2015年12月期 通期
決算説明会
株式会社Aiming
(東証マザーズ:3911)
2016年2月12日
目次
1
Aimingについて
P. 2
2
決算概要
P. 9
3
4Qの進捗と今後の施策
P. 19
4
2016年12月期第1四半期業績予想 P. 25
5
Appendix
P. 27
1. Aimingについて: 会社概要
Aimingはどんな会
社?
会社概要
会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月12日
資本金
2,925百万円
従業員数
603名
(連結)役職
氏名
生年月
主な職歴
CEO
椎葉 忠志 1973年12月 テクモ、ゲームオン
CFO
渡瀬 浩行 1972年10月 アクセンチュア、ライブウェア
COO
萩原 和之 1973年12月 セガ、ゲームオン
1. Aimingについて: MMOジャンルのゲーム開発
多くの友だちと、リアルタイムで、
一緒に遊べるゲームづくりを目指しています。
※
MMO
とは
Massively Multiplayer Online
の略。日本語では、「大規模多人数同時接
続型(ゲーム)」と表される。ゲーム内の仮想世界に何百人、何千人が同時に集まっ
てプレイする種類の大規模なゲーム。
リリース後のコンテンツ売上高月次推移
「ゲームには飽きるが、友だちには飽きない」
リリースしたゲームは長期間遊んでもらえる傾向があります。
(単位:倍)1. Aimingについて: 積み上げ式となる売上高の推移
長期間の成長 ピーク後も 長期間安定 0 10 20 30 40 1 ヵ月 2 ヵ月 3 ヵ月 4 ヵ月 5 ヵ月 6 ヵ月 7 ヵ月 8 ヵ月 9 ヵ月 10 ヵ月 11 ヵ月 12 ヵ月 13 ヵ月 14 ヵ月 15 ヵ月 16 ヵ月 17 ヵ月 18 ヵ月 19 ヵ月 20 ヵ月 21 ヵ月 22 ヵ月 23 ヵ月 24 ヵ月 25 ヵ月 26 ヵ月 27 ヵ月 28 ヵ月 29 ヵ月 30 ヵ月1. Aimingについて: 売上高の成長イメージ
売
上
高
1. Aimingについて: 主なゲームタイトルのリリース
剣と魔法のログレス スマホ/MMORPG 2013年12月~ ヴァリアントレギオン スマホ/アクションMORPG 2013年12月~ Lord of Knights スマホ/RPGストラテジー 2012年2月~ Blade Chronicle PC/MMORPG 2011年5月~ 剣と魔法のログレス PC/MMORPG 2011年10月~ ひめがみ絵巻 スマホ/ポジションちぇんじ バトルRPG 2015年6月~ ロストレガリア スマホ/3D MMORPG 2015年10月~1. Aimingについて: Aimingの強み
経験と実績
高い技術力
目利き力/レビュー力
ゲーヲタ採用
業界経験5年以上の企画マネージャーが20名以上在籍 オンラインゲームの企画・運営・開発の経験と実績が豊富 リアルタイム通信技術の高いノウハウを蓄積 世界中のゲームと比較・評価しながら進める 独自の開発プロセス 開発するゲームの面白さを底上げする 独自の採用基準2015年12月期 通期 (2015年1-12月) 2014年12月期 通期 (2014年1-12月) 実績 業績予想 達成率 増減率 前年 実績 売上高 12,168 11,110 109.5% 86.4% 6,527 売上原価 1,683 1,310 128.5% △2.6% 1,728 売上総利益 10,485 9,790 107.1% 118.4% 4,799 販売管理費 7,601 6,990 108.7% 70.8% 4,448 営業利益 2,883 2,800 102.9% 722.6% 350 経常利益 2,853 2,790 102.2% 738.9% 340 当期純利益 1,907 1,870 102.0% 245.2% 552
2. 決算概要: 決算状況
(単位:百万円)2015年12月期通期の実績は、業績予想を上回り
売上高109.5
%、
営業利益102.9
%
となりました。
△ 626 △ 278 350 2,883 2,800 1,907 △ 641 △ 210 552 1,870 △ 1,000 △ 500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 営業利益(実績) 営業利益(予想) 当期純利益(実績) 当期純利益(予想) 1,577 2,626 6,527 12,168 11,110 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 2012/12 2013/12 2014/12 2015/12
売上高
営業利益と当期純利益
2. 決算概要: 業績推移と業績予想
(単位:百万円) (単位:百万円) (通期業績予想) (通期業績予想) (通期業績予想) (通期実績) (通期実績) (通期実績)2015年12月期4Q (2015年10-12月) 2014年12月期4Q (2014年10-12月) 前年同期 増減率 2015年12月期3Q (2015年7-9月) QonQ 増減率 売上高 2,776 2,447 13.4% 2,998 △7.3% 売上原価 685 533 28.6% 417 64.3% 売上総利益 2,090 1,914 9.2% 2,580 △18.9% (売上総利益率) 75.2% 78.2% △2.9% 86.0% △10.7% 販売管理費 2,044 1,654 23.5% 1,981 3.1% 営業利益 46 259 △82.1% 599 △92.2% (営業利益率) 1.6% 10.5% △8.9% 19.9% △18.3% 経常利益 48 258 △81.2% 589 △91.8% (経常利益率) 1.7% 10.5% △8.8% 19.6% △17.9% 当期純利益 107 478 △77.5% 373 △71.1% (当期純利益率) 3.8% 19.5% △15.6% 12.4% △8.5%
2. 決算概要: 損益計算書
(単位:百万円)前年同期比では増収となりましたが、
ロイヤリティ
※と広告宣伝費の増加により減益となりました。
※売上原価に計上。海外ライセンス契約金の一部とレベニューシェアよる支払いが発生2. 決算概要: 四半期業績推移
(単位:百万円) 897 1,297 1,885 2,447 3,243 3,151 2,998 2,776 △ 33 10 113 259 1,260 977 599 46 △ 500 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 売上高 営業利益売上高は減少傾向も横ばい圏で推移。営業利益は減少傾向も、プロモーション強
化と開発ライン増強を進め、さらなる成長へ向けて積極投資を進めてきました。
2,998
2,776
68
4
△294
3Q 売上高 自社 受託・その他 共同 4Q 売上高2. 決算概要: 2015年3Qとの比較(売上高)
(単位:百万円) 売上高全体:合計221百万円の減収となった。 [自社] 『ひめがみ絵巻』の売上が減少となるも、10月にリリース した『ロストレガリア』が想定以上の実績で推移した。 [受託] 1タイトルの受託が終了するも、年末キャンペーン施策が好 調に推移した。 [共同] 主力タイトルにおいて、大型アップデートを実施した12月 は売上を大きく伸ばしたが、10~11月の落ち込み分をカ バーすることができなかった。連結売上高の差異分析
△221
2. 決算概要: 費用推移
主な費用の推移
(単位:百万円) 245 360 530 701 929 897 865 784 40 42 44 40 48 51 54 61 135 221 262 254 254 283 291 311 103 241 357 519 326 433 605 697 101 99 102 69 69 105 141 155 16 17 22 7 32 64 214 166 109 76 97 131 145 178 214 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 人件費(売上原価) ロイヤリティ 外注費 広告宣伝費 人件費(販管費) サーバー費 プラットフォーム手数料67 73 74 77 78 82 88 88 194 209 213 219 246 273 284 313 10 10 13 14 16 19 21 21 60 63 67 72 76 96 134 148 22 27 25 26 29 32 32 33 0 100 200 300 400 500 600 700 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2014 2015 フィリピン 韓国 台湾 経営管理グループ 企画・運営グループ 開発グループ 368人 397人 401人 415人 452人 502人 559人 603人 (QoQ+44)
2. 決算概要: 従業員数の推移
従業員数の推移
(単位:人) ※従業員数はアルバイトを含む ※フィリピン、韓国、台湾は管理部門を含む ※韓国は2015年8月に清算結了1,981
2,044
93 20 7 △80 23 3Q 合計 広告宣伝費 人件費 サーバー費 PF 手数料 その他 4Q 合計+63
417
685
35 13 150 70 3Q 合計 人件費 外注費 ロイヤリティ その他 4Q 合計2. 決算概要: 2015年3Qとの比較(コスト)
売上原価の差異分析
販売管理費:合計63百万円の増加となった。 [広告宣伝費] 年末に向けて、新規タイトルをはじめ、各タイトルのプロモーション を積極的に展開したため増加した。 [人件費] 新規タイトルの運営増強に伴い増加した。 [その他]販売管理費の差異分析
売上原価:合計268百万円の増加となった。 [人件費・外注費] 新規タイトルの企画・開発に伴い増加した。 [ロイヤリティ] 海外ライセンス契約金(一部)の一括計上と売上増に対応した支 払により増加した。 [その他] 新規リリースタイトルに係るコンテンツ償却費の計上、及び原 (単位:百万円) (単位:百万円)+268
上場による資本増強と当期純利益の増加により
純資産が増加しました。
2. 決算概要: 貸借対照表
(単位:百万円) 2015年12月末 2014年12月末 前年同期 増減率 2015年9月末 増減率 QonQ 流動資産 9,235 3,541 160.8% 8,854 4.3% (現金及び預金) 7,542 2,003 276.3% 7,233 4.2% 固定資産 487 272 78.8% 380 28.1% 総資産 9,723 3,813 154.9% 9,234 5.2% 流動負債 2,460 1,392 76.6% 2,088 17.8% 固定負債 31 26 19.7% 22 40.2% 純資産 7,230 2,394 201.9% 7,123 1.5%3. 4Qの進捗と今後の施策: 『ログレス』のKPI
RDAU
売上
MAU
PU
DL
翌月継続率
課金率
RDAU(Real Daily Active User)
RDAU=DAU-新規登録者数
※翌月継続率=(当月MAU-当月新規登録者数)/前月MAU ※期間は2014年1月から2015年12月。四半期毎の表示。 ※売上は四半期実績。DLは累計実績。その他は月間実績を単純平均したもの。主力タイトル『剣と魔法のログレス いにしえの女神』
四半期毎のKPIトレンド
3. 4Qの進捗と今後の施策: 『ログレス』の進捗と今後の展開
台湾でトップセールス最高1位を獲得し、中国本土を
含めたその他地域への展開を加速させていきます。
『劍與魔法王國 遠古的女神』 (ログレス繁体字版) 「App Store(台湾)」のトップセー ルス1位にランクインしました! 『剣と魔法のログレス いにしえの女神』 リリース2周年イベントを実施。「新 大陸」「新ジョブ」などのコンテンツ を追加しました。現在、次のコンテン ツ実装に向け、準備を進めています。 また、プロモーション施策として有名 IPとのコラボレーションを実施してい きます。国内
海外
3. 4Qの進捗と今後の施策: パイプライン
※開発中のタイトルは開発中止になることがありますスキーム
本数
ジャンル
自社開発
5
カジュアルMMORPG
RTS型RPG
アクションMORPG
MMOストラテジー
MMORPG
ライセンスイン
3
MMORPG
ハック &スラッシュMORPG
ミッドコアRPG
ライセンスアウト
1
MMORPG
共同開発
1
ボードゲーム
現在、自社開発とライセンスインを中心に
10タイトルの開発を進めています。
3. 4Qの進捗と今後の施策: 開発中のタイトル①
スキーム:自社開発 ジャンル:カジュアルMMORPG スキーム:自社開発 スキーム:自社開発 ジャンル:RTS型RPG スキーム:自社開発 スキーム:自社開発3. 4Qの進捗と今後の施策: 開発中のタイトル②
スキーム:ライセンスイン ジャンル:MMORPG スキーム:ライセンスイン ジャンル:ハック&スラッシュMORPG スキーム:ライセンスイン ジャンル:ミッドコアRPG スキーム:共同開発 ジャンル:ボードゲーム ※開発中画面のため、変更となる可能性があります4. 2016年12月期 第1四半期業績予想
2016年12月期
1Q業績予想
2015年12月期
4Q実績
前四半期
増減額
前四半期
増減率
売上高
2,500
2,776
△276
△9.9%
売上原価
543
685
△142
△20.8%
売上総利益
1,956
2,090
△134
△6.4%
販売管理費
1,636
2,044
△408
△19.9%
営業利益
320
46
273
592.9%
経常利益
322
48
273
566.4%
当期純利益
200
107
92
85.9%
(単位:百万円) ※ 当社グループは、スマートフォンを中心としたオンラインゲーム事業を展開しており、短期的な変化が激しいことなどから、業 績の見通しにつきましては適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、四半期ごとの業績発表時に翌四半期の業績見通しを公表 させていただきます [売上高] 好調に推移した年末の反動減を見込むため前四半期比で減収予想とした 新規タイトルのリリースによる増収分は未考慮とした [営業利益] 広告宣伝等のコストコントロールを行うことで前四半期比で増益予想とした5. Appendix: 株主の情報
4,741 7,107 8,879 10,935 3月末 6月末 9月末 12月末 2015年株主数
81.7% 68.1% 70.7% 72.0% 13.0% 20.0% 22.2% 14.9% 5.1% 11.8% 6.8% 12.6% 0.2% 0.1% 0.3% 0.5% 3月末 6月末 9月末 12月末 2015年株主属性の推移
個人・その他 外国法人等 金融機関・証券会社 その他の法人 (単位:人)5. Appendix: 株主の情報 及び 配当について
大株主の状況
配当について
当社は配当につきまして、以下のように考えております。 将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と位置付け ております。 2015年12月末時点 株主名 所有株式数(株) 持株比率(%) 椎葉 忠志 8,155,000 23.6 インキュベイトファンド1号投資事業有限責任組合 4,934,073 14.3 IMAGE TECHNOLOGY INVESTMENT LIMITED 2,921,001 8.4株式会社SBI証券 1,420,700 4.1
DEUTSCHE BANK AG LONDON-PB NON-TREATY CLIENTS 613 876,500 2.5 ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 705,026 2.0 YJ1号投資事業組合 666,500 1.9 武市 智行 435,000 1.2 みずほ証券株式会社 392,500 1.1 東海東京証券株式会社 315,000 0.9 発行済株式数合計 34,439,000 100.0
※有価証券報告書「連結経営指標等」及び「主要な経営指標等の推移」に基づく ※当社は、2014年10月30日を効力発生日として、普通株式及び普通株式と同等の株式1株につき500株の株式分割を行っております。このた め、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額又は当期純損失金額につきましては、2012年の期首に当該株式分割が行われたと仮定し て算定しております 2012年12月期 2013年12月期 2014年12月期 2015年12月期 通期 通期 通期 通期 売 上 高 (千円) 1,577,894 2,626,097 6,527,520 12,168,949 営 業 利 益 (千円) △ 626,276 △ 278,249 350,515 2,883,578 経 常 利 益 (千円) △ 632,625 △ 283,623 340,131 2,853,386 当 期 純 利 益 (千円) △ 641,508 △ 210,625 552,694 1,907,927 包 括 利 益 (千円) △ 639,758 232,899 511,433 1,906,333 純 資 産 額 (千円) 1,247,416 1,377,642 2,394,433 7,230,913 総 資 産 額 (千円) 1,442,936 1,870,861 3,813,902 9,723,393 1 株 当 た り 純 資 産 額 (円) 47.52 48.37 81.18 209.96 1 株 当 た り 当 期 純 利 益 (円) △ 26.56 △7.65 19.09 57.79 自 己 資 本 比 率 (%) 86.4 72.0 62.8 74.3 自 己 資 本 利 益 率 (%) - - 29.6 39.6 従 業 員 数 (名) 298 376 397 565 ( ほ か 、 平 均 臨 時 雇 用 人 員 ) (名) (28) (11) (11) (22)