R60 MIN
定格値 30 V DC以下
200 mA以下(抵抗負荷)
外部電源
(24 V DC)
0917.ai
負荷
この接続は できません
+
-
保護ダイオード
図 9.15 ディジタル出力を使用した接続
YS1000
(24 V DC) 外部電源
0918.ai
交流電源
+
-
リレー
負 荷
~
図 9.16 交流電源を含む負荷を駆動する場合のディジタル出力の 接続
直入力の配線(付加仕様 /A0 □)
直入力端子には、mV 電圧、熱電対、測温抵抗体、ポテンショメータ、アイソレータ、2 線式伝送器、パルス信号のいずれ かを接続できます。
YS1700 の場合、センサ信号は直入力端子に接続され、信号変換回路で 1-5V 信号に変換後、アナログデータ(X5)として 読み込まれます。また 1-5V 信号としてアナログ入力 5 の端子から出力されます。
付加仕様 /A0 □を指定した場合、フェライトコアが付属されます。直入力端子への配線をする際に必ずフェライトコアを 使用してください。
0908-01.ai
注 意
雷の放電によって発生する誘導雷サージ電圧が発生する環境においては、直入力信号ケーブルラインに避雷器を接続 してください。避雷器は当社製 AR シリーズを推奨します。
0919.ai
直入力信号出力端子
(*1)
X5アナログ データ
信号変換 センサ 回路
X5
*1: 信号変換回路を使わない場合は、
アナログ入力5(X5)端子となります。
YS1700の場合
9 10
19 20
21
図 9.17
0920.ai
直入力信号出力端子
信号変換 センサ 回路
PV1 YS1500の場合
・ ・
・
外部配線
19 21 20
1 2
9 10
図 9.18
設置・配線 シリアル通信インタフェースの配線(付加仕様 /A31)
Modbus 通信、パソコンリンク通信、YS プロトコル通信を行う場合、下図のように配線してください。
DCS と YS プロトコルで通信を行う場合は、下図の 4 線式配線で配線してください。
配線上終端となる場合、終端抵抗を ON にしてください。終端抵抗(内部)は、RS-485 通信終端抵抗 ON/OFF(TRMR)エ ンジニアリングパラメータで設定します。
注.:終端抵抗 ON の機器が電源オフの場合、終端抵抗が OFF の状態となります。
► 通信パラメータ設定、通信機能の詳細:「YS1000 シリーズ通信インタフェース.ユーザーズマニュアル」
4 線式配線
SG
YS1000
ML2-□ YS1000
SDB(+)
SDA(-)
RDB(+)
RDA(-)
RDB(+)
RDA(-)
SDB(+)
SDA(-)
SG
通信ケーブル 通信ケーブル
RS-232C ストレートケーブル
(外部)終端抵抗 120Ω
(内部)終端抵抗 120Ω
0921.ai
18 17 16 15 14 2
1 4 3 5 6
18 17 16 15 14
接地 接地 接地
パソコン
(外部)終端抵抗 120Ω
図 9.19
2 線式配線
SG
YS1000
ML2-□ YS1000
B(+)
A(-)
SDB(+)
SDA(-)
RDB(+)
RDA(-)
SG
通信ケーブル 通信ケーブル
RS-232C ストレートケーブル
パソコン (外部)
終端抵抗120Ω
(内部)終端抵抗 120Ω
0922.ai
16 15 4
3
5 6
18 17 14
16 15 18 17 14
接地 接地 接地
図 9.20
Note
ML2- □は、当社製の変換器です。これ以外の RS-232C/RS-485 変換器も使用できます。その場合は、各変換器の電気仕 様などを確認のうえご使用ください。
分散形制御システム(DCS-LCS)通信の配線(付加仕様 /A32)
YS1000 と SCIU コミュニケーションインタフェースユニットとの配線図です。
DCS と SCIU との配線、接続台数については、それぞれのユーザーズマニュアルをご覧ください。
► 通信パラメータ設定、通信機能の詳細:「YS1000 シリーズ通信インタフェース.ユーザーズマニュアル」
の機器DCS側
SCIU
YS1000
P : + N: -S : -Shield
LCS (+) LCS (-) P N S
0923.ai
18 17
図 9.21
機器間通信の配線(YS1700、付加仕様 /A31)
機器間通信は YS1700 プログラマブルモードのユーザプログラムで使用できます。機器間通信を行う場合、「シリアル通信 インタフェースの配線(付加仕様 /A31)(P.55)」の「2 線式配線」と同じです。4 線式配線では通信できません。
► 通信パラメータ設定:「YS1000 シリーズ通信インタフェース.ユーザーズマニュアル」
► 機器間通信の詳細:「YSS1000 設定ソフトウェア/ YS1700 プログラマブル機能.ユーザーズマニュアル」の「第 8 章 機器間通信を使う」
Ethernet 通信インタフェースの配線(付加仕様 /A34)
Ethernet
ストレートケーブル
HUB ※ Ethernet接続できる機器
YS1000 YS1000
クロスケーブル
※ Ethernet接続できる機器
YS1000
0923-01.ai
注 意
雷の放電によって発生する誘導雷サージ電圧が発生する環境においては、イーサネット(100BASE-TX/10BASE-T)用 避雷器を接続してください。
設置・配線 電源、接地の配線
電源配線
警 告
供給する元電源をオフにして、つなぐケーブルに通電されていないことをテスタなどで確認してから作業を始めてく ださい。
電源ケーブルは、他の信号線から 1cm 以上の距離を保ちながら配線してください。
電源ケーブルは、関係する IEC 規格または設置する地域での要求事項に適合していることが必要です。
電源ケーブルは、定格 60℃以上を使用してください。
付加仕様 /FM 付き、または /CSA 付き YS1000 を、Class.I、Division.2 の危険場所に設置する場合には、機器への電源 ケーブルは、防爆用配線(金属製電線管)により、非危険場所から配線してください。
設置方法は、付加仕様 /FM 付きの場合、NEC.(National.Electrical.Code:.ANSI/NFPA-70).に従ってください。付加仕様 /CSA 付きの場合、設置方法は、Canadian.Electrical.Code.Part.I 及び地域の法規に従ってください。
接地配線
警 告
オペレータ、保守員の感電防止、および外来ノイズの影響を防止するため、YS1000 を必ず低い接地抵抗で接地して ください。接地ケーブルは、定格 60℃以上を使用してください。
警 告 電源、接地配線終了後は、端子カバーを必ず取り付けてください。
Note
同一パネルに複数台の YS1000 がある場合で、単独接地がとれない場合は、接地母線の引き込み場所を一箇所定めて、
各 YS1000 より 2mm2以上の接地ケーブルを使用して接地母線へ接続してください。
圧着端子推奨品
丸型(A) (F)
(ød)
適合端子 メーカ(例) 型式 適合電線 mm2(AWG#) ( Φ d) (A) (F) 適用線 M4
日本端子 RBV.2-4S 1.04-2.63 (16-14)
4.4mm 6.6mm 7.8mm 接地線 電源線、信号線 日本圧着端子製造 FV2-P4 4.3mm 7.0mm 7.7mm
日本端子 RBV.1.25-4S 0.25-1.65 (22-16)
4.4mm 6.6mm 6.7mm 日本圧着端子製造 FV1.25-M4 4.3mm 6.6mm 6.3mm