レ線 間 脳 照 射 の 骨 髓 造 血 機 転 に 及 ぼ す 影 響
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(2) 634. 塩. 明 確 に し た.一. 方Denecke66)は. ア テ ル ミー 照 射 を 行 い,末. 間 も持. 波 ヂ ア テ ル ミー 照 射 は 血 謂. 状 態 を 除 くに 応 用 出. 来 る と述 べ た.. 第2章 1). 実 験 材 料 及 び実 験 方法. 使 用 動 物,レ. 線 間 脳 弱 照 射 に よ り骨 髄 内 血 流. の 促 進 が 起 り,そ れ に よ り骨 髄 内 滞 溜 血 球 の 骨 髄 外 放 出 の 起 る こ とを 闡 明 した.こ. ゝに 於. 線 照 射 条 件,骨 髄 栄 養 血. 管 の 露 出,血 液 諸 検 査,骨 髄 内 血 液 循 環 状 態 の 測 定 に 就 て は 第 一 編 で 詳 述 した の で 省 略 す る. 2). 鉤 虫 症 患 者 血 清:当. き鉤 虫 症 患 者(赤. 私 は 第 一, 三 編 に 於 て 網 内 系 の 機 能 が 健 全 で あ れ ば,レ. 夫. 梢血 に於 て照 射 後. 球 の 骨 髄 か ら の 游 出 を 促 進 す る もの で,所 Knochenmarkssperreの. 哲. 間脳 の 短 波 ヂ. 網 赤 血 球 数 は 著 増 し こ れ が 照 射 後1時 続 す るの を 見 て,短. 見. 科 入院 の 合併 症な. 血 球 数333万,血. %ザ ー リー,着 色 係 数0.54)の. 球 素 量36. 血 清 を無 菌的. に 分 離 し て 用 い た. 3). 実 験 方 法:上. 記血 清 を大 腿 骨 栄養動脈. え1/5針 を 用 い0.4cc.注. 入 し, 30分 後 に60γ. 虫 症 患 者 血 清 に よつ て 惹 起 され た 骨 髄. の レ線 間 脳 照 射 を 行 い,骨 髄 栄 養 血 管 に 就 て. ス ペ レが レ線 間 脳 弱 照 射 に よ り如 何 な る影 響. 血 液 像 を 観 察 し,併 せ て 骨 髄 内 血 液 循 環 曲 線. を 蒙 るか,換. を 検 査 した.. て,鉤. 言 す れ ば鉤 虫症 催 貧血 性物 質 に. よつ て 起 さ れ た 骨 髄 ス ペ レが 上 記Denecke66) 第3章. の い う如 く血 球 調 節 中 枢 刺 戟 で 除 か れ 得 る も の な りや 否 や を 知 る 為 本 実 験 を 施 行 せ ん と し た.蓋. しか ゝる 実 験 は 私 が 最 初 で,未. に 接 しな い.. だ文 献. 第1項 1). 実 験 成 績. 血 球 数 の変 動. 赤 血 球 数(第1表,第1図). 鉤 虫症 患 者 血 清 灌 流 後,レ 行 え ば,血. 第1表. 線 間脳 弱照 射を. 清 のみ の灌 流 時 に比 べ栄 養静脈血. 鉤 虫 症 血 清 灌 流後 レ線 照 射 し た 場 合 の 赤 血 球 数,網. 赤血球 数.
(3) レ線間脳照射の骨髄造血機転に及ぼす影響. 第1図. 635. 鉤虫症血清灌 流後 レ線照射 した. 血 に 於 て の み1〜2時. 間 後 に 最 高(20〜12%). 場合の赤血球,網 赤血球. に 達 す る 減 少 を 認 め,略 る 貧 血 を 見 て い る.然. 々4時. 灌 流 し30分 No. 69で. る に 鉤 虫症 患 者 血 清 を. 後 に レ 線 間 脳 弱 照 射 を 行 え ば,. 血 清 注 入 後90分. (11%)の. 間後 に恢 復 す. 減 少 を 示 し,. で 最 低 に 達 し76万 No. 70で2時. 最 低 値 を 示 し75万(10.7%)の る.そ. 減 少 が見 られ. し て こ の 貧 血 はNo.. 後 に は 恢 復 し,反 25万(4.2%), 加 を 示 し4時. 間後に. 69,. 70共 に3時. つ て 注 入 前 よ りNo.. 間. 69で. No. 70で81万(11.6%)の. 増. 間 後 に は 恢 復 す る.対. 照 の股 動. 脈 で は 一 定 の 傾 向 を 得 ず,変. 動 も 最 大50万. ま. で ゞ変 化 な き も の と 考 え ら れ る.. 2). 網 赤 血 球 数(第1表. ,第1図). 鉤 虫 症 患 者 血 清 灌 流 後 レ線 間 脳 弱 照 射 を 行 え ば,血. 清 のみ の灌 流 に比 べ網 赤血 球 減少 は. 早 く恢 復 す る.即 ち 鉤 虫 症 患 者 血 清 の み を 灌 流 した 教 室 藤 田45)の成 績 に よれ ば 網 赤 血 球 数 は 股 動 脈 血,栄 どな い が,絶. 養 静脈 血 共 に‰ の 変動 は殆 ん. 対 数 に 於 て 栄 養 静 脈 血 で に1〜. 3時 間 後2万5千(約16%)前. 後 の 減 少 を 見,. 以 後 旧 値 に 復 し4時 間 以 後 は 赤 血 球 に 順 応 し て い る.然 る に 血 清 灌 流 後 レ線 弱 照 射 を 行 え ば,注. 入 後1時. 間 に してNo. 69で は ‰ に 於 て. 半 減 近 くな り絶 対 数 で は 最 大8〜10万 を 見,. 2時 間 で 実 験 前 に 復 元 す る の が 見 ら れ,. No. 70に 於 て も注 入 後30分 亘 り ‰ で30%前. 股 動 脈 血 で は ‰,絶. 3). よ り2時 間 後 に. 後 の 減 少,絶. 10万 の 減 少 を 示 し凡 ね2.5時. ず,静. の減少. 対 数に於 て約. 間 で 旧 値 に 復 す.. 対 数 共 に有意 の 変化 を見. 脈 血 との 間 に は 明 らか な 差 が 存 す. 白血 球 数(第2表,第2図). 白血 球 数 も鉤 虫 症 患 者 血 清 の み の 灌 流 に 比 べ,減 少 の 割 合 も比 較 的 少 く,恢 復 も早 く, 1例 は 赤 血 球 と同 様 血 清 注 入 前 よ り増 加 す る の が 見 ら れ る.即 ち 鉤 虫 症 患 者 血 清 の み を 灌 流 した 教 室 副 島27)の成 績 に よ れ ば,白 血 球 数 は2〜3時. 間 を 頂 点 とす る1600. (26%)か. ら. 中 の 赤 血 球 減 少 の 程 度 も 少 く,貧 血 の 恢 復 も. 1800 (19%)の. 減 少 を 示 し, 4時 間 後 に 旧 値 に. 早 く,そ の 後 反 つ て 実 験 前 よ り増 加 の 傾 向 が. 復 す とい う.患 者 血 清 灌 流 後 レ線 弱 照 射 を し. 見 られ る.即 ち鉤 虫 症 患 者 血 清 の み を 骨 髄 灌. た 本実 験 で は 栄 養 静 脈 血 に 於 て 注 入 後90分 を. 流 した 教 室 藤 田45)の成 績 は,大 腿 骨 栄 養 静 脈. 頂 点 と しNo. 72で 最 高1400. (21.8%),. No. 80.
(4) 636. 第2表. 塩. 見. 哲. 夫. 鉤虫症血清灌 流後 レ線照射 した. で 最 高1300. 場合の白血球数. と も2時 間 後 に は 旧 値 に 復 し, No. 80で は 注. (18.8%)の. 減 少 が 見 ら れ,両 者. 入 前 と変 ら な い が, No. 72で 2100. (32.8%)の. は注入前 よ り. 増 加 が 認 め られ る.股 動 脈. 血 で は 弱 照 射 の み の 時 と同 様 に 軽 い 増 加 の傾 向 が 見 ら れ る も,動 静 脈 血 の 間 に は 明 らか な 差 が 存 す る.. 第2項. 骨髄 内血液循環状態 の変化 (第3表). 鉤 虫 症 患 者 血 清 灌 流 後 レ線 間 脳 照 射 を 行 え ば,血. 清 の み の 灌 流 時 の 如 き血 流 の 遅 延 は 見. られ な い.即 目 に5%葡. ち 鉤 虫 症 患 者 血 清 灌 流 後1時 間. 萄 糖 を 以 て 骨 髄 内 血 液 循 環 曲線 を. 測 定 した 教 室 藤 井48)の成 績 は 曲 線 の 山 が30〜 40分 に 現 わ れ る.然. るに 患 者 血 清 注 入 後 レ線. 間 脳 照 射 を 行 い 注 入後1.5時 血 流 曲 線 の 山 はNo. 分 に 見 られ,藤. 第3表. 第2図. 鉤 虫症血清灌流後 レ線照射 した 場合の白血球 − 栄養 靜脈血 …股 動 脈 血. 83で15分,. 間 に して 検 した No. 84で20. 井48)の如 く山 が 右 に 推 移 せ ず,. 鉤虫症血清灌流後 レ線照射 した 場合の骨髄内血液循環 曲線.
(5) レ線間脳照射 の骨髄造 血機転に及ぼす影響 血 流 の 遅 延 は 認 め ら れ な か つ た.. 637. 場 合 と,こ の 二 者 に 解 離 が 生 じて い る場 合 と に 分 け て 考 え ね ば な ら ぬ と思 う と 述 べ て い. 第4章. 総 括 並 に考 按. る.こ. の 様 に してKnochenmarkssperreの. 本実験 の成績 を総 括す るに. 実 を 述 べ た も の は 沢 山 あ るが,そ. 1). に 言 及 した もの は 未 だ 無 か つ た.教. 鉤 虫 症 患 者 血 清 を 以 て 家 兎 大腿 骨 々髄. 事. の 発生 機 転 室 藤 田45). 灌 流 を 行 うと大 腿 骨 栄 養 静 脈 血 に 於 て の み1. は 鉤 虫 症 患 者 血 清 の 骨 髄 灌 流 を 行 い,骨 髄 動. 〜2時 間 を 頂 点 と し,注 入 後4時. 間で 恢 復す. 脈 系 の 收 縮 に よ り骨 髄 内 血 流 の 遅 延 が 起 り血. 血 球 の減少 を 認 め る. 球 の 骨 髄 内 抑 留 が 招 来 され る とい う機 転 を 明. る赤 血 球,網. 赤 血 球,白. とい う教 室 藤 田45),副 島27)の 成 績 に 比 べ,鉤 虫症 患 者 血 清 灌 流 後 レ線 間 脳 弱 照 射 を 行 え ば. ら か に し た. 教 室 大 藤9)の 骨 髄 血 管 構 造 の 研 究 に 依 れ ば,. 血 球 の 減 少 度 も小 さ く,復 帰 の 時 間 も早 く且. 長 管 骨 々髄 静 脈 系 は 動 脈 系 に 比 べ 驚 くべ き 広. つ 赤,白 血 球 は 一 部 乍 ら実 験 前 よ り増 加 す る. 大 な 容 積 を 占 め,恰. の が 見 ら れ る.. 他 方 に 出 口 を 有 す る溜 池 の 如 き 感 が あ り,従. 2). 鉤 虫 症 患 者 血 清 を 大 腿 骨 骨髄 に 灌 流 し. つ て 静 脈 竇 内 血 流 は 極 め て 緩 除 な る こ とが 想. た 後 検 した 骨 髄 内 血 液 循 環 曲 線 の 山 は 教 室 藤. 像 され,教. 井47)48)に よれ ば30〜40分. 糖 又 は1%サ. に あ り とい う.然. も 川 が 一 方 よ り注 ぎ 込 み,. 室 平 木‑塩 月44)に よ つ て5%葡. 萄. イ ア ジ ン に よつ て 骨 髄 灌 流 試 験. るに 該 血 清 灌 流 後 レ線 間 脳 弱 照 射 を 行 う と 曲. を 行 い,骨 髄 内 血 流 の 状 態 を 曲 線 と し て 示 す. 線 の 山 は15〜20分. こ とが 創 始 され た 事 は この 方 面 の 研 究 を 数 歩. に あ り,血 流 の 遅 延 は 認 め. 前 進 せ し め た も の と 云 え る.そ. られ な い. 小 森21)は正 常 家 兎 に 鉤 虫 乳 剤 注 射 後 貧 血 の. して 教 室 藤. 井48)は 鉤 虫 症 患 者 血 清 灌 流 後 骨 髄 内 血 液 循. 起 つ た 時 期 の 肝 静 脈 血 血清 を 以 て 骨 髄 灌 流 試. 環 状 態 を 検 し,曲 線 の 山 が30〜40分. 験 を 施 行 し栄 養 静 脈 血 に 一 過 性 の 貧 血,即. 血 流 の 遅 延 す る こ とを 明 らか に し, Knochen. 注 射 後30分 乃 至1時. ち. 間 目 に 起 る赤 血 球 減 少 を. 見 て い る.教 室 内 藤37)も 同 様 実 験 を 行 い 栄 養. markssperreの. に あ り,. 発 生 機 転 を 更 に 明 確 に した.. 即 ち 教 室 藤 田45),副 島27),藤 井48)の一 連 の. 静 脈 血 の 一 過 性 貧 血 を 証 明 し て い る.宮 崎49). 実 験 に よ れ ば,釣. は 鉤 虫症 患 者 血 清 を 用 い て 骨 髄 灌 流 試 験 を 試. 験 を 行 う と灌 流 後 栄 養 静 脈 血 に の み1〜2時. み, 1〜2時. 間 を 頂 点 と し4時 間 に 亘 る血 球 減 少 が 認 め ら. 間 目 に 最 高 と な り4〜6時. 間目. に恢 復 す る一 過 性 の 貧 血 が 栄 養 静 脈 に 起 る こ. れ,灌. とを 明 らか に した.教. 山 が30〜40分. 室 で も鉤 虫 症 患 者 血 清. の骨 髄 灌 流 試 験 で 藤 田45)は赤 血 球,副 白 血 球 の 減 少 を4時. 島27)は. 間 に 亘 り観 察 して い る.. 流 後1時. 虫症 患 者 血 清 の 骨 髄 灌 流 試. 間 目の骨髄 内血 液循 環 曲線 は. に あ り血 流 の 遅 延 が 見 ら れ,又. 該 時 の 骨 髄 組 織 所 見 に 鬱 血 が 認 め られ た.即 ち 之 等 に よつ て鉤 虫症 患 者 血 清 は 明 らか に 骨. そ して教 室 内 藤37),藤 田45)及 び 上 記 宮 崎49)は. 髄 ス ペ レの 状 態 を 招 来 す る 事 が 一 層 明 確 に な. 貧血 の 高 度 な る 時 期 の 骨 髄 組 織 像 所 見 で 骨 髄. つ た.私. の 鬱 血 を 見,該. り骨 髄 内 血 流 の 促 進 に よ り,骨 髄 よ りの 血 球. 実験 の 機 転 を血球 の骨髄 内抑. 留 所 謂Knochenmarkssperreに. よる と説明 し. は 第 一編 に 於 て レ線 間 脳 弱 照 射 に よ. 游 出 の 起 る こ と を 述 べ た. Denecke66)は. 間脳. て い る.又 一 方 此 の 貧 血 発 生 の 機 転 が 骨 髄 に. の 短 波 ヂ ア テ ル ミー 照 射 に よ り網 赤 血 球 増 加. 赤 血 球 が 抑 留 され る に 因 る こ とは,上. を 見,之 は 骨 髄 よ りの 游 出 に よ る もの で,間. の 他 小 宮17)18)19),山田55),高. 記諸家. 橋‑阿 南31)等 の. 間 に も意 見 の 一 致 を 見 て い る. 又 勝 沼11)は骨 髄 血 液 像 と末 梢 血 像 との 間 の. 脳 短 波 ヂ ア テ ル ミー 照 射 は 所 謂 骨 髄 ス ペ レ を 除 き う る と論 じ て い る. 私 の 成 績 は 赤 血 球 に 就 て は1.5〜2時 間 で 最. 所 見 の 相 違 あ る を 見 て造 血 に 対 す る刺 戟 と動. 低 値 を 示 し10.7〜11%の. 減 少 で,血. 清灌流の. 員送 出 に 対 す る 統 制 との 二 様 が 合 体 して 働 く. み の 藤 田15)の20〜12%減. の 成績 に 比較 す れば.
(6) 638. 塩. 減 少 の 度 は 少 い.白. 血 球 に 就 て も血 清 灌 流 の. み の 副 島27)の 成 績 は 最 低26〜19%の. 減 少 で,. 私 の 本実 験 で は21.8%〜18.8%の. 島27)の 成 績 で は 血 球 減 少 は4時 の 成 績 で は2〜3時. 恢 復 の 時 間 も早 い.然. 田45),副. 間 後 に は恢 復 し. 血球 が. 反 つ て 実 験 前 よ り増 加 す る例 も見 ら れ る.即. レ線 間 脳 刺 戟 に よつ て 抑 留 状 態 も 比 較 的 軽 度 し て 抑 留 時 間 も短 縮 さ れ,次 で 抑 留 状. 態 よ り動 員 え と変 り,為 に そ の 後 反 つ て 実 験 前 よ り血 球 増 多 を 示 す 例 も見 ら れ た も の と解 釈 され る.因 に 血 清 灌 流 後1.5時 射 後1時. 間)に. 間(レ. 線照. 行 つ た サ イ ア ジ ンに よ る骨 髄. 内 血 液 循 環 曲 線 は15〜20分. 射 に よ り解 除 さ れ 得 る. 生 不 良 性 貧 血 患 者 に 対 す る臨 牀 実 験. 緒 言:. 骨 髄 内 血 流 の 促 進 が 起 り血 球 の 骨 髄 外 放 出 の 起 る こ と を 明 らか に し た.而. して 平 木 教 授13). も 指 摘 さ れ た 如 く,骨 髄 内 血 流 の 促 進 が 持続 す れ ば 当然 造 血 機 能 の 亢 進 も招 来 され るべ き. ち 鉤 虫 症 患 者 血 清 で 惹 起 さ れ た 骨 髄 ス ペ レが. に,そ. 夫. 私 は 第 一 編 に 於 て レ線 間 脳 弱 照 射 に よ り,. 間 まで 持 続 す. も そ の 後 赤,白. 哲. 附)再. 減 少 を 示 し,. 稍 稍 減 少 の 度 が 少 い 様 で あ る.藤. る が,私. 見. に あ り,教 室 藤. 井48)が葡 萄 糖 に よ り行 つ た 血 清 灌 流 の み の時 の 山 が30〜40分 に あ る の に 比 べ れ ば,私. の成. 績 は 平 木‑塩 月44)の正 常 曲 線 に 近 い.こ. の測. もの と考 え られ る. こ こた 於 て 現 今 全 く治 療 法 が 見 出 さ れ ず, 血 液 学 の 宿 題 と もい うべ き 再 生 不 良 性 貧 血 え 間 脳 刺 戟 療 法 が 如 何 に 影 響 す るか を 知 ら ん と した. 実 験 方 法: 第1例. は5日. 間 隔 で60γ 照 射 し,第2例. は. 90γ 宛2日 連 続 照 射 し1週 間 間 隔 で 照 射 を 繰 返 し,耳 朶 よ り血 液 を 採 取 し,血 液 像 の 変 動 を 追 求 した.. 定 時 間 は 血 球 数 が 凡 ね 最 低 値 を 示 す 時 で,之. 実 験 成 績:. よ り血 液 像 が 漸 次 恢 復 す る移 行 期 と見 ら れ. 再 生 不 良 性 貧 血 患 者 に レ線 間 脳 刺 戟 を 行 う. る.即. ち 血 清 灌 流 に よ り遅 延 し て い た 血 流. が,レ. 線 間 脳 弱 照 射 に よ り正 常 近 くま で 改 善. さ れ た も の と考 え ら れ,上. 述 の解釈 を更 に 有. 力 に す る も の と云 え よ う.尚. 平 木‑塩 月44)の. 研 究 に よ り骨 髄 内 循 環 曲 線 に 於 て 葡 萄 糖 と サ した 曲 線 も 大 藤 等10)に よ り同 一 で. あ る こ とが 確 認 さ れ,私. の 曲 線 を 藤 井48)のそ. 球 素 量 は 嘉 ○ 例,山 ら れ な い.赤. ○ 例 と も 殆 ん ど変 動 が 見. 血 球 数 は 嘉 ○ 例 で5万. 動 で 経 過 し変 化 は 見 ら れ な い.山 加 の 傾 向 は 全 く見 ず,殊. 内 外の変. ○ 例 で は増. に4回 照 射 後 約60万. の減 少 は 次回検 査で は. 恢 復 し て い る が,全 体 の 成 績 か ら は,む. しろ. 貧 血 が 進 行 し て い る 印 象 を 受 け る.網 赤 血 球 数 も両 者 と も数 字 上 の 変 動 は 兎 も角,漸 次 減. れ と 比 較 す る に 何 等 差 支 え な い. 要 之,レ. も血 液 像 の 改 善 は 期 待 出 来 な か つ た.即 ち 血. の 減 少 が 見 られ た.こ. イ ア ジ ン の 曲 線 は 同 一 で あ り,又P32を tracerと. (別 表). 線 間 脳 弱 照 射 に よ り実 験 的 鉤 虫. 少 の 傾 向 が 見 受 け ら れ る.白 血 球 数 は 両 例 と. 症 の 骨 髄 ス ペ レ が 除 か れ る と 考 え ら れ,. も2回 照 射 後 一 時 増 加 す るの が 見 ら れ,嘉 ○. Denecke66)が. 例 で200. 正 常 動 物 で 述 べ た こ とが,鉤. 虫. (10%),山. ○ 例 で800. (28.1%)の. 症 骨 髄 ス ペ レに 於 て も認 め ら れ る こ とが 明 ら. 増 加 を 示 す も,一 時 的 現 象 で,以 後 照 射 前 に. か に な つ た.. 帰 り変 動 が 見 ら れ な い.白. 血 球 百 分 率 で は両. 者 と も特 異 な こ とは 見 られ な い. 第5章. 結. 論. 総 括 並 に 考 按:. 以 上 私 は 鉤 虫 症 患 者 血 清 の 大 腿 骨 々髄 灌 流 を 行 つ た 後 レ線 間 脳 弱 照 射 を 行 い,栄. 養血 管. に 就 て 血 液 像 を 検 索 し併 せ て 骨 髄 内 血 液 循 環 状 態 を 測 定 し次 の 結 論 を 得 た. 実 験 的 鉤 虫 症 の 骨 髄 ス ペ レは レ線 間 脳 弱 照. 重 症 再 生 不 良 性 貧 血 患 者 に レ線 間 脳 刺 戟 を 行 うに 血 球 素 量,赤 血 球 数,網. 赤 血 球 数,白. 血 球 数 に 変 化 が 見 ら れ な い. 私 は 第 一 編 に 於 て 間 脳 レ線 弱 照 射 に よ り実 験 的 に 骨 髄 内 血 流 の 促 進 が 起 り,血 球 の 骨 髄.
(7) レ線 間 脳 照 射 の 骨 髄 造 血 機 転 に 及ぼ す 影 響. 639. 再生不良性 貧血患者に レ線間脳刺戟を行つた場合 の血液像. 外 放 出 の起 る こ とを 述 べ た.井. 上1)も 指 摘 し. た如 く血 管 の拡 張 が 持 続 す れ ば 当然 骨 髄 造 血. を 施 行 した. 然 し,症 例 が 可 成 り重 症 例 で あ つ た 為 か 血. 機 能 の亢 進 が 招 来 さ れ よ う し, Denecke66)も. 液 像 の 改 善 は 認 め られ な か つ た.思. 血 球 游 出 の 促 進 は 骨 髄 造 血 促 進 を 来 す と述 べ. こ る重 症 再 生 不 良 性 貧 血 は 既 に 骨 髄 造 血 機 能. てい る.平 木 教 授43)も骨 髄 内 血 流 の 促 進 が 持. が 極 度 に 低 下 し て い るた め に,血. 続 され れ ば,造. よ つ て も尚 且 造 血 機 能 が 恢 復 し な か つ た も の. 血 機 能 も亢 進 す る で あ ろ う と. 述 べ られ て い る.こ. ゝに 於 て 現 今 適 確 な 治 療. 流 の改 善 に. で あ ろ う.. 法 の 無 い 再 生 不 良 性 貧 血 患 者 に レ線 間 脳 刺 戟. 結 論:. を 適 当 な 期 間 持 続 的 に 行 え ば,血. 重 症 再 生 不 良 性 貧 血 患 者2例 に,レ. 流 の持続 的. うに,か. 線 間脳. 促 進 を 招 き,引 い て は造 血 機 能 の 改 善 も期 待. 刺 戟 療 法 を 行 う も血 液 像 の 改 善 は 見 られ な か. 出 来 るの で は な か ろ うか の 意 途 の 下 に 本 実 験. つ た..
(8) 640. 塩. 見. 哲. 夫. の 機 転 を 明 確 に した. 第6章. 全 編 の総 括 並 に 結 論. 以 上 私 は 第 一 編 以来. 而 して 教 室 佐 久 間23),藤 田45)46),副 島27)は. レ線 間 脳 照 射 に よ る 骨. 髄 造 血 機 転 に つ い て 述 べ て 来 た が,こ. こに 全. 編 の 要 旨 を 簡 単 に 述 べ よ う. 1927年. 鉤 虫 症 骨 髄 ス ペ レ及 び 自律 神 経 毒 に よ る骨 髄 血 管 の 收 縮,拡. 張 は 網 内系 を 墨汁 填塞 すれば. 発 現 し な い と述 べ て い る.網 内 系 と造 血 機 能. 亘‑越 智58)59)60)61)に よ つ て 血 球 の 調. との 重 要 な 関 連 性 は 既 に 明 らか な 所 で あ る.. 節 中 枢 が 間 脳 に 存 す る こ と が 提 唱 さ れ て 以 来,. そ こで 私 は 第 三 編 に 於 て網 内 系 を 墨 汁 填 塞 し,. Schulhof‑Matthies89),. 間 脳 弱 照 射 及 び 抑 制 量 照 射 を 行 つ た.そ. Rosenow85)86)87),. chardt62),後藤20),桜. Bor. 井22),串 崎16),篠 崎24),. 果 何 れ も栄 養 静 脈 血 像 に 変 化 な く,血 流 も正. 林 田41),油 谷56),杉 浦25),小 宮17)18)等に よ り. 常 で あ つ た.即. こ の 方 面 の 詳 細 な 研 究 が 行 わ れ,今. 流 の 変 化,そ. 日血 球 の. の結. ち レ線 間 脳 照 射 に よ り起 る 血. れ に よ り招 来 さ れ る血 球 の 骨 髄. 調 節 中 枢 が 間 脳 殊 に 視 床 下 部 に 存 す る こ とは. 内 抑 留 又 は 放 出 に は 網 内 系 の 機 能 が健 全 で あ. 明 白 な 事 実 と認 め ら れ る に 至 つ た.. る こ と を 要 す る こ とが 判 つ た.. 然 し 中 枢 が 造 血 器 官 た る骨 髄 に 対 し如 何 に. Denecke66)は. 間 脳 の 短 波 ヂ ア テ ル ミー 照 射. そ の 造 血 機 転 を 調 節 す るか の 問 題 は, Dene. で 網 赤 血 球 増 加 を 見,該. cke66)を 始 め と しFoa70),森. レを 除 くに 応 用 出 来 る と述 べ た.私. 川52),中 村35),和. 田57),末 木‑野 村26),後 藤20),西. 川‑岡 本38)39). 照射 は 所謂 骨髄 スペ は第 四編. に於 て鉤 虫 症患 者血 清 灌 流後 間脳 弱照 射を行. 等 に よ つ て 自律 神 経 の 血 管 作 用 に よ る骨 髄 よ. い,教. りの 血 球 動 員 が 説 か れ て い る.け れ ど も そ の. 比 し て 見 た.即. 機 転 に つ い て は,実. 少 度 も少 く,恢 復 も早 く,恢 復 後 反 つ て 照 射. 験的 証明 の 欠除 は さ るこ. 室 藤 田45),副 島27),藤 井48)の成 績 と対 ち 該 血 清 灌 流 時 に 比 べ 血 球減. とな が ら,尚 隔 靴 〓 痒 の 感 を 免 れ な か つ た.. 前 よ り増 加 す る 例 も見 ら れ,レ 線 間 脳 照 射 で. この事 は 骨髄 静 脈 系 は他 の臓 器 に見 られ ない. 実 験 的 鉤 虫 症 の 骨 髄 ス ペ レ が 解 除 され る こ と. 広 大 な 容 積 を 占 め,従. を 知 つ た.. つ て骨髄 内血 流 は極 め. て 緩 除 で あ る とい う特 異 な 解 剖 学 的 所 見 と,. 骨 髄 内血 流 の促 進 が持続 す れ ば骨髄 造血 も. 血 球 游 出 につ い て血 流 の持 つ 重要 性に 意 を用. 亢 進 す る も の で あ る こ とは 平 木 教 授43)も 指 摘. い る こ と の 少 さ に,そ. され た 所 で あ る.私 は 第 一 編 に 於 て弱 照 射 を. の 原 因 を 見 出 す こ とが. 出 来 る.. 連 続 し て 行 つ た と ころ 当 初 は 血 球 増 多 を 認 め. 私は 間 脳 の 骨 髄 造 血 機 転 に 対 す る影 響 を 究. た が, 15回 照 射 頃 よ り血 球 の 軽 い 減 少 を 示 し,. 明 せ ん と し,直 接 骨 髄 栄 養 血 管 に 就 て 血 液 像. この 状 態 が 続 く.之 は レ線 で は 作 用 の 蓄 積,. を 観 察 し,更 に そ の 変 動 を 明 確 に す る為 骨 髄. 習 慣 性 とい う現 象 が 起 る た め で あ ろ う.又 同. 内 血 流 を 測 定 し実 験 を 進 め た.. じ意 途 で 再 生 不 良 性 貧 血 え の 効 果 を 期 待 し た. 即 ち 第 一 編 に 於 て レ線 間 脳 弱 照 射 に よつ て 骨 髄 内 血 流 の 促 進 を 見,大 於 て 照 射 後30分. 腿 骨栄 養 静脈 血 に. か ら1〜2時. 間 を 頂 点 とす. る血 球 増 加 を観 察 し,血 球 の 骨 髄 外 放 出 の 主 因 が 骨 髄 内 血 流 の 促 進 に よ る 機 転 を 明 らか に し た.同. 様 に して 第 二 編 に 於 て は 間 脳 抑 制 量. 照 射 を 行 い200γ. 照 射 で は 血 流,栄. 養静 脈血. 像 共 に 著 変 は な い が, 400γ 照 射 で は 骨 髄 内 血 流 の 遅 延 を 認 め,栄 養 静 脈 血 に 照 射 後2〜3 時 間 を 頂 点 とす る 赤 血 球,網. 赤 血球 の減少 を. 観 察 し,血 流 の 遅 延 に よ る血 球 の 骨 髄 内 抑 留. が,可 成 り重 症 で あ つ た 為 か 血 液 像 の 改 善 は 見 ら れ な か つ た. 以 上 の 実 験 に よ り私 は 以 下 め 結 論 を 得 た. 1). レ線 間 脳 弱 照 射 に よ り骨 髄 内血 流 の促. 進 を 来 し,為 に 血 球 め 骨 髄 外 放 出 が 起 る. 2). 同 様 抑 制 量 照 射 に よ り骨 髄 内 血 流 の 遅. 延 を 来 し,為 に 血 球 の 骨 髄 内 抑 留 が 起 る. 3). 上 記1). 2)の. 機 転 に は網 内 系の機能. が 健 全 で あ る こ とが 不 可 欠 の条 件 で あ る. 4). レ線 間 脳 弱 照 射 に よ り実 験 的 鉤 虫 症 の. 骨 髄 ス ペ レは 除 か れ る..
(9) レ線 間脳照射の骨髄造血機転に及ぼす影響 5). 重 症 再 生 不 良 性 貧 血 患 者 二 例 に レ線 間. 脳 刺 戟 療 法 を 行 う も,血 液 像 の 改 善 は 見 られ. 641. つ た恩 師平 木 教 授 に深 甚 の 謝 意 を表 す.又. 本研 究 に. 種 々御 便 宜 を 与 え ら れ た 放 射 線 教 室 武 田教 授,山. 本. 助 教 授 に 深 謝 す.. なか つ た.. (本 稿 の 要 旨は 昭 和27年 第14回 及 び28年 第15回 日. 擱筆す るに当 り御 懇 篤 な御 指導 と御校 閲 の労 を賜. 主 1) 井 上:血. 液 学 討 議 会 報 告,第1輯,. 要. 258頁,昭. 23.. 本 血 液 学 会 総 会 に於 て発 表 し た.). 文. 献. 33). 津 田,松 永.薬. 34). 丁.京. 学 雑 誌,. 城 医 專 紀 要,. 62卷,. 7卷,. 235頁,昭12.. 2). 井 上 他:熊. 本 医 学 会 雑 誌,. 15卷,. 509頁,昭14.. 35). 中 村:日. 本 血 液 学 会 雑 誌.. 3). 井 上 他:熊. 本 医 学 会 雑 誌,. 17卷,. 235頁,昭16.. 36). 中 島:千. 葉 医 学 会 雑 誌,. 4) 井 上(佐):産. 科 婦 人 科 紀 要,. 23卷,. 1049頁,. 昭15. 5) 井 上(佐):産. 科 婦 人 科 紀 要,. 24卷,. 117頁,. 千 葉 医 学 会 雑 誌, 7卷, 37). 内 藤:未. 38). 西 川,岡 本:日. 昭16. 城 医 專 紀 要,. 7). 本 血 液 学 会 雑 誌,. 上 野:日. 8) 沖 中 他:日. 9) 10). 7卷,. 新 医 学,. 大 藤 他:東. 5卷,. 本 内 科 学 会 雑 誌,. 本 内 科 学 会 雑 誌,. 大 藤:日. 432頁,昭12.. 1045頁,昭3.. 918頁,昭4.. 刊. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 12卷,. 141頁,. 40卷,. 京 医 事 新 誌,. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 13卷,. 203頁,. 14頁,昭28.. 42). 橋 本:福. 岡 医 大 雑 誌,. 71卷,. 34). 平 木.血. 液 学 討 議 会 報 告,第5輯,. 1頁,昭10.. 44). 平 木,塩 月:医. 329頁,昭11.. 45). 藤 田. 岡 山 医 学 会 雑 誌,. 65卷,. 433頁,昭28.. 46). 藤 田. 岡 山 医 学 会 雑 誌,. 65卷,. 447頁,昭28.. 47). 藤 井:東. 京 医 事 新 誌,. 48). 藤 井.未. 刊.. 49). 宮 崎.日. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 50). 村 田:実. 験 医 学 雑 誌, 27卷,. 51). 武 藤,高 橋:京. 52). 森 川.東. 53). 山 田(寛). 刊.. 14). 本 内 科 学 会 雑 誌, 虫 症 の 臨 牀(単. 16). 岡 医 大 雑 誌,. 串 崎:福. 17) 小 宮,河 北:血. 313頁,昭25.. 77頁,昭29.. 23卷, 5卷,. 39卷,. 259頁,昭25.. 行 本)昭25. 28卷,. 1937頁,昭10.. 液 学 討 議 会 報 告,第5輯,. 201頁,. 昭28. 18) 小 宮:血. 球 の 神 経 性 調 節(単. 19) 小 宮:診. 断 と 治 療,. 20). 葉 医 学 会 雑 誌,. 後 藤:千. 昭25.. 林 田. 13) 笠 原:未. 227頁,昭. 西 川,岡 本:日. 41). 牀 病 理 血 液 学 雑 誌,. 15) 北 山:鉤. 427頁,昭16.. 26卷,. 39卷,. 12) 勝 沼:臨. 北 山.日. 39). 野 村:日. 本 内 科 学 会 雑 誌,. 37卷,. 行 本)昭27. 308頁,昭24.. 8卷,. 493頁,昭5.. 21). 小 森:日. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 22). 桜 井:福. 岡 医 大 雑 誌,. 23). 佐 久 間:未. 刊.. 24). 篠 崎 他.日. 本 内 科 学 会 雑 誌, 21卷,. 25). 杉 浦:日. 26). 末 木,野 村:日. 7卷,. 26卷,. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 35頁,昭18.. 1851頁,昭8.. 2卷,. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 307頁,昭8.. 27). 副 島:岡. 山 医 学 会 雑 誌,. 66卷,. 28). 竹 山:京. 都 府 立 医 大 雑 誌,. 1頁,昭. 29). 高 梨:日. 本 婦 人 科 学 会 雑 誌, 27卷,. 30). 高 橋:京. 城 医 專 紀 要,. 31). 高 橋,阿 南:京. 5卷,. 城 医 專 紀 要,. 691頁,昭29.. 16卷,. 895頁,昭11. 581頁,昭7.. 65頁,昭10. 8卷,. 髄 造 血 学 説 の 再 検 討(単. 熊 本 医 学 会 雑 誌,. 2卷,. 29卷,. 1267頁,昭11. 1927頁,昭11.. 学 と 生 物 学,. 78頁,昭28.. 21卷,. 69卷,. 159頁,昭26.. 297頁,昭27.. 13卷,. 城 医 專 紀 要,. 京 医 学 会 雑 誌,. 115頁,昭13.. 12卷,. 92頁,昭25.. 519頁,昭18. 4卷,. 52卷,. 291頁,昭9. 95頁,昭13.. 岡 山 医 学 会 雑 誌,. 54). 山 本:未. 55). 山 田(正). 56). 油 谷:朝. 鮮 医 学 会 雑 誌,. 57). 和 田:臨. 牀 病 理 血 液 学 雑 誌,. 1頁,昭13. 1卷,. 本 血 液 学 会 雑 誌,. 64卷,. 699頁,. 昭27.. 12.. 千 島:骨. 6卷,. 569頁,昭13.. 40). 11) 勝 沼.日. 32). 2卷,. 昭24.. 6) 飯 田:京. 13.日. 362頁,昭17.. 京 城 医 專 紀 要, 8卷, 27卷,. 391頁,昭13. 1256頁,昭12.. 5卷,. 1001頁,昭. 11. 58). 亘,越 智:大. 阪 医 学 会 雑 誌, 27卷,. 2183頁,昭3.. 59). 亘,越 智:大. 阪 医 学 会 雑 誌, 27卷,. 2861頁,昭3.. 60). 亘,越 智:神. 経 学 雑 誌,. 61). 亘.神. 62). Borchardt. 63). Brednow. 64). Baserga:. 235頁,昭13. 行 本)昭29.. 刊.. 経 学 雑 誌,. 30卷,. W.: W.:. Klin. Z.. ges.. 29卷,. 446頁,昭4. Wschr., exp.. 1930. cit. n.. 221頁,昭3.. Sugiurn.. 7, 2440, med.,. 73,. 1928. 557,.
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