大学医学部附属病院地区
地区計画の変更に係る原案について
平成29年5月22日 18時から
成田市役所 中会議室
成田市 都市部都市計画課
位置図
【附属病院建設用地】 【国際医療福祉大学
成田看護学部 ・保健医療学部】
H28.4開学 【医学部】
H29.4開学
畑ケ田地区 成田駅
三里塚地区
本地区の位置づけ
国家戦略特区とは、特定の分野を限定して規制緩和などを行う区域。 本市は平成26年5月に指定された。
本市では、医師不足の状況を改善し、地域医療の崩壊を未然に食い止めるため、 以前から医学部誘致に取り組んでいた。
平成27年11月に国際医療福祉大学が設置認可を受けたうえで、本市に医学部を 新設することが認められた。(平成29年4月開学)
(参考)国家戦略特区とは?
成田国際空港の西側約2km圏内の
市街化調整区域に位置し、空港整備 に伴う代替地として造成された一団 の土地を含む地区です。
国家戦略特区における規制緩和によ り、医学部の新設が認められ、医学 部に必須の施設として、附属病院の 建設が必要となったことから、畑ケ田 地区に附属病院の整備を行うことと なりました。
都市計画区域
都市計画区域の整備、開発保全の方針
市町村マスタープラン
区域区分
地域地区
都市施設
市街地開発事業
促進区域
・用途地域
・高度地区
・防火地域
・ 土 地 区 画 整 理 事 業 ・市街地再開発事業
・道路
・駐車場
・都市高速鉄道
・公園
・墓園
・市街化区域 ・市街化調整区域
都市計画マスタープランでの位置づけ
【学術・医療集積拠点】
・畑ケ田地区周辺では、成田国際空港への近接性を生かし、医学部附属病院の整備 や医療関連産業の集積による国際的な医療・業務機能の形成を推進します。
地区計画とは(都市計画法第12条の5)
地区計画は、
良好な市街地環境の形成又は保持
のための地区
施設及び建築物の整備並びに
土地利用に関する一体的かつ総合
的な計画
として定める。
将来の見通しを踏まえ、
望ましい市街地像を実現するため、居住、
就労、教育、文化、医療、買物、レクリエーション等を含めた都市
活動全般にわたる総合的なまちづくりのための計画の一環
として
定める。
地区計画制度について(都市計画運用指針より)
地区計画の目的
誘導する土地利用について
①附属病院のほか、高度な医療施設や研究施設など医療拠点
に相応しい機能を誘導する。
②質の高い就業環境の形成を図る。
③入院患者などの病院利用者の利便性の確保を図る。
1.
適切な土地利用の誘導
2.
健全な土地利用の誘導
①ゆとりある空間の形成や利用者の安全性と快適性の確保を
図る。
②周辺の自然環境と調和した樹林を保全するなど、緑豊かな環
境の形成を図る。
医学部の新設に伴う附属病院や医療に関する研究開発施設・研修施設を集積し、 質の高い医療サービスを提供することで、国際的な医療拠点の形成を目指す。
地区計画を導入することにより、適正かつ健全な土地利用を図るとともに周辺の 自然環境に配慮した良好な医療拠点の形成を図る。
地区計画の目標
地区計画区域の土地利用の方針
高度な医療施設や研究施設を誘導するとともに、病院従事者の居住施設やリフ
レッシュ施設のほか、保育施設を誘導し、質の高い就業環境の形成を図る。
入院患者の家族のための宿泊施設等の立地を誘導し、利便性の確保を図る。
ゆとりある歩行空間の形成のため、電線の地中化や歩道の整備を図るとともに、
敷地内に空地を確保し、施設利用者の安全性と快適性を高める。
地区内の適切かつ健全な環境形成のため、区画道路及び公園を地区施設として 適正に配置する。
施設の整備にあたっては、快適性や景観に配慮した高質空間化を進める。
区画道路については、病院利用者の安全性や利便性を考慮し、歩道のバリアフ リー化や照明の整備を図る。
地区施設の整備方針
地区施設の配置及び規模
区画道路(幅員10.5m~16.5m 延長約713m)
公園 1箇所(約8,000㎡)
・ 病院、職員のための共同住宅又は寄宿舎
・ 保育所、幼稚園、認定こども園(類するもの)
・ 大学、大学院、研究施設又は研修施設等
・ 店舗、飲食店等、事務所(床面積500㎡以内)
・ 自動車車庫、駐車場管理棟
・ ホテル(床面積3,000㎡以内)
・ 体育館等(床面積3,000以内)
・ 集会場
・ 郵便局
・ 畜舎(実験用動物の飼育)
・ 公衆便所、休憩所、停留所の上家
・ 各建築物に附属するもの
建築物の用途の制限
研究・研修施設
24H 〒
共同住宅・保育園 宿泊施設
病院(コンビニ・郵便局・レストラン等) 地区計画の目標及び土地利用の方針に基づき、建築物等に関する制限を次のと おり定める。
市街化調整区域における土地利用方針
1,000㎡以上
建築物の敷地面積の最低限度
壁面の位置の制限
1. 区画道路の道路境界線までの距離・・・2m以上
2. 区画道路以外の道路、隣地境界線までの距離・・・1m以上
道路境界線に面してかき又はさくを設置するときは、生垣もしくは生垣とフェンスの 併用とする。
生垣とフェンスを併用する場合には、フェンスの高さの限度を1.5mとし、生垣をフェ ンスの外側に設置する。
かき又はさくの構造の制限
フェンスは 1.5m以下 生垣をフェンスの外側
へ設置する。
今後の流れ(予定)
地区計画の変更・告示
千葉県知事協議
成田市都市計画審議会
地区計画案の縦覧・意見書
千葉県事前協議
地区計画原案の説明会
地区計画原案の縦覧
地区計画原案の作成
5月5月16日
~30日
5月22日
7月
8月
10月
10月
附属病院建設スケジュールについて
平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度
下半期 上半期 下半期 上半期 下半期 上半期 下半期 上半期 下半期 上半期
医学部 附属病院
法定手続 着工 竣工 開業
地区計画 の決定