• 検索結果がありません。

人間関係づくりの授業で、教師は子どもにどうかか わるか

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "人間関係づくりの授業で、教師は子どもにどうかか わるか"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

人間関係づくりの授業で、教師は子どもにどうかか わるか

著者 石田 純夫

雑誌名 静岡大学教育実践総合センター紀要

19

ページ 243‑250

発行年 2011‑03‑31

出版者 静岡大学教育学部附属教育実践総合センター

URL http://doi.org/10.14945/00006856

(2)

静岡大学教育学部附属教育実践総合セ ンター紀要

No。 19p.243〜 250(2011)

実践報 告〉

人 間関係 づくりの授業で、教師は子どもにどうかかわるか

石 田純 夫*

How  Teachers  cet  lnvo:ved  in  the  class with   laking   llmn  RelatioFIS ?

S― io   ISIIIDA

 

人 間関係 づ く りの授業 で 、教師の子 どもへのかかわ り方 につ いて振 り返 る。具体的には教職大学院生徒指導支 援領域授業科 目 「子 ども同士の人間関係 を育む グルー プアプ ローチの開発 」 の一環で、公立小 中学校や附属校 で 院生や 大学教 員 に よつて実践 され た授 業 を振 り返 るこ とに よ り、教師 の子 どもへ のかかわ りについて検証す る。

キー ワー ド

 

人 間関係 づ く りの授業

 

公 開授業

 

教師 の 自己開示

 

現職 院生

 

学部 卒院生

 

修 了生

人 間 関係 づくりの授 業 について

(1)人間 関係 づ くりの今 日的な要請

現 在 の多 くの子 どもが 、人 とふれ 合 う体 験 不足 か ら対 人 関係 力 が低 下 して い る と言 われ てい る。 この よ うな状 況 下 、子 どもが人 間関係 能力 を身 につ け る 場 や機 会 を学 校 が意 図 的・ 計画 的 に設 ける よ うにな って きて い る。 そ こで有 効 とされ るの が 、人間関係 づ く りの授 業 で あ る。 この重 要性 につ いて は、小学 校 学習 指 導 要領 解 説 ,特別 活動編 (平成

20年

8月)

で も次の よ うに記述 され てい る (表

1)。

4章

 

指導計画の作成と内容取扱い 2節

 

内害の取扱いについての配慮事項

学級活動、児童会活動、クラブ活動の取扱い

(4)人間関係を形成する力を姜う活動を充実さ

せること (中

)

なお、特別活動の各内容の特費に応 じて、釧えば

『意目的にあるグループ作業を行わせ、ここで感 じ たことなどを率直に話 し合 うことにより人間関係を 形成するために大切なことを理解させる手法」や

「人間関係を形成するための基本的な知識や方法な どについて、ロールプレイングやグループで練習を するような手法」を効果的に取 り上げることも考え られる。

 静岡大学教職大学院での取り組み  授業科 日として

本教職大学院で も、「子 ども同士の人間関係 を育む グループアプ ロー チの開発

Jと

い う授業 を設定 し、

学校現場 での実践 を振 り返 りなが ら、特に 「授業の 中での教師のかかわ り」 について検討 して きた。

具体的には、生徒指導支援領域院生全員 と大学院 担 当教員 が附属学校 と公 立小 中学校 (滞在校、連携 協力校

)で

人間関係 づ く りの授業 を行い、お互 いで

見合 い、振 り返 りなが らその特徴や構造 を理解 し、

授業実践力 を高めることを目的 とした(表2,表

3)。

(表2)平成

21年

度 学校における公開授業研 究実践

3 2年 度 学校にお1する公開授業研究実践

 

院生の授業数 教 員の授業数

公 立 小 学校

3 2

公 立 中学校 4

9

高 等 学 校

0

2

静附中学校

10

12

17

25

平成

22年

3月

までの予定 を含む

「教 員Jは筆者、静附中

3回

は非常勤講師 日常の授業実践

Iま

除 く

 附属校 、滞在校等での授業実践

滞在 校で は、

Ml・

M2の院生、大学院教員 が観 察者 とな り、全員のMl院生が

1回

の公開授業 を行 った。 学校教員 も自由に参観 で きるよ うに し、 どの 滞 在 校 か らも指 導 案 作成 段 階 よ り積 極 的 な協 力 を得 た。 ま た 、公 開授 業 の前 後 に多 くの授 業実 践 を実施 す る機 会 も与 え られ た。

M2が

授 業 公 開 をす る機 会

も多 く設 け るこ とがで きた。

一 方 、附属静 岡 中学校 の

3年

生 対 象 の選 択授 業 で は 、前 期 は大 学教員 や

M2院

生 に よ る授 業 を毎 週 実 施 した。

Ml院

生 は 中学

3年

生 とともに生徒 と して 授 業 に参 カロし、生 徒 の立場 を体感 した。 そ の上 で後 期 は

Ml院

生 が

1回

ず つ の授 業 実践 を して全員 で観 察 し、振 り返 つた。

滞 在 校 、附 属校 授 業 の振 り返 りで は 、参 加 者 は授

 

院生の授業数 教員の授業数 公立4ヽ学校

4

公立中学校

4

高 等 学 校

0 0

静附中学校

12

19 24

「教員』は筆者、静附中

3回

は非常動講師 日常の授業実践は除 く

(3)

石 爾純 夫

業 晰餞 しさを鰺 つて い 壕磯 爾悛 で あ われ た 峰 、麓 い ン 農惑 鉤 に授 熊 を となえ、量 つ巖 しい斃蝙 や代 硫 蓼 罐告 され 、有議hな事 後嬢議会 となつた。

大 学 な量 の機 難纂 貶 は、修Y生や 推 鼈纂謳 岐 鸞鰊 員 との

TTむ

原 爾 と しで 実に され 、 実綺 岐 に とって も有 鸞 で 鯰 る よ う暉 に した。 ま た 、 平成2議 午 度 は 離 た にR等馨 崚 で の実は な職 り入 れ 、横陵 薇館 を拡

!ず

た。

最の よ うに菱鸞 者 わ ら予緩業 数衛 い菫 い た諄 辣 じ 豊 うこ とで 、権 亘 啓機 の漑 蓼鱚 議 群れ Ъ援 又 襦容 は 醗 纂 に工夫 ※れ て い つた。 また 、学 卒 大囀 蝙 豊 予纂 貶 す ほ援 菫:こ醜 魏 な 量 が

N織

を受 けてな 繹 と して の 原 点 を見 つ め置す こ とをこう 鍮予 はな ど、歩 鸞 覆 櫂鷹 綽鮮 け な曼 ままで薇 鑽鳶 曲蓋 ‡こや お蓼 つた。

鋏 『歿躙廂警 ど釉などな炸鶉燿贄薇耗瑾炒つりで

人 肋 鱚篠 率 く りの振 斃 で 薮、そ の

MM鋼

時 議 夕攣 サイ ズ等 ‡まま く議 られ てい 繹写 、『饂餘 鸞爆ゝか鰤 験方J

なつ い で はそれ は ご書 及 され て VL験 い。 しか し鍮 鰤 ら、鐘 策 をは して子 ど鶴を避鰈 し、経 濤 寅 援 を行 つ てい くとい う立錢 に立つ な みば、嚢%の中でな昴 ン 子 ども議 ‡こどの よ う■■鰊や 雉は、はMを持 つてか か蒻つた場器、‐T‐ども議 の霊応 を受 けてそれ ら解 ど の よ うに変蓉 したのか、 しな蒔ゝつたのかな ど、な饒 時か袢わ りや蠅爾│こついて ら攪業 者評価す る惧 点 と

しては聾で¨繹 と思われ る。そ こで暮緩斃科 闘では、

な結 内容や麟鶉落濃だ けで蹴 く、下置 の よ うな種薫 なりいて も爾意 した。

(酪 N‐ 鰈 輻メンな結祓 鰻屎瑾疵袂 務な機動斃靱 灘鼈飩躙辟鰺嘔靱夕躍子ど釉聰つはヽでけ りけなか 援 斃実烙綽事繭 ‡こは緩囃震鐵饂饉講 なゝ蓑た事後 繊援薫実は被 で振 り趣 りを朧量甕員 を教員 とで行 嗜 た。輸に事後悔識 しきいでは、『饂黎不 どの ようは立 鶴位置 ていたが送 を中心に議 し合 つた。具簸褥な‡ それぞれ の雉階で、数蠅の子 ども達 このが爆ヽお りの 姿蓼 どうで轟つたかな機 じ合 つた。

楊 鰺贔隆聰鰈釉写ど憑鸞鰤呻れてい冬不鋏楔はな雉覇

霙畿‑5 釉援 業で,ま、授業灘 倅捨り 「白分 魃しさ』

を援 難 に競 かす よ う鶉生 に伝 えた。議驚誉 の漑性 が 続藁 鸞雰躍撫 に どのよ うに影り したりかを振 り瞳 繹

よ う轟 した。

(纂》咸 靱と予どmm枚躙艇欝ど■に酪栃洟眩曖鰈巫踵濠 授糞での教祠、子 ども場蝙儀 を 属畿祠J「子 ども』

:番の機 の子 がも議』 鸞

8号

に分 け、三番 の トライ アングル ‡こまってや りより

鸞行 しでい くと考 えた。

事後では、 この トライアングル のM係踪 どうでお らな分か をな り返 りを解 蜆、な黎のかかか ななつい て議 し合 つた。

 

貪蝙 事栃

上 議 の機 点 で、院 生や数量 をこま為援 糞 な互 い た兄 合 い 、事 後 羅識 しき つた。 こ こで 、 なつ の整 鰊 実錢 鋼 を挙 ダ て 「教 昴 袢子 どもへ の か か か りJ予ど うで

あつた の か を振 り返 つてみ る。

プ 緩糞颯テーマ :安 な感 ピ 援策の温 偉い 意

肛分 とは人 を見つ 路鶴場 を瞳図疱な嵌定 し、簸麒 鶉に児童 闘量な 自己轟%をさ蛾 な写 しかかか りなわ 舎贄せ ることで、ほ者 とがか鵞釉逸との心ぽ ふさを 鑢わせ 褥。

申 援糞ジ… ン

:

子 どら との 白然 なや りと雫で鍮畿 暮櫻入艤爾

吻 蓋》

学畿極儀 と緩糞覆彎やデ等 ンス トレー ジ 機シ

剰 惣》

(N蓋 )饉入場繭 │

導入鰯の 子 どtと のや りとりを十分 を詩

%な

か けで行 い 、またアィジカル な互夫 で子 どもなひ きつ け 自然 に鷺入 にな つてしヽつた。

(m2)学

畿 籟 儀 とのデ 等 ンス トン轟 シ ョン

賤靱二人 織轟等ヽ鋼 ろた靱作。晉 ど 亀た臨―入一人 に集戻が見 られた。

工 饂 饗燿 秒

:

援斃者 の、事 どもよ静かかな つめ巧準 さ写鏃だろ え援%でみつた。雹 に撃入殿褥に燃 けは横鶴者 のソ ィプ撥ルなアプ 購⌒済

(Ml)弔

子 ど色を馨‡きつけ、

子 ども連 が硫擁 饉財卜をぶ くわめなか ら轟趙 され て いたも こめ援 糞で時 筆 したい砕をま、授業栽 藤奪ムや 終案響、 ア ィンガC―ケ ッチに よ繹アィジカル なエ ク ササイ ズを轄%なか けて実踪 した ことでみ鶉。事後 檎鸞 では、機 の勧 き とい う紬 機ヽ最隊饉蒻作 に子 ども 灌 鋳蝿纏 を饉 や さ彗 、飲堂%の霧 財気 を急速 ‡蓬仄 ち 着 かせ た ところ写優 れてい ほ と礫意見ざ繭 された。

また、準繊鐘儀 とのデ彎 シス トンーーシ 願ンでの推 業者 と学畿鐘維 の続 け合い

l―

■饉妙で (図)、 子 ども 議の難 しばな表惰 写鑽敷 に残 った との発言 もあつた。

こ うした雰圏気ぶ く りで子 どもた ちの授業へ の機褥 疱 なかかお りを盤み 鐘すためには、授業者 の難和 な

(4)

入間関係づ く りの授業で、教師は子 どもに ど うかかわ るか

畿魃写菫聾な猥件で雉るこ崚踪承魏 群れは8

陽鶯隋隋鰺咤晰烙磋寇鶉鼈鰊躙躙蜀鰈魏 餃櫻茫

プ 援 斃やテーマ :私の人生 鮮影り を与 えた00

イ 獲饒われ ない

:

轟在 の1分に影響 警与え

c‐

きた ま速ゃ感 を考 えは 鸞愉 を踪 して、 轟分 白身 を鷺つ け直す と共 に、ほ え 合 うことで 炒れ鋳悪いな躊院 にす 鶴。

ウ 援斃シー ン:      │

O I分 辣轟験をクイズで纏介す ほ曲義濾介場爾

(M8)

撃人が わ震趙暢爾 《インス トラク澄 ョン》な 絣ぽ藉。

(M4)

(M轟 》 自己織介    │

 

自醜纏介でtいきな壌家族やな鑢等 を伝 え

6畿

躙の資鞣に、1子ども灌は 緊張援 を雛 怒げ、鐘鐵は数 みがな雰趙 気で進行 した。

    │

(図

4》 襲 爾畿 魏

 

 │■

│‐

│ 

繭轟纏分からtさ 銀は説愧しなが各韮 季に鞣入 會嬢巫襲鑽いていた。

子 ども達亀饂鰺に感化 されるように自

1繁

に本時のMMなつかんでいた。

工 1振 り返 験:■

  

   │   

│ │

何 よ りも援鱗覆 曲身綽 白轟蘊分 を慮入 に使い:じ

つ く りと子 ども と対議 を した こと豫せ、 この投%の は 総

1う

でみる。自進綴介だけで 2● 分かなつたン、

子 どな灌 ‡ま嗚鑢強 く趙き入 り、また震応 していた。

M蔵

綴金 の中銀 「麟顆 された ちや』 予燿意 されて 軋 り、子 ども達 まま曲繁 に掌時繭炒 に取 り蘊 んでいっ た。

ゆつ た り込 │―T‐ども達 と轟議 輸 移機 が ら授 策 をす

すめ隆 む蓬卜は総糞蕃 炉漑難 があ り、子 ども量の一 錐痣 お もた らす骰驀毅農件 でおほ との機鰊 ぶ鱚 攣逗

り合翁中で饉 された。

 

鑽 叢 埒テ…マ 嗜

practtice  y◎嬢貯  Ges場職雲難s  爾量

t醗

  yo議  貯轟野も難崚Fs

 緩鑢のお 偉い:                │

形容雨 のがニス番ャーが何 を表 していは帰豫ヽ、当 ては騰颯 鍮は じて葵議で表魏‑3 亀 こなになれ 饂。

 援斃レーシ

:

◎ 纏Å時や、鑽灘灘 ぶ子 ども連 とい一体感 (M慾

◎ 学畿鐘畿 と緩斃警 お鍛デ 巻 シス トレ議 シ ロン

図 疹)

(M3)攀

入耗怒覺警プ轟ダテム

││  │  │

摯艤贔轡彎

導入鋳■

t襲

5を

簡 ■て発音 を築 し く撃がなポ 鏃子 どもとや一錐感弓 くりを 進 めた。

6)学

な鐘鮭 ぶ褥デ悪シス トン≧ション

学緩担畿 とともに、纂譲ゲームの識薇 を してい鮨。鐘鮭 亀鸞一杯 曲己蓑震 な し てい 機。

振 り返 り

1  1  1 1    

英懸 を隕材 に した、人蜆餘爆 づ くり授鷺実饒燿 奮 轟脩。授 業者 ‡ま韓入畿院で、鑢悔 に子 ども達 をう│き

つ けはか な授業命ボイ ン トと して授業 に蛉み、まず 援 灘者 と学緩撞難 が身体量身 で蜀作 を して子 ども連 に薄議 を示 した。経院では、魏作 をは して英単籍 を 表魏 さ簿 た。教館のイ ンメ トラクシ ョンめ`分 か りや す かつたため、子 ど亀まま儡難澱 ≪勒作化 に蝋 鍮組 ん

褪 軋 晰憮紆蜀 鶉躾冬

(5)

石 田純 夫

│‐

│1躙蝙炉鯰瑣綸錮蘊碗麒絣讚霙劣鰺

 授業のテーマ :伝え合 う

B怒

地 よさ  

  │

 授業のな らい :    │

グループエ ンカ ウンタこの手法を使 いて生機 と豊 徒 、数師 と生徒 とが伝 え合 う場 面々設 定 した。 生徒 個 々が 「伝 え、鑢 く」体歌 をす ることで、 自己闘示 と艤臨 の

,か

地 よさを悴慮す る。 また、本校研修 テーー マである 「表現 しみ う力」を轟める一動 とす る。

 授 業シー ン     │    │ │

① 導入 にお ける子 どもとめや りとり (躍

7)

② 終末場面での学緩担縫 による自己表現 (麹8)

(図 7)

導入時め、学級担錘とめやりとつ

│で

あ るが、実際には子ども議とめトライナシ

グルのや りと りを している ところであ り、

和や かな雰翻気 の もとで金量が話 し合い に参加 していたも │

│ 1終末時の勒 銀による自己表現であ

:子

ども達 の、学畿担鮭 を見る表購か ら、子 ども達 が安心 して学級 ない ること

   │

│ 

が確認できた。

    

   │     

│      │ │    

 │││   :

1振 り返り 1  1 

│■ │■

│■ ‐   .‐

授業開始か ら導入ぺ め:子どもと教締めや りとり め心地 よさを、鐘業者 曲身カミ体はできた援難であつ た とい う指摘が多かつた。   │    

.ま

た終末での数師説講時のt‐Y・│ども達め表情からt

学緩組鮭への続頼惑 と学緩経営録中での費′卜感が保 証 されているのがよく読み取れた。 │

機 な鹸攣ヽ 言 『

魃輻

 授業のテ懸マ :五 つの 自分

 授業のな ない :[エ ゴグラム」を満燿 して 白池が 自分 を譲 り合 うことで、個 々写 自撃感情 と他者へ母 肯定蜻感簿 を体感す る。

 授業 シーンt    l       l l

 子 どもとの藩機 なや りとりの導入 (図 9) │

 子 どもい学級握維評価 (ニゴグラムによ4)

(図)

)TTで

導 入

修 ず生 と

TTで

の導 入場 繭 であ る。 子 どもが とで も 活発であつた。

(図

0)子

どもあ鐘震 評髄

学綴握緩 のユ ゴグラム を 子 どもがつ くり、担鍾 が自 己評価 してい る と通ろであ る。

       │

工 振り返り

11■ │‐

■■‐■‐ │■ ■ │  ‐ 生後指導上め爾感がある腱鑢がていたが(本学修

?生である学級担畿め、受容鞠な学級経営や安よかし た雰囲気によって難 しい援熱 こなった。学校全体の 雰囲気はよくt教軸と子 ども達の鍵離の短 さを感 じ た。    ││‐■■

│‐

│ 

 

 賤輻聰手お饉入濶か諄わり」をなりな燿 ‐

│ │

今までの全て勢授業実践を振 り返 り、人間関係づ くり鍮授業での 磁 師の子 どもへのかかか り』はど うであつた0かを検討 した。また、そめための議輔 として、(磯)平

21年

度に修了した饒生 6轟 によは 塵談会議録t及び犠)磁師の子 どもへのかかか り」

をテ■をとする院生

1現

場教員を鸞象とす

̀自 由記

述調査の

2ろ

を鶏いた

:

1綺璧艤絋幾畿晰轟鰺

 │‐

│ │■    │  │

平成

22年

3月 に、昨年度繭

2院

豊 も人 による座 談会 を行 しヽ、それぞれ 吟実践 を振 り返 りなが あ F教 編の子 ども人 のかかわ り1について議 し合 つた。

以 下は、3カ所の饉 談会 で母、鐘 生が主張 してい 導 入 のや りと り

(6)

人 間関係 づ く りの授業 で、教師は子 どもに どうかかわるか

 

座 談会

 I 

…・「出会いJか「導入」

学部卒院生の lさ んは素で子 どもとかかわ ろうと し ている。

子 どもの中に飛び込んでい く。

じつ くりと時間をかけて子 どもとかかわ ろうと している。

出会 つた時の 自分 と子 どもを大事にす る。教科 の授業でも同 じである。

出会 いはいつもフ レッシュである。

要は「 自己開示」である。

 

座談会

 

 

¨。「導入

Jか

i展

J

導入か ら展開が難 しい。

エクササイズの説明が難 しい。どうしても全部 伝えなければと思って しまう。

わか らせようとすると長 くなり、子どものモチ ベーシヨンが途切れて しまう。

や り方の輪郭がわかれば、あとは子どもとのや りとりでわかつていく。

導入での子どものモチベーションによつて展開 は違つてくる。

子どもか ら『何やるの?」 と言つてくるくらい のやりとりができればと思う。

教師と子どもの、言葉のキャッチボールが大切 な場面である。

 

座談会

 

 

…・全体を通して

子ども違は、「 自分がうま く行かない。」と思っ た時に助けてくれる。そういう授業が、子どもと 自分との関係を深 くしてくれる。教科授業も同 じ である。

子どもへの謙虚さが原点である。

自己開示 して恥をかいていると、子どもが応え て くれる。

教師が楽 しくやつていると、子どもが応えて く れることを実感 した。

授業実践 を通 して、自分自身が菫わつた。「先生 であるJという殻がとれた。

自分がす ごくうれ しいことは、子どもにとつて はもつとうれ しい。それをもろに出せるのがエン カウンターの授業である。

恥でも格好悪 くても信 じて飛び込んでいく勇気

を得た。教師が 自分を出すきっかけになつたのが「グル ープアプローチを使 うた授業」である。

大人 しい教師が自己開示 し変化する姿に驚いた。

小学校より中学校の方が自己開示 し易い。

教師の自己開示によって子どもが感化され、感 化された子 どもの自己開示によつて教師が助けら れ、その繰 り返 しが結果的に1つの授業をつ くつ ていく。

た意見の要 旨である (表

5)。

(表 5)座談会の要 旨 座 談会 を通 じて指摘 され ていたのは、次 の

5点

ある。

 「子 ども」ではなく「教師」の問題である。

イ 教師の 自己開示が大事である。

ウ 教師の謙虚 さが大事である。

工 日々の出会いを大切に したい。

オ 教師の 自分 らしさに子 どもは感化 され る。

これ らの コメン トは、学部卒院生 を含 めた

6人

一致 した印象であった。

(2)院生・現場教師対象調査より

平成

22年

12月初旬 に、「教師の子 どもへのかか わ り」 につ いて、人 間関係 づ くりの授業 を経験 して い る、本院修 了生、現職大学院生、連携協力校 教員 へのアンケー ト調査を実施 した。(回

24人

)

そ こで授業の各段階、①導入 ②展 開 ③終末

④全体 を通 して に分 けて、「教師の子 どもへのかか わ り」 について聞いてみた。 その主な回答 であ る

(表

6)。

(表 6)院生 。現場教員対象の調査から

(下

線部は、筆者 による

)

 導入

ア 徐々に緊張がほぐれていく段階。教師と子どもが呼 吸 を合わせ てい くことが重要。(現1年)

イ 教科の授業 とはち ょっと違 う雰 囲気 を出す事が難 し さであ り面白いところである。(修了中学校教員)

ウ 子 どもの興 味やその時期の表れ に どこまで教 師側 が 近づ けるか。子 どもがや つてみたい と思 える こと、楽 しい と感 じられ ること、何故か]Iきつ け られ ること、

そんなモチベー シ ョンを どう引 きだせ るか。

(修了中学校教 員

)       │

工 自己開示の手段、方法が知 りたい。(学部卒2年

)

オ 子どもをいかにして引きつけるのか、工夫が必要。

まずは教師自身の自己開示かな。(現職 1年

)

 展開

力 気になる子へ、どのようにアプローチするか迷う。

(多

)

キ ルールの説明、徹底に大変気を遣 う。(多)

ク ある程度決め られた枠の中で、やれる環境 をどのよ うに設定するか。グループの人数、時間、順番、ルー ルなど。 自由と強制のパランス。(修 了中学校教員) ケ ただ楽 しいで終わ らせるだけでな く、 自然と自分 自

身の ことを表現 して しまつたという気持ちに させる手 立ては、なかなか難 しい。(現2年

)

コ 生徒のあらわれによつて予定 どお りすすめていいの か、菫更 したほうがいいのか、自分の引き出 しを一番 問われる部分だと思う。生徒に助けられるのもこの段

(修了中学校教員)

 

終 末

サ 教師 らしく書れいにまとめようと して、教DIの よう になって しまう。(多)

シ 形式的なことではな くて本音で子 どもに語 ることで 授彙者の思いが伝わる。自分の言葉で正面か ら語るこ

(7)

石 田純夫

とができるかが、大切であると思 う。(現職2年)

ス 何か をわか らせ る、教える、というスタンスが強い と最後に興 ざめる事 じが して しまう。教師としてよ り

̲

も一人の人間として思想 を述べるという感覚なら、な んて ことはない。(修了中学校教員)

セ 子 どもたちの活動の様子 を教障が どのように見て、

そ こか ら何 を感 じて、自分の心の中でどのよ うな変化 が起 こつたのか。それをありのままに伝えればいい。

でもなかなかできない。(修 了中学校教員)

ソ オー プンエン ドで終わる時の一言や子 どもの振 り返 り後の一言をどう しめ くくるのか、悩みます。(現臓 1年)

o全

体 を通 して

夕 最

以前よ り増えている。謝ることも構えずに、

 

照れ く さいという言葉も自然に。生徒に要望する前にこっち か らで しよというのが普通に思 つている自分がいる。

(修了中学校教員)

 

成長の未熟な子ども達に本音で語 らせるのでは な く、まずは数鰤自身が自分 を開き、本音で子 ども たちと対時 してい く姿勢が大切だと思います。盤饉 が本当の自分をまず出すことで、子 どもとの信頼性 が生まれて くると思 う。(修

7小

学校教員

)

ッ 授彙者が安心感 をもって授彙 を している雰囲気が手 どもに伝わることが大切だと思 う。(修了中学校教員)

 

子 どもの心が開放された時には じめて自分の考えが 言えた り学んだ事が子どもの中に吸収されていく感 じ がする。逆に教師も肩の力が抜けた時に、子どもの本 当に伝 えたいことが聴Ifたり子 どもの表れに気づいた りできるようになると思 う。(修了中学校教員)

卜 その人がそのことについてどのように感 じているか

を、相手に伝えることが大事だととらえています。こ

て くれるように思いま九  (現職1年)

ナ ロ立つパー フォーマンスをした り秘密を明か した り することだけでなく自分の感 じていることを素菫に自 分の言葉で語 ることが出来ることが大事だと思 う。

(M2学部卒)

 

「教師」は上か ら目線、「先生

Jは

人として先に生ま れた人

.立

場で関わ っては、子どもとの心のかかわ り はできないと思っています。

C調

1年)

調 査 回答 か ら、院生 の主 張 をま とめてみ る と、

ア 授 業 の どの段 階で も、教師 自身 の子 どもへ の かか わ りは大切 で ある。

イ 教 師 の姿勢や雰囲気 が子 どもに伝 わ り授 業 をつ く る。

ウ 教 師 の 自分 ら しさが子 どもの本音 を導 く。

 

「教師

Jと

い う立場 か ら「自分」 とい う立場 でか かわ る こ とが大事 で あ る。

オ 教師 が 自分 を開 き子 ども と対峙す る姿勢 が大切 で あ る。

等 に整理 で き る。

(3)院生産 談会 、院 生・現場教 師対象 調査 を振 り返 つて

今 まで の金 て の人 間 関係 づ く りの授 業 実践 を振 り 返 りなが らの、平成

21年

度 に修 了 した院 生6名 よ る座 談会記録 及 び 「教師 の子 どもへ の かかわ り」

をテ ーマ とす る院 生 。現場教員 を対象 とす る 自由記 述 調 査 の

2つ

か ら、共通 した意 味 の指 摘 が あ るこ と がわか る (表

7)。

(表 7)座議会 、院 生現 場 教員調 査 に共通 した意 味 の言 (抜

)

ア 素で子 どもにかかわる。

イ 教師が楽 しくやると子 どもが応えて くれる。

ウ「 うま くいかない」と思った時に子どもは助けてくれ る。

r発生」であるという般がとれた。

オ 本音で子 どもに語ることで授業者の尋いが伝わる。

力 撃師としてよりも一人の人間と して感想を述べる。

キ 謝ることも構 えずに、

 

照れ くさいとい う言葉も自然

:こ.

ク まずは教師自身が自分を開き、本音で子どもたちと

対崎 してい く姿勢 が大切

.

ケ 教師が本 当の 自分 をまず 出す ことで、子 どもとの信 頼性が生まれ て くる。

コ 授業者が安心感 をもつて授桑を している雰囲気が子 どもに伝わることが大切。

サ 教師も肩の力が抜けた時に、子どもの本当に伝えた いことが聴けた り子どもの表れに気づいた りできるよ うになる。

シ それを相手に示す と相手も自分の気持ちを伝えよう としてくれるように思 う。

ス 自分の感 じていることを素直に自分の言葉で語るこ とが出来ることが大事。

 

「教師

Jは

上か ら目線、「先生」は人 と して先に生ま れた人。立場で開わつては、子どもとの心のかかわ り はできない。

これ らの言葉 をま とめ、共通 した意 味のキー ワー ドを挙げる とすれ ば 「教師 の 自己開示Jである と考 えた。そ こで次に、「教師の 自己開示Jについて考察 していきたい。

5「

教師の 自己開示」のおさえ

「自己開示Jについては、「カ ウンセ ラーが機 に応 じて 自らの感情や考 え (人生観

)や

生 い立 ちや現況 を率直に表明す るこ とによつて、 クライエ ン トとの 関係 を リアルな、生 きた ものにす ること。J(國分、1 990)と定義 されている。 また、留意点 として 「① 自 分が今、何 を感 じてい るのかに注意 を向けること。

②その感情が 自分の中に しっか りと根 ざした ものか、

単 なる一次的な判別 で きること。③ あ る感情 を相手 への非難 (例 :君、態度がでかいぞ

)や

指示 (例

:

大人 の言 うこ とはちゃん と聞 きな さい)といつた仕 方 でな く、 自分 自身 の個人的な感 情 として、そのま まの形で相手 に伝 えること (例 :僕、何 とな く君か ら無視 されているよ うな感 じがす るんだけ ど)。 その 方が押 しつけがま しくな く、相手 に伝 わ りやすい。」

とされている。また、「教師の 自己開示」について、

(8)

人間関係 づ く りの授業で、教 師は子 どもに ど うかかわ るか

国分康孝 は 「これ か らの教師は、学校社会 にいかに して リレー シ ョンを育て るかを考 えねばな らない。

この ときにまず教師 に期待 され るのは 自己開示能力 である。教師の 自己開示が教育 をヒューマナイズ し、

教育 を活性化す る と言いたいのである。」(國分、199

7)と

言い、 さらに 「自己開示的 とは無用 な防衛機制 を働 か さない生 き方 の ことである。教師が 自己を開 示す るか ら生徒 も自己開示的にな り(模倣す るか ら)、

教師に親しみをもち、教師の開示内容を参考にして

自分 の問題 に対処 しよ うとす る。」 としている。

また國分 (1997)は「自己開示の内容は三つある。

事実 、価値観 、感 情の開示 である。 自己開示できな い教師―教科の ことしか語れ ない教師 とは どんな教 師か。 自己受容 の足 りない教師である。 自己受容の 足 りない教 師 が無理 に 自分 を語 る と 「告 白」「自己卑 下」 の雰 囲気 に な るの で 、生徒 の心 を打 た ない。 自 己受 容 ので き る教 師 が 自己 を語 る と、 その教師 が 自 分 を受 容 して い る よ うに生徒 もそ の教 師 を受容 で き る。 決 して な め られ た り幻 滅 を与 えた りしない。 そ こで結論 は こ うな る。 自己開示 で き るた め には 自己 受 容 で き る教師 で あ る こ と、そ して さ らに付言すれ ば、普段 か ら自分 の、事 実 、価値観 、感 情 を 自覚 (意 )して い るこ とで ある。」 と述 べ てい る。

また 、國 分 の提 唱 す る 「構 成 的 グル ー プエ ンカ ウ ンター

Jで

は 、教 師 に よ る導入 部 分 で の 自己開示 の 重 要性 が強調 され 、合 わせ て シ ェア リングでの子 ど

もの 自己開示 も重 視 され てい る。

以上 の こ とか らも、「教師 の 自己開示 」 は人間関係 づ く りの授 業 に於 い て 、教 師 の子 どもへ のかかわ り の 中枢 的 な要素 で あ る こ とがわか る。

考察

(1)「教 師 の 自己開示 」の留意 点

「教 師 の 自己開示 」 の重要性 を確 認 して きたが、

院 生 や 現 場 教 員 の 言 葉 か らは、 自己開示 をす る時 の 謙虚 さや 勇気、 ドキ ドキ感 な どの感情 面 も吐露 され 、 互 い に共感 的 な受 け止 め もで きた と考 え る。一方 で、

留意 点 と して次 の よ うな確 認 がで き る。

ア 自己開示 はパーフォーマンスだけではない

座 談会 の主 張や ア ンケー トの回答 か ら、「自己開示 は決 して教 師 のパ ー フ ォー マ ンスや 秘 密 あ か しだ け で は無 い。」 ことが わか る。 特 に座 談会 Ⅲの1つ

1つ

の主張 は (表

5参

)、 それ を強 く示 してい る。また、

ア ンケー トの コメ ン トか らも、教 師 の謙虚 さや 子 ど もへ の誠 実 さが如何 に大切 で あ るのか を伝 えてい る。

(表

6参

)

ともす れ ば上 手 に子 ど も達 と関わ りを演 じる教師 の 姿 を見 て 、「自己開示 がす ぐれ て い る。」 と評価 し が ちで あ るが 、そ う見 えて も案 外教 師 の一 方 的 な 自 己満足 で あ る場合 が少 な くない のではないだ ろ うか。

ごの こ とは、多 くの小 中学校 を訪 問 して 「力 の あ る 教 師 」 と評価 され て い る教 師 か ら感 じる ところで あ る。

もち ろん 、パ ー フ ォー マ ンス は 自己 開示 の要 素 で あ る こ とは 間違 い ない。 しか し、そ の前提 に教 師 の 謙虚 さが あ って こそ 、子 どもも謙虚 に 自分 を見つ め、

他 者 を受 容す る こ とが で き るの で あ る。 自己開示 は パ ー フォーマ ンスで は な く、教 師 自身 が 自分 を表 出

す る際 に謙虚 で あ り誠 実 で ある こ との方 が子 どもに とつて効果 的で ある と言 えよ う。

イ 教 師の 自己開示 と純粋さ

座 談会 の 中で 、「教師が恥 をかいた りうま くいか な か つた りす る と子 どもが応 えて くれ る。」 とい うよ う な主張 が複数 あった。 また、「教師 が楽 しい と子 ども も楽 しくなる。」 とい う指摘 も多 か った。 また、ア ン ケー ト調査 で も「素の姿」 とい う表現 があつた。

つ ま り、調 査 の指摘 に も あ る よ うに、教師 が子 ど も を心 か ら好 い て 、そ して本 当に 自分 が思 つて い る こ とを、素 直 に子 どもに伝 えて い く とい う純粋 さを 大切 に して子 ども一人 一人 とか か わ ろ うとすれ ば 、 子 ど も も同 じよ うに純粋 さ を返 し、そ うい う気 持 ち で他者 を見 よ うとす るの だ と思 われ る。したがつて、

教 師 の 自己開示 が純粋 にな され た こ とも、重 要 な条 件 で あ る と言 え る。

ウ 小 学校 と中学校 での「教師 の 自己開示」のちがい 座 談会 で取 り上 げ られて い るが、校 種 、学年 に よ つて 自己開示 の質 は変 わ る。座 談会 では、「小学校 教 員 の方 が 、実 は 自己開示 しに くいので はないか。

Jと

い う意 見 が多 か つた。 そ もそ も小 学校低学 年 に対 し て教 師 が 自己開示 した とき に、 どの程 度効 果 が あ る の か につ いて検 討 した研 究 は見 られ ない。 小学校 、 特 に 中低 学年 につ い て は、 自己開示 につ いて あ らた めて検討 す る必 要 が ある。

人 間関係 づくりの授業 での教 師のかかわり さて 、「人 間 関係 づ く りの授 業 の中での教 師 のか か わ り」 とい う視 点 で 、主に 「教 師 の 自己開示 」 を 中 心 に教 師 の かか わ りについ て振 り返 つて きた が 、視 野 を拡 げ て

2つ

の側 面 よ り教師 のか かわ りにつ いて ま とめて みたい。

 

教 師 のかかわりの重 要性

「人 間 関係 づ く りの授業 にお いて、教師 のか かわ り方 は重要 な要 素 であ る。

Jと

い うこ とであ る。座 談 会 Ⅱで指 摘 され て い る よ うに、 ともす る と教 師 の か か わ りが エ クサ サイ ズ の説 明等 に終始 しが ちな授 業 が多 い が 、人 間 関係 を扱 う内容 で あ るか らこそ 、教 師 の か か わ りは大切 で あ り、そ の核 とな るのが 「教 師 の 自己開示 」 であろ う。

 

数 科授 業 でも同様 である

教 師 の かか わ りは、人間 関係 づ く りの授 業 に限 ら ず 、 どの教 科 授 業 で も同様 で ある とい うこ とが 、院 生 よ り指 摘 され て い る。特 に 「教師 の 自己開示 」 は 方 法 論 以 前 の教 師個 々 の 「自分 ら しさ」 を児童 生 徒 に対 して 表 現 す る こ とで あ り、教 科授 業 で もベ ー ス に な る。 教材 や 教示 方法 も大事 な要 素 では あ るが 、 そ の 前 に教 師 が 「一人 の人 間」 と して子 ども達 に ど の よ うに 出現 す るの か、 どの よ うにそ の授 業場 面 で 子 ど も達 との間 に肯 定 的 な雰 囲気や あたた か な人 間 関係 をつ く りだす の か 、 この こ とが満 た され る こ と が大切 で あ る と言 え よ う。

6  

お わ りに

現 在 、平成

22年

3月 に 高度 実践 専修 を修 了 した 現 職 院 生 の赴 任 校 へ行 き、修 了生 と大 学教 員 とが

T

Tで授 業 を行 う企 画 を実行 してい る。 各 学校 の ご理 解 に よ り充 実 した 時 間 を持 たせ て いた だ い てお り、

ま た校 長 他 か ら教職 大学院 に対す る高 い評 価 もい た

(9)

石 田純夫

だいている (事例⑤)。

しか し何 よ りも評価 で きることは、修 了生本人が 自分 の子 ども観・ 指導観 (かかわ り方)の変化 を、

子 どもや 同僚 とかかわ る中か ら実感 してお り、 さら にそれ を、管理職や 同僚が認 めてい る事実である。

一方 で、現在 のM2も入学時 と比較 して明 らかに 指導観・ 授業観 や授業 内容が変化 して きてお り、M

lに

つ いて も、滞在校 で授 業を公 開 し評価 して もら う取 り組 み を繰 り返す うちに、 自らの授業観 を問い 直そ うとしよ うとしてい る。

この、実践 を核 に したPDCAサ イ クル が さらに 有効 に機能す るよ う、今後 とも授 業実践―振 り返 り の機会 を増や してい く予定である。

國分康孝1997

『 教師の使 えるカ ウンセ リ

マ 穿 琴 ラ 層 ;撃 グ 辞 典 』

ング』   金子書房 誠信書房

参照

関連したドキュメント

1-1 睡眠習慣データの基礎集計 ……… p.4-p.9 1-2 学習習慣データの基礎集計 ……… p.10-p.12 1-3 デジタル機器の活用習慣データの基礎集計………

目標を、子どもと教師のオリエンテーションでいくつかの文節に分け」、学習課題としている。例

1  ミャンマー(ビルマ)  570  2  スリランカ  233  3  トルコ(クルド)  94  4  パキスタン  91 . 5 

 親権者等の同意に関して COPPA 及び COPPA 規 則が定めるこうした仕組みに対しては、現実的に機

わかりやすい解説により、今言われているデジタル化の変革と

「海にまつわる思い出」「森と海にはどんな関係があるのか」を切り口に

・私は小さい頃は人見知りの激しい子どもでした。しかし、当時の担任の先生が遊びを

このほか「同一法人やグループ企業など資本関係のある事業者」は 24.1%、 「業務等で付 き合いのある事業者」は