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第3学年総合的な学習の時間学習指導案

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Academic year: 2021

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第 4 学年 総合的な学習の時間 学習指導案

1 題材名 「インターネットを使うときに」 2 題材について 総合的な学習の時間をはじめ,調べ学習を進める上でインターネットを活用することは必須であると いえる。インターネット上には,たくさんの有用な情報があふれている。しかし,その反面,あやまっ た情報や悪意のある情報など児童に有害な情報も多い。児童は情報の受け手として,その真偽や価値を 判断することが必要となってくる。 本題材では,インターネットを活用した調べ学習に取りかかる前段階の指導,あるいは,家庭でのイ ンターネット使用の指導として設定したものである。インターネット上のコンテンツは必ずしも正しい ものばかりではなく,インターネットページから情報を収集する際に発生する可能性があるトラブルを 学ばせ、 児童が安全に Web ページの閲覧ができるようにさせたい。 3 目標 Web ページの中には有用なものばかりでなく,間違った情報や悪意のある情報などに出会ってしまう 可能性があることを知り,安全にインターネットを活用する態度を身につける。 4 展開 学習内容および児童の学習活動 教師の支援等 評価 導 入 ・コンピュータ起動する。 1 インターネット上の Web ページについ て,知っていることを発表する。 ・ 色々なことを調べることができる。 ・ 動画を見たり,音楽を聴いたりできる。 ・ メールを送ることができる。 2 情報を収集するのにふさわしい Web ペ ージを見て,インターネットの長所を確認 する。 ○ インターネットの活用例につ いて確認する。 ○ インターネットの仕組みにつ いて簡単に説明する。 ○ Web ページという用語について 確認する。 展 開 3 誤った情報や悪意のある Web ページに ついて知る。 ○ Web ページ情報の問題点や情報 の特性を知らせる。 ・ 善意で製作されているとは限 らない。 ○ 個人情報の重要性について確 認する。 インターネットは,世界中のいろいろなコンピュータ同士をつなげ ているので,役に立つことをたくさん知ることができます。 インターネットを使うと,どんなことができますか?

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4 教材用 Web ページを見て問題点や注意 すべきことを話し合う。 (1) 個人情報売買のために情報収集し ようとしているページ。 (2) なりすましによる犯罪を目的とし たページ。 (3) アダルトなど18歳未満禁止のペ ージ ○ 教材用の Web ページはあらかじ め児童用 PC のデスクトップに ショートカットを用意してお く。 ○ 疑わしいページを見つけたと きの対応を考えさせる。 ・ ワークシートに自分の考えを 書かせる。 ・ 考えたことを発表させる。 ○ 実際にリンクをクリックし,ど のような問題が発生する可能 性があるのかを確認する。 ◇間違った情 報や悪意のあ るサイトに出 会ったときの 対応を考える ことができる 【思・判】 4 疑わしいページを見つけたときは,ど うしたらよいか知る。 ・ 大人(教員,保護者)に相談する。 ・ やたらに信じて反応しない。 ・ 危険そうなところには近づかない。 ・ すぐに閉じる。 ・ みだりに個人情報を教えない。 このページを見て,「何かあやしいな。」と思うところはありますか? ボタンやリンクをクリックしてもいいですか? ○ Web ページで個人情報を入力す る必要があるときは,必ず大人 と一緒にすることを確認する。 ○ 短所のみならず長所について も再度確認する。 ◇Web 上には, 間違った情報 や悪意のある サイトにであ ったときの対 応方法を知る。 【知・理】 ま と め 5 感じたこと,考えたことなどを書く。 ・授業の内容を振り返り,感想をまとめる。 ○ Web ページの情報を利用するう えでの心構えや疑わしいペー ジを見つけたときの対処方法 について,学習したことをまと めるようにさせる。 ◇インターネ ットを安全に 活用する意欲 を持つ【関・意】 教材用WEB ページ benesse「はむはむのおんらいん教室」スクールオンライン http://www.teacher.ne.jp/students/onlineroom/homepage/index.html インターネットにはたくさんの役に立つ情報がありますが,いけない情 報やあやしいページもあります。気をつけて上手に使えるといいですね。 あやしいページに出会ったときは,どうすればよいでしょうか?

(3)

「インターネットを使って調べよう」

4年( )組 名前( )

インターネットは,たくさんのコンピュータどうしをあみの目のようにつなげ,おたがいに

通信ができるようなっているものです。この通信のあみの目は,世界中に広がってい

ます。インターネットを通じてみることができるページを WEB(ウェブ)ページまたはホーム

ページといいます。

1 インターネットで気をつけなければならないことはどんなことですか?

2 WEB ページを見て,何かあやしいと思ったところはありますか?ボタンやリンクをクリックしてもいいです

か?○×をつけてみましょう。

ページ

よそう

気がついたことなど

結果

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3 実際にインターネットを使っているときのことを考えましょう。

(1) インターネットを使っているときに2のようなページにであったら,どのようにすればよいでしょうか?

(2) 特に,個人情報をたずねられたときにはどうしますか?

4 インターネット上のページを見るときには,どんなことに気をつければいいですか。今日の学習でわか

ったことや,思ったことを書きましょう。

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第4学年 情報モラル教育(国語) 学習指導案

1 題材名 「校長先生に電子メールを書こう」 2 題材について 新学習指導要領の国語では,3・4学年の書くことの言語活動例として「エ目的に合わせて依頼状, 案内状,礼状などの手紙を書くこと。」をあげている。ここでは,電子メールの送受信について,学習 する機会として前述の単元における発展として扱うことを想定した。また,総合的な学習の時間と学校 行事が関連付けられているような教育課程の学校であれば,総合的な学習の時間のなかに本時の学習を 位置づけることも可能と考える。 本題材では校長先生に児童が市の音楽会へ参加することへのはげましのメールをだしていただき,児 童はそのお礼の電子メールをだすという設定で考えた。外部とのやり取りは不安なので,必要性という 面からは疑問があるがあえてこのように設定した。校長先生からのメールは,事前に内容を打ち合わせ し,児童のメールアカウントにいっせいに送信しておく。また,校長先生でなくとも教頭先生や教務, 専科の先生や学年の先生でもよいと思われる。 協力校の環境では児童用のウェブメールが使用できるのでLAN内のみの送受信の設定で利用できる。 一般的な小学校向け統合ソフトにも同様な機能があると思われるが,フリ-ソフトのIP Messenger 等 でも代用できると思われる。 3 教科等の位置づけ 第4学年国語「手紙を書く」 4 目標 (1) 情報モラル ・ 電子メールを作成・送受信の方法を知り,基本的なマナーに気をつけて相手に合わせた電子メール を作成・送受信することができる。 (2) 国語 ・ 自分の伝えたい感謝の気持ちを、手紙の形式にしたがって書く。 5 展開(全2時間) 学習内容および児童の学習活動 教師の支援等 導 入 ・PC を起動する 1 パソコンや携帯電話を使って電子メールをやり取りする ことができることを確認する。 2 電子メールが送受信される大まかな仕組みを知る。 ・電子メールは,インターネットを活 用していることを確認する。 展 開 3 メールを受信する際の基本的な操作を体験する。 ○校長先生からのからのメールを見る。 ・ 児童用のアドレスにあらかじめ送 信しておく。 ・ ID・パスワードについて説明する。 4 電子メールをやり取りする際の基本的な技能やマナー について知り,本文を作成する。 ・ ・ 件名,送信者について確認する。 このメールは誰あてですか。誰から来たのですか。なぜそれがわかりますか。 ログインして受信ボックスを開いてみましょう。 携帯電話やパソコンを使ってメールをやり取りしたことがありますか。

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・ 4年2君の人に校長先生から。 ・ メールに書いてある。 ・ ていねいな言葉を使う。 ・ 見やすいように行をかえて打っている。 ・ 相手の名前と自分の名前を入れる ○メールを作成する際の注意点を知 る。 校長先生にお返事を書きます。電子メールでも,ふつうの手紙と同じように受け取った相手の ことを考えて作ることが大事です。 5 メールを返信する際の基本的な操作を体験する。 ・ 校長先生へのお返事として,ふさわしい言葉づかいや内 容。 ・ 相手の名前,自分の名前が書かれている。 ・ 見やすいような行がえ。 6 メールを操作する上で注意すべき点をもう一度振り返 り,セキュリティや安全面から気をつけなければならないこ とがあることを知る。 ・ 知らないメールに返事を出さない。 ・ はっきりしないメールに反応しない。(チェーンメール) ・ ID やパスワードを教えない。 ・ 個人情報に気をつける ・ コンピューターウィルスに注意 ・ 健康に気をつける ・入力の操作が速い児童には,本文を 長くしたものに挑戦させ,ゆっくりな 児童が終わるまで待つようにする。 ・セキュリティや安全面から,注意し なければならないことがあることを確 認する。 「返信」をクリックして,お返事を書きましょう。できた人は,よく見直してみましょう。 メールを上手に使うには他にも気をつけなければならないことがたくさんあります。 ま と め 7 感想をまとめる。 ・ 実際にメールをやり取りする際に 生 か す 意 欲 を 持 た せ る よ う に す る。 ・ワークシートに感想を書く。 メールの例 件名 RE: 4学年が始まりましたね。 本文 ○○校長先生へ。 4年2組の××◇◇です。 はげましのメールをありがとうございます。 わたしも音楽会がとても楽しみです。 せいいっぱい歌えるように,がんばって 練習したいです。 校長先生もぜひ聞きに来てください。 メールの例 件名 4学年が始まりましたね。 本文 4年2組のみなさんこんにちは。 ○○校長先生です。 4年生としての学校生活が始まりました。 4年生は,学校の代表として市の音楽会に参加します。 練習がつらいときもあるかも知れませんが, きっとがんばってすばらしい発表をしてくれると思います。 校長先生は,本番の発表をとても楽しみにしています。 みなさんにとって,4年生の1年間が 大きな進歩の年になるように期待しています。

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第4学年 情報モラル教育 学習指導案

1 題材名 「インターネットの買い物はおうちの人と」 2 題材について 各家庭へのインターネットの普及は急速に進んでおり,児童が家庭でインターネットを利用する機会 も増えていると思われる。情報モラル教育指導計画では,3学年でインターネットは大人といっしょに 利用することを学習している。インターネットを利用した通信販売など,金銭に関わる契約が発生する 場合などもある。悪意のあるウェブサイトではなくても,これらのサイトを児童が直接的に利用し,適 切に判断することは大変難しいと思われる。したがって,小学校段階においては,インターネットを利 用した通信販売を利用する際には,大人がいっしょにすることが必要になると思われる。 本題材ではインターネットを利用した通信販売のトラブルの例を示し,大人といっしょに利用するこ とが大切であることを学習する。但し,インターネット通販の利用を推奨するための授業ではない。児 童の実態に応じて扱う必要がある。 3 目標 ・ インターネット上の契約も正式のものであり、通信販売やオークションなどをいたずらに使っては いけないことや大人といっしょにしなければいけないことがわかる。 4 展開 学習内容および児童の学習活動 教師の支援等 導 入 個々のパソコンを起動する。 1 家庭でのインターネット通販の利用について 確認する。 ○ インターネット通販の利用経験や興味 関心などの実態はあらかじめ把握しておく。 展 開 2 インターネット通販について知り,その長所・ 短所を考える。 ・ 出かけなくても買える。 ・ 家まで届けてくれるので便利だ。 ・ ふつうの店で買うよりも安い。 ○ インターネット通販のウェブページ(フ ィルタリング対象であることが多いの でスクリーンショット等でもよい)のシ ョートカットを児童用パソコンのデス クトップ等に貼り付けておく。 ○ 経験のない児童には,どのようなものな のかを説明する。 インターネットを通じてお買い物をすることができます。出かけていってお買い物をするの と比べて,何か,いい点がありますか? インターネットを使って買い物をしたことがありますか?

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3 インターネット上の契約も正式なものである ことを知る。また,詐欺などの被害にあう危険性が あることを知る。 ・ お金を払っても品物が来ない。 ・ にせものや壊れたものを売りつけられる。 ・ 個人情報をだまし取られる。 4 インターネット通販を利用するときには,必ず 大人といっしょにすることを理解する。 ○ 教材のウェブページを見る。個々のパソ コンで操作するか,実態に応じて教員が 提示する。 ま と め 5 学習の感想を書く。 ○ 必要に応じて大人といっしょに使うこ とを確認できるようにする。 財団法人 コンピュータ教育開発センター「ネット社会の歩き方」 40 発注ミスに注意 http://www.cec.or.jp/net-walk/uidx/nyuuryoku_mis.html 43 雲隠れに注意 http://www.cec.or.jp/net-walk/uidx/kumogakure.html インターネットを使った買い物はとても便利なものですが,大人でもだまされるようなこと もあります。子どもだからといって間違いが許されない場合もあります。使う必要があると きには,必ず大人の人といっしょにしましょう。 インターネットを使った買い物にはいい点もあります。でも気をつけないと困ったことにな ることもあります。どんな心配がありますか?

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第4学年 情報モラル教育 学習指導案

1 題材名 「ケータイは借りない貸さないなくさない」 2 題材について 児童の携帯電話の使用率は年々増加する傾向にあり,メールのやり取りなどに関わるトラブルが発生 している。携帯電話は個人情報のかたまりであり,使用している本人の個人情報ばかりでなくアドレス 帳や履歴などの情報も多数含まれるものである。したがって,緊急としてやむをえない場合などを除い て携帯電話を貸し借りすることは,極力避けるべきである。特に,持ち主の目が届かないような場合や, 長時間に及ぶ場合にはセキュリティや使用に関わる通信費という視点からも好ましくないと考える。携 帯電話の貸し借りは,ただ単に高価な品物の貸し借り以上に問題が発生する可能性があることを理解さ せたい。また,紛失についても重大な問題につながる可能性があることを理解させ,管理の重要性を学 ばせたい。 あくまで携帯電話の使用をすすめるものではなく,実態に応じた扱いが必要になると考える。 3 目標 ・個人情報や,通信費用の点から携帯電話の貸し借りをしないことなど,取り扱いに配慮することがで きる。 4 展開 学習内容および児童の学習活動 教師の支援等 導 入 1 携帯電話の機能について確認する。 ・ メールをする。 ・ ゲームをする。 ・ ネットを見る。 ・ 音楽を聞く。 ・ 写真をとる。 ・ 電話をする。 ○ 児童の携帯電話の使用状況について事 前に把握しておく ○ 携帯電話の使用法について簡単に確認 する。実態に応じて,説明をする。 展 開 2 携帯電話を紛失してしまった際の対応につい て知り,なぜ手続きが必要なのか考える。 ・ 携帯電話の会社に連絡する。 ・ 使えないように止めてもらう。 ・ 勝手に使われるとお金がかかる。 ・ 中の情報が見られてしまう。 3 携帯電話が個人情報のかたまりであることや, 通信費用がかかるものであることを確認する。 ○ なくしたり落としたりした場合のこと を考えることにより,携帯電話にたくさ んの情報が入っていることや他人に勝 手に使われては困ることに気づかせる。 ○ セキュリティについては,漏洩の危険性 があることにとどめ,深入りはしない。 もし,携帯電話を落としてしまったり,なくしてしまったりしたらどのような手続きが必要に なりますか?また,それはなぜですか? 携帯電話を使ってできることは,どんなことですか?

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・ 自分の電話番号やメールアドレス。 ・ 友だちの電話番号やメールアドレス。 ・ 撮影した写真。 ・ 個人情報。 ・ お金がかかる。 4 携帯電話を他人に貸した場合に起きる可能性 がある問題について考える。 ・ 電話番号やメールアドレスや中の情報が見ら れてしまう。 ・ 勝手に使われるとお金がかかる。 ・ 壊される。 5 携帯電話の管理について気をつけることをま とめる。 ○ 携帯電話の貸し借りはトラブルの元に なることをとらえさせたい。 ○ ウェブ教材等を示して考えさせる。 携帯電話には,どんなことが記録されていますか?また,インターネットを使うと何が必要で すか? 携帯電話を貸したり借りたりすると困ったことがおこるかも知れません。どんなことがおこる と考えられますか? 高価なものや大切なものを貸し借りしないことは,当たり前のことですが,携帯電話の貸し借 りはそれ以上に困ったことがおこる可能性があるので,緊急時など特別な場合を除いて貸し借 りをしないほうがいいですね。また,落としたり,なくしたりしないようにすることも大切で す。万一のときは,すぐにおうちの人に相談する必要がありますね。 ま と め 6 携帯電話の管理について学習の感想を書く。 ○ 個人情報や ID・パスワードの管理とも関 連付けられるようにしたい。 教材用ウェブサイト 「携帯電話を貸すのはやめよう」 北海道特別支援教育ICT活用PJ

http://hokkaido.tokubetsushien.com/wiki/index.php?%A3%B4%A5%B3%A5%DE%BE%F0%CA%F3

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参照

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