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タイムアウトに対する手術部スタッフの意識

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Academic year: 2021

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タイムアウトに対する手術部スタッフの意識

      手術部        ○谷脇 実紀  山岡 由美  田中 忍 【はじめに】  A病院手術部では、誤認手術防止のために、麻酔前後に医師・麻酔科医・看護師で患者名・手術部位・血 液型・体位などの確認にタイムアウトを行っている。導入してからタイムアウトについての評価をしておら ず、また手術部スタッフからは、ばらつきのある確認方法やタイミングなどについての修正や見直しの要望 も出ている。そこで今回、実態調査を行い、手術部スタッフがタイムアウトに対してどのような意識をもっ ているかが明らかになったのでその結果を報告する。 【目  的】  タイムアウトに対する意識を明らかにする 【研究方法】  <調査期間> 平成 20 年3月 24 日~3月 31 日  <対  象> 手術部スタッフ 54 名  (内訳:医師 34 名  手術部看護師 20 名)  <方  法> 独自で作成したアンケート用紙を用い、結果はKJ法で分析した。研究の主旨は書面にて 説明した上で、回答への参加協力は自由意思とし、また無記名にすることにより個人が特 定できないように配慮した。 【結果・考察】   今回のアンケート結果は、「現行のままで良い」「内容の見直しが必要」「医療事故防止への意識を高めて いくことが必要」の3つのカテゴリーに分類できた。  「内容の見直しが必要」の中には「タイミングの統一が必要」「確認を必要とする項目に違いがある」「診療科・ 医師・看護師によって確認作業に差がある」などがあった。  「医療事故防止への意識を高めていくことが必要」の中には「意識を高めていくことが必要」「医療スタッ フ間のコミュニケーションを深くすることが必要」「タイムアウトとは患者・医療者の安全を守るために必 要な手術前の最終チェックである」などがあった。  タイムアウトは患者・医療者の安全を守る為に必要であると認識され、タイムアウトに否定的な意見はな かった。また、タイムアウト導入前は各々が行っていた作業を導入後は共同で行う事になり、手術部スタッ フの確認への意識は向上したと思われる。しかし一方では認識・行動に差があることが分かり、その事がタ イムアウトに対する様々な要望や思いとして表れているのではないだろうか。  タイムアウトが効果的に行われ、医療事故を防ぐ為、タイムアウトの見直しを行うとともに、手術部スタッ フに事故防止への意識やチームワークについての認識の共有が必要であると考える。 平成 20 年 10 月 10・11 日 第 22 回日本手術看護学会年次大会(徳島)にて発表

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