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1年目を終えて

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Academic year: 2021

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(1)1年目を終えて 機器分析センター    センター専任 石原 晋次.  本センターへ配属になってから4,月でちょうど1年が経とうとしています。私は、. 昨年度に公務員試験を化学の分野でパスし、こちらの機器分析センターへと採用され. ました。それまでは、埼玉大学大学院の博士前期(修士)課程に在籍し、昨年3月に 修了した後、本センターへ配属になりました。大学では応用化学を専攻し、主に有機 系の機能物質の合成とその評価をおこなっていました。.  こちらで現在担当している装置は、主にNMR(核磁気共鳴)、 MS(質量分析計). などといった、有機化学系の分析装置です。特にNMRは、私の配属とほぼ同時期に 新しい400M且zの装置が導入され、その管理を任されることになりました。 NMRと いう装置は、有機化合物の構造を解析するのに重要な役割を果たし、有機化学者なら 手放せないほどです。また、今年度のノーベル賞にも選ばれるなど、ますます重要性 が増してきています。もちろん、学生の頃にも扱ったことがあります。しかしながら、. 実際に管理する立場になると、扱っていたところというのは、ほんのごく一部だとい うことに驚かされます。.  NMRの操作や測定は、分析機器の中では比較的簡単な部類に入ります。ですから、 学生でも半日の講習を受ければ十分に扱える装置です。ただ、測定がきちんとできた かどうかを判断し、修正するには、多少慣れが必要です。特に多い問題は、シム調整 (装置を最適な条件にするための調整)の不十分なデータをとってしまうことです。. その“シム”が極端に悪い状態なのに、そのまま測定して満足してしまう例がよくあ ります。そこは装置を管理するにもポイントでして、1年目では装置が安定しません ので“シム”と格闘することもしばしばありました。.  また、NMRは非常にたくさんの測定方法があり、1年間でいくつかの測定法を試し てみました。ですが、まだまだ未知の測定法が多々あります。今後、様々なサンプル を通じて挑戦していきたいと考えています。.  最後に、技術的な面ではまだまだ不十分ではありますが、皆様に快適に利用してい ただき、研究に役立てればと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。. ・10・.

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