一
1
一一
一
一一.
…{2
,
川.
{L2
型
Ll
291
27
レ
PPQ
● む ロ う3
臥 忽L
置 粳 蹕 崢 幅 親 月嚊
峰 踏 躍 9 楚 U 畄 』 1LL
_O
.
5
0
←
6
0
.
7
D
.
8
0
.
9
は り せいに 対する有 効せい の比 図一
11RC
は り試 験 体に対 するC
ドRC
−
RC
は り試 験 体の ひび割
れ荷
重,
降 伏 荷 重,
吸 収エ ネルギー
の相対
比2
.
7
倍
へ と増 加
し て い る。
1
の こ と は,CFRC −
RC
は りの場 合
,Pcr
に対
し て は,
は り の引 張 縁
か ら引 張 鉄 筋
位
置 までの 距 離d ,
が関 係
し,d
,の小
さ い方
が,
CFRC
の ひ び割
れ発
生に対
す る鉄 筋
の補 強 効 果
が大
き く な るこ と を示
して い る。
RC
はり試 験 体
におい ても
de
が小
さ く な るに従
っ て,P
。 ・は増 大
し て い る が,CFRC −RC
は り試 験 体
の場 合
,
その増 加
の割 合
が大
きい こと
が分
か る。
こ の ことは,
単
筋 配 筋
の薄 肉
の パネ
ル状
部材
な どの よ うに鉄 筋 補 強
の効
果 が あ
ま り期待
で き ない場
合
に,CFRC
の適 用
が有
効
で あ るこ と を示
唆
して いる、
5.
考 察
5
.
l M
一
φ関 係
の解 析 結
果 と実
験結
果
の比較 検 討
図
一
12
にRC
は り お よ びCFRC −
RC
は り試 験 体
の曲
げ
モー
メ ン トー
曲 率 (
M 一
φ) 関 係
の測 定 値 を
それ ぞ れの有 効
せ い につ い て示 す。
曲 率 は,
スパ ン中 央
の圧縮
お よ び引
張鉄 筋
に貼
付
し たひず み ゲー
ジ(
ゲー
ジ長
3mm
)
に ょ るひず
みの測定 値
か ら平 面 保 持
の仮 定
を 用いて算 定
し た。
ま た,
「司図 には前
述のCFRC
の引
張抵 抗
を考 慮
し た はり の曲
げ解 析
によ
るM 一
φ関 係 (
実線
で示
す) も
併 記
し て い る。
こ の図か ら,
いず
れの 有 効せ い にっ い ても 計算 値
は測 定 値
よ り も大
き な耐 力
お よ び靱 性 を与
える こ と が分
か る。
と
ころ で,CFRC
の曲
げ特 性
に は,
は り せ い,
曲
げ スパ ン長 さ な どの部 材の形 状
・
寸 法
の影
響
が大
きい こ と が知
られ てい るn,
t
,
] 。曲
げ強 度
に及 ぼ す寸
法 効 果
につ い て は後 節
に て検 討
す る が,
部 材
・
」
.
法
が大
き く な る と,一
般
に曲
げ 強 度は低下
す る。そ こ で,
曲
げ特 性
へ の寸
法効 果
を考 慮
し て,
CFRC
の引 張 応 カ
ー
ひずみ関 係
を 図一
5
に示1
よ うに,
相 似 比
=
0
.
8
,
0
.
6
で縮 小
し た関 係
を用
いて,
M 一
φ 関 係
を求
め た。
その結 果
を 図一
12
に示
す。
こ れ ら の結
果
か ら,
相
似
比 が0
.
6
〜
O
.
8
の と きに,
測 定 値
と計 算 値
は良
く対 応
一
28
一
OpO
O5
21
L
O
(
臼
・
蝋
=
o日
)
亠 ^ 徽 − 山ワ
爪闇
髢0
ε
2
’
°羣
1,
5丈
ス 1.
o↓
羇
。、
5
o 1.
0 2.
03
.
0
4.
0 5.
0 曲 率 (ne−°
c戯
一
り0
5
0
5
2
1
L
D
(
目
・
』
口
O ご 孟 八 執 − 申 臥魑
桾 艮.
o
2.
o 3,
D 4.
0 5.
O
曲串 (XIO−
4cn’
1 ) O t.
0 2703
.
0 4pO 5.
0 曲 寮〔Xlo’
‘
cm.
1) 図一
12
CFRC
−
RC
はり試 験 体に関す る曲 げモー
メ ン ト曲率 関 係の測 定 値と計 算 値の比.
較 す る こ と が分
か る。
た だ し,
引 張 鉄
筋 降 伏 以 後につ い て は,測 定 値
が計 算 値 を上
回っ てい る。
これ は,
計 算
で は,
CFRC
と鉄 筋
の両 者
の相 乗 効
果 が無
視
さ れて い るた め であe
) r今 後
これ ら を定
量 化 し,
解 析
に反 映
さ せ る必
要
が ある。
5.
2
ひ び
割
れ 発生 時
の曲
げ強 度
表
一
4
には各
試 験体
の ひび割
れ発 生 荷 重
より求
め たス パ ン中 央 断 面
の引 張 縁
の曲 げ応 力 (
ひび割
れ発 生 時
の見
か けの曲
げ強 度
σb)
を示
す。
断 面 算 定
は,
弾性
理論
に基
づ き,
普 通
コ ン ク リー
ト とCFRC
の引 張 応 力
を考 慮
して い る。
ヤ
ン グ係 数 比
n
は,表
一1
を参
照
して,
コ ン クリ
ー
ト
では7
.
0
,CFRC
では14
,
0
とし た。同
表
中
のRC
は り試 験
体
の ひ び割
れ発 生 時
の曲 げ強
度
の計 算 値
σb。。
1は,学 会
RC
構
造計
算 規 準
41 の ひび割
れ時
の コ ン ク リー
トの引 張 縁 応 力
。at の実 験 式
の 下 限値
cOt=
ユ,
2
〜VI77
(fc
: コ ンク リー
トの圧縮 強 度 〉
よ り求
め た もの で あり,
測 定 値
σ b と比 較 的 良
い対 応 を 示
してい る。一
方
,CFRC
の場 合,
曲け.
強 度に対
す る寸 法 効
果 が大
きい こ とが知 ら れて お り,
CFRC
−
RC
は り試 験 体
の ひび割
れ発 生 時
の曲 げ 強 度
の計 算 値
σb。 。r は,
文
献5
) の無 筋
CFRC
は りの曲 げ 強 度
と試 験 体 寸 法
の関 係
式表
一
4
ひび割れ発 生 時の曲げ強 度 シ リー
ズ dc 蹴籠。
吟
5
1 tonf
・
M¢
rc。
tonf・
Cロ σb ヒ8f/om2 σbg凾
Ik ‘f
/cm岔 12.
534.
0 [ ヨ 旨 21.
233.
5
ω.
gal
RC173
&.
$23
.
223
.
5
〔0
.
991
22
載、
5
24
,
323
.
5
〔1
.
031i
L2、
572
、
37 &,
8 〔0.
92 〕 43.
8・
7i44
1
9811
〔a
.
踟
CFRC
,_
Rc
l
厂
亅 1789,
389
.
2 〔1
.
00
〕 i l I 51.
3 1 44,
71
i
〔1,
15 } EF
l 22u4
.
8107
.
2
〔1
.
07
〕58
.
844
,
7
ほ、
3
注 )1
)M
。
r :λパン中 央に お け る ひび 創 れ 発 生 時の 曲 げ モー
メントの 測 定 値 2 )Me.
。
.
1:
3章の解 析 方 法に よ る計 算 値 〔相 似 比;
0、
6で縮 小し た引 張 応 カー
ひずみ 関 係を使 用〕3
〕ab・
M
。
.
/Z
.
Z
:は り引 張 縁の断面係数4
)abC。
1:ひ び 割 れ 発 生 時 の 曲 げ 強 度 の 計 算 値 RCの場 合、
CFRC
−
RC
の場合.
σ
b±
1.
2圧 〔文献 4)] fc;コン舛一
トの圧 縮 強度 【kgf/cm2 ) σ b・
1
,
70
〔LXD
〕’
e・
187fb [文献5
)]L
:
曲 げスパ ン長さ {cm}、
D
:
は ワせいtcm
)fb
:
寸 法4x4x16cm の 無 筋CFRC は り の曲げ 強 度 〔129kgf /cm2 } 5)(〕内の数 値は、
計 算 値に対する測 定 値の比 を 表 す(
実
験 式
〉 よ り求
めた。
すな わ ち,σb。at
=1.
70 (
L
×P
广
゜.
’s’fb
・
一 …………・
一
(
6
) こ こ に,L
: ス パ ン長
さ(
cm)
,
D
:は り せい〔
cm)
,
fb
:寸 法
4
×4
×16
cm の無 筋
は りの曲
げ強 度
(
kgf
/
cm2)
で あ る。 な お,
fb
は前 報
i ) で示
し た測 定 値
12g
kgf
/
cmZ を採
用し た。
表
よ り,有 効
せ いd
が12
.
5cm
と小
さい場 合
,
測 定
値 と計 算 値
は良
く対 応
して お り,
ひび割
れ発 生
に対
し て は鉄 筋 補 強
の効
.
果は小
さ く,
無 筋
は りと同 程 度
で ある こ と が わ か る,d
が大
き く な る と,測 定 値
は計 算 値 を
F
.
回 り,d =
22
cm の場合
,
計 算 値
の約
1
,
3
倍
と な り,
鉄 筋
補 強の効果
が 顕 著 と な る。
この結
果 は,
は りの引
張縁
か ら引 張 鉄 筋
位
置
までの距
離
d
,が,d =22
cm の場
合
(
d
,二
3cm
) とほ ぼ等
し い既 鞭
} のCFRC
パ ネル試 験 体
の結 果
と も一
致す る。
次
に,
3
章
の解 析
.
方 法
によ
り求 め
た ひび割
れ発 生 時
の曲
げモー
メ ン トの計 算 値
M
。
r。
aiを表
一
4
に不
す。
計 算
に は,CFRC
の引 張 応 カ
ー
ひずみ関 係
とし て相 似 比
=
0
.
6
で縮 小
し た関 係 を 用
い,
ひび割
れの発 生
は,
は り引 張 縁
の応 力
が最 大 引 張 応 力 (図
一
5
参 照
}に達
し たときとし た。
ひび割
れ発 生
の定 義
を含
め て今 後 検 討
すべ き問
題点
はあ
るが,
計 算 値
は測 定 値
と比 較 的 良
い対 応 を 示
し て い る,
,
表
一
5
引
張 鉄筋 降伏 時
の曲
げモー
メン ト「
.
一一
一
一
シ リー
ズd
鬨ソ
閣ソ
。
己
」1 団り。
912 c岡 tDnf・
c皿to
既f
℃mtonfcm i
12
.
572
.
394
,
1
〔o
.
τηRC17114
.
8127.
9
〔o
.
go
〕22157
.
3165
.
6
〔o
,
95
〕一
一
一
12
.
593
.
594
.
191
.
4
〔o
.
99
[ に.
02
}、
一
、
心
」
.
四
.
r『
CFRC17136
.
6 玉27.
9133.
9一
RC 〔1
.
06
〕 {1
.
02
)广
.
皿.
1
.
2220L9165
.
6179
.
4
〔122
) 〔1
.
13
〕、.
」 注 )D
馬:
引 張鉄 筋 降 伏 時の 曲 げモー
メントの測 定 値 2)Mvoe/ :引 張 鉄 筋 降 伏 時の曲 げモづントの 計 算 値MVtel1
=
σ/
t・
at・
j
、
j
=
(7/S }d σソ
;鉄 筋の降 伏 点.
at;引 張 鉄 筋 断 面 積d
;は り の有 効せいM
ソ
.
.〜
は、
3章の解 析 方 法に よ る計 算 値 (相 似 比・
O
.
6
で縮小 し た 引 張 応 カー
ひ ず み 関係を使 用}3
}( 〕内の数値 は.
計 算 値 に 対 す る 測定 値の 比 を 表す5
.
3 引張
鉄
筋 降伏時
の曲
げモー
メ ン ト表
一5
に.
各
試 験
体
の引
張 鉄 筋
降伏
時
の曲 げ
モー
メン ト の 測定
値
と計
算 値
を示
す。計
算 値
Mb
。。i は,
下
式に よV)求
め た。M
。=
α i・
σ。・
j
,
こ こ にノ
;
〔
7
/
8
)
d − ・
・
……・
・
(
7
>
こ こ に,
乢 :降 伏 曲
げモー
メ ン ト〔
tonf
・
cm
)
,
at
:引
張 鉄 筋 断 面 積
〔
cm2)
, cry :鉄 筋
の降 伏 点
(
tonf
/
cm2)
〔
表
一
2
の測 定 値 を採
用)
,
j
:応 力 中
心距 離 〔
cm ),
d
: は りの有 効せい〔
cm)
で あ る。
ま た,
計 算 値
M
茎
,ai は3
章
の解 析 方
法 を用
い て求
め た も の で,CFRC
の引 張
応 カー
ひず
み関
係
は,
相 似
比=
・
O
.
6
で縮 小
し た関 係
を用
い た。表 よ
り,d
が12
.
5cm
と17
。 m の場 合
,
い ず れの計
算 値
も測 定 値
と良
く対 応
し て い る。
こ の こ と は,
d
が小
さ い範 囲
で は,引 張 鉄 筋 降 伏 時
の曲 げ
モー
メ ン トMy
に対
してCFRC
の引 張 抵 抗
の寄 与
が小
さい こと を 意 味
し て い る。一
方
,d =
22
cm の 場合
,
測定 値
は計 算 値
M
}
。at を ユ.
22
倍
上回
り,
My
に対
するCFRC
の引 張 抵
抗
の寄 与
が大
きい こ と が わ か る、
ま た,
前 報
11のCFRC
で部
分補 強
し たRC
は り試験 体
につ いて も,
CFRC
の補 強 厚
がは り せ い の約
3
/
4
以
上の場 合
,
同 様
な効 果
が認
め られ て い る。
計 算 値 鵬
,al に対
し ても
,
測 定 値
は約
1
.
13
倍
一
ヒ
回る,
,
こ れ は,
先
に指 摘
し た よ うに,
解 析
で はCFRC
と鉄 筋
の相 乗 効 果
が.
考 慮
さ れ て い ない こ と に よる と思
わ れ るtt次
に,
CFRC
の引 張
応 カー
ひずみ関 係
を季
目似 比
一
〇.
6
で縮 小
し た もの を 解析
に利
用 したが,
その妥 当性
に.
っ い一一29
て