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東 克彦**的場 一之* 高橋 賢一郎**

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全文

(1)

非同調フィルタによる3f電源回路の

      力率および効率の改善

東 克彦**的場 一之*

高橋 賢一郎**

 Some improvements in the input power factor and power efficiency of the power freqency tripler       using the tuning−out LCr filter.

by

Kathuhiko HIGASHI, Kazuyuki MATOBA, Ken−ichiro TAKAHASHI      (Department of Electrical&Electronic Engineering)

  Using the LCr−type power filter, we carried・out some improvements in the input power factor P.F and power efficiencyηs of the power fr6quency tripler.

  Solving the close expression of Ioad current and filter current, we get the solution of Fourier coefficients and effective value of currents. Then the analyzing of P,F andηs is possible.

  In this paper, for following three ways, we examined P.F andηs with graph. The method(1)

is tuning type parallel−branch LCr filter in general,(2)is tuning type series−parallel−branch LCr filter for avoiding the Iarge current loss of filter when its tuned, and(3)is tμning−out type LCr filter that the simple way avoiding the large current loss.

  As for(1)and(2),we got the similar solutions. As for(3),we found that both P.F andηs is improving。 And the initial purpose was achieved.

1.まえがき

 3f電源回路の入力々率や効率ωの改善のために,

前回RCフィルタによる改善についての解析を行っ た(2).RCフィルタではRの電力損が大きく,今回はr によるフィルタ損の小さいと思われるLCrフィルタ をRL負荷と並列または直列にした場合につき解析検 討を行う.

 この3f電源回路の負荷電流,各フィルタ電流の式 解は勿論のこと,それらのフーリエ各係数および各実 効値の厳密解が求められ,当然,入力々率や電力効率 などが数式的に解析可能である.

 本稿では,まず(1)一般に負荷と並列接続される三型

同調LCrフィルタを用いた場合,つぎに(2)フィルタ同 調時の大電流による電力損や力率低下を避けるため直 並列型の同調LCrフィルタを用いた場合,さらに(3)同 調大電流を避ける簡単な方法として,非同調フィルタ にした場合について,それぞれ力率,効率の解析を行 いグラフ化して検討を行う.フィルタは本来数個用い られるが,解析の繁雑さのためここでは1個に留めた.

今後数個の並列フィルタを用いる場合についても解析       駐

を行う予定であるが,それには高次代数方程式を解く 必要がある.

昭和62年4月30日受理  *電気工学科

**d子工学科

(2)

131 非同調フィルタによる3f電源回路の力率および効率の改善 2.3f電源回路の構成と動作解析

 主回路はFig.1で,半導体スイッチ素子により3相 60Hzより単相180H:zの3f電源を作る.入力電流波 形はFig.2のi。波形のようにπ/3区間の波形が2回 つづけて流れるため,基本波(60Hz)の3の奇数倍

(3,9,15……)の高調波は零になり,第5,7,

11,13…のフーリエ調波のみしか存在しない.ここで 問題はフィルタであり,まえがきの(1)に対してのFig.

3(a)はη=5め最大調波に同調のL.C.γ.フィルタ を設置する.(2)のFig.3(b)では直列のL。 Gは基本波 同調で負荷電流の基本波成分のみには影響せず,他の 調波には高インピダンスにと設定する.並列ゐ.C。γ。

は第5調波に同調させて,ゐ。とし.の比を設定パラ メータとする.また(3)に対応する回路とフィルタ等は Fig.3(a)と同様で,ただη≠5とフーリエ整数調波と 異なるように,フィルタを非同調に設定した場合であ

り,ここではη=3.25〜6としている.

 また負荷電流とフィルタ電流の大きさの比,つまり 基本波負荷インピダンスとフィルタインピダンスの 各々の逆数の比によっても入力工率は変化するので,

その比も解析に考慮している.

3.入力々率および効率解析

 入力線電流のフーリエ各係数α.∂.はそれぞれ負荷 電流とフィルタ電流の㊨L∂。L,α。。δ。。の和として表わ

される.基本波成分について,

 α1=α1乙十α1。,  ∂1=∂1L十∂1π        (1)

また入力線電流の実効値1,は負荷とフィルタのそれ を知とZ、。で示めせば,

 Z。2一(1。、+1。。)2−Z。、2+1。。2+21。、η    (2)

これ等より,入力々率P.Fと電力単純効率η,は

 1).F=(/1/1、)●cosφ1=δ1/⑫11θ      (3)

 ηs=∫〜ZθL2/(1〜ノ2乙2・十一γη1θη2)・      、(4)

cosφ11は基本波力率で,図中Fun P.Fと示している.

 フィルタの抵抗分r。はコイルやトランスの巻線抵 抗と電源の内部抵抗の総和で小さく,フィルタ電流は under damping modeと考えて,η=5ではδ。>

5.71.,η止7ではδ.>4.08.以上に設定すればよい.

 これら微少な巻線抵抗分や内部抵抗は負荷Rやフィ ルタ抵抗7.に含めている.そのため電力効率も略値 で,ここでは「単純効率η。」と名付けている.

・〈3.1>同調型並列フィルタの場合

 Fig.3(a)のインピダンス図を参考にして,負荷電流

eo

u

eUV

ewuV

FCw FCu

eVW

FCv

W

   且.

ACsw工    十・

   eエ

   里ACsw皿    十・

   e皿

   虹ACswエ    十・

   e皿

RL load  &LC

fIlter

I        、  、 iQ

、、 \〉ぐノ         、

、       !

、        、

iL

in

 /もuv       \

!        lu         、

!      、

0 π、\

Fig.1 Main circuit of the 3f changer. Fig.20perating wavefo㎜s of the main circuit.

よい↓ Zし

δ   R δn

    R  i.

「n

」し

      し Zし=  R2十ω2『   F=一

         Zn

・・一・〜+(    1ωLn一    ωCn)2

(a)同調型並列フィルタ

σ lh

Zn ωL

ωL呵

 しむ  ロ

1・rn R iL

1 ωCn

ZL=

Zn=

       ZL R2+ω2『 F=一        Zn r.2+(ωL_⊥)2

    ωC

(b)同調型直並列フィルタ

ωLo ωL

ZL

ωL

δ R δn

σrn

Zn 1 ωC.

ωCo

(a) Tuning type parallel filter.      (b) Tuning type series&parallel filter.

        Fig.3 Filter and impedance vector of the五ηCηγηfilter.

(3)

の式は,ω五砿ノ4θ+擢五=Eηsinθを解いて,

 乱(θ)=1規L〔sin(θ一δ)一/10ε一∂(θ一π13)〕         (5) ・

lOO

PF

ηs

(%)

FunPF ただし,基櫛角δ一・・n−1争,∂一…δ

    A。二,観・sδ/(1+ε一∂π13)

フ・ルタ繍はωL謝4θ択ガ・沸ゴθ/ωc・一E・

sinθ,.繰返し初期終期値条件とコンデンサの定常残留 電荷条件を解いて求められる.

 ガη(θ)=∫配π〔sin(θ十σ)十ε m(θ一π13)(瓦sin々θ十.飾COS

んθ)〕       (6)

ただし,δn=tanω五。〃η,吻=cotδη/2,々=厩

 σ=tan−1(1/ωCη一ωLη)/γη=tan一1{(η2−1)tanδη}

 γ=tan二1々/〃z.

 1(1=語〔7z・Sinσ(cos々π/3十ε一mπノ3 cos2々π/3)

 十cosσ{cos(んπ/3十γ)十ε一mπ13 cos(2々π/3十γ)}〕

 /sinγ(1÷2ε一劇3 cos々π/3+ε一2加π13)

 1(2=一⑬〔7z・sinσ(sin々π/3十ε一初π!3 sin2々π/3)

 十cosσ{sin(々π/3十γ)十ε一肌13 sin(2々π/3十γ)}〕

 /sinγ(1十2ε 7ππ!3 cos々π/3十ε一2ηπ〆3)

 1個のフィルタでは,入力総電流ガ(θ)=ゴ乙(θ)

+ガ。(θ)で,基本波フーリエ係数は次式より求める.全 式を書くと繁雑になるので,求め方のみを示す.

・1・#2/・窟13ガ・(θ)・・s(θ一・/6)4θ

    +2/・痴、ガ・(θ一・/3)・・s(θ一・/6)4θ

ηs コ0   20   30

PFδn=10     20     30

Fb lo

20 30

O.3 Fo O.2

o.1

   ≡(,徳1。、/π)α、

        61・一2/・三態βガ・(θ)・i・(θ一・/6)6θ

    +2/・痴,ガ・(θ一・/3)・i・(θ一・/6)ゴθ

  ≡(お1糺/π)∂、

・1・一2/・窟13ゴ・(θ)・・s(θ一・/6)4θ

    +2/☆・(θ一・/3)・・s(θ一・/6)4θ

   ≡(〉否1。。/π)αη

6i・一2オ・窟!3ゴガ(θ)・i・(θ一オ/6)4θ

    +2/・痴,ガ・(θ一・/3)・i・(θ一・/6)ゴθ

   ≡(⑬∫。。/π)∂.

また各実効電流は

三一1/・窟13ガ・・(θ)ゴθ+1/・痴,ガ・・(θ一・/3)ゴθ

  ≡(∫易乙/π)1乙

堵・一・/・窟13ガ・・(θ)4θ+・/・痴,ガ・(θ一・/3)4θ

  ≡(1易。/π)ム

O O

loo

PF

ηs

(%)

30

(a)  (ち=10., 20。& 30.

60δ(・)90

Fun PF

PF

δ厨竃40

冤    5・

 40      60   50      60        40暑8

0  30 60δ(・)90

(b)  (ち=40。,』50。&60。

ηS9。

O.2 O」

lOO   70

908FimPF

O

PF

ηs

(%)

ηs  7080

PF

 謬㍉

90

フ 

§8

α2

0.1

   0  30 60δ(・)90 O

   (c)  (ち=70., 80。&90。

Fig.4 Power factor P.F, efficiency η、 &      i卑pedance ratio 1㌔vers. 10ad angleδon      the tuning ParaUel filter.

(4)

133 非同調フィルタによる3f電源回路の力率および効率の改善 100

PF

ηs

(%)

RF

FしnPF lOO

PF

ηs

  30

10

δ=30 10

0

0.3

0.2

O」

0

ηs

(%)

FunPF

PF60

80

60 80

6・ηS   80

δ=60 80

30     60δ6(o)90      0       30     60δn(o)90

(a)  δ=10。&30。      (b)  δ=60.&80。

    Fig.5  P. F.η8&1㌔vers. Filter setting angleδη.

0.3

O.2

0.1

0

砺一・/・慮㌦(θ)あ(θ)6θ

   +1/☆屯(θ一・/3)窃(θ一・/3)4θ

  ≡(∫規L砺/π)1、η

いま,∫脱〒Eη/1〜2十ω2L2=Eπ/Z乙

   1襯一E。/7。2+(ωL。一1/ωC。)2−E。/Z。

振幅値∫砒と窃.の比をとり,∫初。一IF・1脱を考える.

これはFニ!η。/1砒一Z五/Z.で,力率,.効率はガ。(θ)の 相対的大きさにも関係するためである.

 第n同調波で,ηωL。=1/ηωC.の条件をもつ.いま δ。=tan−1ωL。/7.をフィルタの設定パラメータとす

る.

Fを用いて,∂1=(〜信1脱/π)(洗+Fδ。)     (7)

Z。一(1加。/π)(1、+F21。+2、F:Z、。)1/2    (8)

力率P.Fを最高にするFの最適値凡を,∂PF/∂F=

0より, 凡=(∂η1 L一わし/Lη)/(∂乙1 η一∂η1『Lπ)      (9)

 P。F一〔(∂、21。+∂。21一2わ、∂。1。。)/(1、1。一1、。2)〕 12(1① また単純効率η,=IL cosδ/(!L cosδ十凡斯cosδη)(11)

以上のように求まる.

 負荷の大小ではなく,δ.と凡が等しければ同一の P.F,η、が与えられる.いま最大調波をもつη=5の 場合につきδ.を設定パラメータとして負荷角δ〜

P.F,η。,凡のグラフをFig.4(a)(b)(c)に示す.この同調 型フィルタにおける特性は,フィルタ設定角δ。が小 さい間つまり五。が小さい間はδの変化に対しても P.Fはある程度良く逆にη、は著しく低い.び.が大き い所では,それらの関係が逆になっている.またFig.

5(a)(b)はδをパラメータとして鑑〜.PF,η。などをグ

ラフとしたものである.

 π=5の同調フィルタ電流がE規/γ。と大きくなる ため轟を加減してもP.Fかη,かのいずれかしか良く することは出来ない.

〈3.2>同調型直並列フィルタの場合

 凡は基本波インピダンスの最適比又は基本波電流 振幅比で0.1〜0。2と小さい.しかし同調時には高調波 フィルタ電流はE冠γ。と極めて大きくなるため,P.F かη、のいずれか或は共に低下させてしまう.

 負荷電流ゴしの基本波成分には 影響せず高調波成分 を抑制し,さらにフィルタ電流ゴ。の高調波成分には高 インピダンスとなってそれを抑える要素として,基本 波同調の直列フィルタ五。C。をFig.3(b)のように前 節の回路に付加する.

 五。の微少巻線抵抗分はRやγ。に含めて解析し,L。

C。の基本波インピダンスは零となり,Z。とZ.は前節 と同一式でFも等しくなる.いま五。を決めるためし。

一灘五。と灘なる係数を定める.

 負荷回路はL+L。,C。,Rの直列回路となりRの大 小関係よりover又はunder damping modeを呈する.

under modeでは負荷電流ゴL(θ)は

 ガL(θ)=1雛ム〔sin(θ一δ)十ε一α(θ一πノ3)(BI sinδθ十B2 COSδθ)〕

ただし,α=1/2〔tanδ十〔r sinσ/F(%2−1)cosδ〕,

    α=tan−1∂/α,  δ;〜再    42=灘sinσ/〔必sinσ十F(η2−1)sinδ〕,

 B1=一湾〔4・sinδ(cosδπ/3+ε『απ13 cos2δπ/3)

(12)

一cosδ{cos(∂π/3十α)十ε一απ13 cos(2δπ/3ヨーα)〕

(5)

    /sinα(1十2ε一απ13 cos∂π/3十ε『2απ13)

 B2=V冨〔ol・sinδ(sinδπ/3十ε一απ!3 sin2∂π/3)

   一cosδ{sin(∠》π/3十α)十ε一απ13 sin(2∂π/3十α)}〕

   /sinα(1十2ε一απ!3 cos∂π/3十ε一2απ13)

また,R が大きくover modeでは,

 ゴL(θ)=∫加L〔sin(θ一δ)十β1ε一(α一bXθ一π13)

    +B、ε『(α+b)(θ一πノ3)〕

ただし,αと4は同上, δ=〜π

 B1=一,/3〔or2一(α一δ)cosδ〕/2∂〔1十ε一(α一δ)π13〕

B、一〉百〔42一(α+わ)cosδ〕/2∂〔1+ε一(α+δ)π 3〕

(13)

負荷電流は基本負荷角の大小により,いずれかの

modeの電流(12>か(13)式かの電流を流す. critical mode もあるがそのδは限定され,ここではδをとびとびに 採るので考えなくてもよい.

 つぎにフィルタ電流ゴ。(θ)は,〃¢ニcotδ。/2(1+∬),

ん一厩,!2一(η2十必)/(1惚)一〃z2+々2,γ一tan

−1X/〃zと変化するが,鼠θ)は前節と同形式になる.

 ガπ(θ)=1寵η〔Sin(θ一トσ)一トε一初(θ一π13)(1(1 Sin々θ十1(2 COS

々θ)〕      (14)

ただし,κκ2は前節同式のπ→4に変えたもの.

 各基本波フーリエ係数と各実効電流式を,また凡

におけるP.F,η、を前節のように(10)(ll)式で求める.

 灘=2と直列フィルタのL。を大きくとり,第η調波 成分を抑制した場合は,γ。=0.5,ZLニ1〜1052と負荷 電流振幅を100〜10Aに変えても,δ=0〜90.に対して 基本波力率F観P.F=1でP.F≒88%η,≒0%と一 定になってしまう.∬一1〜5ではP.Fとη、が極端な 例になってしまい,フィルタで基本波共振している様 子である.

 灘を変化させて認=0.3が最適と分り,7rO.5,ZL=

1〜10ざ2,η=5,δ.=70〜880に採ればP.F,η,は一応良 い値を示し,Fig.6(a)(b)(c)のようになる.これは同調 型並列フィルタのみの場合と良く似たカーブを示して

いる.

 高調波抑制のため五。を大きくすれば,P.Fを極め て良くするが,η。には期待した効果がなかった.

〈3.3>非同調型フィルタの場合

 一般にフーリエ級数展開のη,.いわゆるフーリエ周 波数は整数を考えている.高調波除去の並列フィルタ L。C.γ.は最低次数の高調波から数個接続する.ここ ではη=5の1個を考えているが,ηω五。=1/ηωC.の 同調時にはゴ。=ε/γ.の同相の大電流が流れ,Z、。を大 きくしすぎP.F,η,をともに低下させると考えられ る.大電流ゴ.を抑えるためηを同調整数より少しは ずして仮分数値(ここではη=3,25〜6)に変化させた

lOO

PF

ηs

(%)

臼nPF

ηs

PF

Fn

0     30

 (a)Z乙=109.

60δ(・)go.

Q2

Fn

Ql

IOO

PF

ηs

(%)

o

臨PF

ηs

PF

Fn

0     30

 (b)  ZL=5.Ω

loo PF

ηs

(%)

60δ(o)90

]3Ql

FunPF

PF

ηs

Fn

σ2

0」

      0

0  30 60δ(・)90

   (c) ZL=・19

Fig.6  P. F,ηs&Fηvers.δon the tuning series     &parallel filter.(γη=0.5.⊆〜,灘=0.3)

(6)

135 非同調フィルタによる3f電源回路の力率および効率の改善

100 PF

ηs

(%)

Fun PF

 / !

/!

     

 ・ηs一一一一一一一一一 一_一一一一一一@60

 ヘサロ ロコ   む

  PF85 、〜一

      Fb 60

一一       85

「3.5    40   45    5.0   5.5   6.○

(a)び=20. @    高調波次数η

○.2

Fo

O.1

lOO

PF

ηs

(%)

         FunPF

        喝一一一幽卿一辱一一曹嘗rr隔、、60

      85

_r_       85

 鴨、\      }

    \、     ηs       \\、 あ,//

       〉・</

    /       PF 、、60 .

 85    、、

     Fb  60

一一@      85

     ↑

35   40   ∠L5   5.0   5,5   60

(c)δ=60.     高調波次数η

○.2

Fb

O.1

lOO PF

ηs

(%)

FunPF

\      、

     ヨ     ηs

    多9一一一

=3く、

   \13\、

    PF  \、

一______N0   8言

Fb 60

 85

○。2

0,1

lOO PF

ηs

(%)

85

\q。

 /、\

PF 

/       \

 85\

  ηs   ,   \   !    辞レ  1㌔

  ,      60  _一_一一  ♂ _一一一    85

幽一Cの「一一

F己nPF   、、\§P

/〉<

85

3.5   4.0   45   ・5.0   5.5   6,0

(d)δ=80.     高調波次数η . 3.5   ∠』0   45   5.0   5.5   6.O

(b)δ=40.     高調波次数π

○.2

0.1

0

    Fig.7

場合,力率や効率が如何に改善されるかを調べる.

 回路や電流ゴ乙ゴ.の式は〈3.1>節と同じで,ただ η=5を3.25〜6に変化させるのみで.よい.その結果,

フーリエ係数,電流実効値の式もそのまま用い得る.

 まず負荷角δとフィ.ルタ設定角鑑(850と60.に設定)

をパラメータとして,高調波次数η可変に対する入 力々率P.F単純効率η,最適インピダンス比凡と基 本波力率FπηP.FのグラフをFig.7(a)〜(d)に示す.

 図中の⑭印は1),Fとη,の交点を,↑印はη』5の く3.1>対応の同調時のデ↓タを示している.δ=

20〜40.辺りでは鑑=60.より85.の方が,つまり7.が 小 さい方が良いデータを与える.またδが大,つまり 強誘導性負荷になるほど負荷力率より入力々率が⑭点 では改良される.〃=3.5辺りにとればP二Fはかなり 良くすることができるがη,は低下し,またη=6と大 ではその逆になってしまう.その中間.として⑭点が考 えられる.

 このデータは負荷乙の大小に依らず,δ。と凡が決 まれば同じデータを与える.しかしδ。=85。では7。=

0.5以下になる場合が生じ,実際の内部抵抗や残留抵抗

P.F,η、&1㌦vers. n on the tuning out parallel f{lter.(δη=850&60。ごonstant)

等の和0.5〜1∫2と異り実状に合わない.またδ大で はF槻P.Fも1より低下してしまう場合がある.

 そこで実際的なγ。一〇.5または152に固定させた並 列五。C.γ.フィルタの場合についての解析を次に行 う.計算上野に負荷抵抗Z、を定める必要があり,負荷 電流の大小に対応させてZ、=1〜10ρに設定する.

 P.Fmaxにする凡の場合と同じく,いま基本波力 率F襯P.Fを最高1にするインピーダンス比F=

ZL/Z。=1瑚/1砒の値を求める.

 F襯P.F≡COSφ1=∂1/α12+∂12

     一(δL十Fろ。)/(α、+Fα。)2+(∂、+F∂。)2 これより∂Fπη、P.F/∂P=0とするF・=F.を求むれ

ば,

 凡=一α乙/απ>0     ・  』     ⑮ これを上式に代入すれば丁度FπηP.F=1となる.な

お,

nF識一〉顎諾雛鑑応(16)

 δをパラメータとしてη〜∫).F,殉F。,δ。のグラフ

(7)

100

PF

η、

(%)

O

FunPF

      .、 100 PF

.η。

(%)

FunPF

}一一一一一9一雪凹一一一一 一}『『冒 一辱一一q需『一卿一一一噛喝 u〜ナs

   一δ言40。

   一一一一δ3200

、喝ζこ 将こ一合,

  PF   \  〆

一一一__一一一一一一一一一一『コn

55  40 、45

  (a) (Zム=10

5.0   5.5   6.O

高調波次数解

7。=α5)

Q2

0」

0 90

δ.

(ρ)

60

30

0 O

一δ360。 \\、

一一一一ツ=80。     嚇

一一一一一一一...一、 η1

       隔唱δ。

『『一卿一一一一一cく、.ηゴ

      PF.

 _;≡≧_環一一一一F』

      百鳶−二   ↑

!00

PF

η。

.(%)

Fbn PF

IOO PF

ηs

(%)

3.5  40

(d) (ZL=10

∠L5   5〈)   5.5   60.

  高調波次数η

γη=1 :Z乙=5  γη=0.5)

自,自F

 90 δn

 (。)

 60

Fn

Q2

 30

0」

O.O

       δn『需藺曽『一一冒噌『一『層層一一一一一一一一一_____

      .        η,

       一δ・60。

       一一一一δ=80。

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3.5   ∠LO   45   5.0   5.5   6.O

     高調波次数%

(b)  (ZL=10    γη=0。5)

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(e)  (Z乙=2  7η=1:2㌃=1  7π=0.5)

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554・・45505§6。   ○ 乙54045505560  ↑         高調波次数:η      高調波次数η

(c) (Z乙=10  γη=1;Z乙=5  γη=0.5)       (f) (Z乙==2  γη=1;ZFL篇1  γπ=0.5)

Fig。8  P. F,ηε&F距vers. n on the tuning out parallel filter.(γη, Z乙constant)

Q2

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30

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(8)

137 非同調フィルタによる3f電源回路の力率および効率の改善 をFig.8(a)〜(f)に示す.勿論F襯P.F;1である.こ

れはZ乙と7.の大小でなく,Zしと7.の比が等しいグ ラフは同一データを与えることが分る.Fig.8で(a)(b)

は軽負荷,(c)(d)は中負荷,(e)(f)は重負荷に対応する場 合を示す.%=5より小さく4あるいは3.5辺りに選べ ば,弱誘導性負荷ではP.F,η。とも僅かに,強誘導性 負荷ではP.Fはかなりに,η、は僅かに改良されるこ

とを示している.

4.むすび

 微分方程式を解いて負荷電流とフィルタ電流の式を 求め,それらの各フーリエ係数,実効電流の式も厳密 解も得られ,入力々率,基本波力率と単純効率を詳し

く求めることができる.

 また入力々率や基本波力率を最大にする負荷電流と フィルタ電流の振幅比つまり基本波インピダンス比の 条件式も得られる.これによると負荷電流に比べて フィルタ電流振幅は1/25〜1/5に小さく流すのが最 適ということになる.つまりフィルタインピダンスは 20〜5倍に大きい方が良いという結果であった.

 それによりフィルタ接続時の解析が簡単になり,同 調型並列フィルタと同調型直並列フィルタによる力率,

効率などの解析の結果がつかめた.

 同調時のフィルタ大電流は力率の効率を低下させる 恐れがある.そのため高調波次数を同調の整数値ばか りでなく,仮分数値にも可変させることが考えられる.

これにより力率や効率をかなり改善できる.

 また回路の洩れインダクタンス,浮遊容量や内部抵 抗,残留抵抗は負荷側とフィルタ側のインピダンスに 含ませて幾分実際的に検討することができる.

 今後は並列アィルタを複数にした解析を行うが,そ こでは高次代数方程式を数値的に解く面倒さがある.

以上の実験も行って,さらに位相制御単相電源や矩形 波電源などの場合についても解析・実験を行う予定に

している.

 この研究にあたり御指導いた九大工学部原田教授に 感謝の意を表する.

文  献

1)東,中島 静止小形化3倍周波数電源回路とその  力率解析 電学論B103,531(昭58−8)

2)東,的場,高橋爪電力フィルタ付周波数変換回路  の力率および電力解析 長大工研報16−27,135(昭  61−7)

参照

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