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中国黒龍江省の都市と農村の児童の歩数、生活習慣、形態・体力に関する比較研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)中国黒龍江省の都市と農村の児童の歩数、生活習慣、 形態・体力に関する比較研究 キーワード:経済発展、一人っ子政策、身体活動量、生活時間・習慣、業間体操 所 属 行動システム専攻 氏 名 劉 守君 1 .背 景 近年、中国は急速な経済発展を遂げており、都市と農村. 月)と春季(2012 年 5 月〜6 月)に以下の測定・調査を実 施した。. の経済格差が拡大している。また、 “一人っ子政策”によっ. 2)測定項目. て、親が子どもに高学歴を求めると同時に、学校も大量の. (1)歩数測定:歩数計(ヤマサ社製:EX-500)を用いて、. 宿題を課し児童・生徒は宿題に追われている。さらに体育 の授業が軽視され、他の科目に振り替えられるという現実 もある。2003 年中国政府教育部の発表によると、小学生か ら大学生の体力・健康度は 18 年連続で低下している。特に. 月曜日から翌週の火曜日までの歩数を計測した。 (2)形態:身長、体重、上腕囲、腹囲、臀囲、上肢長、肩 峰幅、皮下脂肪厚 (3)体力・運動能力:握力、上体起こし、長座体前屈、閉. 2000 年以後、6 歳〜18 歳の肥満の割合は 15%に達成した。. 眼片脚立ち、立ち幅跳び、10m往復シャトルラン・テス. また漢民族の 7〜22 歳では、都市が農村に比べ形態指標は. ト、50m走テスト、5分間走テスト. 大きく、体力が両方とも減尐していることが報告された(学. (4)質問紙調査:家族構成(2項目)、生活時間(11項目)、. 生体力・健康状況、2003) 。. 生活習慣(5項目)、運動・スポーツの実施状況(4項目). しかし、中国の児童生徒の体力低下や肥満などの背景をな. 及び運動・スポーツに対する意識(4項目). す身体活動量(歩数)生活習慣などに関する研究は極めて. 3) 統計. 尐ない。例えば、歩数に関しては Yamauchi ら(2007)と劉. 都市と農村の形態・体力、歩数等の平均値の差の検定. ら(2009)の報告しか認められない。今後、中国の経済的. は、対応のない t 検定を用いた。季節差の検討には対応の. 発展が進展に伴いテレビ、テレビゲーム、自家用車の普及. ある t 検定を用いた。 また季節の変化による違いを見るた. は確実であり、中国の子どもの身体活動量は一層低下する. めに、場所(都市と農村)×時期(冬季と春季)の繰り返. であろう.そして肥満の増加,体力・運動能力の低下はま. しのある 2 要因分散分析を行った。統計解析ソフト SPSS. すます深刻な問題となるであろうと考えられる.したがっ. (19.0 J)を用い、有意水準は 5%とした。. て,中国の子どもの身体活動量や体力・運動能力の実態を 明らかにし,その背景をなす生活習慣について総合的な調. 4 .結 果. 査研究が必要である。. 1)歩数 (1)平日と休日の一日の歩数. 2. 目 的. 5 年生と 6 年生で一日の歩数に差は認められなかったの. 本研究は中国の一地域である黒龍江省の都市と農村を比. で、両学年を合わせた一日の平均歩数を Table 1(男児)と. 較し、1)歩数の実態を明らかにすること、2)形態・体力. Table 2(女児)に示した。男女とも、春季が冬季より平日・. の実態を明らかにすること、3)一日の歩数の背景を生活習. 休日とも有意に、また都市・農村とも平日が休日より有意. 慣の面から検討すること、4)これらには、季節の影響が考. に歩数が多かった。農村の児童の歩数は、都市に比べて冬. えられことから、季節変動についても検討すること、を目. 季の男児の平日、春季の男女の休日において有意に多かっ. 的とした。. た。 Table 1 都市と農村の男児の一日の平均歩数. 3 .方 法. 1)調査地および調査時期 黒竜江省の都市ハルビン市内の 2 つの小学校とハルビン 周辺の農村の 4 つの小学校の 5・6 年生の男女それぞれ 61 名ずつ、計 488 名を対象者とし、冬季(2010 年 11 月〜12. 平日 休日. 冬 季 春 季 都 市 農 村 都 市 農 村 10866±1322 13081±1199* 16094±1163# 16604±1135# 10376±2167 9976±1582† 10798±1567† 12916±1665*#† † * # :p<0.05, vs 都市、 :p<0.05 vs 冬季、 :p<0.05, vs 平日.

(2) (3)体育授業時の歩数 体育の授業は冬季には実施されず、春季の体育の授業時. Table 2 都市と農村の女児の一日の平均歩数 冬. 平日 休日. 都 市 10181±1139 7929±2123†. 季. 春. 農 村 11640±1255 8945±1637†. 都 市 15523±1054# 10748±1664#†. の歩数を Table 5 に示した。体育の授業時の歩数は、男女差. 季 農 村 15660± 913# 13524±2176*#†. がなく、都市が 2500 歩、農村が 3000 歩前後で、男女とも 農村が都市の児童より有意に多かった。 Table 5 体育時間における平均歩数. :p<0.05, vs 都市、#:p<0.05 vs 冬季、†:p<0.05, vs 平日. *. 都 市. (2)平日の区分別歩数. 男 子 女 子. 平日の時間帯区分別の歩数を、Table 3(男児)と Table 4. 2468±703 2484±466. (女児)に示した。. 農 村 3271±661* 2824±582* *** :P<0.05,vs 農村. 2)形態 Table 3. 都市と農村の男児の区分別平均歩数 冬 自宅〜1 限目 〜業間体操前 業間体操 〜昼食前 昼休み. 季. 春. 都 市 1905±423. 農 村 2515±390*. 都 市 2040±392#. 1025±198. *. #. 1349±275. 1083±151. #. Table 6(男児)と Table 7(女児)に冬季の形態を示した。 都市の 5 年女児の腹囲が農村 5 年女児に比べ有意に大きか. 季 農 村 2754±383*# *. 1306±269. 1318±322. *. 1159±233. 1737±238. 1553±408. 955±214. 1274±311*. 1539±294. 1477±323. 1842±564. 2224±293. 2096±502. 1355±353. 1393±416. 3259±716. 3649±641*. 〜就寝前. 2485±770. 3549±497*. 4213±420. 3754±629. * :p<0.05,vs 都市、#:p<0.05,vs 冬季. Table 4. 都市と農村の女児の区分別平均歩数. 自宅〜1 限目 〜業間体操. 冬 都 市 1721±389 930±147. 季 農 村 2241±354* 1321±251*. 春 都 市 1721±389 930±147. 季 農 村 2241±354* 1321±251*. 業間体操. 1234±284. 1162±209. 〜授業終了 〜就寝前. いても同様であった。 Table 6. 都市と農村の 5,6 年男児の冬季の形態. *. 1822±445. 昼休み. 傾向にあったが、有意な差は認められなかった。春季につ. *#. 〜授業終了. 〜昼食前. った。腹囲以外の項目においては、都市が農村より大きい. 1234±284. 1162±209. 949±162. *. 1166±284. 949±162. 1166±284*. 1833±430. 1405±320*. 1833±430. 1405±320*. 1221±347. 1476±416*. 1221±347. 1476±416*. 2294±733. *. *. 2870±607 2294±733 2870±607 :p<0.05,vs 都市、#:p<0.05,vs 冬季. 農村 5 年 身 長 (cm) 142.4±7.7 体 重 (kg) 37.6±5.1 BMI 18.6±2.3 腹 囲 (cm) 61.5±5.0 皮脂厚 (mm) 9.3±3.3 上腕背側 肩胛下角 10.5±4.3 13.4±6.3 臍側. 都市 5 年 144.5±6.8. 農村 6 年 154.8±8.3. 都市 6 年 154.3±7.1. 41.3±11.5 19.7±4.6 64.9±9.5. 47.2±10.8 19.6±3.5 67.7±10.2. 48.0±11.1 20.0±3.6 68.9±9.5. 11.7±7.0. 11.2±6.7. 13.1±6.8. 13.3±9.4 16.4±12.2. 12.4±7.6 15.7±8.8. 14.5±8.0 17.7±8.5. Table 7. 都市と農村の 5,6 年女児の冬季の形態 農村 5 年. 都市 5 年. 農村 6 年. 都市 6 年. 身 長(cm) 144.0±8.5. 145.7±9.2. 151.1±7.1. 153.9±8.4. 体 重(kg) 40.4±7.0. 38.9±8.9. 43.9±5.8. 46.0±11.1. BMI. 18.1±2.9 60.1±9.6*. 19.2±1.6 65.8±7.4. 19.5±4.6 65.6±9.2 11.4±4.9. *. 都市と農村を比較すると、冬季の昼休み、昼休み後〜授. 19.4±2.2 腹 囲(cm) 53.4±2.7 皮脂厚(mm). 業終了、授業終了〜就寝前、春季の自宅〜1 時限目、1 時限. 上腕背側. 10.8±3.8. 12.0±5.0. 10.9±4.6. 目〜行間体操前、昼休み後〜授業終了の歩数は農村が都市. 肩胛下角 臍側. 11.8±4.5 14.1±4.8. 13.6±6.0 16.7±7.9. 13.1±7.9 13.8±8.0 12.7±4.9 15.8±7.5 * :p<0.05,vs 都市. より有意に多かった。一方、業間体操、昼休みの歩数は都 市が農村より有意に多かった。冬季と春季を比較すると、 都市の自宅〜1 時限目前、1 時限目〜行間体操前の歩数は春 季が冬季より有意に多かった。業間体操には春季が冬季よ り有意に多かった。. 3)体力・運動能力 冬季の体力・運動能力を Table 8(男児)と Table 9(女児) に示した。男児においては、都市と農村の 5 年生で差が認 められたものはなかった。6 年生の上体起こし、5 分間走は.

(3) 農村が有意に優れ、逆に長座体前屈と立ち幅跳びは都市が. あった。一方、農村における女児のバス・電車での通学は. 有意に優れていた。女子では、6 年生の握力、5 年生の上体. 2.5%以下であり、自転車通学が女児で 25〜28%、男児で 32. 起こしで農村が有意に優れ、逆に 5 年生の長座体前屈、閉. 〜35%であった。残りが徒歩通学であったが、その割合は. 眼片脚立ち、5 分間走、50m走は都市が有意に優れていた。. 都市の女児が約 57%、男児が 45〜49%、農村の女児が約. したがって、都市と農村の体力・運動能力には一定の傾向. 57%、男児が約 65%であった。. は認められなかった。. 勉強時間・学習塾:平日・休日ともに勉強時間は、都市の 方が農村より有意に長かった。学習塾へ通っている者は、. Table 8. 都市と農村の 5,6 年男児の体力・運動能力. 握 力 (kg) 上体起こし (回) 長座体前屈 (cm) 閉眼片脚立ち (秒) 10m シャトル ラン(秒) 立ち幅跳 (cm) 5 分間走 (m) 50 m 走 (秒). 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生 5 年男生 6 年男生. 都 市 14.9±4.3 18.7±4.8 23.8±8.9 22.0±6.7 30.1±8.1 26.4±5.4 11.9±5.7 11.4±5.7 12.7±1.5 11.8±1.4 130.1±22.3 156.7±11.9 739.6±59.1 623.3±178.2 11.2±1.4 10.3±0.9. 農 村 14.4±2.9 17.7±3.4 22.0±7.0 25.9±6.3* 27.9±7.2 23.2±5.4* 10.9±3.7 9.6±3.0 13.9±1.5 12.6±1.7* 138.6±15.0 147.7±13.6* 724.0±63.6 789.3±192.6* 11.4±1.4 10.6±0.8 *:p<0.05, vs 都市. Table 9. 都市と農村の 5,6 年女児の体力・運動能力. 握 力 (kg) 上体起こし (回) 長座体前屈 (cm) 閉眼片脚立ち (秒) 10m シャトル ラン(秒) 立ち幅跳 (cm) 5 分間走 (m) 50 m 走 (秒). 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生 5 年女生 6 年女生. 都 市 14.7±4.5 16.9±4.0 19.8±4.5 22.7±6.0 32.6±6.2 33.4±6.8 17.2±9.7 13.5±6.7 12.7±1.5 12.7±3.1 133.1±28.3 142.5±12.1 748.0±94.2 752.5±86.1 11.5±1.9 11.9±1.6. 農 村 16.8±4.1 17.9±2.7* 23.0±4.7* 21.5±4.2 28.1±6.1* 31.9±5.6 10.5±3.8* 11.4±5.4 12.5±0.7 11.8±1.6 125.0±17.1 141.5±11.2 692.1±68.8* 794.9±109.8 12.6±1.5* 11.7±1.6 *:p<0.05,vs 都市. 4)生活時間・習慣 平均起床・就寝時刻:都市が農村より約 10 分~25 分程度早 かった。 通学手段:都市においては、男女とも自転車での通学はゼ ロで、バス・電車での通学が女児で 42〜44%、男児で約 55%. 農村では皆無で、都市では男子 91%、女子 81%であった。 学習塾での勉強時間は 3 割以上が一日 2 時間以上であった。 テレビ視聴、パソコン・テレビゲーム等の時間:平日・休 日ともにテレビ視聴時間は、農村の方が都市より有意に長 かった。逆に平日・休日ともにパソコンやテレビゲームを 行い時間は、都市の方が農村より有意に長かった。 屋内および屋外遊び時間:平日に屋外で遊ぶ時間は、女児 においては、都市と農村で差がなく、春季における男児は、 都市の男児より農村の男児の方が有意に屋外で遊ぶ時間が 長かった。休日に屋外で遊ぶ時間は、春季に男女ともに農 村が都市に比べ有意に長かった。冬季については農村男児 が都市に比べて有意に長かった。 朝食の摂取:農村では、女児の 85%、男児の 89%が「毎日 食べる」と回答し、都市では「ほとんど食べない」と「時々 食べない」が約 30%前後認められた。 5. 考 察 一日の歩数に明らかに季節差が認められた。調査地の冬 は外気温がマイナス 20〜30 度に低下し、必然的に子どもた ちは屋内で過ごす時間が長くなる。このことが本対象者の 冬季の歩数が尐ない理由のひとつとであろう。 中国の児童の歩数に関しては、2 例の報告しかない。 Yamaguchi らは大連市の 5〜8 年生の一日の歩数について男 子が 12,032±2,178 歩、女子が 11,083±1,996 歩であったこ とを報告した。また劉らは上海市の 5 年生男子では肥満児 が 12,102 歩、非肥満児が 16,855 歩あったことを報告してい る。したがって、本対象者の一日の歩数は、冬季はこれら の報告値より尐ないことになる。これは上述したような調 査地の外気温の影響があろう。しかし春季は都市ではこれ らの報告値と同程度、農村では上海の非肥満児の値と同程 度であることが明らかである。 農村に比べて都市の児童の歩数は、尐ない傾向にあった。 都市の児童は、農村に比べバス・電車での通学の割合、勉 強時間や学習塾へ通う割合が高く、屋外遊びの時間が尐な いことなどが一日の歩数に影響している可能性がある。 中国では、青尐年の肥満の増加や体力の低下を懸念して、 2006 年から 2 時限目と 3 時限目の間に“業間体操”が導入 された。その業間体操時の歩数は約 900〜1,700 歩であり、.

(4) 一日の歩数の約 1 割に達する。また体育授業時の歩数は約. し、その背景をなす生活習慣について総合的な調査研究が. 2400〜3200 歩であり、一日の歩数の約 2 割に達する。この. 必要であり、身体活動量の増加に対する対策が必要である。. ようなことから、業間体操や体育の授業は、中国の子ども の身体活動量の増加に大きく貢献していると考えられる。 都市と農村の児童の形態では、都市の方が大きい傾向が あったが、有意差を認めるほどではなかった。これは農村 でも近年は栄養状況が改善されつつあり、以前ほど食生活 に差がなく、形態に影響を及ぼす程の差はなかったと考え られる。また体力・運動能力では、都市は瞬発力や柔軟性 が高い傾向に、逆に農村では持久力がやや高い傾向にあっ たが、明確な差を認めるには至らなかった。農村の学校に は運動施設はバスケットコートしかなく、また体育の授業 は、その場足踏み、整列や隊列の練習などが中心で、スポ ーツ活動は極めて尐ない。一方、都市の学校は農村に比べ て運動施設は充実しているが、都市の児童は、学習塾や家 庭での勉強に追われている。このようなことが体力や運動 能力に顕著な差が認められなかった理由のひとつかも知れ ない。 勉強時間や通学手段以外の生活習慣では、農村はテレビ の視聴時間が都市より長く、コンピュータやテレビゲーム 等の時間は都市が長いことが明らかになった。これは農村 ではまだコンピュータやテレビゲーム等が普及していない ことが影響していると思われる。また都市では朝食の欠食 が約 3 割にのぼった。中国では共働き世帯が多く、両親が 児童より早く出勤する家庭もある。一方農村では、農作業 に従事するため、親は子どもより早く出かける必要はない。 このようなことが、都市の児童の朝食の欠食率が高かった 理由かもしてない。 6.まとめ 一日の歩数に明らかな季節差が認められた。また農村の 児童は都市より歩数が多いことが明らかになった。そして これは、都市では勉強に追われる時間が多いことや屋外遊 びが尐ないという生活習慣が影響している可能性が考えら れた。また、業間体操や体育時の歩数は身体活動量の増加 に貢献していることが明らかになった。 現在の中国は、一人っ子政策および急速な社会経済的発 展に伴い遊び仲間、遊びの空間の減尐、遊びの時間の減尐 に伴う運動不足と親の過保護が進展している。経済発展に 伴い、今後のテレビやテレビゲーム等、自家用車の普及は 確実である。今後中国の子どもの身体活動量は一層減尐し、 体力・運動能力の低下が起こる可能性がある。また身体活 動量の減尐は食習慣の変化とともに肥満の増加に拍車をか けることが懸念される。したがって、本研究のように中国 の子どもの身体活動量や体力・運動能力の実態を明らかに. 7.参考文献 1)Yamauchi et al, (2007):Age and gender differences in the physical activity patterns of urban schoolchildren in Korea and China. Journal of Physiological Anthropology and Applied Human Science 26(2), 101-107. 2)上地広昭ら(2008) :小学生における体育授業及び休み 時間の外遊びへの参加が身体活動量に及ばす影響. 26、 149-154 3)Constantinos et al.(2007) :Differences in physical activity levels between urban and rural school children in Cyprus. Journal of Physiological Anthropology and Applied Human Science 26(2), 101-107. 4)Tudor-Locke1 C. et al.(2003) :Physical activity and inactivity in Chinese school-aged youth the China Health and Nutrition Survey. Journal of the International Association for the Study of Obesity, 27(9). pp. 1093 – 1099. 5)劉虹ら(2009) :中国・上海市における小学校児童の体 力および生活習慣. 大阪教育大学紀要 58(1), 233-242. 6)「中国小中学生の過体重、肥満の分析報告」教育部关于 2002 年学生体质健康监测结果公告 .中国教育報, 2003-11-27 教体艺〔2003〕12 号.

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