Kobe Shoin Women’s University Repository
Title
「真珠湾の日」はアメリカの「屈辱の日」であったか? ―“インファミー(INFAMY)60 年" のマスコミ論的考察― Was "The Day of Pearl Harbor" a "Day of Kutujoku (Humiliation)"?-A study on the `INFAMY' in the President Roosevelt's Message
Author(s) 真貝 義五郎(SHINKAI Yoshigoro)
Citation 研究紀要(SHOIN REVIEW),第 43 号:121-186
Issue Date 2002
Resource Type Bulletin Paper / 紀要論文
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序 章 二 〇 〇 一 年 (平 成 13 ) 9 月 11 日 、 ア メ リ カ で ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ 事 件 が 発 生 、 〃 奇 襲 攻 撃 " を 受 け た ニ ュ ー ヨ ー ク ・ 世 界 貿 易 セ ン タ ー の 超 高 層 ッ イ ン ビ ル が 黒 煙 を 上 げ て 崩 壊 す る 凄 惨 な 光 景 に ア メ リ カ の マ ス コ ミ で は 事 件 当 初 、 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ・ 再 び ﹂ と 言 っ た 見 出 し を 掲 げ て 報 道 す る 記 事 が 目 立 っ た 。 人 々 の 理 解 を 超 え た 空 か ら の 突 然 の 奇 襲 攻 撃 と い う 現 象 面 の 符 合 が ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ の 亡 霊 を 甦 ら せ た も の だ が 、 ﹁ 真 珠 湾 攻 撃 ﹂ と ﹁ テ ロ ﹂ 事 件 を 同 列 に 置 く よ う な 米 国 マ ス コ ミ の 報 道 は 、 日 本 で は 大 き な 戸 惑 い を 誘 っ た 。 一 九 四 一 年 ( 昭 和 16 ) 12 月 7 日 ( 日 本 時 間 で は 8 日 ) 、 日 本 海 軍 機 動 隊 の 奇 襲 攻 撃 で ハ ワ イ ・ 真 珠 湾 の 米 国 太 平 洋 艦 隊 全 滅 と 伝 え ら れ た 時 か ら 平 成 十 三 年 で 満 六 十 年 。 こ の 間 、 日 本 の マ ス コ ミ で は ず っ と ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ は 米 国 の ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ な ど と 呼 び 続 け て き た 。 真 珠 湾 翌 日 の ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 は 奇 襲 攻 撃 に 報 復 す べ く 、 議 会 へ 対 日 宣 戦 布 告 要 請 の 教 書 を 送 っ た 。 そ の 中 に 書 か れ た 有 名 な ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (ぎ 討 ヨ 団 ) ﹂ の 語 が 日 本 で は ﹁ 屈 辱 ﹂ ﹁ 汚 辱 ﹂ ﹁ 恥 辱 ﹂ な ど と 翻 訳 さ れ て き た も の だ が 、 米 国 で は 今 度 の ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ で も 、 こ の ﹁ イン フ ァ ミ i (ヨ 富 巨 冤 ) ﹂ の 語 が マ ス コ ミ で 多 用 さ れ た も の の 、 日 本 と は 全 く 別 の 意 味 で 使 わ れ て い る よ う だ っ た 。 果 た し て ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ は ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ で あ っ た の か 、 マ ス コ ミ に 現 れ た ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ と ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ と の 関 係 を 戦 後 の 報 道 記 事 や 著 作 の 表 現 で 考 証 し て み た 。 二 、 ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ の 平 成 十 三 年 平 成 十 三 年 、 二 〇 〇 一 年 は 日 本 で は ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ の 年 で あ っ た 。 ち ょ う ど 十 年 前 の 一 九 九 一 年 (平 成 3 ) は ﹁ 真 珠 湾 50 周 年 ﹂ の 記 念 式 典 が ハ ワ イ ・ 真 珠 湾 の 地 で 、 現 大 統 領 の 父 で あ る ブ ッ シ ュ 大 統 領 も 出 席 し て 行 わ れ 、 日 本 で も 大 き な 話 題 を 提 供 し た 。 50 周 年 ほ ど の 派 手 な 行 事 で は な い に し ろ 、 平 成 十 三 年 の ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ も 相 応 の 関 心 を 集 め て 、 年 明 け と と も に 書 店 に は 前 年 に 続 い て 増 刷 さ れ た 関 連 の 出 版 物 が 平 積 み さ れ 、 ﹁ パ ー ル ハ ー バ ー ﹂ の タ イ ト ル で ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ を 記 念 す る ア メ リ カ 映 画 の 封 切 り も 派 手 に 予 告 さ れ 、 夏 に は 新 刊 書 の 発 売 も あ っ て 、 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ が 見 直 さ れ る こ と に な っ た 。 そ ん な 中 で 九 月 に は ア メ リ カ で の ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ が 発 生 し た の で あ っ た 。 ま ず ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ と ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ と の 関 連 を 、 平 成 十 三 年 ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ の 出 版 物 や マ ス コ ミ 報 道 の 中 で 見 よ う 。 ○ ﹁ 昨 日 、 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 、 こ の 屈 辱 の 日 を わ れ わ れ は 永 遠 に 忘 れ な い で あ り ま し ょ う 。 ア メ リ カ 合 衆 国 は 日 本 帝 国 の 海 空 軍 に よ り 、 突 如 か つ 計 画 的 に 攻 撃 さ れ た の で あ り ま す ﹂ ( ﹃ [ 真 珠 湾 ] の 日 ﹄ 四 〇 〇 警 ・ 注 -) ○ ﹁ 昨 日 、 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 は 、 屈 辱 の 日 と し て 長 く 記 憶 さ れ る べ き で あ り ま し ょ う 。 ア メ リ カ 合 衆 国 は 、 日 本 帝
国 に よ り 突 如 、 計 画 的 に 襲 撃 さ れ た の で あ り ま す ﹂ 据 -・ 注 2 ) ( ﹃ 学 校 で 教 え な い 教 科 書 ・ 面 白 い ほ ど よ く わ か る 太 平 洋 戦 争 ﹄ 五 〇 ○ ﹁ ・ ・ ル ー ズ ベ ル ト 演 説 の 原 稿 に は 自 身 に よ る 加 筆 が 見 ら れ る 。 い ま や 人 口 に 膳 奥 し た ﹃ 忌 ま わ し き 日 ﹄ で は な く 、 ﹃ 忌 ま わ し き 日 と し て 記 憶 さ れ る べ き 日 ﹄ と 書 か れ て い る ・ ・ ﹂ ( ﹃ ℃ 国 ≧ 召 出 ≧ 臼 O 幻 パ ー ル ハ ー バ ー ・ ア メ リ カ が 震 撚 し た 日 ﹄ 一 四 三 彊 -・ 注 3 ) な ど の 出 版 が あ る ほ か に も 、 こ の 年 八 月 、 朝 日 新 聞 は 社 会 面 で 終 戦 の 日 を 視 野 に 入 れ た 企 画 記 事 を 連 載 し た が 、 そ の 第 一 回 は ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ の タ イ ト ル が 付 け ら れ て い て 、 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ に か ら む 若 い 日 系 人 カ メ ラ マ ン の 話 だ が 、 本 文 を 読 む と ︽ ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ ( 12 月 7 日 ) ︾ と い う 表 現 が あ り 、 ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ が ﹁真 珠 湾 の 日 ﹂ で あ る こ と を 明 示 し て い た 。 O ︽ . . 小 学 生 時 代 、 得 意 の 野 球 で 活 躍 す る と 、 ﹁ ジ ャ ッ プ ﹂ と ヤ ジ が 飛 ん だ 。 ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ ( 12 月 7 日 ) が 近 づ く と 、 落 ち 着 か な く な っ た 。 日 系 人 が 襲 わ れ る 事 件 を 、 何 度 か 耳 に し た せ い だ ︾ ︽ ・ ・ 原 爆 と の 対 比 で 語 ら れ る ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ を 思 い 、 幼 い こ ろ に 祖 父 母 か ら 聞 い た 日 系 人 収 容 所 の こ と を 考 え た 。 自 分 の ル ー ツ を 撮 ろ う と 決 め た 。 ・ ・ 祖 母 に 話 を 聞 き 、 収 容 所 の 街 を 訪 ね 、 地 元 の 日 系 人 博 物 館 に 通 っ た 。 12 万 人 の 日 系 人 が 砂 漠 や 高 地 の 収 容 所 に 隔 離 さ れ た ﹁ も う 一 つ の 屈 辱 ﹂ が 見 え て き た 。 : ︾ ( ︻ 新 世 紀 の 夏 に / ナ シ ョ ナ リ ズ ム を 超 え て ︼ ① ﹃ 屈 辱 の 日 ﹄ ・ 平 成 13 年 8 月 1 日 、 大 阪 本 社 発 行 朝 日 新 聞 14 版 31 面 ・ 注 4 )
ま た 出 版 と 同 時 に 、 映 画 も 上 映 さ れ た の が 次 の 作 品 で あ っ た 。 ○ ﹁ 昨 日 、 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 -汚 名 の う ち に 生 き る で あ ろ う 日 ー ア メ リ カ 合 衆 国 は 突 如 、 意 図 的 に 、 空 兵 力 に よ り 攻 撃 を 受 け ま し た ﹂ ( ﹃ パ ー ル ・ ハ ー バ ー ﹄ 二 二 四 1 二 二 六 弘, ・ 注 5 ) 日 本 帝 国 の 海 や は り 平 年 と は 違 っ て ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ は 特 別 の 関 心 を 持 っ て 注 目 さ れ て い た の で あ り 、 日 ﹂ な ど と 呼 ば れ る の は 日 本 で の 定 着 し た 認 識 の よ う に 見 え た 。 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ が ﹁ 屈 辱 の (注 1 ) (注 2 ) (注 3 ) (注 4 ) ﹃ [真 珠 湾 ] の 日 ﹄ 半 藤 一 利 著 。 文 芸 春 秋 。 二 〇 〇 一 年 七 月 十 五 日 第 一 刷 。 ﹃ 学 校 で 教 え な い 教 科 書 ・ 面 白 い ほ ど よ く わ か る 太 平 洋 戦 争 ﹄ 太 平 洋 戦 争 研 究 会 編 著 。 日 本 文 芸 社 発 行 。 平 成 12 年 8 月 25 日 第 1 刷 。 平 成 13 年 8 月 10 日 第 8 刷 。 冒 国 ﹀ 召 国 ﹀ 勾 切 O 幻 パ ー ル ハ ー バ ー ・ ア メ リ カ が 震 撚 し た 日 ﹄ ダ ン ・ ヴ ァ ン ・ ダ ー ヴ ァ ッ ト 著 。 村 上 能 成 訳 。 光 文 社 発 行 。 二 〇 〇 一 年 六 月 十 日 初 版 第 一 刷 発 行 。 記 事 の 文 脈 か ら 見 て ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ は ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (訂 鼠 ∋ 図 ) ﹂ 教 書 を 伏 線 に し た も の と 思 わ れ る が 、 照 会 に 対 し て 筆 者 の 朝 日 新 聞 大 阪 本 社 社 会 部 か ら は く ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ は ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ を 象 徴 す る 言 葉 と し て 使 っ て い る 。 ﹁ 屈 辱 ﹂ は ﹁ は ず か し め ら れ 、 面 目 を 失 う こ と ﹂ の 意 味 で 使 っ て い る 。 ・ ・ 取 材 に 応 じ た 真 珠 湾 攻 撃 の 生 存 者 は 、 奇 襲 に ま っ た く 無 防 備 だ っ た こ と 、 レ ー ダ ー 施 設 や 暗 号 解 読 な ど の 諜 報 活
(注 5 ) 動 が 十 分 で な か っ た た め に 奇 襲 を 防 ぐ こ と が で き な か っ た こ と な ど か ら 、 日 本 へ の 憎 し み と 同 時 に ﹁ 屈 辱 ﹂ の 感 情 を 持 ち 続 け て い る よ う だ 。 ・ ・ ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 発 言 が ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ の 語 源 な の か ど う か は 、 確 認 で き な か っ た し 、 記 事 を 書 く 段 階 で も 特 に 意 識 し て い な か っ た V む ね の 説 明 を い た だ い た 。 な お 、 こ の 同 じ 紙 面 が 東 京 本 社 発 行 の 新 聞 で は 、 本 文 は 同 じ な の に 、 ︻新 世 紀 の 夏 に / ナ シ ョ ナ リ ズ ム を 超 え て ︼ の 連 載 記 事 タ イ ト ル 以 外 は 数 本 の 見 出 し が す べ て 取 り 替 え ら れ 、 第 ] 回 ① ﹃ 屈 辱 の 日 ﹄ の 見 出 し も な く 、 違 う 記 事 か と 思 わ せ る ほ ど で あ る 。 ま た 大 阪 紙 面 で は 翌 日 以 降 、 第 二 回 は ② ﹃ ﹁ 正 義 ﹂ の 原 爆 ﹄ 、 第 三 回 は ③ ﹃ ﹁ 草 の 家 ﹂ か ら ﹄ ・ ・ の 見 出 し で 続 い て い る 。 ﹃ パ ー ル ・ ハ ー バ i ﹄ 第 三 部 ・ 不 屈 。 ラ ン ダ ル ・ ウ ォ レ ス 著 。 黒 原 敏 行 訳 。 角 川 文 庫 。 平 成 13 年 6 月 25 日 初 版 発 行 。 な お 、 こ の 本 の 第 二 部 名 は 原 著 で は ﹁H 斎 ﹀ 竃 照 ﹂ で 、 訳 本 で は ﹁ 汚 名 ﹂ と し て い る 。 ま た 、 こ の 本 と 同 名 の ア メ リ カ 映 画 が ﹁ 二 〇 〇 一 年 度 最 大 の 超 大 作 ﹂ と 銘 打 っ て 、 米 国 に つ い で こ の 年 七 月 、 日 本 で も 公 開 さ れ た 。 ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 ﹂ に 合 わ せ て の 企 画 だ っ た が 、 大 ヒ ッ ト 作 品 と は な ら な か っ た よ う だ 。 三 、 ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ で 甦 っ た ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ 二 〇 〇 一 年 ( 平 成 13 ) 9 月 11 日 、 米 国 で 起 こ っ た ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ を 、 た ま た ま 同 日 夜 の ニ ュ ー ス 番 組 放 映 中 で あ っ た 日 本 の テ レ ビ 朝 日 は 、 ナ マ 中 継 中 の N H K の あ と を 追 い か け る よ う に 、 す ぐ に 米 国 放 送 局 に 繋 い で テ ロ 攻 撃 の 実 況 を
流 し 続 け た 。 そ の 中 で 、 ニ ュ ー ヨ ー ク の 内 田 忠 男 キ ャ ス タ ー は 、 刷 り 上 っ た ば か り と 思 わ れ る 現 地 ニ ュ ー ヨ ー ク の 英 字 新 聞 一 面 を テ レ ビ 画 面 に 提 示 し て ﹁ ご ら ん の 通 り 、 ア メ リ カ の 新 聞 は 、 こ の テ ロ 攻 撃 が ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー ・ 真 珠 湾 奇 襲 ﹄ を 思 い 出 さ せ る と 伝 え て い る ﹂ と ア ナ ウ ン ス し て い た 。 な ぜ 今 ご ろ 、 と 多 く の 日 本 人 視 聴 者 は 不 審 な 思 い に か ら れ た は ず だ が 、 そ れ ほ ど に も 早 い 米 マ ス コ ミ の ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ イ コ ー ル ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ と い う 反 応 だ っ た の で あ る 。 つ い で 、 事 件 を 至 急 報 で 伝 え た 翌 朝 十 二 日 朝 刊 以 降 の 日 本 の 新 聞 各 紙 を 見 る と 、 事 件 発 生 に シ ョ ッ ク を 受 け た 米 国 の 多 く の 有 識 者 が 、 こ の テ ロ 事 件 を 日 本 の ﹁ 真 珠 湾 奇 襲 攻 撃 ﹂ と 並 べ て 見 て い る こ と が は っ き り う か が え た 。 ア メ リ カ 側 の テ ロ 事 件 を 見 る 目 は ﹁ ﹃ 同 時 多 発 テ ロ ﹄ は ひ ど い 犯 罪 事 件 だ が 、 同 様 に ﹃真 珠 湾 奇 襲 攻 撃 ﹄ も ひ ど い 事 件 で あ っ た ﹂ と い う 立 場 か ら で 、 こ れ に つ い て は 、 ほ と ん ど の 日 本 側 新 聞 が 、 こ う し た 比 較 は ﹁ 日 本 側 と し て は 決 し て 愉 快 で は な い が ﹂ と す る コ メ ン ト を 付 記 し て い る 。 ︽ 六 十 年 前 の 奇 襲 に 匹 敵 ︾ ﹁ テ ロ 攻 撃 の 主 目 標 と な っ た 世 界 貿 易 セ ン タ ー ビ ル の 地 元 ニ ュ ー ヨ ー ク 州 選 出 の チ ャ ー ル ズ ・ シ ュ ー マ ー 上 院 議 員 ( 民 主 党 ) は 十 一 日 午 後 の 議 員 の 集 い で 、 今 回 の 攻 撃 を ﹃ 二 十 一 世 紀 の パ ー ル ハ ー バ ー ﹄ と 呼 ん だ 。 今 回 の 攻 撃 を 一 九 四 一 年 十 二 月 の 日 本 軍 の 真 珠 湾 奇 襲 に た と え る 識 者 や 政 治 家 は 他 に も 驚 く ほ ど 多 か っ た 。 ヘ ン リ i ・ キ ッ シ ン ジ ャ ー 元 国 務 長 官 や ク リ ス ト フ ァ ー ・ ド ツ ド 上 院 議 員 ( 民 主 党 ) 、 ニ ュ ー ト ・ ギ ン グ リ ッ チ 元 下 院 議 長 ( 共 和 党 ) ら も 声 を そ ろ え て ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー に 匹 敵 す る ﹄ な ど と 評 し た 。 日 本 側 と し て は 愉 快 で は な い 歴 史 の た と え だ が 、 米 側 議 員 た ち の 間 で は パ ー ル ハ ー バ ー へ の 言 及 は さ ら に 当 時 の 米 国
の 官 民 、 与 野 党 が 一 致 し て 共 通 の 敵 に 立 ち 向 か っ た 国 家 的 団 結 を も 意 味 し て い る 。 ・ ・ こ う し た 対 応 の な か で ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー で は 敵 が 明 確 だ っ た が 、 今 回 は 違 う ﹂ と か ﹃ 今 回 の テ ロ は 世 界 の 歴 史 で も 類 例 が な い ﹄ と い う 声 も 出 て 、 日 本 軍 の 攻 撃 が 奇 襲 に し て も 軍 事 目 標 に 焦 点 を し ぼ っ た 正 面 か ら の 戦 争 だ っ た 点 へ の 認 識 も 感 じ さ せ た 。 ﹂ (9 ・ 12 、 産 経 新 聞 夕 刊 4 版 3 面 。 ︻ ワ シ ン ト ン ー1 日 11 古 森 義 久 ︼ ︽ ﹁ 米 、 最 も 悲 惨 な 日 ﹂ ︾ ︿ 米 議 員 ら ﹁ 60 年 前 の 奇 襲 に 匹 敵 ﹂ ﹀) ︽ パ ー ル ハ ー バ ー よ り 大 き な イ ン パ ク ト ︾ ﹁ : 六 十 年 前 、 パ ー ル ハ ー バ ー に 日 本 軍 の 奇 襲 を 受 け た 米 国 は 一 夜 に し て 対 外 姿 勢 を 変 え 国 内 は 団 結 し 、 第 二 次 大 戦 に 加 わ っ た 。 二 十 二 年 前 、 ソ 連 軍 の ア フ ガ ニ ス タ ン 侵 攻 で 米 国 は そ れ ま で の 寛 容 な 対 ソ 観 や 対 ソ 姿 勢 を 一 変 さ せ 、 以 後 は ソ 連 と の 対 決 の 道 を 歩 ん だ 。 今 回 の テ ロ は 米 国 が 前 例 の な い 大 被 害 を 受 け 、 世 界 を み る 視 線 と 世 界 の 中 で の 自 国 を 位 置 づ け る 認 識 と を 変 え る と い う 意 味 で は 、 こ の 二 つ の 歴 史 的 な 転 換 点 よ り も イ ン パ ク ト は 大 き い と い え る 。 ・ ・ ﹂ ( 9 ・ 13 、 産 経 新 聞 朝 刊 14 版 -面 。 ︻ ワ シ ン ト ン ー2 日 11 古 森 義 久 ︼ ︽ 対 テ ロ 威 信 か け る 米 ︾ ︿ 〃 対 極 " 日 本 、 ど う 歩 調 V) ︽ カ ミ カ ゼ み た い 、 パ ー ル ハ ー バ ー を 思 い 出 し た ︾ ﹁ 米 中 枢 同 時 テ ロ の 惨 状 に は 胸 を 痛 め る ば か り だ が 、 米 国 民 の も ら す 感 想 の な か に 少 々 気 に か か る も の が あ る 。 ﹃ ま る で カ ミ カ ゼ み た い だ っ た ﹄ と か ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー を 思 い 出 し た ﹄ な ど と 語 る 声 が あ る こ と だ 。 ・ ・ し か し 一 方 は 民 間 人 を 巻 き 添 え に し た 憎 む べ き テ ロ リ ズ ム で あ り 、 一 方 は 戦 艦 や 軍 事 基 地 を 標 的 に し た 戦 闘 行 為 で あ る 。 事 柄 の 本 質 も 性 格
も 違 い 、 全 く 次 元 が 異 な っ て い る 。 二 つ を 軽 々 に 結 び つ け る の は 間 違 っ て い る し 、 そ う あ っ て は な ら な い 。 . ・ パ ー ル ハ ー バ ー を 持 ち 出 す な ら 、 も っ と お か し い こ と が あ る 。 米 ジ ャ ー ナ リ ス ト 、 ス テ ィ ネ ッ ト 氏 の ﹃ 真 珠 湾 の 真 実 ﹄ と い う 本 が で た が 、 そ れ に よ る と 日 本 を 挑 発 し て 戦 争 行 為 を と ら せ た の は 米 大 統 領 ル ー ズ ベ ル ト そ の 人 だ っ た 。 彼 は 日 本 機 の 攻 撃 が " 不 意 打 ち " だ っ た こ と を 装 っ た と い う 。 : ﹂ ( 9 ・ 18 、 産 経 新 聞 朝 刊 14 版 -面 ﹁ 産 経 抄 ﹂ ) (注 1 ) ︽ 真 珠 湾 攻 撃 以 来 の 最 悪 の 襲 撃 ︾ ﹁ ・ ・ 米 国 内 で は 、 こ の 日 の テ ロ 攻 撃 に つ い て ﹃ 真 珠 湾 攻 撃 以 来 の 最 悪 の 襲 撃 ﹄ ( ロ バ ー ト ・ ナ ッ タ ー 大 西 洋 艦 隊 司 令 官 、 チ ャ ッ ク ・ へ ー ゲ ル 上 院 議 員 ) と の 要 人 発 言 が 相 次 ぎ 、 報 復 を 求 め る 世 論 が 高 ま っ て い る 。 . . ﹂ ( 9 . 12 、 読 売 新 聞 夕 刊 3 版 1 面 ( ︻ 死 者 数 千 人 規 模 ︼ ︽ 米 同 時 テ ロ ︾ ︿ 大 統 領 ﹁ 非 常 事 態 ﹂ 発 動 ﹀ ︿ 国 防 総 省 八 〇 〇 人 犠 牲 V ︿ 邦 人 17 人 安 否 不 明 V) ︽ 真 珠 湾 攻 撃 を 上 回 る 挑 戦 ︾ ﹁ ・ ・ 今 回 の テ ロ 攻 撃 は 、 米 国 の 市 民 社 会 と 米 国 の 安 全 保 障 に 対 す る 、 根 源 的 な 挑 戦 を 意 味 す る 。 真 珠 湾 攻 撃 を 上 回 る 挑 戦 で あ る 。 な ぜ な ら 、 標 的 は 米 国 の 軍 事 能 力 で は な く 、 米 国 民 の 士 気 と 平 凡 な 市 民 生 活 だ っ た か ら で あ る 。 犠 牲 者 は 罪 の な い 男 女 で あ り 、 そ の 規 模 は 、 主 と し て 軍 人 だ っ た 真 珠 湾 の 犠 牲 者 の 数 を 、 ほ と ん ど 間 違 い な く 上 回 る 。 ﹂ ( 9 ・ 17 、 読 売 新 聞 朝 刊 13 版 1 面 ﹃ 地 球 を 読 む ・ H ・ キ ッ シ ン ジ ャ ー ( 元 米 国 国 務 長 官 ) ﹄ ︻米 同 時 テ ロ ︼ ︽ 結 束 す る 民 主 世 界 ︾ ︿ 根 源 的 な 価 値 へ の 脅 威 ﹀)
︽ 第 二 の パ ー ル ハ ー バ ー ︾ ﹁ : ﹃ 今 回 の テ ロ 攻 撃 は ( 旧 日 本 軍 の ) 真 珠 湾 攻 撃 に 匹 敵 す る 。 あ の 時 と 同 じ 仕 返 し を し な け れ ば な ら な い ﹄ 1 。 キ ッ シ ン ジ ャ ー 元 米 国 国 務 長 官 は 十 一 日 、 C N N テ レ ビ で 語 気 を 強 め た 。 米 中 枢 同 時 テ ロ を 米 マ ス コ ミ は ﹃ 第 二 の パ ー ル ハ ー バ ー ﹄ と 呼 ぶ 。 首 都 が 外 部 勢 力 に 攻 撃 さ れ た の は 、 英 国 軍 が 一 八 一 四 年 に ホ ワ イ ト ハ ウ ス を 炎 上 さ せ て 以 来 だ 。 ・ ・ ( ワ シ ン ト ン 共 同 ) ﹂ ( 9 ・ 14 、 神 戸 新 聞 朝 刊 14 版 -面 ﹃ 米 本 土 攻 撃 ・ 下 ﹄ ︻安 全 保 障 ︼ ︽ 新 軍 事 戦 略 に 追 い 風 国 際 的 な 反 発 必 至 ︾ ) ︽ パ ー ル ハ ー バ i 以 来 ︾ ﹁ ・ ・ ﹃ こ れ は テ ロ を 超 え た 戦 争 行 為 だ ﹄ と ブ ッ シ ュ 米 大 統 領 。 ﹃ 敵 は 隠 れ て は い る が 、 い つ ま で も 隠 れ お お せ る こ と は で き な い ﹄ ・ ・ ﹃ 米 国 は 総 力 を あ げ て 、 こ の 敵 を 捜 し 求 め る ﹄ と ブ ッ シ ュ 大 統 領 。 ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー ( 真 珠 湾 ) 以 来 ﹄ と 言 わ れ る と 、 思 い は 複 雑 だ が 、 こ う い う 時 の 米 国 民 の 結 束 は 固 い 。 ・ ・ ﹂ ( 9 ・ 13 、 読 売 新 聞 夕 刊 3 版 1 面 ︽ よ み う り 寸 評 ︾ ) ま た 、 日 本 の 新 聞 が 自 ら 批 判 的 に 事 件 を 伝 え る 文 章 で は ﹁ ﹃ 同 時 多 発 テ ロ ﹄ は 再 び 米 国 に ﹃ 屈 辱 の 日 ﹂ を も た ら し た ﹂ と 、 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ が 米 国 に ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ で あ っ た よ う に 、 今 度 の ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ も ま た 米 国 に は ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ で あ る と い う 視 点 が 見 ら れ た 。 ︽ 真 珠 湾 攻 撃 以 来 ・ ・ の 屈 辱 ︾
﹁ ・ ・ 米 国 は 60 年 余 り 前 の ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー (真 珠 湾 攻 撃 ) ﹄ 以 来 、 初 め て 攻 撃 さ れ 、 躁 躍 さ れ 、 屈 辱 を 味 わ っ た 、 と あ の 世 代 は 振 り 返 る 。 そ し て 、 報 復 は 広 島 、 長 崎 だ っ た と 言 う の だ 。 ・ ・ ﹂ ( 9 ・ 14 、 毎 日 新 聞 朝 刊 4 面 ・ オ ピ ニ オ ン . ワ イ ド 面 ︻ 世 界 の 目 ︼ ﹁ 世 界 最 強 の 国 が 襲 わ れ た 日 ﹂ 青 木 富 貴 子 ︿ ニ ュ ー ヨ ー ク 在 住 ジ ャ ー ナ リ ス ト ﹀) こ こ で ﹁ 屈 辱 を 味 わ っ た ﹂ と い う の は 、 や は り 現 在 の マ ス コ ミ で ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ イ コ ー ル ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ と 書 か れ て き た こ と か ら 、 日 本 人 が 、 ﹁ ア メ リ カ 人 は み な そ う 思 っ た だ ろ う な ﹂ と の 類 推 、 連 想 、 想 像 か ら き た の だ と 思 わ れ る 。 日 本 側 が そ う 思 っ て も こ れ は し か た が な い し 、 勝 手 な 想 像 で あ り 、 意 見 で あ り 、 勘 ぐ り で あ る 。 し か し 、 本 当 に ア メ リ カ 人 一 般 は そ う 思 っ て い た の だ ろ う か 。 ア メ リ カ 人 た ち が そ う 思 っ た か ど う か は 別 と し て も 、 ア メ リ カ 大 統 領 . ル 1 ズ ベ ル ト は そ ん な 気 持 ち で 、 つ ま り 、 ﹁ 屈 辱 的 な ﹂ 意 図 で 教 書 の o 母 δ ≦ 臣 9 ヨ 自 く 。 団巳 口 冨 日 k の 語 句 を 書 い て い た の だ ろ う か 。 そ う い う 意 味 が 込 め ら れ て い る の だ ろ う か 。 ︽ 米 国 民 の 屈 辱 を 笑 う ︾ ﹁ ・ ・ ﹃米 国 力 ﹄ の シ ン ボ ル の 大 破 壊 直 後 に 、 米 国 民 の 86 % が 戦 争 を 実 感 し 、 71 % が 軍 事 報 復 を 支 持 す る 気 持 ち は よ く わ か る 。 現 に 米 国 民 の 屈 辱 を あ ざ 笑 う 国 や 人 も い る ・ ・ ﹂ (9 ・ 14 、 毎 日 新 聞 夕 刊 -面 ﹁ 近 時 片 々 ﹂ ) こ こ で も 、 世 界 貿 易 セ ン タ ー の ツ イ ン ビ ル が 、 テ ロ リ ス ト に 乗 っ 取 ら れ 、 ハ イ ジ ャ ッ ク さ れ た 民 間 機 の 激 突 で 、 特 攻 攻 撃 を 受 け た よ う に 倒 壊 、 崩 壊 し た 姿 や ペ ン タ ゴ ン の 建 物 が 直 撃 さ れ た 姿 な ど を 見 れ ば 、 米 国 民 は ﹁ 屈 辱 ﹂ を 感 じ て い る も の と 、 こ の 近 時 片 々 記 者 は 断 定 し て こ の 記 事 を 書 い て い る の で あ る 。 こ れ も か つ て の ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ が 米 国 民 に と っ て は ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ で あ る と の 前 提 が 先 入 観 、 潜 在 意 識 と し て あ る か ら こ そ 、 こ ん な 表 現 が 導 か れ た の だ ろ う と 推 定 さ
れ る 。 ︽ 真 珠 湾 で は 二 三 〇 〇 人 の 死 者 ︾ ﹁ 真 珠 湾 で は 二 一二 〇 〇 人 の 死 者 、 ﹃ 同 時 多 発 テ ロ ﹄ で は 六 〇 〇 〇 人 を 超 え る 死 者 が 、 い ず れ も 一 日 で 出 た 。 と っ て は 、 こ れ は 南 北 戦 争 以 来 の 大 事 件 だ っ た ﹂ ( 10 ・ 21 、 N H K テ レ ビ ・ 日 曜 討 論 。 岡 本 行 夫 発 言 ) ア メ リ カ に ︽ 言 い 間 違 い が 米 に 三 つ あ る ︾ ﹁ 米 国 ( 大 統 領 ) は 三 つ の 言 い 間 違 い を し た 。 一 つ は 十 字 軍 だ と 。 こ れ は キ リ ス ト 教 徒 と イ ス ラ ム 教 徒 と の 戦 争 で は な い 。 第 2 に 報 復 だ と 。 21 世 紀 の 人 類 に か か わ る 文 明 的 要 素 を 持 っ た 問 題 だ 。 3 番 目 は 真 珠 湾 だ と 。 軽 率 だ 。 ( 日 本 は ) 日 の 丸 を 掲 げ て 正 面 か ら 行 っ た 。 ・ ・ ﹂ ( 10 ・ 2 、 朝 日 新 聞 朝 刊 14 版 5 面 、 政 治 面 、 最 下 段 ︻ 発 言 録 ︼ 1 日 ︽ 言 い 間 違 い が 米 に 三 つ あ る ︾ ︿ 中 曾 根 康 弘 ・ 元 首 相 V ◆ 朝 日 ニ ュ ー ス タ ー ﹁ 政 策 神 髄 ﹂ ︿ 6 日 午 後 11 時 5 分 放 映 ﹀ の 収 録 で ) 日 本 側 で い く ら ﹁ 二 つ の 出 来 ご と は 内 容 が ま っ た く 違 う ﹂ と 、 い き り 立 っ て み て も 、 こ う し て ア メ リ カ で は ブ ッ シ ュ 大 統 領 で さ え も 、 ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ 攻 撃 事 件 と 真 珠 湾 奇 襲 攻 撃 を 同 じ よ う な も の と し て 見 て い る の で あ る 。 ま し て 、 一 般 ア メ リ カ 人 の 目 に は ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ が ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ の 再 来 と 映 っ て も 当 然 だ ろ う と 思 わ れ る 。 (注 1 ) ス テ ィ ネ ッ ト 氏 の ﹃ 真 珠 湾 の 真 実 ﹄ 11 ﹁真 珠 湾 の 真 実 ル ー ズ ベ ル ト 欺 哺 の 日 々 ﹂ 二 〇 〇 一 年 6 月 30 日 第 一 刷 。 著 者 、 ロ バ ー ト ・ B ・ ス テ ィ ネ ッ ト 。 監 訳 者 妹 尾 作 太 男 。 共 訳 者 荒 井 稔 / 丸 田 知 美 。 文 藝 春 秋 刊 。
原 著 コ ) ﹀ 曵 O 閏 U 国 ∩ 国 日 \ 目 由 日 因 d 月 = ﹀ ゆ O d 目 聞 U 勾 > Z O 田 ﹀ 智 = ﹀ 窃 O 幻 ﹂ 。 こ の 原 著 題 名 は 言 う ま で も な く 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 固 9 宙 尋 喜 惹 E ぞ o ヨ 一藁 巨 k の も じ り で あ る 。 な お 、 こ の 本 の 内 容 に つ い て 、 ハ リ ー ・ レ イ (= 竃 ぎ 麸 ) 桜 花 学 園 大 教 授 が 、 朝 日 新 聞 発 行 ﹁ 論 座 ﹂ 二 〇 〇 二 年 1 月 号 、 二 四 警 ∼ で ︽ 日 米 開 戦 か ら 六 十 年 / ﹃ 真 珠 湾 の 真 実 ﹄ は 真 実 に あ ら ず / ﹁ ル ー ズ ベ ル ト 陰 謀 説 ﹂ の 欺 隔 を 暴 く ︾ ︿ い ま や 歴 史 修 正 主 義 者 の バ イ ブ ル と な っ た ﹁ 真 珠 湾 の 真 実 ﹂ 。 そ の 数 多 く の 矛 盾 と 歪 曲 を 、 知 日 派 の 米 国 人 歴 史 学 者 が 徹 底 検 証 す る V の 見 出 し で 、 同 書 へ の 長 文 の 反 論 を 掲 載 し て い る 。 四 、 米 国 マ ス コ ミ の ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ 報 道 米 誌 ﹁ ニ ュ ー ズ ウ ィ ー ク ・ Z 国 を ゜り ≦ 田 訳 ﹂ は 、 事 件 後 す ぐ に ﹁ 本 臨 時 号 は 攻 撃 が あ っ て 数 時 間 た ら ず の う ち に 発 行 し た も の で 、 歴 史 上 、 米 国 国 土 で の 最 悪 の 攻 撃 の 内 容 を 伝 え 、 ま た 、 そ の 計 り 知 れ な い 巨 大 な 衝 撃 を 検 証 す る も の ﹂ と し て 、 日 付 け な し で 64 ペ ー ジ も の 臨 時 号 を 発 行 し た 。 写 真 が 主 で は あ る が 、 激 し い 怒 り を 込 め た 記 事 の い た る と こ ろ に ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (言 討 ヨ 団 ) ﹂ の 語 句 が 溢 れ て い る 。 こ の 号 の ト ッ プ ﹁ 新 た な る イ ン フ ァ ミ ー の 日 ・ > Z 。 ≦ U 固 6 。 噛 冒 沖 巨 ≦ と 題 す る 署 名 記 事 は 次 の よ う に 、 こ の ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ と ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ を は っ き り と 連 結 し て 書 い て い た 。 (注 ・ 付 録 コ ピ i ② 参 照 ) 以 下 、 英 文 記 事 の 訳 文 末 の [真 ] 印 は 筆 者 に よ る 試 訳 で あ る こ と を 示 す 。
︽ 9 月 11 日 ・ ・ こ の 日 は 、 一 九 四 一 年 12 月 7 日 の よ う に 、 イ ン フ ァ ミ ー の 中 で 生 き 続 け る で あ ろ う 。 政 治 的 、 経 済 的 首 都 を 襲 っ た 不 敵 な 空 か ら の 襲 撃 は 〃 ア メ リ カ 要 塞 " を コ ケ に し 、 世 界 の 憎 悪 か ら 自 分 た ち は 無 関 係 で 浮 か ん で い ら れ る だ ろ う と す る ア メ リ カ 市 民 た ち の 幻 想 に ケ リ を つ け た 。 厚 い 煙 の 雲 と 、 世 界 貿 易 セ ン タ ー が 從 耳 え て い た 場 所 か ら 吹 き 上 が る 粉 塵 は 、 真 珠 湾 の 軍 艦 の 列 を 襲 う 日 本 軍 の 攻 撃 の 写 真 を 、 不 気 味 に 思 い 起 こ さ せ る も の で あ っ た 。 た だ 、 こ の 雲 は マ ン ハ ッ タ ン の 下 町 の 上 に 覆 い 被 さ っ て い て 、 そ の 煙 の 下 で は 数 十 万 人 の 市 民 が 生 活 し 働 い て い る の だ : 。 政 治 家 や 識 者 た ち は 戦 争 を 口 に し て い た 。 し か し 、 戦 争 と い う こ と な ら 、 遥 か に 易 し い も の だ 。 パ ー ル ハ ー バ ー ・ 真 珠 湾 は な ん と 言 っ た っ て 、 軍 事 基 地 に 対 す る 軍 隊 に よ る 攻 撃 だ っ た 。 ニ ュ ー ヨ ー ク と ワ シ ン ト ン で の 市 民 た ち の 死 に 報 復 す る の に は 、 ア メ リ カ は 多 分 、 影 を 追 い か け ま わ す こ と で 終 わ っ て し ま う だ ろ う [ 真 ] ︾ ( ︻ ニ ュ ー ズ ウ ィ ー ク ︼ 臨 時 号 ﹃ 攻 撃 さ れ た 米 国 ﹄ 24 警 ー 25 警 V ︽ ° °Qo 昌 侍゜ = b O 9 ° 目 げ o 量 ︻o ﹄ 冨 O o o ° 8 一 〇 乱 唱 ≦ 躍 一 毫 o ヨ ヨ h m巨 k ° 目 げ o p 巨 p o δ ロ ゜・ 臥 ﹃ p ω ゜。 窪 胃 8 号 o 勺 9 一口 o 毘 き α 翫 昌 き o 芭 o 巷 ぱ p 尻 日 P 匹 O O 日 O O 界 O 蔓 O 州 聞 O 耳 ﹁ Φ ゜・ °・ ﹀ 日 0 ユ O β ρ 昌 自 0 昌 ロ 0 匹 9 0 筥 ⊆ °。 δ 口 号 P 二 研 O 筐 N O コ 。・ O P 昌 ゜・ 9 日 0 げ O ≦ 自 O 讐 四 げ O < 0 9 0 げ 凶 q O ロ ゜。 O 団 聾 O ≦ δ ﹁ 匡 ゜ 日 げ O ぎ 貯 閃 o δ 仁 房 o h ・・ 日 o 犀 o 薗 口 α 匹 ロ 。・ 一 げ 巳 o 謹 宣 oq ロ 勺 蹄 o 日 酔 o 。。 唱 9 ≦ げ 9 0 島 o 宅 〇 二 匹 目 富 自 o ∩ 8 8 ﹁ o b 8 ω δ o α ≦ 9 0 8 ユ ぞ H o 日 ぎ 冒 8 三 〇 噛 皆 o b ゴ o δ oq 錘 b 房 坤 o ヨ 9 0 ﹄ -陶 ﹁ 固 口 o ・。 o 卑 団 o 犀 o b ゆ 餌 巳 o 。・ 7 首 閃 o ≦ ヨ 勺 o 舘 一 = 智 σ O H -O 巳 図 子 o o δ ロ 身 ≦ o ﹃ o o 口 αq ロ 日 ロ αq δ ≦ o ユ ≦ p 島 酋 需 目 ゜ ≦ げ o ﹁ o ゴ ロ ロ 酔 o α の o 粘 号 o ロ 鶏 口 自 ω o 馬 9 < ロ 貯 自 鼠 く o p 昌 α ≦ o 時 : : 目 げ o O 巳 三 〇 冨 ロ 。・ p ロ 自 唱 ロ ロ 臼 厨 母 貯 o 匹 o h ≦ 舘 ゜ bd 三 類 自 ≦ O 巳 佳 σ o δ o o p °・ k ° 勺 o p 二 国 自 -げ o 戸 僧 二 窪 。。 戸 ≦ 鶴 雪 卑 門 醇 臭 σ 望 " B ま 一碧 望 8 H 8 国 oo 巴 冨 一 囚 ヨ 島 母 q げ 固 。・ o ° 目 o 悶 < o コ oq o 厨 o 凶≦ = 碧 9 " 一げ 。・ 5 Z o ≦ 磯 o 美 吟。 昌 α ≦ p °・ 巨 昌 oq 8 戸 ﹀ ∋ o H 沖B ヨ 超 & 巳 看 o 訂 ゜。 団 謁 ゜・ 訂 a ≦ °・ ⋮ ︾ ( ︻ Z 国 妻 Qo ≦ 国 国 ︼︿ " 国 × 円 幻 ﹀ °> H≦ 国 国 H ∩ ﹀ ¢ Z ︼) 国 国 ﹀ 目 目 ﹀ ∩ 邑 ︽ > Z o ≦ O p 8 0 二 口 鵠 日 と ︼W k 団 < > Z 目 = Ω ≦ > Qり ︾ ℃ で .睾 -P い )
ま た 同 号 の 他 の ペ ー ジ ( 48 警 ) の ﹁ テ ロ 攻 撃 こ そ 最 大 の 脅 威 ﹂ と 題 す る 記 事 に は 、 真 珠 湾 攻 撃 の 記 録 写 真 を ﹁ 。・ 器 艮 四 n-§ オ (卑 劣 な 攻 撃 ) ﹂ の 見 出 し を 付 け て 掲 載 し 、 ﹁ か つ て 日 本 は 一 九 四 一 年 12 月 7 日 、 真 珠 湾 の 米 海 軍 基 地 を 奇 襲 爆 撃 し 、 世 界 を 揺 る が し た [真 ] ﹂ と 説 明 し て い る 。 ︽ o。 Z 国 ﹀ 困 ﹀ 弓 目 ﹀ ∩ 内 " 臼 巷 き 8 8 °。 ぎ o 百 ロ 9 0 ≦ 〇 二 匹 葱 昏 悶 。。 口 弓 蔚 0 9 日 σ ぎ oq 9 ぎ o d °ω 引 目 く 巴 冨 。・o 碧 勺 o 巴 閏 喜 o ﹁ 8 ︼) o ° °N 這 a ︾ ( ︻ Z 国 ≦ oo ≦ 国 国 困 " 国 × 目 国 ﹀ ︼ ︽ ﹀ 竃 団 皆 ∩ ﹀ 口 Z U 国 口 ﹀ 目 目 ﹀ ∩ 内 ︾ 唱 ト 。。 ) ほ か の 米 国 マ ス コ ミ の 論 調 も ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ を ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ に な ぞ ら え て 報 道 す る と こ ろ が 目 立 ち 、 こ れ ら 新 聞 、 雑 誌 の 記 事 を ホ ー ム ペ ー ジ な ど で 拾 っ て み る と 、 こ こ で も キ ー ワ ー ド ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (巨 固 目 k ) ﹂ が そ の ま ま に 、 あ る い は い ろ い ろ に 言 い 換 え ら れ て 大 見 出 し に な っ て い る 。 し か し 、 こ の キ ー ワ ー ド は 、 日 本 で ﹁屈 辱 ﹂ ( の 日 ) と 同 義 に 使 わ れ て い る の と は 全 く 違 う 意 味 で 使 わ れ て い た 。 米 紙 が 僧 9 宕 毒 随9 ≦ 巳 野 ⑦ ぎ 凶目 耳 、 つ ま り 日 本 版 ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ を い ろ い ろ に 言 い 換 え て 使 っ た の は ﹁ 真 珠 湾 の 日 ・ 再 び ﹂ を ア ピ ー ル す る た め だ っ た の で あ る 。 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (ヨ 富 日 k ) ﹂ を ど の よ う に 翻 訳 す べ き な の か は 後 の 章 で 見 る こ と に し て 、 次 の 英 文 記 事 で は ﹁ イ ン フ ァ ミ ー ﹂ は そ の ま ま に し て 他 の 部 分 を 抄 訳 し な が ら 抜 書 き し て み る 。 ︽ 二 〇 〇 一 年 9 月 11 日 ・ イ ン フ ァ ミ ー の 日 ︾ ︽ 二 〇 〇 一 年 9 月 11 日 ・ イ ン フ ァ ミ ー の 中 で 生 き 続 け る で あ ろ う 日 付 け 、 ポ ス ト 冷 戦 の 時 代 が 終 わ っ た 日 、 ア メ リ カ 人
の 世 界 が 全 く 一 変 し た 日 ・ ・ [真 ] ︾ ( ﹁ ワ シ ン ト ン ・ ポ ス ト ﹂ 9 ・ 12 ﹃ 我 ら こ の 戦 争 を 戦 わ ざ る べ か ら ず [ 真 ] ﹂ 常 任 評 論 家 、 ロ バ ー ト ・ ケ イ ガ ン ) ︽ Qa o 艮 , = ° P O g l 葺 o " 9 0 夢 讐 芝 凶= = ︿ o ヨ 一目 富 目 ざ 葺 o α 昌 旨 o ℃ o 。。学 ∩ o 置 ≦ 碧 o ﹃p o ロ α o ρ 9 0 α 超 厳 o 芝 o 臣 0 8 ﹁ ﹀ 目 ① ユ 8 塁 9 き oq o O 巨 8 ユ 望 ゜° ︾ ( 胃 げ o ≦ 窃 匡 口 qq 8 口 ℃ o 吻計 芝 o 身 o °・魯 ざ ω ε 5 目 σ 臼 旨 b O O ご ℃ 薗 σq o > ω 二 ︽ ≦ o ︼≦ ロ 鴇 コ αq = 目 旺 。。 髪 胃 ︾ ︿ 9 閑 9 0 ロ 内 p α。 き ﹀) こ の 文 は 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 教 書 の 語 句 を ほ と ん ど そ の ま ま 引 用 し て い る 。 ︽ イ ン フ ァ ミ ー の 日 へ の 反 応 ︾ ︽ こ れ は 犯 罪 で は な い 、 こ れ は 戦 争 だ ・ ・ イ ン フ ァ ミ ー の 日 に 対 す る パ ウ エ ル 国 務 長 官 の 最 初 の 反 応 は ﹁ 責 任 者 を 法 廷 へ 引 き 出 す ﹂ と の 確 約 だ っ た が 、 こ れ は 全 く の 問 違 い だ 。 ﹁ 真 珠 湾 ﹂ に 応 答 し た ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 は 日 本 海 軍 航 空 隊 の 司 令 官 を 法 廷 に 連 行 す る な ど と 公 約 し た の で は な か っ た 。 彼 は 日 本 を 脆 か せ る と 約 束 し た 。 [ 真 ] ︾ ( ﹁ ワ シ ン ト ン ・ ポ ス ト ﹂ 9 ・ 12 ﹃ 戦 争 へ だ 。 法 廷 へ で は な い [真 ] ﹄ 常 任 評 論 家 、 ク ラ ウ ト ・ ハ マ ー ) ︽ 日 ゴ 房 討 目 9 0 臥 日 O ° 目 臣 ゜自 詰 ≦ 臼 ゜⋮ Oo o o 器 8 0 h 望 讐 o ∩ o 巳 口 ℃ o ≦ o = 、 °・ 艶 ﹃ °。 一 ﹃ 〇 四 〇 鼠 o 口 δ 白 O 自 卑 図 O h ヨ 智 B 累 ≦ 鋤 。・ 8 且 0 α じq o ε 。 。げ 誌 ロ 9Q 暮 o 。。 o 器 。。う o 口 。。 ぎ 冠 8 ﹂ 口 し・ ユ o ρ 、、 弓 匡 ・・ 尉 o × 陶 9 ξ ≦ δ 昌 αq . 蜀 ﹃ 軸5 匹 ヨ 男 O 自 o < o 冒 島 α 口 2 H o 。。 ℃ o 昌 α δ 勺 o 碧 一 = 臼 げ o ﹁ σ 侵 覧 o O 咀 口 oq δ σ ニ コ oq g o o O 目 目 目 ロ 臼 o 貼 目 巷 翰5 0 。自 o 昌 O < 巴 薗 ≦ p 畝 O 昌 8 冒 巴 8 6 = Φ 且 o £ 9 δ げ 臥 お 鼠 鵠 目 δ 冨 寄 o 窃 ⋮ °︾ ( ︻ 目 ゴ o ≦ 、m 。。 巨 お δ ロ ℃ o 。・ 戸 ミ o 曾 o ロ α 窪 Ψω o 艮 o 日 σ 臼 旨 ゜ 8 0 ご 国 09 0 > ピ ︼ ︽ 目 o 乏 醇 噂 Z 9 5 0 0 ζ 巨 ︾ ︿ ξ 9 巨 2 寄 碧 爵 巨 ヨ 臼 V )
︽ 真 珠 湾 の 日 以 来 の 侵 略 攻 撃 ︾ ︽ ニ ュ ー ヨ ー ク や ワ シ ン ト ン を 襲 っ た 昨 日 の 恐 る べ き テ ロ 攻 撃 は 、 米 国 史 上 最 悪 の 惨 禍 の 一 つ だ 。 ・ ・ 一 九 四 一 年 12 月 7 日 以 後 、 米 国 本 土 が こ の よ う な 侵 略 攻 撃 を 受 け た こ と は な い 。 そ の 侵 略 に 際 し て は 米 国 は パ ニ ッ ク に 陥 る こ と な く 、 鉄 の 決 意 を 持 っ て 自 ら を 守 り 、 侵 略 者 を 懲 ら し め る べ く 反 撃 し た 。 ・ ・ 今 日 の 挑 戦 は 六 十 年 前 の そ れ と は 多 く の 面 で 異 な っ て お り 、 あ る 面 で は ず っ と 複 雑 で あ る 。 ﹁ 真 珠 湾 ﹂ へ の 攻 撃 は 軍 隊 を 標 的 に し た も の で 、 市 民 で は な か っ た 。 攻 撃 が 終 わ っ た と き 、 米 国 は 敵 が 誰 で あ る か を 知 っ て い た し 、 ど こ で 見 つ け た ら よ い の か も 、 知 っ て い た [真 ] ︾ ( ﹁ ワ シ ン ト ン ・ ポ ス ト ﹂ 9 ・ 12 、 社 説 ﹃ 二 〇 〇 一 年 9 月 11 日 ﹄ ) ︽ 目 ゴ o げ o 巳 訪 2 0 目 o 諺 雷 匿 o 冨 遷 ゜。 δ a 聖 旨 Z o 竃 図 o 鱒 国 巳 ≦ 窃 匡 昌 αq δ 昌 乱 = 旨 口 犀 島 8 0 0 コ 7 Φ 鷺 p δ ゜。8 国 団 目 隷 o 巴 ロ ﹀ 日 曾 o 目 匡 望 δ q ° ⋮ 2 9 巴 昌 o o O o ρ 8 這 斜 r , 曽 。q g o d °ω ゜ ゴ o 日 ① 冨 自 匹 。弓 島 円 巴 昌 ① α 。。 口 o = 帥 昌 帥 eQ αq δ 。。 。。 δ p 月 , o 昌 ゆ 二 〇 昌 ︻ o 。。 弓 o 昌 ら o 血 母 o 昌 ≦ 詳 げ 〇 三 窯 5 凶 o σ 三 ≦ 頃守 即 o 目 畠 9 g 日 ぎ 僧 鼠 o 旨 δ 住 o 甘 昌 α 一一 。。 o 目 軸5 自 ℃ ロ 巳 旨 8 0 薗 oq o9 ﹁ o 。・ 。・ o ︻ 。。 ° 目 げ o ﹁ o 。。 喝 o 昌 。。 0 8 0 四 累 巳 蕊 膚 げ o 窃 O o o 凶 。噂 ぞ o I °⋮ 目 ゴ o o = 9 目 o 口 oq o 8 自 避 凶 。。 一口 目 き 蜜 ミ P 巻 島 隷 ﹁ o 目 沖 o 日 葺 魯 o 暁 ひ O 望 o 曽 ・。 薗 αq P 目 匹 ぎ 。・ O 巳 Φ 零 嵯 ㎝ 日 o 掃 o o 日 覧 o × ° 目 げ ① 国 舜 8 閑 讐 雨 o 鮎巳 = 賀 げ o H ↓碧 oq g o α ヨ 已 ↓ 碧 k 8 ﹁ o o 。。 ° 昌 9 9 < 旨 冨 昌 。。 漏 5 α 薫 げ o 口 騨 薯 諺 o < 臼 白 o ¢ 三 8 0 00 田 δ ゜。 百 o ≦ 竃 げ O 陶 αq αq H o °・ °・ O 冨 ≦ 2 0 固 旨 O ≦ げ o 器 8 自 昌 自 9 0 3 ︾ ( 胃 げ o ≦ 、器 ま 謁 一〇 口 ℃ 8 戸 芝 0 9 0 °・ 匿 ざ ω o 官 o 目 げ o = N 8 0 ご 国 αq o > ω O ︼ 含 ε 8 ヨ σ 臼 = b O 9 ︾ ︿ 口 魯 o ユ 包 ﹀ ) ︽ 新 た な る イ ン フ ァ ミ ー の 日 ︾ ︽ 二 〇 〇 一 年 9 月 11 日 ー イ ン フ ァ ミ ー の 中 で 生 き 続 け る で あ ろ う も う 一 つ の 日 付 け 1 米 国 は そ の 本 土 の 上 で ア ン テ ィ ー
タ ム の 血 戦 以 来 の 戦 争 犠 牲 者 を 出 し た [ 真 ﹂ ︾ ( ﹁ ニ ュ ー ヨ ー ク ・ タ イ ム ズ ﹂ 9 ・ 12 、 評 論 ﹃ 新 ・ イ ン フ ァ ミ ー の 日 ﹄ ウ ィ リ ア ム ・ サ フ ァ イ ァ ) ︽ ≦ 塁 三 口 oq 8 口 I O 昌 oo o 冥 ゜ = b O O 一 1 き o 曄 臼 住 讐 o 暮 卑 乱 = 麟 く o ぎ ヨ 融 日 k I 臼 o d °oり ﹄ ロ 幣 Ho α ≦ 曽 s 誓 国 目 鼠 o 。。 8 同房 o 薯 ⇒ 。・o 自 昌 9 0 着 且 8 8 島 ぎ 8 9 。 菖 o o 身 切 卑 β 。 o h 雪 膏 母 日 ⋮ °︾ ( ︻ 霞 o Z 。 ξ 網 o 鼻 日 自 。 。・b α ぎ H 巨 \ O ℃ 由 畠 ゜ ω o 讐 o 日 σ o = P b O O 二 団 ・・。。 p k ︽ Z 睾 ︼) 昌 亀 ぎ 富 日 k ︾ ︿ 9 ≦ 已 帥 日 の p 陣 ・ V ) (注 ・ ア ン テ ィ ー タ ム 運 河 。 勺 9 目 巳 く p 巳 伊 ζ 趣 一碧 O を 南 へ 流 れ 男 。 8 ヨ m 。 川 へ 注 ぐ 支 流 。 南 北 戦 争 の 一 八 六 二 年 、 ド ゜ ° 将 軍 の 南 軍 の 北 侵 が 阻 止 さ れ た 激 戦 地 ) ︽ 第 三 次 世 界 大 戦 へ の パ ー ル ハ ー バ ー ︾ ︽ エ ル サ レ ム 発 ・ ・ 我 が 米 国 は こ の 事 件 が 第 三 次 世 界 大 戦 で あ る こ と を ほ ん と う に 理 解 し て い る の だ ろ う か 。 そ し て も し 、 こ の 攻 撃 が 第 三 次 世 界 大 戦 へ の パ ー ル ハ ー バ ー で あ る と す る な ら ば 、 こ れ は 前 途 に 長 い 長 い 戦 争 が あ る こ と を 意 味 し て い る 。 [真 ] ︾ ( ﹁ ニ ュ ー ヨ ー ク ・ タ イ ム ズ ﹂ 9 ・ 13 社 説 ・ 海 外 問 題 ﹃ 第 三 次 世 界 大 戦 [真 ] ﹄ ト ー マ ス ・ フ リ ー ド マ ン ) ︽ 器 目 り・ 9。 δ ヨ ー O O o °。 目 k 8 口 巨 曼 昂 巴 ¢ ロ コ 自 臼 の ↓目 α 9 p = 巨 巴 ゜・ 老 〇 二 α ≦ 目 目 噌 ﹀ 昌 O 窮 ↓ 匡 。・ 讐 雷 o 犀 謹 m 。・ 号 o 勺 o p 二 = き o ﹁ o h ≦ o a ≦ 碧 目 ゜ 胃 ヨ o 曽 ω 9 臼 o 厨 巴 8 σQ " δ 昌 oq 宅 碧 魯 o 巴 ⋮ °︾ ( 胃 冨 Z o ≦ 図 o 美 目 臼 o °・ " 国 身 o 臥 巴 \ O ℃ 出 P ω o 唱 o ヨ 9 二 ω b O O 二 聞 o 邑 oQ コ ﹀ 諮 訂 ︽ 藝 O ユ α を 笛 H 日 ︾ ︿ σ 冤 目 げ o 目 四 ゜。 ピ ゜ 臣 o α ヨ き V ) ︽ 真 珠 湾 攻 撃 を 終 わ ら せ た ご と く ︾
︽ 昨 日 の よ う な 攻 撃 は 系 統 的 な 計 画 、 す ぐ れ た 組 織 、 多 額 の 資 金 と 基 地 : を 必 要 と す る 。 そ う で あ る と す れ ば 、 政 府 は 系 統 的 な 反 撃 を 準 備 し て い な け れ ば な ら な い 1 責 任 者 で あ る 組 織 を 破 壊 す る こ と で 真 珠 湾 攻 撃 が 終 息 し た よ う に 。 こ の シ ス テ ム と は 、 あ る 国 々 の 首 都 な ど に 匿 わ れ て い る テ ロ 組 織 の ネ ッ ト ワ ー ク の こ と で あ る ・ ・ [真 ] ︾ ( ﹁ ワ シ ン ト ン ・ ポ ス ト ﹂ 9 ・ 12 ﹃ テ ロ の 組 織 網 を 破 壊 せ よ [真 ﹂ ﹄ 意 見 ・ ヘ ン リ ー ・ キ ッ シ ン ジ ャ ー ) ︽ ﹀ 口 舞 8 囚 ゜。 き = 器 若 ゜。 巳 ︻α 避 、°・ お ρ 巳 H o °・ 超 ゜。 審 日 呂 o 唱 一磐 巳 昌 oq b ㈹ o o O o Hoq 帥巳 N 9 一δ 戸 巴 9 0 噛 日 8 2 き ロ 四 げ 四 ゜。 o ⋮ ud 三 ぎ o 昌 9 0 0q o 千 O 日 日 O 巨 のげ O 巳 α げ O O = 碧 αq O α ≦ 匿 げ 卑 。・k 。・δ ]日 薗 自 O 器 。q℃ O 口 。。⑳ 9 讐 り O 口 O げ O ℃ O ・・-≦ 巳 O 昌 O 島 0 ≦ 阻 蜜 9 讐 野 0 讐 $ O 片 O 口 勺 O 目 一 = 碧 げ O ﹁ ⑩ 口 自 0 α ー 菱 一仔 § α o ω 冒 a 8 0 コ 7 0 °・ 看 ① 日 費 唐 凶 ゜・ ﹁ ① ゜・ 唱 8 ・・ 崔 。 8 ユ け 目 訂 9 遺 ・ 目 冨 き ・ 葺 。 ﹁ 困 。 噛 8 8 旨 8 ﹁ 。q 釣 巳 N 固 ま ・ ・⋮ 巨 § 9 ヨ 。 ぞ 一 巨 。・ 。 頃 8 目 -一 2 .口 8 琶 巳 o °・ ° ⋮ ︾ ( 胃 冨 乏 四 ゜・ 臣 お 8 昌 勺 o °・ 計 O 豆 巳 o P ω o 導 0 3 げ o = P b O O ご 寄 oq o > ω 二 ︽ ロ o 旨 o k 目 滞 Z o 享 o 井 ︾ ︿ 9 = o 越 寄 ゜・ °・ -ぎ ゜q 。 ﹁ V ) ︽ 元 祖 ・ 〃 イ ン フ ァ ミ ー の 日 " ︾ ︽ 彼 ( ブ ッ シ ュ 大 統 領 ) は 若 者 で は な い 。 キ ュ ー バ ・ ミ サ イ ル 危 機 の 時 の ジ ョ ン ・ F ・ ケ ネ デ ィ よ り 十 歳 は 年 長 で あ り 、 そ も そ も の イ ン フ ァ ミ ー の 日 の フ ラ ン ク リ ン ・ D ・ ル ー ズ ベ ル ト よ り 僅 か に 四 歳 若 い だ け で あ る 。 し か し 、 五 十 五 歳 の 男 と し て は 、 彼 は し ば し ば 、 成 熟 に 達 す る た め の 厳 し い 訓 練 に は あ ま り 熱 中 し て き た と は 、 見 受 け ら れ な い の だ [ 真 ] ︾ ( ︻ タ イ ム ︼ 二 〇 〇 ] 年 10 月 1 日 号 19 警 ﹃ 戦 争 ・ 我 々 は し く じ り は し な い [ 真 ] ﹄ ) ︽ : = o 房 8 言 図 o 暮 αq 8 き 1 一 〇 誘 母 。・ 9 α o こ o ぎ 聞 ゜ 囚 o 目 口 o 身 ≦ 窪 讐 ぎ o 自 日 o o コ げ o ∩ 呂 目 巳 ゜・。。 博︼ o 臼 邑 ゜・ b 昌 一冤 8 舞 婦 碧 。。 関 o 彗 αq o ﹁ 9 固 昌 閏 B 昌 匹 ぎ O ° 国 o o 。。o < o F o 昌 昌 o o ユ αq 凶口 巴 O 避 o 恥 旦 融 日 k ° ゆ β ユ げ ﹁ °・o 日 o o 昌 o o αq o い 納 ぼ o げ 陶 ゜・ o 沖 o 口 ゜。 o o 巳 o 亀 δ げ 蝉 く o 薗 げ ゜・自 げ o α 融 ≦ O h 酔 ゆ
碧 昌 o 固 ぎ oq 奮 。。 8 ω o h 日 讐 ロ ﹁ 昌 . ︾ ( ︻ 目 ≦ 国 ︼ ︽ 冨 。 ≦ 胃 、 、乏 。 乱 昌 旨 9 蜜 昌 .. ︾ O g 一 b O 9 も ゜ 一 〇 ) ︽ パ ー ル ・ ハ ー バ ー 以 来 の 危 険 な 時 ︾ ︽ ・ ・ 顧 問 た ち と 一 週 間 を か け 、 苦 労 し て 練 り 上 げ た 演 説 を 流 暢 に こ な し な が ら 、 ブ ッ シ ュ は パ ー ル ハ ー バ ー 以 後 の 何 物 も 及 ば ぬ 厳 し い 危 険 な 時 に 、 議 会 に 姿 を 見 せ た の だ 。 世 界 中 の 指 導 者 た ち が ア メ リ カ の 新 た な る 大 義 に 同 盟 す る こ と を 誓 約 し た ・ ・ [ 真 ] ︾ ( ︻ ニ ュ ー ズ ウ ィ ー ク ︼ 二 〇 〇 一 年 10 月 -日 号 20 翼 -1 21 警 ﹃ ブ ッ シ ュ の 戦 闘 の 雄 叫 び [ 真 ] ﹄ ) ︽ コ " 乱 o 。・°・ ξ α o = < o 旨 oq p 切℃ 。 。 9 夢 β 9 窪 巳 げ 凶。・ 巴 α o ψ 匿 9 昌 自 9 8 臣 ≦ 8 貫 bd ` 答 p 唱 o 醇 0 9 三 サ o 壽 印 o h g o = 2 ωo g 塑 畠 目 o o h 需 匹 器 ゜・ 。 ︿ 。 ﹁o 器 碧 望 ゜。ヨ 。 。 勺 o 巴 = 貸 9 ﹁. ﹀ ︻2 巳 号 o ≦ 9 一畠 ﹂ o 巴 o 話 覧 巳 oq o α 臣 o oQ 助目 8 8 > 日 巳 8 .°・ 器 ≦ 。 目 ゜・ 。 ⋮ ︾ ( ︻Z 国 ≦ oっ ≦ 国 国 困 ︼ 0 9 ' 一 ゜ P O O 一 . ℃ ワ P O l P 一 ℃ ︽ ゆ 口 9りけ .ω 切 卑 二 〇 〇 蔓 ︾ ) 五 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 教 書 の " イ ン フ ァ ミ ー (巨 雷 日 団 ) " ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ 直 後 の 米 紙 な ど が 引 用 し た ﹁ イ ン フ ァ ミ i (ぎ 置 ) ﹂ の 語 は 、 太 平 洋 戦 争 の 開 戦 と な っ た ﹁ 真 珠 湾 奇 襲 ﹂ の 翌 日 、 一 九 四 一 年 ( 昭 和 16 ) 12 月 8 日 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 が 議 会 に 対 日 宣 戦 布 告 を 要 請 し た 教 書 に 盛 ら れ た も の で 、 そ の 冒 頭 の 中 に あ る 。 太 平 洋 戦 争 を 書 い た も の で は 、 ド キ ュ メ ン タ リ ー 、 小 説 な ど ま ず す べ て の 著 作 の 中 に こ の 語 句 が 引 用 さ れ て い る 。
哩 o °。 冨 a 薗 ざ U o 8 ヨ げ o ﹁ 8 一 〇 凸 I o α 讐 o ≦ 冨 o げ 乱 ∈ ぞ o ぎ 一コ 融 3 k -9 0 口 巳 叶巴 Qo 巨 o ω o h > 目 9 0 陶 ≦ 器 。・ ロ & o 巳 罵 暫 巳 α o ま 臼 讐 o ぞ 寧 富 笑 o α σ k 昌 碧 ﹄ p 巳 蹄 8 H o o °・ 亀 旨 o 団 暑 帥円 o o こ 巷 国 P ( 注 1 . 付 録 コ ピ ー ① 参 照 ) 有 名 な 語 句 と さ れ な が ら 、 こ の 語 句 を 引 用 し た 多 く の 著 作 な ど で は 、 そ れ ぞ れ 微 妙 な 違 い を 見 せ な が ら 多 種 多 様 に 翻 訳 さ れ て き た 。 そ れ と い う の も 、 こ こ に 出 て く る ﹁ イ ン フ ァ ミ i (ヨ 富 日 k ) ﹂ の 語 が 難 解 と さ れ て き た た め で あ る 。 こ の こ と は 、 ジ ョ ン ・ ト ー ラ ン ド 著 ﹃ 真 珠 湾 攻 撃 ﹄ の ﹁ あ と が き ﹂ の 中 で 訳 者 が 次 の よ う に 書 い て お り 、 初 め の こ ろ か ら 非 常 に 訳 し に く い 語 句 で あ っ た こ と が わ か る 。 (注 2 ) ︽ ・ ・ ぎ 討 ヨ 望 を オ ッ ク ス フ オ ー ド 辞 典 で 見 る と ﹁ 悪 い 世 評 。 ス キ ャ ン ダ ラ ス な 評 判 。 公 の 場 で の 非 難 、 恥 辱 。 悪 評 の 高 い 、 あ る い は 恥 ず べ き 下 賎 な 資 質 や 性 格 ﹂ と あ っ て 、 日 本 語 に い い 訳 語 が な い 。 ふ つ う 真 珠 湾 の 場 合 は ﹁ 屈 辱 ﹂ と 書 か れ る こ と が 多 い が ﹁ 真 珠 湾 奇 襲 の 日 は 、 ア メ リ カ に 対 す る と 同 様 、 日 本 に と っ て も イ ン フ ァ ミ ー の 日 だ っ た ﹂ な ど と い う 表 現 が あ る の で 、 必 ず し も 適 訳 で は な い 。 ﹁ 汚 名 ﹂ ﹁ 汚 辱 ﹂ ﹁ 悪 名 ﹂ も 、 訳 語 と し て ど う も 落 ち 着 き が 悪 い ︾ こ こ で は " ふ つ う 真 珠 湾 の 場 合 は ﹁ 屈 辱 ﹂ と 書 か れ る こ と が 多 い " と し て い る が 、 こ の 本 の 出 版 は コ 九 八 二 年 11 月 10 日 第 一 刷 ﹂ ( 注 ・ 昭 和 57 年 ) で 、 こ の こ ろ か ら ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ の 訳 語 が 多 用 さ れ る よ う に な っ た よ う で あ る 。 そ こ で 、 こ れ ま で の ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (一 爵 趨 ) ﹂ の 訳 語 を 過 去 に さ か の ぼ っ て 見 て み る 。 ち ょ う ど 十 年 前 の 、 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ か ら 半 世 紀 ・ 50 周 年 を 記 念 し た 一 九 九 一 年 (平 成 3 ) を ピ ー ク に 、 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (凶 酔 巨 k )﹂ の 語 句 が 強 く 思 い
出 さ れ 、 ア メ リ カ の 雑 誌 な ど に も こ の 語 句 が い ろ い ろ に 変 形 し て 登 場 し た が 、 一 方 、 日 本 で の マ ス コ ミ な ど で は 、 い ろ い ろ な 訳 語 を 経 て 、 次 第 に ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ に 集 約 さ れ て 行 っ た よ う だ 。 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (凶 昌 貯 目 図 ) ﹂ が 出 て く る 、 最 も 初 期 の こ ろ の 翻 訳 書 の 中 か ら 見 る と 、 ︽ 汚 名 の 日 ︾ ( 一 九 五 七 年 ) ︽ ・ ・ 十 二 月 八 日 の 午 前 に 国 会 に 臨 ん だ と き 、 彼 ( ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 ) は 歴 史 の 法 廷 の ま え に 立 っ た の で あ り ・ ・ そ の と き に し た 短 い 演 説 は 、 ル ー ズ ベ ル ト を そ の も っ と も 単 純 、 か つ も っ と も 直 裁 な 面 に お い て あ ら わ す も の だ っ た 。 ・ ・ こ の 演 説 の 一 語 一 語 が ル ー ズ ベ ル ト 自 身 の も の だ っ た 。 ・ ・ ル ー ズ ベ ル ト な ら で は の 言 葉 に よ る 華 奏 ( フ ァ ン フ ァ ル ﹀ は 、 彼 の 句 た る ﹁ 汚 名 の う ち に 生 き る で あ ろ う こ の 日 ﹂ に あ っ た 。 彼 は 攻 撃 の 結 果 の 詳 細 を 述 べ は し な か っ た け れ ど も ー こ れ ら の 詳 細 の 多 く は ま だ わ か っ て い な か っ た の だ 1 彼 は 本 質 的 な 醜 い 真 実 を 三 口 い 繕 っ た り 、 悪 し き 情 勢 の 見 せ か け を よ く し た り し よ う と は 試 み な か っ た 。 彼 は 過 去 二 十 四 時 間 の 異 常 な 事 件 を 列 挙 し た 。 ﹁ 昨 日 の ハ ワ イ 諸 島 に 対 す る 攻 撃 は ・ ・ ﹂ ・ ・ ︾ (注 3 ) ︽ 汚 辱 の 日 ︾ ( 一 九 七 一 年 ・ ﹁ 真 珠 湾 30 周 年 ﹂ ) ︽ ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 は 長 男 の ジ ェ ー ム ス の 腕 に す が り 、 ゆ っ く り と 登 壇 し た 。 そ し て 黒 い ル ー ズ ・ リ ー フ を 広 げ て 読 み 始 め た 。 ﹁昨 日 、 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 1 汚 辱 の 日 と し て 忘 れ ら れ る こ と の な い こ の 日 ー ア メ リ カ は 突 如 と し て 日 本 帝 国 海 、 空 '
軍 に よ る 事 前 に 計 画 さ れ た 攻 撃 を 受 け た : ﹂ 数 分 間 の こ の 演 説 は 割 れ 返 る 拍 手 に と ぎ れ た 。 大 統 領 は 、 演 説 を こ う 結 ん だ 。 ﹁ 私 は 、 ア メ リ カ 議 会 が 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 日 曜 日 、 日 本 に よ る 卑 劣 な 先 制 攻 撃 以 来 、 ア メ リ カ と 日 本 帝 国 の 間 に 戦 争 状 態 が 発 生 し て い る と の 宣 言 を 発 す る こ と を 要 請 し ま す ﹂ ル ー ズ ベ ル ト は 拍 手 と 歓 声 の 嵐 の 中 で 、 ル ー ズ ・ リ ー フ を 閉 じ た 。 ⋮ ア メ リ カ は 全 面 戦 争 を 宣 言 し た の だ ︾ (注 4 ) ︽ 汚 名 の 日 ︾ ( 一 九 八 一 年 ・ ﹁ 真 珠 湾 40 周 年 ﹂ ) ︽ ・ ・ 十 二 月 八 日 午 後 の 上 下 両 院 合 同 本 会 議 で 、 大 統 領 が 議 会 に 宣 戦 布 告 を 求 め た 演 説 ﹁ 日 本 帝 国 に 襲 わ れ た 十 二 月 七 日 と い う 日 は 、 ア メ リ カ の 歴 史 に 汚 名 の 日 と し て 残 る で あ ろ う ﹂ は 、 今 日 な お 記 憶 さ れ て い る ︾ (注 5 ) イ ノ フ ァ こ ︽ 汚 辱 の 中 に 生 き る 日 ︾ ( 一 九 八 二 年 ) イ ノ フ ァ ミ ︽ 昨 日 、 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 と い う 日 は 、 汚 辱 の 中 に 生 き る 日 で あ り ま す 。 に よ り 海 空 か ら 攻 撃 さ れ ま し た ︾ (注 6 ) こ の 本 で は 、 ﹁ 汚 辱 ﹂ の 漢 字 に ﹁ イ ン フ ァ ミ ー ﹂ の ル ビ を あ て て い る 。 ア メ リ カ は 突 如 、 計 画 的 に 、 日 本 帝 国 イ ノ フ ァ ミ ︽ 屈 辱 の 日 と し て 長 く 記 憶 さ れ る べ き ︾ ( 一 九 八 二 年 ) ︽ : 十 二 月 八 日 正 午 前 に は 、 ル ー ズ ベ ル ト は 議 会 向 け 演 説 草 稿 へ の 最 後 の 手 入 れ を 終 え た 。 上 下 両 院 合 同 本 会 議 で 彼
が そ れ を 読 み 上 げ た の は 、 午 後 零 時 半 。 そ の 冒 頭 は 、 長 く 人 々 の 記 憶 に 残 っ た (注 ・ 同 書 の 他 の 箇 所 で は 、 こ の 部 分 は ︽ 大 統 領 は 、 一 度 そ れ を 聞 い た 人 な ら 決 し て 忘 れ な い で あ ろ う 声 で 、 演 説 を 始 め た ︾ と あ る ) 。 イ ン フ ァ ミ ロ ﹁ 昨 日 -一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 は 、 屈 辱 の 日 と し て 長 く 記 憶 さ れ る べ き で あ り ま し ょ う 。 ア メ リ カ 合 衆 国 は 、 日 本 帝 国 に よ り 突 如 、 計 画 的 に 襲 撃 さ れ た の で あ り ま す ﹂ 雄 弁 を 振 る う ル ー ズ ベ ル ト は ﹁ 一 方 的 か つ 卑 劣 な 攻 撃 ﹂ を 仕 掛 け た 日 本 に 対 し 、 議 会 の 宣 戦 布 告 を 求 め た 。 ふ つ う な ら 与 党 の 民 主 党 員 だ け が 拍 手 す る と こ ろ だ が 、 こ の 日 は ま っ た く の 例 外 だ っ た 。 ﹁拍 手 と 協 力 の 精 神 は 、 民 主 、 共 和 両 党 か ら 一 様 に 起 こ っ た ﹂ 、 ル ー ズ ベ ル ト 演 説 の 草 稿 を 書 い た サ ム エ ル ・ ロ ー ゼ ン マ ン は 、 そ う 回 想 し て い る 。 賛 成 演 説 な ど が 済 ん だ 三 十 三 分 後 、 米 議 会 は 日 本 へ の 宣 戦 布 告 を 可 決 し た ・ ・ ︾ (注 7 ) こ の 書 で は ﹁ 屈 辱 ﹂ の 漢 字 に ﹁ イ ン フ ァ ミ ー ﹂ の ル ビ を あ て て い る 。 前 の 書 で は ﹁ 汚 辱 ﹂ と あ っ た も の が ﹁ 屈 辱 ﹂ と 変 え ら れ て い て 、 両 方 と も ル ビ を 振 っ て い る の は 、 訳 語 と 原 語 の 英 語 ヨ 富 目 望 の 間 に は ど ち ら も 〃 す き 間 " が あ る と 感 じ ら れ た の で あ ろ う 。 ︽ 不 名 誉 な る 日 ︾ ( 一 九 八 五 年 ) ︽ ロ ー ズ ベ ル ト 大 統 領 は 秘 書 の グ レ イ ス ・ タ リ ー を よ ん で 口 述 を 始 め た 。 1 ﹂ ︾ (注 8 ) ﹁ 昨 日 、 一 九 四 一 年 12 月 7 日 -不 名 誉 な る 日 ︽ 汚 辱 に ま み れ て 長 く 記 憶 さ れ る べ き こ の 日 ︾ ( 一 九 入 九 年 )
︽ ﹁ 昨 一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 、 汚 辱 に ま み れ て 長 く 記 憶 さ れ る べ き こ の 日 、 計 画 的 に ア メ リ カ 合 衆 国 を 襲 撃 し ま し た ﹂ ︾ (注 9 ) 日 本 帝 国 の 海 空 軍 (英 文 の 直 訳 ) は 突 如 か つ イ ノ フ ァ ミ ︽ 屈 辱 の 日 ︾ ( 一 九 九 一 年 ) ︽ 十 二 月 七 日 の 出 来 事 は 、 日 米 両 国 が と も に 力 を 合 わ せ て 打 ち 合 っ た 歴 史 的 ヘ ボ 碁 だ っ た ・ ・ ﹁ 昨 日 1 一 九 四 一 年 十 ニ イ ノ フ ド ミ 月 七 日 は 、 屈 辱 の 日 と し て 記 憶 さ れ る べ き で あ り ま し ょ う 。 ア メ リ カ 合 衆 国 は 、 日 本 帝 国 に よ り 突 如 、 計 画 的 に 襲 撃 さ れ た の で あ り ま す ﹂ ︾ (注 10 ) こ の 文 で も ﹁ 屈 辱 ﹂ の 漢 字 に ﹁ イ ン フ ァ ミ ー ﹂ の ル ビ を あ て て 、 ﹁ 屈 辱 ﹂ の 訳 語 と 原 語 の ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (ヨ 国 日 望 )﹂ と の 〃 す き 間 " を 訴 え て い る 。 ︽ 忌 ま わ し き 日 付 け ︾ ( 一 九 九 四 年 ) ︽ 昨 日 、 一 九 四 一 年 12 月 7 日 、 忌 ま わ し き 日 付 け と し て と ど め ら れ る で あ り ま し ょ う こ の 日 、 帝 国 の 海 、 空 部 隊 に よ り 、 謀 略 的 奇 襲 を 受 け た の で あ り ま す ︾ (注 11 ) ア メ リ カ 合 衆 国 は 、 日 本 144 ︽ 屈 辱 の 日 ︾ ( 一 九 九 五 年 ) ︽ ﹁ 咋 日 -一 九 四 一 年 十 二 月 七 日 は 、 屈 辱 の 日 と し て 長 く 記 憶 さ れ る べ き で し ょ う 。 突 如 、 計 画 的 に 襲 撃 さ れ た の で あ り ま す : ﹂ ︾ (注 12 ) ア メ リ カ 合 衆 国 は 、 日 本 帝 国 に よ り
︽ 恥 ず べ き 行 な い の 日 ︾ ( 一 九 九 五 年 ) ︻ 原 爆 を 真 珠 湾 で 帳 消 し に し よ う と す る 米 国 。 勝 者 だ か ら こ そ 謙 虚 に 歴 史 を 見 直 す べ き で は ︼ ︽ ・ ・ 周 知 の よ う に 、 日 米 開 戦 勢 頭 に 行 な わ れ た ハ ワ イ 真 珠 湾 碇 泊 中 の 米 国 太 平 洋 艦 隊 主 力 に 対 す る 奇 襲 攻 撃 は 、 米 戦 艦 四 隻 撃 沈 、 同 四 隻 撃 破 、 な ら び に 百 八 十 八 機 の 航 空 機 撃 墜 と い う 未 曾 有 の 戦 果 を あ げ た が 、 攻 撃 の 開 始 が 米 国 に 対 す る 最 後 通 告 の 手 交 よ り も 五 十 五 分 早 か っ た た め 、 こ の 無 通 告 攻 撃 は 卑 劣 な 日 本 人 に よ る " 騙 ま し 討 ち " と 受 け 止 め ら れ て 、 第 二 次 大 戦 へ の 参 戦 に 極 め て 消 極 的 で あ っ た 米 国 世 論 が 激 昂 し 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 対 日 宣 戦 布 告 を 全 面 的 に 支 持 す る に 至 る 。 大 統 領 に よ っ て " 恥 ず べ き 行 な い の 日 " と 名 づ け ら れ た 真 珠 湾 攻 撃 は 、 ﹁ リ メ ン バ ー ・ パ ー ル ハ ー バ i ﹂ と い う 絶 好 の キ ャ ッ チ フ レ ー ズ を 生 み 出 し 、 昨 今 の 日 本 批 判 の 常 套 句 の 一 つ ﹁ 狡 い 日 本 人 ﹂ の 背 景 に も こ の ス ロ ー ガ ン が 見 え 隠 れ し て い る と 言 わ れ 、 今 日 も な お 深 刻 な 後 遺 症 と し て 残 っ て い る 。 ︾ (注 13 ) こ こ で 使 わ れ て い る ﹁ 恥 ず べ き 行 な い の 日 ﹂ と ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ と を 比 べ る と 、 両 者 の 間 に は か な り 距 離 が あ る 表 現 と 言 え る 。 な お 、 こ の 文 の 後 半 に は 次 の よ う な 文 節 が あ り 、 " 恥 ず べ き 行 な い の 日 " の 振 り と し て ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (ぎ 鼠 日 k ) ﹂ が 再 び 使 用 さ れ て い る 。 ︽ ・ ・ そ の こ と は 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 長 年 の 政 敵 で あ り な が ら 、 真 珠 湾 攻 撃 を 聞 い て ﹁ 和 平 交 渉 継 続 中 に 米 国 を 攻 撃 し た 戦 争 挑 発 者 ﹂ で あ る 日 本 を 激 し く 非 難 し 、 大 統 領 の 対 日 宣 戦 を 要 求 す る 演 説 を 熱 烈 に 支 持 し た H ・ フ ィ ッ シ ュ が 後 日 、 ハ ル ・ ノ ー ト の 存 在 を 知 り 、 ﹁ 日 本 に は 、 自 殺 す る か 、 降 伏 す る か 、 さ も な く ば 戦 う し か の 選 択 し か 残 さ れ な か っ た ﹂ こ と が 初 め て 分 か っ て 、 ハ ル ・ ノ ー ト を " 恥 ず べ き 最 後 通 牒 " ( " 恥 ず べ き 行 な い の 日 " の 振 り ) と 呼 び 、 最 大
限 に 糾 弾 し た こ と に よ っ て も 理 解 で き よ う 。 ・ ・ ︾ (注 13 ) こ の よ う に し て ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (一 爵 巨 図 ) ﹂ は 、 訳 語 の 間 に か な り の 揺 れ を 見 せ な が ら 、 二 〇 〇 一 年 の ﹁ 真 珠 湾 60 周 年 の 日 ﹂ を 迎 え て 、 大 勢 は ほ ぼ ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ へ 向 か っ て き た 。 (注 1 ) 文 末 付 録 ① の コ ピ ー は ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 教 書 の 演 説 原 稿 の 写 真 の 第 一 粥 、 。 全 部 で 三 ぺ ー ジ あ る 。 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 が 女 性 秘 書 の グ レ ー ス ・ タ リ ー (O 達 8 月 仁 ξ ) に 口 述 し 、 タ イ プ ラ イ タ ー で 起 こ し た 原 稿 を ル ー ズ ベ ル ト 自 身 が 書 き 直 し 、 書 き 加 え た と さ れ る も の で あ る 。 文 書 を 管 理 し て い る ﹁ 国 立 公 文 書 館 ・ 乞 匿 8 巴 > H° 巨 ︿ o °・ 目 畠 幻 ゜ ° o 巳 。・ ﹀ α 自 巳 ゜・ 冨 口 o ロ (Z ≧ 四﹀ ) ﹂ の ホ ー ム ペ ー ジ に よ れ ば 、 こ の 演 説 原 稿 は ル ー ズ ベ ル ト が 議 会 で 演 説 し た あ と 、 長 い 間 、 行 方 不 明 と な っ て い た 。 演 説 後 、 ル ー ズ ベ ル ト は 原 稿 を 持 ち 帰 っ て 秘 書 の グ レ ー ス ・ タ リ ー に 預 け る べ き な の を 、 そ の ま ま 議 会 事 務 局 に 置 き 忘 れ 、 同 事 務 局 で 別 の 名 前 で フ ァ イ ル さ れ 保 管 さ れ て し ま っ た 。 一 九 八 四 年 三 月 、 議 会 事 務 局 の 司 書 が 発 見 し て 四 十 三 年 ぶ り に 国 立 公 文 書 館 の 保 管 す る と こ ろ と な っ た と い う 。 な お 、 本 紀 要 で の 教 書 の 引 用 文 は す べ て 、 一〇 占 ﹂ P ﹄ ∴ 目 ゴ o Z o 乏 磯 。 円閃 目 巨 o °。 の 紙 面 か ら の も の で 、 全 文 は 同 日 、 ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の ラ ジ オ 演 説 か ら 書 き 起 こ し た と 同 紙 は 説 明 し て い る 。 米 国 ホ ワ イ ト ハ ウ ス の ホ ー ム ペ ー ジ に も 全 文 が 掲 載 さ れ て い る が 、 目 冨 Z 窪 く o 時 目 日 o 。・ の も の と は 語 句 に 多 少 の 違 い が あ る 。 ﹁ 国 立 公 文 書 館 (Z > 幻 ﹀ ) ﹂ の ホ ー ム ペ ー ジ 。 146
( 注 -追 加 ) ( 注 2 ) ﹃ 真 珠 湾 攻 撃 ﹄ 葺 号 ミ ≦ ≦ ≦ °目 自 p oq o ミ 9 口 o 僧 ま ミ 8 凶 o 巨 品 \ま ミ ぎ 鼠 B ¥ 耳 ヨ ド ︻ タ イ ム ︼ 二 〇 〇 一 年 9 月 24 日 号 の 最 終 ペ ー ジ に は 宣 戦 布 告 要 請 の 演 説 を す る ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 写 真 を 真 ん 中 に ﹁ 戦 時 の 暮 ら し ﹂ と 題 し た 論 説 が 収 録 さ れ て い て 、 ﹁ 同 時 多 発 テ ロ ﹂ に 平 常 心 を 失 う 危 険 を 警 告 し て い る 。 ( 育 身 田 ︼ ︽ 国 ω ◎り ﹀ 団 -匡 融 O 巨 昌 αq 乏 壁 日 o ︾ ω o U ﹄ 拝 P O 9 °) 論 説 は ま ず ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 教 書 演 説 に つ い て 触 れ 、 ﹁ 真 珠 湾 奇 襲 以 後 の ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 の 指 導 性 を 回 顧 す る と き は い つ も ︽ 昨 日 ( コ ン マ ) 十 二 月 七 日 ( コ ン マ ) 一 九 四 一 年 ( ダ ッ シ ュ ) イ ン フ ァ ミ ー の 中 に 生 き て い く だ ろ う 日 付 け ︾ と 、 彼 が 秘 書 に 、 句 読 点 も 含 め て 、 慎 重 に 口 述 し た 、 か の 有 名 な 答 え に 行 き 着 く ・ ・ [真 ] ﹂ ︽ 。、網 o ¢δ a 避 o o 日 日 四 〇 〇 〇 〇 ヨ げ oH 刈 けげ 8 日 日 陶 一〇 自 匹 舘 ゴ 国 α 讐 o ≦ 匡 o げ 毛 = ぞ o ヨ ぎ 沖 巨 望 ⋮ 、。︾ と 書 い て い る 。 ル ー ズ ベ ル ト が 教 書 の 原 稿 を 口 述 筆 記 さ せ た と い う こ の よ う な 場 面 は 日 本 で の 著 作 に も 記 述 さ れ て い て 、 こ こ に 出 て く る ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (凶 口 討 日 望 ) ﹂ の 語 を 際 立 た せ る 効 果 を 上 げ て い る が 、 こ の 注 の 内 容 が 正 し い と す れ ば 、 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (団 口 油 巨 冤 ) ﹂ の 語 句 は 最 初 は な か っ た の で あ り 、 と す れ ば こ の 文 章 は 印 象 的 な 場 面 を 盛 り 上 げ る た め の 著 者 の ね つ 造 で あ る 。 こ の よ う な 粉 飾 は 許 さ れ る 範 囲 内 と 言 え る か も し れ な い が 、 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (5 富 臼 望 ) ﹂ の 語 句 は こ う し て 劇 場 的 効 果 を 上 げ ら れ て き た わ け で あ る 。 (こ の ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (一 爵 巨 k ) ﹂ の 語 句 へ の 訂 正 に 関 し て は 第 六 章 参 照 ) 。 な お 、 演 説 全 文 は 、 次 の 教 育 用 ホ ー ム ペ ー ジ で も 読 む こ と が で き る 。 耳 日 " ミ ≦ ≦ 華 ヨ 号 o ζ o 寄 ゜9 ミ p 8 ミ ぎ 耳 o ∼ 受 〇 二 〇 を 醇 N \8 H 磐 ゜巨 日 ジ ョ ン ・ ト ー ラ ン ド 著 、 徳 岡 孝 夫 訳 。 原 題 は ﹁霜 ≧ ≦ 曜 ﹂ 文 芸 春 秋 刊 。 一 九 八 二 年 11 月 10 日
(注 3 ) (注 4 ) (注 5 ) ( 注 6 ) 第 一 刷 。 ﹁ ル ー ズ ベ ル ト と ホ プ キ ン ズ ﹂ 四 七 〇 警 。 昭 和 32 年 4 月 15 日 、 第 一 刷 発 行 。 カ o σ 9 甲 ω ゴ 臼 ≦ 8 自 著 。 村 上 光 彦 訳 。 み す ず 圭 旦 房 。 ﹁ 大 日 本 帝 国 の 興 亡 2 昇 る 太 陽 ﹂ 一 〇 二 警 。 昭 和 46 年 ( 一 九 七 一 ) 6 月 20 日 発 行 。 ジ ョ ン ・ ト ー ラ ン ド 著 。 毎 日 新 聞 社 訳 。 毎 日 新 聞 社 発 行 。 原 著 . 日 訂 匹 ゜・ぎ oq °。 昌 目 冨 ∪ 。 島 目 。 碧 O 守 目 o h g o 旨 月 8 。 °・ o 国 ヨ 唱 凶H 。 ( 一 〇 い ひ ∼ 6 阜 い ご O q ρ ド P °S ア メ リ カ 、 ラ ン ダ ム . ハ ウ ス 社 出 版 。 毎 日 新 聞 連 載 ﹁真 珠 湾 40 年 ﹂ 38 ︻ 汚 名 の 旦 一 九 八 一 年 ( 昭 和 56 ) 12 ・ 11 日 。 編 集 委 員 . 徳 岡 孝 夫 。 こ の あ と 、 こ の 文 は 以 下 の よ う に 続 く 。 ︽ 翌 九 日 夜 に は 、 全 米 が ル ー ズ ベ ル ト の 炉 辺 談 話 を 聞 い た 。 ﹁ ア メ リ カ は 破 壊 者 で は な い 。 わ れ わ れ は 建 設 す る 者 だ 。 征 服 や 報 復 の た め で は な く 、 わ が 国 と わ が 国 が 代 表 す る も の す べ て を 子 孫 に 残 す た め に 戦 お う 。 わ れ わ れ は 戦 に 勝 つ た め で は な く 、 戦 争 の あ と に 来 る 平 和 の た め に 戦 う の だ ﹂ ラ ジ オ の 声 は 、 屈 辱 に ふ る え て い た ︾ 。 言 う ま で も な く 、 こ の 連 載 は ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ か ら 40 周 年 に あ た っ て い て 、 一 般 の 報 道 記 事 で も 、 ︽ 真 珠 湾 攻 撃 40 周 年 米 で も 問 い 直 す こ の 日 ︾ ︽ ・ ・ 今 年 は 四 十 周 年 と あ っ て 米 国 の マ ス コ ミ は 例 年 に な く ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー ﹄ を 大 き く と り あ げ た : ︾ (毎 日 新 聞 一 九 八 一 年 12 . 8 日 夕 刊 ) な ど ワ シ ン ト ン 発 の 記 事 が 見 ら れ た 。 ﹃ 真 珠 湾 メ モ リ ア ル 現 場 で 見 た 日 本 軍 の 第 一 撃 ﹄ 二 一 五 警 。 昭 和 60 年 ( 一 九 八 五 ) 12 月 10 日 発 行 。 中 公 文 庫 。 徳 岡 孝 夫 著 。 こ の 本 は 、 一 九 八 二 年 8 月 発 行 の 中 央 公 論 社 刊 ﹃真 珠 湾 メ モ リ ア ル ﹄ の 文 庫 版 で あ る 。 ま た 、 著 者 が そ の 奥 付 で 書 い て い る よ う に 、 ﹁真 珠 湾 攻 撃 40 周 年 ﹂ の 一 九 八 一 年 ( 昭 和 56 ) ・ 10 ・ 27 ∼ 12 ・ 25
( 注 7 ) ( 注 8 ) (注 9 ) (注 10 ) に か け て 毎 日 新 聞 夕 刊 一 面 連 載 の ﹁ 真 珠 湾 40 年 ﹂ を 書 き 直 し て 単 行 本 と し た も の で あ る 。 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ を 、 現 地 ハ ワ イ の 米 国 側 か ら 見 た と す る 最 初 の も の で 、 日 米 開 戦 に 関 す る 著 作 で は 極 め て 評 価 の 高 い 本 で あ る 。 ﹃ 真 珠 湾 攻 撃 ﹂ 第 三 章 38 警 と 、 第 十 五 章 ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ 四 五 四 警 。 同 書 に つ い て は 本 章 の 注 2 参 照 。 ﹁ ア メ リ カ の 世 紀 ⑥ ﹂ 目 三 ゜・ 審 σ 巳 8 °・ ∩ 。 ⋮ 曼 一 逡 o --お い o ﹃ パ ー ル ハ ー バ ー の 衝 撃 ﹂ 71 警 ﹂ 原 著 編 集 ・ 目 巨 ・ --い 臣 Ud 。 。 寄 編 集 部 。 翻 訳 ・ 仙 名 紀 。 発 行 所 ・ 西 武 タ イ ム 。 ] 九 八 五 年 ) ﹃ 一 票 の 反 対 ー ジ ャ ネ ッ ト ・ ラ ン キ ン の 生 涯 ﹄ 二 七 警 。 一 九 八 九 年 9 月 発 行 。 大 蔵 雄 之 助 著 。 文 芸 春 秋 刊 。 ﹃ 真 珠 湾 ﹄ を 知 っ て い た 女 / 有 度 呂 ど う せ の 生 涯 ・ 連 載 第 三 回 ・ ︻ 暗 号 解 読 ︼ ジ ャ ー ナ リ ス ト ・ 徳 岡 孝 夫 著 。 文 芸 春 秋 ﹁ 諸 君 ﹂ = 二 〇 朔 -。 平 成 3 年 ( 一 九 九 一 ) な お 、 徳 岡 孝 夫 は 、 第 五 章 で 記 述 し た と お り 、 一 九 八 二 年 ( 昭 和 57 ) の 訳 書 ﹃ 真 珠 湾 攻 撃 ﹄ (ジ ョ ン ・ ト ー ラ ン ド 著 ) の 中 で す で に こ の 語 を ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ と 翻 訳 し て い る 。 こ う し て 、 著 者 は ﹁ 汚 名 の 日 ﹂ ﹁ 汚 辱 の 日 ﹂ か ら ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ へ と 、 三 度 変 え て き た わ け で あ る 。 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー ﹂ を 含 む 英 文 の 餌 9 δ ≦ 臣 9 ≦ 自 ; < o ヨ 一昌 貯 日 k は な ん と も 難 解 な 語 句 で は あ る 。 ま た (注 3 ) の 引 用 文 の よ う に 、 演 説 す る ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 が " ﹁ 屈 辱 ﹂ の 表 情 だ っ た " な ど 、 ﹁ 真 珠 湾 の 日 ﹂ と ﹁ 屈 辱 の 日 ﹂ 、 そ れ に ﹁ ル ー ズ ベ ル ト 大 統 領 ﹂ の 三 者 は 、 ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (ぎ 融 ヨ 望 ) ﹂ の 語 で 分 か ち が た く 関 連 づ け ら れ て い る 。 ﹃ 真 珠 湾 攻 撃 ﹄ の ﹁ 訳 者 あ と が き ﹂ の 中 で も 著 者 は ﹁ イ ン フ ァ ミ ー (ヨ 壁 ヨ k ) ﹂ に つ い て ﹁ 草 稿 に 島 o 匡 ゜・ 8 曼 o h 夢 。 ≦ 。 ﹁匡 と あ っ た 部 分 を ル ー ズ ベ ル ト が ヨ 討 ヨ 団 の 一 語 に 書 き 改 め た と い う 有 名 な エ ピ ソ ー ド が あ り 、 い ら い ﹃ イ ン フ ァ ミ ー ﹄ と い え ば ル ー ズ ベ ル ト と 真 珠 湾 と い う よ う に 、 イ メ ー ジ の 上 で 固 く 結 び つ い て い る 。 ﹂ と 書 い て い る 。 な お 、 こ こ で ﹁ 号 o げ 帥゜。 δ 曼 o 噛 厳 ① ≦ 〇 二 α と あ っ た 部 分 ﹂ と い う の は 間 違 い で 、 も と は ﹁ ≦ o ﹁匡 げ ギ