パーキンソン病(テスト)
テストは難しめに作成しています。テキストや講義、解答と照らし合わせて復習していただけれ ばと思います。なお、採点を目的としていないので点数は設定していません。 また、記述式の解答は答えが一つとは限りません。私の答案よりも良い解答があることは十分に 考えられますので、参考解答として認識していただければと思います。 第一章.パーキンソン病とは 第一問:次のパーキンソン病に関する基礎知識について正しいものには○を、間違っているもの には×を( )内に記入してください。 ①( )パーキンソン病は約 100 人に 1 人の割合で発症すると言われており、主に 20 歳代で発 症することが多い ②( )脳の神経伝達物質に異常が起こることによってパーキンソン病を発症する ③( )パーキンソン病では、脳内のドパミン量が増えている ④( )脳内のドパミンが減ると体の動きが悪くなるので、動きが遅くなったりバランスが取 りづらくなったりする ⑤( )脳内で働くドパミンは、主に脳に存在する細胞で合成される 第二問:パーキンソン病では、脳内の神経細胞の死滅が加速しています。この時、パーキンソン 病で死滅していく脳の部位を下枠に記入してください。 第三問:第二問で答えた脳の部位が死滅すると、神経伝達物質にどのような変化が起こるか説明 してください。第四問:パーキンソン病で問題となる運動障害の症状について、以下の( )に当てはまる 言葉を記入してください。 症状 特徴 ( ) ・手や足がふるえる ・パーキンソン病において最初に気づくことの多い症状 ( ) ・筋肉がこわばる(筋肉が固くなる) ・関節を動かすと、歯車のように「カクカク」と軋む ( ) ・全ての動きが遅くなる ・表情が乏しくなる、声が小さくなる など ( ) ・体のバランスが取りにくくなる ・背中を丸め、前かがみの姿勢で歩く 第五問:運動障害以外にもパーキンソン病では精神症状も問題となります。パーキンソン病で問 題となる精神症状として例えばどのようなものがあるか、下枠に二つ記入してください。 第六問:運動障害以外にも、パーキンソン病では自律神経症状も問題となります。それでは、そ もそも「自律神経」とは一体何かを誰でも分かるように説明してください。 第七問:自律神経症状で最も頻度の多い症状を下枠に記入してください。
第八問:パーキンソン病の症状の重さや治療効果を測定するための指標として広く活用されてい る分類の名前を下枠に記入してください。
第九問:第八問で答えた重症度分類に関して、( )に当てはまる言葉を記入してください。
第二章.パーキンソン症候群
第十一問:パーキンソン症候群の一つとして脳血管性パーキンソニズムがあります。なぜ脳血管 障害が起こるとパーキンソン病のような症状を表すか、下の図を参考にして説明してください。
第十二問:薬剤性パーキンソニズムを発症しやすい薬の特徴を簡潔に説明してください。
第三章.神経伝達物質とパーキンソン病 第十四問:以下のパーキンソン病に関する文章について、次の( )に当てはまる言葉を記 入してください。なお、同じ言葉が何度も使われることもあります。 パーキンソン病では( )の細胞が減少することによって、( )が少なくなっ ている。これによって、パーキンソン病として運動障害が表れてしまう。 この時、理解しておかなければいけない点として「ドパミンとアセチルコリンの関係」がある。 ドパミンの量が増えると全体のアセチルコリンが( )する。その逆に、アセチルコリンが 増加するとドパミン量が減ってしまう。 このように、「ドパミンとアセチルコリンは互いに拮抗しあう関係である」と認識できれば良い。 そのため、パーキンソン病の治療薬を創出するためには「( )の量を増やすことがで きれば良い」と考えることができる。同じように、「( )の量を減らすことでパ ーキンソン病の症状を改善できる」という事も分かる。 このようにして、パーキンソン病の治療薬を考える。
第十五問:パーキンソン病ではドパミンやアセチルコリンだけでなく、ノルアドレナリンにも変 化が起こっています。どのような変化が起こっているかを「ドパミン量の変化」と関連付けて説明 してください。 第四章.パーキンソン病の治療薬 第十六問:パーキンソン病の治療薬の考え方として、それぞれの神経伝達物質の作用をどのよう にすれば良いか( )に記入してください。 ・ドパミン(DA)の作用を( ) ・アセチルコリン(ACh)の作用を( ) ・ノルアドレナリン(NA)の作用を( ) 第十七問:パーキンソン病を治療するためにはドパミンを補えば良いことが分かります。しかし、 ドパミンを直接体内に投与しても関所が存在するために、パーキンソン病を治療することはできま せん。この関所を何と呼ぶか、下枠に記入してください。 第十八問:なぜ全身を巡っている血液と脳を循環する血液を分ける必要があるのかを説明してく ださい。
第十九問:パーキンソン病を治療するための「ドパミン前駆物質の名前」を下枠に記入してくだ さい。 第二十問:第十九問で答えたドパミン前駆物質をドパミンへと代謝する酵素の名前を下枠に記入 してください。 第二十一問:第二十問で答えた酵素を阻害すると、なぜ脳内のドパミン量が増えるかに関して下 図を参考にして説明してください。
第二十二問:以下のパーキンソン病治療薬に関する文章について、次の( )に当てはまる 言葉を記入してください。なお、同じ言葉が何度も使われることもあります。 脳のドパミンを補充することができれば、パーキンソン病を治療することができる。このドパミ ンの補充を行う薬が( )である。 このとき、ドパミンそのものでなくても「ドパミンと同じ作用する薬」を投与することによって、 同様に( )を改善することができる。 ドパミンは( )を刺激することによって、その作用を発揮させる。そのため、こ のドパミンの作用と同じように、( )を刺激する薬はパーキンソン病の治療薬となる。 第二十三問:ドパミン受容体刺激薬はドパミン受容体の中でも、何と呼ばれる受容体を刺激する ことでパーキンソン病を治療するか下枠に記入してください。 第二十四問:パーキンソン病の治療には「ドパミンの放出」に作用する薬も存在します。ドパミ ン放出をどのようにすればパーキンソン病を改善することができるか説明してください。 第二十五問:ドパミン分解に関わる酵素の名前を下枠に記入してください。
第二十六問:第二十五問で答えた酵素に関わるパーキンソン病治療薬としてどのような種類があ るか、下枠に記入してください。 第二十七問:レボドパを体内に投与したとき、そのほとんどは脳内に到達する前に血管内などに 存在する酵素によって代謝されてしまいます。このとき、レボドパ代謝の約 10%に関与している酵 素を下枠に記入してください。 第二十八問:ドパミン合成を促進することによってもパーキンソン病を治療することができます。 この時、ドパミン合成促進薬が関係するそれぞれの酵素の名前を( )内に記入してください。
第二十九問:「抗コリン薬」とは、神経伝達物質の一つであるアセチルコリンをどのようにする 薬であるかを説明してください。
第三十問:なぜ抗コリン薬がパーキンソン病を治療できるかについて説明してください。
第三十一問:ノルアドレナリン補充薬によってパーキンソン病のどの症状を改善させることがで きるか、下枠に記入してください。
第三十二問:なぜパーキンソン病患者で脳内のノルアドレナリンが減少しているか、またどのよ うにしてノルアドレナリン補充薬がパーキンソン病を改善させるかについて、下図を参考にして説 明してください。
第五章.より詳しいパーキンソン病の病態
第三十三問:運動障害の中でも、大脳基底核に障害が起こることによって起こる症状(パーキン ソン病によって起こる症状)を何と呼ぶか下枠に記入してください。
第三十四問:ウェアリング・オフ現象とはどのような現象であるか、下図を参考にして説明して ください。
第三十五問:薬の服用時間とは関係なしに ON の状態(薬が効いて症状が良くなっている状態) と OFF の状態(薬が効かずに症状が悪くなっている状態)を繰り返す現象を何と呼ぶか、下枠に記 入してください。
第三十六問:ジスキネジアとは一体どのような症状か端的に説明してください。
第三十七問:レボドパの長期服用によってウェアリング・オフやジスキネジアが表れる過程に関 して、下図を参考に説明してください。
第三十八問:下にある表について、( )の中に入る言葉を記入して表を完成させてくださ い。 ○主なパーキンソン病治療薬 レボドパ + ドパ脱炭酸酵素阻害薬 レボドパ + ( ) ( ) ネオドパストン レボドパ + ベンセラジド ( ) ドパミン受容体刺激薬 (D2受容体刺激薬) ブロモクリプチン パーロデル カベルゴリン ( ) ( ) ビ・シフロール ミラペックス ロピニロール ( ) ドパミン遊離促進薬 アマンタジン シンメトレル MAOB阻害薬 セレギリン エフピー COMT 阻害薬 エンタカポン コムタン ドパミン合成促進薬 ゾニサミド ( ) 抗コリン薬 ( ) アーテン ビペリデン アキネトン ノルアドレナリン補充薬 ドロキシドパ ドプス