• 検索結果がありません。

鋼橋の設計と製作にチャレンジ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "鋼橋の設計と製作にチャレンジ"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

熊本大学工学部 附属革新ものづくり教育センタ

一

平成23年度 年次報告書

鋼橋の設計と製作にチャレンジ

-2011スチ

ー

ルブリッジコンペティションを目指して

一

l. はじめに

鋼橋は,長大橋と呼ばれる長いスパンの橋梁から,

一

般的な都市高速などで見られる高架橋の類まで幅 広く利用されている. 今回は,スチ

ー

ノレブリッジコン ペティションに参加することもあり,競技ノレ

ー

ルに従 って鋼橋の形式等を検討した.部材の継手形式や橋の 軽量化を図り,架設技術や載荷試験による橋の性能チ ェックを行うなど

,

橋梁の構造美,製作コストの縮減,

架設技術の重要性を習得することが主目的である.

鋼橋模型( スパン3m,幅員 0.6m)を設計から取組み,

解析,製作した後,架設作業についても学生自身が習 熟することが特徴であるこの

一

連の作業から構造工 学等で学んだ 基礎的技術を応用する力を身につけ,過 程で生じた問題に対して解決する手法を学ぶ.また,

ブリッジコンペティションには,研究室の学生を中心 にチ

ー

ムを作って参加したつまり,協調性や専門知 識の確認と応用力や問題解決力の養成

,

更に大学問で の学生交流を図ることが可能となる.ブリッジコンペ ティションに参加して,他大学の作品に触れることで 様々な橋の構造や架設方法等の理解を深めることが できた.最後に,工学部の夢科学探検にも出展し,設計,

製作および製作過程を展示し説明した 2. 模型の設計と製作および載荷試験 (1)模型のデザイン

ブリッジコンペティションに参加するという目的 があるので,競技/レ

ー

ルに則った模型のデザインを検 討した.主なノレ

ー

ルは以下のようである.

-鋼橋の大きさ・橋長3m,高さ60cm,幅60cm 以内

.チ

ー

ム構成:4-6名

-審査項目:架設時間(30 分以内) ,美観

3

プレゼン テ

ー

ション,たわみ (6阻近似),総重量等

日本全国から各大学が出場してくるということで,

鋼橋を通して,熊本を表現するためのコンセプトを考 えたさらに,前回大会では美観部門で第1位という 輝かしい成績を取っていたので,今年は橋梁の左右が 逆トラスという「非対称」をテ

ー

マとした.デザイン コンセプトは,九州|の中央部にそびえたつ火山で

、

ある 阿蘇山をイメ

ー

ジした.阿蘇山は世界最大級のカノレデ ラであり,熊本のランドマ

ー

クのひとつとである.そ れゆえ,阿蘇山の雄大な自然の山々を表した緑を基調

122

社会環境工学科 4年 山元隆彰 担当教員:葛西昭

とした色合いとし,阿蘇の山をイメ

ー

ジして,トラス タイプの橋梁形式をデザインした.トラスは三角形と し、 左右から見て,それぞれトラスは逆向きとなって

し、るー

写真一lは研究室で

、

行ったデザイン案に関する検討 風景である.

写真

-

1 デザインの検討風景 (2)模型の製作

製作した模型は,軽量でありかつ模型のスパン中央部 に荷重400 kgを載荷した時の鉛直変位ができるだけ 6mm に近くなることが要求された.そこで,解析によ り必要な断面を算定した結果,軽量部材として形鋼の 中からみぞ形鋼部材を選定して材料とした.その他,

角型鋼やプレ

ー

トなど利用した.製作にあたっては,

ものくり工房を利用して,部材の切断,ボ

ー

ル盤によ る穴あけ,部材同士の溶接,グラインダ

ー

による仕上 げなどの作業を手分けして行った.作業では慣れない 作業であることから最初は技術職員の支援をもらっ たが,慣れてくると溶接作業等はほとんど上手になっ たなお,lつの部材が150

Dlill

×150

Dlill

×800皿に収ま る条件があることから,ボノレトを通すための穴をあけ る作業が多くなった.

図 1 決定した模型のデザイン

(2)
(3)
(4)

参照

関連したドキュメント

山 本 誠 司 株式会社 IHI インフラシステム 橋梁技術室設計部 課長 技術士( 建設部門 ) 伊 藤 安 男 株式会社

1圃序論 兵庫県南部地震以降 3

日本の吊橋技術は,その程度で戦争になった, 支間で 1280m になる Golden Gate

内田 一人 (Kazuto Uchida) 中西 良知(Yoshitomo Nakanishi) 脇長 正(Tadashi Wakinaga) 要旨 : 浜田マリン大橋は橋長 305 m,支間長 199.30 m 1 104.15 m,総幅員 14.59

この横梁形式の剛結構造を対象とした FEM 解析では,板 曲げ剛性を有する要素を用いることとした.また,隅角部の

一方,橋梁下部構造に関する新技術・新工法 として,特に山岳橋梁等で多く見られる高橋脚 に対する急速施工,省力化施工および耐震性の 向上を目的として,従来型

第18回シンポジウムのテーマは『鋼橋の長寿命化への技術展開~モニタリングと防食技術~』で

tameter,電磁流:量計など各種の測定器が老案さ