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地域まちづくり情報の体系的運用に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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33-1 32.7%)を調査対象地区とする。 当地区は、旧八幡製鉄所をはじめ、安田製釘所(現 安田工業)や旭硝子などの工場に近接し、工場従事者 の住宅需要を受けて開発が行われた標高 1 ~ 108mに かけての斜面住宅地である。地区は「荒手」「枝光」「大 宮」「宮田」のエリアに大別され形成年代に差があり住宅 の立地特性は異なるが、周辺工場の再編・合理化や関 連企業の事業縮小によって労働人口が流出し、その後 もモータリゼーションの進展や郊外住宅地の拡大に伴い 居住世帯の減少や高齢化が急激に進行している。 一方、北九州市では平成 6 年より、小学校区を基本 単位として地域活動の拠点となる市民センターの整備と、 自治区会をはじめとした地域住民組織の連携による「ま ちづくり協議会」の組織化を推進している。 対象地区においては、昭和 62 年に地域の 19 団体を 基盤とする枝光北コミュニティ推進協議会が地域づくり の主体として発足した。平成 11 年には推進協議会を移 行する形で枝光北まちづくり協議会(以下、まち協)が 設置され、6 つの専門部会と組織内部の調整や対外的 な窓口など会の運営を担う事務局により地域活動が行 われている(図 1)。 これまでにまち協では、地域の実態把握として住民ア ンケートや空家調査、町内実態マップの作成が行われ ている。また、平成 24 年度から当研究室と協働で「わ がまち枝北マップ」づくりを実施している。 3.地域まちづくり情報の整理 はじめに、マップ作成過程で収集が検討された地域ま ちづくり情報を集約し、整理を行った(図 2)。 地域まちづくり情報は、まちづくりの機能別に項目を みると、①防犯活動、②防災活動、③社会福祉、④青 1.研究の背景と目的 人口縮減期を迎えた我が国の住宅地において、良質 な住宅ストックの維持とともに安全、環境、福祉、文化 といった豊かな住生活の実現のため、また、住環境の 改善がこれまでの行政主導から協働型へとシフトするな かで、住民主体なまちづくり活動をいかに促進するかが 重要となってくる。 さて、まちづくりの現場では、地域住民や住民組織が 活動のために収集し利用する諸情報は多岐に渡る。こ れらのまちづくり情報は日常生活や自主的活動を通じて 蓄積、あるいはワークショップや会議を通じて共有され ているが、現状では集団別、目的別に蓄積されるに留 まっている。しかし、多様化するまちづくりの課題の解 決には、これらの情報を体系的に管理し、効果的に運 用する仕組みづくりが必要である。 以上より、本研究では北九州市八幡東区枝光三区に おいて、まちづくり協議会の独自事業として行われた「わ がまち枝北マップ」づくりのプロセスをもとに、まず地域 まちづくり情報の概括を行う。次に、情報の運用のモデ ルを示し、最後に、作成されたマップを考察することで、 地域まちづくり情報の体系的運用に関する知見を得るこ とを目的とする。 2.研究の方法 2-1.地域まちづくり情報 本研究では「まちづくり活動や日常生活を通じて住民 組織や地域住民に蓄積され、利用される地域の諸情報」 のことを地域まちづくり情報と呼ぶ。 2-2.調査対象地区の概要 本研究では、北九州市八幡東区枝光三区(平成 25 年人口:6,685 人、世帯数:3,354 世帯、高齢化率:

地域まちづくり情報の体系的運用に関する研究

‐ 北九州市枝光北まちづくり協議会における「わがまち枝北マップ」の取り組みを通じて -櫻井 恵介 図 1. 研究の枠組み 図 1. 枝光北まちづくり協議会組織体制 書記   若干名 会計監査  2 名 事務局長  1 名 会計    1 名 副会長  若干名 会長    1 名 役員 若干名(H25 年度:1 名) 顧問 構成団体数以内(H25 年度:13 名) 監事 構成団体:23団体 防犯・防災部会 防災・防犯に 関すること 防災・防犯パトロール 防災・防犯訓練 自然災害時の対応 安全パトロール隊 環境・美化部会 生活環境の整備に 関すること 地域一斉清掃 花咲く街角・マナー啓 発運動 道路サポーター事業 「であい広場」の維持 及び管理 小学校児童・中学校生 徒との合同清掃 小学校児童との合同花 苗植え 青少年育成部会 青少年の健全育成に 関すること 青少年健全育成に関す る事業 いきいき子ども広場 地域成人祭の主管 社会福祉部会 社会福祉に 関すること 一人暮らし年長者交歓 の集い(社協と合同) ふれあいネットワーク 事業(社協と合同) ふれあい昼食交流会の 開催 敬老会(区会と合同) 友愛訪問 文化・研修部会 文化・研修(啓発・広 報)に関すること まち協活動に必要な研 修会の実施 文化祭の主管 「きづな」の編集発行 「研修バスハイク」等 の実施 体育・健康に 関すること 体育・健康部会 地域「健康づくり」事 業の企画・実施 枝北健康フェスティバ ルの主管 町内対抗○○・地域親 睦○○等の開催実施 東区○○大会への参加 会の運営に関すること 地域の公共施設の管理 に関すること 事務局 委員総会の実施 役員会・評議委員会等 の開催 枝北ミーティング(地 域の力)の開催 「まち協通信」発行 ふれあい枝北まつりの 主管 役員・構成団体等 職   務 内   容

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33-2 少年育成、⑤環境保全、⑥生涯学習、⑦運営活動の7 つに分類できる。また、情報の利用目的別では、a. 既 存の部会活動の見直しや新たな活動の検討に利用され る項目(計画検討)、b. 部会活動の管理や引き継ぎに利 用される項目(管理運営)、c. 部会の活動や地域の情報 を周知するために利用される項目(周知)に分けられる。 利用主体は、計画検討と管理運営を目的とした情報は 部会、周知を目的とした情報は地域住民とする。 まちづくり機能別に見ると、いずれも機能と関連度の 高い部会で項目が多く検討されているが、防災活動関 連は項目数も多く、検討した部会も複数にわたっており、 まち協共通の関心事であることがわかる。また、それ以 外の機能についても2 部会以上で検討されている項目 は多く、マップづくりの際には、部会任務を超えた情報 項目の検討が行われる。 次に、情報の利用目的別でみると、防犯活動、環境 保全及び社会福祉に関連した項目は現在の部会活動に 係る項目が主であり、実際の活動と関連付けた検討が 行われている。 また、検討された項目の中には物的な情報だけでな く、世帯に関する情報が挙げられているが、特に高齢 者の年齢や性別、必要な支援の度合いなど、個人の属 性や状態に関する項目は個人情報保護の観点から運用 に配慮が必要となる。この対応策として、まち協は独自 に個人情報管理規定を設け、情報の公正な運用に努め ている。 4.地域まちづくり情報の収集方法 次に、地域まちづくり情報の収集を目的に行われた 調査を表 1に示す。調査は、マップのテーマに関する情 報収集を目的とした調査と、地域の基礎的な情報収集 を目的とした調査に分けられる。前者はアンケート調査 や市民センターと連携したこどもまちあるきにより、マッ プの目的に応じた情報収集が行われた。後者の調査に ついては、自治区会及び大学研究室と連携し、地域の 空き家や世帯情報などの情報を、各町内会長同行のも とで収集した。さらに、マップの検討過程で特に関心が 高かった空家と空地については老朽度調査と所有、管 理状況の実態調査を実施し、詳細な情報把握を行った。 5.地域まちづくり情報の運用モデル ここで、地域まちづくり情報の運用モデルを図 3に示す。 まず、住民組織により情報利用の目的が方針づけら れ、収集方法の検討が行われる。 次に、情報収集が行われる。収集方法は①既に保有 している情報の精査、②関連団体や行政機関が保有す る情報の照会、③調査による新規情報の獲得に分けら れる。このうち、構成団体や行政機関の保有する情報 には、まち協から各所への情報提供の依頼が行われる。 また、新たな情報獲得の取り組みとして、地域住民に対 するアンケート調査や自治区会と協働での町内実態調 図 2. 地域まちづくり情報の概要 凡例 部会の職務と一致する項目 現在行われている部会活動と一致する項目 「空家・空地カルテ / 町内実態マップ」掲載項目 「わがまち枝北マップ」掲載項目 実際に収集された項目 既に住民組織内で保有されている項目 利用にあたって新たに収集が必要な項目 まちづくりの機能 防犯活動 防災活動 社会福祉 青少年育成 環境保全 生涯学習 運営活動 周知 管理運営 計画検討 事務局 利用状況 体育健康部会 文化研修部会 環境美化部会 青少年育成部会 社会福祉部会 防災防犯部会 利用目的 項目の検討と利用 地域 住民 部会 安 全 パ ト ロ ー ル 防 犯 灯 危 険 箇 所︵防犯︶ 警 署 空 家︵所在地︶ 空 家︵老朽度︶ 空 家︵所有・管理状況︶ 空地︵所在地・用途︶ 空 地︵老朽度︶ 空 地︵所有・管理状況︶ 災害時 避 難 困 難 者 道 路 状 態 道 路 幅 員︵車両進入︶ 避 難 場 所 消 防 水 利 事 故 履 歴 災 害 履 歴 避 難 ル ー ト 危 険 箇 所︵防災︶ 消 防 署 、 消 防 団 高 齢 者 情 報︵居住地︶ 高 齢 者 情 報︵属性︶ 高 齢 者 情 報︵状態︶ 民 生 委 員担当エリア 民 生 委 員 ( 位置・連絡先 ) バ ス ル ー ト・バス停 高 齢 者 支 援ボランティア 公 施 設 下 校 ル ー ト 遊 び 場 こ ど も が 関 心 の あ る 場 所 危 険 箇 所︵こども︶ こ ど も 11 0 番の家 下 水 道 情 報 公 園 ︵ 管 理 状 態 ︶ 部会 配 布 プ ラ ン タ ー 古 紙 回 収 場 所 ゴ ミ ス テ ー シ ョ ン 公 園 ( 位 置 ・ 名 称 ︶ 地 域 花 情 報 景 観 の よ い 場 所 ウ ォ ー キ ン グ コース ス ポ ー ツ の で き る 場 所 部 会 活 動 実 施 場 所 文 化 ・ 歴 史 史 跡 習 い 事 教 室 坂 道 の 名 称 町 内 会 未 加 入 世 帯 組 織 役 員 住 所 町 内 会 範 囲 世帯名 調査名 調査主体 調査内容 現地 予備調査 7月 まち協・大学 建物(建て方、構造、階数、道路取付)、道路(車両進入、階段道)空地(用途)に関する把握 現地 確認調査 現地 確認調査 8∼9月 まち協・自治区 会・大学 建物(居住者、管理者の有無)、空地(管理者 の有無)を町内会長同行のもと確認 さんぽみち アンケート 1∼3月 まち協(体育健 康) 日常的な散歩ルートの把握 花情報 アンケート 12∼2月 まち協(環境美 化・文化研修) 地域で植えられている花の情報の把握 6月 まち協・自治区会・大学 H24年度現地確認からの更新、各町内会一次避難場所を町内会長同行のもと把握 実施時期 まち協(青少年 育成)・センター 平成2 5 年度 平成2 4 年度 こども まちあるき 5∼9月 市民センター主催「いきいき子ども広場」内でこどもの気になる場所をまちあるきを行い収集 空家空地 老朽度調査 10∼11月 まち協・大学 空家の老朽度(屋根、基礎、外壁、擁壁)に関する判定 空家空地 実態調査 12月 まち協・自治区 会・大学 空家・空地の管理者の確認、把握 表 1. 調査概要

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33-3 査が実施された。 このように収集された地域まちづくり情報は、まち協 で集約され一元的な管理が行われる。本事業では情報 管理ツールとしてGISを用い、地域まちづくり情報の持 つ「対象の内容がどのようなものであるか」という実態情 報に対して、「対象がどの場所のどの部分なのか」という 地理情報を結合した。これにより情報の相互関係が参 照できる。また、GISで空間解析を行うことで、既存の 地域まちづくり情報や地形情報等を自由に組み合わせ、 新たな地域まちづくり情報の把握も可能となる。 さらに、地域まちづくり情報を利用してマップ等の情 報利用ツールを作成することで、情報の共有や地域住 民に対する周知が行われる。情報利用段階においても、 テーマや目的に応じて表現を簡便に変更できることから、 GISを利用した情報管理は有効であるが、データベース の構築及び情報利用ツールの作成においては現状、専 門的な技術支援が必要であり、当地区では筆者ら大学 研究室がそれを担っている。 6.地域まちづくり情報の利用 6-1.「わがまち枝北マップ」 図 5に「わがまち枝北マップ」の作成プロセスを示す。 マップ作成序盤は、まち協役員及び各部会長による 協議の場である「枝北ミーティング」にて方向性の検討、 マップ作成単位の決定が行われた。この「枝北ミーティ ング」は作成単位が部会に移行した後も、部会間の情報 共有、方向性の調整の場として活用されたほか、各部 会の検討会議にまち協役員が参加することで、全体の 調整が図られている。平成24年10月に実施されたテー マ検討のためのワークショップ以降は、作成の単位が部 会に移行し、作成するマップの検討が行われた。この ワークショップは、テーマが類似した環境美化部会と文 化研修部会が合同でマップを作成することが決定し、ま た、事務局では文化研修部会が挙げた内容を参考とし てマップテーマを決定するなど、その後の方針に大きく 影響している。 部会移行後のマップ作成の動きは、①テーマの検討、 ②情報の収集および選択、③レイアウトの検討の大きく 3つの段階に分けられ、部会ごとに進捗の仕方が異なる。 例えば、環境美化・文化研修部会ではテーマが早期に 決定し、テーマに沿って情報の収集が行われた。一方 で、防犯防災部会や社会福祉部会のように、部会活動 に必要な情報を先に収集し、収集された情報を基にテー マを決定した部会もみられる。 情報の収集方法をみると、早くからマップテーマが決 定した環境美化・文化研修部会、体育健康部会、青少 年育成部会では、新たな情報獲得のため、アンケート などの調査活動が行われた。特に、青少年育成部会で は、以前から市民センターが小学生を対象として開催し ている「いきいき子ども広場」と連携し、こどもまちある きを実施しており、活動に広がりがみられた。一方、後 期にテーマ決定が決定した部会では、既存情報を収集 するのみにとどまっている。また、レイアウトの検討段 階では、マップのテーマが近い部会がまとめられ、最終 的に4 種類のマップが完成した。 6-2.町内実態マップ また、マップづくりはまち協のみに留まらず、まち協と 自治区会の共同で実施した町内実態調査の結果をもと に、町内会の運営に係る情報を掲載した「町内実態マッ 図 3. 地域まちづくり情報の運用フロー データベース の構築とマッ プ / カルテ作 成に係る専門 的な支援 点検活動や 会議への参加 及び記録 大学研究室 専門組織 地域の 住環境 技術的支援 技術的支援 ●活動実績の蓄積 ●担当職務内での問題把握 構成団体 情報提供 ・収集活動の実施 ・収集方法の検討 ・目的の設定 部会 ・地域まちづくり情報の管理 ・各機関への情報提供の依頼 まち協 情報提供 ●公的情報の提供 行政機関 認知 / 共有 基礎的住民組織 包括的住民組織 用途 形式 所有 名称 画像 町会別、A4・ファイル 計画検討・管理運営 町会別、A3・カラー まち協、町内会長、自治区会長 周知 テーマ別、A3・カラー 全世帯 空家・空地カルテ 町内実態マップ わがまち枝北マップ 作成された情報利用ツール 情報抽出/実態分析 改善要請 公的改善 改善行動 調査の実施 情報集約 活動実行過程 情報運用過程 情報収集過程 情報フロー 地域住民組織 土地レイヤ (Polygon) 建物レイヤ (Polygon) 世帯レイヤ (Point) 点検レイヤ (各種) 運営活動 生涯学習 環境保全 青少年育成 社会福祉 防災活動 防犯活動 情報周知 管理継承 計画検討 道路レイヤ (Polyline) 実態的情報 地理的情報 情報利用目的 まちづくり機能 データベース構成 GISデータベースによる一元的管理 情報管理 情報のヴィジュアル化 情報利用 活動実績 の共有

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33-4 参考文献 1)住民まちづくりにおける地域住環境点検・改善プログラムの構築- 北九州市八幡東区 枝光一区における民・学協働の取り組みを通じて - 山﨑貴幸 H21年度九州大学人間 環境学府修士論文 2) 斜面住宅地における地域住情報データベースの構築・活用手法に関する研究 西崎 拓郎 H21年度九州大学人間環境学府修士論文 3)住環境マネジメント 齋藤広子 H23 学芸出版社 4)北九州市における「新しいまちづくり協議会」の課題 村山浩一郎他 H19 西南女学 院大学紀要 Vol.11. 5)みんなが主役の地域づくり・まちづくりのために 北九州市 H21 プ」の作成に展開した。 「わがまち枝北マップ」がテーマを定め、地域住民へ の情報周知を目的としたマップであるのに対し、「町内実 態マップ」は、まち協と町内会長及び自治区会長が所有 し、計画立案及び管理運営を目的としており、町内の 実態把握や引き継ぎ資料としての利用が期待される。さ らに、空家や空地については、所有者や管理状況など、 より詳細な情報把握のため、「町内実態マップ」と連携し た「空家・空地カルテ」が作成されている。 7.まとめ 本研究のまとめを以下に示す。 1)地域まちづくり情報の分類は、そのまちづくり機能の 面から、①防犯活動、②防災活動、③社会福祉、④青 少年育成、⑤環境保全、⑥生涯学習、⑦運営活動の7つ、 情報の利用目的の面からa. 計画検討 、b. 管理運営、c. 周 知に大きく分けられる。 2)地域まちづくり情報は、情報の管理や利用の面から GISを用いた運用を行うことが有効であるが、現状では 謝辞 本研究にあたり、枝光北まちづくり協議会ならびに枝光第三自治区会の皆様に多大な ご協力を頂きました。記して深謝いたします。 図 4.「わがまち枝北マップ」作成プロセス 5 月 4 月 3 月 2 月 1 月 12 月 11 月 10 月 平成 24 年度 平成 25 年度 9 月 8 月 7 月 6 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 環境美化 部会 防犯防災 部会 社会福祉 部会 青少年育成 部会 文化研修 部会 体育健康 部会 事務局 現地予備 調査 現地確認調査 現地確認調査 空家空地 マップ 空家空地 老朽度調査 空家空地実態調査 町内実態 マップ 空地カルテ 空家カルテ 企画検討 企画検討 予備調査報告 / 確認調査検討 作成主体 検討 年度内まとめ次年度の確認 進捗確認マップ発行に向けた検討 空家空地 マップ(更新) まちづくり 協議会 さんぽみち アンケート配布 さんぽみちアンケート集計 地域の文化・歴史に関する 写真の収集 合同での作成の決定 合同での作成の決定 子どもに関する 危険箇所の把握 こどもまちあるき① こどもまちあるき④ こどもまちあるき⑤ まちあるき まとめ こどもまちあるき③ こどもまちあるき② 合同での作成の決定 子どもに関する危険箇所の掲載 避難場所・ルートの再検討 及び周知のためのマップ作成 消防水利マップ 民生委員エリアマップ 花情報 アンケートの マップ化 さんぽみち アンケートの マップ化 枝北文化・歴史マップ 子どもに関する 危険箇所のマップ 枝北安心 マップ 枝北地域 まちあるき マップ 枝北 てくてく マップ 枝北今昔 マップ 花情報 アンケート配布 花情報アンケート集計 日常生活で利用する施設 及び民生委員エリアマップの作成 ウォーキング ルート検討 ルート 決定 写真の選別 避難場所・消防水利 周知のためのマップ作成 テーマの見直し レイアウト 検討 地域の文化・歴史に関する 情報の収集 写真の選別 消防水利 位置照会(消防署) 各町内会避難場所照会(現地基礎調査にて) テーマ検討 掲載情報検討 テーマ検討 掲載情報検討 テーマ検討 掲載情報検討 テーマ検討 掲載情報検討 防犯灯 位置照会(町内会) 施設情報の収集 掲載情報選択 掲載情報選択 レイアウト検討 掲載情報 選択 写真の収集 こどもが関心のある場所のマップ作成 こどもまちあるきの実施により情報を収集 地域花情報マップの作成 収集情報検討 ウォーキングルートの検討 及び周知のためのマップ作成 掲載情報選択 収集情報検討 収集情報検討 収集情報検討 地域を偲ぶ文化・歴史マップの作成 民生委員 担当エリア照会 掲載情報選択 レイアウト検討 地域文化祭での発表 レイアウト 検討 枝北文化・歴史マップ 発行されたマップ : 地域を偲ぶ文化・歴史マップの作成 決定したテーマと内容 : レイアウト 検討 主な取り組み : マップ発行過程 : 情報収集過程 : テーマ検討過程 : 凡例 WSで挙がった各部会のテーマと目的 テーマ検討WSの実施 ●「枝北防災・防犯マップ」  ・避難経路・危険個所などを周知  ・地域住民から新しい情報を募る ●「支援のお助けマン」  ・高齢者で日常的に困っている人のためにボ   ランティア協力員が使用。 ●「こどものための安全マップ」  ・安全に関わる情報を親子で知ってもらう ●「花いっぱいの美しいまち枝北」四季の花情報  ・部会配布のプランター管理状況の把握  ・地域住民から季節ごとの花情報の収集   (場所、個人の過程の花など) ●「文化と花の薫るまち」花情報マップ  ・季節の花を愛でるお散歩コースの提案 ●「避難場所への安全で最短なルート(&散歩道)」  ・一次避難場所と最短ルートの確認  ・避難ルートとウォーキングコースを示し、   健康づくりを災害時の避難にも役立てる ●「わがまち枝北マップ」  事務局として必要な情報マップ  ・地域住民の要望に素早く対応する為のマップ  ・事務局及び市民センターが使用 専門的な技術支援が必要となる。 3)地域まちづくり情報の利用までには①目的の設定、 ②収集調査、③レイアウトの大きく3つの段階があるが、 それらの進捗は一様でなく、マップづくりをコーディネー トする場合、状況に応じた柔軟な対応が肝要である。 今後の課題としては、今回作成した地域まちづくり情 報の運用モデルの妥当性の検証を行うとともに、GISデー タベースの構成を精査する必要がある。また、まちづく りの現場において、地域まちづくり情報がいかに活用さ れるか、継続して調査を行い考察を深める必要がある。

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