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YS1500指示調節計、YS1700プログラマブル指示調節計オペレーションガイド

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User's

Manual

YS1500 指示調節計

YS1700 プログラマブル指示調節計

オペレーションガイド

IM 01B08B02-01JA

IM 01B08B02-01JA

機能拡充

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目次

はじめに...3 ご注意...3 商標...3 認定代理人...3 履歴...3 本機器を安全にご使用いただくために...3 本体の取り扱い上の注意...4 梱包内容の確認...5 このマニュアルで使用している記号...6 電子マニュアルについて...6 機能の紹介 ...7 各部の名称 ...8 フロントパネル部の名称...8 フロントパネルのスイングアップとスイングダウン...8 スイングアップ内部パネルの名称...9 YS1500/YS1700 使用手順 ...10 基本操作 ...11 画面展開オーバービューと操作キー... 11 定常運転(オペレーション画面)の監視・操作 ...16 オペレーション画面を監視・操作する... 16 ループ画面を監視・操作する... 16 メータ画面を監視・操作する... 20 トレンド画面を監視・操作する... 24 アラーム画面を監視・操作する... 26 2 ループ画面を監視・操作する... 28 運転モード(自動制御(A)/手動制御(M)/カスケード設定自動制御(C))を切り替える... 30 キー操作で切り替える... 30 ディジタル入力で切り替える... 31 チューニング画面の操作 ...32 PID を設定する... 32 チューニング画面表示中にオペレーション画面を表示させる... 33 警報を設定する... 33 エンジニアリング画面の操作 ...36 コントローラモードを設定する... 36 制御タイプ、制御演算式を設定する... 37 測定値のスケール、小数点位置を設定する... 38 タグ、単位を登録する(文字入力)... 39 チューニングガイド ...40 マニュアル操作による運転開始... 40 PID パラメータのチューニングガイドと自動調節... 41 設置・配線 ...42

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拡張 I/O 端子の取付... 44 外形寸法/パネルカット寸法... 45 YS1500/YS1700 本体... 45 拡張 I/O 端子(YS010)... 46 拡張 I/O 用ケーブル(YS011-03)... 46 配線する... 47 配線上の注意... 47 YS1500/YS1700 シングルループモード、カスケードモード、セレクタモード端子図... 49 YS1700 プログラマブルモード端子図... 51

拡張 I/O 端子図(YS1700 基本形(拡張 I/O 付き))... 52

伝送器供給電源の配線... 52 ディジタル入力/出力、FAIL 出力の配線... 53 直入力の配線(付加仕様 /A0 □)... 53 シリアル通信インタフェースの配線(付加仕様 /A31)... 55 分散形制御システム(DCS-LCS)通信の配線(付加仕様 /A32)... 56 機器間通信の配線(YS1700、付加仕様 /A31)... 56 Ethernet 通信インタフェースの配線(付加仕様 /A34)... 56 電源、接地の配線... 57 端子カバーを取り付ける... 57 トラブルシューティング ...58 ALM ランプ、FAIL ランプ点灯時の対処方法... 58 機器異常時のバックアップ操作... 63 停電復帰処理... 63 パラメータ一覧 ...64 <チューニングパラメータ>... 65 <エンジニアリングパラメータ>... 74 目次 以下は関連マニュアルです。 YS1500 指示調節計 /YS1700 プログラマブル指示調節計. ユーザーズマニュアル . 第 1 章 制御機能 . 第 2 章 制御補助機能 . 第 3 章 入出力補助機能 . 第 4 章 表示機能/セキュリティ機能 . 第 5 章 直入力(温度/抵抗/周波数)の調整 . 第 6 章 停電復帰処理 . 第 7 章 セルフチューニング機能 . 第 8 章 保守 . 第 9 章 仕様 YSS1000 設定ソフトウェア/ YS1700 プログラマブル機能. ユーザーズマニュアル . 第 1 章 概要 . 第 2 章 YSS1000 操作ガイド . 第 3 章 ユーザプログラム作成ガイド . 第 4 章 演算・制御プログラムの動作 . 第 5 章 制御モジュールの基本的な使い方 . 第 6 章 制御モジュールの応用的な使い方 . 第 7 章 演算モジュール(命令)の動作と応用 . 第 8 章 機器間通信を使う . 第 9 章 保守 . 第 10 章 サンプルプログラム . 第 11 章 ワークシート/プログラムシート . 第 12 章 テキストプログラム命令一覧 YS1000 シリーズ通信インタフェース ユーザーズマニュアル . 第 1 章 概要 . 第 2 章 通信機能の設定 . 第 3 章 RS-485 通信の解説(付加仕様 /A31)

. 第 4 章 Ethernet 通信(Modbus/TCP)の解説(付加仕様 /A34)

. 第 5 章 DCS-LCS 通信の解説(付加仕様 /A32) . 第 6 章 YS1500/YS1700 の D レジスタの機能と用途 . 第 7 章 YS1310/YS1350/YS1360 の D レジスタの機能と用途 . 付録 アスキー(ASCII)コード表 YS1000 シリーズ リプレースマニュアル . 第 1 章 概要 . 第 2 章 YS100 互換形リプレース . 第 3 章 YS80 内器互換形/ EBS、I、EK、HOMAC 互換形リプレース . 第 4 章 YS80 互換形リプレース . 第 5 章 100 ライン互換形リプレース

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はじめに このたびは、シングルループコントローラ YS1000 シリーズ(以下 「YS1000」と呼びます)をお買い上げいただきましてありがとうござ います。 このマニュアルは、YS1500/YS1700 の基本的な機能と操作方法につ いて説明したものです。ご使用前にこのマニュアルをよくお読みい ただき、正しくお使いください。 なお、YS1500/YS1700 のマニュアルとして、次の 5 つがあります。 ●.紙マニュアル マニュアル名 マニュアル No. YS1500/YS1700 オペレーションガイド IM.01B08B02-01JA 基本的な操作方法について説明しています。 本書です。 YS1000 シリーズご使用上の注意 (マニュアル指定なしのときに製品添付) IM.01B08B02-91JA ●.電子マニュアル マニュアル名 マニュアル No. YS1500/YS1700 オペレーションガイド IM.01B08B02-01JA 紙マニュアルと同じものです。 YS1500/YS1700 ユーザーズマニュアル IM.01B08B02-02JA 詳細機能、設定項目について説明しています。ユーザプログラムと 通信機能は除きます。 YS1000 シリーズ通信インタフェースユーザー ズマニュアル IM.01B08J02-01JA イーサネット、シリアル、DCS-LCS 通信による使い方について説 明しています。 YSS1000 設定ソフトウェア /.YS1700 プログラ マブル機能ユーザーズマニュアル IM.01B08K02-02JA YSS1000 の使い方、YS1700 のプログラマブル機能について説明し ています。 YS1000 シリーズリプレースマニュアル IM.01B08H02-01JA YS100、YS80、EBS、I、EK、HOMAC、100 ラインとの設置・配線 の互換について説明しています。 YS1000 シリーズご使用上の注意 (マニュアル指定なしのときに製品添付) IM.01B08B02-91JA *. 最新版ユーザーズマニュアルは、以下の URL からダウンロード して閲覧できます。アドビシステムズ社の Adobe.Reader.7 以上 (最新版を推奨)が必要です。 URL:http://www.yokogawa.co.jp/ns/ys/im/ . 電子マニュアルの印刷物を購入することが可能です。詳しくは当 社営業、代理店へお問い合わせください。 ●.一般仕様書 一般仕様書 No. YS1700 プログラマブル指示調節計 GS.01B08B02-01JA YS1500 指示調節計 GS.01B08C02-01JA ご注意 ●. 本書の内容は、性能・機能の向上などにより将来予告なしに変更 することがあります。 ●. 本書の内容に関しては万全を期していますが、万一ご不審の点や 誤りなどお気づきのことがありましたら、お手数ですが、当社支 社・支店・営業所までご連絡ください。 ●. 本書の内容の全部または一部を無断で転載、複製することは禁止 されています。 商標 ●. 本書で使用の当社製品名またはブランド名は、当社の商標または 登録商標です。 ●. Microsoft、MS-DOS、Windows、Windows.XP、および Windows. NT は、米国 Microsoft.Corporation の米国およびその他の国にお ける登録商標または商標です。

●. Adobe、Acrobat、および Postscript は、Adobe.Systems.Incorporated.(ア ドビシステムズ社)の商標です。 ●. Ethernet は、米国 XEROX.Corporation の登録商標です。 ●. 本文中の各社の登録商標または商標には、TM、® マークは表示 していません。 ●. 本書で使用の各社製品名は、各社の商標、または登録商標です。 認定代理人 横 河 ヨ ー ロ ッ パ(Yokogawa.Europe.B.V..Euroweg.2,.3825.HD. Amersfoort,.The.Netherlands)は、欧州経済領域における本製品の認 定代理人です。 履歴 2014 年 6 月 初版 2015 年 5 月 2 版 2016 年 3 月 3 版 2018 年 3 月 4 版 本機器を安全にご使用いただくために 下記内容は、基本仕様「- □ 0 □」、「- □ 1 □」、「- □ 2 □」の製品 が対象です。 本 機 器 は、 安 全 規 格 IEC/EN61010-1、IEC/EN61010-2-201、IEC/ EN61010-2-030 設置カテゴリ II、および EN61326-1、EN55011(EMC 規格)クラス A(商工業地域使用)の製品です(フェライトコアと 避雷器を使用してください)。 注 意 本機器はクラス A(商工業地域使用)の製品です。家庭環境で 使用すると無線妨害を起こすことがあり、その場合には使用者 が適切な対策を講ずることが必要です。 本機器は、測定カテゴリ O(other)でご使用ください。本機器は、 屋内専用の機器です。 . *.測定カテゴリ O(other) . 低電圧施設に接続された回路を計測するもので、配電盤などの固 定設備から供給される電気機器に適用 本機器を正しく安全に使用していただくため、本機器の操作にあたっ てはここに記載されている安全のための注意事項を必ずお守りくだ さい。このマニュアルに記載されていない方法で使用すると、本機 器によって提供されている保護が損なわれることがあります。なお、 これらの注意に反したご使用により生じた障害については、当社は 責任と保証を負いかねます。 危険場所使用認定(付加仕様 /FM または /CSA 付き) . 本機器は、ノンインセンディブ防爆規格(FM、CSA)認定製品です。 . FM 規格:Class.3600:.2011 . . . ....Class.3611:.2004 . . . ....Class.3810:.2005 . . ロケーション:Class.I,.Division.2,.Groups.A,.B,.C.and.D . . . . ...Class.I,.Zone.2,.Groups.Ⅱ C . . 温度コード:T4 . CSA 規格:C22..2.No..213-M1987 . . . ...CAN/CSA-C22.2.No..0-10

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・. 本書は、最終ユーザまでお届けいただきますようお願いいたします。 また、本書は大切に保管していただきますようお願いいたします。 ・. 本製品の操作は、本書をよく読んで内容を理解したのちに行って ください。 ・. 本書は、本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり、お客 様の特定目的に適合することを保証するものではありません。 ■ 本製品の保護・安全および改造に関する注意 当該製品および本書には、安全に関する以下のようなシンボルマー クを使用しています。 "取扱注意" (人体および機器を保護するために,マニュアル を参照する必要がある場所に付いています。) 保護接地端子 機能接地端子(保護接地端子として使用しないでください。) 交流 直流 ・. 当該製品および当該製品を組み込むシステムの保護・安全のため、 当該製品を取り扱う際は、本書の安全に関する指示事項その他の 注意事項に従ってください。なお、これらの指示事項に反する扱 いをされた場合には、当該製品の保護機能が損なわれるなど、そ の機能が十分に発揮されない場合があり、この場合、当社は一切、 製品の品質・性能・機能および安全性を保証いたしません。 ・. 当該製品および当該製品で制御するシステムでの落雷防止装置や 機器などに対する保護・安全回路の設置について、および当該製 品と当該製品で制御するシステムを使用したプロセス、ラインの フールプルーフ設計やフェールセーフ設計その他の保護・安全回 路の設計および設置に関しては、お客様の判断で、適切に実施さ れますようお願いいたします。 ・. 当該製品の部品や消耗品を交換する場合は、必ず当社の指定品を 使用してください。 ・. 当該製品は原子力および放射線関連機器、鉄道施設、航空機器、 舶用機器、航空施設、医療機器などの人身に直接かかわるような 状況下で使用されることを目的として設計、製造されたものでは ありません。人身に直接かかわる安全性を要求されるシステムに 適用する場合には、お客様の責任において、当該製品以外の機器・ 装置をもって人身に対する安全性を確保するシステムの構築をお 願いいたします。 ・. 当該製品を改造することは固くお断りいたします。 警 告 ● 電  源 機器の電源電圧が供給電源の電圧に合っているか必ず確認したうえ で、本機器の電源を入れてください。 ● 保護接地 感電防止のため、本機器の電源を入れる前には、必ず保護接地を行っ てください。 ● 保護接地の必要性 本機器の内部または外部の保護接地線を切断したり、保護接地端子 の結線を外さないでください。いずれの場合も本機器の保護動作が 無効になり、危険な状態になります。 ● 保護機能の欠陥 保護接地などの保護機能に欠陥があると思われるときは、本機器を 動作させないでください。また本機器を動作させる前には、保護機 能に欠陥がないか確認するようにしてください。 ● ガス中での使用 可燃性、爆発性のガスまたは蒸気のある場所では、本機器を動作さ せないでください。そのような環境下で本機器を使用することは大 変危険です。 腐食性ガス(H2S、.SOx 等)濃度の高い環境での長時間の使用は故障 の原因になります。 当社のサービスマン以外は内器を外さないでください。本機器内に は高電圧の箇所があり、危険です。 ● 外部接続 保護接地を確実に行ってから、測定対象や外部制御回路への接続を 行ってください。 ● 保護構造の損傷 本書に記載のない操作を行うと、本機器の保護構造が損なわれるこ とがあります。 ■ 本製品の免責 ・. 当社は、別途保証条項に定める場合を除き、当該製品に関してい かなる保証も行いません。 ・. 当該製品のご使用により、お客様または第三者が損害を被った場 合、あるいは当社の予測できない当該製品の欠陥などのため、お 客様または第三者が被った損害およびいかなる間接的損害に対し ても、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。 ■ ソフトウェアの取扱注意 ・. 当社は、別途保証条項に定める場合を除き、当該製品のソフトウェ アに関していかなる保証も行いません。 ・. 当該製品のソフトウェアは、特定された 1 台のコンピュータでご 使用ください。 ・. 別のコンピュータに対してご使用になる場合は、別途ご購入ください。 ・. 当該製品のソフトウェアを、バックアップの目的以外でコピーす ることは、固くお断りいたします。 ・. 当該製品のソフトウェアの収められているオリジナルメディア は、大切に保管してください。 ・. 当該製品のソフトウェアの逆コンパイル、逆アセンブルなど(リ バースエンジニアリング)を行うことは、固くお断りいたします。 ・. 当該製品のソフトウェアは、当社の事前の承認なしに、その全部 または一部を譲渡、交換、転貸などによって第三者に使用させる ことは、固くお断りいたします。 本体の取り扱い上の注意 ・. 本機器は、多くのプラスチック部品を使用しています。清掃する ときは、乾いた柔らかい布でから拭きしてください。清掃にベン ジンやシンナーなどの有機溶剤を使用しないでください。変色や 変形の原因になります。 ・. 帯電したものを信号端子に近づけないでください。故障の原因に なります。 ・. 表示部、操作キー部などに揮発性薬品をかけたり、ゴムやビニー ル製品を長時間接触したまま放置しないでください。故障の原因 になります。 ・. 本体から煙が出ている、異臭がする、異音がするなどの異常が 認められたときは、直ちに電源スイッチを OFF にするとともに、 電源の供給をやめてください。異常が認められたときは、お買い 求め先にご連絡ください。 液晶ディスプレイ(LCD)について . 液晶ディスプレイは一部に常時点灯または常時消灯の画素が存在 することがあります。また液晶の特性上明るさにムラが生じるこ とがありますが故障ではありませんのでご了承ください。

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梱包内容の確認 梱包箱を開けたら、ご使用前に以下のことを確認してください。 万一、お届けした品の間違いや品不足、または外観に異常が認めら れる場合には、お買い求め先にご連絡ください。 YS1500/YS1700 本体 YS1000 本体の端子上面に銘板があります。 銘板に記載されている MODEL(形名)と SUFFIX(仕様コード)で、 ご注文どおりの品であることを確認してください。 主銘板 0001.ai No.(計器番号) お買い求め先にご連絡いただく際には、.この番号もご連絡ください。 形名と仕様コード 形名 基本仕様コード 付加仕様コード 記 事 YS1700 プログラマブル指示調節計 YS1500 指示調節計 用途 -1 ハードマニュアル付き -2 ハードマニュアルなし タイプ 0 基本形 1 基本形(拡張 I/O 付き)(*1) 2 YS100 互換形(YS100 ケース付き) 3 YS80内器互換形/EBS、I、EK、HOMAC互換形(*2)

4 YS80 互換形(YS80 互換サイズ、YS100 端子形)

5 空気式 100 ライン互換形(YS100 端子形)(*3) 電源 0 100VAC、24VDC 共用電源 1 220VAC 電源 直入力(*4) /A01 mV 入力 /A02 熱電対入力 /A03 測温抵抗体入力 /A04 ポテンショメータ入力 /A05 アイソレータ /A06 2 線式伝送器入力(絶縁形) /A07 2 線式伝送器入力(非絶縁形) /A08 周波数入力(*10) 通信 /A31 RS-485 通信(パソコンリンク、Modbus、.YS プロトコル、機器間通信)(*5) /A32 DCS-LCS 通信(*6)

/A34 Ethernet 通信(Modbus/TCP)(*7)

規格 /FM/CSA FM 防爆認証付き(FM.Class.I、.Div2)CSA 一般安全および防爆認証付き(Class.(*8)

I、.Div2)(*9)

*1. YS1700 のみ対応可能。拡張 I/O 端子(形名 YS010)、拡張 I/O ケーブ ル(形名 YS011)が付属されます。(ケーブル長 3m) *2. YS80 ハウジング(形名 SHUP)と接続できます(EK/HOMAC 互換ハ ウジング SHUP-420、EBS/I シリーズ互換ハウジング SHUP-100 は別売)。 *3. 100 ライン互換ハウジング(形名 YS006)は別売です。 *4. 直入力オプションは、基本仕様「- □ 2 □」、「- □ 4 □」、「- □ 5 □」 の場合のみ組合せ可。複数選択不可。 *5. 基本仕様「- □ 3 □」とは組合せ不可。付加仕様 /A31 と /A32 は、同 時指定不可。CENTUM.CS3000/VP と直結通信する場合には、RS-485 通信機能 ( オプション /A31) が必要です。

*6. 付加仕様 /A31 と /A32 は、同時指定不可。CENTUM.CS3000/VP と SCIU 経由で通信する場合には、DCS-LCS 通信機能 ( オプション / A32) が必要です。 *7. 付加仕様 /A34 は、基本仕様「- □ 0 □」、「- □ 1 □」の場合のみ指定可。 *8. 基本仕様「- □ 0 □」、「- □ 1 □」のみ組合せ可能。 マークに適合しません。 YS1500/YS1700- □ 2 □、- □ 3 □、- □ 4 □、- □ 5 □の設置・配線 については、YS1000 シリーズリプレースマニュアルをご覧ください。 ■ 特殊仕様品 /S#、/Z:特殊仕様、詳細は FX1-XJYS1700.xxx * を参照ください。 *. /S#(# は番号 ) 特殊仕様で、製品説明書 FX1-XJYS1700.xxx が添付 されていない場合は、サプライヤに問合せください。 . (xxx は /S#、/Z に対応した固有番号で FX1 に記載されます ) 付属品 形名、仕様コードにより次の付属品が添付されています(下表参照)。 品不足や損傷のないことを確認してください。 YS1500指示調節計 YS1700 プログラマブ ル指示調節計 オペレーショ ンガイド 1 2 3 7 8 0002.ai 6 4 5 TAG NO .

TAG NOTAG NO.TAG NO..

号 品 名 部品番号形名 数量 備 考

1 クランプ金具

L4041RA 2 YS1 □ 00- □ 0 □、.YS1 □ 00- □ 1 □の場合

E9760RJ 2 YS1 □ 00- □ 2 □の場合 E9760RN 2 E9760RJ 1 YS1 □ 00- □ 4 □の場合 E9760RP 1 2 タグプレートシール L4041UA 4 50 × 3.5mm 3 レンジ記入シール 4 34 × 2mm

4 拡張 I/O 端子 YS010 1 YS1700- □ 1 □のみ付属。

5 拡張 I/O 用ケーブル YS011-03 1 ケーブル長 3mYS1700- □ 1 □のみ付属。

6 RJC センサ L3501RA 1 付加仕様 /A02 付きのみ付属。(*1) 7 フェライトコア A1179MN 1 (付加仕様 /A0 □付きのみ直入力ケーブルに使用。 付属) 8 YS1500/YS1700 オペレーションガイド ー 1 本書、A4 サイズ。 *1:. RJC センサの取り付けは、本書の「設置・配線」または YS1000 シリーズリプレースマニュアルをご覧ください。

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別売品のアクセサリとして次のものがあります。ご注文されたとき は、品不足や損傷がないことを確認してください。アクセサリにつ いてのお問い合わせやご注文は、お買い求め先にご連絡ください。 番 号 品 名 形名 販売単位 備 考 1 120 Ω終端抵抗(*1) YS020 1 RS-485 通信用 2 250 Ωシャント抵抗 YS021 1 内蔵 24V 伝送器電源用 *1:. 本機器には、終端抵抗が内蔵されており、パラメータ設定により 選択ができます。なお、同一通信システムで終端となる他の機器 に使用する場合は、YS1000 内蔵の終端抵抗値と合わせるため、 外付けの終端抵抗を用意する必要があります。 ■ 環境保護 本製品の廃棄方法について 対象製品:YS1700-10 □、-11 □、-12 □、-20 □、-21 □、-22 □ . .  .YS1500-10 □、-12 □、-20 □、-22 □ . .  .ただし付加仕様 /A08 は除く。 廃電気電子機器指令に基づき、本製品の廃棄方法について説明して います。この指令は EU 圏内のみで有効です。 このマニュアルで使用している記号 本機器で使用しているシンボルマークで、人体への危険や機器の損 傷の恐れがあることを示すとともに、その内容についてユーザーズ マニュアルを参照する必要があることを示します。ユーザーズマニュ アルでは、その参照ページに目印として、.「警告」「注意」の用語といっ しょに使用しています。 警 告 取り扱いを誤った場合に、使用者が死亡または重傷を負う危険があ るときに、その危険を避けるための注意事項が記載されています。 注 意 取り扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、または物的損害 のみが発生する危険があるときに、その危険を避けるための注意事 項が記載されています。 . Note 本機器を取り扱ううえで重要な情報が記載されています。 関連する操作や説明の参照先をこのマークのあとに記述しています。 [....] 画面に表示される文字列を表示します。 設 定 画 面 設定画面を示し、設定画面を表示するまでのキー操作について説明 しています。 数字で示す順序で各操作をしてください。ここでは、はじめて操作 をすることを前提に、手順を説明しています。操作内容によっては、 すべての操作を必要としない場合があります。 設 定 内 容 設定内容について説明しています。 解説では操作に関する限定事項などを説明しています。 電子マニュアルについて 最新版ユーザーズマニュアルは、以下の URL からダウンロードして 閲覧できます。アドビシステムズ社の Adobe.Reader.7 以上(最新版 を推奨)が必要です。

URL:http://www.yokogawa.co.jp/ns/ys/im/

・マーキング この製品は WEEE 指令マーキング要求に準拠しま す。ラベルは、この電気電子製品を一般家庭廃棄物 として廃棄してはならないことを示します。 ・製品カテゴリー WEEE 指令に示される製品タイプに準拠して、この 製品は " 小型機器 " の製品として分類されます。家 庭廃棄物では処分しないでください。 不要な製品を処分する際は、お近くの横河ヨーロッ パ・オフィスまでご連絡ください。

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機能の紹介

機能の紹介

YS1000 シリーズは、高度化、多様化するユーザニーズに対応して、プロセス制御に要求されるフレキシブルな制御演算が 可能なシングルループコントローラです。 特長 ・. カラー液晶表示 . 監視・操作画面がカラー表示となり、入出力値、各種定数および内蔵されている制御機能を前面のキースイッチより自 由に設定できます。監視画面には、ループ画面、トレンド画面、アラーム画面、さらにアナログ感覚のメータ画面があ ります。 ・. フェイルセーフ機能 . 2 つの CPU 構成により、片側の CPU が異常時にもマニュアル操作と表示が可能です。さらに、ディジタル回路とは独 立したハードマニュアル回路を内蔵しているため、CPU を含むディジタル回路が異常時にも操作出力を継続できます。 ・. 動作電圧範囲が広い AC/DC 共用電源 . 交流(100VAC)、直流(24VDC)の区別なく駆動できます。 ・. 前面防塵防滴構造(IP54 準拠) ・. 豊富な通信機能 . Ethernet(Modbus/TCP)通信、シリアル通信(Modbus、パソコンリンク、YS プロトコル)、DCS-LCS 通信を搭載可能です。 ・. 制御機能と豊富な演算機能 . シングルループ制御、カスケード制御、セレクタ制御、プログラマブル制御ができます。 . 四則演算、論理演算、指数、対数、温度補正、圧力補正などの演算や機器間通信が可能です。(別売の YSS1000 設定ソ フトウェアが必要) ・. I/O 点数

. YS1700 で拡張 I/O 端子を使用すると、アナログ入力最大 8 点、アナログ出力最大 4 点、DIO 最大 14 点使用できます。 用語の定義 ・PV:プロセスから入力される測定値 ・SV:制御目標とする設定値 ・MV:バルブなどの操作端を操作する値 ・PID 制御:.比例動作(P 動作)、積分動作(I 動作)、微分動作(D 動作)の 3 つの要素を複合した動作に基づく制御方式。 ・M モード:操作出力値を手動で操作するモード ・A モード:YS1000 の設定値で自動制御するモード ・C モード:外部からの設定値で制御するモード ・機能選択モード:.あらかじめ搭載されている 3 つの機能のモード(シングルループモード、カスケードモード、セレクタ モード) ・プログラマブルモード:入出力および制御演算をプログラムするモード ・ユーザプログラム:YSS1000 設定ソフトウェア(別売)で作るプログラム

(11)

各部の名称

フロントパネル部の名称

0201.ai ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑫ ① ⑨ ⑩ ⑪ 図 2.1 ①. 液晶表示器(カラー LCD):120 × 320 ドット ②. FAIL ランプ(LED:赤) ③. ALM ランプ(LED:黄) ④. C モードキー、A モードキー、M モードキーおよび表示 LED(C:緑、A:緑、M:黄) ⑤. SV 増加キー ⑥. SV 減少キー ⑦. PF キーおよび表示 LED ⑧. ページキー ⑨. MV 増加キー ⑩. MV 減少キー ⑪. 増速キー/ SHIFT キー ⑫. TAG ラベル(推奨貼り付け位置) ► 各部の機能:本書の「定常運転(オペレーション画面)の監視・操作」

フロントパネルのスイングアップとスイングダウン

スイングアップ

1.

フロントパネル底部中央を押しながら、手前に引きます。軽い抵抗感があり、止まります。

(フロントパネル上部と一緒に操作するとスムーズにスイングアップできます)

2.

そのままの状態で押し上げます。 フロントパネル 0202.ai 図 2.2 0203.ai 図 2.3 スイングダウン フロントパネル上部中央を押し下げます。軽い抵抗感があり、止まります。そのままの状態で、本機器後方へ押します。“カ チッ” と音がしてロックされます。 0204.ai

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各部の名称

スイングアップ内部パネルの名称

0205.ai ⑨ ④ ⑥ ⑦ ⑤ ① ③ ③ ⑧ ② . 図 2.5 ①..パソコン接続用コネクタ(PROGRAMMER) . YSS1000 設定ソフトウェアで設定したパラメータやユーザプログラムを、ダウンロード、アップロード、モニタなどを するための通信ケーブルコネクタです。 ► YSS1000:「YSS1000 設定ソフトウェア/ YS1700 プログラマブル機能 ユーザーズマニュアル」 ②. 金属レバー . 帯電を除去するためのレバーです。YS110 接続コネクタに接続する前に、金属レバーに触れて帯電を除去してください。 ③. YS110 携帯用手動操作器接続コネクタ(MANUAL.STA) ④. 内器リリースレバー ⑤. ハードマニュアル操作ホイール(HARD.MANUAL) . 出力操作するための操作ホイールです。 ⑥. MV バランスランプ(BAL)(色:緑) . 操作出力値とハードマニュアル出力値が一致したときに点灯します。 ⑦. ハードマニュアル切替スイッチ(ON/OFF) . ハードマニュアル操作ホイールで設定した出力値(MV)に切り替えるためのスイッチです。 ⑧. 内器固定ねじ ⑨. ディスプレイ保守用 LED とスイッチ . ディスプレイ交換は、当社サービスマンに依頼してください。 ► 上記②、③、⑤、⑥、⑦について:本書の「機器異常時のバックアップ操作」

Note

基本仕様 -2 □□の場合は、ハードマニュアル(⑤、⑥、⑦)はありません。 警 告 爆発危険:爆発性雰囲気がある環境下で、内器の引き出し / 挿入を行わないでください。 警 告 内器を引き出すと、安全規格上、検査が必要になりますので、引き出しは行わないでください。内器を引き出す場合 は、当社代理店またはサービス拠点に依頼してください。 注 意

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YS1500/YS1700 使用手順

はじめて YS1000 を使用するとき、下記の順序で操作します。 ユーザプログラムを 作成する ユーザプログラム 作成 YSS1000 設定ソフトウェア(PC) YS1500 YS1700 開梱・受入仕様確認 設  置 はい 電 源 投 入 エンジニアリング定数設定 プログラマブルモードを 選択する ユーザプログラムを 書き込む チューニング/運転開始 定 常 運 転 YS1700 いいえ YS1500または YS1700 機能選択モードを 選択する ►コントローラモードを設定する(P.36) 機能選択モードは以下の3つです。 ・シングルループモード ・カスケードモード ・セレクタモード ►コントローラモードを設定する(P.36) ►YSS1000設定ソフトウェア/YS1700プログラマブル機能 ユーザーズマニュアル ►エンジニアリング画面の操作(P.36~) ►チューニング画面の操作(P.32~) チューニングガイド(P.40~) ►定常運転の監視・操作(P.16~) ►設置・配線(P.42) ►梱包内容の確認(P.5) ►YSS1000設定ソフト ウェア/YS1700 プログラマブル機能 ユーザーズ マニュアル ►YSS1000設定ソフト ウェア/YS1700 プログラマブル機能 ユーザーズ マニュアル YSS1000設定ソフトウェアで 設定できます。 電 源 投 入 0301.ai 図 3.1

(14)

基本操作 YS1500/YS1700 使用手順

基本操作

画面展開オーバービューと操作キー

YS1000 には、次の 3 つの画面グループが用意されています。 ① オペレーション画面グループ . 制御運転中の運転モード切替、SV の設定、MV 操作を行う「ループ画面」、PV、SV、MV のトレンドを表示する「トレン ド画面」、アラームの詳細情報を表示する「アラーム画面」、2 ループを同時に表示する(操作は 1 ループずつ)の「ルー プ画面」、メータ目盛板に指針で PV、SV、MV を表示する「メータ画面」があります。 ② チューニング画面グループ . PID などの制御パラメータの表示・設定画面、入出力信号のモニタ画面があります。 ③ エンジニアリング画面グループ . 調節計としての機能を設定する画面、各種レジスタ、各種テーブルの表示・設定画面、入力仕様設定画面、およびパスワー ド設定画面があります。 画面の選択操作 画面選択操作の流れは、次のとおりです。 C + 電源オン オペレーション画面 グループ チューニング画面グループ エンジニアリング画面グループ チューニング画面グループ、エンジニアリング画面グループの操作については、 「チューニング画面の操作」、「エンジニアリング画面の操作」をご覧ください。 0401.ai SHIFT + SHIFT + SHIFT 図 4.1

1.

電源を投入すると、オペレーション画面になります。

2.

SHIFT キー( SHIFT )を押しながらページキー( )を押すごとに、画面が切り替わります。

画面は、オペレーション画面→チューニングメニュー画面→エンジニアリングメニュー画面と切り替わり、エンジニア リング画面の次は、オペレーション画面に戻ります。

Note

SHIFT キー+ページキー(2 つのキー押し)の操作は、SHIFT キーを押した状態でページキーを押すことを意味します。 逆の操作では展開はできません。

(15)

ソフトキー ソフトキーは、LCD に表示されるキーです。ソフトキーの機能は、右横の操作キーに割り付けられています。 0402.ai 左図では、↑ (上移動)のソフトキーが   モードキーに 割り付けられています。 図 4.2

(16)

基本操作 シングルループモードの画面展開(工場出荷時) + PID1 STC1 OPE OPE PARAMETER I/O DATA CONFIG1 CONFIG2 CONFIG3 SC MAINT PASSWORD SMPL DISPLAY LCD COMM LCD MAINT 電源オン オペレーション画面 グループ トレンド1 画面 オペレーション画面は、表示OFF/ONおよび電源オン 時の初期画面を設定可能 ►設定・解説:「YS1500指示調節計/YS1700プログラ マブル指示調節計ユーザーズマニュアル」 メータ1 画面 ループ1 画面 アラーム 画面 トレンド3画面 ループ1画面、トレンド1画面またはメータ1画面へ (最初にチューニングメニュー画面に遷移したときの オペレーション画面) チューニング画面 グループ [PID1] STC設定画面1 PID設定画面1 機能設定画面1 機能設定画面2 機能設定画面3 入力仕様設定画面 オペレーション画面の設定画面 LCD設定画面 通信設定画面 DI/DO設定画面1/2 DI/DO設定画面2/2 パスワード設定画面 サンプル設定画面 [CONFIG1] [CONFIG2 ] [CONFIG3] [SC MAINT] [PASSWORD] [SMPL] 入出力データ画面 パラメータ設定画面 [STC1] [PARAMETER] [I/O DATA] チューニング メニュー画面 エンジニアリング メニュー画面1 [DISPLAY] [LCD ] [COMM] [DI/DO] エンジニアリング メニュー画面2 SHIFT + SHIFT + SHIFT 最初の行で ↑ 最終行で ↓ エンジニアリング画面 グループ DI/DO LCDメンテナンス画面 [LCD MAINT] FX TABLE FXテーブル設定画面 [FX TABLE]

(17)

カスケードモード、セレクタモードの画面展開 □ PID1 STC1 OPE OPE OPE OPE PARAMETER STC2 I/O DATA CONFIG1 CONFIG2 CONFIG3 SC MAINT PASSWORD SMPL DISPLAY LCD COMM DI/DO オペレーション画面は、表示OFF/ONおよび電源オン時の 初期画面を設定可能 ►設定・解説:「YS1500指示調節計/YS1700プログラ マブル指示調節計ユーザーズマニュアル」 ループ1画面、トレンド1画面、メータ 1画面または2ループ画面1へ(最初に チューニングメニュー画面に遷移した ときのオペレーション画面) ループ2画面、トレンド2画面、メータ 2画面または2ループ画面2へ(最初に チューニングメニュー画面に遷移した ときのオペレーション画面) [PID1] STC設定画面1 PID設定画面1 機能設定画面1 機能設定画面2 機能設定画面3 入力仕様設定画面 LCD設定画面 通信設定画面 DI/DO設定画面1/2 DI/DO設定画面2/2 パスワード設定画面 サンプル設定画面 * セレクタモードでは表示されません。 [CONFIG1] [CONFIG2 ] [CONFIG3] PID2 PID設定画面2 STC設定画面2 [PID2] [STC2] [SC MAINT] [PASSWORD] [SMPL] 入出力データ画面 パラメータ設定画面 [STC1] [PARAMETER] [I/O DATA] チューニング メニュー画面 エンジニアリング メニュー画面1 [DISPLAY] [LCD ] [COMM] [DI/DO] エンジニアリング メニュー画面2 0404.ai メータ2 画面 トレンド3 画面 メータ1 画面 アラーム 画面 ループ2 画面 2ループ 画面1 トレンド1 画面 トレンド2 画面 電源オン □ ループ1 画面 2ループ 画面2 + SHIFT + SHIFT SHIFT + SHIFT オペレーション画面 グループ チューニング画面 グループ エンジニアリング画面 グループ 最初の行で ↑ 最終行で ↓ オペレーション画面の設定画面 FXテーブル設定画面 [FX TABLE] LCD MAINT LCDメンテナンス画面 [LCD MAINT]

(18)

基本操作 プログラマブルモードの画面展開(YS1700 工場出荷時) PID1 STC1 OPE OPE OPE OPE STC2 I/O DATA CONFIG1 CONFIG2 SC MAINT PASSWORD SMPL&BATCH DISPLAY LCD COMM GX1 TABLE 電源オン オペレーション画面 グループ オペレーション画面は表示OFF/ONおよび電源オン時の初期画面を設定可能 ►設定・解説:「YS1500指示調節計/YS1700プログラマブル指示調節計 ユーザーズマニュアル」 ループ1画面、トレンド1画面、メータ 1画面または2ループ画面1へ(最初に チューニングメニュー画面に遷移した ときのオペレーション画面) ループ2画面、トレンド2画面、メータ 2画面または2ループ画面2へ(最初に チューニングメニュー画面に遷移した ときのオペレーション画面) [PID1] STC設定画面1 PID設定画面1 機能設定画面1 機能設定画面2 入力仕様設定画面 オペレーション画面の 設定画面 LCD設定画面 通信設定画面 GX1テーブル設定画面 GX2テーブル設定画面 パスワード設定画面 サンプル&バッチ設定画面 [CONFIG1] [CONFIG2 ] P&T REG PID2 PID設定画面2 STC設定画面2 [PID2] [STC2] [SC MAINT] [PASSWORD] [SMPL&BATCH] 入出力データ画面 P&Tレジスタ画面1/3 [STC1] [P&T REG] [I/O DATA] チューニング メニュー画面 エンジニアリング メニュー画面1 [DISPLAY] [LCD ] [COMM] [GX1 TABLE] GX2 TABLE [GX2 TABLE] エンジニアリング メニュー画面2 PGM1 SET PGM2 SET PID TABLE K CONST プログラム設定器設定画面1 プログラム設定器設定画面2 プリセットPID設定画面 K定数表示画面1/2 K定数表示画面2/2 [PGM1 SET] [PGM2 SET ] [PID TABLE] [K CONST] エンジニアリング メニュー画面3 ループ2 画面 2ループ 画面1 ループ1 画面 2ループ 画面2 メータ1 画面 アラーム 画面 トレンド1 画面 トレンド2 画面 メータ2 画面 トレンド3 画面 P&Tレジスタ画面2/3 P&Tレジスタ画面3/3 最終行で↓ 最初の行で↑ オペレーション画面 グループ チューニング画面 グループ エンジニアリング画面 グループ 最初の行で ↑ 最終行で ↓ 最初の行で ↑ 最終行で ↓ 最初の行で ↑ 最終行で ↓ + SHIFT SHIFT + SHIFT SHIFT + SHIFT SHIFT FX TABLE FXテーブル設定画面 [FX TABLE] LCD MAINT LCDメンテナンス画面 [LCD MAINT]

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定常運転(オペレーション画面)の監視・操作

オペレーション画面を監視・操作する

ループ画面を監視・操作する 0501.ai タグナンバ ① 画面タイトル ② Pレジスタ表示 ⑱ PVディジタル表示 ③ SVディジタル表示 ⑦ MVディジタル表示 ⑨ HH指針, PH指針 ⑤ LL指針, PL指針 ⑤ アラーム発生表示 ⑰ 制御ステータス表示   カスケード設定入力値 ⑳ PVアンダフロー ⑥ ML指針 ⑪ MVバルブ方向 ⑬ MVアンダフロー ⑫ ⑲ 運転状態表示 ⑭ 工業量単位 ⑯ スケール100%値 ⑥ PVオーバフロー ㉒ キーLOCK状態表示 ⑮ PVバースケール ⑧ SV指針 ④ PVバー ㉑ PFキー機能表示 ⑯ スケール0%値 ⑪ MH指針 ⑬ MVバルブ方向 ⑫ MVオーバフロー MVバー、MVスケール ⑩ 図 5.1 表 5.1 図中の 番号 名   称 内      容 ① タグナンバ 英数字、記号の組合せで最大 12 桁のタグナンバがループごとに表示されます。 ② 画面タイトル 表示中の画面タイトル名が表示されます。 ③ PV ディジタル表示 PV 値が、工業量で有効数字 5 桁のディジタル値(符号、小数点含む 7 桁)で表示されます。 ④ PV バー PV 値がバーで表示されます。バー表示は、フルスケールが 200 ドット(100%)で、1 ドッ ト(0.5%)単位で増減します。 ⑤ PH、PL、HH、LL 指針 PH(測定値上限警報設定)値、PL(測定値下限警報設定)値が三角形の指針で表示され、HH(測 定値上上限警報設定)値、LL(測定値下下限警報設定)値が 2 つの三角形を重ね合わせた 指針で表示されます。指針は、0% 未満時は 0% に、100% を超えているときは 100% にクリッ プして表示されます。 ⑥ PV アンダフロー、 PV オーバフロー PV 値が 0% 未満のとき PV アンダフローが、100% を超えているときに PV オーバフローが 表示されます。 ⑦ SV ディジタル表示 SV 値が、工業量で有効数字 5 桁のディジタル値(符号、小数点含む 7 桁)で表示されます。 ⑧ SV 指針 SV 値が、三角形の指針で表示されます。指針表示は、分解能 0.5% 単位で上下します。指針は、 0% 未満時は 0% に、100% を超えているときは 100% にクリップして表示されます。 ⑨ MV ディジタル 表示 MV 値が、%表示で有効数字 4 桁のディジタル値(符号、小数点含む 6 桁、小数点以下 1 桁固定) で表示されます。 ⑩ MV バー、 MV スケール MV 値が、バー表示されます。バー表示は、フルスケールが 80 ドット(100%)で、20 ブロッ ク分割表示(5%)されており、1 ドット(1.25%)単位で増減します。また、10 分割(10%) されたスケールが表示されます。 ⑪ MH、ML 指針 MH(操作出力値上限設定)値および ML(操作出力値下限設定)値が、三角形の指針で表 示されます。 ⑫ MV アンダフロー、 MV オーバフロー MV 値が 0% 未満のとき MV アンダフローが、100% を超えているとき MV オーバフローが 表示されます。 ⑬ MV バルブ方向 MV のバルブ方向が [C](閉方向)、[O](開方向)で表示されます。バルブ方向は設定可能です。 ⑭ 工業量単位 工業量単位(UNIT)が、最大 7 桁で表示されます。 ⑮ PV バースケール 最大 10 分割(10%)されたスケールが表示されます。

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定常運転の監視・操作 表 5.2 図中の 番号 名   称 内      容 ⑯ スケール 0% 値、 スケール 100% 値 スケール 0% 値(SCL)およびスケール 100% 値(SCH)が、工業量で有効数字 5 桁のディ ジタル値(符号、小数点含む 7 桁)で表示されます。 ⑰ アラーム発生表示 制御ステータス表示 アラームおよび制御ステータスは、略語で表示されます。機能選択モードではコント ローラモードによって異なり、プログラマブルモードでは制御モジュールにより異な ります。表 5.3 ~表 5.5 参照 ⑱ P レジスタ表示 表示を有効にすると、ループ 1 画面、ループ 2 画面それぞれ独立に表示されます。 プログラマブルモードのときに使用できます。 ⑲ 運転状態表示 コントローラの運転状態が表示されます。 表  示 内   容 表示優先順位 [POWER.DOWN] パワーダウン検出中 ① [H.MAN] ハードマニュアル切替スイッチがオン状態 ② (表示なし) 運転中 ③ [STOP] 運転停止中(エンジニアリング画面で機能設定中など) [TEST1] テストランモード 1(プログラマブルモードのみ) [TEST2] テストランモード 2(プログラマブルモードのみ)シミュレーションプログラム実行中 ⑳ カスケード設定入力値 カスケードモードで使用時、カスケード設定入力値が工業量で有効数字 5 桁のディジ タル値(小数点符号含む 7 桁)で表示されます。プログラマブルモードのときは表示 されません。 ㉑ キー機能表示 キーの機能が表示されます。 キーの機能表示は、機能選択モードとプログラ マブルモードで異なります。 1)機能選択モード . キーの機能は、PF キー機能選択パラメータ [PFKEY] で設定します。 . STC モード選択が “OFF でない”、かつ “ キーを STC に設定している” ときに、 機能表示は [STC] になります。それ以外のときはなにも表示されません。 2). プログラマブルモード . キーの機能は、ユーザプログラムで定義できます。 . プログラマブルモードのときに機能表示は [PF] になります。 ㉒ キー LOCK 状態表示 キー LOCK 状態が表示されます。 表 示 内   容 [ALLK] 、 、 キー、SV 増減( 、 )キー、MV 増減( 、 )キー、 キー無効 [MDLK] 、 、 キー無効 [SVLK] SV 増減( 、 )キー無効 [MVLK] MV 増減( 、 )キー無効 表 5.3 YS1500/YS1700 機能選択モードのアラーム表示と制御ステータス表示 コントローラモード 表示項目 シングルループ カスケード セレクタ アラーム発生表示(注 1) SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 ALARM-2 SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 ALARM-2 制御ステータス表示(注 2) CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM 制御サブステータス表示 1 EXT-MAN,.EXT-AUT

EXT-PMV,.EXT-TRK EXT-TRK,.EXT-PMV EXT-TRK,.EXT-PMV 制御サブステータス表示 2 SV.TRK,.PV.TRK OPEN,.CLOSE SV2-RMT,.SV2-LCL

SEL1,.SEL2 STC-ON,.STC-DSP, STC-ON,.STC-DSP,

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表 5.4 YS1700 プログラマブルモードのアラーム表示と制御ステータス表示 制御モジュール 表示項目 基本制御 (BSC1) カスケード制御 (CSC) セレクタ制御 (SSC) 独立 2 ループ制御 (BSC1、BSC2) アラーム発生表示(注 1) SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 ALARM-2 SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 ALARM-2 SYS-ALM STC-ALM ALARM-1 ALARM-2 制御ステータス表示(注 2) CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM 制御サブステータス表示 1 なし なし なし なし 制御サブステータス表示 2 なし OPEN,.CLOSE SV2-RMT SV2-LCL SEL1,.SEL2 SEL-EXT なし 制御サブステータス表示 3 STC-ON STC-DSP ATSTUP STC-ON STC-DSP ATSTUP STC-ON STC-DSP STC-ON STC-DSP ATSTUP 注 1:. アラーム発生中のみ表示され、同時発生の場合は複数行表示されます。 注 2:. 運転モードがカスケード設定自動制御(C モード)のときのみ 1 項目表示され、自動制御(A モード)、手動制御(M モード)のとき は表示されません。 表 5.5 表示略語の意味 記 号 意      味 記 号 意      味 SYS-ALM システムアラーム発生 SV.TRK SV トラッキング中 STC-ALM STC アラーム発生 PV.TRK PV トラッキング中 ALARM-1 第 1 ループプロセスアラーム発生 OPEN (内部)カスケードオープン ALARM-2 第 2 ループプロセスアラーム発生 CLOSE (内部)カスケードクローズ CAS 外部設定値入力によるリモート動作中 SV2-RMT 第 2 ループの SV2 リモート設定 SPC 上位からの SV によるリモート動作中 SV2-LCL 第 2 ループの SV2 ローカル設定 DDC 上位からの MV リモート動作中 SEL1 第 1 ループ側選択状態 BUA バックアップオート状態に遷移 SEL2 第 2 ループ側選択状態 BUM バックアップマニュアル状態に遷移 SEL-EXT 外部信号選択状態 EXT-MAN 外部ディジタル入力により手動制御に遷移 STC-ON STC 制御動作中 EXT-AUT 外部ディジタル入力により自動制御に遷移 STC-DSP STC で PID 設定目標値を表示 EXT-PMV 外部ディジタル入力によりプリセット MV 出力中 ATSTUP STC オートスタートアップ中 EXT-TRK 外部ディジタル入力により出力トラッキング中 ► アラームの発生原因と処置:本書の「トラブルシューティング」

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定常運転の監視・操作 ループ画面の操作 ここでは、ループ画面の各種設定・操作を行うキー操作を説明します。 ① 運転モードの切替操作  M モードキー:運転モードを、手動制御(M モード)に切り替えます。  A モードキー:運転モードを、自動制御(A モード)に切り替えます。  C モードキー:運転モードを、カスケード設定自動制御(C モード)に切り替えます。 また、現在の運転モードに対応する運転モードキー内部の LED が点灯します。

Note

カスケード入力信号が -6.3% 以下または 106.3% 以上の場合には、運転モードを C モードへ切り替えることはできません。 ► 運転モードの切替:本書の「運転モードを切り替える」 ② SV の設定操作 SV 設定キーは、設定値(SV)を変更します。 運転モードが、A モードおよび M モードのとき有効です。  SV 増加キー:SV 値を増加させます。  SV 減少キー:SV 値を減少させます。 ③ MV の操作 MV 操作キーは、操作出力(MV)を手動で操作するとき使用します。 運転モードが、M モードのとき有効です。  MV 増加キー:MV 値を増加させます。  MV 減少キー:MV 値を減少させます。 また、 SHIFT (増速キー/ SHIFT キー)を押しながら、MV 操作キーを押すと、MV 値の増加・減少速度が増します。 ④ PF キーの機能 PF キーの機能は、機能選択モードとプログラマブルモードで異なります。 【機能選択モード】 PF キーの機能は、機能設定画面 3(CONFIG3)で設定します。パラメータでの指定は次の 2 種類です。 ①.機能なし:PF キーは、機能しません。 ②.STC のオン/オフ:PF キーは、STC 動作のオン/オフを切り替えます。 STC のオン/オフを指定しているとき、STC がオンのとき PF キー内の LED が点灯します。 【プログラマブルモード】 PF キーの機能は、ユーザプログラムで定義して使用します。PF キー内の LED はユーザプログラムでオン/オフできます。 カスケード制御、セレクタ制御、独立 2 ループ制御の場合、画面タイトル LOOP1 では第 1 ループを、LOOP2 では第 2 ルー プを操作できます。

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メータ画面を監視・操作する 0502.ai タグナンバ ① 画面タイトル ② PV,SV,MVディジタル表示 ③ HH指針, PH指針 ⑪ LL指針, PL指針 ⑪ ML指針 ⑭ MVバルブ方向 ⑮ MV指針 ⑬ ⑨ SV指針 ⑩ 工業量単位 ⑰ PFキー機能表示 ⑭ MH指針 ⑮ MVバルブ方向 ⑫ MVメータ目盛板 ⑯ 運転状態表示 ⑲ 制御ステータス表示 ④ PVメータ目盛板 ⑤ 親目盛、子目盛 ⑥ 倍率 ⑱ キーLOCK状態表示 ⑦ 目盛数字 ⑧ PV指針 図 5.2 表 5.6 図中の 番号 名   称 内      容 ① タグナンバ ループ画面と同様にタグナンバが表示されます。 ② 画面タイトル 表示中の画面タイトル名が表示されます。 ③ PV、SV、MV ディジタル表示 PV、SV、MV 値のディジタル値が表示されます。 ④ PV メータ目盛板 PV メータ目盛板には親目盛、子目盛、目盛数字、倍率、工業量単位が表示されます。 ⑤ 親目盛、子目盛 スケール 0% 値(SCL)、スケール 100% 値(SCH)に設定した値から自動的に目盛を分割し、 親目盛と子目盛が表示されます。 ⑥ 倍率 10 のべき乗(× 10 n )を用い、目盛レンジを目盛数字桁数の範囲で見やすく表現します。 べき乗の値を設定できますが、スケール 0% 値(SCL)、スケール 100% 値(SCH)から自 動計算させることもできます。 ⑦ 目盛数字 スケール 0% 値(SCL)、スケール 100% 値(SCH)から自動的に値が決まり、親目盛の右 側に目盛を中心に表示されます。表示桁数は 3 桁(小数点がない場合は 4 桁)です。 ⑧ PV 指針 PV 値が、指針 2 つ(目盛の左右両側)で表示されます。指針表示は、分解能 0.5% 単位で 上下します 。 ⑨ SV 指針 SV 値が、指針で表示されます。指針表示は、分解能 0.5% 単位で上下します。 ⑩ 工業量単位 工業量単位(UNIT)が、最大 7 桁で表示されます。 ⑪ PH、PL、HH、LL 指針 PH(測定値上限警報設定)値、PL(測定値下限警報設定)値が三角形の指針で表示され、HH(測 定値上上限警報設定)値、LL(測定値下下限警報設定)値が 2 つの三角形を重ね合わせた 指針で表示されます。 ⑫ MV メータ目盛板 MV メータ目盛板には目盛が表示されます。最左端の目盛が 0% 位置で、最右端の目盛が 100% 位置となります。一目盛 5% になります。 ⑬ MV 指針 MV 値が、指針で表示されます。目盛のフルスケールが 80 ドット(100%)なので、MV 指 針は分解能 1.25% 単位で増減します。 ⑭ MH、ML 指針 MH(操作出力値上限設定)値および ML(操作出力値下限設定)値が、三角形の指針で表示されます。 ⑮ MV バルブ方向 MV のバルブ方向が [C](閉方向)、[O](開方向)で表示されます。バルブ方向は設定可能です。

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定常運転の監視・操作 表 5.7 図中の 番号 名   称 内      容 ⑯ 運転状態表示 コントローラの運転状態が表示されます。 表  示 内   容 表示優先順位 [POWER.DOWN] パワーダウン検出中 ① [H.MAN] ハードマニュアル切替スイッチがオン状態 ② (表示なし) 運転中 ③ [STOP] 運転停止中(エンジニアリング画面で機能設定中など) [TEST1] テストランモード 1(プログラマブルモードのみ) [TEST2] テストランモード 2(プログラマブルモードのみ)シミュレーションプログラム実行中 ⑰ キー機能表示 キーの機能が表示されます。 キーの機能表示は、機能選択モードとプログラマブル モードで異なります。 1)機能選択モード . キーの機能は、PF キー機能選択パラメータ [PFKEY] で設定します。 . STC モード選択が “OFF でない”、かつ “ キーを STC に設定している” ときに、機能 表示は [STC] になります。それ以外のときはなにも表示されません。 2). プログラマブルモード . キーの機能は、ユーザプログラムで定義できます。 . プログラマブルモードのときに機能表示は [PF] になります。 ⑱ キー LOCK 状態表示 キー LOCK 状態が表示されます。 表 示 内   容 [ALLK] 、 、 キー、SV 増減( 、 )キー、MV 増減( 、 )キー、 キー 無効 [MDLK] 、 、 キー無効 [SVLK] SV 増減( 、 )キー無効 [MVLK] MV 増減( 、 )キー無効 ⑲ 制御ステータス表示 制御ステータスは略語で表示されます。機能選択モードではコントローラモードによって異なり、プログ ラマブルモードでは制御モジュールにより異なります。表 5.8 ~表 5.10 参照 表 5.8 YS1500/YS1700 機能選択モードの制御ステータス表示 コントローラモード 表示項目 シングルループ カスケード セレクタ 制御ステータス表示(注 1) CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM 制御サブステータス表示 1(注 2) EXT-MAN,.EXT-AUT EXT-PMV,.EXT-TRK なし なし 制御サブステータス表示 2(注 3) SV.TRK,.PV.TRK OPEN,.CLOSE SV2-RMT,.SV2-LCL SEL1,.SEL2 表 5.9 YS1700 プログラマブルモードの制御ステータス表示 制御モジュール 表示項目 基本制御 カスケード制御 セレクタ制御 独立 2 ループ制御 制御ステータス表示(注 1) CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM CAS SPC,.DDC BUA,.BUM 制御サブステータス表示 1 なし なし なし なし 制御サブステータス表示 2(注 3) なし OPEN,.CLOSE SV2-RMT SV2-LCL SEL1,.SEL2,.SEL-EXT なし 注 1:. 運転モードがカスケード設定自動制御(C モード)のときのみ 1 項目表示され、自動制御(A モード)、手動制御(M モード)のときは表示されません。 注 2:. 各ステータスが生じたとき 1 項目表示され、生じていないとき表示されません。 注 3:. いずれかの表示が常時表示されます。

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表 5.10 表示略語の意味 記 号 意      味 記 号 意      味 CAS 外部設定値入力によるリモート動作中 SV.TRK SV トラッキング中 SPC 上位からの SV によるリモート動作中 PV.TRK PV トラッキング中 DDC 上位からの MV リモート動作中 OPEN (内部)カスケードオープン BUA バックアップオート状態に遷移 CLOSE (内部)カスケードクローズ BUM バックアップマニュアル状態に遷移 SV2-RMT 第 2 ループの SV2 リモート設定 EXT-MAN 外部ディジタル入力により手動制御に遷移 SV2-LCL 第 2 ループの SV2 ローカル設定 EXT-AUT 外部ディジタル入力により自動制御に遷移 SEL1 第 1 ループ側選択状態 EXT-PMV 外部ディジタル入力によりプリセット MV 出力中 SEL2 第 2 ループ側選択状態 EXT-TRK 外部ディジタル入力により出力トラッキング中 SEL-EXT 外部信号選択状態 ► アラームの発生原因と処置:本書の「トラブルシューティング」 メータ画面の操作 メータ画面で可能な操作は、次の 4 項目です。 (1).運転モードの切替操作 (2).SV の設定操作 (3).MV の操作 (4). キーの操作 画面タイトル METER1 では第 1 ループを、METER2 では第 2 ループを操作できます。操作方法はループ画面と同じです。

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定常運転の監視・操作 意図して空白にしています。

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トレンド画面を監視・操作する トレンド画面は、ループ画面の機能に加え、PV、SV、MV などのトレンド表示を行います。 トレンド 1 画面では PV1、SV1、MV1 を、トレンド 2 画面では PV2、SV2、MV2 を、トレンド 3 画面では PV1、PV2、SV1、 SV2、MV1、MV2、X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7、X8、Y1、Y2、Y3、Y4 の中から任意の 4 データを選択しトレンド表示 させることができます。表示データの ON/OFF も可能です。制御ステータス・アラーム発生は表示されません。 00503.ai ⑤トレンドデータ1~4指針 ⑭ キーLOCK状態表示 ⑬ PFキー機能表示 ⑧ スケール0%値 タグナンバ ① 画面タイトル ② 時間幅スケール ⑩ トレンド表示時間幅 ⑪ MV表示 ⑫ ⑥ 運転状態表示 ⑦ 工業量単位 ⑧ スケール100%値 ⑨ スケール目盛 トレンドデータ1~4トレンド表示 ④ トレンドデータ1~4ディジタル表示 ③ 図 5.3 表 5.11 図中の 番号 名   称 内      容 ① タグナンバ 英数字、記号の組合せで最大 12 桁のタグナンバがループごとに表示されます。トレンド 3 画面では第 1 ループのタグナンバが表示されます。 ② 画面タイトル 表示中の画面タイトル名が表示されます。 ③ ディジタル表示 PV、SV、MV 値のディジタル値が表示されます。 トレンド 3 画面ではトレンドの選択データ 1 ~ 4 が表示されます。 ④ トレンド表示 設定されたトレンド表示時間幅が 60 分割され、1 分割時間内の PV、SV、MV 値および選 択データの最小値および最大値が、1 素子の縦ラインで表示されます。トレンド表示は、 0% 未満時は 0% に、100% を超えているときは 100% にクリップして表示されます。 ⑤ トレンドデータ指針 PV、SV、MV 値および選択データが、三角形の指針で表示されます。指針表示は、分解能 0.5% 単位で上下します。 ⑥ 運転状態表示 コントローラの運転状態が表示されます。 表  示 内   容 表示優先順位 [POWER.DOWN] パワーダウン検出中 ① [H.MAN] ハードマニュアル切替スイッチがオン状態 ② (表示なし) 運転中 ③ [STOP] 運転停止中(エンジニアリング画面で機能設定中など) [TEST1] テストランモード 1(プログラマブルモードのみ) [TEST2] テストランモード 2(プログラマブルモードのみ)シミュレーションプログラム実行中 ⑦ 工業量単位 工業量単位(UNIT)が、最大 7 桁で表示されます。 ⑧ スケール 0% 値、 スケール 100% 値 ループごとに PV、SV のスケール 0% 値(SCL)およびスケール 100% 値(SCH)が、工業 量で有効数字 5 桁のディジタル値(符号、小数点含む 7 桁)で表示されます。 ⑨ スケール目盛 最大 10 分割(10%)されたスケールが表示されます。また、スケールの分割に対応した 水平線が、点線で表示されます。 ⑩ 時間幅スケール 時間幅スケール(垂直線)は、60 ラインの位置に点線で表示されます。スケール目盛が 4 分割以上のときは、30 ラインの位置にも時間幅スケールが点線で表示されます。

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定常運転の監視・操作 表 5.12 図中の 番号 名   称 内      容 ⑪ トレンド表示時間幅 トレンド表示時間幅の設定値が表示されます。トレンド表示幅は 90 ラインですが、この トレンド表示時間幅は 60 ライン分の時間幅を表します。トレンド表示は、0 ラインの位置 が現在時間で、90 ラインの位置が最大過去時間です。トレンド表示時間幅を変更すると、 それまで表示されていたデータはクリアされます。 ⑫ MV 表示 MV バー、MV スケール、MH 指針、ML 指針、MV アンダフロー、MV オーバフロー、およ び MV バルブ方向が表示されます。表示内容は、ループ画面と同じです。 ⑬ キー機能表示 キーの機能が表示されます。 キーの機能表示は、機能選択モードとプログラマブル モードで異なります。 1).機能選択モード . キーの機能は、PF キー機能選択パラメータ [PFKEY] で設定します。 . STC モード選択が “OFF でない”、かつ “ キーを STC に設定している” ときに、機能 表示は [STC] になります。それ以外のときはなにも表示されません。 2). プログラマブルモード . キーの機能は、ユーザプログラムで定義できます。 . プログラマブルモードのときに機能表示は [PF] になります。 ⑭ キー LOCK 状態表示 キー LOCK 状態が表示されます。 表 示 内   容 [ALLK] 、 、 キー、SV 増減( 、 )キー、MV 増減( 、 )キー、 キー 無効 [MDLK] 、 、 キー無効 [SVLK] SV 増減( 、 )キー無効 [MVLK] MV 増減( 、 )キー無効 トレンド画面の操作 トレンド 1 画面、トレンド 2 画面での可能な操作 (1).表示しているループの運転モードの切替操作 (2).表示しているループの SV の設定操作 (3).表示しているループの MV の操作 (4).PF キーの操作 トレンド 3 画面での可能な操作 (1).MV1 の操作 (2).PF キーの操作 操作方法はループ画面と同一です。 トレンドデータ 1 ~ 4 に表示される内容です。 トレンド 1 画面 トレンド 2 画面 トレンド 3 画面 トレンドデータ 1 PV1. PV2 TRDS1 パラメータで設定 トレンドデータ 2 SV1. SV2 TRDS2 パラメータで設定 トレンドデータ 3 MV1(注) MV2(注) TRDS3 パラメータで設定 トレンドデータ 4 なし なし TRDS4 パラメータで設定 注:コントローラモードをカスケードモードまたはセレクタモードに設定したとき、表示は MV となります。

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アラーム画面を監視・操作する アラーム画面は、アラーム発生時の詳細情報の一括表示を行います。ユーザが未確認のアラームやイベントを確認するこ とができます。 0504.ai タグナンバ ① 画面タイトル ② 項目タイトル ③ MV表示 ⑨ ④ アラーム項目 ⑤ 未確認アラームマーク ⑧ ソフトキーの機能表示 ⑦ アラームランプ ⑥ 運転状態表示 図 5.4 表 5.13 図中の 番号 名   称 内      容 ① タグナンバ 第 1 ループのタグナンバが表示されます。 ② 画面タイトル 表示中の画面タイトル名が表示されます。 ③ 項目タイトル 発生したアラーム、イベントが種類別に表示されます。分類は次の 4 種類です。 表   示 内    容 [PROCESS] プロセスアラーム [STC] STC アラーム [SYSTEM] システムアラーム [EVENT] イベント表示 ④ アラーム項目 アラーム項目の表示形式は、次の 2 種類です。 項目背景色赤表示. :現在発生中のアラームです。 項目通常表示. :過去に発生し、現在復帰したアラームであることを表します。 ► アラーム発生原因と処置:本書の「トラブルシューティング」 表示されるアラーム項目は、次のとおりです。 プロセスアラーム 表 示 内 容 表 示 内 容 [PH1] 測定値 1 上限警報 [PH2] 測定値 2 上限警報 [PL1] 測定値 1 下限警報 [PL2] 測定値 2 下限警報 [HH1] 測定値 1 上上限警報 [HH2] 測定値 2 上上限警報 [LL1] 測定値 1 下下限警報 [LL2] 測定値 2 下下限警報 [DL1] 偏差 1 警報 [DL2] 偏差 2 警報 [VL1] 測定値 1 変化率警報 [VL2] 測定値 2 変化率警報 STC アラーム 表 示 内 容 表 示 内 容 [SYS-ALM] システム警報 [PWRDWN] 電源異常 [PVOVR] PV 警報 [PBLMT] PB 警報 [MVLMT] MV 警報 [TILMT] TI 警報 [OPERR] オペレーション異常 [TDLMT] TD 警報 [IDERR] 同定不可能 [RTALM] RT 警報

表 5.4 YS1700 プログラマブルモードのアラーム表示と制御ステータス表示 制御モジュール 表示項目 基本制御 (BSC1) カスケード制御(CSC) セレクタ制御(SSC) 独立 2 ループ制御(BSC1、BSC2) アラーム発生表示(注 1) SYS-ALMSTC-ALM ALARM-1 SYS-ALMSTC-ALM ALARM-1 ALARM-2 SYS-ALMSTC-ALM ALARM-1ALARM-2 SYS-ALMSTC-ALM ALARM-1ALARM-2 制御ステータス表示(注 2)
表 5.10 表示略語の意味 記 号 意      味 記 号 意      味 CAS 外部設定値入力によるリモート動作中 SV.TRK SV トラッキング中 SPC 上位からの SV によるリモート動作中 PV.TRK PV トラッキング中 DDC 上位からの MV リモート動作中 OPEN (内部)カスケードオープン BUA バックアップオート状態に遷移 CLOSE (内部)カスケードクローズ BUM バックアップマニュアル状態に遷移 SV2-RMT 第 2 ループの SV2 リモート設定 EXT-M

参照

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