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可児市第四次総合計画基本構想(案)
目次
Ⅰ 序論
1.計画策定の趣旨 ... 1
2.総合計画の位置付け ... 2
3.計画策定にあたって ①社会経済情勢等 ... 3
②本市の現状と見通し ... 5
③第三次総合計画の進捗状況 ... 10
④本市の強み・地域資源 ... 13
⑤市民の声 ... 15
4.本市のまちづくりの方向性 ... 19
Ⅱ 基本構想 1.まちの将来像 ... 22
2.まちづくりの基本目標と施策 ... 24
3.基本目標を実現するために ... 26
4.基本構想体系図 ... 27
平成 21 年 11 月
資料2
※ 前回からの修正部分は下線で明記しています。
0
1
可児市は、平成 13 年に「心豊かな活力とうるおいのある住みよいまち・可児」を将来像とし た第三次総合計画を策定し、総合的かつ計画的な行財政運営を進めてきました。また、平成 17 年には旧兼山町との合併を行い、「新可児市 まちづくりビジョン」に基づき、新たな可児市とし ての一歩を踏み出しました。
少子高齢化や人口減少社会の到来、経済産業構造の変化や市民の価値観・ニーズの多様化、地 球温暖化対策の推進など、可児市を取り巻く環境は大きく変動しています。
また、国から地方への権限移譲が進むなど、地方分権が進展しており、自律する市をめざし、限 られた財源を最大限有効に活用できるよう、本市に必要な行政サービスを評価・決定していく仕 組みづくりが求められています。
さらに、現在はアメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界同時不況により、国内の 経済や雇用情勢は依然厳しい状況が続いており、市民の暮らしに影を落としています。
このような中、市民が、可児市や住んでいる地域に誇りと愛着を持ち、自ら考え行動し、積極 的にまちづくりを進めていくことが必要となります。
このため、上記の現状や課題を踏まえ、「めざすべきまちの姿」「まちづくりの方向性」を市民と 共有しともに取り組む計画として、今後9年間の可児市のまちづくりの基本となる「可児市第四 次総合計画」(以下、「本計画」という。)を次の視点で策定します。
①社会経済情勢等の変化への的確な対応
少子高齢化や地方分権への対応、地球環境問題など、可児市を取り巻く社会経済情勢等 に的確に対応する計画とします。
②市民との協働
市民、事業者、行政がまちづくりの目標を共有し連携していけるよう、役割分担を明確 にした参画と協働の計画とします。
③都市を経営する視点に立った計画
厳しい財政状況の中で、事務事業の選択と集中により、効果的で効率的なまちづくり を推進し、自律した持続可能な地方自治を実現する計画とします。
1.計画策定の趣旨
2
総合計画は、本市の将来像を定め、その実現に向けて総合的かつ計画的にまちづくりを 進めるための計画で、地方自治法第2条第4項に定められた基本構想と基本的な施策等を 総合的にとりまとめた市の最上位計画です。
まちづくりの目標を市民と行政が共有し、共にまちづくりに取り組むことによってめざ す将来像を実現します。
本計画は、基本構想、基本計画、実施計画で構成しています。
■計画の期間(平成 23 年度〜平成 31 年度までの 9 年間)
H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31
基本構想
基本構想
基本計画
前期計画 後期計画
実施計画
市長任期
※市長の政策を総合計画に反映させるため、市長任期と合わせた計画期間とします。
従来の 10 年の計画期間を、市長任期に合わせた8年の計画期間に移行する調整期間となるため、
前期5年、後期4年の9年間の計画とします。
基本構想
(9年)
実施計画
(毎年度ローリング)
基本計画
(前期5年・後期4年)
まちの将来像を定め、まちづくりの基本的方向を明らかにしたものです。
基本構想で定めたまちの将来像を実現するための重点的な取り組み、基本 的な施策と主要事業を明らかにしたものです。
基本計画に定めた施策を限られた財源の中で効果的に実施するための具体 的事業を明らかにしたものです。
※毎年度ローリング
2.総合計画の位置付け
(1)総合計画とは
(2)計画の構成と期間
市長任期 市長任期
3
社会経済情勢等の変化を把握し、それらに的確に対応した総合計画を策定してまちづくりを 進めることが必要です。現在の私たちを取り巻く環境は、次のとおり変化しています。
現在、日本の少子高齢化は世界に類を見ない速度で進行しており、これまでの推計を上回る速 さで人口減少社会を迎えています。また、まもなく団塊の世代が高齢期(65 歳)を迎えること から、本格的な超高齢社会が訪れようとしています。
こうした人口減少や人口構造の変化は、地域経済と雇用、年金・医療、高齢者介護や子育て支 援、地域活動など、様々な分野に大きな影響を与えることになります。
日本の産業構造は、戦後、第1次産業から第2次産業へ、さらには第3次産業へと比重が移行 してきました。こうした変化に伴って、農林業の後継者不足や食糧自給率の低下、生産拠点の海 外移転による製造業の空洞化などが問題となっています。
また、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した世界同時不況により、国内の経済や雇 用情勢は依然厳しい状況が続いており、市民の暮らしに影を落としています。
情報通信技術の飛躍的な進歩とその普及により、様々な情報の入手や発信が容易になり、生活 の利便性の向上、地域や世代を超えた交流の促進などに寄与しています。
しかし一方では、個人情報保護など情報セキュリティ対策の問題、コンピュータ・ネットワー ク等を利用した犯罪の急増なども生じており、情報の特性を理解し、適切に利用できる能力(情 報リテラシー)を身に付けることが必要になっています。
3.計画策定にあたって
■日本の将来推計人口
(平成 18 年 12 月 国立社会保障・人口問題研究所 公表)
(1)社会経済情勢等
①少子高齢化の進行と人口減少社会の到来
②産業構造の変化と生活や雇用不安の高まり
③高度情報化の進展
注:破線は前回中位推計
H13年12月 日本の将来推計人口 国立社会保障・人口問題研究所 発表
4
これまでの経済成長最優先の社会経済システムにより、地球温暖化などの環境問題が深刻化し ています。また、途上国の経済発展に伴う天然資源の利用増大と枯渇、地球環境の悪化も懸念さ れています。
平成 17 年2月の京都議定書の発効に伴い、2012 年までに 1990 年比マイナス6%削減と いう目標達成のため、地球温暖化対策を総合的に推進することが義務づけられています。
さらに平成 21 年9月国連気候変動サミットで、日本は 2020 年までに 1990 年比マイナス 25%削減を宣言しており、環境先進国として世界をリードしていく意味でも、持続可能な低炭素 社会・循環型社会・自然共生社会の構築に向けて、市・事業者・市民が、地球温暖化対策の取り 組みを推進するとともに、意識を変え、環境に配慮した行動をすることが求められています。
大規模な地震や水害などの自然災害への不安や、食の安全に関わる問題、子どもや高齢者を狙 った犯罪の増加、悪質商法などの消費生活に関する安全性など、様々な分野において安全・安心 に対する関心が高まっています。
安全・安心なまちづくりについては、個人や家庭での対策はもちろんのこと、地域ぐるみでの 取り組みの重要性も注目されています。
人々の価値観が、生活のゆとりやうるおいを重視し、個性的な生き方を求める方向へと変化し てきており、住まい方や働き方など、個人の価値観に合致したライフスタイルの選択、ワークラ イフバランスの実現が求められています。
このようなライフスタイルの多様化や価値観の変化に伴い、生涯学習やまちづくり活動、ボラ ンティア活動など、自己実現や社会参加の意識が高まっているとともに、住民が行政に求めるサ ービスも多様化・高度化しています。
地方自治体の行政については、これまで全国画一的で中央集権的な仕組みで進められてきまし たが、より住民生活に身近な市町村のあり方が重要となってきており、権限の移譲が図られてい ます。
こうした地方分権の進展により、各自治体の政策立案能力や自律した自治が問われており、市 民との協働による持続可能な地方自治の推進が求められています。
④
※低炭素社会・循環型社会・自然共生社会の構築
⑤安全・安心への意識の高まり
⑥市民ニーズの多様化、個人の価値観の変化
⑦地方分権の進展
<用語の解説>
※低炭素社会
地球温暖化の主因とされる温室効果ガスの一つ、二酸化炭素の排出量が少ない産業・生活システムを構築した社会
※自然共生社会
人間と地球に暮らす全ての生き物が共に暮らし、将来までずっと自然の恵みを得られる社会
5
(現状)
本市は、岐阜県の南部に位置し、東西 16.6km、南北 11.0km、面積 87.60k ㎡で、名古屋 市や岐阜市から 30km 圏内に位置しており、恵まれた立地条件と豊かな自然環境により、昭和 40 年代後半から名古屋都市圏のベッドタウンとして大規模な住宅団地が形成され、人口が急 激に増加し、それにあわせて都市化が進んできました。
市の北部は平坦で市街地が広がっており、南部は丘陵地で県下最大級の工業団地、住宅団地 やゴルフ場が点在しています。また、市を東西に流れる可児川や中央部に広がる田園地帯、西 部の鳩吹山など、豊かな自然環境が残されています。
都市間を繋ぐ交通として、国道 21 号、41 号、248 号などの幹線道路があり、JR 太多線、
名鉄広見線や高速バスが運行されています。また、市内には路線バスや自主運行バスであるさ つきバスが運行されています。近年では、東海環状自動車道 可児御嵩ICの開通により、交 通アクセスが向上し、名古屋都市圏の一角を成す地域となっています。
また、災害が比較的少なく、住環境に恵まれた地域となっています。
(今後の見通し)
○道路・橋梁など、都市の基盤施設の老朽化 ○温室効果ガスによる地球温暖化が進行 ○廃棄物の減量に向けた※4R(リフューズ、リデュース
リユース、リサイクル)が進む
○生物多様性の消失(開発による生息環境の破壊 や汚染、外来種による在来種の駆逐など)
(現状)
本市の総人口は平成 17 年国勢調査 では 97,686 人(県内第5位)で、
平成 20 年 10 月まで増加を続けてき ましたが、世界同時不況による雇用情 勢の悪化から、外国人市民の転出等が 進み、平成 20 年 11 月からは減少に 転じています。
平成 18 年度可児市人口推計では、
平成 29 年をピークに人口減少に転じ 平成 42 年には 98,100 人になる推計 です。
(2)本市の現状と見通し
可児市の人口(年齢3区分)
18,562 15,555 14,759 14,604 14,960 13,744 12,098 10,485 9,497 45,951 55,817 61,742 66,443 67,776 67,280 64,153 62,677 61,541 59,370
12,235 15,298 19,605 25,042 28,033 28,967 29,233
17,376 5,117
6,819 9,070
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000
S60年 H2年 H7年 H12年 H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年 年少人口 生産年齢人口 高齢者人口
①都市基盤・環境等の状況
②人口と世帯の状況
※H21推計 データと差替
(資料:国勢調査/可児市人口推計)
(人)
97,686 98,100 高齢化率
15.7% 高齢化率
29.8%
H21 人口 推計データ
<用語の解説>
※4R
リフューズ(ゴミになるものの拒絶) リデュース(減量) リユース(再使用) リサイクル(再資源化)
6 世帯数は平成 17 年国勢調査では
33,500 世帯で、現在も増加を続け ていますが、1世帯あたりの人員数 は減少を続けており(平成 21 年 4 月現在 2.68 人)、核家族化や一人世 帯の増加が進んでいます。また、独 居高齢者や高齢者夫婦のみの世帯数 も増加しています。
(今後の見通し)
○人口の減少(H29 ピーク見込)
*H21 推計見直し H42 年には 98,100 人と予想
○人口構造の変化(年少人口、生産年齢人口が減少し、老年人口が増加)
○若い世代の流出に伴う少子高齢化の更なる進行
○現在 55 歳〜64 歳の本市の人口急増期の転入世代の高齢化による急激な高齢化 H42 年には高齢化率 29.8%と予想
○高齢化の進行に伴う要介護者・要支援者の増加
○生産年齢人口の減少に伴う労働力不足
(現状)
平成 21 年4月現在、総人口の 6.8%
(6,961 人)の外国人が在住し、その多く がブラジル人(4,487 人 64.46%)、 フィリピン人(1,636 人 23.5%)とな っています。平成 2 年から増加を続けて きた外国人人口は、世界同時不況による 雇用情勢の悪化から外国人市民の転出が 進み、平成 20 年 11 月から減少が続い ています。従来からの言葉や教育、医療、
地域との共生などの問題に加え、失業に 伴う雇用の問題、生活支援の問題が深刻 化しています。
(現状)
自治連合会が 14 の地区で構成されていま すが、マンションやアパートなどの一人世帯 をはじめ、自治会未加入世帯が増加しており
(平成 20 年度末の自治会加入率 64.6%)、
地域とのつながりが希薄になっています。
また、自治会加入率や高齢化率等は、各地 域で大きく異なり、地域が抱える課題は多様 化しています。一方で、多様な主体によるま ちづくり活動が活発になっています。
外国人の推移
3,722 3,766 4,448
5,325
5,952 6,281 6,675
7,244 6,961
0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000
H13年 H14年 H15年 H16年 H17年 H18年 H19年 H20年 H21年
③外国人の状況
※状況に応じ 差替
(各年4月1日現在)
(人)
(資料:可児市の統計)
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
90.0%
H14年 H15年 H16年 H17年 H18年 H19年 H20年
自治会加入率の推移
加入率(外国人無し) 加入率(外国人含む)
④地域・市民生活等の状況
(資料:まちづくり推進課データ)
(%) (各年10月1日現在)
(資料:国勢調査/市民課データ)
(各年10月1日現在)
(人)
世帯数と1世帯あたり人員数の推移
18,539 22,848 26,009 29,141 33,500 38,503 3.8
3.5 3.3
3.1 2.9
2.7
0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0
S60 年 H2 年 H7 年 H12 年 H17 年 H20 年
世帯数 1世帯あたり人員数
7
産業別就業者数の推移
13,041 16,314 20,007 20,486 20,432 17,684 12,047 16,125
19,886 24,496 27,375 31,676
1,638 1,453 1,163 1,203 1,027 924 0
10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000
昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年
第1次産業 第2次産業 第3次産業
(人)
(今後の見通し)
○住宅団地の急激な高齢化に伴う空家の増加・団地の空洞化
○住環境の変化による地域のつながりの希薄化(自治会加入率の低下)、地域活動の担い手が減 少又は高齢化
○核家族化、共働き世帯の増加に伴う保育ニーズの増大、家庭内の子育てや介護の担い手の減 少、家庭における教育力の低下
○虐待、いじめ、国籍、障がいの有無、性別など多様な人権問題の増大
○景気低迷に伴う生活困窮者、障がいのある人など、社会的弱者の増加
○消費者トラブルなど、高齢者を狙った犯罪の増加、高齢者による交通事故の増加
○生活習慣病患者及び予備群の増加
(現状)
本市の就業者数は、平成 17 年国勢調査では 50,284 人となっており、近年では伸びがやや緩 やかになっているものの継続して増加しています。産業別でみると、第1次産業及び第2次産業 は減少し、第3次産業が増加しています。
昼夜間人口比は平成 17 年で 90%と なっており、市外から就業のため市内に 流入する人口 18,029 人に対し、市外で 就業している流出人口が 25,957 人と多 くなっています。
(今後の見通し)
○総人口の減少及び生産年齢人口の減少 に伴い、就業者数が減少
(現状)
本市の産業は、第2次及び第3次産業が大半を占める産業構造で、特に製造業、サービス業 の割合が高くなっています。
第1次産業である農業は、農業従事者及び農業粗生産額(H17 年現在 県内 21 位)が減少を 続けています。
第2次産業である製造業は、県下最大級の可児工業団地やカヤバ工業などの大規模工場などの 工業集積があります。一般機械製造業、輸送用機械が多く、製造品出荷額は平成2年以降横ばい の状況でしたが、平成 18・19 年に大きく増加(H19 年現在 県内3位)しています。
第3次産業である商業は、市北部の市街地を中心に商業集積があります。小売業が8割以上を 占め、商品販売額は平成 14 年以降は微増(H19 年現在 県内8位)しています。
平成 20 年からの世界同時不況による景気後退に伴い、市内産業の業績や雇用状況が悪化して います。
資料:国勢調査(分類不能の産業を除く)
⑤ 就業の状況
⑥産業の状況
26,726 33,892
41,056 46,185 48,834 50,284
8
(今後の見通し)
○農業従事者の高齢化及び後継者不足に起因して遊休農地が増加し、農地の多面的機能の喪失 が進行
○商工業は、
(現状)
これまでの本市は、右肩上がりの人口増加に支えられ、財政規模が順調に拡大してきたことも あり、その中でも堅実な行財政運営により、現在、健全な財政状況を保っています。
本市の歳入歳出(普通会計)の構造をみると、平成 20 年度の歳入決算額は 280 億円で、こ のうち自主的に収入できる財源(自主財源)は、202 億円となっています。一方、歳出決算額は 261 億円で、このうち投資的経費が 39 億円であり、人件費、公債費、扶助費の義務的経費は 103 億円で、歳出総額の約4割を占めています。
また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、平成 20 年度では 89.8%となっており、近 年では徐々に財政の硬直化が進んできています。
年間商品販売額
0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000
S60年S63年H3年 H6年 H9年H11年H14年H16年H19年 農業粗生産額の推移
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000
S60年 H2年 H7年 H12年 H17年
製造品出荷額の推移
0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000
S60年 H2年 H7年 H12年 H17年 H19年
(百万円) (百万円) (百万円)
⑦行財政運営の状況等
(資料:岐阜県農林水産統計年報) (資料:工業統計調査) (資料:商業統計調査)
※今後の状況をみて記述予定
※今後、財務諸表4表 を掲載予定
9
(今後の見通し)
○地方分権の進行に伴い、市民との協働によるまちづくりが進む
○市民ニーズの多様化に伴う行政需要の増大と複雑化
○福祉や環境など、市民のまちづくりへの関心や参加意識の高まり
○国からの地方交付税等の減額や生産年齢人口の減少による税収減など、財政規模が縮小
○介護保険や高齢者医療をはじめとする社会保障関係経費の増大、公共施設の老朽化に伴う維 持改修費の増大、下水道会計への繰出金などにより投資的経費が大きく減少し、財政の硬直 化が進行
283 303
263 261 251 264 263 271 280
269 290
247 252 239 252 249 256 261
71.4 77.4 79.7 84.2 85.9 86.0 86.5 87.0 89.8
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
0 100 200 300 400 500
H12年 H13年 H14年 H15年 H16年 H17年 H18年 H19年 H20年
決算規模と経常収支比率
歳入 歳出 経常収支比率
(資料:可児市の統計 総務課データ)
(億円) (%)
10
第三次総合計画後期基本計画(計画期間 H18〜22 年度)の進捗状況を確認・検証し、第四次総 合計画で取り組むべき課題を明確化するため、H17〜20 年度の4年間について、各部による複数 年の行政評価により第三次総合計画後期基本計画の中間評価を行いました。
その結果、第三次総合計画後期基本計画の各政策の進捗状況は、次のとおりでした。
<全体の評価>
「順調に推移しており、このまま維持する」施策が 52.5%、「ほぼ順調に推移しているが、改善 の余地がある施策が 47.5%、「一部不調であるため方針の見直しや改善・改革が必要である」「順調 に推移しておらず、大幅な方向転換が必要である」施策は該当なしとなっており、全体として総合 的にまちづくりが進捗しています。教育・文化や環境、産業の分野が順調で、福祉や行財政運営の 分野で改善の余地がある評価となっています。
(3)第三次総合計画の進捗状況
1-2 環境美化 1-3 省エネ・リサイクル 1-4 ごみ・し尿処理 1-5 斎場・墓地 1-6 公害対策 1-7 消防・防災 1-10 交通安全 1-12 市民生活の保護 1-1 自然環境保全
1-8 治山・治水 1-9 公共交通 1-11 駐車場・駐輪場
2-2 小中学校教育 2-5 社会教育 2-6 生涯スポーツ 2-7 文化・芸術 2-1 幼児教育
3-1 地域福祉 3-6 障がい者福祉 3-2 児童福祉
3-4 高齢者福祉 3-5 介護保険 3-7 社会保障 3-8 保健 3-9 医療
4-1 商業 4-2 工業 4-3 農林業
4-4 観光交流・レクリエーション 4-5 都市景観 4-11 上水道 4-12 下水道 4-6 公園緑地・都市緑地
4-7 市街地整備 4-9 河川
4-10 住宅・住環境の整備 4-13 地域情報化
5-6 男女共同参画社会 5-8 行財政運営 5-1 市民参画
5-2 コミュニティ 5-3 広報広聴 5-4 情報公開 5-7 国際化・国際交流 5-9 広域行政
69.2%
30.8%
88.9%
11.1%
82.4%
17.6%
66.7%
33.3%
60.0%
40.0%
52.5%
47.5%
順調に推移しており、このまま維持する ほぼ順調に推移しているが、改善の余地がある
一部不調であるため方針の見直しや改善・改革が必要である(※該当なし)
順調に推移しておらず、大幅な方向転換が必要である(※該当なし)
※第三次総合計画進捗状況については、
資料編で詳細を記述し、とりまとめ 部分を再整理することとし、現在修正 作業中です。
P10〜12は、修正後差し替えます。
11
○環境、交通安全、防犯の分野は順調な進捗状況ですが、防災や公共交通の分野で改善の余地があ ります。
○環境分野では、レジ袋削減の取り組みやエコドーム、環境フェスタや環境教育など、地球環境保 全の取り組みを、交通安全・防犯分野では、警察をはじめとする関係団体と連携・協力して交通 安全の徹底、地域防犯を順調に進めています。
○防災分野では、防災施設や自主防災組織の整備などを順調に進めていますが、治山・治水につい て、防災情報の提供や危険箇所の周知など、事前予防対策の推進が必要です。
○公共交通について、公共交通機関の利用者の減少への対応など、活性化が必要です。
○小中学校教育、社会教育、生涯スポーツ、文化・芸術の分野は順調な進捗状況ですが、幼児教育 の分野で改善の余地があります。
○小中学校教育では、体験学習を通した「生きる力」の育成や、地域・家庭・学校の連携により子 どもの良さや可能性を引き出し、伸ばし、鍛える Educe9(エデュースナイン) の推進など、
社会教育では特色ある公民館講座の開催などを順調に進めています。
○生涯スポーツでは、総合型地域スポーツ・文化クラブ UNIC(ユニック) の推進を、文化・芸 術では、文化創造センター ala(アーラ) を拠点とした文化芸術振興、文化財等の保護・継承 を順調に進めています。
○幼児教育について、保育需要の増加や多様化に伴い、幼稚園・保育園の連携や多様な保育サービ スの提供が求められています。なお、学校や公民館等、施設の老朽化に伴う維持補修等を共通の 課題としています。
○地域福祉・障がい者福祉の分野は、地域福祉計画の策定や障がい者計画に基づく各施策の推進な ど順調な進捗状況ですが、児童福祉や高齢者福祉、社会保障や保健などの分野で改善の余地があ ります。急速な少子高齢化や核家族化の進行、景気の低迷等を受け、子育て支援や高齢者対策を はじめとする各種福祉施策の一層の充実、推進が必要です。
○児童福祉では、保育需要の多様化と増加に対応した保育サービス、子育てに関する相談や教室な ど、様々な支援体制が必要です。
○高齢者福祉の分野では、高齢者が元気で生活できるよう介護予防対策や在宅で安心して生活でき るような高齢者サービスの実施が必要です。
○保健・医療の分野では、妊婦・乳幼児健診の充実や生活習慣病の予防推進など、各ライフステー ジにおける健康課題への対応が望まれます。また、安心して医療が受けられる環境整備が必要で す。
① 住みやすい快適環境都市をつくる(環境・安全)
<各施策ごとの評価>
② 魅力ある生活文化都市をつくる(教育・文化)
③ みんなで支える生活福祉都市をつくる(健康・福祉)
12
○産業、上下水道、都市景観の分野は、順調な進捗状況ですが、市街地整備や住環境整備などの分 野で改善の余地があります。
○商・工業の分野では、小口融資制度や工場設置奨励金など、各種支援により市内商工業の維持・
充実を進めています。
○農業の分野では、農地の保全や多面的機能の維持を進めていますが、良質な食を安定的に供給で きる農業をめざして、安全・安心な農産物供給体制の整備や地産地消の推進、農用地利用集積の 推進、担い手の育成・確保などを進めていくことが必要です。
○里芋、バラを活用した特産品開発及び地域ブランド化を進めており、様々な地域資源を活用した 観光の振興が必要です。
○市街地整備等では、公共施設の老朽化や適正な維持管理が課題であり、財政状況が厳しくなる中 で、長寿命化や※ライフサイクルコストの縮減など効率的な管理が必要です。
○上水道は、安全・安心な水の供給、災害時における飲料水確保のほか、水道事業経営の健全化が 必要です。
○下水道の整備も順調に進んでおり、水洗化率向上と適正な維持管理、経営の健全化の一層の推進 が必要です。
○男女共同参画社会や行財政運営(財政運営や人員・財産管理等)の分野は順調な進捗状況ですが、
市民参画やコミュニティ、広報広聴や国際交流などの分野で改善の余地があります。
○市民参画は、市民参画と協働のまちづくり条例に基づく事業実施をさらに積極的に進めるほか、
市からの情報提供を推進することで、市民との情報共有を進め、市民協働を一層推進することが 必要です。
○コミュニティ活動への支援策が必要であるとともに、外国人市民との交流と多文化理解など、多 文化共生を推進することが必要です。
○情報公開等については、行政情報の共有や双方向の情報交流を推進するとともに、市業務の情報 セキュリティ対策について継続的な取り組みが必要です。
④ 豊かな活力創造都市をつくる(都市基盤・産業)
⑤ 共に育むふれあい交流都市をつくる(行財政運営)
<用語の解説>
※ライフサイクルコスト
製品や構造物などの費用を、調達、製造、使用、廃棄の段階をトータルして考えたもの。生涯費用とも呼ばれる。
13
第四次総合計画でまちづくりに活かすべき、本市の強みと地域資源は、次のとおりです。
・恵まれた立地条件(名古屋市、岐阜市から 30km 圏内。道路『国道 21 号、41 号、248 号』、
鉄道『JR、名鉄』がある。東海環状自動車道可児・御嵩ICの開通により名古屋都市圏へのアク セスが向上、産業立地、人の交流が促進)
・可児工業団地をはじめとした工業集積がある(県内最大規模の工業団地で輸送用機械、一般機械 製造業を中心に 50 社以上の先端企業が操業。製造品出荷額(H19 年)は県内3位)
・豊かな自然環境がある(木曽川や可児川、鳩吹山や浅間山、中央部の田園地帯など)
・災害が比較的少ない
・花フェスタ記念公園がある(世界有数のバラ園【約 7,000 品種】、高さ 45mの花のタワー、大 温室「花の地球館」など)
・文化創造センターala(アーラ)がある(稼働率が 80%を超え日本でも屈指の文化施設。アー ラクルーズなど市民参加による「市民の劇場」)
・名城大学都市情報学部がある(「都市」と「情報」をテーマにした全国で唯一の学部)
・史跡や文化財が多い(明智光秀、森蘭丸の生誕地、志野焼の発祥地、明智城址・金山城跡、古墳 等、多数の文化財)
・外国人市民が多く、相互理解や交流、コミュニティ活動が活発になってきている(多文化共生セ ンターフレビア、バラ教室可児での外国人児童の就学支援)
(4)本市の強み・地域資源
花フェスタ記念公園(総面積80.7ha) 文化創造センターala 可児工業団地(総面積136ha)
①都市環境が良い
恵まれた立地条件と豊かな自然環境
②地域資源が多い
14
・多様な主体によるまちづくり活動が活発である(自治会、まちづくり協議会、可児NPOセン ター、地域による通学時の見守り隊、ロードサポーターなど)
・公民館活動などが活発である
・ボランティア活動が活発である(福祉施設訪問、介護援助活動、鳩吹山清掃活動など)
・環境フェスタや花いっぱい運動など、環境への取り組みが定着している
・Educe9(地域・家庭・学校での教育)や総合型地域スポーツ・文化クラブ UNIC(ユニッ ク)などの活動が行われている
総合型地域スポーツ・文化クラブ UNIC
③市民活動が活発 明智城址(明智光秀の生誕地)
志野焼発祥の地
兼山祭り・白鬚神社大祭
公民館活動
可児川一斉清掃(環境フェスタプレイベント)
高齢者のふれあいサロン
15
第四次総合計画を「市民とまちづくりの目標を共有し、共に取り組む計画」として策定するため、
市民意識調査をはじめ、夢・未来懇談会による協議、また、小中学生を対象とした本市の将来像に ついてのアンケート調査を行うなど、多様な市民の声を把握する機会を設けました。
市民の目線から今後の本市の「まちの将来像」や「まちづくりの方向性」について検討すること を目的に、関係団体からの推薦者 21 人と一般公募 2 人の合計 23 人の委員で構成された「夢・
未来懇談会」を設置し、平成 21 年 1 月〜6 月に計 5 回の懇談会を開催し、その成果を「提言書」
として下記のとおり提出いただきました。
可児市のめざすべきまちの将来像
○ 安心して暮らせるまち
市民誰もが安心を実感でき、「可児市に住みたい」と思えるまち。高齢者支援やこどもの教育、
防災・防犯対策、環境保全など、地域で共に支えあい、誰もが安心して暮らせるまち。
○ いきいきと暮らせるまち
市民が健康で、文化芸術やスポーツ、生涯学習や地域活動などへの参加・活動を通して交流を 深めながら、生きがいを持っていきいきと暮らせるまち。
○ うるおいとやすらぎがあるまち
自然と調和した公園や水辺空間、美しい都市景観など、自然や人とふれあう憩いの場があり、
身近な暮らしの中に潤いややすらぎがあるまち。
○ 元気・活力があるまち
工業や商業の集積があり、農業の振興や地域資源を活かした観光交流が活発で、全国から人が 集い、地域が元気で活力のあるまち。
○ 愛着・誇りを持てるまち
豊かな自然ややすらぎのある住環境、ふるさとの伝統文化や文化財、地域ブランド、共に支え あう地域など、市民がまちへの愛着・誇りを持てるまち。
(5)市民の声
① 夢・未来懇談会からの提言
16
○『住みたい』人は、住環境や自然環境・景観の良さを継続して居住したい理由としてあげて います。
○『住みたくない』人は、公共交通の利便性の悪さ、医療施設の不足等を居住したくない理由 としてあげています。
41.2 27.1 22.9 4.8
1.5 2.5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(1709)
ずっと住みたい どちらかといえば住みたい どちらともいえない(わからない) どちらかといえば住みたくない
住みたくない 無回答
59.6 34.8
34.6
0 20 40 60 80 100
住み慣れている 住居に満足している 緑が多く、自然環境や景観がよい
(%)
30.6 24.1 21.3
0 10 20 30 40
鉄道の便が悪い 医療施設が整っていない バスの便が悪い
(%)
「ずっと住みたい」「どちらかといえば住みたい」が 68.3%、「どちらかといえば住みたくな い」「住みたくない」が 6.3%になっています。可児市での居住希望をしている人の割合は、
平成 15 年(65.2%)から徐々に高くなっています。
■住みたい理由(上位3位)
※市への居住意向で「ずっと住みたい」「どちらかといえば住みたい」と回答した人のみへの質問
有効回答数(1167) ※複数回答可(3つまで)
(全体の 68.3%)
■住みたくない理由(上位3位)
※市への居住意向で「住みたくない」「どちらかといえば住みたくない」と回答した人のみへの質問
有効回答数(108) ※複数回答可(3つまで)
(全体の 6.3%)
② アンケートから見る市民意識
<平成 20 年度 可児市市民意識調査>
調査内容:市のイメージ、市政全般、土地利用、景観、環境、教育、健康など 12 項目 調査対象者:可児市在住の満 16 歳以上の男女(住民基本台帳より無作為抽出)
調査期間:平成 20 年9月 25 日〜10 月 21 日
回収状況:配布数 3,000 件 回収数 1,709 件(回収率 57.0%)
ア.市への居住意向
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満足度と重要度の関係を分布図で見ると下記のとおりとなっています。
■ 市政についての満足度と重要度の関係 タイプⅠ:満足度は低いが、重要度が高い 6.鉄道・駅の便利さ
8.安全な交通環境の整備
9.防犯対策と消費者被害の未然防止 17.保育環境の整備や子育ての支援体制 18.高齢者への福祉サービス
19.障がい者(児)への支援 21.病院など医療体制 29.生活道路の整備
31.住宅の耐震化への取り組み
36.市民の意見・提案が市役所に届く仕組み 40.効率的な行政運営
タイプⅡ:満足度が高く、重要度も高い
1.自然環境の保全(山林・里山・農地・水辺など)
2.花いっぱい運動・不法投棄等の防止(環境美化への取り組み)
3.ごみの収集体制やリサイクルの推進 5.地震や風水害などへの防災対策 10.一人ひとりを大切にした幼児教育の充実 11.小中学校施設・設備の整備・充実
12.少人数学習や体験学習などの小中学校の学習活動の充実 20.健康診査など保健サービス
32.安心・安全で良質な飲料水の安定供給 33.下水道・排水路の整備
37.市からの情報提供 タイプⅢ:満足度が低く、重要度も低い
7.バス路線の便利さ
14.図書館など社会教育施設の整備充実 15.体育館やプールなどスポーツ施設の整備 16.スポーツをする機会
22.商業の振興 24.農林業の振興
25.観光交流の振興と拠点整備
26.景観・デザインに配慮したまちづくり 27.公園や緑地などの憩いの場の整備 28.中心市街地の整備
30.幹線道路の整備
39.外国人との相互理解の進展
41.広域行政の推進(近隣市町村との連携)
タイプⅣ:満足度は高いが重要度が低い 4.斎場・墓地環境
13.生涯学習や文化芸術に触れる機会 23.工業の振興
34.まちづくりへの市民参加と支援策 35.公民館などコミュニティ施設の充実 38.男女共同参画社会への取り組み
イ.行政施策の満足度と重要度
平均値:3.03
平均値:3.83
35 4 13 23
34
38 25 2639 15 28
24 30
31 6 20
2 1 33 32
3
19
36 40 7
14
16 41 22 27
29 17 12 11
37 10 5 21
8 9 18
3.2 3.4 3.6 3.8 4 4.2 4.4 4.6
2.4 2.6 2.8 3 3.2 3.4 3.6 3.8
満足度 高い
低い 低い
高い
重要度
タイプⅣ タイプⅡ タイプⅠ
タイプⅢ
18
61.8
52.8
28.3
24.5
0.0 20.0 40.0 60.0 80.0
事故や災害、犯罪のない
「安全なまち」
高齢者や障がい者などが安心して住める
「福祉のまち」
緑豊かで自然に親しめる
「自然の豊かなまち」
いきいきと輝き、子育てがしやすい
「子どもにやさしいまち」
(%)
・安全、安心な環境、福祉施策の充実、自然環境の保全が求められています。
・20 代、30 代の子育て世代では、子育て支援も求められています。
市民の満足度が高い行政の取り組み・低い取り組み、重要度が高い取り組みは、それぞれ下記のと おりとなっています。
有効回答数(1167)
■可児市の将来像(上位4位)
有効回答数(1709) ※複数回答可(3つまで)
※回答が 20%未満のものについては割愛。
満足度が高い (上位5位) 重要度が高い (上位5位)
1位 ごみの収集体制やリサイクルの推進 3.76 1位 病院など医療体制 4.43 2位 自然環境の保全(山林・里山・農地・水辺など) 3.47 2位 安心・安全で良質な飲料水の安定供給 4.36 3位 花いっぱい運動・不法投棄等の防止(環境美
化への取り組み) 3.44 3位 地震や風水害などへの防災対策 4.32 4位 下水道・排水路の整備 3.41 4位 ごみの収集体制やリサイクルの推進 4.29 5位 公民館などコミュニティ施設の充実 3.39 5位 高齢者への福祉サービス 4.23
満足度が低い (上位5位)
1位 バス路線の便利さ 2.47 低い3.82 2位 住宅の耐震化への取り組み 2.73 高い4.03 3位 体育館やプールなどスポーツ施設の充実 2.73 低い3.60 4位 市民の意見・提案が市役所に届く仕組み 2.78 高い3.85 5位 中心市街地の整備 2.79 低い3.57
(重要度)
⇒タイプⅢ
⇒タイプⅠ
⇒タイプⅢ
⇒タイプⅠ
⇒タイプⅢ
<満足度と重要度の相対比較をみると>
・『タイプⅠ:満足度が低いが重要度は高い』分野は、「病院などの医療体制」や「高齢 者への福祉サービス」「安全な交通環境の整備」「防犯対策と消費者被害の未然防止」
など、安全・安心な環境づくりに関する取り組みとなっています。
・『タイプⅡ:満足度が高く重要度も高い』分野は、「ごみの収集体制やリサイクルの推 進」「安心・安全で良質な飲料水の安定供給」「下水道・排水路の整備」「自然環境の 保全」など、環境保全や環境美化活動、上下水道の整備の取り組みとなっています。
ウ.可児市の将来について
19
前述した「社会経済情勢等」「本市の現状と見通し」「第三次総合計画の進捗状況」「本市の強み・地 域資源」「市民の声」を踏まえ、本市が取り組むべきことは次のとおりです。
4.まちづくりの方向性
人口・世帯
○安心して子どもを産み育てられるまちづくり
○ふるさと意識を持った心豊かな子どもを育むまちづくり
○愛着・誇りの持てるまちづくり
地域・コミュニティ・市民生活
○市民誰もが安心して生活できるまちづくり、健康でいきいき暮らせるまちづくり
○人・地域とのつながりを育むまちづくり
○地域福祉や防災など互いに支えあうコミュニティづくり
○互いに相手の人権を尊重しあいながら、誰もが人生を心豊かに幸せに暮らせるまちづくり
○地域の個別課題や実情に対応したまちづくり
○市民誰もがいつでも学べるまちづくり
○市民が文化芸術に親しみ、歴史を継承するまちづくり
○市民がスポーツを楽しめるまちづくり
○多文化共生のまちづくり
○多様な人材が力を発揮するまちづくり
○防犯・防災体制が充実し、市民が安心して暮らせるまちづくり
○社会的弱者が「自立」「社会参加」「地域生活」できるまちづくり
○市民活動が活発で元気なまちづくり
産業経済
○産業立地の環境整備(工業集積等、地域経済を活性化するまちづくり)
○雇用を生み出すまちづくり
○商業集積等によるまちの賑わい、人が集まるまちづくり
○働く場や魅力ある市街地があり、若い世代が住みたいと思うまちづくり
○農業のビジネス化への支援と安全・安心な地産地消の推進
○地域資源を活かした観光と交流の促進
都市基盤・環境
○適正な土地利用の推進
○中心市街地への都市機能の集積、賑わいのあるまちづくり
○生活に必要な都市機能が身近にあるまちづくり
○道路、橋梁など都市の基盤施設の計画的な管理・維持更新
○地球温暖化防止に向けた低炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現
行財政運営
○都市経営の視点を取り入れた行財政運営
○施策の選択と集中、※PDCA サイクルによる進捗管理
○経営資源としての公共施設の配置、維持管理の最適化
○財政の健全化推進
○様々な主体(市民、NPO、事業者等)による公共的サービスの提供
○役割分担を明確化した地域協働によるまちづくり
○協働のための情報共有、活動支援
<用語の解説>
※PDCAサイクル
Plan(計画)、Do(実施)、Check(評価)、Act(改善)の4段階を順次行ってサイクルをつなげ、継続的な業務 改善をしていく手法。
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本市が取り組むべきことから、本市のまちづくりの方向性を整理します。
・安心して子どもを産み育てられるまち
・地域福祉や防災など、互いに支えあうコミュニティづくり
・だれもが健康で安心して暮らせるまち
・多文化共生のまち
・防犯、防災体制が充実し、市民が安心して暮らせるまち
・障がいのある人が安心して暮らせるまち
・地域でふれあい、ふるさと意識を持った心豊かなこどもを育むまち
・生きがいを持っていきいきと暮らせるまち
・互いに相手の人権を尊重し、誰もが心豊かに幸せに暮らせるまち
・市民誰もがいつでも学べるまちづくり
・市民が文化芸術に親しみ、歴史を継承するまちづくり
・市民がスポーツを楽しめるまちづくり
・うるおいとやすらぎがあるまち、自然に親しめるまち
・愛着と誇りを持てるまち
・低炭素社会、循環型社会・自然共生社会を実現するまち
・働く場や集える市街地があり、若い世代が住みたいと思うまち
・元気と活力があるまち
・商業集積等によるまちの賑わい、人が集まるまち
・工業集積等、雇用を生み出し、地域経済を活性化するまち
・農業のビジネス化への支援と安全・安心な地産地消の推進
・生活に必要な都市機能が身近にあるまち
・ライフライン等が整備され災害に強い安全なまち
地域で支えあい、誰もが安心 して暮らせるまちづくり
多世代がふれあい、地域で育 む心豊かな人づくり
人が集い、地域が元気なまち づくり
安全で快適に暮らせる住み よいまちづくり
ふるさとの資源を守り、活か すまちづくり
・効果的で効率的な行財政運営による持続可能なまち
・多様な主体が元気な地域協働のまち
21
22
「まちの将来像」は、地域における多様な主体が一体となってまちづくりを進めていくうえで、
共通の目標になります。
わたしたちは、可児市の将来像を
として、まちづくりを進めます。
第三次総合計画では、まちの将来像を「心豊かな活力とうるおいのある住みよいまち・可児」
〜市民が誇りを持つまち、持てるまち〜 とし、まちづくりを進めてきました。
第四次総合計画では、これまでのまちづくりの成果を継承し、より良い可児市をめざすため、
「人とまちが輝く 安心・活力都市」をみんなで創ります。
「安心」は、まちづくりの基本であり、すべての市民の望みです。
健康に過ごせる安心、人・地域とのふれあい・支えあいによる安心、防犯・防災など安全に暮ら せる安心など、さまざまな場面で安心なまちをめざすことを表します。
また、「活力」とは、可児市らしさを大切にして、地域協働型社会の実現による地域に根差したま ちづくりを進めるとともに、地域資源を活かした戦略的なまちづくりを進め、活力あるまちをめ ざすことを意味します。
「人とまちが輝く」は、市民が安心な暮らしの中で、お互いのつながりを大切にしながら 一人 ひとりの価値観にあった生活を実現することでいきいきと輝くこと、また、地域の協働で創る活 力あるまちは、可児市らしさを活かした魅力に溢れきらきらと輝くことを表します。
こうしたまちづくりを進めることによって、市民一人ひとりが、自然とまちへの愛着・誇りを持 ち、可児市に住み続けたいと思う、そんなまちを未来を担う子どもたちに引き継いでいきます。
1.まちの将来像
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まちの将来像を実現するために重要となる次の4つの視点を、施策実施の際に考慮してまち づくりを進めます。
「人権尊重」の視点
市民がお互いを認め尊重する「人権尊重」を基本とし、お互いを信頼し思いやりながら、地 域でのつながりや支えあいを大切にします。
「地球環境保全」の視点
地球温暖化防止の取り組みによる「地球環境保全」を推進します。
「地域協働」の視点
地域における多様な主体(市民、自治会、NPO、事業者、行政等)が共にまちづくりを考え、
目標を共有し、協力・連携しながら、地域を創ります。
「都市経営」の視点
限られた財源を有効に使い「選択と集中」による効果的で効率的な行財政運営を行うととも に、次世代に引き継ぐ持続可能な地域づくりを進めます。